9.王妃様を守れ!

 
GM   : 勝負に負けてプライドに勝った君たちは。
  また浮遊感に包まれて時空移動しました。
エスト  : さーて、次はどこかなー?
レオン  : 次は何処に落ちるんだろう……。
エスト  : 確か、女王様を助けるんだよね。
  あれ? お后様だっけ。
GM   : まあ、いけば分かるさ(笑)
ゾフィー : ですね。
GM   : では描写いたします。
  一瞬の浮遊感の後、気が付けばいるのは、石の床。
  空には星空。
  見れば君たちがいるのは城だ。
  どうやら城の屋上にいるらしいね。
エスト  : じゃあ、毎度恒例なんか柔らかいものの上に着地ー(笑)
ゾフィー  同じく(笑)
GM   : どすっどすっ!(笑)
シーズ   ワタシも(笑)
  今度はエルボー。
エスト  : 私は、膝からー。
レオン  : ……。
GM    どすっどすっどすっ!!(笑)
シーズ   : ごめんレオンわざとだから!
レオン  : ……あのさ、おまえら、人の事クッションか何かだと思ってね?
エスト  えーそんなことありませんよー?
シーズ   そんなことあるよ!
エスト   でも、クッションの方が、柔らかいですし(笑)
ゾフィー : (笑)
GM   : 素晴らしい友情だ(笑)
レオン  : ……せめて降りてから言えっ……って、こら!
エスト  : はーい。
  といって、反動を付けて両足を揃えてじゃーんぷ。
レオン  : ぐぇぇぇ。
GM    : うん。 またもレオンは良い感じにひどい目に(笑)
ゾフィー : 大丈夫でちか?
レオン  : そろそろ死ぬかも……。
シーズ  : 私もどんと降りた。
GM   : 鬼がいるねぇ……(笑)
シーズ  : 大丈夫!
  レオンの丈夫さはワタシがが保証する!
GM   : さて、どうしますか?
レオン  : ……(返事がない屍のようだ)
エスト  : えーと、周りを見回すよー。
シーズ  : ワタシも警戒。
ゾフィー : 同じく。
エスト  : どうやら、お城みたいですねー?
GM   : うむ。
  周りを見ますとね。
  えーと、なんていったらいいかな。
  城があって、渡し通路があって、其の先に小さな部屋というか塔というか。
ゾフィー : ほう。
エスト  : 尖塔?
GM   : 離れの塔というか(笑)
  まあ、城に繋った渡し通路(空中)があって、其の先に部屋があると思ってくれれば。(笑)
レオン  : なんとなくイメージはわかった。
GM   : えーと、ここで知力判定全員どうぞ。
  10以上で分かります。
エスト  : 2D6+7(コロコロ)
  【1,3】で11。
シーズ  : 2D6+2(コロコロ)
  【3,3】で8。
レオン  : 2D6+3(コロコロ)
  【3,5】で11。
ゾフィー : 2D6+2(コロコロ)
  【1,5】で8。
GM   : エストとレオンだけか。
  ……レオンが気づいたのかー(笑)
レオン  : ふはははー!
  オレは頭脳派なのだ!
シーズ  : 頭脳よりまず戦闘で活躍して欲しいよね。
エスト  : さて、レオンが気付いたってことは……コレはただごとではないですねえ。
レオン  : 素直に活躍認めようよ……。
シーズ  : はいはいえらいえらい。
レオン  : しくしくしく……。
GM   : まぁいいや、えーとですね。
  一番初めに飛ばされた時のこと覚えてますか?
シーズ   : 一番初め? ……ああ、神殿。
GM   : はい。
  はじめにペンダントもっていったところです(笑)
  あそこの位置にちょうどある感じですね。
エスト  : んー。
  この城が、将来神殿になった?
GM   : で、今いるのは屋上なんですが。
  屋上から降りるための階段はかんぬきがかかっていて。
  ちょっと盗賊技能じゃ外せない感じです。
ゾフィー : ほう。
シーズ  : ワタシじゃはずせないかな。
  これは。
エスト  : つまり、力業でぶち破れ?
レオン  : はっはっは!
  そういうときこそオレの出番!
  今、渾身の……ばーっしゅ!
GM    壊すな!
  衛兵くるぞ(笑)
シーズ  : レオンの足引っ掛ける。
レオン   : あうちっ! ←こかされた。
GM   : さて、周りを見るなら感知どうぞ。
エスト  : 感知は低ーい(笑)
ゾフィー : 2D6+3(コロコロ)
  【1,5】で9。
シーズ  : あいあいさー!
  2D6+6(コロコロ)
  【3,6】で15。
  さあ、どうだ!
GM   : さすがにシーズが分かったな(笑)
  渡り廊下に続く壁側にですね。
  人が掴んで降りれるくらいの頑丈な蔦が絡まってるのに気づいた。
シーズ  : あ、あそこに登れそうな蔦がある。
ゾフィー : おお。
レオン  : ……切れないよな、これ?
GM   : よっぽど変な降り方しなければ切れないですよ?(笑)
シーズ  : 普通に降りれば大丈夫。
レオン  : ……本当だろうな?
  えっちら、おっちら。
シーズ  : 普通じゃない降り方すれば、だめ。
エスト  : コサックダンスをしながらとか?
レオン  : よじよじよじ……(蔦にしがみついている)
エスト  : ……切ったら、レオンぷちっとなりそうだね。
ゾフィー : 試してみるでちか?(笑)
レオン  : か、勘弁してくれ……。
