このリプレイに登場する人々っ!!


 はにわ : ゲームマスター

 HP、M∀Dの管理人にしてサークルマスター。
 TRPG歴は2年強とあまり長くはないが、ゲームマスターを勤めた数は数多い。
 …が、プレイヤーをやったことが両手で数えられるくらいしかないという変な人。
 心臓が止まってみたり、胃壁に穴を開けたり、いろいろとおいしい人生を送っている(現在進行形)

 代表作品 : Alice in Wonder Night
        炎の中で目覚めよ勇者
        Get Back!! 〜三種の神器を取り戻せ〜
        Alice in Mirror Town
 登場作品 : 久我山里未(Alice in Wonder Night : Another Story)


 笑理(エミリーと読むらしい) : 露木つかさ  リプレイ登場回数も少なく、割と地味な女性。  今回は主人公に初挑戦。なんだかんだいってそれなりにベテランなので安心して見れるプレイヤーである。  特技は目立たないこと(笑)  GMに嫌われていると最近思っているらしいが、そんなこたぁない。  単にインパクトがないだけである(待て)  しかし、このハンドルネームはどうなのか。  登場作品 : 小宮樹(Alice in Wonder Night)         上城アヤ(Alice in Mirror Town)
 地味一(ジミーと読むらしい) : 伊吹楔  The☆主人公…なのだが、今回は主人公ではない。  GMと最も付き合いが長い友人の一人であり、リプレイ皆勤賞というすごい男。  優柔不断な男をやらせたら彼に勝るものはいないであろう。  だから、このハンドルネームはいいのか。これで。  代表作品 : Alice in Wonder Night : Another Story  登場作品 : 天城蛍介(Alice in Wonder Night)         仙堂匠(炎の中で目覚めよ勇者)         麻生命和(Get Back!! 〜三種の神器を取り戻せ〜)         榛名史郎(Alice in Mirror Town)
 辛い(シンディと読むらしい) : シアナ=D=ヴァレリア  不幸の一番星。今回ももれなく不幸…のように見えて、それを楽しんでいる節もある。  某作品のEDのおかげでラブコメ恐怖症になったとかならないとか。  とにかく、不幸なやつである。…特技は不幸、つっこみ。  クレバー王子ともタメを張れるくらい不幸でつっこみ上手である。  ハンドルネームは…しんどいのか。つらいのか。…泣きたいなら泣いていいんですよ?  つか、お前、男だろ。シンディはないだろう(笑)  登場作品 : 月代真(Alice in Wonder Night)         日向睦美(Alice in Wonder Night : Another Story)         真庭ユキト(炎の中で目覚めよ勇者)         アズ=ヴァーキュリア(Get Back!! 〜三種の神器を取り戻せ〜)         霧島京汰(Alice in Mirror Town)
 風呂裏(フローラと読むらしい) : 和泉野優姫  今回が初登場の期待の新人。地味一がどこからかさらってきた。  とにかくデータがないので先読みができないのが不安だが、このはちゃめちゃメンバーの中でどう覚醒するのかが楽しみである。  つーか、セッションやる日に始めて顔をあわせるのはどうかと思うのだが皆様はいかがお思いか。  このハンドルネームのセンスには脱帽なのだが、これ、みんなであわせて考えたらしい。  登場作品 : なし
 ちなみに、このリプレイに登場しない「あの二人」のハンドルネームもものすごいらしい。  …まぁ、そういうわけで、こんな濃いメンバーで今回も始めることになるのだった。  …いいのかなぁ? この名前。  まぁ、そんなこんなで今回のキャンペーンは以上の面白おかしい奇人変人たちでお送りしたいと思います!
「さて、それじゃあ、NWのキャンペーンを始めようではないですか。」 「うい〜。」 「懐かしいなぁ、NW。」 「いや、あんま懐かしくないだろ、実は。」 「懐かしいなぁ。懐かしいよ。懐かしい事にしとけ〜(笑)」 「…今回はGM乗っ取らせないぞ!」 「私は純粋に久しぶりです…前回の書き下ろしは参加できませんでしたし。」 「…初めてです(ボソ)」 「そうそう、それだ。この方を紹介してくれ、GM。初参加の人だよね?」 「あ、そうだったな。始まったら紹介するって言っておいたんだっけ。…紹介してやってくれ。」 「はいはい。え〜、私が行ってた専門学校でTRPGにはまった数人の一人です。名前は出しませんが(笑)」 「M∀D掲載のDXリプレイではまりました〜ッ。よろしくお願いしま〜すッ」 「よろしくお願いします〜。」 「ええと、TRPG経験は?」 「1回だけ、SWやりました。主人公でした〜(笑)」 「ほう。…多分、ハードな事になると思います。……胃薬と頭痛薬は常備し、前日は10時間以上の睡眠をとり、腹筋を鍛えておくように。  あと、GMをいじめない。……GMをいじめない!!(笑)」 「強調するね(笑)」 「大丈夫です。そこまでの力はありませんから。まだ」 「やる気まんまんだ!!」 「ひ、ひぃ!」 「うふふ、よろしくご指導下さいね(笑顔)」 「そ、それじゃあ、シナリオを始めようとしましょうか…どきどき。」 「はじめまっしょ〜っ!! お〜っ!!(笑)」 「や、やる気まんまんだよ…。それじゃ、今回予告から行きましょう。」
世界は既に崩壊しようとしていた。 「悪夢」に侵された世界は、徐々に姿を変え、消滅の時を待つばかりだった。 見た目には分からないくらいにゆっくりと。 しかし確実に崩壊は進む。 世界は、滅ぶしかないのか、それとも。 ナイトウィザードキャンペーン : Pandora Session 01 : 覚醒 世界を象る一人の少女と世界を守る一人の少年。 二人の出会いが、世界を変える。
「と、言った感じです。かなりシリアスチックに進めようと思うのでよろしく〜。」 「だめだぁ! シリアスは無理だぁ〜!!(爆笑)」 「…まぁ、シリアスシーンには黙ってろ。やれとは言わんから(笑)」 「うむ。そうした方がいい。そうしとけ。」 「…は〜い。生蛍介と生真をじっくり見せていただきます(笑)」 「さて、今回予告の次はハンドアウトの確認です。よく読んでやりたいキャラを固めてくださいね。  ハンドアウトは以下の通りです。」 PC1 推奨クラス:勇者  「世界は崩壊しようとしています。」  突如君の前に姿を現したアンゼロットは、そう、告げた。  そして言葉を続ける。  「一人の少女が、救いを必要としています。」  「貴方の使命はその少女を救う事です。」  …その言葉の後に紡がれた台詞は驚愕に足りるものだった。  何にせよ、少女には会いに行かねばならないだろう。  救いを必要としているものがいるのならば、手を差し伸べるのが勇者と言うものだ。 シナリオコネクション:月姫十架(ツキヒメ トオカ) PC2 推奨クラス:転生者  「彼が、動き出しました。」  君の前に一人の夢使いの少女が現れる。  ついに、そのときが来たのだ。  君は、このときのために幾度の転生を繰り返し、ここに至っている。  「貴方の使命は彼を止める事です。」  分かっている。  そんな事は言われなくても分かっている。  だから、あとは行動するのみだ。 シナリオコネクション:露木椎果(ツユキ シイカ) PC3 推奨クラス:夢使い  なにかを忘れている。  それは、とても大事な事だったはずだ。  それは、君がこの世界にいる理由だったはずなのだ。  だが、思い出せない。  なにも思い出せないのに、心は騒ぐ。  心の声が、君を急き立てる。  「助けなければならない。」  それだけが、確信として根付いていた。 シナリオコネクション:月姫十架(ツキヒメ トオカ) PC4 推奨クラス:魔物使い  全てはその少年から始まった。  幼なじみの少年。  彼が一本の剣を手にしたところから、君の平穏の時間は終わりを告げる。  いや、正確には元には戻れたのかもしれない。  日常に戻る事も出来たのかもしれない。  彼との関わりを捨て、平穏な日常に戻る。  それも選択の一つだった。  …だが。  君は選んだ。  平穏よりも、戦いの毎日を。 シナリオコネクション:PC1 「と、言うわけです。」 「…え〜と、PC4の幼なじみの少年と言うのが、PC1になるのかな?」 「はい。PC4とPC1は幼なじみでお願いしたいですね。  ぶっちゃけ、このPC4はシナリオモチベーションがこれくらいしかないんですよ、今回(笑)」 「つまりPC4は、本人そのものは物語の中心に関係無いって事か?」 「今は、ね。…さて、誰が何をやるかね?」 「何やろうかなぁ? 何やろうかなぁ?」 「たまにゃ誰か俺以外がPC1やら無いか?(笑)」 「あ、はーい。それじゃ、私がやります、主人公。…蛍介、史郎以上のヘタレキャラ、やりますよーぅ?(笑)」 「……フン、ヘタレキャラを甘く見るなよ(笑)」 「そうだそうだ。隊長以上のヘタレがこの世にいるものかぁ!(笑)」 「違う! 俺がヘタレなんじゃない!! キャラがヘタレなんだ!!(爆笑)」 「まぁ、それは実際やってみないと分かりませんし。…それよりも他はどうします?」 「あ、それじゃあたしはPC4をやらせてください。まだTRPGそのものになれてないので、  中心から離れてる方が害はないと思います(笑)」 「…一番難しい役を選んだよ。この人。」 「ま、それが本人の選択だ。尊重しようじゃないか。頑張ってくれたまえ、うん。」 「え? え? む、難しい役だったんですか!?(笑)」 「え〜、俺はまた転生者やるか。前のは色々悔いが残るものだったしな(笑)」 「ヒロインな上に自分で動かなきゃシナリオに絡めないからね。割と難しい役だよ、PC4。  …あー、で、PC2か、お前は。…それじゃあ、僕はPC3で。萌え夢使いでもやろうかな。」 「スクール水着で?(笑)」 「やだー!(笑)」 「スクール水着着てるだけで一部の人には十分な萌え要素だろうけどな(笑)」 「夢使いってアレでしょう? 『忘れろ〜、忘れろ〜、ドリィ〜ム』って(笑)」 「間違っちゃ無いけど正しくない…。」 「それじゃ、全員選択したね?」 「…したね。」 「しましたぁ。どりぃ〜む(笑)」 「それじゃ、キャラクター作成に入りましょうか。長い付き合いになると思います。頑張って作ってください。」 「今回はなんかレギュレーションは?」 「LVは0〜3。4人合計で6レベルになるように振り分けてください。」 「…となると、魔法系をLV高めにした方がいいんだろうな。」 「勇者はLV低くてもいいね。プラーナあるし。」 「とりあえず、夢使いはLv高めでだな。」 「あ、あたしLV1でいいですよ。一番低いので。初心者ですから。」 「このゲーム、レベル1番低いの0ですよ?(笑)」 「あれ?(笑)  じゃ0でいいですよ〜。初心者ですから〜(笑)」 「ふむ。それじゃ、面白そうだから、LV0、1、2、3を一人ずつ作ろうか(笑)」 「あ、それは面白いな(笑)」 「じゃまずあたしが0〜」 「それじゃ、私、勇者で1レベルやるー。」 「魔法使いのレベルを上げるか、戦士のレベルを上げるか、だな。」 「レベルが1以上なら、クラスチェンジも考えられるしな。」 「じゃあ、私が夢使いをやりましょう。1人、3レベルで強めのキャラを作ってください。  このパーティ、魔法使いが1人だから、防御魔法が要らないキャラが欲しいですね。」 「ああ、じゃあ、俺遺産で『オリハルコンの短剣』を取るよ。これで俺は魔法に関しては無敵。」 「なるほど。あとは物理防御か、回避に長けてくれれば問題無いですね。」 「んー。頑張って作ってくれたまえ〜。」 * * * 「さて、それじゃあ、OKかな?」 「OKで〜す〜。」 「それじゃ、自己紹介をして下さい。PC4からPC1まで順に。」 「え!? え!? あたしからですか!?(笑)  え〜と、PC4、和泉野 優姫(いずみの ゆうき)、魔物使いLV0。…え〜…、後何喋ればいいんですか?(笑)」 「適当に質問するか。属性は?」 「魔物はどんな魔物?」 「あ、あ、えと、属性は第1属性が火、第2属性が風です。魔物はワイバーンで行こうと思います。…いいッスよね?(笑)」 「やがては乗るんだな。」 「あと、年齢とライフパス、性格、…ワークスにコネクション…くらいかな?」 「つまりほとんど全部って事ッスね(笑)  え〜と、年齢はPC1さんとあわせて16歳、高校生です。ライフパスはあやしい家系と3年寝たろうです。寝起きは狂暴になります(笑)」 「あやしい家系って…どんなんだっけ?」 「口外できない秘密がある、とか。」 「どんな秘密なんですか?(笑)」 「実はあたしの家系は…、あやしいんです(笑)」 「…黒ミサでもしてるんですか(笑)」 「えへへ〜(笑)  えと、コネクションには煌(ファン)家と煌 春鹿(ファン チュンルー)、露木椎果と橘みかんとテイマーズソサエティーです。  煌春鹿と露木椎果に幼なじみを追加してあります。昔中国に住んでたって事で(笑)」 「了解。ワークスは高校生だよね。」 「高校生です。花も恥らう16歳です。  あ、あ、あ、あとですね、あとですね、二つ名は振ったら至高の虹色ビーナスになりました〜!(笑)」 「それは忘れなさい(笑)」 「なんで〜〜!?(笑)」 「二つ名はギャグになってしまう!(笑)  …ま、それはいい。それじゃ、次の人に行こうか。PC3、夢使いさん〜?」 「ほい。夢使いの女の子。年齢不詳で外見年齢20ちょっと。GLは2で大いなる者CL2と夢使いCL0です。  あ、そうそう、名前はシアナ=D=ヴァレリアです。」 「ヴァレリーだ。」 「ヴァレリーだ。」 「なんなんだよ(笑)」 「いや、ヴァレリアだから(笑)」 「風のヴァレリィイ!!(笑)」 「まぁ、もう古いネタなんですがね(笑)」 「ヒロインの座は渡しませんよ!」 「いりませんよ(笑)  というか、ヴァレリアはラース=フェリアの空の守護神の名前です。  元々私はヴァレリアの傘下、クライアと同格の天使の出身だった、とか言う話です。」 「高いな(笑)」 「えらいんだぞ? でも、ファー=ジ=アースでは自分が大いなる者だって言う事は隠してます。バレバレかもしれないけど(笑)」 「大いなる者って、神様でしたっけ?」 「神様。」 「じゃ、ばれてませんよ、真君(笑)」 「まぁ、そんな所です。コネクションには夢使い関連全部を取りました。露木椎果大人気。」 「ぬ、てことは上手くすればセッション中にドリームマンが出てくる事も!?」 「どりぃ〜む〜!(笑)」 「まぁ、それは、どうだろう?(笑)」 「と、いうところでいいですかね。次行きましょう、GM。」 「いや、まて。ライフパスを聞いてない。あとワークスも。」 「そ、そんなこと、どうでもいいじゃないですか。次行きましょうよ、次。」 「…何か面白い事になったな? どうなったんだ? 足が臭いのか?(笑)」 「どれどれ? (ひょいと覗きこむ)……これ、マジか。」 「……マジです。」 「ライフパス…清貧に超貧乏だと?(笑)」 「…………ちなみに、借金が5、700、000vあります。」 「うっわ、すげぇ〜。5、700、000v〜? っていくらですか?」 「え〜と、幸運の宝石が…(電卓を叩く)…287個買える。」  日本円にして57億円。  いったい何をすればここまで借金がたまるのだろうか。 「めちゃめちゃ高いじゃないですか!! 何したんですか一体!?(笑)」 「……恐いおじさんと戦ってました。今も戦ってます。」 「大した神様だ。」 「めちゃめちゃ俗っぽい神様ですな。」 「もちろん、水道電気、ガスは止まっています。…これでも頑張って返したんですよ?(笑)」 「家賃三万のボロアパート在住だな?」 「むしろ貧乏神?」 「いえ、家自体は小奇麗なマンションなんですけど。綺麗ですよ? 遊びに来ますか? 見事に中は何もないですから。」 「そりゃ綺麗だ。」 「それはそれで行って見たい気がするなぁ。」 「…まぁ、あれだ、もういいだろう。次行こうよ(笑)」 「そうだな、可哀相な人はそっとしておいてあげよう。」 「言いたい放題ですねぇ。」 「次行きますよ。キャンペーン用日本名キャラクター級3番艦、伊吹 楔(いぶき かなめ)。  21歳大学生。GL3、転生者3の魔剣使い0です。」 「ハイ次ー。」 「おおお〜い!!??(笑)」 「いやいや、ついつい本音が漏れてしまった。建前は大事だ。  で? ハリーハリー。」 「なんで俺をそんなにいじめるんだぁ〜! てかGM、あの二人がいないからって浮かれてんじゃねぇ〜!(笑)」 「このキャンペーンは、俺をいじめる人がいない!(笑)  なんだ? せっかく自己紹介をやる時間をあげたのに、いらんのか? お前は。よし、じゃあ、次、次、つぎぃーーー!!」 「あああ! わかったわかったから!! え〜と、ライフパスはスパルタ式と病に倒れる!  属性は虚と冥! コネクションは聖剣エクリプス相当で聖剣グランテインと、親友とライバルを追加してDrクドラク!  特筆すべきは行動値! 闘気も含めて基本値19だっ!」 「はーい、時間切れ。  それじゃ、セッションを開始しますか。」 「え?」 「…ねぇ、つっこんでよ(笑)」 「なんで俺そんなにないがしろにされてんだよぉお〜!!(笑)」 「あの、勇者…自己紹介、してない…。」 「まぁまぁ、主人公は不運なのが最近のトレンドですから(笑)」 「で、勇者に行く前に、PC2、言い残した事は無い?」 「ああ、もういい。もういいよ…(笑)」 「ん、じゃあ、勇者に行きましょう。」 「と、いうわけで最後に勇者ですね。露木つかさ、勇者LV1です。」 「露木?」 「はい。露木椎果の弟です。能力は基本的にサンプルキャラクターと同じですね。」 「椎果の弟か……。また、面白い選択を。」 「あ、そうすると露木にコネ持ってないの俺だけだ。」 「シナリオコネクションで露木椎果があるでしょう。」 「いや、まぁ、そうなんだけどさ。今回割と露木は中心に来そうだな。」 「このキャンペーンのキーワードは“夢”ですからね。」 「続けますよ。二つ名は“露木椎果の弟”です。常に優秀な姉と比べられているために、劣等感を持っています。  なのでライフパスは兄姉と劣等感です。椎果の弟、とか呼ばれるのがイヤなのですよ。」 「では俺はお前の事を基本的に“露木弟”と呼んでやろう(笑)」 「じゃあたしは“つかさ”と呼んであげましょう(笑)」 「うう、2人ともありがとう(笑)  常に弟、弟と呼ばれ育っている僕が“露木つかさ”として自立するため剣を取る!」 「うむ。いいシチュエーションだな。」 「基本的に性格は博愛です。で、割と気弱。ちなみにワークスはアイドルです(笑)」 「アイドルかよ!(笑)」 「それで“露木椎果の弟・露木つかさ”なんですね。」 「そう。僕の名前には常にそう言う枕詞がつく。仕事をしていても、ウィザードとして活動していても、どちらでも僕は姉と比べられる。  学校でも姉にプレゼントを渡してくれ、メアドを教えてくれ、付き合ってる人はいるのか、なんて常に姉の付属品として扱われる。  そんな感じさ。で、そんなこともあって、“つかさ”と呼んでくれる優姫には僕は救われてるんだよ。ありがとう、優姫。」 「もはやEDのような台詞だな(笑)」 「つかさ〜、つかさ〜、つかさ〜! 買い物行くから荷物持てつかさ〜!!(笑)」 「う、うん、分かったよ。…とか、振りまわされつつも、それが嬉しい僕。尻に敷かれるよ?」 「ヘタレ化を促進します(爆笑)」 「ヘタレになりますよぅ〜(笑)」 「なるなよ(笑)」 「それがいいんじゃないですか。」 「…おい、自己紹介、それで終わり?」 「あ、まだです、まだ。武器はエンジェルシードを取得したけど、いいよね?」 「おお、ASとったんだ。ん。カッコイイのでOK。」  エンジェルシード。  機密中の機密の品で、一般には出回っていない代物。  射撃攻撃も、白兵攻撃もできる特殊な武器である。 「で、コネクションなんですけど。アンゼロット+ブラウニーを取得しました!」 「………は?」 「だから、アンゼロットがブラウニーのように小型化して、常にフェアリーのように僕の周りに付きまとう…。」 「………なんだそりゃあああああっ!!!??(爆笑)」 「…ハンドアウトのあの台詞を、そのサイズで言うんだな?(笑)」 「するとハエ叩きで撃退されるんですね?(爆笑)」 「殺虫スプレーでぷしゅーと。」 「……頭痛い………。」 「可愛いでしょ?」 「まぁ、可愛いよね…うん……。」 「あたしの方にはワイバーンが。つかさの方にはアンゼロットが(笑)」 「…雄雄しいな、優姫は……。それに比べて可愛い系だ、僕は…。」 「それがキャンペーンが終わる頃には逞しくなっていくんだな?」 「あたしは今の可愛いつかさのままのほうがい〜。扱いやすいし(笑)」 「可愛いっていうなよぅ、優姫ぃ……いじいじ。」 「うーん、いいカップルだ。」 「掛け合いが見物ですな。」 「がんばります!」 「がんばろーねー。」 「…微妙に疎外感があるね。」 「それじゃ、4人の自己紹介全て完了したようだ。それじゃ、タイトルコールのあと、シナリオを始めましょうか?」 「そうしましょうや。」 「たのしみです〜。どりぃ〜む〜(笑)」 「……言っとくが、僕はそんな語尾のキャラには萌えないからな、優姫。」
ナイトウィザード リプレイ : Pandora 覚醒

