「みなさーん。あけましておめでとうございま〜す。」

「おめでとうございま〜す。」

「…なんか、去年もこんな時期に一本やったよなぁ…?(笑)」

「やりましたな。ちょうど1年前の1月2日にアリスシリーズ第2弾が始まりました。」

「あー。鏡の1話…ミッドナイトヴァンパイアでしたっけ。懐かしいなぁ。」

「あ、そういえば、コミケお疲れ様でした。」

「…君ら、ホントに何もしなかったな。」

「結局『持ってった分は』完売したんだってね。おめでとう(笑)」

「今度はパンドラですよね。頑張ってくださいGM。」

「…というか、なんで今日、地味一いねぇんだ? なんか、事前の話ではPLだったと思ったんだが。」

「なんかねぇ、急遽予定が合わなくなってねぇ、代わりにこいつ寄越してきた。」

「どり〜む〜(笑)」

「…そうか。なんか、胃が痛くなりそうな面々だな。今日プレイするゲームは聞いているよな?」

「セブン=フォートレスですよね? M∀Dには『炎の中で目覚めよ勇者』がS=Fでしたよね。」

「そうです。今回必要なルールブックはS=F:V3、パワード、エンジェルプリンセス、ナイトウィザード、スターダストメモリー…。
 それに…セブン=フォートレスEX(カバンの中からルールブックの束をどがーんと出す)」

「EX!?(笑)」

「…お前それ手に入れてたのか。流石だな。もうそれ売ってないんだろう?」

「おう。なくなる直前に購入した。今は、フォーラも出たから、需要はあるんだろうが…。どこにもないだろうなぁ。」

「それより、今日こんだけルールブック使うの〜? めんどくさーい。」

「わはは。めんどくさいだろう。でもな、俺、ここまで持ってくるのめっちゃくちゃ重かったんだ。頑張って使え(笑)」

「…持ってくるほうも持ってくるほうだよなぁ…。てか、V3やNWとEXって割とルール別物なんじゃなかったっけ?
 キャラとかどうすんのよ?」

「いや、基本的にS=F:V3でプレイするが、シナリオ進行のソースブックとしてEXを使うだけ。」

「ってーと、キャラ作成やらなんやらは普通にV3で作って、進行だけEXのルールでやるわけ?
 何? 世界の滅亡2時間コースとかやるの?(笑)」

「ええ。今回はシナリオランク『Apocalypse』で2時間コースでプレイしたいと思います。さくさくさくっと進めますので、
 ご協力の程をよろしくお願いいたします。」

「…あの、すいません、言っている事がよく分からないのですが…?」

「つまり我々は2時間で世界の滅亡を救わなければならないのだ。2時間で世界が滅亡しかけて2時間でそれを防ぐ。」

「……はい?(笑)」

「まぁ、実際やってみれば分かるでしょ。ようするに今日はキャラクター作成を除いて、2時間でシナリオがんばってみようか〜とだけ、
 覚えててくれればいいです。…さて。それじゃあ、雑談もそこそこに、今回のシナリオに入るとしますか。」