ゾフィー : 冗談はここまでにして、私もおりてみるでち。
GM   : あ、蔦下りると渡り廊下に降りれますよ。
  で、みんな降りる?
シーズ  : 降りる。
エスト  : だねー。
  ここで調べられる事って、もうなさそうだし?
GM   : うみ。
  では、降りたらまた感知お願いします。
ゾフィー : 2D6+3(コロコロ)
  【4,6】で13。
レオン  : 2D6+3(コロコロ)
  【2,2】で7。
エスト  : 2D6+3(コロコロ)
  【5,4】で12。
シーズ  : 2D6+6(コロコロ)
  【2,4】で12。
  く、出目が。
GM   : あらら、振るわなかったね(笑)
  でも12以上で気づきます。
  えーとですね。
  まず、周りの空気がどこか、ぴりぴりしてる感じ。
ゾフィー : ほう。
  この感覚、戦でちか!?
レオン  : ん?
  どうかしたの?
ゾフィー : 空気が張り詰めているでち。
GM   : そうだねぇ。
  冒険者だから分かるんだけど、 戦の前の静けさみたいな感じかな。
エスト  : 風が……怒っている。
シーズ  : なんか、ただならぬ雰囲気……。
GM   : ただ、静かなもので、決戦前夜的なものだと思ってくれれば良い。
  不安と焦燥、怒りと決意、そんな感じかな。
  さて。 もう一つなんですが。
エスト  : み?
GM   : 渡り廊下の先の部屋、明かりが当然ついているんです。
シーズ  : ふむ。
GM   : 今までは感じなかったのですが。
  毎度毎度飛ばされるときに感じていた不思議な感覚があそこから感じます。
  まあ、ペンダントの波動みたいなものだとおもってくれると助かります(笑)
ゾフィー : ほう。
レオン  : おお、今回楽そうだな!
  ペンダントげっとだぜ!
エスト  : レオンはお気楽でいいねー(にっこり)
シーズ  : 楽観的にもほどがあるよね。
レオン  : 深く考えても仕方なさそうじゃん?
  てくてくと、無警戒に歩いてみる。
エスト  : 罠ぐらいは警戒しろよ(笑)
GM   : で、えぇと、どうするんだね?(笑)
ゾフィー : こっそり近づいてみる?
エスト  : シーズ、罠の発見お願いー。
シーズ  : 分かった、罠探知!
GM   : 其の前に忍びね(笑)
  近寄る人全員、感覚で振ってね。
シーズ  : おおっと。
  隠密判定は、感覚だったっけ?
  2D6+6(コロコロ)
  【2,4】で12。
エスト  : 2D6+3(コロコロ)
  【5,5】で13。
ゾフィー : 2D6+3(コロコロ)
  【1,3】で7。
レオン  : てくてく〜。
  おお、よく見たら、オレ感知4じゃん!(今まで3で振っていた)
  2D6+4(コロコロ)
  【1,1】で6。
  ずるずるべったーん!
  派手にすっころんで、大きな音を立ててみる。
ゾフィー : うわあ。
GM   : ファンブルがいた!
  こりゃ気づきそうだな……(笑)
  2D6+3(コロコロ)
  【2,4】で9。
  うん。
  少なくとも二人には気づいたな。
レオン  : あだだだ……。
エスト  : れーおーんー!?(ごごごごご)
シーズ  : レオン、どこまで足引っ張る気?
レオン  : わざとじゃない!
  わざとじゃないからっ!
GM   : 【?】
  ――?誰です?
と硬質な感じの女性の声が中から聞こえてくる。
ゾフィー : とっさに隠れようとします。
GM   : 隠れる場所がないよ。
  この渡り廊下(笑)
  で……扉をあけて人が出てくるんですが見ますか?(笑)
ゾフィー : 見ます。
シーズ  : 見ます見ます。
エスト  : しょうがないんで、まっすぐ立って相手を見ます(笑)
GM    : 登場したのは、長い金髪をポニー風にゆった、赤と青のオッドアイのエルダナーンの女性です。
  頭上にはペンダントの石と思われる石のついた王冠、首には赤い宝石のついたペンダント。
レオン  : こんばんはー!(しゅたっ)
  ……おおっ!
  ペンダントの石見っけー!(びしっと指差した)
シーズ  : え、えーと、うーん、私たちは冒険者です。
  えーと、もしかして、あなたはノアさん?
GM   : 【ノア夫人】
  臣下の者ですか?
  なぜわたくしの名前を知っているのですか?(いぶかしげに)
エスト  : 冒険者ですー。
  始めまして、ノアさん。
GM   : 【ノア夫人】
  それに――ここをテミティス領、テミティス領主が夫人であるわたくしの部屋と知って入ってきたのですか?
シーズ   : 領主? 領主の夫人?
エスト  : ううん、ソレは知りませんでした。
  でも、ノアさんは知ってる。
  正確にはちょっとちがうけど。
GM   : 【ノア夫人】
  わたくしはノア=ディ=テミティス。
  この土地を守るべき者の妻です。
レオン  : うんうん、聞いたとおりだね。
GM   : 【ノア夫人】
  ……?
レオン  : ……まあ、なんと言うか、お手伝いに来ました!
  困ってる事ありません?
ゾフィー : そうでちね。
  ……とりあえず、つるし首にならないように気をつけねば。
GM   : 【ノア夫人】
  ……?
  困った事? 今は戦時中です。
  些細な事を気にしている場合ではありません。
  貴方達も民なら城の避難所に行きなさい。
エスト  : あのね、私たちはこの時代の人じゃないのー。