GM:はい、というわけで、すっかり忘れていた事が一つありました。    サプリメント、スタメモをお持ちの方、ページ96を開いてください。 楔 :…俺だけじゃ〜ん(笑) GM:ええい、揃えておけい(笑) シアナ:人間関係構築ルールですね。PC間コネクションを取るんですか。 GM:うむ。壊れない程度にお願いします。 つかさ:で、誰が誰に取得するんです? GM:基本的に私のセッションではハンドアウトの番号が大きい順から小さい順に取得します。これ、基本法則。 つかさ:と、いうと、僕は優姫にだね。…振っちゃっていいよね?     [第1関係]であり[第2関係である]…で、…闘争心であり、純愛である(大爆笑)     う、うわああああ??? 優姫:ふ、複雑な感情をお持ちのようですね…(笑) つかさ:闘争心ってのは…「彼(彼女)とは馴れ合いではない。真剣な関係を望んでしまう、単純にどっちが上なのかを決めたいのかもしれない。」     ふーん…じゃあ、それで!(笑)     優姫は僕に対しては若干お姉さんぶるんだけど、それがちょっと気に食わない。     彼女には等身大の僕を見てもらいたいんだ、ってことで。 楔 :…なんかもう、馴れ合いも妥協も一切しない、真剣と書いてマジと読むお付き合いを望んでいる…、ってとこかね? つかさ:…と、いうことらしい、優姫。頑張ろうじゃないか(笑) 優姫:あ、愛されちゃったなぁ〜…(笑)    でもあたしは鈍感なのでその気持ちには気づいてないのです。つかさ〜、朝起きたらちゃんと歯を磨かなきゃだめでしょ〜? も〜(笑) つかさ:わ、わかってるよっ! いちいち言わなくても今やろうとしてたんだ!(爆笑) シアナ:なんか、超☆ラブラブなんですけど。この二人。 楔 :えらく一途な少年になりましたなつかさくん。それが5年後にはあんな奴に…、きっと優姫のせいなんだろうね。よよよ…(笑) つかさ:5年後っていうなー! GM:そういうわからない話はやめなさい(笑)    さて、次いきますか〜? 優姫:………………あ、あ、あたしだ! あたしがシアナさんにだ!(笑) シアナ:同情と憐憫以外ならなんでもいいけど(笑) GM:さ、優姫振りなさい。 優姫:て〜い! …1、…53、…16。    …かつては「哀れみ」だったが、今は「感心」である。…だそうです(笑) シアナ:やっぱりーーーー!!!!(爆笑) GM:哀れみを通り越して感心してるんだ(笑)    今回、ダイス目が美味し過ぎる。 優姫:え〜と、「…ああ、あの人、死んだな。」から、    「あの人、まだ生きてるよ。凄いなぁ…」へ(笑) シアナ:もう不幸キャラはうんざりだーーー!!!!(爆笑)  それが運命と言うものだ。 GM:ま、それはさておき。    次の人に行きましょうか。シアナから楔にだね。 シアナ:うう…幸せになりたいよぅ…。     普段は恐いが、いざとなると仲間意識……。     頼りになるんだけど、普段はちょっと恐いかなぁ? あの人。…って感じ? 楔 :む、今回はクールなキャラを演じるべきかな?    …そうだな。じゃなんかエミュレーターに特別憎悪を抱いてるキャラにでもしようか。    エミュレーター殺す事最優先、みたいな。 つかさ:キリングマシーンだ〜。 シアナ:恐い、っていっても恐怖じゃなくて、近寄りがたいって感じです。 GM:ふむ。いい感じだ。    それじゃ、最後。楔からつかさに。 楔 :これでまた「実は恐い」とか出て来たらシャレにならないなぁ…(笑)    え〜と…、好奇心だが実は疑惑の裏返しである。    …実はっつーかめっちゃあからさまな気がするのですが…(笑) つかさ:なんか疑われてるの!? 僕!!?(笑) GM:む、それは美味しいな。シナリオ的にも十分に理由がある。    それでお願いします。 楔 :理由があるらしいぞ? つかさ(笑) つかさ:ううう? どうしてだろう。なにか後ろ暗いところがあるらしい。 GM:あ、そだ。つかさ。君は最初はエンジェルシードをもってないところから始めたいんだけど。    ちょっと思いついたのでOPを変更するわ(笑) つかさ:ええええ? な、なんかGMが企んでる?(笑) 楔 :今回「あの二人」がいないからなぁ。GM、のびのびやってる気がする(笑) GM:俺は自由だ!(笑)    …それじゃ、OPに行きましょうか〜。
 Opening Phase
 英国、グラストンベリ。  その日、ウィザードならば誰もが一度は名を聞いたことがあるであろう、魔術学園は、ただ一人の襲撃者によって壊滅させられた。  ありとあらゆる魔術師が「彼」の侵入を阻もうと立ちふさがるが、「彼」を止めることは出来ない。  数千年の歴史を持つ、彼らがただひたすら磨き続けた魔法も、「彼」の前には無力だったのだ。 GM:そんなわけで! OPは伊吹楔君から始めたいと思います! 楔 :うお、俺からっスか? 俺今回主人公じゃないのに(笑) GM:うむ。前座だ(笑)    と、いうわけで、君は今、あるミッションをこなす為にある場所に侵入している。 楔 :仕事中だ。単体で? GM:そう。この仕事は君一人。…いや、君以外がいては足手まといになると判断され、君一人で敵地に侵入しています。 楔 :なるほど。…俺は気配を消し、その薄暗い通路を進む。    あ、ちなみにオリハルコンの短剣は《変形》でピアスにして左耳につけているので。    さらにちなみに短剣は名称『グランクニーヴ』ってことで。 GM:りょーかい。…いや、君はそんなみみっちい事をしていないのだ。    君は、堂々と姿を現してカツカツと歩く。そして、邪魔するものを全て排除し、目的の場所に向かう、というシーンだ。 楔 :む、なるほど。今回は新しいプレイスタイルに挑戦することになるようだ。主人公じゃないしな(笑)    もう靴音も気にせず両のポケットに手ェ突っ込んで進んでいきます。    あ、そうそう、今回はGMに敬意を表してスーツ姿にメガネ付きですから(笑) GM:「くっ、止まれ!」君を囲んでいる魔術師達が声を荒げて叫ぶが、意に介せず君は足を進める。 シアナ:(いきなり魔術師)「お、おのれ!! 食らえ! 《リブレイド》!!」 楔 :…いや、あの、そう始める前にさ、とりあえずここがどこで敵はなんなのか教えて欲しいんだけど(笑)    とりあえず相手を睨みつけたまま歩みは止めず、左耳に手をかけながらそのまま魔法はくらう。    超対抗タイミングで一瞬短剣を元に戻して、また超対抗タイミングで剣をピアスに戻す。    なるべく手のうちは明かさぬようにしないとね(笑) GM:「止めろ! 奴を止めろ!」「ダンガルド魔術学校の名誉にかけて奴を止めろ!!」    盛大に放たれる魔法の数々!! しかし君はそれをものともせず弾き飛ばす!! 楔 :なんでダンガルド魔法学校なんだよっ!?(爆笑) GM:と、いうところで君がこの依頼を受けた経緯を説明しよう。ここで回想シーンだ。    数日前、君の元に一人の少女が訪れた。…その少女の名は露木椎果。この依頼のクライアントだ。 楔 :…つながりがまったくよめねぇや(笑)    え〜と、俺はそのとき数匹のエミュレーターを血祭りに上げた直後で、こう、顔とかスーツとかには返り血がベットリついている。    右手には短剣。特に感情の起伏も見せず、無表情でエミュレーターの死骸を見つめながら、「…誰だ…」 GM:「見事、ですね。私の気配にまで気づくとは…。」…そうだな。夜の都心、誰もいない静寂の世界。…君と露木椎果は出会った。    …割と二人は似たもの同士か。 楔 :俺は何も答えない。僅かに顔を露木に向けて睨みつけるだけ。絶命したエミュレーターの悲壮な表情が残る死体を左手から放り投げて、    僅かに足を開く。警戒体制と言うか。 GM:「安心して。貴方とやりあうつもりは無いわ。…戦っても私が負けるだけだから。貴方はありとあらゆる魔導師の天敵。    …その力を借りたいの。」 楔 :「…誰だ…、と聞いている…。」 優姫:隊長、声低いからその手の台詞カッコイイよね。 楔 :ありがとうございます(笑) GM:「意外と私も有名じゃないわね…。私は露木椎果。夢使いのウィザード。これでいいかしら? ストームブリンガー。」 楔 :「…俺に、なんの用だ…」    短剣をピアスに戻しながら言う。態勢は崩さず、左耳から手は離さないけれど。 GM:「一振りの剣を奪取して欲しいの。…それはやがて、世界を滅ぼすものの手に渡る剣。この世界にあってはならないものよ。」 楔 :「…見返りは?」 GM:「貴方が望むものを。…なにがいいですか?」 楔 :…ふと、視線を地面に落とす。切なさと寂しさを同居させたような表情を一瞬だけ見せるが、    すぐに今まで通りの、憎しみの塊のような視線を露木に返す。    「…場所を示せ。行ってやる。」 GM:「ダンガルド魔術学校、地下第三研究室。」    抑揚の無い事務的な口調で彼女は言う。「……そこでかつて第5世界エルフレアから持ち去られたあるアイテムの研究を行っています。」 楔 :「剣の奪取はひきうける。…が、それ以外の事は、好きにやらせてもらう。」 GM:それ以外ってなんだ(笑) 楔 :さぁ? なんだろう?(笑) GM:「ええ、目的のものを手に入れてくれれば構わない。…あの剣だけは…エミュレイターに渡すわけには行かないから。」 楔 :え〜と、それじゃ…、露木を睨んだまま、やがて俺の姿はビルの闇に融け込んでいく。 GM:暗いな…お前…。    では、椎果は君が消えた夜の闇を見ながら、つぶやく。「……あの子に、あの剣を持たせるわけには…いかない…。」    …そんなわけで、回想シーン終わり。シーンは今に戻る。 楔 :魔術学校だったな。生徒やら教師やらが迎撃に来ているんだな?    俺は無言で進みつづける。目指すは地下第三研究室。右手は常に左耳に添えている。 GM:「どいておれ! ワシがやる!!」熟練20レベル、魔術師一筋の教師が君の前に体塞がり、魔法の詠唱を始める!    沸き起こるプラーナ! ……「くらえいっ!! 《ハリケーン》!!!」 楔 :ゴォォォオオ!! 物凄い風圧の塊があたりを飲みこむ。おそらくその魔術師は校舎の破壊さえやむ無しと考えているのだろう。    手加減無しの魔力の奔流が地をえぐり、壁を崩す。…やがて風がやみ晴れたその場所に、俺の姿は無い。    「みろっ! 跡形も無く消し飛んだッ!」と、多少得意げに顔を上気させて勝ち誇るその教師は、しかし直後顔面は蒼白となる。    《ダークブリング》を使ってその教師の背後に移動していた俺は短剣をその喉元につきつけ、言う。    「…地下第三研究室へ、案内してもらおう。」(爆笑) GM:「く……貴様、…あの剣が目的か…!?」つきつけられた魔術師が、焦った声で、言う。 楔 :「…もう一度言う、案内しろ…」    ツ…、僅かに短剣を引く、すると喉元から、赤い縦筋が、ス…と流れる。 GM:「……あの剣は、この世界を真に救う為に必要な剣! 我が命尽きようとも渡すでない!!」    魔術師は周りの生徒たちに聞こえるように大声で叫ぶ!!    「戦え! 例え我等が命、ことの如く尽きようとも、あの剣を持ち主の元に届ければ我等の勝ちだ!」 楔 :ぐは! 面倒な事を!(笑)    「ち…ッ!」と、軽く舌打ちして、その教師の首根っこ掴んで盾にしたまま、また歩き始める。 つかさ:どうやら、この場の空気を見る限り、楔が悪者っぽいんですが。 GM:悪ですなぁ。 楔 :結構悪役楽しいもんなんだナァ。実は俺悪系のキャラやった事無かったんだよなぁ(笑)    で、ところで困ったぞ? 地下第三研究室の場所が分からん(笑) GM:いや、事前に調査を済ませていたと言うことで、君はもう、研究室の目前まで来ているのだ。うん。 つかさ:……では、その前に、かつて楔と一度任務を共にした事があるここの学生が楔を見て叫ぶ。     「伊吹さん…オンドルウラギッタンデスカ!!!?」 楔 :ぶほっ!! いいい、今それを使うか!?(爆笑) 優姫:オンドレ語だ! オンドレ語だぁあ!! あはははははは〜!!(爆笑)  分からないよいこの皆は日曜の朝の仮面ラ○ダー剣(ブレイド)について調べてみよう。  主人公の舌足らずのトークが生んだ芸術である(笑)  分からないなら分からないままでいた方がいいという話もある。 GM:うう…シリアスシーンなのに(笑)    な、何はともあれ、研究室までつきました! 楔 :ところで誰だよさっきのNPCは(笑)    「…盾役、ご苦労。」トッ、と首に手刀を入れ、さっきの教師を気絶させる、と。 つかさ:捨てキャラなので気にしないで下さい(笑) GM:で! だな! 君がドアを開けると、中には一人の貫禄ある魔術師が剣の前に立っている。    君には背を向けて、ね。……「来たか、ストームブリンガーよ。」 楔 :…マーリン… GM:うむ。「……来るとは思っていが、ずいぶん早かったの…。」彼は君の方に向き直る。    「一人も殺さずにここまで来るとは…大した腕だのぅ。」 楔 :…特に答えず、マーリンを睨みすえたまま、歩を進める。 GM:そこでだな、君が入ってきた扉から、一人の少女が入ってくる。…露木椎果だ。    「さすがね、ストームブリンガー。」 楔 :ぴた、と歩みを止め、軽く振り帰って露木を睨む。こう、「何しに来た?」見たいな感じで。 GM:「これが、エンジェルシード……第5世界より持ち出したエンジェルシードを剣に加工したもの…。」椎果はそう、呟く。    「そう、これこそがこの世界を真に救う剣なのだ。」と、マーリン。 シアナ:…世界を壊すとか、世界を救うとか、この剣、両方言われてるけど…どっちやねん。 つかさ:てか、エンジェルシードか! 僕の剣か!(笑) GM:今まで気づいてなかったンかい!(笑) 優姫:さっぱり分かりません!(えらそう) 楔 :なんかよく分からん状況になってきたな。    まぁ、いいや。とりあえず再び剣に向かって歩き始めよう。 GM:「待ちたまえ、楔君。」優しく、しかし力強い声でマーリンは言う。    「君にも、この剣の持ち主に協力してもらいたいのだ。」 楔 :え、と、じゃそこで一度歩を止めて、    「俺は、他人にいいように利用されるのが、大嫌いなんだ。」    と、一層強くマーリンを睨みつけながら。 GM:「…利用では無い。君には君の役割があり、この世界に存在するはずだ。」    「…そう、彼にはこの世界を守ると言う運命がある。だから、この剣をあの子に渡すわけにはいかない。」 楔 :…まずい、このまま行くと俺、ただの優柔不断な男に成り下がってしまう(笑)    「貴様の立場も理解できないでもないがな、すまんが先約がある。果たさせてもらうぞ。」    と言って一気に剣との距離を縮めよう。 GM:「……残念だったな、楔君。…時間切れだ。」    と、置かれていた剣が淡い光を放ち始める!! シアナ:「いけない!! アレが発動する!!」 GM:アレってなんだ!(笑)    光と共にキィィィィィィィィ…ンと鳴動し始める剣!! 楔 :「なにっ!? くっ!! なんだっ!? この音はぁあ!!?」    え〜、両耳を押さえて、苦しそうに片膝をつく。 GM:いや、毒電波とかそう言うわけじゃないから(笑)    そう、鳴動していたのはホンの数秒。気がつくと、剣はふっ、っと消えてしまう。    …それを見て、マーリンが安堵したように言う。    「剣は、本来の持ち主の元に行ったようだ。」 楔 :え〜と、じゃ、剣が元あった所を呆然と見つめて、少ししたら露木に向き直る。    「…、どうやら、奪取は敵わなかったらしい。」 GM:「…そのようね。…未然に防ぐ事は出来なかった、か。」    悲しそうな声を浮かべ、椎果は言う。    「…伊吹楔さん。…彼が動き出します。……貴方の本来の使命は、彼を止める事です。…お分かりですよね?」 楔 :ピクッ、と、分からない程度に眉を吊り上げて、露木の方に歩いていく。見た目は平静を装ってはいるが。    「本来の、使命…だと?」 GM:「分かっているはずです。この世界に今だ貴方がとどまりつづける訳。ある役割を持ち、転生を続けた訳。    ……この世界の滅びのときが近づいています。」 楔 :「…。ああ、そういうことか。俺の意味、俺の価値、…そうか、破滅を止める事。破滅の元を…な…。」    多少俯き加減で歩きながら、露木との距離を詰めていく。    「…つまり、お前はそれを知っていながら、俺を別の目的に導いたわけだな…?」 GM:「出来る事ならば、未然に防ぎたかっただけです。あの剣を持つものがこの世界を崩壊に導く。    …ならば、剣さえ予め押さえてしまえば、と思ったのですが。」 楔 :「…そうか、かなった話だな。…だがな。」    と、露木の喉を、ガッ! と掴んで、締めながら持ち上げる。憎悪の形相で露木を睨みつけながら言うぞ。    「…俺は…、例えそれが運命であれ、いい様に操られるのが大嫌いなんだっ!! …二度と俺を利用しようなどと考えるなッ!!」    …で、ダン! と床に放り投げる(笑) GM:ひ、ひでぇ!(笑)    …つーか、ホントに悪役だ。 シアナ:私が恐がるわけだぁ(笑) GM:では、けほっ、けほっ、っと咳きごみながら「す、すいません…しかし、私は貴方を利用するつもりなど…。」    …つか、操られるってか、話しも聞かない奴が悪い(笑) 楔 :まぁ、そこらへんは、ねぇ(笑)    「…世界の破滅の阻止には協力してやる。この世界を壊すわけにはいかないからな。    だが覚えておけ。俺はそれが使命だからやるんじゃない。俺の意志でそれを行うんだ…!」    と、まださっきと同じく睨みつけたまま言う。あと、マーリンにも向き直って、やっぱり睨みつける。 GM:「やはり、世界を守る為に君は戦うのか。」……マーリンは、少し物憂げな表情を浮かべ、言葉を続ける。    「守る事では救えない。…そう言う事もある。それがワシが今の君に言える唯一の事だ。」 楔 :「やはり貴様も、そう言うのか。…守る守れない、救う救えないは俺が決める。」    俺も、軽くうんざりしたような表情を浮かべて、短剣をピアスに戻しながら、誰にともなく呟く。    「俺は、俺の生きたいように生きる…。」 GM:破滅的だなぁ。    それじゃ、そういうことで、この長いOPを終了します。 つかさ:…というか、シナリオが全然読めないのですが。 楔 :楽しい! 黒いキャラ楽しいよ!    前の命和はギャグ系黒いキャラだったから別になんでもなかったけど、シリアス系黒いキャラはラブコメと同じ位の楽しさがあるッ!!(爆笑) GM:…そういうのはPCでやらんでください(笑)    今後、シナリオに絡みにくいことになるじゃないか。    ま、いいや。次のOPにいくぞ。結構時間使ったから、さくさく行こう、さくさくと。
 人が知らないところで、歴史というのは動くものだ。  少年が、力を望んだ瞬間。  一振りの剣が彼の元に現れた。  優しいだけが取り柄の少年が、「運命」の扉を開けた瞬間。  その日、世界の運命は決定されたのかもしれない。 GM:はい、そんなわけで次のOPは優姫に行こうと思います! 優姫:あ、はい、はい。うわー、あたしだ、あたしだ〜(笑) GM:はい、頑張ってくださいね〜。コツはよく喋る事です。    ああ、忘れてたけど、つかさも登場してくださいな。 つかさ:う、僕もか。じゃあ、登場します。     どんな場面ですか? GM:ええとですね。二人は輝明学園の生徒でいいんだよね? 優姫:輝明学園て言うのは、ウィザードが一般人にまぎれてるんじゃなくて、一般人がウィザードにまぎれてる学校ですよね?(笑) GM:そうです。…というか、君はこのナイトウィザードについてどこまで知識が? 優姫:一応基本ルールブック、サプリメントともに隊長に借りた事がありまして、おおよその事は知っています(笑) GM:了解。では、輝明学園の生徒ということで。 つかさ:どこの学園です? 秋葉原? 本校? GM:そうだなぁ。…オリジナリティを出すために地方の…そうだな、雪国にある輝明学園の一つと言う事にしましょうか。 シアナ:雪国! 両手には降り積もる欠片!(笑) GM:うい。きっとソニックブレイドとかフェイトインジケーターがいるんですよ。うん。  詳しくは好評発売中ダブルクロスリプレイ、闇に降る雪参照。  毎度毎度、宣伝ばっかりだが、私はいったいどこの回し者だろうか。  広告料をもらってもいいくらいである。 つかさ:で、その雪国の輝明学園で僕等は何をしているんですか? GM:お、おう、そうだった。君等が仲良く二人で下校しているシーンから始めたいと思います。 シアナ:さっきのシーンから一転してラブコメシーンに!(笑) 優姫:じゃ、仲良く下校してます。    「くやし〜!! なんで!? なんでぇ!? なぁんであたしの剛速球がつかさに打たれるわけェ〜!!??」    え〜、今日の体育で野球をやったときの話です(笑) GM:いいなぁ、優姫。うっかり惚れちゃいそうだ(笑) つかさ:「た、たまたまだよ、優姫。たまたま振ったら当たっただけだってば……。」     しどろもどろに返事をする僕。僕の少し前を歩く優姫に弱々しい笑みを浮かべながらついていく僕。     これが、僕たちの日常だった…。 GM:うむ。そんな他愛もない会話をしているわけだな。    ホントに世界は平和一色。ウィザードである君たちですら、「平和だ」と感じるくらい、この田舎の学園には事件がない。    もー、鬱陶しいくらいの蝉時雨も、君の心を潤す平和の申し子と言ってもいいかもしれない。 つかさ:ああ、いいなぁ。平和だ…。     ……って蝉時雨ぇっ!!!? GM:みーんみーんみーん…うだるような夏の陽射しに蝉時雨。    日本の夏ですなぁ。 シアナ:雪国って言ったじゃん!!(爆笑) GM:はーっはっは!! 雪国だからって冬だと思うな!!(高らかな笑い) 楔 :それ雪国である意味ねぇじゃん!!(笑) GM:いいかね、諸君。    …シーズンオフの海水浴場。…花の落ちた葉桜。…夏の雪国、冬の南国。    ………なにか、グッと来るものがありませんか?    そこはかとなく漂う哀愁が心に染み渡りませんか?(笑) 楔 :ダブルクロスならともかくきくたけワールドでそんな情緒に触れてる暇はない(ドきっぱり)(爆笑) シアナ:はっはっは、全然分かりませんなぁ。 GM:では、コミケが終わった後のビックサイト。撤収作業が終わった直後がベスト。 シアナ:と、唐突に理解した!! 楔 :ああ。いい。なるほど。よくわかった。いいなぁ、雪国の夏(笑) 優姫:な、なんかみんな分かってるぅ! あたし分からない〜!?(笑) GM:分からないでよろしい。むしろ分かるな(笑)    そんなわけで、君たちは平和な日常を過ごしています。 優姫:え、えっと…    「そうよ、たまたまなんだからねっ! たった一球打ち取ったくらいでいい気にならないでよ! 今度はないんだからぁ!」    え〜、体育の授業が終わってからずっとこんな調子です(笑) つかさ:「わ、わかったから、ね?」     と、なだめる僕。 GM:…あ、そだ。イベント起こす前に聞いておかなくっちゃ。二人ってウィザード同士って知ってるの? つかさ:……どうだろう? 優姫:……ど、どうなんでしょう?(笑)    し、知ってるって事の方が、プレイはしやすいですかね?(笑) つかさ:ああ、じゃあ、知らないと言う事で。     ええとですね。ちょうど手元に武器がないと言う事で僕はまだ、イノセントです(笑) 優姫:えええ〜?(笑) 楔 :結構遊ばれてるな君(笑) 優姫:あれ、あれ? でもあたしはもうウィザードなんでしょうか? 魔物は? ワイバーンのコタローちゃんは?(笑) つかさ:うん、優姫はウィザード。…最初は僕を守ってください(笑)     雄雄しいな! 優姫は!(笑) 優姫:わ、わかりました。つかさは、あたしが守ってあげなくちゃ。うん!(笑) GM:イノセントのつかさを、ウィザードである優姫が守ってあげている、って感じか。    じゃあ、そういう事で。    ええとだな、じゃあ、この場にいるウィザード…つまり、優姫は知覚力でジャッジをして見てくださいな。 優姫:は〜い。え〜と、基本能力値の知覚力+2D6ですよね? GM:うい。クリティカル値とファンブル値に気をつけてね。 優姫:え〜と、知覚力が9で…えい(ころころ)…10。達成値19です。 GM:ふむ。では君の鋭敏な感覚はそれに気づく。…君たちは…囲まれている!! 優姫:か、囲まれてる!? え〜と…、え〜と…、どどど、どうしよう?