「S=Fかぁ…。S=Fは今回予告とハンドアウトはあるんだったか?」

「あります。用意してきたので、今回予告を読み上げますね〜。」


    世界は既に、崩壊していた。


「既に、かよっ!?(爆笑)」


天空に輝くは紅の月。

大地に這うは超☆魔王。

その身に纏うは天使核。

供に引き連れるは無数の下僕魔王。

世界は、このまま滅亡するしかないのか。

混沌と化したこの世界の果てで、かの者は何を見るのか。



セブン=フォートレス リプレイ 混ぜるな危険

七紋章紀007年。 世界は既に   崩壊していた。 「と、言った感じのシナリオです。」 「…おい、ちょっと待て、なんだこのタイトルは、ああ? てかこれタイトルか?」 「文句は地味一に言ってください。これ、アイツがやれって言ったんで。」  本人としてはジョークだったんだろうが…。 「…ま、まぁ、何となくシナリオは分かりました(笑)」 「まぁ、ある意味今のS=Fにこれほど相応しいタイトルも無い気もするがな。」 「…むしろ『きくたけワールド』と『我等がGM』を混ぜてはならないとかそう言う…」 「ああ! もっと深い意味があったのか!! なるほどGM!! 奥が深い!!(笑)」 「わはは。ということで今回のハンドアウトです。よく読んだ上で、やりたいキャラを選択して下さいね。」 ハンドアウト PC1 推奨クラス : エクセレントウォーリア 君が、勇者として目覚めたのはごく最近。 この力が、何のためにあるのか。 それについて、君は延々と考えていた。 そして、起こる大異変。 君は確信する。 この力は   この時のためにあったものだ。 PC2 推奨クラス : プリンセス 君の家に代々伝わる魔法具…。 本来、それが使われることなく済めばよかったのだが、事態はそれを許さなかった。 超☆魔王が持つ力に対抗するためには、この魔道具の力が必要だ。 しかし、このアイテムは君には使えない。 「資格」を持ったものにしか、このアイテムは扱えないのだ。 君は、「資格」を持つ者を探し旅立つ。    世界を救うために。 PC3 推奨クラス : エンジェル 大異変…この未曾有の大事件にあたり、君は君の上司…天使メリースから命令を受けた。 第5世界の代表として、この事件を解決すべし。 これが、君へ与えられた任務だった。 1人では、この任務は遂げられない。 君はまず、仲間を集めることにした。 PC4 推奨クラス : ナイトウィザード 世界結界は崩壊した。 エミュレーターの望む世界。 「世界」はその形を変え、君たちの守るべき日常は崩壊した。 だが、守護者、アンゼロットは言う。 「まだ、取り返しはつきます。」 それが事実なら、君は何だってするだろう。 「ですが、そのために必要なアイテムが、今、魔王の手のものに奪われたという情報が…」 ならば、取り返してやろう。やらねばならぬのだ。 君は、日常の守護者…ナイトウィザードなのだから。 「以上です。新規キャラでも、既存のキャラでも構いません。GLは全員5でお願いします。」 「おや、既存キャラでもいいのかい? やっちゃうよ? やっちゃいますよ?(笑)」 「う? 何をするのか知らんが…まぁ、テキトー且つざっくばらんにお願いします。」 「う〜ふ〜ふ〜(笑) …とりあえずあれだ、こいつは地味一の代わりなんだから…PC1な。」 「どり〜む〜…って私PC1ですかっ!?」 「じゃ、そういうことで。あ、そだそだ。みんな、こうしてみないか?」  と、GMに聞こえないようにボソボソ相談し始める一同。  な、なんか、こぼれてくる笑みが恐いんですが?  っと、ここのスペースを利用して、PL紹介でもしてみよう。  PL1 風呂裏  NWリプレイPandoraで和泉野優姫役でM∀Dデビュー。  気の強い女の子役が得意…というか、そのくらいしかやってるのを見たことがない。  最近微妙にシリアスになれてきたようで、よかったよかった。  なぜか今回主人公をやる羽目になったのは、彼女がミスター主人公地味一の代理だから、か?  PL2 美貝  やかまし男。でもなぜか人気はある。  今回もやかましいキャラのはずだったが、案外普通。  最近丸くなったといううわさあり。  PL3 機関車  魔女。…魔女なんだが、今回やたらめったら影が薄い。  実はリプレイに出来ない部分でぎゃーぎゃーやかましい事を喋っていたとか、いないとか。  でもやっぱり、今回は地味。  わお。EXって素敵!  PL4 辛い  ミスター不幸だが、今回は微妙。  不幸ではない、というか、不幸を他人に押し付けて自分は知らぬ顔である。  良識あるベテランPLなのでステータス的にはまともなキャラが出来るだろう。  往々にして良識ある人は苦労するのだが。 「…う〜ふ〜ふ〜ふ〜(笑) では俺様はPC2な(笑)」 「…え〜、じゃ、私がPC1で…(笑)」 「ってことは、僕がナイトウィザードだね。って、アイツ実はラース=フェリア出身なのかよ!?」 「んじゃ、余った私がエンジェル…PC3ですか。あ、AP使っていいんだから、A−Kライダーやろう〜。ロボットー。」 「さぁさぁみんな、さくさくキャラ作りを始めよう。GMが待ってるよ〜(パンパン手を叩きながら)(笑)」 「う、ううう〜? み、みんな何を作るんだぁ!?」  GMの心配をよそ目に、みんなはぎゃあぎゃあ騒ぎながらキャラクターを作っていく。  どーでもいいが、ルールブックは各自買ってください。AP1冊しかないじゃないか(笑) 「み、みなさん。これで完成しましたか?」 「ん、OKみたいっすよ。」 「…レベル5って作るの大変です〜(笑)」 「そうだなぁ。ま、でも強いからいいや。」 「うひひ。それでは、皆様。自己紹介をお願いいたします!」
GM:さて、それじゃあ、PC1から自己紹介をお願いいたします。 ちさと:は〜い。え〜と、風呂裏、PC1、キャラクター名は涼宮ちさと。     クラスはマジックナイト0、エクセレントウォーリア0、転生者5です(笑) GM:ちょいまてー!! ちさとってアレか!! 炎の中で目覚めよ勇者のヒロイン(仮)かー!!?(爆笑) ちさと:えっへっへ〜、急遽予定が合わなくなって世界が救えなくなった幼なじみの匠に代わって(笑)     前回終わり頃に力に目覚めたちーちゃんが登場です! ぶい!(笑) GM:なるほど…うむ。その設定は使える。属性は? ちさと:属性は海と氷、転生者ですから遺産として、EXのオリジナル白光(ニムリング)を持っています。     氷の剣士ですね。 GM:う。EXのアイテム、魔法も取得可能にしたからなぁ。オリジナルかぁ。強いんだよなぁ、あれ。    まぁ、いいでしょう。次の人、お願いいたします。 ララ:はいは〜い、ある意味大本命、PC2は美貝のキャラクター名は、ララ=リリ=ルル=レレ=ロロV世でございます(爆笑) GM:やっぱりそう来たかぁ!!(爆笑)    ってことはPC4はユキトだなぁ!? 辛い:うひひ。 ララ:え〜、属性は土、土。クラスはセント☆プリンセス1、プリンセス1、ぷち3でございます。 GM:セント☆プリンセスまで成長したか…って、おい。ちょっと待て。 ララ:はい? なんでございましょう? GM:前回、ララ、GL5だったよなぁ。…なんでまたGL5なんだ? ララ:ふっふっふ、まぁ、なんと言いますか…、成長しなかったんでしょう(爆笑) 一同:……ああ(←超☆納得) ララ:と言うわけでみんなのアイドル、ララ姫様は何も変わっていませんのでご安心下さい(笑) GM:納得されちゃうって、どうかと思うんだが(笑)    他になにかあるかな? ララ:あ、それとですね、きくたけワールドの神秘により空導王が親友になりました(笑) GM:不思議過ぎだっ!!(笑) ララ:とまぁ、これくらいですかねぇ。旧キャラなのでコメントは少ないですな。 GM:らじゃあ。それでは、…PC3、エンジェルお願いします。 ソラ:はいなー。プレイヤー機関車、PC3、ソラ=ノーティスです。    今回唯一の新規キャラですね。前回使ったアニタを使いたかったんですが。でもまぁ、エンジェルらしいので、新規で。 GM:ういっす。これは掘り下げないといけないな。新規だし。 ソラ:ええ。クラスはエンジェル0、A−Kライダー1、ヘヴィアームズ4です。    武器はグレートハルバード。あ、ちなみに美少女なんで。 GM:どんな美少女やねん(笑)    完全に攻撃特化ですね。性格はどんな感じですか? ソラ:えーと。ライフパスを振ったら、「ほれっぽい」が出たので、惚れっぽいらしいです。    で、そうですねぇ。……純情可憐、清楚な美少女…ヒロインオブヒロインな性格で行きましょう。 GM:………はっ。 ララ:…でも対象がいないよなぁ。ちさとはもうコブ付きだし、男はPC4だけだ。    …PC4、アニタに続いて二人目ゲットか?(笑) 辛い:うひひ。 GM:まぁ、NPCとかいろいろいますし。多分。    なんか、他に言っておきたい事はありますか? ソラ:細身なんですが、実はグレートハルバードを片手で持てます。あ、15歳です。 GM:……恐いキャラだ(笑)    それじゃ、最後にPC4、ネタがばれたゆっきー。 ユキト:へいほー。PC4、辛いのキャラは真庭ユキト17歳。ナイトウィザード0、陰陽師4の魔術師1。     高速で補助魔法などなどを使いこなす魔術のスペシャリストです(笑) ララ:ウチのパーティの要です。こいつ死んだら他の三人は一目散に戦場離脱します(笑) ユキト:あっはっは。防御魔法や回復持ってるのは僕だけだもんね。     あ、あと、魔法を取得しなおしまして。属性紋章魔法を取得してみました。EXの。 GM:う。属性紋章魔法…攻撃力が最低でも50くらいあるやつだよね。…って、ユキト、属性が違うじゃん。    冥と水だったよな? ユキト:ええ。でも、魔術師の特殊能力《虹色の才》で第3属性を取得したので。 GM:ぐ。ラース=フェリアの属性を得たか。属性は? ユキト:炎です。強いですよぅ(笑) GM:らじゃ。まぁ、頑張って生き延びてくれたまえ。それじゃあ、みんな、自己紹介は以上かな? ララ:以上ですわ〜。みぱみぱ〜(笑) ちさと:どり〜む〜(笑) GM:へ、変な口調だ(笑)    えっと、それじゃあ、OPに行きましょう。OPは通常通り進めますが、リサーチからEXパラメーターを使います。 ララ:みぱみぱ〜(笑)
Opening Phase
GM:さぁて、誰から行くか…。    まずはラース=フェリアの説明をしたいんだが、実はこのメンツ、ラース=フェリアに誰もいやしねぇ(笑) ちさと:すいません、エクセレントウォーリアが転生しちゃってるんで(笑) ララ:まぁ、マスターシーンでいいんじゃない? GM:んじゃあ、テキトーにやってみよう。まずはPC1、ちさとのシーンから始まる。    君は今、平和な日常とやらを送っていた。今日もいつもと同じ日常。朝起きて、匠に弁当を作って…学校行って…。 ちさと:幼なじみにお弁当作ったり、これで結構健気ですよねぇ、ちさとちゃんは(笑) ララ:匠の方はそんなちさとの気持をまるで分かってねぇみたいだけどな。さすが地味一のキャラ(笑) GM:…いや、毎日毒弁当だからなぁ。勘違いしてもしょうがないんじゃないか?(笑)    「こ、殺される!」 ちさと:あ、もちろんちゃんと破壊的な料理の腕前持ってますから(笑)     戦闘力上がっても料理の腕は上がっていません(笑) ララ:「匠、お弁当、作ってきたんだけど…」「たたた、たすけて! 止め刺しに来たぁあ!!」(笑) GM:そんなわけで、今日も楽しい昼休み。匠、ちさと、ユキトの3人は、今日も仲良くお弁当をついばんでいる。    誰か匠やる?(笑) ララ:ここはNPC乗っ取り常習犯の彼女に任せるべきところかと…(笑) ソラ:じゃあ、私が。「お、おおお。ユキト、今日の弁当も美味そうだな!!」 ララ:こう、ちさとの弁当はぎりぎり視界の端に入れつつも、ユキトの弁当が視界いっぱいに広がるように見てるんだな? ちさと:「わ、私のお弁当だって少しは誉めてよ! 見た目はよくなったのよ!」(笑) ソラ:「ああ、彩りは綺麗だなぁ。なんで、ご飯がピンク色なんだ?」笑みを浮かべながら言います。目は虚ろですが(笑) ユキト:自分の弁当を黙々食っています(笑) ちさと:黙って自分の弁当を匠が食べてくれるのを待ってます。期待と不安と、「とっとと食えやコラ」みたいな感じの入り混じった眼差しで(笑) ソラ:ご、拷問だ…引きつった笑顔でちさとの弁当を掻きこみます(笑)    んで、全部食べ干して、ゆっきーの出したお茶をぐびぐびと飲んで流し込んでから、ゆっきーのお弁当を頂こうとします。 ちさと:でも私は匠がお弁当を全部食べてくれた事実に素直に大感激します。     「匠!? 美味しかった? ねぇ? 昨日のよりは美味しかったでしょ!? ねぇ? ねぇ?」(笑) ソラ:「ああ、お前の料理は一級品さ!!(歯がキラリ)」凶器としてですが。 ちさと:「じゃあ、明日はもっと美味しいお弁当作ってくるからねっ! 私、頑張るっ!」(笑) ソラ:「ああ、期待してるよっ!!(歯がキラリ)」で、ユキトの弁当食っていいかな? いいかな? いいよね? もういいよねっ!?(笑) GM:その時だった…。その場に高まる攻勢の魔力!! その魔力は邪悪で、歪で…。君たちに嫌悪感を抱かせるに十分なものだった! ソラ:ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!(爆笑) ララ:ユキトとちさとが、「これはっ!?」みたいな感じで周囲を警戒してる時に、    匠は今まさにヘブンズドアを開こうとユキトの弁当に箸を伸ばしているんだな?