  貴方の子孫の子孫のそのまた子孫の時代から来たの。
GM   : 【ノア夫人】
  この時代のヒトではない?
  何を馬鹿な事を。
  時を越える事など容易にできるはずがないでしょう。
エスト  : でも本当なの。
  レオン?
  と言って、レオンに目配せする。
レオン  : なにが?
  オレの顔、なんかついてる?
  ←意味がわかってない。
GM   : ダメだ(笑)
エスト  ……うん、間抜けな顔がー。
レオン  : ……。
エスト  : それよりも、アレ見せてあげて?
レオン  : これかな?
  ペンダントを出した。
GM   : 【ノア夫人】
  ……?
  それは?
エスト  : 見覚え、無い?
GM   : 【ノア夫人】
  似てますね。
  わたくしの王冠の石と。
レオン  : おお!
  そう言えばペンダントじゃないんだ!?
  今までとなんか違うぞ。
エスト  : たぶん、一番最初の最初なんじゃないかな?
ゾフィー : でちね。
GM   : 【ノア夫人】
  ……??
  そのペンダントが、なんですか??
エスト  : 私たち、このペンダントに導かれて、時を辿ってきたの。
レオン  : そうそう!
  聞いて驚け!
  その石にはなんと時間を超える力があるのだ!
エスト  : その時代時代のペンダントと、これを触れあわせることで、時の翼を越えてきたの。
ゾフィー : そうでちね。
GM   : 【ノア夫人】
  ……確かに。
  ……わたくしの家系には時を超えるといわれている石がありますが……。
  ……けれど、そういわれたからといって、やすやすと信用する事はできません。
シーズ  : ですよね……。
レオン  : んじゃ、ちょっとかしてくんない?
  実演して見せるからさぁ!
ゾフィー : 何馬鹿いってるでちか。
シーズ  : 実演したら意味なくない?
レオン  : ええ!?
  だって他に証明する方法ないじゃん!!
エスト  : それにたぶん、もうこの時代では遡ることはできない。
  たぶん、ここが時の始まりで終着点。
レオン  : ……そーなの?
GM   : 【ノア夫人】
  ……ともあれ、やすやすと信用する事ができませんが、貴方達が悪い者ではないのは分かりました。
エスト  : ありがとうです。
  ソレで、始めの話に戻るけど、何か困ってることありませんか〜?
  例えば、悪魔がせめて来てるとか。
GM   : 【ノア夫人】
  いえ、特には。
  ただ、明日はここは戦場となるでしょう。
  民でもないのなら、今宵のうちに去るのが賢明というものですよ?
シーズ  : うーん、あなたは?
GM   : 【ノア夫人】
  わたくしは領主の妻です。
  この土地を守るべき責があります。
レオン  : うーん、困ったなぁ……。
  今までのパターンだと、毎回やるべきこと教えてくれてたのに……むむむむ。
エスト  : じゃあ、私たちにも責任あるのー。
  冒険者の責任。
GM   : さて。
  平行線のまま話しているとですね。
  (コロコロ) *3
  みんな感知どうぞ。 11以上なら気づける。
エスト  : あう(笑)
  2D6+3(コロコロ)
  【5,2】で10。
  ぎりぎりおしいー。
シーズ  : うーん。
  2D6+6(コロコロ)
  【1,3】で10。
レオン  : 2D6+4(コロコロ)
  【4,1】で9。
  だめだった!
ゾフィー : 2D6+3(コロコロ)
  【3,4】で10。
シーズ  : フェイト使用!
  振りなおす!
  ここでだめだったら盗賊の名折れ!
  2D6+6(コロコロ) 【2,5】で13。
  よし。
GM   : シーズが気づいた。
エスト  : おお(笑)
  シーズ、えらい! シーズ1人だけだ(笑)
シーズ  : さあ、何が起きる!
GM   : 【?】
  ふぉっふぉっふぉ。
  レディ。
  お迎えに着ましたよ。
GM   : と部屋の外から声が聞こえたね。
  不意打ち失敗(笑)
シーズ  : 誰!
  そっちを向いて、銃を構える!
ゾフィー : っ、誰でちか!?
エスト  : じゃあ、その声にかまえる。
レオン  : ……おお!?
  この登場の仕方は、なぞの盗賊とかか!?
GM   : と、気づけば入り口の所に。
  三つの人影?があります。
【?】
  ……おや。
  お邪魔虫もいるようですな。
エスト  : ノアさんから20m以内の場所にいるー。
GM   : まあ、部屋、狭いですから(笑)
  全部で15mくらいしかないです。
  15m部屋って十分でかいけどさ(笑)
エスト  : りょうかい(笑)
GM   : えーと、では、相手の姿描写しますね。
  一人は、ポーションやら薬品やらを腰に下げた翼のある魔族。
  もう一体はスマートでとげとげとした感じのゴーレムっぽいもの。
  最後のは蛙に翼?がついたような感じのモノ。
ゾフィー : うわあ。
エスト  : ああ、PLには想像突いちゃった(笑)
レオン  : シルクハットとか、片メガネとか期待してたのにな……(ちょっと残念らしい)
GM   : では、モンスター知識する時はラウンド中にお願いします(笑)
ゾフィー : 2d+2でどうしろと(笑)
レオン  : セージ居ないよ?(笑)
GM   : ふふ、それが狙い(笑)
  では、ラウンド入りますよー(笑)


