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◆ガレキワールド

0.プリプレイ Edit

展子   : とりあえずうちのキャラは親方か監督って呼んでもらえれば…………
リード  : 提督?(難聴
ニコ   : 班長。
展子   : それでもいいかなー>班長
      メガホンで大声で指示出すキャラだから
リード  : 大人組は名字があって子供組はないのね
      それっぽい(笑)
展子   : あー、たしかに(笑)
ニコ   : 崩壊後の世界だと苗字はないイメージ。
      孤児設定だし。
      そう言えば世界崩壊してから何年くらいたってるんだろ。
リード  : レギュのとこに簡易パーソナルまとめ直した
GM   : 5年かかって崩壊して+3年~を想定している
リード  : てことはリーダーが崩壊時ちょうど20ぐらい
      当時は年上だったのにいつの間にか追い抜かれて……
ニコ   : なるほど。
      永遠の20代さんが見栄はってるくらいに思われる程度か。
リード  : 紹介でも書き貯めしておくか
朱音   : うちのこ多分あれだ
      世界が崩壊したタイミングで、研究所から逃げ出してる(笑)
      時間軸的に(笑)
リード  : どさくさで!
展子   : ある意味正しいな(笑)
GM   : あ、ちなみに2つ名があるのは強能力者の一部だけって設定です
      情報拡散ネットワークが死んでるので結構ハードルが高かったり
リード  : 三代目はあるのかな
GM   : エンブレム奪還した時についたね(三代目
リード  : ニセモノとかも出そうね

0-1.自己紹介PC4/ニコ Edit

GM   : ではPC4から逆回りでいきましょうか
      43210で
ニコ   : 4ということは……自分からか。
展子   : おー、がんばれー
ニコ   : ニコ。二つ名はバンカーバスターのパワー系(物理)女子。
      シンドロームはブラックドッグ/キュマイラで、出来ることはアームバンカーをぶん回して相手を殴り倒すだけのシンプルスタイル。
      普段は火力的にもイマイチな感じだけど、侵蝕率が100%を超えるとフルパワーアタックと雷神の降臨で火力をぶち上げてバリアクラッカーでガードや装甲を無効化してぶん殴る火力ゴリラ。
      当然ゴリラなので普段は優しい。
展子   : テンションあがるまでかかるんだなぁ
リード  : ゴリラは優しい
ニコ   : 反面情報収集とか交渉とか苦手だけど……まぁそこはゴリラなので人の言葉が喋れないとかなんでしょう。
リード  : ゴリラには人の心が分からない

見学者  : ゴリラなので優しい。(謎の説得力
リード  : スターレジェンドでも知性化動物クラスの中では
      サルなので社会性が高いです(人間より)だったなあ
GM   : 余談だが今の日本にバナナはほぼない……
見学者  : ほう。
      たべつくされた?
GM   : バナナって99.9%が輸入なんだよ
見学者  : そらそうでしょうね。
GM   : 博物館とか個人農家があった所ならワンチャンって感じ
見学者  : ていうかアニマルオーヴァードじゃないんだ。
リード  : まあ脳がゴリラなだけで種族はゴリラじゃないので……
見学者  : 移植されたのかー。

ニコ   : 幼子の頃に五観兄妹に拾われた、と言う設定なのでコミュニティに対しては家族のような価値観を持ってます。
      それを破壊した2代目に対しては当然憎しみが深いものの、3代目の様子がおかしくなってる方が心配なのであまり復讐しようって気はない。
      後は……イージーエフェクトで小さき密偵っていう小型ドローンを飛ばせる能力を選んだので、偵察的なことをやれなくもないってくらい?
リード  : おー
ニコ   : とはいえ能力値的に感覚が死んでるので、実質子どもたちや3代目の見守りカメラって感じの使用しかしてないと思う。
GM   : ミマモロール!
展子   : まぁPC的には年齢変わらんがなぁ
ニコ   : まぁ、後はお姉さんぶって自分より年下の子どもの世話を何かと焼きたがるってくらいですかねー。
      大体こんな感じの予定。