(笑) ソラ:いや、ここで一応剣の勇者として匠はその魔剣を取り出すよ。    「なんだぁ!? 俺の命の洗濯タイムに!!」 ユキト:…この魔力!! 只者じゃない!! GM:では、どこからともなく、邪悪な声が聞こえてきます。禍禍しく、低い声での呟きが、君たちの耳に届く。    「み…つけ……た。」 ちさと:私も警戒します。あ、匠が食べてくれたお弁当箱を大事に胸に抱えます(笑)     「誰っ!?」 GM:えー、そうするとだな。突如、空間に黒き穴が穿たれ、その中から無数の手が匠の持っている魔剣に伸びます。 ソラ:「お、俺かっ!?」とっさに構えるが…。 GM:まぁ、NPCなので判定無しです。現れた手は魔剣を奪い去り、穴は消えました。 ソラ:ぽかーん。 ユキト:…匠の魔剣って、神威(フラグメント)だよね? 神の欠片が入っている…っていう。 GM:うむ。PC4のハンドアウトにある世界復活の為に必要なマジックアイテムを匠の魔剣にしてみました。 ちさと:魔剣使いが魔剣奪われちゃいましたが…? GM:やっぱり、レベルが下がるんじゃないでしょうか(笑)    まぁ、魔剣が無い魔剣使いなんて単なる一般人ですな。今回匠が旅立てない理由にもなりましたな。 ソラ:「うおおおおお!!? お、俺の魔剣がっ!!?」と、慌てます。が。「あ、いや、それもそうだが、ユキトの弁当を食わねば!!」 GM:てめーの頭は食い物以外入ってへんのか!!?(爆笑) ララ:…あれだ、黒き穴から出てきた無数の腕には、知能が無いんだ。だから匠が持っていた物を手当たり次第持っていくんだ。    よってユキトの弁当も奪われました。 GM:いや、明確な知能があるんだが。あ、じゃ、匠が弁当を食べようとしたその時だった!! ソラ:「魔剣はともかくいっただっきまーす!!」 GM:ゴゴゴグゴゴドルバオーン。不快な音が響く!! ユキト:まだなんか続くのかぁ!? ララ:突如ステージがわき上がってグィード=ボルジアが出てきたりとかしねぇだろうな、その効果音じゃ…(笑) GM:では、突如天空から舞い降りたグイード=ボルジアとドリームマンが、「むぅ!? こ、これは!」と叫びます。 ユキト:な、なんだってー!!(笑) ララ:あれぇ!? なんか出て来たぁあ!? 俺のせいかぁああ!?(笑) GM:お前のせいだ!(笑)    「少年少女よ! 非常事態だ!!」匠たちに向かって、ドリームマンが言います(笑)    そして、天空を仰ぎ見る2人。 ユキト:つられて上を見ます。 ちさと:私も見ます。 ララ:匠は今の振動で落ちてしまった弁当を見て嘆いています(笑) ソラ:「俺の弁当がぁ〜〜!!」 GM:空を見ると、巨大な亀裂が走っている。その亀裂の向こうには大陸が見えるね。 ユキト:アレは…異世界? ソラ:「俺のから揚げが〜。俺の伊達巻が〜!!」 ちさと:空に亀裂? 大陸? 驚愕の表情でその場に硬直してしまいますが。 GM:ゴ、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…そして、その亀裂に向かって多くのものが吸い込まれていきます。 ソラ:ここで吸い込まれていく俺の弁当を見上げ、ようやく事態に気付きます。    「お、俺のハンバーグがっ!!! 俺のチキンライスがぁぁぁあああ!!」飛んでいく弁当箱をキャッチしようと頑張っています。 ユキト:気付いてねぇ〜〜〜!!!(爆笑) ララ:…てかユキトの弁当、一体どれだけのもんが入ってんだ…(笑) ちさと:匠を生暖かく見守っていましょう(笑) GM:人なども吸い込まれていき、やがて、君たちも吸い込まれていく。 ソラ:「俺のジャガイモの煮物〜〜!!」 GM:と、いうところでシーンを切ろうと思います。    だ、誰のシーンだったんだ?(笑) ララ:…まぁ、誰のシーンかわからないなら誰のシーンでもいいって事さ(笑)
GM:ということで世界は崩壊しました。    次のシーンはエンジェル、ソラさんから行きたいと思います。 ソラ:はい。どこから始まるのでしょう。 GM:…天空は赤く輝き、数多くの亀裂を残していた。    君は気がつけば、ラース=フェリアの大地に1人、横たわっていた。 ソラ:「う、うう〜ん?」苦悶の表情を浮かべながら、目を覚まします。…で、いいですか? GM:ええ。OKです。    ちょっと先のシーンに時間を費やしたので巻いていきます。 ソラ:うい。「ここは……見覚えがある…ラース…フェリア…?」 GM:だが、記憶の中にあるラース=フェリアの地理とは若干違う。具体的にどう違うのか。    それはラース=フェリアの街の隣に、エルフレアの街…エイサー王国の都が立っているのだ。 ソラ:「なっ! …こ、これは…!?」驚愕の表情の私。手に持ったグレートハルバードを無意識的に強く握ります。 GM:そして君は思い出す。先ほど都にいたはずだが、天空に亀裂が走り、その中に吸い込まれてしまった事を。 ソラ:…何が、起こったと言うの…? GM:そこで「全ての世界が、交じり合ったのだ。」と声がします。女性の声ですね。 ソラ:そちらを振り向きます。 GM:では、そこには魔術による幻影か…君の上司、天使メリースの姿が。若干透き通ってますが。 ソラ:膝を付き、敬礼します。「メリース様っ!!」 GM:黒き髪の女性は君に優しく声をかけます。「よい。面を上げてくれ。」 ソラ:「はっ。」立ちあがり、顔を上げます。 GM:「なんの超魔法か…全ての世界…主八界が混ざり合った…これが今、この世界で起こった事だ。」 ソラ:…全ての…世界が? GM:「一応、『ここ』はラース=フェリアらしい。どうやら混ざり合ったと言うよりも、全てラース=フェリアに召喚された、    と言った方が正しいのかもしれん。」    えーっと、S=Fリプレイ「フレイスの炎砦」を思い出してくれ。ベルがファー=ジ=アースを召喚していただろう?    あれと似たような現象と思ってくれ。 ララ:F○5の第三世界見たく合体したってわけではないのか? GM:いや、それが正しい。召喚して融合させた、かな。 ララ:ふむ、ファー・ジ・アースの道路を走っていったら突如木造平屋のファンタジックな村に出たりとかするわけか。    ファー・ジ・アースの動物園の檻の中にマッドマンとかアナタワックとかが突如出現したりとか(笑) GM:そんな感じです。ベースはラース=フェリアですが。少し歩けば、自由の女神が立ってたりしますよ(笑)    で、ですね。世界融合と同タイミングで、世界中から魔王が復活しています。まぁ、まだ雑魚レベルの魔王ですが。 ソラ:メリースの言葉に耳を傾けています。    「魔王の…復活…。」 ララ:フルーイとかアタラシーイとか…。 GM:あはは。まぁ、そこら辺の魔王はLV1の勇者がいれば倒せますから(笑)    「…戦士、ソラよ。あなたに任務を授けます。」 ソラ:は。何なりとお申し付け下さい。 ユキト:絶対服従だなぁ(笑) ソラ:メリースはエルフレアでは凄い存在なんですよ。過去の2度の戦争を生き抜いている天使ですからね。    戦士の間では伝説の人です。なので、惚れっぽい私はほんのりとした憧れを持っています(笑) GM:ふむ。「…あなたを第5世界の代表とします。この事件を引き起こした張本人を探し出し、駆除しなさい。    私の含め、他の天使は現れた魔王の駆除に当たります。」 ソラ:了解しました。直ちに動き始めます。 GM:「頼みましたよ。戦士ソラ。」 ソラ:ここで《コールA−K》を使用し、エンジェルナイト…私のロボットを呼び出し、装備します。    「必ずや、この任務、果たして見せます。」 GM:満足そうに頷くと、メリースの幻影は消えます。 ソラ:…まずは、力を集める…。巨大な力を持った仲間を…!    ということで空に飛び立ち、シーン終了、っと。 GM:うい。それじゃあ、次のシーンに行きますか。
GM:さて、問題児ララ姫です(笑) ララ:ララ姫でおじゃる〜(笑)    …で? わらわはどういう状況なのですかな? …いや、まぁ、どう言う状況だろうと下僕を使い倒してる事に違いはないんでしょうけどね(笑) GM:では、月の都ヴァリディア…いや、元、と言うべきかな。そこに君たちはいる。    周囲では激しい爆発音が響き、悲鳴、怒号、死臭、ありとあらゆる感覚から、ここが戦場であると言う情報が告げられている。 ララ:戦場!? 何がどうなってるんですか!? とりあえずまわりの攻撃を下僕どもが身を挺して防いでいる間に、    ここがこうなった経緯をノンビリ思い出しましょう(笑) GM:そう、思い起こせば数時間前。全ては唐突な出来事だった。    天空に裂けし穴に吸い込まれた君達はわけもわからず、このラース=フェリアの大地に落とされた。    そして、休む暇もなく、復活した魔王たちに襲われている。…この数時間の間に、下僕達が自らの命を張って集めた情報により、    君たちは先のシーンのメリースの説明で出た情報を全て握っているということで。 ララ:え〜、で、私は何をしろとハンドアウトで推奨されていたんでしたっけね〜?    …あ、そうそう、なんかアイテムがあるんでしたねぇ。 GM:ええ。ちなみに、ここで共に戦っているのは君と同じセント☆プリンセスたちです。  セント☆プリンセス。  実はこの世界で最も偉い人達なのです。  いつの間にララ姫はセント☆プリンセスになったのでしょうか(笑) GM:君と共にセント☆プリンセスになった聖火姫(セント☆フレイム)は魔王の攻撃を凌ぎながら君に声をかける。    「ララ!! いえ、聖土姫(セント☆ソイル)!! あのアイテムは持っているのか!?」 ララ:「はい! 大事な大事なアイテムです! フロ入るときと寝る時以外は肌身離さず持っています!! 下僕の誰かがっ!!」 GM:「自分で持ってなさいなっ!(笑)」 ララ:まぁ、とりあえず下僕に命じてそのアイテムを持ってこさせます。あら、どうやらアイテム持ってた下僕は既に魔王の手により倒されていたようです。    危ない危ない。ヘタしたらアイテム奪われる所でした。「ってことでアイテムは無事です! たった今から肌身離さず持っています!!」(笑) GM:「そのアイテムはあなたには使えない! だから、そのアイテムを使える人を探して!!」    その時。君たちの前に現れるは超☆魔王。その強大な力により、次々と下僕たちはなぎ払われていく。 ユキト:「げぼー!!」「げぼぼーー!!」 ちさと:「げぼー!!」「げぼげぼーー!!」 ララ:「げっぼぼー!!」「げぼげーぼ! げぼげーぼー!!」 GM:(楽しそうだなぁ)あ、ちなみに、こいつ、EXに載ってる精霊獣とデータ同じな?(笑) ソラ:ええっと、精霊獣、精霊獣っと……げぼっ!!?(笑) ララ:うお、攻撃力150! たか! …でも命中値とかは並だなぁ。    「わかりましたっ!! 下僕どもの命に代えても、必ずこのアイテムを使う資格のある物を探し出して見せます!!」 GM:「任せたぞ! ここは我々が食いとめる!! なぁに、我々、セント☆プリンセスの力はそれぞれが500兆下僕を超えている!    あんな魔王風情に遅れを取らん!!」 ララ:「任されました! ところでその資格のある物ってどこにいるんですかっ!? おせーてっ!?」 GM:「知らん!! 自分で探せっ!!(笑)」と、いうところで聖火姫は超☆魔王に向かって突撃していきます。 ララ:「あああ! 教えてくえれないと探さないといけないじゃないですかぁあ!!」とか叫ぶんですが、    このままだと埒があかないと判断したわらわの下僕どもがわらわを担いでその戦場から離脱していきます。    で、しばらくしてから、こうなったらセント☆プリンセスの名にかけて、その資格ある者を探し出して見せますわ! と、    拳を天にかざして決意を新たにするのです。無論その後方ではわらわを勝手に連れ去った無数の下僕が転がってます。 GM:では、君の背後で、巨大な爆発が起こり、「うわーだめだー」と叫び声が響いた所で、シーンを終了しましょう(笑) ララ:…しかし、今更ながらまたララをやる事になおうとはなぁ…(笑) GM:わはは、時間がないので巻いて行くぞー。