  戦闘中、結局誰も識別をしなかったので一応説明しておきます。
  登場したのは。
  アルケミストとしての術が得意な6レベル魔族、ハゲンティ。
  防御力がずば抜けている4レベルの機械、スチールゴーレム。
  スタンあタックが厄介な4レベル動物、ウォーターリーパー。
  みな、基本ルールブックに記載されたエネミーである。

 
GM   :【ハゲンティ】
  まぁいいでしょう。
  まとめて処理してあげましょうっ!!!

 では、とりあえず説明しますね。
  部屋は直径15m。
  えーとノアは部屋の真ん中にいたとして、そこから入り口が7m離れてるので。
  敵とノアは7メートル離れて立っています。
  あ、後ですね。
  この戦闘、作戦名があります。
  「ノアを守れ!」です(笑)
  彼女が無傷だと良いものもらえるよ♪
ゾフィー : ほう。
GM   : 死んじゃうと君たちの冒険はこの時代で終わります。
  具体的にいうとゲームオーバー?(笑)
エスト  : やっぱりー(笑)
レオン  : ああ、しまった!
  カバーリングはとってない!
シーズ  : エンゲージすれば問題ないはず!
  かばう自体は、メジャー潰せばできた、かな?
エスト  : 誰も持ってないの?
  カバーリング。
ゾフィー : 持ってないなあ。
GM   : 持ってるとしたらレオンだけだろう(笑)
  ウォーリアいないもん(笑)
レオン  : 行動放棄すれば(笑)
GM   : とりあえず、位置宣言どうぞ(笑)
エスト  : まあ、両方から20m以内ならいいや。
レオン  : 敵のほうに突っ込んでみます!
シーズ  : 敵のほうへ突っ込む!
GM   : あ、ごめん。
  敵にはエンゲージできないです。
レオン  : ほ、ほわぃ?
GM   : ノアと会話してた直後だから。
  そんな遠くで話さないでしょう?
シーズ  : どこまでならOK?
GM   : ノアから3m以内でお願いします。
シーズ  : うーん、じゃあ、ノアさんとエンゲージ。
GM   : ちなみに行動値、こちら14と11です。
レオン  : うわあ!?


  戦闘開始。
  現在、第1ラウンド。
  行動順は以下の通り。

  ハゲンティ=ウォーターリーパー⇒シーズ=スチールゴーレム⇒レオン⇒エスト⇒ゾフィー

 
エスト  : どうがんばっても、相手のほうが早い……。
  じゃあ、レオンとシーズには待機してもらってフェイス/ゴヴァノンかけた方がいいかな?
GM   : あ、それから。
  このシーンはクライマックスじゃないから、気をつけてね?(笑)
エスト  : なんだとー(笑)
  ちえー。
  じゃあ、マジックフォージは取っておこう。


  さて、ここでプレイヤーたちは作戦を練り始める。
  識別をしていないとはいえ、ある程度アリアンロッドで遊んでいる彼らには、敵の強さは予想できているようだ。
  ここで出てきた敵は、クライマックスのために余力を残しつつ戦うにはちと厳しい相手。
  さて、どうしたものか?

 
エスト  : んーじゃあ、先に突っ込む人。
レオン  : はーい。
エスト  : 羽の生えた魔族を先に落とした方がいいかと思う。
  なんとなく、やな予感がするのです。
シーズ  : 出来れば一撃で。
ゾフィー : うん。
レオン  : 了解!
GM   : うふふ(笑)
エスト  : 次に、ゴーレムですが。
  ゴーレムは大概物理防御は高いが、魔法攻撃には弱いので。
  ゴーレムは私が攻撃します。
レオン  : おっけー!
ゾフィー : 了解です。


  続いて、初期配置の相談。
  今回は、ただ敵を倒すだけではなく、ノア夫人を守らなくてはならない。
  加えて敵3名の全てがこちらよりも早く動く。
  というわけで、攻撃役が1名だけ前に陣取り。
  残る3人がノア夫人と同一エンゲージでガードを固めるという布陣になった。
  最初、攻撃要員としてレオンが前に出ようとしたが……。

 
シーズ  : いや、レオンじゃなくてワタシが出る。
  レオンはノアさんのカバーリング要因になるのだ!
  一撃で死なないし。
レオン  : ……りょーかい!
GM   : ひどい(笑)