0-1-1.設定のすり合わせ Edit

GM   : おつおつ、後は質問があればって感じかな
朱音   : ボクらとはどの程度の関係にする?
      多分、ボクは完全に戦闘要員だけど。
リード  : 戦闘員AとBみたいな関係?
ニコ   : 初代死亡前までの関係性次第なんじゃないかなぁ……一応、年上に当たるし。
朱音   : 1歳程度だし、ほぼ同じだろうけど世界観的には
ニコ   : 積極的に世話を焼きに行くよりかは、口うるさくする感じになりそう。
展子   : あー、あたしのとこの所属でいいのか?一応別コミュニティなんだが
朱音   : ああ、分裂してるんだっけ
      一応そのつもりだったけど
ニコ   : あぁ、そうか。
リード  : 女子供を逃がせと言われて引き連れて出てった方だったね
      てことは55人も女子多めなのか
展子   : さすがに戦闘員で男もいるだろうけどな
ニコ   : じゃあ離れたものの心配してドローン使って3代目を見守りつつ、基本的にはおもちゃ箱の方で子供たちの面倒を見ている・・…って感じなるのか。
      なら猶更年上にやさしくする理由はねぇな!
朱音   : 別に優しくしろとはいってないよ(笑)
GM   : んー
展子   : その理由ならやさしくされる理由もないねぇ(苦笑
GM   : なんか勘違いが発生していることに気がついた
ニコ   : まぁ気持ちの上ではあんまり仲は良くないのかもしれない。
      すくなくとも友情ってもの意識して接しているわけではないと思う。
展子   : うん?
GM   : 誰に女子供を逃がせって言われた感じなん?
リード  : 初代じゃなかったっけ
GM   : 二代目は上手く謀殺したのでそういうのは発生しにくいんだ
      初代はそういうのを伝えるようなタイミングはほぼない
      殺される直前まで疑いもってないからね
      なんなら事故死として処分されて二代目がそのままリーダーになった感じ
リード  : ふうむ
      どうする監督
展子   : まぁ、言いそうなのはあたしかなぁ。シンドローム的には頭いいわけだし
GM   : そもそも初代の人望で成り立っているので二代目がバレる殺し方をしたらのっとりもなんもねぇんだ
ニコ   : ふむ。
朱音   : 乗っ取れないね
GM   : ただし妹ちゃんは見た、もしくは気づいてしまって孤立奮闘、そして兄の親友だったPC2を頼ると復讐を否定されると
展子   : そこは死んだショックでしばらく腑抜けてた感じで
GM   : なので誰に言われたとかじゃなくて雰囲気が変わってしまったアームドマーチャントから逃げ出す人の受け皿になっていたみたいな感じになるのかなぁ
ニコ   : なるほどー。
リード  : 今動けばいけるとふんだからPC2を焚きつけて三代目に持ちかけた感じかなあ
GM   : 二代目就任してからはごろつきも入れてたからね
展子   : ごろつきが増えたらそらいろいろやばいから離れるわな
GM   : 幸い逃げ場になってくれるところがあるわけだしね
朱音   : なんかムカつくやつ多いなら離れるんじゃないかな……
      どう考えても、戦闘員の子供とか扱い悪いだろうしなぁ
      ※なお、下手に刺激するとすごくやばい攻撃されます
リード  : 鉄砲玉!
GM   : 扱いにくい人は事故死(?)されてるとおもう
展子   : ほーらバカやってないでいくぞー、と一応暴れる前にはとめるとおもうが
朱音   : まあ、そういう感じだろうから多分そこから抜けたんだろうな、と
GM   : 時間とともに初代と理想を熱く語った人がある日突然消えたり、別に移っていくんだ……
      とまあ設定のすり合わせはこんな感じなるかなぁ
ニコ   : ならまぁ掲示板の方の設定は後々変更するとして、ニコ的には何か初代が死んで2代目に変わったら色々不穏になってPC2が新しいチームを作って子どもたちを受け入れ始めたからそこへついていって
リード  : そしてモヒカンが増えていくと
ニコ   : したらいつの間にか3代目に変わってた、って感じになるんだろうか。
GM   : 奇襲時にバレてるね
ニコ   : 一応、そのあたりの話は周知されたのか。
展子   : 周知(物理)?
リード  : まあでかいスピーカーもいるわけで
      べらべら喋ったのを放送したとか……
GM   : 数少ない兄と理想を語り合ってた人たちは賞金首カンパしない妹ちゃんを見て あ、これ絶対ヤバイ奴だっておもってて
      そうじゃない元から距離があった人達は、なんて冷たいやつなんだ!っておもってるとかなんとか
展子   : 少なくともあたしは止める資格がないから、なんともなぁ
GM   : 頼りに来た辺り妹ちゃん→リーダーの好感度は多分かなりかかったな
      もしかしたら将来のお義姉さんとおもっていたのかもしれない
      ふひひ
展子   : 最後なんだ(笑)
ニコ   : 考えてみると精神も低けりゃ社会も低いニコに事情の説明もなしにその辺の機微を察しろというのは厳しい気がするな……。
      なのでよくわかってないことにしよう。
      よくわからないけど2代目が悪い!2代目は卑劣!大体こんな理解度。
朱音   : つまり、なんか空気悪くなったから、ついてきた世代
      (なおこいつは、頭が変わったとか特に興味ない
GM   : 大体合ってる
展子   : ふふ、そこらへんはあたしら世代の責任だから子供は知らなくてもいいさね
朱音   : まあ、こんな所……ですかね
GM   : すり合わせ不足ですまんね
展子   : 世界観がふつうのDXと少し違うからね

