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''◆シナリオクラフトリプレイ「ジャームハント」''
*7-01.エンディング01


GM   : では戦闘終了後、支部でもろもろ検査とかした結果
      麗とプルプル両者ともジャーム化の徴候はなく
      また、遺産の反応が失われています
鵠ノ巣  : 遺産、壊れてしまったの?
GM   : ほぼ普通のオーヴァードとレネゲイドビーイングのようなものですね


アニエス : 「さて。まず検査結果についてだがオールグリーン。ジャーム化の象徴はなし。また遺産の反応は失われている」
東    : 「良かったですね」無表情にうなずいている
アニエス : 「つまり彼女らは平凡な保菌者に変異したということだね」
鵠ノ巣  : 「平凡……」
      最近まで身の回りのオーヴァードに気付いてなかったのでどこからが平凡なのかが分からない。
GM   : 人を信じられなくなる遺産の持ち主が人を信じたいと願い、声を失う遺産の持ち主が声を取り戻した結果
      遺産の所持者である資格を失ったわけですね
鵠ノ巣  : なるほど。
GM   : こういう形でDロイスが昇華されることは稀にある
アニエス : 「もちろんレネゲイドウイルスの保菌者である以上、完治とは言い難いがね」
鵠ノ巣  : 「とりあえず、緊急性は無くなったということね?」
東    : 見守っている
アニエス : 「そういうことだね。残念だよ」
GM   : 麗「よかった……」とプルプルの無事に安堵する
鵠ノ巣  : その様子を見て薄く微笑む。
東    : うむうむ。と満足げに頷いている
鵠ノ巣  : 「……」
アニエス : 「ともあれ彼女たちは通常の保護観察期間に入ることになる」
      「さて。そうなると監督役が必要になるわけだが……」
鵠ノ巣  : 「何か懸念が?」
アニエス : 「なんだかんだ彼女らの経緯は特殊だ。いつかまた逆戻りする可能性がある」
      「可能なら経緯を熟知している人間が望ましい。さて立候補者はいないかな?」
東    : ちら、と鵠ノ巣さんを見る
鵠ノ巣  : 「はぁ、仕方ないわね。そういうころならあたしが……」
      すぐ手を挙げる。
アニエス : 「では君に彼女たちの監督役を依頼しよう。いやあ手間が省けた」
      「報告書は毎日お願いするよ」
鵠ノ巣  : 「毎日? ……仕方ないわね。大学のレポートみたいなものだと思えば、まぁ」
GM   : 麗「その……いいの?私たち、すごく迷惑をかけたと思うから、何か……」どっちかというと懲罰がないのに違和感がある感じ
鵠ノ巣  : 「この世界の慣例みたいなのは知らないけれど……未成年は保護されてしかるべき」
      むん。
GM   : 麗「この子(プルプル)も……まだ覚えなきゃいけないことがたくさんあるから。一緒だけど……いいの?」
鵠ノ巣  : 「あたしは構わないわよ。道場に古い門下生用の部屋もあるし……」
      「父の世話も手伝ってもらえるでしょうし」
アニエス : 「話はまとまったようだね!」
GM   : 麗「じゃあ……よろしくおねがいします」頭を下げるのを真似して隣で頭を下げるプルプル
鵠ノ巣  : プルプルって今どういう形状なの?
東    : 無表情でうむうむと頷いている。(内心微笑ましそうに見守ってるつもり
GM   : 落ち着くと少し色味の薄い麗みたいな形で安定してますね、ヒューマンズネイバー発動中みたいな
鵠ノ巣  : 双子……?
GM   : 若干小さいから双子か姉妹に見えなくもない
鵠ノ巣  : なるほど。しかし色が薄い。
      彩色が甘い……。
東    : 一応、普通の人間に見える……のね
      半透明とかではなく
GM   : はい
フランシス  : キジトラに対する鯖虎のような。

鵠ノ巣  : https://www.corocoro.jp/episode/3269754496804969156
      こんなイメージだった。
GM   : 暴走中で形状が安定しなかったから(あと自分の姿が嫌われてると思ってたから)あいまいな形だったのね
鵠ノ巣  : なるほど。
六喰   : 年頃の少年の性癖捻じ曲げ漫画じゃないか!