  第1ラウンド。
  セットアップには誰も行動はせず。
  順次、行動値順に動き始める。
  最初はエネミー陣営の連続アタックからだ。

 
GM   : 行動値14で。
  かえるもどきと羽付き魔族が動きます。
エスト  : はやいー。
GM   : ではまずは蛙。
  マイナーアクションでスタンアタック。
  シーズへ狙いを定めてメジャーで……ってダメだ、攻撃距離が足りない(笑)
  えーと、マイナーでシーズにエンゲージ、メジャーで攻撃ぢゃー!
エスト  : さけーろー。
GM   : 2D6+9(コロコロ)
  【2,1】で12。
  スタンアタックはないから安心してね。
シーズ  : よし、回避!
  3D6+5(コロコロ)
  【5,1,3】で14。
  よけた!
GM   : きぃ(笑)
  では、魔族動きます。
エスト  : むー。
GM   : HAHAHA。
  こっぱみじーんっ! ノアと他PCのエンゲージへハンドグレネード!
エスト  : やっぱりかああああ!
GM   : 3D6+10(コロコロ)
  【1,6,4】で21。 とりゃー(笑)
エスト  : 避けれるか(笑)
  取りあえず、奇跡を信じて回避ー。
  2D6+3(コロコロ)
  【3,4】で10。
  はい、むりでした。
レオン  : 2D6+5(コロコロ)
  【5,6】で16。
  おっしぃぃぃ!!
GM   : 惜しいな(笑)
エスト  : レオン、本当に惜しいな。
ゾフィー : 2D6+4(コロコロ)
  【2,4】で10。
GM   : 2D6+3(コロコロ)
  【6,3】で12。
  ノアにも命中。
  さて、皆当たるね。
  ちなみにダメージ7D6です。 あと、ノアのHPは25、防護は3、魔防御は0です。   どうする?
シーズ  : 死ぬ死ぬ(笑)
エスト  : 頑張れ、レオン(笑)
レオン  : じゃあ、ノアさんカバー。
  このラウンドの行動放棄であります。
GM   : では、レオンはカバーリングね?
レオン  : あーぶなーい!
GM   : では、どっかーん(笑)
  7D6(コロコロ)
  【2,1,6,6,4,3,4】で26。
エスト  : えーと、とりあえずプロテクションを誰に飛ばそう?
ゾフィー : わたしは13点ほど受けるね。
レオン  : これって装甲有効だっけ?
  じゃあ、物理防御12点あります!
  14点2発で、28点しか通ってないや。
  まだHP半分あるぜ!
エスト  : 私の倍以上!?
シーズ  : 固っ!
GM   : 頑丈な奴め(笑)
エスト  : 私このままだと、21受けるから……自分にプロテク。
  2D6(コロコロ)
  【4,4】で8。 私も13点のダメージ。
シーズ  : 皆、大丈夫!?
エスト  : な、なんとか。
レオン  : なっはっは!
  ぜーんぜんへっちゃらだい!
  ←2倍焦げてます。
GM   : 【ノア夫人】
  あ、ありがとう……。
では11いきますよー?
  PC優先ですのでPCどうぞ。
シーズ  : じゃあ、グレネード投げた奴をやる!
  命中にフェイト使った方がいいかな。
  よし!
  マイナーでデスターゲット!
  うーん、フェイトは使わない!
  ダメージで使う!
エスト  : いっきにやっちまえー。
GM   : へい、かまん。
シーズ  : 食らえ!
  3D6+6(コロコロ)
  【4,2,4】で16。
GM   : 避けはそこそこあるぜ!
  2D6+7(コロコロ)
  【4,4】で15。
  おしかった(笑)
シーズ  : よし!
  ダメージにフェイト、うーん。
  まだクライマックスがあるから、1点だけ。
  3D6+15(コロコロ)
  【6,6,4】で31。 どうだ!
GM   : うわ。
  でかいダメージが(笑)
  えーと防御が8だから。
  23点きた、痛い(笑)
レオン  : 羽があって、グレネード投げる魔族……けっこうかたいはずだよなぁ?
シーズ  : く、この感じ、まだまだだ。
GM   : 【ハゲンティ】
  いたいでーすっ!
  なにすんですかこの小娘めっ!!(笑)
シーズ  : それはこっちの台詞だ!
  よくも皆をぼろぼろにしたな!
  覚悟しろ!
GM   : では同着11でゴーレム動きまーす。
  マイナーでエンゲージ離脱。
  メジャーで、びーーーーーーむ!(笑)
  もちろん、ノアのいるエンゲージ♪
  2D6+7(コロコロ)
  【6,4】で17。
レオン  : はんぎゃー!
  2D6+5(コロコロ)
  【3,2】で10。
ゾフィー : 2D6+4(コロコロ)
  【5,5】で14。
エスト  : 2D6+3(コロコロ)
  【3,5】で11。
  無理ジャー!
GM   : 魔法ダメージだよ☆
  4D6+7(コロコロ)
  【2,1,2,1】で13。
  ああん、低い(笑)
  でも、光り魔法ダメージでーす。
レオン  : ひでぶっ!?
  9点通って、あだだだだ……。
ゾフィー : HPのこり19、半分以上来てる。
エスト  : んー、ノアさんにプロテク。
  無傷じゃないけど、死なないはず。
  2D6(コロコロ)
  【5,2】で7。
GM   : では、13-7で6ダメージですね。
エスト  : うい、そして私は8点ダメージ。
GM   : 【ノア】
  きゃぁっ!
レオン  : 次の行動順はオレ!
  でも、今回カバーリングしたので行動放棄!
  むぐぐぐ……行動できないのが悲しいぞ。
エスト  : まあまあ(ぽむぽむ)
  それでは、先に1体を集中してつぶしましょう。
  具体的にはグレネード撃ってくる奴。
レオン  : あれ、毎ターン来るとヤバイよな……。
ゾフィー : なんとかこのターンに沈めたいところ。
エスト  : そうなんだけどね……私の攻撃って、アースブレッドしかないんだ。
レオン  : 二人がかりで攻撃したらどうにかならんかな?
エスト  : アースブレッドの攻撃力、2D6なの(笑)
レオン  : うわぁい(笑)
エスト  : うーん、ここは悩むな……。