GM:ということで最後のOPに行きますね。    登場はユキトとちさと。 ララ:ちなみに匠はユキトの弁当が食えなかったせいで戦意喪失しています。 ユキト:元気だしなよぅ。匠。 GM:とかなんとか言ってると、アンゼロット様が現れます。    「ごきげんよう。匠さん、ちさとさん、ユキトさん。」 ちさと:…私はアンゼロットさんに会ったことがあるんでしたっけ? ララ:EDに依頼とかもらってなかったっけ? ちさと:あ、そっか。 GM:「さて、時間がないのでちゃっちゃと片付けましょう。世界は崩壊しました。ですが、まだ、取り返しはつきます。」 ユキト:黙って聞いています。あ、匠の肩を叩いて、また作ってあげるから、とか言っておきましょう。 ソラ:うう、ありがとうユキト〜。 ちさと:私も作ってあげるから。 ソラ:いや、あ、うん。…あ、ありがとう。 GM:「もしもーし。」 ちさと:「…それで、どうすれば、世界を元に戻せるのでしょうか? アンゼロット様。」 GM:「…ごほん。…ある、マジックアイテムが必要となります。まず、匠さんの魔剣。…それと、ある宝石です。」 ちさと:…敵が誰だかは知らないけれど、だから真っ先に魔剣を奪ったんですね。 ララ:……なぁ、もしかして、必要なのは魔剣だけで、その持ち主は必要ないとかそう言う事はないよなぁ?(笑) GM:「ぶっちゃけ必要なのは神威です(笑)」 ララ:…あ、憐れだ…。憐れ過ぎて涙も出やしねぇ…(笑) ちさと:魔剣使いって不幸ですねぇ…(しみじみ)(笑) GM:まぁ、魔剣使いなので。ああ、匠はちさとと同じ5レベルだったんだが、魔剣を失ったので今は0レベルです。 ララ:…地味一が知ったらなんと言うか…。    てか、前回アレだけ活躍した剣の勇者がこんなんでいいのか…?(笑) GM:はっはっは。S=Fだから。    「と、いうことで、貴方達には世界を元通りに戻すために働いてもらいます。」 ソラ:そこでしぎゃーと大魔王が現れてアンゼロットにビームを放ちます。 GM:片手で弾いて魔法で一撃で吹き飛ばします。「何か質問は?」 ちさと:具体的にそのとある宝石ってのはどういうものなんでしょう? 形状とか色とか分からないと探しようがありませんが。 GM:えーっと、アンゼロットは形などなど、特徴を教えてくれます。具体的な形はララが決めてください(笑)    君が持ってるものなので、テキトー且つざっくばらんに決めてOKです。 ララ:んじゃ8歳のわらわの手にもすっぽりと収まるくらいの大きさで、形状は原石そのままみたいな、角の取れてない石みたいな感じ。    色は…、う〜ん、灰色? まるで石のような色? GM:ういっす。じゃ、そんな感じ。    見た目は単なる石なんだが、真の力を発揮する時に虹色に輝くとか、そんな感じで。 ララ:ここらで別の大魔王が現れてアンゼロットにリングレーザーを放ちます。みよんみよんみよん。 GM:では、アンゼロットはそれを自らの魔法で相殺します。てゆか、それを上書きして取り込むような超☆魔法を放ちます。    魔王は倒れます。「…何か質問は?」 ちさと:…いっそ一思いにあなたが世界救っちゃくれませんか?(笑) GM:「それは出来ません。他に私にはやる事があるのです。」 ちさと:…まぁ、なんかパンドラでもそんなこと言ってたし、頑張りますけど。 ララ:ちなみに今この情況でやるべきほかの事って何? ソラ:ため込んでいた冬のソ○タのビデオを返却期限までに全部見ること。 GM:ちゃうわっ!!(笑)    他の勇者たちのフォローや世界結界への逆干渉で、元の形を取り戻そうとすることとかだっ!!(笑) ララ:…頑張ってください。冬の○ナタ(笑)    やっぱ世界の守護者たる者いろんな知識が必要なんですよね。 GM:ちゃうわっ!!(笑)    えー、他に質問はありますか? ちさと:…ん〜と…、 ララ:まぁ、EX使うんだから後からなんとでもなろう。 ちさと:む、じゃこれくらいでいいかなぁ…(笑) GM:「では、よろしくお願いします。…ユキトさん、起きてますか?」 ユキト:ほえ。起きてます。寝てませんよ。ええ。ホントです。ホントですってば。 GM:ま、まぁ、それじゃあ、オープニング終了。リサーチフェイズに行きましょう〜。
Resarch Phase
GM:さて、ではPC1から順にEXパラメーターを取りましょう。お願いします。 ちさと:はい〜、では振らせていただきます〜。たぁ! …(ころころ)…52、え〜、『仲間』     目的の為に仲間を募る。 GM:じゃあ、仲間を集めるために君は旅立ちました。終わり。 ちさと:近くの街とかに行って、「こういう宝石知りませんかぁ? こういう宝石知ってる人知りませんかぁ?」     とか言ってればOK? GM:うむ。OKです。 ユキト:誰かー、魔王を倒す為に立ちあがりませんかー!!?     今なら漏れなく英雄になれるチャンスですよー。 GM:ということで次。PC2、お願いします。 * * * ララ:てい! …『逃走』…? GM:え〜、宝石持ってるために魔王の配下に追われています。 ララ:「たすけて〜! たすけて〜! たすけろ〜!」はい、終わり。 GM:はい。では、次のパラメーターを取りますか。 ソラ:私ですね。(ころころころ)…嵐。 * * * GM:嵐、些細な事からトラブルに巻き込まれる、か。 ユキト:うわ、使いにくそう(笑) ソラ:些細な事から……えーっとどうしましょうか。あ、じゃあ、仲間になりそうな人の電波を察知しようとしていると、    道に迷うんですよ。で、うろちょろしていると、だだだだだだだだ、と、走ってくる人が(笑) ララ:「たすけて〜! たすけて〜! たすけろ〜!」だだだだっと、物凄い勢いで走ってくる下僕御輿。    わらわはその上に乗って叫んでるだけ。別段疲れても焦ってもいませんが。で、ソラさん、ほっとくと轢かれますが? ソラ:ぶちんっ!! 豪快にひき潰されます。    んで、な、なんですかっ!? と顔を上げて、周囲を見渡してみると、後ろから巨大な魔王が走ってくるわけですね(笑) GM:「うごごごごごごごごごご、がおーん!!」雑魚魔王がダッシュで君たちの方に近づいてきます(笑) ソラ:ばびゅーん!! 全力速でララに追いつきます(笑) ララ:わらわは相変わらずパトカーの上で緊張感なくなってるサイレンみたいに叫びつづけてます。    「たすけて〜、たすけて〜、たすけろ〜…」 ソラ:とりあえず、《コールA−K》!! 飛行モードに突入してララを救出して空に飛びあがります!(笑) GM:では、魔王は飛んでいくララとソラを無視して下僕のほうを追いかけますかね。 ララ:おや? 気がついたらわらわは空を飛んでますよ? アナタはどなたですか? なんか妙に硬いですが。 ソラ:ロボットですから(笑) GM:と言う事で次に行きましょう。 ユキト:はーい。…(ころころ)…いい人。 * * * GM:いい人。…頼み事を引き受けてしまう。 ユキト:なんですとー!!(笑) ララ:…いい人…、まぁ、いい人だしねぇ(笑) GM:ええっとー何か頼みごと…。 ちさと:ユッキー、私ここで仲間募ってるからさ〜、今のうちにお昼ご飯買ってきて〜?(笑) ユキト:ええ〜。お金、あったかなぁ。いきなりだったから、Gp用意してないかも…。     とりあえず、行ってくるね〜。 GM:ってことで終了。次ー。 ユキト:それで終わりかいっ!?(笑) ララ:なんか、物凄い速度でリサーチフェイズが流れてるぞ?(笑) ちさと:では一周して再び私! たぁ! …(ころころ)…異邦人。 * * * GM:異邦人。アナタは見知らぬ人から依頼を受ける。…う! やっぱり依頼人は必要らしい(笑)    では、ユキトが弁当を買いに行ったタイミングを見計らってか、1人の男が声をかけてくる。 ちさと:あれです、ちーちゃんは純粋な子ですから、他人を疑う事を知らないのです。お弁当食べてる匠の必死さにも気付いてないですしね(笑)     「…あなたは? 私に何か用ですか?」 GM:「力が、欲しいんだろう? 協力してやってもいいぜ?」とでっかいカニアーマーを背負った男が、君に笑顔で声をかけます(笑) ちさと:「本当ですかっ! ありがとうございます! 一緒に世界を救いましょう!」     何の疑いもなくアンゼロットからもらった情報とかベラベラ喋っちゃいます(笑) GM:では男はにやりと笑って「だが、その前に、ちょっとアンタにやって欲しい事があるんだよ…。」 ちさと:はい、なんでしょう? 交換条件ですか? 私にできる事ならば。 GM:「アンタの実力を見たいんだ。この先にあるダンジョンにあるアイテムが封印されているんだが…それを持ってきて欲しい。    それが出来たら、俺はアンタのパーティに加わってやろう。」 ちさと:「わかりました。任せて下さい。仲間が帰ってきしだい行ってきます。では、取ってくるアイテムの詳細を教えてください…」 GM:では、男は詳細を教えてくれます。「俺はここの街の酒場で待ってるぜ。頼んだぜ、お嬢ちゃん。」 ちさと:わかりました。まかせてください。…ってことで私は終わりですかねぇ? GM:だな。名前とアイテムの詳細を考えなければ(笑)    んじゃ、次、ララ姫〜。 ララ:てや〜。…(ころころ)…逃走。あれれ〜?(笑) * * * GM:さ、さすが「逃げ足が速い」を持ってただけあるな(笑)    では、ララとソラはまた、さっきよりも強大な魔王に追われる事になりました。 ララ&ソラ:なんか、悪い事しましたかぁ〜〜〜!!!? ちさと:…終わり?(笑) GM:ということです。続いてソラ。なんか、解決策を見出しなさい(笑) ソラ:なんかっ! なんかいいもの!! …ていっ!!(ころころ)    …仲間です。 * * * GM:仲間、あなたの目的のために仲間を募る。 ソラ:たぁすぅけぇてぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!(大爆笑) 一同:状況かわらねぇ!!?(大爆笑) * * * ユキト:次は…手紙。 GM:手紙か。アナタの元に懐かしい人から手紙が来る。 ユキト:じゃあ、ちーちゃんと言われたダンジョンに行こうとしていると、見覚えのある下僕がララ姫の手紙を持って現れます。     「ど、どうしたの? 下僕777号。ぼろぼろじゃないか!」 GM:「げ、げぼー。」下僕は君に手紙を渡して力尽きます(笑) ちさと:ユ、ユッキー! この下手過ぎて読めない名前は、もしかしてララちゃんのじゃないの!?(笑) ユキト:彼女が…危ない!! GM:ということで次に行きます(笑)    次からEXパラメーター表2を使いますね。 ちさと:ではでは、たぁ! …(ころころ)…洗脳? * * * GM:洗脳。アナタに近しい人物が、敵対する組織の一員として現れる(笑)    では、さておきダンジョンに潜っていた2人。数多くの罠、数多くのクリーチャーを乗り越え、最下層に辿りついた君たち。    そこで待っていたのは…!! ユキト:…匠だろうなぁ。 ソラ:アニタでもいいんじゃない? ララ:てかそれ以前にわらわはどうしたわらわはぁあ!? 助けてくれるんじゃないのぉお!?(笑) GM:…じゃあ、魔王の手に囚われて、いつの間にか洗脳されていたララがいました。 ララ:あれぇえ!?(笑) ちさと:…ってことは、アイテムを取る為にはララちゃんを倒さないといけないんですね? ララ:やーめーてー!!(笑) GM:「ふははははは、よーくーきーたーなー。」ど、どうしよう!?(笑) ソラ:わ、私はどこに行ったんですか!?(笑) GM:飛んで逃げました(笑) ララ:こ、こうなったら破れかぶれだっ!! 振ってしまえ!!(笑)    …(ころころ)…生贄…、い、生贄…? * * * GM:生贄。あなたか、近しい人が生贄に捧げられようとしていると知る。    では、洗脳されたララが語ります。「ふふふふふふ。ちさとさぁん、あなたは魔王様の復活に必要な生贄なのれぇす〜。」 ちさと:ズバ。 GM:「ぐわわわわーーー!!!」ぱたり。悪は滅びた。…斬るなよっ!?(笑) ちさと:あれ?(笑) ララ:うわ〜ん!(笑) GM:と、いうところで若干視点が変わり。 ソラ:私ですね。…ていっ!!(ころころ)…洗脳。 GM:またかよ!!?(笑) * * * ソラ:「ララさん! 無事ですか!?」とここでダンジョンの奥底に私が登場。    あんまり、近しくないけどいいよね(笑)    「はっ、その目は洗脳されている!!?」 ララ:洗脳解けてねぇのかよぉお!!(笑) ちさと:うう、額には何か見た事あるようなサークレットが…?(笑) GM:ああ、ではそう言う事で。ララの額にはそうだな、ここで見た事があるのはユキトだけか。    ちさとが洗脳されていた時のようなサークレットがはめられています。  以前、ユキトやララが登場したリプレイで、サークレットをはめて洗脳するということがあったのだ。 ユキト:あ、アレはっ!? ま、まさか、あの時の魔王は倒したはずだ!! ソラ:目を、覚まして下さい、ララさん!! GM:では、サークレットを取ろうと言う人は攻撃ジャッジを行って下さい。ララの回避値を超えたら外せます。 ララ:た〜すけて〜。わらわの回避値は11じゃ〜。 ちさと:と、とりあえず外しにかかります! えい! …命中値は闘気も振って24! GM:では、ララもジャッジして下さい。…外せましたね。 ララ:は! わらわは一体何をしていたのでしょう? ちさと:…なんか、時間稼ぎかなんかでした? ララ:やかましい!(笑) GM:わはは。伏線は次で明かされる…かも知れない。 ユキト:次振るよ〜。…仮面。 * * * GM:仮面。正体を隠してた人物がその正体を現す。 ユキト:きたーーー!!(笑) GM:「ふふふふふ。出来れば共倒れになって欲しかったが、そこまで上手くは行かなかったか!!」    と、ちさとには聞き覚えがある声が背後からします。 ちさと:ああ! あなたはさっきのカニアーマーの人!? GM:「そうだ! 我が名は『美しき白銀のカニ』タラバ=キャンサーだ!!」    キラキラと輝くスクリーントーンを背負って、さっきのカニアーマーの人が名乗りをあげます。 ちさと:タ、タラバ=キャンサー!?(笑) ララ:お前偽者だろうそれ!!(笑) GM:「何のことかなぁ? んん〜?(笑)」  タラバガニはカニと言う名前はついていますが、実はヤドカリの仲間です(笑) GM:「失敗してしまったのは仕方ない。お前らの命、ここで断たせてもらうまでよ!!」と戦闘態勢を取ります。 ララ:ええい! わらわを好き勝手に弄くってくれたお礼はたっぷりしてあげますからねぇえ! 下僕ども! やぁっておしまい!!(笑) GM:「我がタラバガニアーマーの真の力を見せてくれる!!」    と、いうところで次に行きましょ、次(笑) ユキト:いいのかそれぇ!?(笑) ララ:やっぱ偽物じゃねぇか!! なんだよタラバガニアーマーってェえ!!(笑) ちさと:と、とりあえず、この辺で次振ってみます! たぁ! …森羅万象の願い。 * * * GM:森羅万象の願い。世界が崩壊しつつある事を知る。    …では、数分後、地に臥せり、だくだくとその血を流しながら、タラバ=キャンサーは呟く。    