0-2.自己紹介PC3/八百苑Lied(やおぞの りーど) Edit

GM   : では次の方よろしければどうぞー
リード  : では次の方だった。
      あ、逆順だから私か
      次誰だっけとぼーっとしてた(笑)
GM   : (大笑)
ニコ   : 貴方ですね(笑)
展子   : かかったからなぁ……(笑)

リード  : ではいこうか
      『はあい、八百苑Lied(やおぞの りーど)よ。どうしたの、道にでも迷った?』
      『そういう時はハトを探しなさい、今はいいけどいつか必要な時に、ね』
      そんな会話をいつしたのか。なぜそこにいたのか。なぜそんなことを知っていたのか。
      一切分からない。だけどその言葉で助かった。
      そして今、彼女が目の前にいる。10年前と変わらない姿で。
      と、自己紹介が他者視点から始まるちょっと不老不死な謎のおねえさん。
      なぜかいろいろなことを知ってて、他人が必要な時に助言を思い出すタイプの情報屋。
      たいてい監督の後ろでいいかげんなこと垂れ流してるだけなんだけど、動くとたいていとんでもないことしでかす。
      三代目にもでかい恩売ってあるけれどたぶん信用はされていない、そういう感じです。
      なにせ名前からしてウソ800。ドイツ語でLied(歌)だと言い張ってるけど英語だとLied(嘘つき)。
      基本自分の興味で動いてるけど貢献度が高いのでなかなかツッコミが入らない
      能力的には情報ダイスがクリ下げていっぱい触れることと、ミドル限定でダイス支援がちょっとできる。
      それとデバフ着き範囲攻撃ができるサブアタッカー。火力は80%超えるまで1しかねえ。
      こっそりシーン攻撃も1発あるけどまあほぼ撃つ機会はないでしょう。
      所持イージーはディメンジョンゲート。この時代でもとびきりの厄ネタです。いちおう監督と三代目以外には秘密。
      以上!
朱音   : つまり! 便利な人
ニコ   : メンバーの生命線。
展子   : まぁ目立つのはあたしの仕事だわな
GM   : 質問はあるかな?
展子   : 大丈夫かな
朱音   : 多分へいき
ニコ   : ないー。
GM   : なぜ神はこんなやつに無限に近い寿命を与えてしまったのか……もとから厄介系の長命種メンタルなんよ(笑)
リード  : DX的な説明すると地球レネゲイドビーイング、ガイアと接続してる古代種ですね。
      あれだ、◯っちゃんパイセンみたいなもんだ。