  結局、かなり迷った末に、エストは攻撃をあきらめる。
  自分が攻撃するよりも、仲間の回避力を上げたほうが後々楽になると判断した為だ。
  それに……。

 
エスト  : たぶん、魔法攻撃あんまり効かない気がする。
  だから、マジックブラスト&インヴォーク!
  シーズ以外のみんなの回避のダイスが+1だ。


  はい、その判断正解です。
  ハゲンティの魔法防御力はなんと9点。
  2D6程度のダメージでは、焼け石に水だったりします。

 
ゾフィー : さて、ここは全力で行くべきか。
エスト  : 行った方がいいと思う。
  魔族を倒しても、まだゴーレムとカエルが残ってるし。
ゾフィー : とりあえずメジャーにバッシュだけで、魔族を狙います。
  3D6+7(コロコロ)
  【4,2,4】で17。
GM   : 2D6+7(コロコロ)
  【5,4】で16。
  おしかった、ちぇ(笑)
ゾフィー : あぶねー。
GM   : ダメージかまん(笑)
ゾフィー : バッシュ2LV分+ボルテクスアタックの3D6+フェイト2点消費。
  9D6+7(コロコロ)
  【5,5,2,5,2,4,1,4,5】で40。
エスト  : おおー!?
GM   : ボルテクスまできたー!?(笑)
レオン  : おおぅ!?
  しかも出目がいいし(笑)
シーズ  : ぜ、全力!?
ゾフィー : 脳漿ぶち巻いて死ぬでち!!
GM   : 物理だよね?
ゾフィー : はいな。
GM   : 8点防御、残りダメージ32。
  残りHP……1(笑)
GM   : 【ハゲンティ】
  死ぬかと思ったでーす!?
ゾフィー : さすがに出し惜しみできん……って残ったか!
レオン  : うわぁぁっ!!
エスト  : しぶといいい!
シーズ  : く、まだか!
GM   : 本当にぎりぎりな(笑)


  以上で、1ラウンド目はクリンナップをむかえる。
  クリンナップには特に何もなし。
  引き続き、第2ラウンドに突入した。
  そして、第2ラウンドのセットアップはやはり何もなし。

 
レオン  : さあ、グレネードもう一発飛んでくるのは確定か……みんな根性で回避だー!
ゾフィー : ですな。
GM   : では、行動値14でーす。
  蛙さん、マイナーでスタンアタック、シーズに攻撃。
  2D6+9(コロコロ)
  【4,2】で15。
  避けてくださいな。
シーズ  : 回避!
  3D6+6(コロコロ)
  【1,2,6】で15。
  ぎ、ぎりぎり。
エスト  : 本当に、さっきからギリギリでよけてるよね!
GM   : ちぇ。
  では、魔族いっきまーす。
【ハゲンティ】
  HAHAHA〜。
  木っ端微塵でーす。
  死体を奴らに見せ付けてやるでーす!

メジャーでグレネード!
  3D6+10(コロコロ)
  【4,4,6】で24。
エスト  : 避けれるかぁ!!
GM   : とりあえずノアさん避けますね。
  3D6+3(コロコロ)
  【6,6,3】で18。
  クリティカルで避けました(笑)
シーズ  : あ、よけた(笑)
ゾフィー : おお!(笑)
エスト  : あ、くりてぃかるだあ(笑)
  羨ましい(笑)
  これでダメージの対象が1人減った。
レオン  : おお、すばらしい!
  そして、オレ!
  3D6+5(コロコロ)
  【2,5,5】で17。
  ちゅどーん!
ゾフィー : 3D6+4(コロコロ)
  【6,4,3】で17。
  うむ。
エスト  : 3D6+3(コロコロ)
  【6,4,3】で16。
  むりー!
GM   : ではダメージ出しますよー。
  7D6(コロコロ)
  【5,1,4,4,4,5,5】で28。
  どっかーん。
ゾフィー : 15点通った。
  のこり4。
レオン  : 14点通った!
エスト  : ……実は私、今。
  HP1桁です。
シーズ  : レオン!
レオン  : と、とりあえず、オレのダメージ食らった時点で、ソウルバスターを宣言。
  そして、その後にかばーりんぐぅぅぅ!
GM   : 1シナリオに一回ですがいいのですね?
レオン  : 確実につぶすのが吉と見た。
GM   : ならばどうぞ。
  演出(笑)
レオン  : 俺の拳が光ってうなる〜!
  てりゃ!(破片を投げ返した)
  喰らえ、カウンター剛速球!
GM   : 【ハゲンティ】
  ぎゃー!?
ちゅどーん(笑)
  はい、魔族倒れた(笑)
エスト  : えーと、じゃあ、私も行動するね。
  ゾフィーにプロテクをかけた方がいい?
  2D6(コロコロ)
  【4,2】で6。
  あんまり大した点じゃないけど、6点軽減してちょ。
ゾフィー : ならば、残り10。
レオン  じゃ、あとよろしく!
一同    ……はい?
レオン  : じつはさぁ、水の精霊にダメージ食らってたの、忘れてたよ。
  はっはっは……。
  だから、エストかばった時点で黒焦げになって沈んだ。
エスト  しずむんかい(笑)
GM   : 治しておけよ!(笑)
エスト  : おおい(笑)
レオン  : というわけで、ぶすぶすぶす……(笑)
GM   : じゃあ、レオンは沈んだ(笑)