(笑) つかさ:のほほんと歩いています。「どうしたの? 優姫?」 優姫:「つ、つかさ、」あの、えと、その…、    「…ちゃ、ちゃんと前見て歩きなさい。転んでも知らないわよ。」とか言いつつ周囲を警戒します(笑) GM:では相手も、君が警戒し始めた事に気づこうか。君のその態度ではバレバレだ(笑)    なので、こちらから姿を現そう。「まだまだ青いな、女ウィザードよ…。」    一人の男が、大量の魔物を引き連れ、登場します。 つかさ:な、なんだ!? 優姫:ああ、あからさまに(笑)    とっさにつかさの前に出ます。「つ、つかさ、下がって…!」 つかさ:なんなんだよっ!? あいつらっ!! ば、化け物だっ!!? GM:「幸い、まだ露木弟はウィザードとして覚醒していないようだな。ここでさっさと消させてもらおう…。」    そう言って、魔物を引きつれた…おそらくリーダーと思われる男が手に持っていた槍…ハルバードを構える。 優姫:えええ〜、どうしよう? どうしたらいいのかなぁ? ここでこっちも魔物出しちゃっていいんスかぁ?(笑) GM:無抵抗にやられるんならやられるでいいんだけど?(笑) シアナ:うわ、イヤらしいなぁ、GM(笑) 優姫:えええ〜?(笑)    …あ、あ、えと、つかさにボソボソ耳打ちします。   「…つかさ、いい? なんかよく分からないけど、ヤバイっぽいから逃げるわよ?」 つかさ:「う、うんっ! よく分からないんだけど、優姫がそう言うなら!!」 楔 :うわ、そうくるか(笑) 優姫:「いい? あたしが大声上げてひるませるから、一気に全力疾走で後ろに逃げるのよ? わかった? できる?」(笑) つかさ:(子犬の目をして上目遣いで)「う、うん!」 優姫:…こ、心の中で    「つかさかわい〜! 萌え〜!」とか思いながら(爆笑)    変な男の方に向き直ります。 GM:「何をこそこそと話しているのかね?」    構えたハルバードを持って、君たちのほうに一歩ずつ近寄りますかね。 優姫:じゃ、意を決して、とにかく大声で叫びます。    「きゃああああ!! ちかぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!! だれかぁぁぁぁぁぁぁあ!!」 GM:………………みーん、みーん、みーん…。 シアナ:みーんみーんみーん。 GM:つくつくほーし、つくつくほーし。 シアナ:ほー、ほけきょ。 GM:もうすっかり春なんだなぁ。  夏だってば。 つかさ:(すっごく情けない声で)……優姫ぃ……。 優姫:……………隊長、このGMひどく意地悪じゃありません?(笑) 楔 :そうだろう? しかもそれを嬉々としてやってるからさぁこの人… 優姫:うわぁ、サイテーですね(爆笑) GM:い、意地が悪いのはともかく! 嬉々としてやっているのも否定はしないが!! サイテーまでいうか!!(笑) 楔 :否定してくれればフォローも出来ようけど…(笑) 優姫:はっ!    「今よつかさ!! 連中が呆けてる今のうちに逃げるのよ!!」ってつかさの手とって逃げます!!(笑) シアナ:「さ、さすがだ優姫!! さっきの白々しいまでの演技も計算済みだったんだね!!」…とつかさが言う。 つかさ:言わない!! 言わない!!(笑) 優姫:もう心の中では涙がナイアガラ状態です。プレイヤーが(爆笑) GM:だが、君らが逃げようとしても、既に周りを取り囲まれている状態。どこにも逃げ場がない。 優姫:魔物の頭踏み越えてでもいきます!!    もう命の危険とかつかさが危険とか以前に、あたしがここにいたくない!!(爆笑)    「おらおら〜!! カエルが鳴くからけェれけェれぇえ!!」(爆笑) つかさ:な、なんてたくましいんだ、優姫!! GM:あかん! 面白くなり過ぎている!!(笑)    「逃がすわけにはいかないな……。」とリーダーの男が少し離れた所から槍を振るう!! つかさ:あんな、遠くから!? どんなにみても14mはあるのに!!(爆笑) 優姫:あああ、逃げられないよぉ〜(笑) GM:とりあえず、ウィザードである、優姫から攻撃させてもらうかな。    対抗タイミングで《衝撃波》でハルバードを振るう。これで14m…2sqでも届くだろ。    回避してねー。 優姫:きゃああ(笑)    え〜と、回避は、回避力に2D6でしたよね? 楔 :特殊能力の《アーマーフォーム》が超対抗タイミングだから、攻撃受ける前に使えるぞ? 優姫:あああ、それじゃそれ使って回避力を… 楔 :魔物見せる事になるけどな。つかさの目の前で変身だ。 優姫:あああああああ!!(笑) GM:ええと、ダイス振るぞ? 命中値は30です。 優姫:ぎゃああ!(笑)    それ《アーマーフォーム》使っても避けられませんよ!? 何ゆえOPなんかで死なねばならんのでスかぁあ!?(笑)    と、とりあえず、ダメ元で回避します! もう《アーマーフォーム》いいや!(笑)    …(ころころ)…やったクリティカルだ! …(ころころ)…3だ! でもだめだった!!(笑) GM:では、彼が振るったハルバードは衝撃波を生み…逃げ出そうとしている優姫に直撃する、っと。    ダメージは…51です。 優姫:いたい〜! 具体的には…(ころころ)…あ、やった、またクリティカル〜。…え〜と、防御力34!    具体的には17いた〜い!(笑) 楔 :重症値だな? 優姫:あああ! 重症値!? 重症値!! ギリギリ重症!?(笑) GM:まぁ…純正魔剣使いLV6、攻撃特化キャラだからなぁ。…むしろよく生きていると誉めるべきか。    都合がいいっちゃ都合がいいな。 つかさ:「優姫っ!!? 優姫!!?」血まみれになった優姫に駆け寄ります。 楔 :…まさか、やつか? GM:「このフォルテの魔槍のから逃れる事はできんよ…。」    ニヤリと、ニヒルな笑みを浮かべ、彼は言う。 楔 :うっわ! また出たよ!(凄くイヤそう)(笑) 優姫:…誰です? 楔 :いや、前遊んだのにも出てきた奴でね。すっごくいやな奴だよ。うん(すっごくイヤそう)(笑) GM:まぁ、このセッションには関係ない話なので流してください。    …それとも、楔は彼と昔因縁があった事にでもしておく? 死闘を演じた仲ですし。 楔 :ああ、それは面白いかもしれないなぁ(笑)    そうしてみるか。なんか考えておこう。とりあえず、今は先に進みなさい。 優姫:ういっす。    …って、あたし気絶しちゃいましたよ? シーンプレイヤー気絶しちゃいましたけど?(笑) GM:大丈夫です。気絶しただけですし。退場してなければいいんです。 つかさ:で、僕は優姫を抱えて言うよ! 「なんでこんなひどい事するんですかっ!」 GM:「…貴様が生きていては我々には都合が悪いのだ。」 つかさ:…じゃあ、優姫は、優姫は巻き込まれただけだっていうんですかっ!!?     ただ、それだけで、それだけで優姫を……!!! GM:「ふん、運が悪かったな、その女も。」    フォルテはゆっくりと君に近づいていきます。    「こんな男なんぞ放っておいて逃げればよかったものを。…せめて楽にしてやるか。」 優姫:「(突然消え去りそうな声で)…つ…か…さ、に、逃げ…なさい…(爆笑)」 つかさ:(シリアスな少年声で)「ダメだよっ! 優姫を置いて逃げられないよっ!!」(何故か爆笑)     で、優姫の前で両手を広げてフォルテの前に立ちはだかる。 GM:「…足が、震えているぞ? 少年。」 つかさ:「う、うるさいっ!!」がくがく震える膝を叩いて、消え入りそうな声で反論する!! GM:では、槍の柄で君の腹部をげしっ、と一撃叩きこむ。    「勇敢だな、少年。そして優しい。………だが、無力だ。」 つかさ:げふっ…膝を突き、それでもフォルテを下から睨みつける。 楔 :…もしかしたら助けに入った方がいいのかしら?(笑) 優姫:うう、あたしも力隠してる場合じゃない気がしてきた…(笑) つかさ:でですね。僕はここで願うんだ。力が欲しい! 力が欲しい!! 今、優姫を守れる力が欲しい!! GM:(うまい)…そう、つかさが願うと、周りの空気が張り詰めた空気に変わっていく!    それと同時に軽い耳鳴りがして……空から無数の羽が舞い降りてくる。 シアナ:「こ、この満ち溢れるプラーナは…一体!?」とフォルテが叫ぶ! 楔 :曇っていた空から、つかさの上空だけ雲が切れ、鋭く、しかし優しい光が射し込んでくる。    キラキラと輝く無数の羽を伴いながら、つかさの眼前に現れ形作られるそれは…、 GM:…エンジェルシード。かつて天使を作るために用いられた宝石が、今、剣に形を変え、……勇者の元に現れる。 つかさ:ゆっくりと、立ち上がりごく自然にその剣を手に取る。     それは僕の手に当然のように収まる。…そう、それはまさに「露木つかさの剣」だった。 シアナ:「……覚醒、したのか。」呆然とした表情でフォルテは呟く。 優姫:うう、あたし気絶してます〜(笑)    「つ…かさ…、逃げて…」とか寝言みたいに言ってよう(笑) 楔 :せめてうわ言って言えよ(笑) つかさ:「優姫……。ありがとう、君が、僕を守ってくれていたんだね……。」     どうやってその力を使うか…それを僕は唐突に理解していた。     僕は、手を優姫にかざして…《レイ・ライン》を使う。 GM:では、優姫の傷はどんどん癒えていく、ということで。 優姫:第1話のOPでいきなり優位が崩れた!(笑)    え〜と、傷は癒えたけどとりあえずまだ気絶してます(笑) 楔 :ってーか、これは一体どこが優姫のOPなんだ?(笑) つかさ:気絶したからなぁ(笑) シアナ:「ち、ここで戦うのは得策ではないな。覚醒したての勇者と戦うとビジュアルシーンに突入してしまうため分が悪い。」 GM:メタなこというなぁっ!!(爆笑)    ま、まぁ、そんな感じで彼等は退散していきます。 つかさ:じゃ、じゃあ、優姫を抱きかかえて声をかけます!!     「優姫! ゆうきぃ!!」 優姫:じゃ、起きます(笑)    「ん…、つ、つか…さ…?」 つかさ:だ、大丈夫? 優姫。 優姫:つかさこそ…大丈夫? どっか、痛いとこない? 怪我してない? つかさ:「うんっ、うんっ!」少し涙目になって…「よかったぁ……。」ってへたへた、と。 楔 :…こいつら、高校生じゃねぇ…(笑) 優姫:ううう、ちょ、ちょっと恥ずかしい…(笑)    「い、たたた…」とか言いながらなんとか起きあがります。「う〜、腰打った〜」(笑) つかさ:で、ですね。そしたら優姫は僕が持ってるエンジェルシードに気づくんですよ。 優姫:え〜と、エンジェルシードって確か特注品だか機密品だかでしたよね?    「…? あれ? あれ!? つ、つかさ、それ!? まさか、ウィッチブレード!?」 つかさ:「優姫、これ、知ってるの?」 GM:そうだな。優姫、知力でジャッジしてみよう。機密の品なので達成値が18以上で知っていると言う事で。 優姫:え〜と、知力は……、基本でです(笑)    出ろ〜! クリティカルガンッダァ〜ムッ!!(爆笑)    …(ころころ)…フ、達成値9。かろうじて半分分かりました(笑) GM:では、市場に流通していない新型のホウキか? くらいの事しか分かりません。 優姫:「まさか、ウィッチブレードプレミアムエディション!!? いいなぁ!? いいなぁ!? よこせ!!」(爆笑) つかさ:ええ? え? えええ? さっきこれが僕の剣だって自覚したばっかりなのにぃ!!(笑) 優姫:あああ、ええっと、それ以前の問題でしたね。すいません。調子に乗ってました。    「まさか、ウィッチブレード? つかさ、どうしてアンタが、“箒”を持ってるの?」 つかさ:「僕にもよく分からない…だけど……。」そこで空を見上げる。     「僕が、やらなくちゃいけない事は、分かったような気がするんだ…。」 GM:と、いうところでシーンを切りましょうか。 優姫:あああ、あたしつかさの引き立て役だ〜。    とりあえず盛大にやられればいいんだろうからむしろ楽な役かも〜(笑) 楔 :嘆いてるわけではないのか(笑)
 少女の名は「月姫十架」  単なる「少女」に過ぎない彼女は、だがしかし、重要な「歯車」のひとつであった。  小さな歯車だが、ただひとつ、それを取り除くだけで世界は停止する。  そんな小さな小さな歯車をめぐる戦いが、今、ここに始まろうとしている。  シアナ=D=ヴァレリアはそんな確信を抱き、教会に一人佇む。 GM:そんなこんなで次のOPはシアナに行きましょう。 シアナ:はーい。 GM:さて、まず聞いておかなきゃいけないんだが。    お前、ワークス決まってないよな。 シアナ:じゅ、住所不定無職!! GM:じゃあ、それで。 シアナ:ごめんなさい、嘘です。カンベンしてつかぁさい、お義母様。 GM:あら、この子ったら口だけは達者ねぇ。 つかさ:嫁をいびり始めたぞ。 楔 :嫁姑戦争勃発か?(笑) シアナ:ま、まぁ、それはおいておいて。     どんなOPですか? GM:ワークスで絡めようと思ってたんだが。    無職でいいのか?(笑) シアナ:そ、それはいやだなぁ(笑)     ええ、っとね。教会で住み込みで働いてます。いわゆる「シスター」見習いですかねぇ? GM:なんでまた…ああ、一応大いなる者だから、か? シアナ:はい、そういうことで!     この教会は実は私を奉っているのです!! GM:ほう。 シアナ:嘘です、ごめんなさい。許してくださいご主人様。 GM:このダメメイドめ…アレほどこのツボの扱いには注意しろと言ったはずだぞ…。 つかさ:すとっぷすとっぷ(笑) 楔 :…GMがすごくリラックスしてるなぁ。なんかありありと見て取れる…(笑) GM:ふりーだむ!! シアナ:…シナリオ進めましょうよ。 GM:うい、そうでした。    では、教会から始めましょうか。 シアナ:はい。では今日は日曜日。毎週日曜の朝恒例のミサに私は出席しています。     神に祈りを捧げるこの神聖なる時間…いいですねぇ。 GM:ん、じゃあ、そういうことで。    子供達は仮面ライダーとか戦隊シリーズを見ている時間ですね。 シアナ:わ、私も見たい!!(笑) 楔 :でも今の仮面ライダーはわりと神格論破壊する歴史的設定だぞ(笑) 優姫:私は見てきましたよ(笑) シアナ:いや、見るのはどうでもいいんです! 日曜の朝早くにミサなんかしたくないぃーーー!! GM:それが本音かっ!!(爆笑) シアナ:もっと寝てたいよぅ。ミサの途中で舟をこぐ私。うっつらうっつら。 楔 :…こいつ、自分の立場まるで理解してねぇな。いろんな意味で(笑) GM:ま、まぁ、そんなこんなでミサが終わり、それぞれが帰途につくわけだが。 シアナ:ミサが終わった!! ごはんの配給の時間!!!(一同爆笑) 楔 :神は寛大だ(笑) シアナ:もふもふ(ご飯を頬張っているらしい)…わたしが神でふからー、もふもふ。 楔 :じゃ、職権乱用だ!(笑) シアナ:むしろ食券乱用状態ー。もふもふ。ごっくん。ごきゅごきゅ、ずるずる。はぐはぐぱっくんちょ。 楔 :もうコイツは駄目だ。なにを言っても止まらん(笑) 優姫:まるでどっかのおむすび娘みたいだ…(笑) シアナ:はっ! …同じメガネっ娘だし、キャラかぶってる!!? GM:メガネっ娘なのか!! シアナ:EvelEyeをメガネとして扱ってるので、あたしー。もふもふ、はぎゅはぎゅ。 楔 :どっちも存在意義薄いし…(ボソ) シアナ:意義あり、あたしは、萌え要員です!! 楔 :不幸要員だろ?(爆笑) シアナ:それはいわないでぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜!!(号泣) GM:し、シナリオが進まん!(笑)    ええとだな! ミサに来ている子供たちも、親に連れられ、皆帰っていくのだが…君はそこで、一人の少女が…幼女が…?    ぽつん、と取り残されていることに気づく。 シアナ:よ、幼女?(笑) GM:パッと見、年の頃は12、3歳と言った頃かね。 つかさ:GMってその年頃の女の子好きよね。よく登場する。 GM:ごっ、誤解を招く発言をするなぁッ!!(爆笑)    しょうがないだろう!? TISなんだからっ!!(大爆笑) シアナ:ぶっちゃけるなぁっ!!!(一同大爆笑)  ちなみに、TISとはルールブックに「なにやら謎のキャラクター」という扱いで掲載されている美少女(幼女)である。  何かと多くのセッションでキーパーソンとして出てくるが、きくたけオフィシャルリプレイですらまともな扱いを受けたことがない。 楔 :…まぁ、分かってたって話もあるけど…(笑) GM:…まて、それはあれがTISだと分かっていたのか、俺がその手の年頃の女の子をよく出すことが分かってたって事なのか、どっちだ。    返答次第じゃ、陰謀が発生して数百匹のエミュレイターの最中に放り込まれる事を覚悟しろ(笑) 楔 :そういうゲーム的な脅しをかけるのは止めろ。やばいのかどうかさっぱり分からん(笑)    …いや、一応TISだろうとは分かっていたって意味だよ。でも言われてみればその手の娘をよく出すのも認識済みな気も…(笑) GM:「楔はGMの陰謀によりスカウトに転属されました。」    …いや、いいや。話を進めよう…先の2つのOPでえらい時間をくったからな…。 シアナ:もふもふ(←まだ食べてるらしい)…ちょっと遠目からその女の子を見ています。もふもふ。 GM:おう。では、少女は誰もいなくなった教会でただ一人、未だに神に祈りを捧げている。    それは子供が親に言われて形だけ祈っているのとは、全く違う…そう、心から祈りを捧げているように見える。 シアナ:もふー。まだ、あんなに小さいのにえらいなぁ。     とりあえず、食べてたものを飲みこんで、彼女に近づきましょう。 GM:うい。少女は君に気づかずに黙々と祈りを捧げる。その姿はまるで聖女のようです。 シアナ:(優しい声で)「ねぇ、お嬢ちゃん?」 GM:では、少女は上級生のお姉様に呼ばれた時のようにゆっくりと振り返り、一礼をする。 シアナ:ご、ごきげんよう! た、タイが曲がっていてよ!?(笑) GM:ぶっ(←吹き出した)  まぁ、マリア様が見ているをてきとーに読んで見てください。  小説に抵抗がある人はコミックスが発売されているのでそちらがいいかもしれません(現在1巻まで発刊中) GM:いや、ごめん、しかけておいてなんだが、面白かった。今の。 楔 :…なんのネタだ?(笑) GM:いや、マリ見て。このメンツだと分からないネタだから、まぁ、スルーしてくれ。    元ネタがあるネタは俺はあまり好まないんだが(笑)    ついついやってしまった…。反省。 優姫:…GM、守備範囲広いっスねぇ。 楔 :コイツがカバーできてないのはロボット物だけだ。他はボーイズ系でもOK。 優姫:うわ、すげ!(笑) GM:最近はアニメ系もカバーできてないのでカンベンして下さい。    ええと、で! だな! さっきからぶつ切れだが(笑)    少女は君を少し見て、呟く。「お姉ちゃん…神様?」 シアナ:ぶっ、…「そう見えたら、嬉しいな?」とその少女の頭を軽く撫でる。 GM:では、少女に触れた瞬間、君は頭痛に襲われる。    何か。何かを忘れている、それが思い出せそうな、そんな感覚。 シアナ:…これ、は…? GM:「お姉ちゃん?」心配そうな、顔をして覗きこむ。    ええとね、精神力でジャッジしてみてください。 シアナ:せ、精神力ぅ? …17です。 GM:では、何故か君にはこの少女の名前が、“思い出せ”ます。 シアナ:お、思い出す!? …どっかで会った事が?     「あなた……十架ちゃん?」…でいいんだよね? GM:うい。それでいいです。「……そうだけど……なんで知ってるの?」    それと同時に、君はこの少女を守らなくてはいけない、とそう言う衝動に襲われます。 シアナ:うわぁあ、なんかOP全てに伏線の予感が!!     「ええと、ね。前にも来た事があるでしょう? 入り口で名前を書く時に受付してた事があって、それで覚えてたんだ。」…と、嘘を。 GM:「ふーん、すごいねぇ。」    少し嬉しそうな表情で十架…月姫十架が言う。 シアナ:十架ちゃんもえらいね? 真剣にお祈りして…。 GM:「うん! 神様にお祈りをしてるとねぇ。いい事が起きるんだって! ママが言ってたの!」 シアナ:そっかー。十架ちゃんにならきっといい事が起こるよ〜。 GM:と、そこで入り口の方から十架を呼ぶ声がする。…おそらくは彼女の母親だろう。    十架もそれに気付き、走り去ろうとして…途中で君の方を見る。    「お姉ちゃん、またね!」 シアナ:あ、うん! …大人しく見送って……彼女が出ていった入り口をただ見ながら、呟きます。     「月姫……十架。」 GM:と、いうところでシーンを切りましょう〜。