0-3.自己紹介PC2/薬師寺 展子 (やくしじ てんこ) Edit

GM   : では問題なければ次の方ー
展子   : ならあたしだなぁ
      コミュニティ『おもちゃ箱』のリーダー。薬師寺 展子 (やくしじ てんこ)だ
      29だから一応世界がごたごたする前から生きてるが、まぁあちこち歩きまわってた自由人だな
      こうなってからはあっちこっち面白いモノ落ちてるから、それを拾って楽しむのをモットーにやらせてもらってる
      『錆びたコイン』とは古い付き合いなんだが…………まぁこっちもあるから今はほどほどの付き合いだ
      戦闘に関しちゃあたしは戦闘能力からっきしだから周りに指示飛ばして動かす感じだな
      あたしは無能だが、周りが優秀なんで楽させてもらってるよ
      イージーエフェクトは空の楽器。これで声を拡声して指示だしたりしてるな
      さって、こんなもんだが質問あるか?
リード  : 大人組が戦闘力ないのもそれっぽいと言えばそれっぽい
朱音   : 子供組に対してのスタンスとかはどんな感じ?
      親位の気持ちで接してるのか、普通にグループで面倒みないとなーくらいか
ニコ   : 親はまぁ、年齢差的に厳しいものがありそうだが。
展子   : あぁ、子供とか関係なくあたしの組員に関しちゃ基本好きにできるようにしてやる、って感じだな
朱音   : じゃあ、普通にリーダーだな、位の気持ちでいよう。ありがとう
展子   : あたしがやりたいことやるから、やりたいことあるならできるだけ叶えてやる感じ
GM   : 初代の真似から入ってる感じかもしれんね
展子   : あのバカほど素直じゃないけどな(苦笑
GM   : では他になければ真打ち
展子   : あぁ、大声だす姿が「工事現場の監督みたいだな」って言われたからまわりには監督、とか親分、って感じで呼ばせてる
      以上かな
朱音   : じゃあ、さん付けじゃなくて面倒だから監督で呼ぶか
GM   : なんとなく金剛ちゃんの提督よびっぽい発音で呼びたくなるな(笑)
展子   : まぁそれでもいいぞ?
リード  : カントクーゥ
朱音   : かんとく
展子   : あとおまけでDロイスの秘密兵器でフォールンサラマンダーをもってるから火力を結構あげられる
リード  : アレも火力支援ドローンだからな、ドローン持ち多い(笑)
ニコ   : フォールンサラマンダー、取らなくてよかった……(笑)
      というか監督が秘密兵器でドローン持ちなら、こっちはイージーエフェクトを人間発電機にした方が良いかな……。
展子   : 100%超え前提だけど、支援全部のせればC値ー1、ダイス+12d10+15、攻撃力+2d+15、だな
リード  : ゴリラ発電
ニコ   : 筋力=発電量だ。
      生体電流を利用するから実際筋肉は大切なんだろうけど。
リード  : キャンペーン最終話の(笑)クライマックスでダメージ通さないとまともに動けないから自殺した人もいるんですよ!
ニコ   : HARAKIRIである。
      実際のところダメージ起動って一手遅れる感じが扱いに困る感じある。
      強いのは強いんだけど……。
リード  : ウロボロスは強制起動手段があるけど
      他のはねえ