  あくまでもお間抜けなレオン!
  だが、まあ、この時点でこの戦いは終わっているも同然だった。
  ハゲンティさえ居なければノア夫人をガードする必要がない。
  こうなってしまえば、彼らが負けるはずもない。
  レオンが応援する前で、他の3名はスチールゴーレムに集中攻撃をかける。

 
レオン  : ふれふれー(抜け掛かった魂が旗を振っている)
GM   : 魂(笑)
シーズ  : 2D6+21(コロコロ)
  【3,4】で28。
GM   : えーと、防御18です。
  10点だけもらいます(笑)
シーズ  : か、かたかった。


  圧倒的な防御力で耐えるゴーレムだったが、ゴーレムだけに弱点はバレバレ。
  エストがフェイス/ゴヴァノンで、シーズとゾフィーの攻撃を魔法ダメージ化。
  その後、2人がスチールゴーレムを叩き伏せる。

 
シーズ  : よし、ダメージ!
  2D6+15(コロコロ)
  【3,4】で22。
  落ちろゴーレム!
ゾフィー : ゴーレムにばっしゅ。
  4D6+7(コロコロ)
  【1,4,3,4】で19。
GM   : はい、壊れた(笑)


  そして、ゴーレムさえ倒れてしまえば、ウォーターリーパー1匹にできることなど何もないのだった。
  消費はそれなりに激しかったが、通して眺めると厳しかったのは最初だけだった。

 
GM   : では戦闘終了!
ゾフィー : おお。
シーズ  : か、勝った……。
GM   : 【ノア夫人】
  ……助かりました。
  彼らはおそらく、相手方の手の者でしょう……。
エスト  : うー、結構フラフラー。
ゾフィー : 大丈夫でちか?(レオンを突いた)
レオン  : ……(反応がない、ただの消し炭のようだ)
シーズ  : 強いね……相手。
GM   : 【ノア夫人】
  はい。
  ですから貴方達は早く離れるべきです。
  ココにいては危険です。
えーと1D6を誰か2回振っ……ああ、いいや。
  名前順に振ってもらおう、エストお願い。
エスト  : んみ?
  1D6(コロコロ)
  【1】で1。  1D6(コロコロ)   【1】で1。
 コレ、いいんだろうか悪いんだろうか(笑)
GM   : 切ないことです(笑)
エスト  : ちょ(笑)
GM   : 【ノア夫人】
  お礼と言うには少ないですが……。

といって、ポケットから取り出したのは。
HPポーションととMPポーションが1本づつ。

GM   : 【ノア夫人】
  どうか、使ってください。
エスト   本当に少ない!
GM   : うるさいな!?
  君の出目がいけないんだい(笑)
エスト  : うえーん。
レオン  : あやや……。
ゾフィー : ありがとうでち(笑)
GM   : 【ノア夫人】
  いえ。
  こちらこそ助かりました。

で、敵を倒したので。
  あと、ドロップ判定。   蛙、魔族、ゴーレムも振ってください。


  この後、ドロップ判定でゲットしたのは。
  飛び蛙のひれ80G。
  偽賢者の石400G。

 
エスト  : 偽ってところが、悲しい(笑)
  でもそこそこいい値段ー。
ゾフィー : (小声で)ちっ、しけてやがるでち。
GM   : ノアさん、あっけに取られるね(笑)
ゾフィー : 小声だよう。
GM   : いや、小声とか以前に目の前で敵をあさってるから(笑)


  などというやり取りをしながら、冒険者たちは相談する。
  さすがに消費が激しいので、このままではまずい。
  次のクライマックスに備えて回復必要がある。
  なので……。

 
エスト  : というわけで、クライマックスに行く前に派遣販売やっていい?
シーズ  : いいよー。
GM   : では演出しましょう(笑)
レオン  : 何処からやってくるんだろう(笑)
GM   : 【ノア夫人】
  ……皆さん、薬が足らないようですね。
  今商人を呼びます。
  少々お待ちください。
とちりーんとならすと。
  目の前にどろんと煙がでて。
ゾフィー : おお。
GM   : 【商人】
  呼ばれて、飛び出て,、いひひひひ、ですぞー!
エスト   : ええ!?
  あ、あやしいいい(笑)
GM   : 【ノア夫人】
  我が城のおかかえの旅商人です。
  どうぞ彼から買い物をしてください。


  怪しい商人にゲットしたばかりのドロップ品を売り渡し、手持ちの所持金をかき集めてHPとMPポーションを買いあさる。
  結果、約一名を除き全員が全回復。

 
レオン  : オレ、このまんまでいいや。
GM   : 戦闘終わったし、HP1になってますよね?(笑)
  危ないぞ?
シーズ  : HP1?
  先手取られてさようなら?
レオン  : そこはカバーよろしくぅ!
  今の状態が一番パワーを発揮できる、ぴーきーなオレ!


