5.時を越えて
GM | :
では、君たちは光に包まれた後。
一瞬の浮遊感を感じていました。
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GM
| :
しかし、それも一瞬の事。
いきなり、どた、と地面に落ちました。
そこからシーン開始です。
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シーズ | :
レオンの上に落ちるか(笑)
ニードロップ!
ごすっ! |
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シーズ | :
……ん?
あ!
ごめんレオン!
わざとだから! |
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GM | :
うむ。
見回すと居る場所は、
先ほどの神殿の内部だ。
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レオン | :
オレの上です……がくっ(力尽きて倒れたらしい)
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GM
| :
神殿といてもそんな立派なもんでもないけどね。
こぅ、柱があって、其の上に屋根っぽいのがあって、って感じ?
壁はない。
まあ、それ自体はいいのです。
さきほどから君たちをじぃぃぃぃぃぃぃぃと不信気に見ている少女が一人。
茶髪に赤い目、青い目をしたヒューリンの少女ですね。
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エスト | :
えーと、じゃあとりあえず。
やほー。
と、片手を上げよう。
レオンの上に載ったままで。
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エスト
| :
ん?
私?
おねーちゃんはね、エストって言うんだよ。
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レオン | :
そろそろ死ぬ、マジ、死ぬから……(じたばた)
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GM | :名前を聞くと眉がぴく、と動きますね。
【少女】
そこの下敷きのは……?
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GM | :
【少女】
下敷きって名前……判った。
こくりと頷く。
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GM | :
【少女】 ……下敷き=レオン?
変な、名前。 |
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シーズ | :
よし!
勇者は下敷きとして登録された!
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GM | :
【少女】
私は……ノアリーゼ。
淡々と少女は告げた。 |
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ゾフィー | :
それにちてもアンタ、どこかであったことがあるような気がするでち。
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GM | :
【ノアリーゼ】
ノアでいい。
――けど、会った事は、ない(首を横に振る)
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エスト | :
ふーん?
……うん、よろしくねノア。
ニッコリ笑って、手を差し出す。
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GM | :
【ノアリーゼ】
よろしく(こくりと頷く)
エストの差し出した手をじぃぃぃぃと見る。
そして首を傾げるノア。 |
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レオン | :
よ、ろ、し、くぅ……(救いを求めるように手を差し出す)
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エスト | :
だって、あいさつは最初が肝心でしょ?
だから、握手!
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GM | :
【ノアリーゼ】
……なるほど。
アクシュ、あくしゅ。
手を握る。 ついでに差し出されたレオンの手も握る。
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GM | :
【ノア】
……ところで、そのペンダント。
ソレ、貴方達の……?
と落ちているさっきのペンダントを指差す。 |
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エスト | :
あ、これ?
持って来ちゃったんだ。私たちのじゃないけど、預かりものなんだよー。
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GM | :
【ノア】
一年に一度、神殿の天井の穴に満月がすっぽりと入る日。
どこからともなく、冒険者の一行が現れる。
その冒険者、時を渡り二度土地を救う。
彼らが探すは一つのペンダントと門。
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GM | :
【ノア】
ねえ貴方達、今が聖暦何年か、知ってる?
淡々と小首をかしげながら問う。 |
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GM | :
【ノアリーゼ】
……ヘイセイ?(首かしげ)
ちなみに今は1005年です。 |
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シーズ | :
1005年、だよ。
でも、聞かれるってことは、違うのかな?
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GM | :
【ノアリーゼ】
……じゃあ、貴方達の事ね。
淡々と彼女は言った。
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シーズ | :
過去に来たってこと。
50年前に来ちゃったの。
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レオン | :
んなバカな事、あるわけねーじゃん。
時間移動なんて、物語の中でしか聞いたことがねぇよ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
……そうね。
調べようがないわね。
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エスト | :
でも、実際に起こっちゃったみたいだねー。
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シーズ | :
物語は大なり小なり事実を基にして書かれてるんだよ。
つまり、ありえないことじゃない。
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ゾフィー | :
脳内でおこったことがおおいでちけどね。
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シーズ | :
例え脳内だとしても、もとの場所に戻らなくちゃ、依頼料もらえないでしょ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
……じゃあ、寝てみる?
気絶してみる?(首かしげ)
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ゾフィー | :
じょうだんはさておき、どうするでちか?
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レオン | :
……あのさ、んじゃ、とりあえず確認しね?