0-4.自己紹介PC1/朱音(あかね) Edit

展子   : ほらお前らー最後だから次いくぞー?
朱音   : あい。ボクでいいの?
GM   : 主人公どうぞー
朱音   : ん。ボクの名前は朱音(あかね)。
      ブラムストーカー?ってやつのピュアブリードらしいよ。
      で、もっと小さい頃になんか白衣の奴らに色々されてたんだけど
      なんか研究所?が色々あって壊れてそのドサクサで逃げたよ。
      気がついたら今のグループで生きてる。
      戦闘担当の、戦闘しかできないけど、物の調達は結構やってきたよ。(調達3の財産P8)
      本領発揮するには2R目が必要だから、スロースターターだね。
      後なんだろう……そうそう。弟がいたはずなんだ。顔とか全然覚えてないけど……
      なんかそれっぽい子見つけたら教えてほしい
      その時には、ボクのEE血の兄弟で何があっても守れるようにするだ。
      ……なんか質問ある?
展子   : 質問ではないが、基本全員スロースターターだな
リード  : そうだねー
朱音   : のんびり屋ばかり
展子   : まぁある程度は動けるようにするのがあたしの仕事なわけだが
朱音   : でもボクの場合は、侵蝕率じゃなくて行動的に遅いから……(笑)
      乾きの主が通ってからじゃないといけないんだよね
ニコ   : ロケッティアとフルパワーアタックと雷神の降臨で行動値0になるエフェクト3つ積んでる自分よりも遅いと申すか。
朱音   : 行動速度は普通だから……
リード  : いいことをおしえてあげよう
      自分を殴っても発動する……
朱音   : 自分殴って自分でちゅるちゅるするのか……
ニコ   : 自分を殴っても、というのは戦闘が始まった後ではデメリットにしかならないのでは?
      (ボブはry
朱音   : 前動作でGMが許せばまぁ……
GM   : ロールがんばってくれれば……
      さてこれで全員だけど、もうちょっと時間あるかしら?
ニコ   : あいあい?
展子   : まぁ大丈夫だね
リード  : どうぞー
GM   : 問題ないようなら即興ですこしやります(オイ)
      ではPC2ことリーダーは参加してください、後途中からPC3の不審人物さんも
展子   : OKOK

0-5.前日譚 Edit

GM   : これは過ぎ去ってしまった過去の物語
      あの選択は正しかったのか
      それとも間違っていたのか
      一つだけ言えることはどちらにせよ過去は変わることがないという事実だけである
      恋歌「……どうして!なんて兄さんの敵を取るのに力を貸してくれないの!」
      ここはコミュニティ[おもちゃ箱]のリーダーの仕事部屋、執務室といえばいいだろうか
展子   : 椅子に腰かけてたばこをふかしてる
GM   : 年のほどは少女と女性、その中間辺りか
      その瞳は赤い朱い紅い激情で真紅に輝いている
展子   : 「……悪いな恋歌」たばこを消しながら、口をひらく
GM   : 恋歌「兄さんとあんなに仲良かったのに……」
展子   : 「今のあたしは、このコミュニティのトップだ。相当の『責任』ってものがある」
      「個人の感情じゃ、気軽にうごけねぇよ」
GM   : 断られる事など想定していなかった、そんな彼女が断られた事で激しく動揺しているようだ
展子   : 「チビどもの面倒をほっぽり出してまでかけつけて、あいつが喜ぶっていえるのか?」
GM   : 「でも、私は見て……嘘じゃない!兄さんが殺されたのは……」
展子   : あぁ、だめだな
      目は合わせない。いや、合わせられない
GM   : 恋歌「でも!それじゃあ諦めろっていうの!」
      恋歌「兄さんがみんなと一緒に作ったコミュニティが壊されて……」
      恋歌「兄さんがいなくなって、兄さんが残してくれたものもなくなって…………そんなの」
      少女の様子は同様の果てに消沈しているように見える
展子   : 「……だったらなおのこと、自分のことを守るのがあいつへの供養って考え方もあるぞ」
      わかるよ、痛いぐらいに
GM   : だが――彼女は自分とは違った
      恋歌「……私は……認め……い」
展子   : 本当なら、あたしがケリをつけたいくらいだ
      絶対に、言えないが
GM   : 恋歌「…………私は絶対にそんなの認めない」
      顔を上げた彼女の目は爛々と輝き
展子   : 「……認めなくていい。これがあたしの決断だ」
GM   : 「もう、いい」
      そしてその輝きの中にあなたへの失望、いやそれだけではないだろう様々な感情がごちゃまぜになったなにかが見える
      そして決定的な決裂を前に
      悪魔の囁きがあった

GM   : どうぞ悪魔さん(
朱音   : 悪魔(笑)