アニエス : ではこんなところかな?
鵠ノ巣  : そうね。
GM   : あとひとつ
      ミーノス「無事保護下に入ったようで安心した。こちらも今回の件ではだいぶ苦労をかけてしまったな」
      ミーノス「私は正式にゼノスを抜けることになった、問題は……」
東    : ミーノスいたんだ!?(笑)
      あれ、じゃあ、麗一くんも?
GM   : 通信越しですけどね
東    : ああ。じゃあ、麗一くんはいないのかな
アニエス : 「問題は?」
GM   : ミーノス「主に、世界の真実を告げるかどうかだ」


鵠ノ巣  : 詳細が今一つ解っていないけれど……。
東    : ゲームのキャラだと思ってた奴が
      実はぷるぷると同じような存在あったっていうオチ
      で、麗一くんは無自覚のオーヴァードで、レネゲイドのことがさっぱり分からない
      で、今は多分、こっそりミーノスが個人的に連絡入れてるみたい


GM   : 麗「麗一君に……」
アニエス : 「なるほど。ちなみに彼はレネゲイドウイルスの保菌者なのかな?」
鵠ノ巣  : 「無意識に能力を使っている……のだった?」
GM   : ミーノス「ああ、無自覚ではあるがオーヴァードには違いない」
アニエス : 「ならば告げるべきだね」
      「保菌者には注意点が無数にある。それはセルフコントロールしなければならないことだ。いや君が完ぺきに抑えてくれるというのなら話は別だが」
GM   : ミーノス「……今回の件で、私がフォローできることにも限界があると思い知ったところだ」プルプルに一撃で負けたりしている
アニエス : 「それではプロトコルに従って彼をUGNで保護しよう」
      「何心配しなくていい。私の本職はカウンセラーだ。うまく真実を伝えるとも」
GM   : ミーノス「すまない。こちらもできる限りのフォローはするつもりだ」
鵠ノ巣  : 「保護者みたいで大変そうなAIね」
GM   : ミーノス「何……誰かに寄り添い生きるのはよいものさ」カメラはプルプルと麗を捉えているように見える
アニエス : 「ああ。生き甲斐があることはいいことだ。ジャーム化しにくくなるからね」
鵠ノ巣  : ロイスね。


*7-02.エンディング02


GM   : というわけでNPCの処遇が決まりましたので個別EDに入りたいと思います
アニエス : ああ
フランシス  : はい。
鵠ノ巣  : 了解。
六喰   : ういうい
GM   : といってもその後の描写とちょっとした会話ぐらいだけど。では麗から。ソロの人は適宜間に挟むので言ってね
六喰   : あいさ
東    : はい
GM   : UGN保護下におかれた麗は、プルプルと共に日常生活を送れるよう日々過ごしています
      まだ常識の足りないと事かもあるし、麗自身FHの常識から脱却しないといけない
GM   : またこの地に根付くFHからの追跡も無くなったわけではない……ですが
鵠ノ巣  : ふむ。
六喰   : ふむ
GM   : 多くの友を得た今、少しずつ解決していけることでしょう
      UGNとしては新人のえぃむさんとも3人4脚ぐらいで
鵠ノ巣  : 新人なのかどうなのか……
東    : 私はまた移動する予定ですし、頑張ってもらいたいですね
フランシス  : お互いオーヴァードについてと常識についてで教え合う関係になるだろうからちょうどいいのか。
東    : 組織の新人ではあるのではないでしょうか
鵠ノ巣  : そういえば、そうかも。
GM   : 最後に喋っておくことがなければ
東    : 私は大丈夫
アニエス : とくにないね
      まあ喋れというのならいくらでもしゃべるが。
鵠ノ巣  : 二条さんが路頭に迷わなくて一安心。
      アニエスさんはろくでもない子と話しそう。
GM   : では次、の前にソロ挟む人いる?
六喰   : じゃあやるー
      書いてあるから出すだけだけど
      やっておけ?
GM   : ごーごー


 朱が舞う
 深々と切り裂かれたそれは例え能力者であっても致命傷と言えるだろう
 朱が舞う
 深々と切り裂かれたそれは例え能力者であっても致命傷と言えるだろう

 「うーん……やっぱりおじさんは幻想を切るよりはこっちのほうがいいねぇ」
「うーん……やっぱりおじさんは幻想を切るよりはこっちのほうがいいねぇ」

 着物に返り血の一滴もつける事無く場違いなゆるさを持つ中年は楽しそうに嗤う
 着物に返り血の一滴もつける事無く場違いなゆるさを持つ中年は楽しそうに嗤う

 ピリリリリ
 ピリリリリ

 昔ながらの
 今となってはサポートの停止すら決まっている古い携帯が初期設定の音を流す
 昔ながらの
 今となってはサポートの停止すら決まっている古い携帯が初期設定の音を流す