「ふ、ふっはっはっは…まさか俺が負けるとはな…。」 ララ:もう負けてるしっ!!(爆笑) ユキト:なんだこの展開!!(笑) GM:まぁ、キャンサーだし。 ソラ:キャンサーですしねぇ。 GM:「だが、タダでは死なぬ!!」と、叫び、実はあったが、描かれなかった祭壇に飾られた宝玉を掴み取り破壊する。    ご、ごごごごごごごごごごごご!! それと同時に大地が悲鳴を上げ始める!! ちさと:「こ、この振動はっ!?」倒れ行くタラバに向かっていいます。     「あなた、何をしたの!」 GM:「ふ、何故、数ある世界を一つにまとめたと思う…!? これで、まとめた世界を一網打尽にするためさ!!」 ちさと:「…つまり、全ての世界がまとまったこの世界を、崩壊させようというの!?」 GM:「そう、それこそがあの方の計画…!!」 ユキト:そ、そんな事を…!! ソラ:誰がそんな計画を立てたの!!? GM:「そんなことを聞いてる暇はあるのかい? じきにこのダンジョンは崩壊する…!! 巻き込まれればお前等全員御陀仏だぜ!?」    そこでげぼっ、と血を吐くタラバ。 ちさと:「く、みんな、早くここから出ないと!」 ララ:バビュ〜ン!! ちさと:ああ! 躊躇いもなく真っ先に逃げたっ!!(笑) GM:さすが逃走王(笑)    と、いうところで崩壊するダンジョンをよそ目に、次のパラメーターを取りますか。    逃げたララ姫ぷりーず。 ララ:ていや〜! …(ころころ)…地獄からの生還。 * * * GM:地獄からの生還。死、もしくはそれに等しい状況からの復活。    君たちは命からがらダンジョンから抜け出してきた、と。 ララ:「フゥ、危ない所だった。」終了。 GM:じゃ、次ソラな。 ソラ:は〜い。…実験体。 * * * GM:実験体。あなた、もしくはあなたに近しい人が人工的に作られた生命である事を知る。 ソラ:私、人造天使ですが。 GM:では、君たちがダンジョンを脱出し、一息ついている時だった。    崩壊したダンジョンから一筋の光が走り、崩れ落ちたダンジョンの残骸を吹き飛ばす。 ソラ:!? ユキト:危ない!! 魔法で障壁を張り、飛んできた残骸を受け流す。 ララ:下僕どもが壁を作り、身を挺して残骸からわらわを守る! GM:そして、禍禍しいプラーナを纏いながら、地の底から現れる者がいる。    その巨大さに、君たちはあっけに取られる。 ちさと:巨大さにあっけに取られるんですか!? どんだけでかいんですか!(笑) GM:えーっとね(EXをぺらぺらめくる)これより弱いのが50m近くあるから…まぁ、ざっと200mくらいかな!(爆笑) ちさと:そりゃでっけぇえ!!(笑) ララ:…200mもの巨体が埋まってたんですか…。誰が埋めたんだろう…。 GM:圧縮されていたのかもしれません。もしかしたら。    で、その光景に呆然としていると、君たちに声がかけられる。美少女の声です(笑)    「どう? みごとでしょう?」…ちなみに、その姿に見覚えはない。 ララ:ぬ、敵っぽくてしかも美少女!? ベルかっ!? GM:いえ、違います。そうだなぁ、萌えヒロイン作成チャートを振ってみるか…(ころころ)…可憐でネコミミな美少女です。 ララ:ぶっ!(笑)    なんかすげぇインパクトが無ぇ!(笑) GM:ある意味、凄いインパクトですが(笑) ユキト:き、君はっ!? GM:その少女は黒き翼を携え、余裕の笑みを浮かべる。ネコミミだが。    「私は、そうね。…フェリア、と呼んでくれればいいわ。」 ソラ:その翼…私と同じエンジェル…!? GM:「そう、この体はエンジェルシードにより作り出された天使。」…笑ってはいるが、どこか冷たさを感じさせるフェリア。 ちさと:「…あのでかいのは、あなたの…?」 GM:「元は私の体、だった。この世界の守護天使たちによって滅ぼされ、封印されてしまった私の体。    私はこの体を取り戻す為に、魂だけの存在として長き時を待った…。そして、第5世界エルフレアの技術により、肉体を持ったのよ。    この体はなかなか優秀ね。流石に私のために作られただけはあるわ。」 ユキト:……このでかいのが、君の…体。 GM:「ソラ。あなたの体も一時は候補としては選んでいたんだけどね。こっちのボディの方がなかなか優秀だったから、こっちにしちゃった。」 ソラ:!!? …私の体は、あなたの体になる予定だった、と!? GM:「そうよ。…知らなかった? あなたは人工的に作られた、私の予備ボディだったのよ。」 ソラ:そ、そんなっ!!! ララ:…つまり、あなたは守護天使に体を封印されてしまうほどの存在だったと言う事ですね。    つまり、さっきのタラバの言っていた『あのお方』とは、あなたのことですか? GM:「その通りよ。さぁ、お喋りは終わり。復活の戯れに聞かせてあげたけど、どうせ、あなた達はここで消えるんだったね。」    その言葉と同時に、巨大な体から強大な魔力が感じられる!! ユキト:う、うわわわわ!? つ、次のEXパラメーターとっていいですか!?(笑) GM:はい、よろしくお願いします(笑) ユキト:えっと、えっと、事態解決に結びつけそうなもの…!! …ていっ!!(ころころ)…コレクション。 * * * GM:コレクション。あなたの体をある人物が欲している事を知る。    よし、あなた、じゃないけど、これでいこう。    攻勢の魔力が高まるが、フェリアはそこで静止を入れる。「待って。あの少女、フラグメントを持っているわ。」 ちさと:…は? わたし? ふらぐめんと? GM:フラグメント…神威と書かれるんだが。この世界に散らばった神様の月片のことを言うのだ。    君は前回のプレイにいなかったな、そう言えば。でも、リプレイは読んでたろ? ちさと:一応私もM∀Dのリプレイの1ファンですから、一通りは。 GM:まぁ、じゃなきゃちさとはプレイできんな(笑)    で、その神の欠片は強大な力を持っている。先の生贄で、君が生贄にされそうになったこともあるし、魔王がその体…いや、中の神威を    求めても何ら不思議じゃない。 ちさと:…あれ? 前からあった設定ですかそれ? ララ:…まぁ、影薄いどころの話じゃなかったからなぁ、神威…。 GM:ありましたよ、ええ(笑)    「そう…気が変わったわ。あなたは生かしておいてあげる。全てが終わった後、また会いましょう。」    可憐なネコミミ美少女は余裕をかまして、巨大な魔物の体の上に乗って、飛んで行ってしまう。    その後、ぴか、と光ったと思うと、目の前にあった山が一撃でクレーターに変わる(笑) ちさと:うわあ!(笑)     …と、とりあえず…、そろそろ次を振りましょう。たぁ! …死の定め。 GM:ど、どう使えと!?(笑)    匠が死ぬ!? ちさと:こ、これは振りなおしましょう。…必然の出会い? * * * GM:必然の出会い。ある人物との出会いが、仕組まれたものであると知る。    えー。数日後、君たちは空導王アンブレアス=ガェアの元に呼び出された。 ちさと:数日後…(笑) ララ:やぁ、アンちゃん、久しぶり、元気だった? 皺減ったね(笑) GM:ああ、親友だっけ。「ララ。久しぶりだね。元気だったかな?」と世間話を少ししてから、アンブレアスは本題に入る。    彼はちさとを見て「そうか、やはりこの時が来てしまったのか…。」 ちさと:…う、割と前から予見されていた事っぽい? この世界の融合と崩壊。 GM:いや、ここまでやるとは思っていなかったが、あの巨大魔王が目覚める事は半ば予測されていたらしい。    「神威、とは何か、それを君は知っているかね?」 ちさと:「…いえ、知りません。一体なんなのですか? 神威…フラグメントとは…?」 GM:「フラグメント…それは神の欠片。」と、先ほど説明したような台詞を並べてくれる。    「…そう、それは神の欠片、なのだ。…そして、ちさとくん。」 ちさと:はい? GM:「君の体にある神の欠片。…それは神は神でも邪神の魂の欠片なのだ。」 ちさと:う! 邪神!?(笑)     そっと自分の胸に手を当てます…。 GM:胸の中で熱く燃える魂を感じる。この世に解き放たれた魔王達に共鳴しているのか…その動きは自分のものとは思えないほど昂ぶっている。 ユキト:「ちーちゃん…。」心配そうにちさとを見ます。 GM:「逆に奪われたと言う君の仲間の匠くん、だったかな。彼の魔剣に秘められた力は聖なる神の欠片。    我々は、君の中の邪神の力を中和する為に、匠くんと引き合わせたのだ。」 ちさと:うあ〜、仕組まれた出会い〜…(笑)     え〜と、暫く俯いて黙ってるけど、そのうちふと顔を上げて言います。     「空導王様、なら、私はあなたと、私の中に眠る神威に感謝します。…だって、この神威があったからこそ、私は、匠に出会えたんだから…。」 ユキト:…ちーちゃん。 GM:おお! なんかいいシーンに!!    「そして、奪われた魔剣は恐らくはあの魔王の力を解放する為に使うのであろう。あれの封印は神々が行ったもの。同じく神々の欠片である    あの魔剣を使わないと、封印は解けないだろう…。」アンブレアスは、重い口調で言う。 ちさと:わかりました。私たちが、封印を解かれる前に、あの魔剣を取り戻します。世界を壊させたりはしません。     …それに、あの魔剣が無いと、匠はただの食いしん坊になっちゃいますしね(笑) GM:ま、それはそれで、今後変な事件に巻き込まれないで幸せかも知れん(笑)    ってことで、次のEXパラメーターを取ってくださいなー。 ララ:あいさ〜、と、言いたい所ですが、実はすっかり忘れてましたがそろそろ宝石の話した方がいいでしょう(笑)    ってことでここはチョイスにします。封印された力で。 GM:なるほど。 * * * GM:封印された力。所持品に何らかの力が封印されている事を知る、か。    続けてのシーンがいいかな。 ララ:ってことで、ちさとさんならもしかしたら、とおもって、あの宝石を渡してみます。    「ちさとさん、ちょっと、これを持って見てください。」 ちさと:「…何これ? 石?」 GM:手渡されたのは単なる石、君にはそう見えたが、どくん、と君の中で何かがうごめき…そして、その石から光が放たれる。 ララ:ああ、やっぱり、ちさとさん、あなたならきっとこの世界を救う事が出来ます。これはその為のアイテムなんだそうです。はい終わり。 ちさと:終わりッスか!?(笑) GM:うわ(笑) 終わらせていいですか? ララ:まぁ、一応石の資格者は見つけたわけですし、いいのではないでしょうか。 GM:んでは、次。ソラさんお願いします。 ソラ:はいはい〜。パワーゲームです。 * * * GM:パワーゲーム。とてつもない大物が事件に関わっている事を知る。    な、なんだってー!!(笑) ユキト:ここからさらに大きなボスがいるんですかー!?(笑) GM:あ、では、アンブレアスは封印されたボスの事を語ってくれる!!(笑) ララ:…実は本人だったりしませんよね?(笑)    しないで下さいよ?(笑) GM:「ソラくん。…あの巨大な体の持ち主は、『フェリア』と名乗ったのかね。」 ソラ:ええ。第5世界エルフレアの力により、エンジェルとして復活した、とも。 GM:「………間違いであって欲しかったのだが。」アンブレアスは、苦虫を噛み締めた表情で続ける。    「……伝承では聞いていたが、あそこに封印されていたものは、…間違い無いな…。」独り言をブツブツ。 ちさと:何の事ですか? 空導王様? GM:「君たちは…聞いた事はあるだろう。この世界にある七つの砦のことを。」 ちさと:存在だけは。どういうものかは、いまいち知らないけれど…。 GM:「砦…それは強大な魔力を持った封印具だ。…あのフォートレスはその七砦と同格、いや、それ以上の能力を持った封印具だったのだ。」    そこまではいいかな? と、4人の顔を見ながらアンブレアスは言う。 ちさと:…続きを待っていましょう。 ララ:長くなりそうなので下僕にお茶を運ばせましょう(笑) GM:「……あの地に封印されていた魔王の体の名前は『ラース』そして、その魂の名は…」 ソラ:……ふぇ…『フェリア』……? GM:「そうだ。この我々がいるラース=フェリア、とはな。…元は巨大な魔王の肉体だったものなのだ。」 一同:な、なんだってーーーー!!!! ちさと:せ、世界そのものが肉体…、そりゃすげぇ…。 ララ:またなんか、でかいネタを使ってきますなぁ…。お前さんらしいや。 GM:ふははは。今考えた設定です(笑)    「この大地に、何故、大量の魔王が現れるか。そして数々のクリーチャーホールは何を意味するのか。…理解できたかね?」 ちさと:…つまり、この世界そのものが、魔王の袂であるから、と、言う事ですか? GM:「そうだ。数々の魔王は超☆魔王『ラース=フェリア』の肉体の一部により生み出された力の欠片でしかない。    かの者の力の強大さは、考えるまでも無いだろう。」 ソラ:…ラース=フェリアを生み出したのは……そうすると、神…もしくは冥界の…? GM:そういう事になる。ちなみに、今は世界が融合しているからいいとして、ラース=フェリアを倒してしまえば、もちろんラース=フェリアは    消滅することになるね。 ちさと:ちょ、ちょっと、それじゃダメじゃないですか。魔王も倒して、世界全てを元に戻さないと。     なにか方法は無いんですか? GM:「方法が無いわけでは無い。世界を元に戻す方法があると、君は聞いているのではないかな?」ユキトを見て。 ユキト:…アンゼロット様から聞いております。 GM:そして、ララを見て。「ララくん。君が持ってきたあのマジックアイテム。アレがなんだか、知っているかね?」 ララ:…さぁ? 