 戦う、ということは誰かが命を落とすこと。  剣を振るう、ということは誰かが傷つくこと。  そんなのは嫌だった。  優しい少年は、だから拒絶した。  戦うことを。守ることを。救うことを。  それで、誰かがどこかで傷つくことも知らず。 楔&優姫:みじか。 シアナ:違うっ!! 二人が長いのっ!!(爆笑) 楔 :しかしあれだ、まぁそれはおいといて、ここまで来て主人公が未だにOPやってないのな(笑) 優姫:今までのはプロローグ。これからが本編(笑) 楔 :真打登場(笑) 優姫:あたしのあとをひょこひょこついてくる真打(笑) つかさ:で、ここで僕のOPってわけだ。     さっきのシーンの幕間で、僕と優姫は「で、この箒とやらって持って歩かなきゃだめなのかなぁ?」「うん? 月衣にいれておきなさいよ。」     「え? か、月衣って?」「ほら、私たちウィザードはこういう空間があるのよ。」みょいーん、と僕の目の前の空間に手をいれる優姫。     「う、うわああああ?」「ここにそのウィッチブレードをしまうのよ。」「へ、へぇ〜。」…みたいな? 優姫:「あ、そうそう、あたしの可愛いコタローちゃんも紹介しておくね。」    シギャアアアアアアアアアアア!!!! バッサバッサ!!(爆笑) 楔 :そんな簡単でいいのか?(笑) つかさ:わきゃあああ!! な、なんだこれぇぇぇ!?(笑) 優姫:あたしのかわいい「相棒」だよ。仲良くしてね? つかさ    「シギャアアアア!! (おうおうおう、どこの馬の骨かしらねぇが、お嬢にゃ指一本触れさせねぇぜ!)」(爆笑) つかさ:さ、殺気が見えるんですけどッ! プラーナが凄い勢いで解放されているんですけどぅっ!!(爆笑) 楔 :…いいなぁ、このメンツ…(笑) つかさ:で! 僕のシーンはどんなシーン!?(笑) GM:お、おおう? うん。それじゃあ、自宅から始めようか。君が覚醒した後、自宅まで帰ってきた、ということで。 つかさ:うん、わかった。優姫はついてくるの? 優姫:ん〜、傷は《レイ・ライン》で治ったとしても、服とか破れちゃってるだろうし、血とか出たろうからお風呂も入りたいだろうし、    …でもだからって何もなく離れちゃうのも変かな? …あ、それじゃこうしよう。一緒につかさの家まで行きます。    「とりあえず、ウィザードの事他にも話さなきゃいけないからお邪魔するけど、まずお風呂貸してね?」(笑) つかさ:う、うん。わかったよぅ。     部屋にいるからね。僕。タオルはいつもの使ってね。 優姫:「了解了解〜。」    って家につくなりお風呂場に行こう。もう勝手知ったる他人の家(笑) つかさ:「ゆうきぃ、今日はお茶、何にする?」と、台所から風呂場に声をかける僕。 GM:君等はどこの夫婦だね(笑) 優姫:あれですよ、露木家はお金持ちなので、バス〜台所間で会話ができるんですよ。    昔ありましたよね、インターホンと同じ要領で繋がってるシステムバス。今もあるのかな?(笑)    「あたし麦茶がいい〜。砂糖入れてね〜。あ! コラコタロー! 動くな! 頭洗えないじゃないか!」「シギャアア!!」(爆笑) つかさ:ああああ!! 君が僕んちでフロ入ったあとヤケに周りが壊れてると思ったら、コタロー洗ってたのかよっ!!(笑) 優姫:大丈夫。普段コタローはちっちゃいので、その程度で済みます(笑) つかさ:小さいっていってもワイバーンじゃないかぁっ!(笑)     もー、優姫に何を言っても無駄なので、諦めて麦茶を持って自室に行きます。 GM:了解。そうすると。君の机の上に…何かがいる。 つかさ:何か…って? GM:それはこう…20cmくらいの小さな生き物で…そのサイズを除けば、普通の人間といっても差し支えのないような外見です。 つかさ:…妖精さん? GM:で、その妖精さんは君のほうを振り向き……。    「ついに勇者が覚醒したようですね。」とシリアスに言う。 つかさ:か、かわいい!! GM:「私の名前はアンゼロット…この世界の守護者の一人です。」 つかさ:うわぁ、可愛いなぁ。そうか、僕も覚醒したからこういう不思議な生物が見えるようになったんだ!!     これで僕は魔法使いの一員になったんだね、優姫!! GM:「突然の登場、…そしてこのような姿である非礼をまずお詫びします。」 つかさ:それにしても可愛いなぁ。これ、どうなってるんだろう、つんつん。     空は飛べるのかなぁ? 本で見たみたいに羽は生えてないみたいだけど…妖精の粉とか振り掛けるのかナァ? GM:「貴方も突然の覚醒に驚いているとは思いますが………あの、もしもし?」 つかさ:あ、うん? 聞いてる聞いてる。続けてください。     えっと、デジカメどこに置いたかなぁ? GM:ちっとも聞いちゃいねぇえっ!!(大爆笑) 楔 :…なんか、みんな足の引っ張り合いしてる気がするなぁ…(笑) つかさ:で、アンゼロットさん。ご用件はなんですか。     あ、これ麦茶です。どうぞ。 GM:「あ、どうも。」ごきゅごきゅ。「美味しいですねぇ。夏はやはり麦茶です。」    は、話にならねぇっ!(笑) シアナ:つかさ、順応力高いなぁ(笑) つかさ:優姫に振りまわされっぱなしだった僕は、諦めと順応力はピカイチなんです(笑) 楔 :やっぱ優姫のせいなのか、つかさの性格が歪んでいったのは…(笑) 優姫:そんなぁ〜、濡れ衣だよ〜(笑) つかさ:ぼ、僕のどこが歪んでるんだよっ!(笑) 楔 :………まぁ、先進めや(爆笑) GM:「では、本題に入りましょう。…つかさ。この世界は崩壊しようとしています。」 つかさ:…な、なんだって? GM:「貴方の使命は一人の少女を救う事……その為に貴方は勇者として覚醒したのです。」 つかさ:僕が……勇者? 優姫:「…優姫の間違いじゃ…?」(笑) GM:アレは猛者。 優姫:うあ! なんか一気にグレードが下がった気がする!!(笑) GM:超者でもいいけど(笑)    「露木つかささん…彼女を、助けてあげてください。今、彼女は悪夢に囚われています。    彼女を救えるのは、貴方しかいません。」 つかさ:「…なんで、僕なんですか。」少し、声を震わせて。     「貴方は世界の守護者なんでしょう? LVだって∞って表記されてくるらいだし、かなり強いんじゃないんですか!?(爆笑)     僕は……恐い。勇者なんて、僕には勤まらないよ……。」 GM:「貴方にしか、できないのです。…詳しい事は説明できませんが、私の役割はこの世界の守護。その為にはLV∞という力を与えられていますが…    それ以外の目的では私はLV0のウィザードにも及ばぬ力しか行使できません。」 楔 :…NWの世界って、LVも純然たる数値データとして存在してるんだなぁ(笑) GM:いや、どうなんだろう?(笑) つかさ:じゃあっ、他の人にやってもらえばいいじゃないですかっ!! 他にもすっごく強い人がいるんでしょう!? GM:「単純に実力だけならば、ですが。…いいですか。世界を救う為にはしかるべき運命を背負った者が最大限の努力をする…    そうしないと奇跡は起こらないのです。」 つかさ:つまり…僕にはその子を救う運命がある、と? GM:「その通りです。」 楔 :…今のこの状況、傍から見てるとおもしれえんだろうなぁ…(ボソ) 優姫:きっと二人とも正座してたりとかするんでしょうね…(ボソボソ) GM:かたっぽは小さいサイズで、しかも麦茶をすすってる。    優姫が見たらなんというか(笑) 優姫:じゃそろそろ登場しましょうか? 登場しちゃったらその場でシリアス強制終了ですよきっと?(笑) つかさ:半分もう、崩壊してるけどね(笑)     「……悪いけど。僕にはそんな事はできないよ。」 GM:ええええええ? ちょ、断るの!?(笑) つかさ:ええ、断ります(きっぱり)     『依頼として』じゃなくて『自分の意志で』彼女を救おうと。     一度ここで断るんだけど、やっぱり僕は彼女を救わなくてはならない。…いや、救えなくとも人が僕を勇者と言うならば     最大限の努力をしなくてはならない! …そんな感じで。 GM:おお。ならばよし。    「……どうしても、ですか? 世界を真の意味で救うには彼女を助けなければならないのです。」 つかさ:……ごめん、アンゼロットさん。     君の言う事は信じる。…だけど、僕には出来ないよ。……恐いんだ。さっきの化け物たちのことを思うと、まだ手が震える…。     またあんなやつらと会うなんてごめんだ…。 楔 :ヘタレ台詞の初歩だね(爆笑) つかさ:うん! 僕はヘタレさ!     でも、なんかさっきからの優姫との会話を聞く限りは僕はずいぶんと勝ち組のような気がする!!(笑) 楔 :…負け組ってーのは…具体的にぃ…(視線がシアナ方面に泳ぐ) つかさ:そこのロンリーウルフ!!(楔を指差す)(一同爆笑) 楔 :くそっ!! やっぱ俺かよ!!(爆笑) シアナ:というか、負け組に負け組と思われてるあたしって一体…(爆笑) 優姫:一番可哀相なのは、さて誰でしょ〜?(笑) 楔 :(ボソ)…GMかな(一同爆笑) GM:うるさいっ!! 今の俺は自由だ!! 楔 :ってーか俺が負け組だっつーのも納得行かん!! 俺は十分幸せだぞっ!!(笑) GM:(間髪いれず)はい、それじゃあ、シナリオ戻りましょうか〜。 楔 :だからGM日頃の鬱憤を俺で晴らすのやめろッ!!!(爆笑) GM:お前の妙なロールプレイも胃炎の元だってーの!!(爆笑)    で、なんだっけ?(笑) つかさ:僕が断った所だ、断った所。 GM:そうだった。「ならば、無理にとは言いません…少女の資料は置いておきましょう。気が変わったら…彼女を、よろしくお願いします。」    そう言って《アポート》で資料を召喚し、《テレポート》で部屋から退出しよう。 つかさ:属性めちゃめちゃだぞ、それ(笑) GM:ルールブック参照。アンゼロットは現存する全ての魔法を使う事が出来る、らしい。 優姫:アンゼロットなら異世界の魔法とかも使えそうですよね。 シアナ:ブラウニー化してるけどね。 GM:略してブラウゼロット! 萌える? 楔 :…(想像中)…うーん、ちょっと萌えるけど、アンゼロットじゃなぁ…。 GM:うむー。まぁ、そう言う事で、部屋にはつかさが一人、取り残されている、っと。 つかさ:あ、優姫の麦茶、アンゼロットが飲んじゃった…。 優姫:は! すかさずそこで登場!(笑)    「は〜あっつ〜、やっぱり夏はお風呂に限るわ〜」とか言いながらバスタオル1枚で部屋に入る(笑) 楔 :またお前は…(笑) つかさ:ばっ! バカッ! 優姫、着替えは置いておいただろっ!?     赤面しながら、視線を向けずに言う僕。 優姫:あれ〜? そうだったっけ〜? まぁ、気にしない気にしな〜い(笑)    どっかと座って、「つかさ、麦茶どこ〜?」(笑) つかさ:「あ、ごめん! 今、おかわり入れてくるからっ!!」と、ダッシュで下へと向かう(笑)     優姫、言っちゃ悪いけど親父くさいよ…(涙) 優姫:だ、だめなんです。口が勝手に開いちゃうんです(笑) 楔 :これでも大人しい方だよ。SWのときはもっとひどかったもんな(笑) 優姫:あ、ご心配なく。相変わらず酒癖悪いですから(爆笑) 楔 :やっぱ悪いんだ(笑) GM:……誰かここの女をふんじばって置け(笑)    それじゃ、シーンを終えましょう。次はリサーチフェイズです。
 Research Phase
GM:さて、ロンリーウルフ、楔君です。 楔 :ろんり〜(笑) GM:で、君は何をしているのかね。 楔 :…何してるのかな? 実はOPで「あの少年」ってのが誰なのか聞かなかったのよね(笑)    じゃあれだ、どっかでそれについて露木に聞くシーンがいいや(笑) GM:ふむ。では……ダンガルド魔術学校…英国から戻ってきた、というところ。    東京の……どこか、萌え&燃える場所はある? 楔 :ふむ。え〜とだな。じゃあれだ。新幹線の中(笑) GM:雪国までの直行便。君たちは、二人、駅弁を食べながら移動していた。 シアナ:がったんごっとん。 GM:新幹線はそんな音しない!(笑) シアナ:じゃあ……もぎゅーん。 GM:どんな新幹線だ、それは。 楔 :あ、あ、ごめん、新幹線やめよう。そうだ、雪国に向かうんだもんな。    夜行列車「北斗星」の食堂車で深夜にワインを飲みながらっつーのはどうだ? GM:あう、椎果未成年(笑)    では、食堂車で君はワイン。椎果はオレンジジュース。 楔 :あ、そうだった(笑)    「…詳しい話を聞かせてもらおうか?」 GM:「ええ。…まずは何から聞きたいですか?」 楔 :具体的に、何故あの剣が持ち主の手に渡ると世界が滅ぶと、貴様は判断したんだ? GM:「あの剣は、持つべき者の運命を手助けする剣。そのように彼らに作られました。    そして…あの剣の持ち主は、あの子は…やがてこの世界を滅ぼすでしょう。あの子の優しさが…この世界を壊してしまう。」    相変わらず、不明瞭な言葉ですが、椎果はぽつぽつと話し始めます。 楔 :持ち主について、ずいぶん親しそうな喋り方をするんだな? GM:「ええ、…あの子は…つかさは、私の弟だもの。」 楔 :…ほう。件の中心人物が弟か。面白いめぐり合わせだな。    …それで? 質問に答えてもらおう。何故貴様の弟があの剣を手にすると世界が滅ぶのだ? GM:「それはまだ、お前が知るべきことではないな…。」ふと、君の後ろで声がかかる。 楔 :ぬ、なんか出て来たぞ。…手に持っていたワインを左手側に置く。反射で後方の様子がわかるので、特に動かずにいよう(笑)    「…失礼な奴だ。盗み聞きとは…」 GM:「何、俺と貴様の仲じゃあないか。」…手にハルバードを持った男が、不敵に笑う。    「…貴方はっ!!?」椎果も立ち上がり戦闘態勢を取る。 楔 :…っておい、ここ電車の中だぞ? ハルバード持ってるのかよ(笑) GM:うむ。謎の結界が張られていると思いねぇ。いわゆる《ワーディング》状態だ(笑) 楔 :むう(笑)    まぁ、いいや。俺は慌てず騒がず座ったまま、ワインを一口飲んで、    「…今度は何の用だ、フォルテ…。」 GM:「同盟を結びたい。…現在の所貴様等と我々の目的は同じのはずなのでな。」 楔 :フン、なら、滅びの理由はお前が教えてくれるとでも言うのか? GM:だから、今お前が知るわけにはいかないってあいつが言ったじゃーん(笑)    「理由はいずれ知る事になる。…あの男、露木つかさは禁断の箱…パンドラの箱を開くだろう。    我々エミュレイター側としても、お前等“正統派”ウィザードとしてもあの災いの箱は開かせるわけにはいかない、そうだろう?」    それを聞いて、露木はこくりと頷く。「確かにそれだけは見過ごせません…。」 楔 :なら、交渉は決裂だ。こちらの要求に答えもしないで、一方的に協力だ同盟だなど、稚拙極まりない交渉だと思わないか? GM:「ふむ? 交渉において動機など意味を持たぬ。肝心なのは必要性だ。需要と供給バランスと言ってもいいが。    個人的感情だけで動くのはお前の欠点だな。それがまた美徳とも言えるが。」 楔 :…フォルテ、俺は個人的な感情以外で動いた覚えはないぞ?(笑) GM:……うーむ。基本法則も相手次第か(笑)    「…認めよう。俺にもまだ柔軟性が足りないな(笑) ここでシナリオ最大の伏線をばらすわけにはいかぬ。    ここは素直に退散するとするか。……また、戦場で会おう、ストームブリンガー。」 楔 :フ、今度は敵同士か味方同士か、楽しみだな? フォルティシモ。 GM:「俺をそう呼ぶ奴は今じゃもう、お前だけだよ。」…そう言って消えて行くフォルテ。    …そうだったのか。そんな名前だったのか(笑) 楔 :え? ち、違ったの? ピアニッシモとかいたし、そうなんだとばかり…(笑) GM:いや、だって、ピアノとは呼べないだろう…?  実はこのリプレイ、原作がありまして。  以前GMがやったキャンペーンのリメイク作品なのです。この作品。  もっとも、プレイヤーは一人を除いて全部入れ替わっていますし、そもそもシナリオ自体別のものになっています。  「原作」といっても、NPCが共通なくらいでしょうか。  あと、「最後の伏線」かな?  たまに、楔のプレイヤーとこの「原作」の話をするかもしれませんが、読み飛ばしてもらえれば結構です。 シアナ:何の話だ、何の。 楔 :あ、いや、すまん、こっちの話(笑)    「フン。…いつまで通路の真中でつっ立っている気だ、露木。座れ。」 GM:「…ああ、はい。」 楔 :………さぁて、困ったぞ? シナリオの伏線とか言われたら引き下がるしかねぇやぁ(笑)    「…それで? 貴様も、その理由は話せないと言うのか?」 GM:「…この世界を救う為にはこの世界を崩壊させなくてはならない。…これがある預言者がもたらした予言よ。    今、ウィザードは大きく2つの勢力に分かれつつある。…つまりは、世界を救うのか、世界を守るのか。    守るだけでは世界は救えない…マーリン先生のお言葉だったわね。    正確なことは私も把握はしていないの。マーリン先生やアンゼロット様ならともかくとして、ね。だから私が話すことは出来ない。」 楔 :「…予言、か。俺がこの世で最もキライな物の一つだ…。つまり、マーリンは世界を救う側、崩壊させる側にいるということか。    そして、お前は、守る側にいる…。」 GM:「ええ。……正直ここまで1話で話していいのか、迷っているわ…。」 シアナ:メタな話をするなって!! しかもNPCの口調で!!(爆笑) 楔 :うー…ん、段々自分が悪いような気がしてきた…(笑)    「…で? 貴様は俺に、具体的に何をしろと言うんだ?」 GM:「…私には、分からないの。…世界を救う事が正しいのか、守る事が正しいのか。…だから、貴方に決めて欲しい。    つかさを見守り、世界を滅ぼすのが…救う事が正しいと思ったら、あの子を助けてあげて欲しい。」 楔 :「…気に入らんな。その考え。」    え〜、ちょっと鋭く睨みつけながら間を置いて…、    「…、質問を変えよう。貴様は俺に、具体的に何をしろと言うんだ? 椎果お姉さん?」(笑) GM:んなことも聞かんと分からんのか(笑) 楔 :バカもん、期待している答えと言うものがあるんだよ(笑) GM:「…弟の、力になってくれませんか?」 楔 :「…フン。まだ意志が弱いが、まぁいいだろう…。」    すっ、と立ちあがって、立ち去るそぶりを見せながら。    「まずは、本人に会ってからだ。全てはその後決めさせてもらう。世界と貴様の弟と、天秤はどちらに傾くのか…な?」 GM:なんで無意味にえらそうなんや、この男(笑)    …と、言う所でシーンを切りますかねェ? 楔 :きりましょうや。    …うーん、今回本当にやってて面白いなぁ(笑) GM:ひ、人の胃膜に穴を開けて楽しいのか、この鬼めぇ!!!(爆笑)
つかさ:ところでGM! GM:はい? つかさ:このキャンペーンのだいたいの流れは分かりました!     …で、このシナリオは、一体何をすればいいのでしょうか!!?(爆笑) GM:そう、実はまだ、敵も何も出てきていないんだよね(笑)    とりあえず、今回は少し予定を変更して、つかさが勇者として少女を助けようと自覚する所までやりたいと思います。    なので全体的には短めになると思います。その分、キャラクター性を重視しようと思ってるのでロールプレイをお願いしますね〜。 楔 :はぁ〜い!(凄く嬉しそう)(笑) シアナ:目が輝いてる!!(笑) つかさ:で、次のシーンはどんなシーン? GM:…そうだな。では優姫のシーンで。 優姫:ほぉ〜い!    え〜、どういう場面でしょう? GM:はい。つかさとのウィザードの事などの勉強会の後ですね。 つかさ:「今日は遅くまでありがと、優姫…一人で大丈夫?」と玄関先で見送る僕。 優姫:「大丈夫大丈夫。それに一人じゃないよ? あ、いや、一人は一人だけど、正確には一人と一匹。」「シギャアアア!!」(笑) つかさ:…そのときに僕は思ったんだ。優姫に逆らっちゃいけないって……。 優姫:うふふふふ〜(笑) つかさ:それじゃ、ばいばい、また明日ね〜。 優姫:うん、また明日〜。    ………てくてく〜………てくてくてく〜……え〜…と〜…?(笑) シアナ:次の瞬間、じゃき、じゃきじゃきじゃきん!! 物陰から大量の黒服が現れ、優姫に銃口をつきつける。     「和泉野優姫の身柄を確保。」「了解。」「この娘はどうします?」「我々の目標は露木つかさだけだ。丁重にお預かりしろ。」 GM:…え、えーと? 優姫:え? え? え? え?(実際にプレイヤーが手を上げている)(笑) シアナ:「悪く思うなよ? お嬢ちゃん。俺らも世界を守る為に必死なんだ。」「目標は発見次第即座に射殺せよ。」「敵は覚醒したてとはいえ     ウィザード。素人だと思うな!」 GM:もしもしー。 優姫:え? え? え? ええええ????(笑)    え、え〜と…「ちょ、ちょっと、なに? あんた達なに? なんなのよ!?」(手は上げたまんま) GM:(諦めた)「我々はこの世界を守る為に派遣された特殊エリート部隊!! 異世界で言う所の神聖騎士団だ!!(爆笑)    この世界を救う為、露木弟を抹殺する!」 優姫:「寝ぼけた事言ってんなボケェえ!!」「シギャアア!!!」(爆笑)    って言って周囲の何人か《ウェポンフォーム》で殴りたお…していいっスか?(笑) GM:OKです。面白いから(笑)    《ウェポンフォーム》で、どんな武器になってるの? 優姫:…え? ど、どんな武器? ど、どんな武器…になるんだろう?(笑)    えええ〜…、ぶ、武器になるんじゃなくて、コタローが元の大きさに戻って攻撃するって、そんな風に考えてました(笑) GM:なるほど。使役系か。    では、コタローが首を振ると数人の屈強の男が「うわーだめだー!」って言いながら吹き飛ばされていきます。 つかさ:す、凄いよ優姫!!(笑) 優姫:え、えっへん!(笑) シアナ:さて、どうしようか。 GM:お、お前が勝手にはじめたんだろうっ!!(笑)    「き、貴様! 我々に歯向かう気か!?」「あの男を生かしておけばやがて世界は崩壊するのだぞ!!?」 優姫:う、う〜んと…    「んなわきゃねぇだろう!!! コタロー!! 燃しちゃえ!!」「シギャアア!!」    ボオオオオオオ!!!(口から炎を吐いているらしい)(笑) GM:「うわー」「つ、つよいー」ばったばったとなぎ倒される黒服たち。    …ややあって、黒服たちは全滅した。 優姫:フン。あたしを敵に回すなんて、3年早い!(笑) つかさ:ぶるぶるがたがた。 GM:では、ぼろぼろの黒服が君に問いかけます。「……なんで、俺らが攻撃されなきゃいけないんだ?」(爆笑) 優姫:……………つ、つかさを守る為よ? うん(笑) GM:「い、勢いで反撃されていたように見えてたのだが…そ、そこまで考えていたのか…。    しかし、いいのか? あの男を守ろうとするならば、今後我々のような刺客が五万と訪れるだろう…。    今なら退きかえす事も出来るのだぞ…?」 優姫:………だ、だったら五万、倒して見せようじゃないの! うん!(笑) GM:「そこまで…貴様がする理由は何なのだ…?」 優姫:………つ、つかさを守るためよ!! あたしはつかさを守るって、椎果姉さんと約束したんだもん!!(笑) つかさ:…過保護だなぁ、ねぇちゃん。 シアナ:つか、なんで優姫、言葉に躊躇いがあるのよ(笑) 優姫:…いえ、その、ちょ〜っと心の片隅に迷いが…(笑) GM:このまま手を引けば楽かなぁ、って?(笑) 優姫:でも、椎果姉さんとの約束破るくらいなら五万相手にした方が楽(爆笑) GM:椎果の方が…恐いのか。 優姫:恐いです。 つかさ:姉さんを恐い人にするなぁっ!!(大爆笑) 優姫:あああ、え、え〜と、ま、まぁ、それはともかく、この事をとりあえず、つかさに警告しておきます。携帯で。    「あんた狙ってる人が五万来るらしいから気をつけてねぇ〜」と(笑) つかさ:なんて連絡だ!!     というか、この幼なじみ…つーか、嫁は軽いよ! 軽過ぎるよ!!(笑) 優姫:嫁!? もう嫁扱いッスか!?(笑) 楔 :嫁だろう(笑) つかさ:…というか、可愛い弟の嫁だから椎果は優姫に冷たく当たる?(笑) 楔 :第2次嫁姑戦争勃発?(笑) 優姫:い、いいいえ! あたしと椎果姉さんももちろん仲がいいです!    あたしがつかさにお姉さんぶるようになったのも、椎果姉さんの影響なんです! 椎果姉さんはあたしの憧れなんです!    …でも、あの、そのね? ちょ〜っと、過保護な部分がありましてね? あの姉バカ(笑) GM:「へーちょ。」…遠く、夜行列車の中で椎果は可愛いくしゃみをした。 楔 :…なんだ? 今のは? と(笑) 優姫:ま、まぁ、とにかく、そう言う事で襲われたって事と、狙いがつかさらしいってことを連絡します。 つかさ:僕が何をしたっていうんだよぅ〜〜〜(笑) GM:と、というわけでこのシーンを切りたいと思います! 何のシーンだったんだ、これは!!?(笑) 楔 :いや、きっと読者はこの“夫婦漫才”をこのキャンペーンの清涼剤として楽しみにしだすに違いない。    てか優姫、SWの時もそうだったが、相変わらず俺の心の琴線に触れるか触れないか微妙なキャラやるなぁ君(爆笑) 優姫:また微妙なんでスか!?(笑) GM:うーむ……?