 「もしもし?」
「もしもし?」

 使う側も如何にもな古臭さである
 使う側も如何にもな古臭さである

 「あぁ……丁度今終わったところだよ」
 「いつも通りちょっと汚れてるからお掃除よろしくねぇ」
「あぁ……丁度今終わったところだよ」
「いつも通りちょっと汚れてるからお掃除よろしくねぇ」

 ヘラヘラと、そして機嫌よく電話相手へと語りかける
 ヘラヘラと、そして機嫌よく電話相手へと語りかける

 「……うん?まだいけるかって?」
 「歓迎さァ」
「……うん?まだいけるかって?」
「歓迎さァ」

 その口は三日月のように跳ね上がり
 その目はハイエナのようにギラついていた
 その口は三日月のように跳ね上がり
 その目はハイエナのようにギラついていた

 「いやはや、今回の仕事は切りそこねたからはずれかと思ったけど」
 「FHからの彼女たちへの追跡がいてくれたおかげで我慢する必要がなくてたすかるねぇ」
「いやはや、今回の仕事は切りそこねたからはずれかと思ったけど」
「FHからの彼女たちへの追跡がいてくれたおかげで我慢する必要がなくてたすかるねぇ」

 はは
 ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
 月が雲に隠れた夜
 そこには
 躯の近くで独り嗤う
 鬼が居た
 はは
 ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
 ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

 月が雲に隠れた夜
 そこには
 躯の近くで独り嗤う
 鬼が居た


六喰   : 以上です
GM   : 一人シリアス
六喰   : 本質はこっちですよというあれ
鵠ノ巣  : シリアスなのか。
六喰   : シリアルなんよ
東    : 若干ホラーだった気がする


*7-03.エンディング03


GM   : では次、嘉納さん。シンプルにお別れ
      まあ支部長あたり
      アニエスOK?
アニエス : いいよ
GM   : では嘉納さんが本部に帰る日
アニエス : 「さよなら喜一郎氏。君の犠牲のおかげで事件は無事に終了したよ」
GM   : 嘉納「お世話になりましたな、無事今回の件が収束してよかったですぞ」
      嘉納「しかしゲーム自体がゼノスによるレネゲイドビーイング発生監視ネットワークだったとは」
アニエス : 「なるほど」
GM   : 嘉納「主要メンバーであったミーノスが抜けたことで今はただのゲームになったようですが。現代には思わぬ危険が眠っていますな」
アニエス : 「ん? そうなると……私の課金はどうなるのかな?」
      「もしや運営失踪によりサ終!?」
GM   : 嘉納「ミーノスはスポンサー変更という形で運営を続けるようですので引き継ぎできるのではないですかな」
アニエス : 「それな一安心だよ」
      「しかし」
      「ふむ。ミーノスはジャームだったのかな?」
      「スマホゲームの運営という非常にストレスの掛かる環境がジャームで務まるのか、保菌者が耐えられるのか、興味があるところだ」


GM   : なおプルプル以外誰がボスになってもプルプルの影に憑依されてボスになるパターンなのでどれもジャームではない
フランシス  : ナーブジャック大活躍。


GM   : 嘉納「さて、私は違うとみておりますが……今後関係を続ける上で分かることもあるでしょう」
      嘉納「では本件は落着と言うことで本部にも報告させていただきます。お世話になりましたな」
アニエス : 「ああ。喜一郎氏も壮健で。サメに気を付けるように」
GM   : 嘉納「はっはっは、サメはもうこりごりですよ」
      というかんじで
鵠ノ巣  : サメ。(笑
六喰   : サメは強敵だった……
東    : 普通出ない……(笑)
GM   : 騎士が乗ると弱くなるサメ


*7-04.エンディング04


GM   : ではラスト、オチの麗一君
東    : オチ(笑)
鵠ノ巣  : オチ。(笑
GM   : どなたが出ます?
フランシス  : 出まするー。
GM   : では……、まあUGN保護下に入ったから会う機会はいっぱいありますから
      適当に放課後顔出したときとかそんな感じ
      HMDはやめてスマホにしたらしい麗一君がなにやら入力してるところにでも