代々受け継がれてきた魔導具ですが、詳しい事は…。 GM:「あれはな。『大いなる奇跡』と呼ばれるアイテムなのだ。…数多くの神々が、その中に《小さな奇跡》を封じた…そう、圧縮された奇跡。」 ララ:なにぃ!? んじゃなにか? アレを発動させる事ができれば、ある程度の願い事が叶うと!? GM:ある程度、と言うものでは無い。この奇跡を持ってすれば、ラース=フェリアを封印し、世界を元通りにする事なぞ、他愛も無い事だ。 ララ:なにぃ!?(笑) ちさと:…じゃ、魔王と戦わなくてもいいのでは? GM:ところがどっこい。忘れてませんか? 神々の欠片、フラグメント。    匠の魔剣に封じられたフラグメントの属性と『大いなる奇跡』の属性は一致してしまうのです。 ソラ:…つまり、無効化されてしまう? GM:そう。あの魔剣を取り込んだラース=フェリアは神属性に対して無敵防御を誇るわけですよ。    っちうわけで、大いなる奇跡を使用しようとするならば、まず、あの魔剣を奪うか、破壊しないといけないわけです。 ちさと:…なるほど、どっちみち魔王から魔剣を奪い返して、それから封印しないと行けないんだ。     わかりました。必ず私たちが、全ての世界を救って見せます。 GM:「頼んだぞ、勇者よ。」アンブレアスは君たちに命運を託しました。    あ、ちなみに、ちさとの持つフラグメントが邪悪だから、フェリアは君を殺すのをためらったのよ。 ちさと:むう。負けられませんねぇ。 GM:もちろん、君が負ければ、ラース=フェリアは君の中の欠片を取り出し、パワーアップさせてもらうので(笑)    さ、では、伏線が全部明かされたので、次は表3に行きましょ!! ユキト:おおう!! 選んであるのだ。チョイスで…夜が消える。 * * * GM:夜が消える。『冥の三角』が劣勢になる。    では、アンブレアスとの会見も落ちつき、君等は用意された部屋に戻り、翌日からの戦いに英気を養おうと解散しようとしたときだった。    「た、大変です!! アンブレアス王!!」と、兵士Aが部屋に飛び込んでくる!    「どうした?」「リーンが! 陥落致しました!!」    続いて、兵士Bも飛び込んできて、「伝令! アルセイルが陥落した模様!! 現在事実を確認中!!」 ララ:劣勢だっ! てか陥ちたっ!! ッつーか攻められてたのかっ!!(笑) GM:攻められていた、という表現は正しくは無いかもしれない。    ぴか、っと一瞬光ったら次の瞬間には消滅(笑) ソラ:うわわわわわわ!!! ちさと:悠長に構えてる場合じゃないや! 「空導王様! 私達、もう行きます!」って、魔王の所に行こう!     魔王どこ!?(笑) GM:「魔王は現在、ラ・アルメイアに向けて進行中!!」 ユキト:…行こう! ちーちゃん!! みんな!! ララ:皆さん、戦いを前に体力の減少は厳禁です! 下僕に乗ってください! 魔王の所までこいつらが運びます!(笑)    下僕ども! 限界を超えて走りなさい! とっととわらわ達を魔王の所まで運ぶのです!!(笑) GM:んにゃ。アンブレアスが魔導士に転移魔法を敷かせよう。って事でOK? ちさと:ああ、そっちの方が速いですね、お願いします。 ララ:そんなに俺様の事キライですかGMゥウウウ!!(笑) GM:あ、いや、早いほうがいいかと思って…余計だった?(笑) ララ:いえ、遠慮無く好意に甘えさせていただきます(笑)    でもさぁ、ちょっとくらいさぁ、ララちゃんに華持たせてくれてもさぁ…(笑) GM:まぁ、戦闘で頑張れ(笑)    と、いうことでちーちゃん、EXパラメーターを取りましょう。 ちさと:匠死なないで〜!(笑)     たぁ! …天使。 GM:ん。では、クライマックス行きましょか! ホントに2時間で世界を救ってしまいそうだ!(笑)
Climax Phase
GM:さて、では、天使。天使と邂逅する、か。    …ちさとは、転送魔法を受け、転送される一瞬の間に、天使に邂逅する。    君の前に立つのは…(ひょい、とちさとのキャラシートを見ながら)…氷の天使、ゴスペルとアスペル。 ララ:それぞれ片翼しかない双子の天使だったな。 ちさと:…だ、誰ですか? 貴方達は? GM:「私達は」「氷の守護天使」「アスペル」「ゴスペル」「…まったくもー。」「不本意ながら。」「復活した超☆魔王」「ラース=フェリアを」    「アンタたちだけでは」「倒せないでしょ?」「だから、ロンドヴィル様の命令。」「私たちがあなたを助けてあげる。」    2人で1つの文章を作るかのように、2人はまくし立てる。 ちさと:…は、はぁ、どうも、ありがとう、ございます…? GM:ってことで2人の天使は君の体に宿る。    えーっと、EXの氷属性属性紋章魔法を1つ取得していいよ。魔法習得レベルには影響しない。 ちさと:属性紋章魔法…? …うあ〜、何か強い魔法があるなぁ。え〜と〜…、     …あ、せっかくアスペルゴスペルが出てきたんだから、これにしよう。色無き天使の翼。 GM:(特にどんな魔法かも見ずに)ういっす。じゃあ、それで。    それじゃ、次行きますか。 ララ:次〜…(ころころ)…………こ、故郷喪失? GM:お、それはいいですな。 * * * GM:ちうことでGMシーン。  天空に浮かぶは紅の月。大地を這うは超☆魔王「ラース=フェリア」。その破壊活動を見守るは黒き翼を持つ天使。  そして、その供として数多くの下僕魔王。  その進行はゆっくりながら、しかし確実に。世界を侵攻していった。  光がひとたび放たれれば、世界は変形する。  そして、今、その進行上にあるのは、ララの故郷、月の都ヴァリディアだった。  「くっ、これまで…か!?」額から血を流しながら、聖火姫は巨大な魔王「ラース=フェリア」を睨みつける。  「……聖土姫…ララ……あとは、任せたよ。」  高まる魔力。…そして、閃光。  聖火姫をはじめとしたセント☆プリンセスの健闘空しく、月の都ヴァリディア…陥落。 GM:そして、その直後。空間に歪みが出来、君たち4人は、かの魔王「ラース=フェリア」の眼前に現れたのであった。 ユキト:…一歩、遅かったか…。 ソラ:くっ……あの時、ララ姫が下僕で移動しようなんてボケなければ…!! ララ:うおわあ! わらわのせいですかぁあ!(笑)    わらわの故郷がぁあ! わらわの故郷がぁあ! わらわは、取り返しのつかない事を、してしまったぁ〜(笑) GM:と、苦悩するララ。そんな事はさておき、次の人ー。パラメーターとってー。 ソラ:…(ころころ)…断罪。うう? GM:あ、それは使える。こっちでやりましょう。 ソラ:え、えええ? * * * GM:断罪。敵対勢力にいるあなたに近しい人物を倒す。 ソラ:って、それってボスじゃ無いですか!(笑) GM:そうですな(笑)    「…来たんだ。4人とも。」    目の前に現れた君たちを見て、ラースは進行を止め、フェリアが君たちに話しかける。 ちさと:あなたを止めに来たわ。魔王ラース=フェリア! ララ:わらわの故郷と友の仇! 覚悟なさい!! GM:「そう。…ということは『大いなる奇跡』を持っているのね。私達を封印する為にはそれしかないもの。やばいなぁ。」 ソラ:ちなみに魔剣は? GM:魔剣はフェリアが今は持っている。    「ま、この魔剣が奪われない限りは、平気だけどね。」…ネコミミな可憐美少女は言う(笑) ララ:…どういう経緯でその体を手に入れたかは知らんが、なんでまたネコミミになったのか、きっと製作者の趣味なんだろうなぁ…。 ちさと:…GMの?(笑) GM:まぁ、俺はネコミミとメイドさんとメガネっ子は大好きだが。    …違うわっ!!(笑) 何を言わせるのだ!!(笑) ちさと:まぁ、それはおいといて…、     「その魔剣も返してもらうわ。本来の持ち主が待ってるの。」 GM:「それは聞くわけにはいかないわね。私もこの魔剣が必要なんだもの。    欲しいなら、奪い取りなさい?」…黒き翼を持った天使は上空から見下すかのように笑う。 ちさと:…って、戦闘開始ですか? GM:いや、その前に、彼女が行動を起こす。    「でも、『大いなる奇跡』があるのならば、こちらも余裕をかましている場合じゃないわね。」    そう言って…彼女は……己の体に匠の魔剣を突き立てる。 ララ:取り込む気かっ!? GM:うひひ。魔剣はフェリアの体をいともたやすく切り裂く。…そして、中から黒き天使核が現れる。 ソラ:アレは…エンジェルシード!! ユキト:エンジェルとして覚醒するために必要なアイテムだったよね。 GM:そう。そして、次の瞬間、魔剣とその天使核をラースの触手が掴み、その体の中に吸収する!!    とはいえ、相反する属性を持つものだから、魔剣は融合はしないが。    そして、ラース…いや、ラース=フェリアとなった超☆魔王から黒き巨大な翼が生えてくる!! ちさと:体の中に入っちゃった!? …これで魔剣を手に入れるには、本当に魔王を倒して魔剣を取り出さないと…。 GM:ってことで近しい人は死にました!(笑)    さぁ、ラストユキトがEXパラメーターを取ったらあとは戦闘しましょう!! ユキト:おおー!! …(ころころ)…絶対防衛線。 * * * GM:絶対防衛線…背水の陣を強いられる。    では、君たちはふと後ろを振り返ると、すでに目の前にはラ・アルメイア。    ここで、君たちは逃げる事も出来ない! 次は無いのだ! ここで奴をしとめられなければ、全ては崩壊する!! ララ:絶対防衛線! と言うには余りにも貧弱な気もするけどな!(笑) ちさと:と、ともかく、《変形》で首飾りにしていた白光を元に戻して構えます! ユキト:僕も月衣から杖などを取りだします。 ソラ:《コールA−K》!! エンジェルナイトを召喚し、装備します。    そして、その右手にはグレートハルバード。左手にもグレートハルバード(笑) ララ:下僕がいます!! 以上!!(笑) GM:わはは。よろしい! それでは、最後の戦闘に行こうじゃないか!!! * * * GM:ということで、一同、行動カウントを取得しなさい。    …(ころころ)出目3かぁ…行動カウント6です(笑) ソラ:16です。 ユキト:19…おしい。 ララ:わらわも19です。 ちさと:わ、わ、行動値39です!(笑) GM:では、ちさとから。 ちさと:とりあえずまず近づいて攻撃します!     プラーナを解放値全開まで解放して攻撃!! 48!! GM:ぶははははは。ちゃちいわっ!!(笑)    かきーんと、ラース=フェリアの表皮で弾かれます。 ちさと:ち。まぁ、初撃はこんなものですよね。 ユキト:で、19で、3人だけど。…僕が最初に行っていいかな? ララ:なんかやる事があるんですか? それなら、待っていましょう。 ユキト:では、ここで《潜在能力開発(ツァオ・ベー)》で…《魔力拡大》!! ちさと、僕、ララ、ソラの4人に魔法をかけます。     そして、発動後、《多重発動》で属性紋章魔法の《炎界招来(レティ・コー・ヴァン)》を叩きこみます!! GM:うおおお!? 大判振る舞いだな!? ユキト:どうせ3Rは持ちませんし、それなら《潜在能力開発(ツァオ・ベー)》で未装備状態の能力値を倍にしておいた方が得ですから(笑)  《潜在能力開発(ツァオ・ベー)》  未装備状態の全能力値を2倍にするが、3R後に効果が切れ、それと同時にHPが1になる魔法である。 ララ:一気に畳み掛けますな。にしても未装備状態とは言え能力値2倍とは凄い魔法だ。 ユキト:プラーナも全部行っておくか! …クリティカル! クリティカル!! クリティカル!!!     攻撃力…170!!! GM:ちょ、ちょっとまてぇえええええ!!? なんだお前、そのいんちき臭い出目はっ!!!(笑)    あ、結構もってかれた!(笑) ララ:おーっほっほっほ!! ではわらわも全力を出させていただきましょう!! わらわの必殺技には誰もついて来れなくってよ!!!    ってことでGM、《保護者の援助》を使いたいと思います。 GM:……は? あ、えーっと? ……? どんな能力だっけ?(ルールブックを確認)    …えーっと、好きなもんが手に入る、と。 ララ:そうです、作成時に得たコネクションに、好きなものをもらえるって奴です。    ってことでGM、今私が欲しいのは空導王のパンチです(爆笑) GM:……………きらーん。    暗雲に包まれていた空が…割れる。「ふううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんん!!!」    天空から舞い降りしその男の名は…空導王アンブレアス=ガェア(大爆笑) ララ:左腕につけている腕時計みたいな何かに向かって叫ぶわらわ!! 「パンチだ!! くーどーおー!!」「ま゛!!!」(爆笑)    くーどーおーのパンチが魔王ラース=フェリアを捕らえる!! バチコーン!!!(爆笑)    …そして去っていくくーどーおー(笑) ソラ:空導王、ちょっと頭が空洞王。 GM:そうだなぁ、空導王は1人で魔界の軍勢と戦ってるしなぁ。アンブレアス=ガェアの必殺の一撃で1000HPが削れました(笑) ララ:おーっほっほっほっほ!! わらわの必殺技は世界最強〜〜!!(笑) ユキト:いいのか!? いいのかこれぇ!?(笑) ちさと:…と、とりあえず、続けて私の攻撃! 《マジックインパクト》を使います! 《氷結光線(ミーブァイズ)》で、消費MP2倍で16。     カウント8なので11の時に改めて行動です。 ソラ:では私の攻撃ですね。まず、左手の通常グレートハルバードで《粉砕》攻撃を仕掛けます!!    超対抗タイミングで《天使化》!! そして、対抗タイミングで《粉砕》!! プラーナもフル解放!!    