◆ユーレリア博物誌／地方流派
　
◇カンフォーラ博物学派
　入門条件：名誉点５０
　
　カンフォーラ博物学派は、ドレドロンに起源を持つ薬草学の一大学派です。
　数多くの薬草、それから抽出される薬品に関する知識を蓄え、門弟たちに伝授しています。
　
　学派を名乗っては居ますが、屋内にこもって机に向かう形での学問には否定的です。
　学問は実践である唱え、実際に野に出てきて様々な薬草を自ら採取することを求めます。
　
　・流派装備
　　この学派は、「カンフォーラのアルコール」「カンフォーラのルーペ」といった、特殊な装備を門弟に売っています。
　　これらは、流派秘伝を使用するときに必要になります。
　
　▽秘伝
　　この流派の秘伝は、すべて非戦闘型です。
　　流派装備を使用しなければならず、「装備限定」として指示されています。
　
　・本草の知識（ほんそうのちしき）
　　基礎特技：なし／非戦闘型　前提：なし　装備限定：カンフォーラのルーペ
　　概要：各種の判定に＋２
　　効果：
　　　この秘伝の習得者は、以下の判定において＋２のボーナス修正を得ます。
　　　　・薬品学判定
　　　　・分類が「植物」である魔物に対する魔物知識判定
　　　　・分類が「植物」である魔物の特殊能力に対し、対抗するための危険感知判定（これらは、戦闘中にも行われる可能性がありますが、秘伝の使用宣言をする必要はありません）
　
　・抽出の知識（ちゅうしゅつのちしき）
　　基礎特技：なし／非戦闘型　前提：なし　装備限定：カンフォーラのアルコール
　　概要：薬草類での回復に知力ボーナスを用いる
　　効果：
　　　この秘伝を使用したら、薬草類によって回復を試みる際、その回復量に加えるボーナスを「レンジャー技能レベル＋知力ボーナス」で計算出来ます。
　　　この秘伝に使用する「カンフォーラのアルコール」は消耗品であり、一回ごとにひとつを消費しなければなりません。
　
　・採取の知識（さいしゅのちしき）
　　基礎特技：なし／非戦闘型　前提：なし　装備限定：カンフォーラのルーペ
　　概要：「緑色」の戦利品を得たら、もう一度戦利品決定を−４で行える。
　　効果：
　　　この秘伝の習得者は、自身の戦利品決定の結果、粗製カード化の色に「緑」を含む戦利品を得たなら、
　　再度、戦利品の獲得を試みることが出来ます。
　　　この新たな戦利品決定は、出目に−４の修正を受けます。（結果が１以下になってしまったら、戦利品は得られません）
　　　また、これを行うと、余分に１０分を経過します。
　　　二度目に戦利品を得ても、さらに戦利品を獲得することはできません。
　　　「自動」で得た戦利品によってこの効果を得ることはできません。
　　　また、二度目の戦利品決定では、「自動」のものは得られません。
　
　▽流派装備／消耗品
　
　・カンフォーラのアルコール　価格：１０
　　知名度：１０／１３　形状：小瓶に入ったアルコール　アイテム区分：消耗品
　　概要：カンフォーラ博物学派の秘伝「抽出の知識」に使用できる。　製作時期：現代
　　効果：
　　　カンフォーラ博物学派の秘伝「抽出の知識」で使用し、薬草類による回復での回復量を「レンジャー＋知力B」とすることができます。
　　　消耗品であり、１回使用すればなくなります。
　
　・カンフォーラのルーペ　　価格：２，０００＋名誉点２０点
　　知名度：１０／１３　形状：片目に装着するタイプのルーペ　装備可能部位：顔
　　概要：カンフォーラ博物学派の秘伝を使用できる。　製作時期：現代
　　効果：カンフォーラ博物学派の秘伝「本草の知識」「採取の知識」を使用できます。