フランシス  : しかし出ると言ったもののソロだと何もやることないだろうから出ただけで、麗一少年相手に何かあるってわけでもないんだよな(笑)
GM   : 適当におちょくっておわれ(笑)
東    : ひどい(笑)


GM   : 麗一「ぬー……イベとかじゃないと誘いにくいな……どうしたもんかな……」
フランシス  : ではそんな悩める様子の少年の前に言葉もなく立ちましょう。
      「……。」
GM   : では気付かずに激突して
      麗一「うぉっと!な、なんだ、おっちゃんか、わりい」
      とスマホを取り落とす
フランシス  : じっと感情の無い様子で見下ろす。
      「……周囲には気を付けた方が良い。」と、義務的な口調で付け加えつつ。
GM   : 麗一「や―、でもみんなすげ―事に巻き込まれてたんだな、二条がアイツ探してた理由がそんな深刻だったなんてなー」
      スマホを拾い上げるときに目に入るのは、麗とやりとりしてるらしいラインっぽい会話の内容
フランシス  : 「…………。」すっと目を通す。
      「……事情を気にして関わっていたようには見えなかったが。」
GM   : どうも遊びに誘いたいけど送信する踏ん切りがつかずに保留している模様。見えてるのには気付かずに言葉を続ける
      麗一「い、いやあ……あのゲームはやり込んでたし、困ってるなら力になってやりたいじゃん……」目をそらしつつ
フランシス  : 「………………。」
GM   : 麗一「あれからミーノスは殿堂入りって事で禁止カードになっちゃったけど、今また一から勉強してるしな」
      さすがに運営が手を下してるのはどうなんだという話
フランシス  : 「……好きなのか……?」
      疑問に思ったことを口に出す。トゥーンだから平気デース。
GM   : 麗一「そっ、ばっ、ち、ちげーよ、俺はたださあ……いや……ええと、気になるし……」
フランシス  : 「……そうか。」
      納得した様子で
      「二条麗はあのゲームが好きだったのか……。」
      微かにうなずいて見せる。
GM   : 麗一「えあ、あぁ?ど、どうだろな、今はアイツ(プルプル)の世話に忙しいみたいだけど」
      麗一「アイツ、何か俺には警戒してるし……」
フランシス  : 「……ならゲームのことだけで相談に乗っても力にはなれないのではないか。」
GM   : 麗一「他に……」
フランシス  : 「ゲームの終わりと同時に切れる関係性が望みか?」
GM   : 麗一「そういや、アイツ(プルプル)にいろんなとこ見せたいって言ってたな……」
フランシス  : 「…………悩みは無くなったか?」静かな瞳で麗一を見つめる。


東    : おちょくるどころか、真剣に人生相談乗ってくれてる人外(笑)
フランシス  : おちょくる流れに出来んかった(笑)
東    : (笑)


GM   : 麗一「ん……よし!」ぽちっと送信
      麗一「まずはアイツとも仲良くなるとこからだな!3人でいろんなとこ行ってみるさ!」


フランシス  : メキシコのスラムとか。


 おちょくれなかったからって、発言外でおちょくらんでも(笑)


GM   : 麗一「なんか吹っ切れたぜ、サンキューなおっちゃん!」
フランシス  : 「…………。」では麗一少年の肩を頑張れよって感じで軽く叩いてからから立ち去りましょう。
GM   : 照れたように笑って走っていきます
      彼にとっての日常は……大きく変わったけれど、変わらずに大切にしたいものがあるようです
      といったところで全エンド、でいいかしら
フランシス  : あい。
GM   : 凜さんはいい?
鵠ノ巣  : お疲れ様~。
GM   : 時間がアレなので経験点は来週でいいかしら
東    : はい
六喰   : りょ
東    : それでお願いしたいです
GM   : ついでに次の相談などもね
フランシス  : おっけー。




*リンク
シナリオクラフト05/ジャームハント (GM:Z)

[[0.プリプレイ>/dx_s05_01]]
[[1.オープニング>/dx_s05_02]]
[[2.ミドル1>/dx_s05_03]]
[[3.ミドル2>/dx_s05_04]]
[[4.ミドル3>/dx_s05_05]]
[[5.アドベント>/dx_s05_06]]
[[6.クライマックス>/dx_s05_07]]
[[7.エンディング>/dx_s05_08]]

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