ダイスは98からスタート!! GM:うわはっ!! さすがLV5だなっ!! ソラ:ダメージは…クリティカル!! 116ですっ!! GM:く。ま、まだまだ大丈夫とは言え、空導王の一撃がかなり大きかったな(笑) ちさと:では改めて、《マジックインパクト》の効果で《氷結光線(ミーブァイズ)》の攻撃力も上乗せされて、     プラーナも全力解放で101スタート!! …攻撃力は109!! GM:くぅ。こつこつとダメージが来やがる。    だが、次はこっちの攻撃だ…攻撃対象はちさと。 ソラ:じゃあ、その射線上に立ちはだかります。    ルール的にはダメなんですが(笑) GM:でもまぁ、OKとします。では、こっちの攻撃いくねー。ダメージは1500+2D6 ソラ:ちょい待って!! ええ、っと、その2D6に何の意味が?(笑) ララ:まぁまぁ、うまくすればファンブルが出る可能性もあるじゃ無いですか。 GM:あ、回った回った。1516です(笑) ソラ:そ、それを《完全防御》!!(笑) GM:わはは!! ラース=フェリアから放たれた光の弾丸を、ソラは真っ向から受けとめた!!(笑) ソラ:かきーん!! …ふ、私が、フェリアの肉体候補生だったと言う事を、忘れたの? この程度の攻撃!!(笑) ララ:特殊能力と言え攻撃力1500をこの程度と言えるなんて凄いなぁ…(笑) ユキト:で、次のラウンドだね。全員プラーナを全解放して行動値に! 次敵の攻撃が来たら死人が出る!!(笑) ララ:…34! ユキト:31です。 ソラ:34!! ちさと:41!! GM:こっちは11です。    ってことでちさとですな。 ちさと:では私も必殺技に向かって準備を整えましょう。     ハイパーエーテル飲みます! …60回復、MP全快! ソラ:次ですね。全力で行かせてもらいます。さっきと同じコンボを武器をかえて!!    攻撃力は103スタート……111ですっ!! GM:ぐ、なかなかやるのぅ!! ソラ:これで武器が無くなりました(笑) ララ:続いて同カウントでわらわも攻撃! わらわの第2の必殺技を使いましょう!    プラーナを5、MPを4消費して、《下僕ビィイイイイイイイム》!! 攻撃力61スタート!!    …(ころころ)…5!! ここで《下僕捨身》で出目をクリティカルに書き換え!!    …(ころころ)…8!! さらに《下僕捨身》で出目をクリティカルに書き換え!!    最終的に攻撃力85! わらわのために敵に隙を作ってくれた下僕たちもろとも下僕の魔法が炸裂します!!(笑) GM:ほう、ララにしては頑張ったな! いや、頑張ったのは下僕だけど!(笑) ユキト:ハイパーエーテルを…224回復!!(笑) GM:どんな出目だよこんちくしょう!!(笑) ちさと:あはははは、ユキトはクリティカルをよく出すなぁ(笑)     ではまた私の行動! カウント21で《マジックインパクト》を発動! 《色なき天使の翼(アズゴラム)》を発動します!     消費MP20で2倍消費なので40全部持ってかれます! 6カウント後に再び行動! GM:む、そうなると、やっぱりお前の攻撃だな。    では、君の白光に集められる力を感じながら、魔王は言います。    「それで、私を…斬るの? …いえ、私の中にある、『匠の魔剣』も破壊してしまうわよ?」 ちさと:「…魔王ラース=フェリア、私が持っている石の力、忘れたわけでは無いでしょう?     それにね、例え魔剣なんかなくったって、匠はやる時はやってくれる人なのよ!!」 GM:「く、あなたが持つ石の力? それじゃ、なんで今、その石を使えないのかしら? あなたが持つ石の力とその魔剣は同じ属性のもの!    その力は及ばない!!」そこで一旦区切り、続ける。「あなたの側に、彼がいる意味を考えてみなさい!!」    「彼の魔剣があったからこそ、あなたは邪悪なる意志に蝕まれずに済んだ! その魔剣が消える意味を考えなさい!!」 ちさと:「魔剣なんかなくったって、私は邪悪な意志になんか蝕まれたりしない!     魔剣なんかなくったって、匠がいれば、私は私でいられる! 匠がそばにいてくれれば、私はそれでいいの!!」 GM:「馬鹿ね!! そうなったら匠はあなたの側にいられない!! 力を失った一般人が魔の力を持つものの側にいれば蝕まれるだけ!!」 ちさと:「ならあなたを倒してから、私も普通の人になればいいだけよ!」     《マジックインパクト》で《色なき天使のい翼(アズゴラム)》を発動! アスペルとゴスペルが、     攻撃力70と80の攻撃を行ってくれるって魔法だけど、それを合計して攻撃力150+!!     さらに《古代魔法》で攻撃力+5、《真の力》でありったけのプラーナ使って+34!     最終値がこれで…223! こっからさらに《リミットブレイク》!!! 攻撃力1115スタートォオ!!!(大爆笑) GM:その後の2D6になんかの意味があるのかぁあああ!!!? 一同:それはさっきのアンタがやったことだー!!!(爆笑) GM:「く、そんな、そんな馬鹿なぁあああああ!!!?」 ちさと:…(ころころ)…達成値は1120だぁあ!!     「おちろぉお!! ラース=フェリアぁあああああ!!!」 GM:(合計数値を計算している)    ちさとの武器白光にまとわりつくは2人の天使アスペル、ゴスペル。その振り下ろされた刃は巨大な刃になり、眩い閃光を放つ!!    そして、光が止み………。
Ending Phase
GM:EDのお時間です。 ララ:…こいつ、単体でくーどーおーの攻撃力超えやがった…(笑) GM:れ、レベル36だぞ、空導王(笑)    ま、まぁ、それはいいとして。君たちはあのあとHPが1になり、重症状態になったので、回収されました。    ちなみに、魔剣は魔王の死体のすぐ側に落ちてました。真っ二つになって。 ちさと:あちゃ〜、覚悟してたとは言え、実際なってくれると『やっちゃった〜』みたいな感情が沸くなぁ…(笑) GM:さて、世界は以前、混沌とした状態のままだ。倒されたとは言え、不死性を持つ魔王ラース=フェリアは時間が経てば復活するだろうし、    君がさっさと、宝玉を使い、再封印してくれたまえ。 ちさと:は〜い、それでは宝玉に祈りを捧げ…、る前に、みんなと別れを惜しんでみましょう。     「…ララちゃん、ソラ、お疲れ様、ありがとうね。」 ソラ:そんな、もう会えないわけじゃないでしょう? ララ:またきっと会えますよ。今度会う時は、戦いの為じゃなくて、一緒に遊びたいですね。 ちさと:そうだねぇ。 ユキト:………ちーちゃんは、どうするの? もう、匠の前には、戻れないんじゃないの? GM:中和剤としての力は既に折れた魔剣にはない。…君から放たれる魔の力は、強力なウィザードならばともかく、    魔剣のない魔剣使いには厳しいだろう。 ちさと:…それなら、私はここに残ります。匠には、ユッキーから上手くいっといてよ。 ユキト:……そう、だね。うん。上手く言っておく。 ちさと:それじゃ、世界を元の形に戻してくれるよう、宝石に祈ります。     大いなる奇跡の石よ、世界を、元の形に戻してください…。 GM:ぱき、ん。と小さな音がして……大いなる神々が数千年の時をかけ集めた『奇跡』が世界を修復していく。    それは最初は小さな光だったが、やがて大きな光の奔流となり……。    画面は再びホワイトアウトする。全てが消え去る前に、ちさとは、ユキトやソラ、ララの顔を見る。…みんな、笑顔で君を見ている。    最後に、ちさと、台詞はあるかな? ちさと:え〜と、では声は出さないですが、笑顔で三人に手を振ります。「バイバイ」って。     それと、手を振りながら、心の中でつぶやきます。「…匠…、でも、また会いたいね…」って。 GM:その呟きを最後に世界は光に包まれる…。
GM:…う。お前、演出の使い方、上手いなぁ。    それが、「願い」か。 ちさと:はい? GM:………天然、か?(笑)    まぁ、いいや。とりあえず、EDの続き続き。ララで行きますかね。 ララ:はいは〜い。え〜と、月の都だとかは、元のようになっているのでしょうか? OPに出てきた聖火姫とかは? GM:もちろんいます。 ララ:ってーと、世界融合前の生活が戻ったわけですな。    ではわらわは、「あはははは〜! くらえ〜! 必殺まじっくいんぱくとじゃ〜!!」え〜、涼宮ちさとごっこで遊んでいます(爆笑) ちさと:ぐはっ!(笑) GM:まぁ、特にホントに書く事がないので、時間の都合上、君は平穏な日常に戻りました、ということでシーンエンドでいいですか?(笑) ララ:いいですよ。どうやら世界を元の形に戻してくださいとかちさとが願ったので、私も元の形に戻ったようです。    「あははは〜! ほれほれ逃げろ〜! 攻撃力1115攻撃じゃあ〜!!」(爆笑) ちさと:ぐはぁあ(笑) GM:わはは、もう伝説だなぁ(笑)    ということでララのEDは終わり、次はソラです〜!!
ソラ:GM、私は旅に出ます。 GM:ほえ? ソラ:いえ、ちさとさんの物凄い攻撃力を見て、自分が修行不足だと思い知らされました(笑) ちさと:うぐあ〜(笑) ソラ:…と、言うわけで、メリース様にお願いして暇をもらって、とりあえず、ラース=フェリアに魔王退治の修行のたびに出ようと思います。 GM:了解。 ソラ:あと、多分、私にはまだ、兄弟がいるはずです。    …まだ見ぬ、兄弟が、ね。 GM:なるほど、フェリアの肉体のために作られたエンジェルか。 ソラ:その兄弟に警告もしたいし、純粋に顔も見てみたいですしね。 ララ:そして性能がずば抜けて高ければ先手を打って後ろから刺しておくと言う裏の目的が…。 ソラ:…性能が高ければ、狙われるかもしれませんからねぇ……。私に。    ……いや、冗談ですよ?(笑) GM:ま、まぁ、そう言う事で君は旅に出る、と言う事で!(笑)
GM:そして、最後にゆっきー。 ユキト:「あれ」は「あれ」でいいんですか? GM:いいだろう。本人気付いてないだろうが。 ちさと:はい? ララ:この天然も、貴重な戦力だよなぁ(笑) ユキト:では、またいつも通りのありふれた日常。昼休みに僕はよく食べる匠のためにお弁当を用意する。     何故か3人分なのは気にしない。 ソラ:「おおおお!! 至福の時よ!! ああ、食事!! 文明的な人間の食事!!」 ララ:…ところで匠ってなんでこんなに貧乏なんだろうなぁ?(笑) ちさと:うう、ナイトウィザードって世界結界が非常識を消去するから、匠はきっと私のこと忘れてるんでしょうねぇ…。 ソラ:「さ、食べよう!」と嬉しそうに匠は言うのだが、………実は箸をつけていない。 ユキト:…ん? 匠。何で食べないのー? ソラ:「いや、な、なんでか知らないけどさ。…これを食べてしまうと、後で…口直しが出来なそうと言うか、なんというか。」 ユキト:………そっか。 ソラ:「……うう? 虫の予感って奴か? お、俺の魔剣が危険といっているのか!?」 ちさと:ううう、記憶がなくても口直しになると言う事は覚えているのね…、って、魔剣? あれ? ユキト:だいじょぶ。そんな危険なんてないよ〜。だってこれから、ちさとちゃんがすっごい美味しいお弁当持ってきてくれるんだからね。 ちさと:…おや? あれ? わたし? GM:さて、気付いていない君のために解説。    君の特殊能力欄を1個1個注意しながら見てみよう(笑) ちさと:え〜…、《勇者の資質》…、《遺産所持》…、《真の力》に…、え〜…、《マジックインパクト》《命を賭けた祈り》…? GM:そして、君がさっきのシーンで一番最後に「願った」ことは……。 ちさと:…………(ポン、と手を叩く)匠に会いたいだっ! ああ、あれでこれが発動したんですかっ! 自分で言ったのに分からなかった!(笑) GM:わはははは。「また、会いたいね。」    それが君の「命を賭けた祈り」…そう、受理して構わないかな?(笑) ちさと:受理して下さい受理して下さい! 私にとっては命を賭けるに値する願いです! きっと!(笑)  《命を賭けた祈り》  マジックナイトの特殊能力で、願い事を1つ決定すると、その願いがかなうという能力である。  もちろんGMはその内容を却下してもかまわない。 ユキト:それにしても遅いね〜。そろそろだと思うんだけど。 ソラ:「う゛……忘れようとしたのに。」 ちさと:それじゃ、満面の笑みを浮かべてその場に走っていっていいんですね!?     「ごめんね匠〜!! 遅くなっちゃった〜!!」ってお弁当箱抱えて走ってきます(笑) ソラ:「うが。………い、イヤァ、チサトオソカッタナァ。オレハハラヘッテハラヘッテ……。」 ユキト:あはは、匠ねー。ちーちゃんのおべんとが楽しみで楽しみで、僕のおべんとに手をつけなかったんだよぅ〜? ちさと:「本当! そ、それじゃ、遠慮しないで、どんどん食べて! 今日はちょっと張り切り過ぎて、作り過ぎちゃったんだぁ!」     ドカン! 匠の前に重箱が配置されます(笑) ソラ:「(棒読みで)わ、わぁ。楽しみだなぁ、美味しそうだなぁ。」 ちさと:私は、また匠と一緒にいられることが嬉しくて、満面の笑みでお弁当箱を差し出します。     「さぁ、匠、召し上がれ?」 GM:「うわああああああああああああああああああああんん!!!!」    匠の叫び声は、青い空に吸い込まれていく。    …今日も、平和だ。……ユキトはちゃっかり自分の弁当だけを食べながら、そんな事を思う。    ……この日常はいつ崩壊するとも分からない。……だが、大丈夫。    この平和を愛するものたちがいれば、日常は必ず帰ってくるのだ、と。
セブン=フォートレスリプレイ 混ぜるな危険 FIN