GM:と、いうわけで、ネクストシーン    シアナかつかさか…ぶっちゃけどっちで変わらないようなシーンなんだが。 つかさ:へ? GM:いや、公園かなにかで十架ちゃんとランデブーシーンなんですよ。    で、片方出れば、片方乱入するでしょう(笑) シアナ:なるほどー。 つかさ:じゃ、僕がシーンプレイヤーをやりましょう。     ブラウゼロットにああは言ったけど、内心十架ちゃんのことが気になる僕。     一人で彼女がよく目撃されると言う教会に足を運んだ、ということで。 GM:了解。 つかさ:で、…教会内の入り口でぱっと十架ちゃんの姿を探すけど……。     いるよね? GM:はい。シアナのOPと同じように祈りを捧げています。 つかさ:ライフパスは「神の御子」ですかね(笑)     では、彼女の少し横に座って…僕も同じように祈りを捧げる。     神なんか、信じたこともないけど…でも、ここではこうする事が一番自然に思えたんだ。 GM:では、二人は暫く静かに祈りを捧げている、と。    …んで、ややあって……十架はふと、顔を上げて隣にいる君を見る。 つかさ:では僕も顔を上げて…にっこりと微笑みましょう。     一応、ワークスはアイドル。ルックスは◎ですよ(笑) GM:つられて十架も笑います。にぱーって感じで(笑) つかさ:…具体的に、この子をどう救うんだろう。     なんか、不自由ないみたいに見えるんだけど。 シアナ:特に不自由あるようには見えないよね〜(笑) 楔 :でもシアナのOPで一生懸命お祈りしてたんだろう? 「一生懸命お祈りすればお願いが叶う。」っつって。    ってことは、やっぱ何かあるんじゃねぇの?    まぁ、ただ単に「クリスマスにはお人形が欲しい」とか思ってるだけって可能性もあるけど(笑) GM:そうですね。ただ、子供が形式だけを模しているのとは違い、真摯に祈りを捧げてるという印象を受けます。    そして、その表情を見る限り、その内容は「世界平和」などの漠然としたものではなく、切羽詰った印象を受けます。    …よく楔覚えてたなぁ。人のシーンなのに。 楔 :キーパーソンの動向は覚えておかないとな。    まぁ、現在俺には関係のない部分なんだが。 GM:(すっかり俺は忘れてたとは言えないよなぁ…)ん。…で、君はどうするのかね? つかさ君。 つかさ:笑顔の魔術で少し心の壁を取り除いたところで、話がしたいかな。 GM:んー…ではこちらから話しかけましょう。「おにいちゃん、ここに来るの、初めてだよねぇ?」 シアナ:「おにいちゃん、ここに来るの、はじめてにゃふぅ?」 GM:だまらっしゃい。 つかさ:え、ええと…「うん。今日が初めて。」素直に切りかえしましょう。 GM:「何かあったの?」 つかさ:……幼なじみがね…僕、あんなに子供扱いするなって言うのにお姉さんぶっちゃってさ……。     そりゃあ、優姫の方が行動力もあるしさ、運動神経だって負けてるし…身長も少し優姫の方が高いしさ…(ぶつぶつ) GM:ちょっと待て! いいのかそれで!(爆笑) 楔 :ただ単に純粋に癒されたかっただけかコイツ(笑) 優姫:あははははは(笑) つかさ:それに突然変な戦いに巻きこまれるし、うちのお風呂はめちゃめちゃだし、なんかいきなり五万の敵に狙われてるってメールが来るし…。 シアナ:見事なまでにネガティブスイッチが入ってる!(笑) GM:「お、おにいちゃんも大変なんだね(爆笑)」肩をポンポン、と……。    …世界初。初対面の10代前半の美少女にいきなり泣き言言ってしかも慰められてる…勇者。 楔 :一体どのあたりが勇者なんだろう…?(笑)    てか、ここで慰められる少女も少女だな。 つかさ:うう、ありがとう、…そういえば、名前も聞いてなかったね…。 GM:「あ…。」と少女は思い出したように。「つきひめとおかです。おにいちゃんは?」 つかさ:うん、僕はつかさ。露木つかさっていうんだ。 GM:「つかさおにいちゃんだね。」…十架は何度も確認するかのように呟いて、嬉しそうに笑う。 つかさ:…なんか、すっごい好印象なんですけど。 シアナ:えっとですね! とりあえず、端の方で二人を見てます。     噂の露木の弟さんと少し気になる十架ちゃんが話してるのを少し驚きの感情を持って見守ってましょう。 楔 :しかしつかさ、そう言えばお前の知名度はどの程度なんだ?    十架ちゃん、お前のこと知らなかったらしいが(笑) GM:小さい子供だからまだ知らないんですよ。多分。 つかさ:ええとね……小泉Jr.位の知名度かなぁ? 一同:うわ、微妙!!(爆笑) 楔 :…え? 小泉ってあの小泉?    なに、あいつ子供いたの? GM:……お前はもう少し世間について知ろう(笑) 楔 :…ん〜、なに、露木に弟なんていたの?(笑) つかさ:僕や、僕っ!!(爆笑)     …こいつ、きっと一人うちに帰ると閉じこもって寝るくらいしかしてない寂しい男なんだ…。 楔 :バカを申すなッ!!(笑)    俺はうちに帰ったら拾ってきた8匹の元捨て猫に餌やったり色々大変なんだぞ!!(爆笑) つかさ:…実はいい人なんか。 GM:と思ったら、それは全て人狼で、よってたかって買ってきた食料をむしりとられる日々。    かっこ悪いから一応捨て猫を拾ってきたと言う世間体を見せている、と。    …切ないな! 楔!(笑) 楔 :だからバカを申すなッ!! ってーか話を進めろあんぽんたん!!(笑) つかさ:ん…えっとなんだっけ?     …「十架ちゃんは何をお祈りしてたの?」 GM:すると、十架の表情は曇ります。「………こわい、ゆめを見るの。…だから、夜こわいゆめを見ないでいいように、って。」 つかさ:…困ったなぁ。「夢」ってのはウィザードにとってそれなりに意味がある言葉なんだけど。     僕、覚醒したばっかりでその手のことについては詳しくないから「なーんだ、この子も子供なんだなぁ。かっわいー。」     …くらいにしか思えない(笑) 楔 :…まがいなりにも人が真剣に悩んでいることに対して「かわいー」はないんじゃないか?(ボソ) つかさ:うん、悪いとは思うけどさ。でもオトナに取っちゃ大した事のない子供独特の悩みってあるじゃない。     子供がにんじん食べたくないとかそう言うレベルとして今は認識しちゃうんだよ。 楔 :…なるほど。    つかさの思いが優姫には強がりにしか映らないのと同じだな? つかさ:そ、そんなことないもん!!(爆笑)     …ないよねぇ? 優姫:(目をそらしながら)…すいません。あるかもしれません(爆笑) つかさ:うわーん!! 僕の想いは通じないんだね、優姫!!(一同爆笑) GM:愛してるなぁ(笑)    まぁ、というところで十架は入り口の方にいる女性に気付き、立ちあがります。    「あ、おばさんが来ちゃった…今日は帰るね、おにいちゃん。」 つかさ:「おばさん? …お母さんじゃなくて?」 GM:あ、それはタブー…。十架は少し悲しそうな顔をして…「ママはもういないの。」 つかさ:ぐっ!! …「…ごめん。」 GM:では、悲しそうな表情のまま…「またね、つかさおにいちゃん。」…といっておばさんのところに走っていきます。 つかさ:…そのおばさんとやらを注意してみます。 GM:ええとね…遠くてよく見えないけど、十架ちゃんに対して何か冷たく言葉をかけているだろう、ということは分かります。    義母が養女に冷たく当たる、という風に、今の君なら見えるでしょうね。 つかさ:ぐ……つまりあれか?     あのマダムをやっておしまい!! …というのがこのシナリオ? GM:かんべんしてください(爆笑) 楔 :うーん、いくつか突っ込みたい事もないでもないが。    てか、シナリオが全く進展してないように感じるのは俺の気のせいか? 気のせいならいいのだが。 GM:気のせいじゃないですよ〜(笑)    リサーチフェイズの序盤はみなさま出会ってくださいフェイズだから進まないのが当然なんです。 シアナ:と、いうわけで、私がつかさにコンタクトを取ります。     つかさの後ろにいつの間にか立っている私。…「貴方も、彼女が気になるの? 露木つかさ君。」 つかさ:「…あなたは?」…内心ドキドキしながら聞き返す。     いきなり襲われた過去があるので少し警戒気味。 シアナ:「シアナ=D=ヴァレリア……貴方と同じ『ウィザード』よ。」     二人の視線は入り口…十架が出ていったところに向いてるのですよ。     言葉は交わすんだけど、まだ、視線は交わさない、と。 つかさ:了解。「……僕は、……単なる一般人だ。君たちとは違うよ。」 シアナ:もう、遅いわ…。貴方はもう引き返せない。…今までと同じ日常は過ごせないはずよ。 つかさ:「僕がそんなの望んだわけじゃないッ!!」     声を荒げて言います。 GM:…静かな教会の中に響く君の声…中にいる少ない人が驚いて君の方を見ている。 つかさ:……すいません。 シアナ:「いえ、私こそ……。」苦い顔をして…「貴方は、一般人として今までの日常に戻りたいのね。」 つかさ:「僕は…戦うなんてできない、ただの一般人です。……今日、ここに来たのも偶然です。」     …それは嘘だ。…彼女が、十架ちゃんが気になってここに来た。それは紛れもない事実。     でも、勇気が足りない。……この世界に足を踏み入れる、勇気が。 楔 :うーん、いいダメ主人公ッぷりだ(笑) 優姫:…いいんだかダメなんだか…(笑) GM:ダメなのがいいんです!(笑) つかさ:優姫が僕の勇気になるように、ってね。     いい名前だなぁ、優姫。おいしい。 優姫:ありがとうございます(笑)    特に何も考えずにつけたんですが(笑) シアナ:二人で遠い世界にいかないで下さい(笑)     続けますよー? つかさ:あ、うん。 シアナ:「恐いのは、誰だって一緒です。……でも、守らなくちゃいけないものが、貴方にもあるでしょう?     …きっと、その人のためなら、貴方は剣を取れるはずです。…思い出してください。貴方が最初に剣を握った時の事を。」 つかさ:…なんでその事を知ってるんだ(笑)     「…あんな目にあうのはもうカンベンだ。僕は……もう戦いたくない。」…そう言って、僕は教会から出ていきましょう。 シアナ:「…貴方が再び剣を取る日を待っています。」     と、見送りましょう。 GM:うむ。…そういうことでシーンを終わりにしていいかな? 楔君。 楔 :何故俺に聞く(笑)    あ、いや、何となく分かるが。…突然現れるッつーのも面白いかもしれないが、まぁ、ひとまずこの場は切っちまっていいでしょう。 GM:ここで割りこみで登場するかなぁ、って。    いいのね? じゃあ、シーンを切りましょう。
GM:さーて、立候補はいるかな? 楔 :…では立候補するか。俺まだつかさとかに出会ってないしな。    露木と共にこの地に到着して、露木弟に会うシーンをやろう。 GM:了解。場所とか指定はあるかな? 楔 :うーん、特にはない…、いや、まぁ、とりあえず露木邸だろう。    俺は露木に引っ張ってこられてる立場だからな。 GM:しっかし、雪国に自宅あるのか、露木(笑) つかさ:え、っと、実家なんですよ。姉ちゃんや僕は仕事の時は上京するけど。基本的には実家で。     最近姉ちゃんはあまりうちに帰ってこなかったけど。…久しぶりに姉ちゃん帰ってきたんだぁ…。 優姫:あ、じゃあ、あたしも登場してていいですか?    椎果姉さんが今日久しぶりに帰ってくるって、あらかじめ連絡されてたんですよ。 楔 :…しかし、雪国と言うとやはり青森とかが真っ先に思い浮かんでしまうんだが、    実は露木姉弟とか優姫とかリアルで演じると青森弁だったりとかしたらやだなぁ…(笑) つかさ:りゅん? シアナ:今日はぴーかんお天気だりゅん! GM:しったらことゆーたると出番あたらんがけよ(あまりの生々しさに何故か一同爆笑) 楔 :すいません私が一方的に悪かったですカンベンして下さい(平伏)(笑) GM:はっはっは。これは標準語吹き替え版なので方便は使われません(笑)    で、優姫も登場するの? つかさ:となると、僕がいないとおかしいなぁ。     僕も登場します。…僕から見れば姉ちゃんが彼氏を連れて帰ってきたように見えるのかなぁ。 楔 :ぶっちゃけ、つかさと椎果はどうなんよ? 仲は。    なんか仕事では色々言われてるらしいけど、いいの? 悪いの? つかさ:いいですよ? 家では優しい姉ちゃんです。外でのあの無表情が異常なんですよぅ。 GM:…こいつ、甘やかされて育ったんだなぁ(笑) 楔 :むしろそれがコンプレックスの原因かね? 椎果に加えて優姫もお姉さん的に世話やいてんだろ?    うじうじ君なりに、一人立ちしようと懸命なんだね、うじうじ君(笑) つかさ:ぼ、僕は一人前だぁっ!! 優姫もそう思うよね!?(笑) 優姫:うんうん、そう思うよ? だから出かける時にはちゃんとハンカチとティッシュと家の鍵を持ったか確認するんだよ? わかった?(笑) つかさ:人の話を聞いてくれ優姫ぃ!(爆笑) GM:と、いうわけでシナリオにいきましょう。    …えっと。…どんな状況なんでスか?(笑) 楔 :どんな状況かなぁ?    え〜、夜行列車で関東からこっちに来て、途中で夜だったんだから、まだ朝早い時間に…、おい、露木弟、お前の実家はどこにあるんだ?    都市部か? 田舎か? 中間か? つかさ:弟言うなっ!! …一応都市部にしておきましょう。 楔 :んじゃ、夜行列車降りて歩くなり、バス使うなりして、さほど遠くない場所にそれなりの家があるわけだ。    俺は今露木椎果の案内で、露木邸にそろそろ着く頃かね。    「…北は涼しいな。もっと湿度が高いと思っていたが…。」 GM:「今年は冷夏ですからね。昨年はもう少し暑かったのですが…。まぁ、湿度は例年通りといったところでしょうか。」    そんな他愛のない話をするわけだな。…ところで素直に楔はつかさに会っていいのか?(笑) 楔 :…え? な、なんか問題あったっけ? GM:いや、問題はないけど。こういうのは影からこっそり見てるのがカッコイイのでは?    戦闘に巻きこまれたつかさの元に現れるとか。 シアナ:いきなり「お宅の弟さんを拝見させてください。」ってのは間抜けなのでは(笑) 楔 :いや、でもとりあえず露木の依頼は現物見てから判断すると言っちゃったし…さぁ…、ねぇ?(笑) GM:普通正面から見ないだろ(笑)    いきなり会ってどう判断するつもりなんだか。会社の面接みたいだな。 つかさ:では進めましょう。そろそろうちに着く頃です。2人とも。     僕は優姫と一緒に姉さんを迎える準備でもしてよう。「優姫、お皿出してくれた〜?」 優姫:出しといたよ〜、お客用のがあたしのでしょ〜? この綺麗なクリアブルーのが椎果姉さんのでしょ〜?    んでこのくまさんのがつかさの〜(笑) つかさ:「ん。料理運ぶね〜。」     …もはや他人の入る隙がないな、僕達(笑)     楔の分の料理はないけど、僕等は彼が来ると言う事は知らないのだ。 楔 :む、俺は招かれざる客になりそうだな。 優姫:…それよりつかさ流しましたね? くまさんの皿って突っ込んで欲しかった…(笑) つかさ:む、それもそうだな。     「だから、僕はそんな可愛い皿使わないって! もう高校2年生だよ、僕はっ!」     姉さんの私物の可愛いくまのアップリケがついてるエプロンをつけた僕は、優姫にそう言った。 優姫:…しまった、突っ込んで欲しかったけど突っ込まれた後の対処考えてなかった…(笑)    え、え〜と…、「え〜? 使わないの〜? あたしがつかさの14歳の誕生日にプレゼントしたお皿、使ってくれないの〜?」(笑) つかさ:ぐ。……分かったよぅ。使えばいいんだろ。使えば…。 GM:と、言った所で玄関からチャイムが。    ぴんぽーん。 つかさ:あ、姉さんかな。…自分ちなんだからチャイムはいいのに。     おたま持ったまま玄関にいってドアを開けます。がちゃり。 優姫:くまのアップリケがついている椎果姉さんのエプロンを着ておたま持ちながら玄関を開けるつかさ。 楔 :開いたドアの向こうに露木の後ろにさも当然のようにいる俺。 GM:それが、世界の運命を分ける、二人の出逢いだった……。 楔 :………可愛い弟だな? 露木。 つかさ:わ、わわわわわわっ!! ダダダダっと奥のほうにまで駆けていって、エプロン脱いでお客様をお迎えします(笑) 優姫:じゃ、今度はあたしがドアまで行こう。    「椎果姉さん、お帰り〜!」っていいながら楔無視して椎果姉さんに抱きつく(笑) GM:はぎゅー。「ただいま、優姫ちゃん〜。」優姫の頭をなでなでする椎果。 つかさ:そんな様子を微笑ましく見ている僕。     ちょっとそこの根暗っぽい人からの視線が痛いけど(笑) 楔 :今のセリフにゃ断固抗議させてもらうがとりあえず状況に取り残されてる俺(笑) つかさ:そりゃなぁ(笑)     「ね、姉さん、こちらの方は?」 GM:「ああ、…………伊吹楔さん。………少し訳ありなの。いずれ説明するわ。」 楔 :ん〜と、どうしようかなぁ…。    「…、どうも調子が狂うな。コイツが本当に世界を左右するほどの問題の中心人物なのか?」    と、つかさを軽く睨みつけながら。 つかさ:ほぇ?(のほほんとした笑顔で) 楔 :…とてもそうは思えん(笑) つかさ:とりあえず、軽く挨拶してから…「玄関じゃアレだよね。優姫と二人で料理作って待ってたんだ。伊吹さんもどうぞ〜。」 優姫:あ! お皿とか用意しなきゃ!    確かあたしがつかさの13歳の誕生日にプレゼントしたきりんさんのお皿があったよね!?(笑) つかさ:きりん! 微妙!!(笑)     それよりも君が11歳の誕生日にくれたハナアルキさんのお皿の方が彼にはいいんじゃないかな!?(爆笑) 優姫:ああ! あのハナアルキのお皿ねっ! どこやったかな!?    あれ一度も使ってないでしょつかさ! どっかで埃かぶってるよねッ!?(笑) 楔 :さて、マーリンに詫び入れにいくか…(笑) つかさ:…と、紆余曲折ありましたが、仲良く4人で食卓を囲んでいます(笑) 楔 :ええ!? あ、あれぇ!? 囲んでるの!? 適当に憎まれ口叩いて退散しようと思ってたのにッ!?(笑) つかさ:もぐもぐ。どうですか? 楔さん。料理の方は。もぐもぐ。 楔 :…ああ、いや、まぁ、…う、美味いよ…(爆笑) つかさ:「よかったぁ〜。」屈託のない笑顔で笑いかけます。 GM:……あれだ。周りが君を過保護にするのは……君が保護欲をかきたてるからだろう(笑) 優姫:かまってオーラ出してるんですねきっと(笑) 楔 :「…、おい、露木、世界が滅ぶだのなんだのって、もしかしてそれそのものが間違いだったんではないか? ああ?」(笑)    え〜、前髪と縦線で目が隠れてしまっています、俺(笑) GM:「……そうであってくれればいいのですが。」 つかさ:それで楔さん。こちらにどんなご用件で?(←ストレート) 楔 :………………いや、なんかもうどう〜でもえっつーか…(爆笑) GM:こらこら、シーンプレイヤーが投げてどうするんでスか(笑) 楔 :あ、いや、うん、ごめん…(笑)    え〜、シリアスに、つかさを睨みつけながら、    「…、貴様と、貴様が手にしたあの剣を確かめに来た。」 つかさ:こっちも直球だ!!     「……あなたも、『ウィザード』なんですか。」…少しイヤそうな顔をして。 楔 :文句ならお前の姉に言ってくれ。おれはコイツに頼まれて貴様の事を確認に来ただけだ。    まぁ、正式に依頼を受けるかどうかは、まだ決めてはいないがな。 GM:ちょっと待て。何かおかしくないか、それ(笑)    椎果は見にくる事なんて頼んでないぞ。 楔 :フ、細かいことは気にするな(笑) つかさ:姉さんも…ウィザードだったんだね。 GM:「ええ。ごめんなさい、つかさ。今まで隠していて。」 つかさ:いや、いいんだよ、姉さん。…僕を今まで巻き込まないようにしてくれてたんだろ? GM:「…結局は貴方を巻き込む事になってしまったけれどね…。」俯いて、悲しそうに。 楔 :まぁ、その辺の話はあとで気が済むまでやってくれ。とりあえず、俺は貴様がどういう人物か知りたかった、露木弟。    今お前を巡って、俺の周りにも色々な奴が現れているんでな。 つかさ:僕は露木つかさだ。…露木弟なんて名前じゃない……。 楔 :「…フン。」    ガタン、と立ちあがって、スーツを着ながら玄関のほうまで行こう。    「突然お邪魔した上に夕食まで馳走になってしまって済まなかったな。とりあえず貴様の弟も確認した事だし、そろそろ俺は失礼する。」 つかさ:…待て……っ!!     まだデザートが残ってる!! 楔 :…ふ、振りかえりもしないで答えるぞ。    「………俺はそんなくだらない馴れ合いに最後まで付き合う気はないんだよ。シスコン少年…?」 つかさ:……いや、夕食共にしている時点でもう…ねぇ? 楔 :ええい、うるさい! だからこそこれで終わりにすると言ってるんだ! 俺は今回黒く生きるんだッ!(笑)    っていうかだなぁ、ぶっちゃけた話、俺何すりゃいいかさっぱりわからねんだよ!    露木にゃなんか協力してくれとか言われただけだしよお! つかさ:……考えもないのに行動するから……。 GM:まぁ、と、いうところでシーンを切るとしましょう。    何のシーンだったのか(笑) 優姫:…ううう、シリアスは無理だ〜ぁ…(笑)