GM   : 彼女からすればそれは天使の囁き、だが復讐を諦めさせたい方からするとそれはまさに悪魔の囁きだっただろう
リード  : 「あらあら、深刻な顔しちゃって」ドアの開く気配はなかったがいつの間にかいる
展子   : 「……入室を許可した覚えはないが?」声のしたほうを睨む
GM   : 恋歌「……だれ?」
      恋歌「そういえば兄さんのそばで見た気が……」
リード  : 「お久しぶりね恋歌ちゃん。お兄さんのことは残念だったわね」
      ひらひらと気楽に手を振る
GM   : 得体のしれなさにわずかに冷静さを取り戻し後ずさる
リード  : 「まー聞いてればどっちも平行線、まあお互い譲れないものはあるものね?」
GM   : 恋歌「一体何なの貴方」
      ――異質
      それが彼女がもった印象であった
展子   : 「はっ。何か妙案があるとでも言いたげだなおい?」
リード  : 「アイツ(二代目)は今や元本部をガチガチに私兵で固めて要塞化」
     「やめちゃった私たちや真っ向から楯突いたあなたが容易に近づけるものじゃない」
展子   : 正直いらついてるからこっちは言い方きつくなってる
リード  : 「カントクはあの子達を守るためにもここを長い間離れるわけには行かない」
GM   : 恋歌「そんなのわかってる!」少しばかり冷静さを取り戻していたが話題がもどりすぐに激情が内をかける
リード  : 「両立するわけはないわよね」ニッコリと激情を受け流しつつ
GM   : 恋歌「それでも私は絶対にっ!」
リード  : 「そんなわけで、提案。アイツのとこにパッと行って、サッとやっちゃえばいいのよね」
      恋歌の横に立ちあっさりと提案する
展子   : 「それができない、って話をしてなかったか?」
GM   : 恋歌「そんな事出来るわけがないじゃない!いきなりしゃりでてさっきからなんなの!」感じていた異質さによりひいていたが遊びのように言われてもうそんなことはふきとんでいた
リード  : 「できるとしたら、する?」二人に向かって問いかける
GM   : 恋歌「言葉遊びなら他所でやってよ!」
展子   : 「……具体的な計画があるんだな?」こっちは逆に真剣に聞く姿勢
リード  : 「そう?じゃあ行こうかしら、「他所へ」」ヴン、と次元の狭間をこじ開けてみせる
GM   : 恋歌「……は?」
      やはり異質、そう思った自分は間違いではなかった……そんな事が脳内を掠めた
リード  : 「……さて、もう一度聞こうかしら」
      「アイツの閉め切った秘密の部屋に、今すぐいけるとして」
      「二人とも、どうする?」
GM   : 私はいま、どんな顔をしているのだろうか
      少なくとも兄さんに見せられる顔では、いや見せたい顔では無いことは間違いないだろう
展子   : 「……悪魔だな」あたしは苦い顔をして、つぶやくよ

GM   : ではここまでです

 あの選択は正しかったのか
 それとも間違っていたのか
 一つだけ言えることはどちらにせよ過去は変わることがないという事実だけである

リード  : 悪魔の微笑む時代、という言葉は事件以来何度も言われてきた
      それは間違いだ。悪魔はいつだって、笑顔で忍び寄ってくる

 ――そして、一度入った罅も消えることはない
 これは過ぎ去ってしまった過去の物語
 ――そして今に繋がる物語である

GM   : 以上前日談でした
展子   : 最後にすこしだけ
      恋歌が組織を継ぐことになってしばらく、一人部屋でつぶやく
      「あたしじゃうまく、恋歌のあねはやってやれそうもないな」
      「なぁ、夢でもいいから間と取り持ってくれよ、国彦」
      いつもは大声をだすのに、だれにも聞こえない呟きをひとりこぼした

展子   : 以上で
リード  : あくまー
ニコ   : ディメンジョンゲートって物流にすごく便利なのになぁ……とか思ってたらそういうことかい。
リード  : いやあ、おまえのとこいつでも軍隊送り込めるからなってことだからねえ
ニコ   : でもニコちゃんはバカなので多分説明されても理解できない。
      まぁ印象は良くないよね……。
GM   : これが最低保証好感度だっ!
ニコ   : 出来るかどうかとするかどうかは別の話なんだけど……。
GM   : 最低保証なかったら決定的な言葉が出てました
ニコ   : むしろあった好感度が最低保証になったんだな。
GM   : 間を取り持ったのは悪魔なんだよなぁ

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