GM:というわけで、S=F:V3その他もろもろ混在セッション、終了です。お疲れ様でしたー!!!(笑) 一同:お疲れ様でした〜。 ララ:…ちょっと予定よりオーバーしたけど、本当に終わったなぁ…(笑) GM:…ホントに終わったね。    すげぇ。EXすげぇよ。 ララ:もっとEXに集中すれば、1時間半とかでも終わるんじゃなかろうか?    まぁ、中身はともかくとしても。 ちさと:でも、これだけでも結構いろいろやってますよねぇ。 ソラ:うん。でももうちょっとはっちゃけたかったな〜。 ユキト:……いや、このくらいで…お願いします(笑) GM:わはは。それでは、……あ、家主が帰ってきたぞ。 地味一:たっだいま〜。いやすまんすまん、急に出ちまって。 ララ:おかえり〜。 地味一:…あれ? なんかテーブルが出てるぞ? そしてその上に見なれた光景が広がっているぞ?  そーいや、すっかり説明を忘れていたが、毎回セッションは地味一宅で行われているのである。 GM:いや、世界は崩壊したね。 ソラ:世界は救われたね! 地味一:は? 何言ってんだ? ちさと:楽しかったですよ〜。 ララ:楽しかったよ〜。 地味一:…だから何がよ? GM:じゃ、そう言うわけでお疲れ様でしたー!!!(笑) 後日・・・ 地味一:匠がなんか、俺の知らないうちに妙な事になってないか? ああ? GM:大丈夫。僕等は知っている!!(笑)
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