GM:ちなみに楔くん。    君、ここで別れてこれからどうするつもりだね(笑) 楔 :すいません。実はとりあえず出会うことだけ考えてて、他の事全く考慮してませんでした。どうしましょう?(笑) GM:…こっちでなんとかしよう。行動理由を与えてない俺が悪いんだしな。    では、つかさのシーンに行きましょう。    状況は自室…夕食が終わり、久しぶりの団らんを満喫したあとと言う事で。 つかさ:うい。…ふぅ、食べた食べた〜。     優姫は自宅に帰り、僕はようやく一人で落ち着いた、っと。     そう言えば、優姫の家ってどこにあるの? 僕んちの近く? 優姫:え? え、え〜と〜…、ここはオーソドックスに隣同士で…い、いかがでしょう?    あたしもつかさも窓開けるとそのまま会話が出来るとか…、    あ、じゃこうしましょう。露木邸とあたしの家は一軒隔てて隣同士です。    何かあったらあたし、お隣さんの屋根の上歩いてつかさの部屋にきます(笑) つかさ:ダイナミックな幼なじみだ!(笑)     豪快だなぁ。…じゃあ、僕の部屋の窓は基本的に鍵を占めてない。優姫がいつもここから入ってくるから。 GM:プライベートがないなぁ、君も。    君は優姫の所にはいかないのか。 つかさ:そ、そりゃ、女の子の部屋だし…。     小さい頃、行こうとして落っこちたことがあるし。 優姫:それ以来となりの頭の剥げあがった前園じいさん(78)に眼の仇にされてるんですよね。盆栽一つ割っちゃって(爆笑) つかさ:そうそう、アレは恐かったなぁ。いきなり包丁が飛んでくるとは思わなかった。 GM:何で君ら、そんなに息、ぴったりなんですか。 優姫:…つ、つかさが可愛くって、つい…あははははは!!(爆笑中) つかさ:だから、可愛いって言われても嬉しくないッ!!(爆笑) GM:と、いうところでシナリオに戻りましょう。    君が自室に戻ると、また、以前のようにブラウゼロットが君の机の上にいます。    「……こんばんわ。露木つかささん。」 つかさ:…また君か。 GM:「…月姫十架と会ったようですね。どうでしたか?」 つかさ:…別に。僕には関係ない事だ。 GM:「では何故彼女に接触を?」 つかさ:…気まぐれだよ。一目見るくらいならいいか、って。 GM:「彼女の魂は非常に純粋です。…それは彼女と言葉を交わした貴方がよく分かっているはずです。    そして、それゆえに、彼女は常にエミュレイターに狙われつづけている。」 つかさ:なっ…!?     それは本当なのか、アンゼロットさん…? GM:「我々ウィザードが常に彼女を守りつづけていたとはいえ、常に彼女の周囲には危険が絶えませんでした。    …時として、両親を犠牲に彼女を守ったこともあります。」 つかさ:……。 GM:「……これを聞いても、まだ、戦えませんか?」 つかさ:「……………僕には、関係のない……話だ。」     搾り出すように。アンゼロットに聞かせる、というよりは自分に言い聞かせるように呟く。     分かっている。心の中では分かっている。     自分の心は既に助けなきゃ、守らなきゃと叫んでいる。……だが、僕の理性が…つまらない打算が僕の中で邪魔をする。 楔 :…この、『僕にはできない』系の理性…、と言うか、半分無意識なのかもしれないが、そういう考えがつかさの根本に根付いた原因が、    姉の椎果であり、常に椎果とひっくるめて比較する周囲の環境なんだろうなぁ。    つかさいいなぁ。すげぇプレイしやすそうだ(笑) つかさ:ええ! ほんとに!     このヘタレッぷり…たまらんとですよ!! くっはぁ〜(爆笑) GM:続けるぞー。    「…そうですか…。」暫く沈黙し…「また来ます。つかささん。」と、言って消えていこう。 つかさ:では、誰もいなくなった部屋の壁をガンっとこぶしで叩きます。     「くそっ!!」…自分の情けなさに、悔しくて涙がこぼれます。     なんで僕はこんなに情けないんだ。…あの時僕を守ろうとした優姫の姿を思い出して、自己嫌悪。     彼女の勇気がほんの一欠けらでも僕の中にあれば…! GM:ふむ。…というところでシーンを切ります。    続いて優姫のシーンでスかね。
優姫:なんか、つかさに対して弱い所見せられなくなっちゃいましたね…(笑) つかさ:大丈夫。途中で精神的立場逆転するから!     覚醒したらどんどんたくましくなるよ! 最後には君から頼られる男になるんだから!! 優姫:そうだよつかさ。早くあたしがいなくても一人でスーパーでお買い物できるようにならなきゃだめだよつかさ?(爆笑) つかさ:そ、そのくらい出来るよっ!!(爆笑) 楔 :…どうだGM、こいつを連れてきた俺の目に狂いはなかったろう? GM:…ううむ。出来れば次はシリアス出来る人間をお願いします(笑)    これはこれでOKだが。 楔 :そりゃちょっと厳しい注文だ。俺の周りの連中は皆初心者だから。    この場でこいつが育つのを生暖かい目で見守りつつどついていったほうが早いよ、たぶん(笑) 優姫:すいません〜。シリアスはまだ無理です〜(笑)    …で、え〜と、どういうシーンッスか? GM:君も自宅でお願いします。    先ほどの続き、屋根を伝って自室に帰ったところからで(笑) 優姫:は〜い(笑)    「あ〜、食べた食べた〜。満腹満足。つかさも料理美味くなったなぁ。…ま、あたしほどじゃないけど〜。」(笑) GM:なにぃ! 君は料理が出来るのかっ!? 優姫:あなどらないでくださいよ。これでも料理・裁縫は得意分野です。    あんな演出はしてても女の子らしい事は一通り出来るんですよ。もちろん部屋だっていつも綺麗です。えっへん(笑) GM:おおおお…なんてこった……。    きくたけ作品のヒロインは料理がダメじゃないといけないんだぞっ!!!    おのれ、貴様偽者かっ!!!(爆笑) 優姫:ええええ〜!?(笑)    ししし、知りませんよそんなこと!? し、知らなかったッスよ!? ええ〜!?    じゃ、じゃあ実は今頃、楔さんは食中りで三途の川を観光旅行中とかッ!?(笑) 楔 :やめい!(笑) 優姫:ええ〜、そんな〜。見た目ちょっとガサツで男勝りっぽい子が実はそう言うのとっても上手だって言うのが萌えるのに〜(笑) GM:いや、それは認める。大賛同だ。いいよな、うん。    むはぁ…料理の上手なヒロインかぁ…。 シアナ:いや、いいのでは? GM:うむ。むしろそれがヒロインの王道のような気もするが(笑) 楔 :しょうがねぇよ。きくたけワールドは王道だが菊池たけしは覇道だからな。 GM:まぁ、話を進めよう…なんか今回は脇道にそれてばっかりだ。    では、帰宅した優姫ですが…。先客がいらっしゃいます。 優姫:せ、先客? いま、あたし前園スカイロード通って来たって言いませんでした?(爆笑) GM:ま、前園スカイロード?    い、いや、部屋の中に客がいるって話ですが。 優姫:うわー! 乙女の部屋に無断で入ってくるなんてなんて失礼な奴! いったいだれですか!? 楔 :他人の家の屋根の上無断で通ってるのは失礼じゃないのか…(ボソ) 優姫:前園の爺さんは耳が遠いから屋根の上通った位じゃ気付かないんです(笑) GM:いや、あの、その…ブラウゼロットです。    「こんばんわ。優姫さん。」 優姫:あ、なるほど。    「…なに? このお人形。あれ? 今喋った? え? なに? どっから入ってきたの? どっかでコントロールしてるの? アンテナどれ?」 GM:「わひゃっ! な、何をなさるんですかっ!? 我が名はアンゼロット、この世界の守護者ですよ!?」 優姫:え〜? もしかして無線? やだ〜。ストーカーとかぁ? 椎果姉さんの部屋と間違えたのかなぁ。    なんか気持ち悪いなぁ〜。どっから投げ込んだの〜? ねぇ〜?(笑) GM:「聞きなさい。」…威力を絞って《リブレイド》 優姫:ええ〜!? ま、魔法!? そんな突然!?(笑)    えええ〜と、ま、魔法は、抗魔力でしたっけ? あれ? その前に回避力で回避できるんでしたっけ? あれぇ?(笑) 楔 :落ち着け(笑) GM:ずぎゃーん。絶対命中なので、大人しく食らってください。    「…落ち着きましたか? 優姫。」 優姫:ああ、そ、そうだった。え、え〜と…    「…ケホッ(笑) …いい、いきなり何よ!? 人の部屋に無断で侵入しておいて、しかも魔法使うなんて!!」 GM:というか、アンゼロットがこのような姿だということに突っ込みは無いのですか?(笑) 優姫:あたしアンゼロットなんて知りませんもん!(きっぱり)(笑) GM:人選ミスだ!(笑)    「いきなりの訪問、無礼だとは思いますが、火急の事態が発生しまして。取り急ぎのお願いをしに参りました。」 優姫:え〜と、目を長い横棒と短い縦棒で構成される漫画的表現にチェンジして(笑)    「なに〜? ちっちゃいくせにえらそ〜に〜。」 GM:「とりあえず、大人しく話を聞いていただけませんか。」    うう、訪ねる人、間違ったぁ〜(笑) 優姫:すいません。口が止まらないんです(笑)    「む〜。まぁ、ちゃんと非礼をお詫びしてきたから許してやりましょう。今度やったらコタローに食わすからね。」「シギャアア!!」(笑) GM:食べたら中から黄金のプラーナを纏ったブラウゼロットが体を突き破って出てきますが。 優姫:そしたら今度はあたしが食う(爆笑) GM:やめれ(笑)    「ま、まぁ、本題に入りましょう。」…アンゼロットは一息ついて…。    「2時間後、1人の少女がエミュレイターに襲われます。彼女を守って欲しいのです。」 優姫:…なんでわざわざあたしに? 分かっているなら、貴方が守ればいいことなのではないのですか? GM:そう君が言うと、アンゼロットは一冊の手帳を取り出す。    「……ここ前後2週間のスケジュールですが。ご覧になりますか?」(笑) シアナ:と、覗いて見ると、分刻みに発生する世界の破滅の危機がびっしりと!     ああ、10分後にはアメリカまで飛んでコスモガードに魔王退治の依頼をしなくてはいけませんね。 つかさ:おっと、30分後にはイギリスはグラストンベリ、マーリン先生との会議が入ってるな。     ふむ、柊蓮司に飲ませるLVダウンの薬の調達予定時刻は2時間後か。     ああ、輝明学園への来訪もすぐだなぁ。…忙しいねぇ。アンゼロット。 優姫:あたし掌サイズの人のそのまた手帳のびっしり詰まったスケジュールなんて文字小さくて読めません(笑)    「なんか米粒に書かれた仏経典読んでるみたい〜。…それはそれとしても、あたしこれでもLV0だよ? あたしでいいの?」(笑) GM:「いえ、貴方でなくてはならないのです。貴方の本当の『強さ』とはLVには関係ないものですから。」 優姫:なんか上手く言いくるめられてる感じ。誰を守ればいいの? 女の子だっけ? GM:「はい。名は月姫十架。…委細についてはこの資料を。」と言ってつかさに渡したものと同じ資料を渡してくれる。 優姫:え〜と、十架ちゃんは12歳くらいの子なんですよね?    「あれ? 凄くちっちゃい子だ。なんでこんな子がエミュレーターに狙われてるの?」 GM:「彼女は非常に高純度のプラーナを持っています。エミュレイターにとっては格好の餌ですからね。」 優姫:ん〜、助けてあげたいけど、あんまり自信ないな〜。あたしだけなの? この子を守るの。助っ人とかいないの? GM:「戦力として思いつく方はいらっしゃいませんか?」 優姫:椎果姉さんは? 椎果姉さんならもう鬼に核ミサイルだよ(笑) GM:「彼女はまた、この地で別の任務に当たってもらっています。」 優姫:そうなんだ。え〜と…、じゃあ、つかさ…は、どうかな。覚醒したばっかりだし。    …って、そういえばどれだけのエミュレーターがこの子を襲うの? シアナ:「約1万」 優姫:つかさの力を試すいい機会だね。あれ引っ張ってっていい?(笑) つかさ:ちょ、ちょっとまてぇっ!!(笑)     1万って! 1万ってっ!!? いいいいいい、いいのかGM!? GM:ダメか? じゃあ、2万で。 つかさ:もっとダメだぁっ!!(爆笑) GM:じゃあ、3万ということで。 つかさ:……。 GM:4万。 つかさ:………。 GM:5万。 つかさ:…………。 GM:ろく…。 つかさ:そこで手を打ってください。お願いします。 優姫:前につかさを襲うっていってたのと合わせて全部で11万だね。 つかさ:うおおおおおおおおおっ!! なんでこんな事になったんだぁぁぁぁぁああああああッ!!! 楔 :主人公は大変だねぇ〜(笑) つかさ:違う、これは主人公だからとかいうレベルじゃない! 悪質な嫌がらせだぁぁあああ!!!(爆笑) 優姫:あ、あたし今回関係ないよね? あたしは一万で手を引いたもんね? ね? つかさ? ね?(笑) つかさ:ぼ、僕のせいか!? 僕のせいなのか!!? GM:ま、これが運命だ。  ちなみに、GMの予定だと1人のエミュレイター側についたウィザードと戦う予定だったのですが(笑)  まぁ、ノリ優先で、6万のエミュレイターと戦ってもらうことに(マテ) シアナ:よかった、今回の不幸キャラは私じゃない。 GM:お前は出番ないよな。そういえば。 シアナ:ううおおおおおおおおおお!! 出番ぷりいいいいいいいいいず!!!!!(号泣) GM:「とにかく、時間がありません。貴方が思いつく限りの人に声をかけて見てください。よろしくお願いします。」 優姫:なんかいいように丸め込まれちゃった気もするな〜。    でもまぁ、しょうがない。こんな子を恐い目に合わせるわけにはいかないし。引きうけましょう、小人さん。 GM:「お手数かけます。」…と言って、《アポート》で去っていきました。…次はアメリカでしたかね。 優姫:じゃ、アンゼロット…、えと、ブラウゼロットでしたっけ?(笑)    が消えた後、へたり込んで。    「うーん、安受けあいしちゃったけど、6万なんて大群、倒しきれないよなぁ…」ぁぁあどべん、とベットに仰向けに倒れ込む(笑) GM:…なんで君はそんなにお気楽なんだ…。 優姫:…な、なんででしょう?(笑)
GM:さぁて。事態は動いてきましたが、次のシーン立候補はあるかな? 楔 :…俺とりあえず、後はつかさが動いてからでないとやる事がないからなぁ…(笑) つかさ:僕も優姫が動かないと何も出来ない〜。 シアナ:今のところ動けない(笑) 優姫:…は、は〜い、あたし立候補しま〜す(笑) GM:なんというか、強制された立候補ってのもなぁ…。    2連続で優姫だね。つかさのシーンにでもしておくか? つかさ:優姫が僕を捕まえにくるシーンだよね。 優姫:前園スカイロード通ってつかさの部屋にいきますね(笑) つかさ:じゃあ、僕は電気も付けない暗い部屋で、一人うずくまってます。     「僕は、あの子とは関係ない…僕は関係ないんだ…。」 優姫:ノックもせずに窓をガラッと開けて!    「つかさ! 初陣だよ!(超元気)」(笑) つかさ:「う、うわあああっ!?」びくっ、と怯えた子犬のように飛び退きます。     優姫、このシーン、シリアスで行くよ!!(笑) 優姫:ええ〜! シ、シリアスは無理ですよぉ!(笑) つかさ:頑張れ!(笑) 優姫:ううう、が、頑張ります…(笑)    え、え〜と、「つかさ、これからちょっと戦いに行くから、付き合ってよ」(笑) つかさ:「………イヤだ。」     はっきりと、拒絶の意志を持って答えよう。 優姫:は、そんなシンプルに拒絶されると…(笑)    え、え〜と、「…へ? ええ? なに? よく聞こえなかったよ?」(笑) つかさ:「僕には、戦いなんて出来ないよ……優姫も知ってるだろう? 僕がそんな力もない男だってことはさ……。」     膝を抱えてぶつぶつぶつ……。 優姫:何言ってるの。どういう理由かわからないけど、つかさはウィザードとして覚醒したじゃない。    それは戦う力を得たって事だよ? 後は慣れの問題だよ。 つかさ:違う…力って言うのは戦う力じゃないよ。     戦おうとする、心の事だよ。……僕には、あんな恐い事、できない。 優姫:「も〜、そうやってうじうじ悩むのがつかさの悪い癖だよ〜? ほ〜ら、うずくまってないで早く行こう?」    といって、苦笑しながらつかさの肩に手を… つかさ:ぱしっ、とその手を払います。 優姫:「…つ、つかさ…?」    えと、びっくりしてちょっと硬直。 つかさ:「ごめん、優姫……。」顔を合わせないように…ぼそっ、と呟く…。 優姫:…ん〜と…(笑)    「…つかさ…、どうしても行かないわけ?」    え〜、あたしもようやくシリアス顔になって(笑) つかさ:そもそも、何をするか言われてないしねぇ、僕。     「うん……戦うなんて、僕には出来ない。」 優姫:あ、そう言えばそうだ(笑)    「…今から二時間後にね、小さな女の子がエミュレーターに襲われるんだって。あたしはそれを助けにいく。」    と、え〜、ちょっと睨み気味で、さりげに説明を…(笑) つかさ:ぴくり、と反応を少しだけするけど、やっぱりうつむいて。 優姫:「あたしには力があるし、そんな女の子に恐い思いをさせたくないって意志もあるから。だから、あたしは行く。    あたしは、考える事が苦手だから。こう言うことを知っちゃった以上、あたしは、何もしないでじっとしている方が、恐いから。」    えっと、ゆっくり立ちあがって、窓の方に行きます。 つかさ:…じゃあ、その後姿を、僕は見る。     これが、僕が憧れた、「強い人間」なんだ。…それに比べて、僕は……なんて弱いんだ。     対等でありたい? …そんなバカな事を。     …いつも見なれている彼女の背中が、遠い。…あんなに近い存在だと思っていたのに。今日はすごく、遠い。 優姫:え、え〜と〜…(笑)    窓を開けて、出て行こうとして、ちょっと止まって、振りかえらずに、    「………意気地なし…!」    で、窓をバタン(笑) つかさ:言い返せない。…僕はまた、自己嫌悪に陥り……。     僕の中で、優姫の言葉が繰り返される。「何もしないで、じっとしている方が…恐い、か……。」 優姫:…ところで、その頃あたしは前園さんちの屋根の上で困っていた。    「…、そういや十架ちゃんて、どこにいんのよ…?」(笑) GM:…そ、それはアンゼロットに聞いていると言う事で。うん。 優姫:じゃ、渡された資料に書いてあるんですね? 襲われる場所とかが(笑)    「…、で、そこどこよ? 東? 東って…どっち?」(爆笑) GM:…方向音痴なのか?(笑)    まぁ、このシーンはつかさのシーンなので、優姫は後回し。 つかさ:じゃあ、僕は少し、いじけていよう。 GM:ん。…お前、ちゃんと合流できるよね?(笑) つかさ:大丈夫! シアナよりも100倍くらいやりやすい(笑) シアナ:……私、どうしようもないー。 GM:なんとかします。なんとかしてください(笑)