  レオンは自分の受けたダメージを攻撃力に転化するスキルを持つため、HPが極限まで減っている現在のほうが実力を発揮できるのだ。
  というわけで、彼は派遣販売の商人が帰った後に目を覚ますのだった。

 
GM   : 【ノア夫人】
  皆さん、補充は済みましたでしょうか。
ゾフィー : 何とか済んだでち。
GM   : 【ノア夫人】
  それはよかったです。
レオン  : ……死ぬかとおもたぁぁぁぁぁ!
  こんの野郎ぉぉぉぉ!
  ぶっとばぁぁぁぁす!(がばっ)
  ……あれ、敵は?(きょろきょろ)
GM   : 【ノア】
  あ、起きましたか。
  先ほどはありがとうございました(ふかぶかと礼)
シーズ  : もうぶっ飛ばしたよ。
  全部倒しちゃった。
レオン  : がーん……。
  うぐぐぐ……この怒り何処へもっていけば……。
GM   : さて。
  皆忘れてるかもしれないのでヒントを。
  何か探してたよね、皆。
  ペンダントともう一つ。
エスト  : とびらー。
GM   : あ、覚えていたか(笑)
  聞いてないから、と思って(笑)
レオン  : さっきまで忘れてたけどな!
シーズ  : 門を探してたっけ。
  そういえば。
GM   : 【ノア夫人】
  そういえば皆さんはペンダントとか言っていましたね。
  先ほど、この王冠の石と同じのだといっていましたが……。
レオン  : それがないと、オレら帰れないっぽいんだよねー。
ゾフィー : らしいでちね。
エスト  : あと、ノアさん。
  扉って知りませんか?
  ソレが何か重要なのだそうです。
といって。
  ノアは自分の首から下げている赤い石のついた鍵を外す。
GM   : 【ノア】
  扉、ですか……?
  扉……扉は分かりませんが……。
シーズ  : 鍵?
レオン  : おりょ?
  その鍵は?
GM   : 【ノア夫人】
  わたくしの血筋で、数十年に一度あるかないかくらいの確率なのですが。
  この鍵を手にもって生まれる子供がいるんです。
  ――今の時代、それがわたくしです。
  もしかしたら、何かの役に立つかもしれません。
レオン  : おおっ!
  なんかよくわかんねーけど、ありがとー!
ゾフィー : 本当にいいのでちか?
GM   : 【ノア】
  はい。
  扉が何かは分かりませんが、鍵と扉……何か関係性がありそうですから。
  助けていただいたほんのお礼です。
エスト  : ありがとうございます。
シーズ  : ありがとうございます!
GM   : 【ノア夫人】
  いえ。
  こちらこそありがとうございます(ふかぶか)
  そういえば……まだお名前を聞いていませんでしたね。
  よければ教えてくださいませんか?
シーズ  : シーズっていいます。
エスト  : 私はエストですー。
ゾフィー : 私はゾフィーでち。
レオン  : ……そして、オレは虚しさ98%の男。
GM   : 【ノア夫人】
  虚しさ98%ですか。
  分かりました。
  そう記憶しておきます。
シーズ  : ……。
レオン  : うわっ!?
  突っ込みもなんもなし!?
GM   : 【ノア夫人】
  あ、申し送れましたが、わたくし、語り部でして。
  皆さんの今日のこと、子々孫々と伝えさせていただきますね(にっこり)
レオン  : ごめんなさい、ごめんなさい、オレ、レオンって言います(ぺこぺこ)
GM   : 【ノア夫人】
  あ、そうでしたか。
  分かりました。
エスト  : あら、残念。
  せっかく面白いと思ったのに。
シーズ  : 言い直すくらいなら、はじめからちゃんと言えばいいのに。
レオン  : ちょっとしたお茶目じゃんかよぅ。
ゾフィー : コメントは控えさせていただくでち。
GM   : 【ノア夫人】
  あ、そういえば、この王冠の石も必要でしたね。
  どうぞ。
レオン  : ありがと。
  んじゃ、早速、時間移動の実演を……。
  かちんとな。
GM   : では、今までと違い、鍵も赤い光りを解き放ちます。
エスト  : おろ?
レオン  : おろろろろ?
ゾフィー : これは?
シーズ  : いつもと違う?
GM   : 【ノア夫人】
  これは……。
 ……始まりは終わり、終わりは始まり。
  わたくしの血筋に伝わる言葉です。
  みなさん、ご武運を。
ゾフィー : さよならでち。
GM   : ノアの言葉を最後に君たちはまた光りの中に消えていった。
  というわけでシーンカットです(笑)


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