ノア婆さんの家、いってみようぜ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
……ノアばあさん?(首かしげ)
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レオン | :
ああ、湖んとこに住んでる婆さんの事だよ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
……そんなの、いない、よ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
じゃあ、見てみれば、いい。
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GM | :
では、外に出る、でOK?
いやまぁ壁ないんで、見ようと思えば見えますが。
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GM | :
では、見るとですね。
周りには灯は一つもありません。
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レオン | :
ペンダント拾って、周囲を見渡して硬直。
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GM | :
ノアさんの家はここから見える位置にあったはずです。
たとえ夜だとしても。
しかし――建物は何も見えません。
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レオン | :
……。
周囲の地形を記憶と照らし合わせてみる。
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レオン | :
建物がないだけで、地形は変わっていない……よなぁ?
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エスト | :
とりあえず、村とかに行って情報収集……と、ごはんにしない?
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GM | :
【ノアリーゼ】
村、今から行くと、森の中通るよ。
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レオン | :
……みんな、ずいぶんと気楽だな。
俺は相談する仲間の横で、今更のように錯乱するぞ!
うわぁぁぁぁぁ!?
オレらやべぇじゃんっ!?
どうやって帰るんだよっ!
おいっ! ……てか、何でお前らそんなに冷静なんだよっ! |
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エスト | :
50年たてば自然と戻ってるよーあははー。 |
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エスト | :
エルダーナンなので、時間の感覚はルーズだ(笑)
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レオン | :
それじゃ駄目だろぉぉぉぉ!!
オレはヒューリンだぁぁぁぁ!
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シーズ | :
ワタシもヴァーナだから、寿命おんなじ位だって。
まあ、別にこの時代に生きてもいいんじゃない?
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レオン | :
オレはあの時代に色々未練があるんだよぉぉっ!!
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エスト | :
でもさー、悩んでてもしょうがないじゃーん?
だったら取りあえず忘れてリラックス、リラックスー。
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レオン | :
だめだぁぁぁぁ!?
こいつら、だめだぁぁぁぁぁ!!
一人頭を抱えてる。
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GM | :
【ノアリーゼ】
……で、言っていい、意見?(ぼそ)
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ゾフィー | :
なんでちか?
いまのわたちのひきがねはかるいでちよ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
伝説の話。
伝説だと"彼らが探すは一つのペンダントと門"。
といいながら、とりあえずレオンを蹴る乙女。
表情変えないで(笑) |
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ゾフィー | :
うむ。
んでペンダントはここにあるでちけど。
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GM | :
【ノアリーゼ】
……それが未来のなら、今のペンダントがある、はず。
――それを探せば良い、かもしれない。
……伝説だと、精神を集中させて、石に意識を同調、させて探す、らしい。
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エスト | :
つまり、未来の石をつかって過去の石を探すんだねー。
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GM | :
具体的にいうなら。
精神+2d6で達成値9目標。
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エスト | :
楽勝だねー。
私、精神6−。
ピンゾロ以外なら楽ショー。
フェイトを使えば、間違いなく行ける(笑)
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シーズ | :
ん?
精神3だから、フェイト使えば……。
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GM | :やりなおしは可能だよ(笑)
【ノアリーゼ】
……やってみて。
じぃーっと見る。 |
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エスト | :
じゃあ、私やろうか?
……って、さっさと振ろうとしてるよ、この人(ひょいっ)
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GM | :
所持者決めておいてね(笑)
重量は1です。
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エスト | :
じゃあ、私が持つねー。
いい?
……取りあえずふるね。
2D6+6(コロコロ)
【5,2】で13。
成功ー。
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GM | :
うむ。
精神を集中して石に同調するとですね。
感じます。
この時代の石のありかを。
近いです。
とっても近いです。
具体的には目の前です。
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GM | :いや、そっちじゃない(笑)
【ノアリーゼ】
……。(じーっと見てる)
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エスト | :
じゃあ、手に持ったペンダントが。
みょいーんと引っぱって、ノアを指すんだ(笑)
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レオン | :
……あのさ、これと同じ石、持ってたりする?
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GM | :
ノアはこくりと、頷いてもちろん。
【ノアリーゼ】
持ってる(淡々) |
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ゾフィー | :
そいつをよこちぇ!
わたちはいきのこるでち!!
……だれかとめてね?
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シーズ | :
いいじゃん。
別にこの時代でも。
いや、むしろこの時代のほうが、追っ手が少なくていいのかも(笑)
戸籍とか、関係ないしねー。 |
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ゾフィー | :
よくないでち!