GM:では、次のシーンはシアナで行きましょう。 シアナ:では、GM、少し卑怯な技を使いますが、よろしいですね? GM:ん? シナリオに絡めるならばなんでもしてください。 シアナ:はい。了解です。…では、楔さんに会いに行ってます。今、楔さんはどこにいらっしゃいますか? 楔 :俺ッスか…。俺どうしてるんだろう…?(笑)    もう少しコネ取っておくべきだったかなぁ…、まさか舞台がこんな辺鄙な場所になるとは思わなかったから。    実は俺も実家がここにありました、じゃ都合よすぎだよねぇ…(笑) シアナ:じゃあ、橋の下で今晩の寝床を確保していると言う事で。 楔 :ざっけんなぁ!(笑)    そんな事するくらいならビジネスホテルにでも泊まるわい!(笑) シアナ:TRPGにおいて自分で設定できない奴は他人にどんな設定を作られても文句が言えないと言う暗黙の法則が…(笑)     …で、どこにいるんですか? 楔 :駅前の…、いや、駅の近くのちょっと寂れた路地にある寂れたビジネスホテルに宿泊してます。ええ、してますとも(笑) シアナ:らじゃー。では、貴方が部屋で少しくつろいでいるとですね。部屋の中に気配を感じます。…私の気配なんですが(笑) 楔 :え〜、いつものように左耳に手をかけて、ゆっくり振り返ります。    「…失礼な奴だ。人の部屋に無断で侵入するとは…」 シアナ:「久しぶりです。ストームブリンガー。…私を覚えていますよね?」…感情が「恐い」なので、少しドキドキですが(笑) 楔 :ああ、そうか、シアナは俺に感情取ってるんだったな。でも俺は取ってないんだな。    「…貴様など知らんな。誰だ…?」(笑) シアナ:感情とってるって事は双方向知り合いですよ…もう…。     「相変わらず興味のない事は覚えないですね…。シアナ=D=ヴァレリア。…ただの夢使いです。」 楔 :そのただの夢使いが、俺に何の用だ? シアナ:協力して欲しい事がありまして。月姫十架という少女が今、エミュレイターに襲われようとしています。     その守護に力を貸して欲しいのです。 楔 :…見返りは? シアナ:好きなだけ、エミュレイターを殺せます。敵の総勢は6万です(笑)     …いかがなさいますか? 楔 :…ふん、面白い所を突いてくるな。    なら、エミュレーターの殲滅は引きうけるが、そのなんとか言う少女の事は、俺には関係ない。    それでいいなら、力を貸そう。 シアナ:今はまず戦力が欲しい。…最低でも、つかさ君が動くまで、はね。 楔 :つかさ…、露木つかさの事か…? シアナ:ご存知で? 楔 :…用があってな、今日会ってきた。    奴に関連した事なのか? 今回の事は。 シアナ:全ては、繋がっています。…月姫十架も、露木つかさも。     じゃないとシナリオになりません。 GM:シナリオにならない事言うな!!(笑) 楔 :…そうか。全ては運命(と書いてシナリオと読む)のもとに繋がっていと言う事か(爆笑)    ふん、キライだな。 シアナ:キライだ、って子供じゃあるまいし(笑)     「全ては、今はまだ“点”でしかありません。…それが“線”として運命を象るかは…我々の行動次第です。」 楔 :…フン。    それで? いつ奴らが現れるんだ? まさか現れるまで、その少女に張り込めと言うんじゃないだろうな? シアナ:実はもう時間がありません。あと1時間ほどです…。感じませんか? やつらの気配を。 楔 :感じているさ。ゾクゾクするようなこの感覚。    喜びで手が震え出しそうなくらいだ。フフフフ…(爆笑) シアナ:準備もあるでしょう。10分で準備を済ませてください。     場所は、…ああ、貴方はここの出身じゃありませんでしたね。案内します、下のロビーで待っていますから、準備が出来次第来てください。 楔 :ああ、わかった。 シアナ:では、10分後に。     …そう言って《空間転移》でロビーまで移動しましょう。 楔 :ではおれは、ひとまずシャワーでも浴びるか(笑) GM:と、いうところでシーンを切りましょう。    次はダイブフェイズですー。
 Dive Phase
GM:ではダイブフェイズになるかな? 正確にはまだフォートレスは張られていないが。 楔 :ういっす。さっきの続きでいいんだな? GM:うむ。君たちはあの後に合流し、今は夜の町を歩く。    夜の町は…夏だと言うのに少し冷たく、涼しい風が吹く。 楔 :「やれやれ、忙しい事だ。イギリスから大急ぎでここまで来たと思ったら、その途端、今度は6万もの敵の相手とは…。」    とポツリと呟く。が、その口元は歪んだ笑みを浮かべている、と。 GM:そして、暫く歩くと…優姫の姿も見えるのかな? 優姫:ああ、はい。んじゃ、なんか地図持って右往左往してる奴が見えるんですね?(笑)    「あれ〜? 吉○家はどこ〜?」(笑) シアナ:…優姫さん。では、呼びかけましょうか。 優姫:あ、はい。うお! 出た! シアナさんだ! 足は!? 足はあるの!?    あ、よかった、足はあるんだね。こんばんわ〜(笑) シアナ:はい、こんばんわ。…貴方も、戦いに来たのね? 優姫:…え、“も”って…? シアナ:「敵は6万、これで1人頭2万になったわけね。」     にっこりと笑顔で微笑みかけます。 優姫:シアナさんも…? あれ? 奥にいるのは、さっきの…えと、伊吹楔さん? 楔 :…誰だ貴様は。 優姫:もう忘れられてるぅう!?(笑)    さ、さっきつかさの家で食事した時一緒にいたでしょう!? 楔 :…ああ、なんかちょこまかしたのがいたような気がしたが…、貴様か。 優姫:あたしはネコか何かですかッ!?(笑)    シアナさん、この人と知り合いなんですか? シアナ:まぁ、この人は物覚えが悪いから気にしないであげて(笑)     それよりも、優姫さん。つかさ君は? 優姫:「…つかさは…、つかさは…、」    え〜、ちょっと俯いて、…少ししてバッ、と顔上げて、    「つかさは、後から来ます!」 シアナ:「そうね。彼はきっと来るわ。」笑顔を崩さず、信じきった口調で。     「あの子は優しい。だから戦いには向かないけど。…だからこそ、優しいからこそそれが戦う力になる。     そう信じているのよね? 優姫さん。」 優姫:………いや、そんなに深くは考えてなかったんスけど…(笑) シアナ:こう言うときは頷いておくものよ(笑) 優姫:は、はい! その通りです! 楔 :あてにならなそうだな…(ボソ)(笑) GM:さて、お喋りは終わりだ。    3人は教会の前で足を止める。…教会の入り口は開きっぱなしで、外からでも中が見える。    …中にいるのは…神の像の前で祈りを捧げている少女。 楔 :…ところで今何時だよ…。 GM:そろそろ時計は22:00を回ろうとしている頃だね。    彼女のような少女がいるには相応しくない時間なんだろうが…。    君たちにはそれが当然のように思えるくらい、彼女の姿は、その場に見事にマッチしていた。 楔 :…ステンドグラスから月明かりがさし込んでたりするんだな…? 優姫:な、なんか妙に神秘的な光景です…。 GM:まさにその言葉がぴったりの風景だね。    そして、君らが空を見上げると、浮かび上がるのは紅の月。 シアナ:…それは人類の敵、エミュレイターが現れる、証。 楔 :そして同時に、戦いの幕開けをつげるものでもある。    エミュレーターはどこだ? とりあえず少女の近くにいくか。 GM:入り口から見える十架は、ゆっくりと立ちあがり、君たちの方を見る。    …そして…次の瞬間、君たちの周囲の空間が捻じ曲がり…月匣へと放り込まれる!! 楔 :おや?(笑) GM:そして…見渡せば、君たちの周囲を取り囲むように、6万ものエミュレイターたちが!! シアナ:月衣からメイジスタッフを取り出して構えます。 優姫:あ、あたしもコタロー呼びます。    「コタロー!」「シギャアアア!!」(笑) 楔 :俺もピアスを短剣に戻すか。    少女は? 消えた? GM:ええ。十架の姿は見えません。…で、ですね。君たちを取り囲むエミュレイターたちの中から、3人の男たちが現れる。    1人は君たちが見た事がある…シアナだけはないけど…見た事がある男です。その手には魔槍を握っているね。 楔 :む、奴か。 優姫:あたしは、OPであった人ですね。 GM:楔は全員見た事がある、としてもいいぞ(笑)    前世からひたすら戦いつづけた仲だしな。    「よぅ。ストームブリンガー。また、お前と戦えるな。」…魔物…巨人を従えた魔物使いが、にやりと笑う。    「此度こそ、我等が因縁に決着を突けようではないか。」…と、魔術師風の男が言う。    「さて、まずは前菜から味わってくれよ? 3人とも。」…最後にフォルテが冷酷な笑みを浮かべ、言った。 楔 :…考えてみれば今の俺らと似たような編成だなぁ…(笑)    「貴様等か。…フン、いい機会だ。三人とも、おれが葬ってやる。」 シアナ:同盟組もうとしたのに、あっさりと敵対したなぁ(笑) 楔 :まぁ、一応俺断ったしね(笑) GM:「まぁ、あせるな。まずはこの大軍をどうにかしないと、俺達とは戦えないぜ?」    「高みの見物、といかせてもらおう。」…と、3人は消えていきます。    …そして、残されたのは君たち3人と6万の軍勢(笑)    …いいのか6万(笑) シアナ:あ、貴方が言ったんでしょう!(笑) GM:さ、それじゃあ、戦闘を始めましょうか(さらり、と) シアナ:ちょ、ちょっと待って! 本当に6万も相手にするんでスか!?(爆笑) 楔 :いやぁ、さっきからGMが6万6万言っちまってたからなぁ。NWにはモブって概念はねぇし。    しかし、例えLV1のエミュレーターばかりだったとしても、6万はちと辛いよなぁ(笑) GM:大丈夫100匹で群生しているモンスターとか、魔法攻撃しかしてこないやつとか、そういう「やられ」モンスターがいっぱいいるから(笑)    全能力値が1の、ただイノセントに取りつくだけのモンスターもいるなぁ。 楔 :…どうすんの? まともに戦闘やるの?(笑) GM:うむ。実際にデータをもつクリーチャーは100匹くらいだと思いねぇ。    それじゃあ、地獄の力押しフォートレス、戦闘を始めようじゃないですか(笑)    大丈夫、君たちが剣を振るえば、1000体くらいぼぱーと吹っ飛びます。魔法を放てばやっぱり1000体くらい一気に粉々になります。 楔 :…では、60回敵潰せばOKだと言う事だな?(笑) GM:さて、ではがんばってもらおうじゃないですか〜。  …と、いうことで、ここから地獄の戦闘が始まる事になったのでした…。  結構長くなるので、ダイジェストで。  周囲をLV3クリーチャー「憑かれしもの(人間)」に囲まれた3人。  第1ラウンドの行動値ジャッジで優姫がいきなりファンブル。  「えええ? 行動値がマイナスになるとどうなるんですか?」  「行動できないよ。」  「…う、じゃ、じゃあ、気圧されてしまったということで(笑)」  楔が少し離れたところから魔法で1点のみみっちいダメージを与えたり、お互い距離を縮めるだけだったりと、  あまり面白いことはありませんでした。  2ラウンド目。  なんだか面白いことになってます。  「さて、じゃあ、私はMPを回復しましょう。プラーナを使って。」  「シアナはMPがないと何もできないからな。」  「ファンブルが出ないことを祈っててください。」  「いや、幸運の宝石使えよ。」  「そんなものありませんよ。」  …そうか、借金まみれだもんな。  「では、2回目の行動で、《リブレイド》を。」  「はいはい。ダメージくださいな。」  「う…出目が振るいません。ファンブルです。」  「はっはっは、全部はじいたぜ。」  「いえ、そこで《魂狩り》が発動します。…これは命中さえすれば必ずCL+4点のダメージが与えられます。   私の攻撃は、直接魂を攻撃するのです。」  「ぐ、では6点。耐え切った、と思った瞬間、憑かれしもの体の芯に響くダメージ。」  「では、カッコつけて言いましょう。」 「私の力は穢れた魂を砕く……。」  カッコは一応ついたが、実際はファンブル出して、魔法をはじかれたんだが。  …で、次の行動は優姫。  「じゃ、あたしが近づいてきた憑かれしものを殴りますね〜。」  「あいよ。命中ロールをお願いします。」  「(ころころ)…24です。」  「あ、振っちゃた。…《ウェポンフォーム》宣言してないのに。」  「……え?」  「……通常攻撃、素手で君はクリーチャーを殴りました。」  「え、えええええええ???」  「はっはっは。武器なしで攻撃ですな。ろくにダメージも通るまい。」  「うう…あれ? …でも、ダメージでクリティカルでました。」  「はっはっは。優姫はすごいなぁ。…では防御を。…ファンブル。」  沈黙。  「攻撃力40です。」  「防御力8です。」  突然ですが問題です。  Q:40−8はいくつでしょう。  A:32です。  続いて問題です。  Q:憑かれしもの(人間)の最大HPはいくつでしょう。  A:32です。  「あれ?」  「……恐るべし優姫。3レベルクリーチャーを素手で殴り倒しました(一同大爆笑)」  恐るべし和泉野優姫。  つかさを守っているうちに知らない間にLVが上がりまくってたに違いない。  「つかさが逆らわないわけだ。」  「アンゼロットから依頼を受けるわけだ。」  「ではあたしもカッコつけて言いますよ。」 「魔物使いが魔物より弱いはずがないでしょう?」  説得力あるなぁ。  「楔に攻撃するよ〜。」  「おう。こいや!」  「…あ、結構ダメージ回った。」  「ぐは! 19点もきた!」  「つか、大丈夫か? 生きてる?」  「ふ、甘く見るな。まだ13もHPが残ってる。」  「おお、HPたけぇ!」  「では、先人たちに習って、俺もカッコつけよう。」 「効かんな…伊達にLVが高いわけではない!」  でもHP半分以上もってかれている。  3ラウンド、4ラウンドと、ラウンドを重ねるたびにPCたち3人は徐々に消耗を強いられていきます。  倒しても倒しても、増援が来て、どんどん追い込まれる3人。  「き、キリがありませんよ、シアナさん!」  「と、言われましても。MPもそろそろからっぽです。」  「シアナの防御魔法がないと…死人が出るぞ!?」  そして現れる小ボス。  クリーチャー判定に一同成功します。  「い、イフリート…!?」  「ちょ、ちょっと待て、《絶対属性防御:火(物)(魔)》だと!?」  「ってことは優姫さんの攻撃は一切通用しませんよ!」  「まだ、《シャドウブレード》で属性変更はできるが…MPが…。」  「短期決戦が望ましい、ってことですね。」  と、相談している間にも容赦なく攻撃を加えるGM。  死の危機に立たされている楔を攻撃するものの、《シャドウブレード》をイフリートにかけ、魔法ダメージ変更。  オリハルコンの短剣の特殊能力で攻撃を無効化する。  優姫、楔のコンビネーションによって、少しずつ削られるイフリート。  そして。  「これで、決める!」  楔の一撃により、ついにイフリートは崩れ落ちた。 GM:さて、敵の軍勢を2万ほど片付けた状態で、戦況は一時膠着しています。    敵の小ボスを倒した事で、エミュレイターも怯んでいるのでしょう。 シアナ:も、もうボロボロなんですけど。具体的には楔さんが。 楔 :分かっちゃいたけど…、予想はしていたけど…、マジでコイツ行動値以外は不安残るなぁ…(笑) シアナ:…で、ええと、まだ多数に囲まれているんですよね。     肩で息をしながらゆっくりと周りを見渡します。「どうしました? まだ私達は生きてますよ?」 楔 :くだらん前座試合だ。時間稼ぎでもしているのか? 優姫:…って、誰に話してるんでスか? たしかフォルテとかは消えたんじゃなかったでしたッけ…? シアナ:そこらへんの雑魚に対して、余裕を持って、ですよ。     ヒーローは独り言が多いものです。 優姫:ああ、ニュータイプな方々とか(笑) GM:でも、多数に無勢だよね(笑)    1/3倒す為にもう、かなり消耗済み。 シアナ:ああ、こんな時につかさ君がいてくれたら!(笑) 楔 :臆病者など、足手まといになるだけだ。やつの事など考えるな。 優姫:つかさ、どうしたの? 本当に来ないつもりなの? つかさ…。つかさ…!(笑) GM:では、ここでつかさにカメラを向かわせましょう。
つかさ:相変わらず、いじけてます。 GM:まだかよっ!(笑) つかさ:はっはっはっ。あの優姫の説得にも応じなかった僕を説得できる奴などいない!! 一同:だめじゃん!!(爆笑) 優姫:ビンタの一発も入れてくればよかったでしょうか…?(笑) つかさ:いや、「僕」自身を説得できるのは「露木つかさ」しかいないんだよ。うん。     でも、キッカケ下さい、GM。 GM:じゃあ、夜の自室に…再びアンゼロットが現れます。    「こんばんわ。つかささん。」 つかさ:俯いたまま…「うん……。」 GM:「戦いが始まりました。健闘してはいますが、敵の数はまだ4万残っています。このままでは、全滅です。」 つかさ:……。 GM:「失礼。…貴方には関係の無い話でしたね。」 つかさ:…ああ、関係無いよ。     ……関係無い。…関係無いんだ。……でも。     …でも、心は違うって言ってる。自分に関係が無いとかあるとか、そんな事に意味はないんだって。 GM:アンゼロットは、君を優しく見つめている。    あくまでミニサイズだが。 つかさ:ゆっくりと置きあがって、僕はハッキリとした口調で言うよ。     「世界を救うとか、見知らぬ女の子を助けるとか…僕にはそんな力はないよ。     …でも、たった1人の幼なじみを助ける事くらい、僕にも出来るはずだ。」 GM:君が、勇気を振り絞ってそう言うと、軽い耳鳴りと共に、君の武器、「エンジェルシード」が君の目の前に現れる。    その武器は、君の戦う意志に呼応するかのように、淡い光を放っている。 つかさ:それをがしっと手にとって。「優姫、今、行くよ!」と強くしっかりと叫ぶ。     そして、僕の「箒」に命じる。「飛べ」と。 GM:では、君を連れて、君の「箒」エンジェルシードが空を駆ける。    白い羽を散らしながら、光の尾を引いて。 つかさ:ええ、この武器「エンジェルシード」は僕が剣を振るえば羽が散る。射撃すれば羽が舞う。空を飛べば羽が舞い散る。     何かと羽が散ります(笑) シアナ:後片付けが大変! つかさ:大丈夫。何故か地面に散ると淡い光を放って消えてしまいます(笑)     純粋なプラーナが実体を持った感じで。 GM:くっ、カッコイイじゃないか!! 楔 :夜空を光の羽を舞い散らせながら疾駆するんだな? 優姫:まるで○ィングゼロカスタムみたいだ!(笑) 楔 :でも早々長い距離じゃないから、カッコイイほどの長さ飛んでないだろうなぁ…(笑) GM:いやいや。こういうカッコつけのフライトは、無駄に曲線を描いて飛ぶのです。
GM:では再び月匣内に戻ってきまして。 シアナ:数少ない魔法を撃ち、周りを牽制しています。     こちらには《リブレイド》がある為に向こうもまとめてかかってくるような事もせず、取り囲みながら1体ずつ     消耗させるような攻撃を加えているんですね。 GM:うむ。そんな感じだ。 楔 :そういう小出しの戦力なら逆に俺には好都合なんだが。なんせ速いだけがとりえなので(笑) シアナ:でも防御能力を持ってる奴から削る、という戦略は正しいでしょう。     ぶっちゃけ、楔さん単体ならあまり恐くないというか(笑) GM:優姫もそれなりに健闘してはいるんだけどなぁ。    いまいち戦略的にNWに慣れてない感じだね。教えてやれよ、二人とも(笑)    結構細やかなミスが目立つぞ。 楔 :すいません。今回我々自身も割と細かいミス連発してます(笑) GM:…魔法の使い忘れとかなぁ。    まぁ、いいや。続けよう。 シアナ:では……「流石に、3人じゃ、厳しいですね?」…実はこのメンツ、回復魔法の使い手がいないのです(笑) GM:なんでお前が取得してないんだよ!(笑) シアナ:あ、いや、あの。《フォースシールド》《マジックシェル》の2つでダメージを10点減らした方が回復よりも役に立つかと。     そういう判断だったんですけど、間違いだった?(笑) 楔 :実は俺も回復魔法取れる機会あったのよねぇ。    ないほうがらしいだろう、って取らなかったけど(笑) 優姫:ジリ貧ですねぇ…(笑) GM:敵は、既に君たちがかなりの消耗状態だと言うことを、理解したようです。    包囲の編みを狭め、一気に襲いかかろうとしています。 シアナ:「絶体絶命、かな?」口調は軽いけど、目は真剣に。 楔 :「冗談じゃない! こんな所で死ぬものか! こんな奴らに殺されてたまるかよっ!!」    自分の血と敵の血を全身に浴びて、なお1人全力で敵に向かっていく俺。 優姫:「やっぱり…つかさはいなくてよかったかな。こんな事に巻き込まれなくて、よかったのかも…。」    既に諦めモードなあたし(笑) つかさ:では、その瞬間、君たちの上空からさし込む光。     そして、舞い落ちる白き羽。……そこにはエンジェルシードを携えた、僕の姿が!!     「優姫、遅くなって…ごめんね?」 優姫:…つかさ…? つかさ…なの? つかさ:僕はゆっくりと、君たち3人の元に降りて行く。     …内心、まだ恐い。恐いけど…精一杯の強がりの笑みを浮かべて…優姫に言う。     「……僕も戦うよ、優姫。」 優姫:…えっと、なんかたまらず涙が出そうになるのを必死でこらえて、つかさの方に駆け寄ってって、    「おっそいぞつかさっ!!」って笑顔で背中目いっぱいバチンッ! と(笑) 楔 :憑かれし者殴り殺したその素手で…(笑) つかさ:ぐはっ!!(笑)     …ん、ちょっと安心した。どこに行っても、戦ってても優姫は優姫だ。     少し涙目で、そう僕は思ったんだ。 優姫:よし、よく来たつかさ。それでこそ男の子! つかさ:「…正直、僕は恐い。…まだ手が震える。……だから優姫…僕の背中を守ってくれ。そうしたら、僕は戦える!!」     エンジェルシードを構え、優姫を見ずに、エミュレイターたちを睨みつける。 優姫:うん、いいよ。つかさの背中は、あたしが守ってあげる。 楔 :…聞いてると本当にむず痒くなってきますなぁ、この二人は…(笑) GM:君の登場に怯んでいたエミュレイターたちだったが、やはり彼らの目には多数に無勢に写るのだろう。    ようやく、彼らも襲い掛かってくる…が。 つかさ:射撃、格闘両用武器…エンジェルシードを構え、僕は奴らに向かい、突撃する。     斬る、突く、撃つ、なぎ払う、斬る、撃つ…僕が武器を振るうたびに「死」が量産されていく!! 優姫:つかさ…、強い…。 楔 :勇者は目覚めるとビジュアルシーンにはいるからなぁ…(ポツリ)(笑) GM:く、ビジュアルシーンとは卑怯な!!