わたちはソ○○○政権を崩壊させないといけないでち!! |
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シーズ
| :
ゾフィー、どこかから電波受信してない?
(笑)
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GM | :
【ノアリーゼ】
……貸すのはいい。
でもタダじゃ嫌。
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ゾフィー | :
ちゅまりギブアンドテイクというわけでちね。
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エスト | :
あ、貸してくれるんだ?
何が条件かな?
おねーさんたちも、出来ることと出来ないことがあるけど、それでよければー。
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ゾフィー | :
(小声で)……いまのわたしのひきがねはかるいでちよ。
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GM | :
【ノアリーゼ】
お話し、聞かせて。
私はバード。
語り継ぐもの。
未完の伝説なんて許さない。
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レオン | :
お、オレ、あんまし金はもってな……ミカンの伝説?
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GM | :
【ノアリーゼ】
終わっていない伝説。
物語はちゃんと終わらせるべき。
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登場人物は四人。
時を越える冒険者。
一人は戦士。
自らの肉体に想いを宿し、敵に立ち向かうヒューリン・レオン。
一人は魔術師。
神の祈りと魔術を用いて仲間を守り、導くエルダナーン・エスト。
一人は戦士。
幼き姿なれどナイフと銃を巧みに扱い、小さくも強きネヴァーフ・ゾフィー。
一人は盗賊。
手にした二挺の魔導銃、打ち抜き、罠を排除するヴァーナ・シーズ。
四人の冒険者達の物語。
一年に一度、神殿の天井の穴に満月がすっぽりと入る日。
どこからともなく、冒険者の一行が現れる。
その冒険者、時を渡り二度土地を救う。
彼らが探すは一つのペンダントと門。
月夜の晩、彼らは現れる。
GM | :
【ノアリーゼ】
今の時代、伝説は完結していない。もっと長いけど、言わない。
今の時代、完結してないのなら、未来に――貴方達の時代に完結するはず。
貴方達が帰ることで。
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レオン | :
土地を救う?
なんか、ピンチだったりすんのか?
エネミーとか出るんなら、幾らでも退治するぞ!
幾らでも! |
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GM | :
【ノアリーゼ】
……内緒。
教えたら、つまらない。
知ってる物語を辿るのは、美学に反する。
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エスト | :
そういえば、さっき森を通ること、嫌がってたみたいだけど、関係あるの?
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GM | :
【ノア】
今、みんな寝てる。
伝説、満月の晩、としか言っていない。
昼間、貴方達を見た話がない。
―――だから、いけない。
首を横に振る。
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エスト | :
あちゃー。
じゃあ、村にいって温かいご飯はなしかー。
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レオン
| :
うん?
昼間?昼間になんかすりゃ良いのか?
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シーズ | :
昼間に見られてないってことは、昼になる前に元の時代にもどったっつーことじゃないの?
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GM | :
【ノアリーゼ】
だと、思う(こくりと頷く)
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シーズ | :
つまり、今からささっと伝説作ればいいってこと。
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エスト | :
じゃあ、GMここからリサーチフェイズ?
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GM | :
【ノアリーゼ】
……約束してくれる?
物語、教えてくれる?
未来の私に。
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エスト | :
うん、いいよ。
約束。
手を差し出す。
今度は小指だけ前に出して。
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GM | :
【ノアリーゼ】
分かった。
ご飯作って待ってる。
未来の私。
だから、これ、渡す――?
小指見る。
じぃぃぃぃ。
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エスト | :
ゆびきり。
知らない?
約束のおまじないだよ?
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GM | :
【ノアリーゼ】
……なるほど。
分かった。
指きり。
約束(小指をひっかける)
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エスト | :
ゆーびきりーげーんまーん、うーそついたーら。
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エスト | :
ぽめろのーますー、ゆびきったー(気にせず続きを)
ちなみに、丸飲み推奨!
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GM | :
【ノアリーゼ】
じゃあ、貸す。
……石は未来と過去を現すらしい。
重ねたらいい、はず。
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エスト | :
うん、わかったね。
じゃあ、借りるね?
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GM | :
うむ。
かちんとやった?
やったね?
レオン。
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---|
石が片方が赤く、片方が青くなり。
ぱぁーーーーっと割れるように白い光りが溢れる。
周りが見えなくなり。
また、君たちは一瞬の浮遊感に飲まれた。
――そして、カランと音を立てて、床に落ちる一つのペンダント。
「……気をつけて」
少女は一人呟いた。
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