(爆笑) つかさ:しまった、背中を守ってとか言っておきながら優姫を置いて一人で突撃してる!!(笑) 優姫:は! そうだ! 半ばあっけに取られてしまった!(笑)    「こ、こらー! つかさ1人で前に出るなー!! 迷子になったらどうするのぉお!?」(笑) つかさ:大丈夫! ビジュアルシーンだから無敵だ!! 優姫:でもビジュアルシーンはボスが出るまででしょう?(笑) つかさ:その通りだ!!(笑) GM:では、あらかたエミュレイターを片付けた頃に、ボスを登場させましょう。 つかさ:「これで、終わりだ。」…最後のエミュレイターに銃口を突きつけて、無慈悲にトリガーを引きます。     …そして、それがビジュアルシーンの終わりなので、すごすごと優姫の元に返ります。僕を守ってェ〜(笑) 楔 :い、いい性格してやがるコイツ(笑) 優姫:は〜いはい。つかさちゃん、がんばったね〜。おりこうさ〜ん(笑) つかさ:違う、僕の望んだ関係はこんなんじゃないはずなのに!(爆笑)     では、少し息を整えながら、「優姫、怪我は?」と。 優姫:ん、大丈夫だよ。つかさも怪我が無いようで、なによりだね。 つかさ:「お二人も大丈夫ですか?」…シアナはウィザードだって教えてもらったけど、楔のことは知らないんだったな。僕は。     まぁ、いいか。 楔 :…俺は食事の席で暗に知らせたと思ったが? つかさ:まぁ、ここまで来たら、並大抵の事では驚かない、と言う事で。     「楔さん。…怪我をしていますね。」《レイ・ライン》で回復しましょう。…19回復。 楔 :ぬ、それはありがたいが…(笑)    「…すまんな。」少々憮然とした感じで礼を言おう。 GM:では、そろそろボスを登場させよう。    「…まさか本当に6万ものエミュレイターを倒してしまうとはな。」    先に聞いた3人の声とはまた別の声が響きます。 楔 :む、正真正銘しらん奴が出てきたか(笑) 優姫:「あの女の子をどこへやったの!?」と叫んでみよう(笑) GM:「アレはあの3人の男たちがこの結界から出しちまいやがった。」 優姫:…は?(笑) GM:「元より、我々にとっても“彼女”をただのエミュレイターの餌にするわけにもいかないからな。」    と、彼とは反対方向からフォルテが現れ、言葉を続ける。    「お前達と噛み合わせて両方の全滅を図ろうと思ったが…まさか6万全てを倒すとは思わなかったよ。」 楔 :…貴様等にしてはおかしな余興を催したと思ったが、…まさか、そんな漁夫の利が本当に得られると思っていたわけでもあるまい? GM:「もとよりお前達は彼女を連れ出す為の囮に使うつもりだったんだが。…ここまで健闘するとは思わなかったよ。」 優姫:え? え? ど、どう言う事? いきなり第三勢力出現?(笑) GM:「さて、それじゃあ、俺らは目的は果たしたから失礼するぜ、ストームブリンガー。…そして、露木弟。」 つかさ:「…僕を、その名で呼ぶな。」エンジェルシードを構える。 GM:「恐い恐い、と。」肩をすくめて、彼は去ります。    そして、登場したはいいが、話において行かれている最初に出てきたエミュレイター(笑) 楔 :まぁ、インパクトの問題もありますので(笑)    「すると、貴様はまんまと、連中に餌を持ってかれた間抜けって事か…?」 GM:「…そうなるな。」    あっさり肯定します。高純度プラーナの塊は逃したわけですが、まだここにも彼女には劣るとは言え、多量のプラーナを持つ、ウィザードが    4人もいらっしゃいますし。 優姫:…な、なんか話について行けてないんですが(笑)    とりあえず十架ちゃんは無事と。そしたら一応今回あたしは任務達成ですよね。ひゃっほーい?(爆笑) つかさ:うん。任務は達成、と言いたいんだけど。     優姫、小さい頃から言われなかった? 家に帰るまでが任務です。…って。 優姫:ああ、なんかよく小学校の先生とかが言ってたような気がする(笑) シアナ:さすがに骨になって帰る訳にはいかないよねぇ。 GM:大丈夫。骨も残しません。えらい? 楔 :…喋ってる間に刺していいか?(笑) GM:ダメ。イベントシーンだから(笑) 楔 :…ち(笑) 優姫:ええ〜と、じゃ、なんだか分からないけど、さっきから割と無視されてるそこの人! 帰っていい?(笑) GM:「帰れるものならな。…この空間から脱出する為には、ここにいるエミュレイターを全て倒さなくてはならないんだがね。」 優姫:あ、そうだった(笑) 楔 :だったらさっさと始めようじゃないか。もったいぶってないで。    貴様も、上手そうな餌まんまと横取りされて、イラついてるんだろう? GM:「言われるまでもない。…だが、お前達の相手は俺ではないぜ?」 楔 :まだ来れ以上雑魚を使うつもりか? 手っ取り早く貴様が出てくればいいだろう。    それとも、こわくて腰が引けるか? GM:「ふ、はっきり言って、俺はめちゃくちゃ弱いぜ。」  なにせレッドキャップ(LV1クリーチャー、HP8 ルールブックに掲載されているクリーチャーの中で1、2を争う弱さ)だからな。 楔 :…………だったら雑魚に混じってとっとと出て来い。気付かずに消滅させてやる。 GM:「…後悔するなよ? これが俺のパートナーだ!!」    と、彼が言うと、巨大なサイズのエミュレイターが現れます。    外見は…犬ですが、普通の犬とちょっとだけ違います。 シアナ:…ちょっとだけ? GM:全長が4mくらいあります。 シアナ:わぁ〜。ちょっとだけ違う〜。 GM:あと、首が3つあります。 一同:どこがちょっとだけだ。 優姫:…ケロちゃんだ…(笑) GM:優姫、クリーチャー判別をしていないから君はまだ正体が分からないんだよ〜(笑) 優姫:は! そうか! な、なんだあれ〜! 首が三つもあるよあの犬〜! しかもでかいよ! ちょっと普通じゃないよあの犬〜!!(笑) GM:と、いうことで、識別して下さい。    目標値は19、成功したらデータを見てもいいよ。 楔 :高いなぁ…、13。 優姫:10!! かろうじて半分分かりました!!(笑) つかさ:13だ。流石に僕は分からなくて当然かな。 シアナ:ふふ。魔術師は知力が高いですからね。20です。     気を付けて下さい…5レベルクリーチャーです。…気を抜くと、優姫さんが死にます。  LV5クリーチャー、ケルベロス。  ルールブックの中に掲載されているクリーチャーの中で5指に入る強さ。  …パートナーは選んだほうがいいと思います。 優姫:名指しであたし1人!!(笑) シアナ:あと私も。 つかさ:LVが低かったり防御力が低かったりするからなぁ。 GM:さて、それじゃあ、戦闘に入りますかね?  第1ラウンド、何故か優姫が行動値でクリティカルを連続し、3回行動を獲得する。  しかし、結局のところ、LV5のクリーチャーの前に躍り出るわけには行かない。  結局のところ、プラーナを消費し、MPを回復するにとどめる。 楔 :「じゃあ、俺が一歩前に出て…《ヴォーティカルショット》で雑魚を撃つ。」 GM:「うぎゃあああああああああああああー。」  死にました。  何のために出てきたのでしょう、こいつは。 GM:では、ケルベロスが…移動します。    そして、…楔に炎を吐きます。《地獄の業火》だ!! 楔 :…く、下手な目を出すと、ここら辺は一撃で死ねるぞ!? GM:命中は32ですな。 楔 :…受けるか。回避はまず無理だろうし、普通に防御してもしきれるもんじゃないや。    シアナさん、防御魔法よろしく〜(笑) …(ころころ)…ファンブル。死んでこーい!!!!(笑) シアナ:はいはいー《フォースシールド》!! GM:達成値は51 楔 :修正含めて基本値22! 29以上でダメージなし! ざっけんなぁあああああ!!!(笑)    …(ころころ)…10! 達成値32! ダメージ19!! おお、さっき回復してもらった分ぴったり! ありがとうつかさぁあ!(笑)  ロールプレイはどうした。  素が出てるぞ、地味一。 GM:お前もダメキャラだよなぁ。 楔 :うっさいなぁ(笑) つかさ:次は僕だけど…回復に回るか……それともさっさとしとめるか。     なんか、今のダメージを見る限り、受けに回った瞬間に死ねそうだよ、僕たち。 楔 :俺もそう思う。HPそのものはさほど高くないから、さっさと片付けるべきだと思われますが。    今の攻撃を何度も食らってらんねぇ(笑) つかさ:ん、でも防御性能が一番高い僕が前線に出るよ。今回は。…2sq前進。 楔 :これでひとまず緊急の危険はなくなったな(笑)  そして、こまごまとしたダメージの応酬が繰り広げられる。  PCたちは支援魔法をあらん限り使い、ダメージを与えようとするが、ダイス目が振るわず、大きいダメージを与えるには及ばない。  それに対し、ケルベロスは確実に一撃でPCのHPを削り取っていく。 GM:それでは、つかさに《三連牙》で3回連続攻撃を。    ただし、この能力使うと、自分にもダメージがくるんだよな…2D6で…おや、高い。11ダメージ。 楔 :お、ちょっとダメージ得したぞ(笑) GM:重症値まであと10点しかないぞ(笑)    自爆かなぁ? これ。 しかも3回のうち1発しか当たらないし。…43の攻撃力。 優姫:つかさ平気? つかさ:《アースシールド》で防御する。…で、プラーナもフル解放。…これでファンブルが出ない限り完全防御。     …うん、完全防御。 GM:あ、硬い。…次は炎を吐こう。低いが知能はあるので、そのくらいはいいよね。 つかさ:くぅ…炎は攻撃力も命中も射程もあるからな…。  ついにはPCたちのMP、プラーナともに尽きかけ、攻撃に使える魔法が使えなくなってしまう。  そのため、通常の攻撃ではほとんどダメージが与えられない上に、今まで使えたアウトレンジ攻撃が出来なくなってしまった。  楔、つかさ、優姫の必死の攻撃もたいしたダメージも与えられず、重症値にまでダメージを与えることすら困難になっている。  「ここで決めないと、誰かが死ぬ! 僕の防御魔法もそろそろ打ち止めだぞ!?」  「だからって、決定打を与えるほどの攻撃力はもうない!」  一度は素手でクリーチャーを殴り倒した優姫の攻撃もさすがにケルベロスには通じない。  命中はするものの、その防御を貫けない。 GM:では、ケルベロスの攻撃だが…ちょっと知性があるらしいので一番ダメージをくれた人に攻撃しましょうかねェ? 楔 :…俺? GM:うむ。《地獄の業火》で楔を焼きつくしましょう。 楔 :なんかこのシナリオの敵の攻撃、7割がた俺が受けてる気がするなぁ…(笑) GM:まぁ、大人しく死んでくれ(笑)    命中は31だね。 楔 :…ごめん、受ける。プラーナの存在すっかり忘れてた。俺まだ30点も残ってるプラーナ(笑) GM:お前はアホか(笑) 楔 :今回俺アホ過ぎだ(笑)    …とりあえず受け成功。《アース・シールド》ぷり〜ず!!(笑) つかさ:うい。《アース・シールド》!! GM:では、生きるか死ぬかの正念場。大人しくジャッジして下さい。 楔 :《アース・シールド》で防御力+10! プラーナで+5! 基本で34!! て〜い!! GM:お、完全防御したか。 つかさ:僕に感謝したまえ(笑) 楔 :大感謝します〜!(笑)  しかし、それも根本的な解決にはならない。  ケルベロスを倒さない限り、いずれ、MPが尽き、防御魔法を張ることが出来なくなる。  それはすなわち、PCたちの死を意味していた。  「…これで防御魔法は打ち止めだ。」  何の因果か、つかさとケルベロスが同一カウントで行動する。  PCを先に行動させるので、つまり、ここでつかさがケルベロスをしとめなければ誰か、死人が出るということだ。  まさに「絶体絶命」  しかし、ダイスの神様はつかさに微笑む。 つかさ:…じゃあ、次は僕の番だね。     僕で倒せない場合、次はケルベロスだよぅ。…倒せなかったら、楔が死ぬ。…誰か死ぬ。 楔 :いや、俺だろう(笑) つかさ:せめて、祈っててくれよ。もう、これにかけるしかないんだ。     命中にプラーナは使えない。…ダイス目でGMよりも4大きい数を振らなきゃ…おや、クリティカル。…27!! GM:おや…ファンブル。ダメージ下さい。 優姫:いけつかさぁああ!!(笑) 楔 :うーん、回復も防御もしてもらったし、飯も食わせてもらったし、つかさに頭上がらんなぁ…(笑) GM:防御が…うごごご…ファンブルぅっ!!? つかさ:…回った…40だっ!!! 一同:出来過ぎだっ!!!(笑) GM:お、美味し過ぎる!!    つかさのプラーナに包まれたエンジェルシードは白き羽を撒き散らしながらケルベロスを一刀両断する!!! 楔 :…そして切り裂かれたケルベロスも、徐々にその体を白き聖なる羽に変え、それが天に舞い散るように昇り、消えて行く…。 「しかるべき運命を背負った者が最大限の努力をする…そうしないと奇跡は起こらないのです。」  ふと、脳裏にアンゼロットの言葉がよぎる。  まさにそのとおりだ。  しかるべき運命を背負った「勇者」が、MP、プラーナ…すべての力を最大限に使い、そして、「奇跡」が起こる。 優姫:つかさ、やった! GM:みんな、満身創痍だね。    それと同時に月匣は消滅し、夜の空間が再び君たちの前に姿を現す事になった。 シアナ:…戻ってきたんですね。 優姫:感無量でつかさの首に抱き着いてみちゃったり。    「やったやった〜! つかさ、かっこいい〜!」(笑) つかさ:では、顔を真っ赤に染めて、「うわ、うわあああっ、優姫、重いよっ!!(爆笑)」 優姫:(鬼の形相で)必ぃぃっ殺ぅっ!! 憑かれしもの殺しぃぃい!!(一同爆笑) GM:ずがーーーーーん。    静寂の世界を破る快音が空に響き渡った……。
 Ending Phase
 傷を癒しながら、楔は思い出す。  「フォルティシモ」  「露木弟」  まだこの件は終わりではない。  むしろここから始まるのだ。  そう、確信する。  「奴の周囲にいれば、やがて何かが起こる、か…。」  向かう先は決まった。  あとは行動に移すだけだ。 GM:さて、エンディングに行こうじゃないですか。 つかさ:ぼ、僕が人生のエンディングを迎えそうです…。 優姫:乙女に対してはいかなる時にも重量の話をしてはいけません。わかった? つかさ。 つかさ:わ、分かったよ!! も、もう言わないから!!(爆笑) GM:さて、エンディングですが。まずは楔から行きますか。 楔 :うい〜。 GM:十架拉致未遂事件から一夜。君は今、どこにいるのだね? 楔 :怪我もしたしなぁ。…クドラク医院にでも行ってるか(笑) GM:うい。ではクドラク医院、雪国支店に君は来ていると言うことで。 一同:ちょっとまて。 楔 :何があってもここで話を進める気かGM(笑) GM:え? ああ、東京に帰ってるのか? 楔 :かえっとりますよ(笑)    てか、間髪入れずに雪国支店で始めるのもどうかだろう。疑問くらい持て(笑) GM:いや、不思議ではあったが…。    まさか、怪我をして朝イチでまっさきに電車に乗って東京に帰ってから病院に行くアホだとも思ってなかったので。 楔 :それは言った後、俺もそう思ったからひとまず見逃せ(笑) GM:せっかく、GMが意図を汲んであげたのに。    アロハシャツでサングラスかけてるクドぴょん、見てみたくなかった? シアナ:…う、すっげー見たいような、見てはいけないような(笑) 楔 :何で雪国でアロハシャツだ(笑)    …まぁ、それはいいよ。とりあえず東京まで戻りました。ええ。今神田です。はい(笑) GM:夏だもの。    …まぁ、それはいいとして。東京は神田。    「また君は無茶をしたようだな。どれ、怪我を見せなさい。」…ドクタークドラクが診察してくれますよ。 楔 :いつものことだ。気にするな(笑) GM:「それで、今回は何をしでかしたのかね?」 楔 :…なんでもないさ。いつもの通り、ただ奴らを狩っていただけだ…。 GM:で、なんでここに来たの? 楔 :…いや、傷の治療に… GM:そうじゃなくて、…ただそれだけかよ。    なんかやりたい事があってきたんじゃないのかよ(笑) 楔 :いや、ってーか、どこにいるかと聞かれたから、それっぽいのはどこかなぁと考えると…ねぇ? GM:少しはものを考えろ。    つか、お前はまだ依頼を一つ、途中で放り出してるだろ、帰って来ていいのか。 楔 :…そう言えば十架ちゃんはどうなったんだっけ? GM:…じゃ、回想シーンで。    楔は治療を受けながら、昨日の晩の事を思い出した…。 楔 :ういっす。 GM:君たちが月匣から脱出し、一息ついていると、だな。    君たちの前にフォルテたちが現れる。…フォルテは十架を抱きかかえているね。 シアナ:私達もいていいんだよね? GM:もちろん。 楔 :ボロボロだが右手を左耳に添えて警戒態勢を取るぞ。まだプラーナが10点ほど残ってるんだ(笑) つかさ:僕も剣を構えるよ。HPとかは余裕があるし。プラーナないけど。 GM:「待て、俺達は今日はお前達と戦うつもりはないぜ。」 楔 :「…決着を付けるんじゃなかったのか?」    あくまで強気を貫く。めいっぱい虚勢だけど(笑) GM:「したいのはやまやまだがな。とりあえず、この子を保護してやれ。今度は低級エミュレイターなんぞに襲われるような真似はするなよ?」 楔 :…貴様等、何が目的なんだ… GM:「なに。いずれ分かる…。」    そう言って、3人は十架をおろし、闇に消えていきます。 楔 :「…ちっ。相変わらず、もったいぶりやがって…。」    と、連中が消えていった先をにらんでいよう。 GM:…というわけです。    現世に戻る楔。    「どうしたのかね? 珍しく呆けていたが。」 楔 :「…久しぶりに、フォルテ達に会った…。」    淡々と呟く俺。 GM:少し表情に影を落として…「そうか。……また戦いが始まるのだな。」 楔 :…フ、フフフ…。俺はむしろ望む所だ。俺はエミュレーターどもを狩り殺せれば、それでいい…。 GM:「少しは身体を労わりたまえ。…よし、終わったぞ。」 楔 :そうすると、すぐに俺はたちあがって立ち去ろうとする。    「手間をかけたな。代金はまたお前の口座にでも振り込んでおく。」 GM:「これも仕事のうちだ。…それでこれからどうするのかね? 彼らが動き出したとあれば、お前も暇ではあるまい?」 楔 :俺はいつもと変わらんさ。敵を見つけ、それを殺す。    …ただ、それだけだ。 GM:…相変わらず話が膨らまない男だな。まぁ、いいや。    「気を付けろ。アンゼロットなどを含め、既に世界では変化が起きはじめている。…まぁ、お前には興味がない事かもしれんがな。」 楔 :「…フン。」    バタン、と医院を出よう。で、出たところで少しふらついて、壁にもたれる。    「…、露木、つかさ…か。とりあえず、奴の周囲にいれば、やがて何かが起こる、か…。」 GM:ふむ。…ここらでシーンを切っていいですかね? 楔 :結局何しろなにも起こらないんじゃないッスか(笑) GM:何も起こせないんだもん。ここじゃ。
 教会に、子供たちの声が響く。  邪気がない子供たちの声は、まるで天使が謳っているかのようだ。  本来ならばこの空間は静寂で満たされるべきなのだろうが、この声で満たされるのもまた、悪くない。  シアナはそう思いながら、神の像の前に立つ。  「あなたは、どこまで知っているのです。」  これからどうなるのか。  月姫十架は何者なのか。  露木つかさの役割は何なのか。  そして、自分の役割は。  それに答える声はない。  答えは、自分で見つけなければならないのだ。 GM:ではシアナ。 シアナ:はいはい。どんな感じで? GM:ふむ。教会ででいいですかね。 シアナ:了解。十架ちゃんと話をしています。昨日の事は覚えてるんですか? GM:いえ、覚えていません。フォルテ達が記憶をいじったか、それとも気を失っていただけなのか。    それは分かりませんが。 シアナ:…ふむ。なんであそこにいたのかは聞けましたか? GM:それもダメです。そもそも、昨日の晩の事が全てすっぽり抜け落ちているようです。    だから、そんな事聞かれても、「なんでこの人はそんな事を聞くんだろう?」くらいにしか思いませんよ。彼女は。 シアナ:それもそうか…。 GM:で、ですね。君が楽しく十架ちゃんと会話をしているとですね。教会に1人の少女が入ってきます。    それは世界の守護者…アンゼロット。人間サイズです。 つかさ:えええ?(笑) シアナ:「あ、ごめんね、十架ちゃん。お客様みたい。」     申し訳なさそうに、十架ちゃんに謝って、アンゼロットの方を見ます。 GM:「うんっ、それじゃ、またねぇ。」    …と十架は教会を出て行き、それとすれ違いにアンゼロットが君の隣に…さっきまで十架が座っていた場所に座る。 シアナ:アンゼロット。…まだ、彼女に関しては「始まったばかり」なのですか? GM:「はい。まだまだ戦いは続くでしょう。…それよりもシアナ様。神の一柱である貴方までがこの件に関わるとは…。」 シアナ:…そっか、アンゼロットって使徒だっけ。私よりも格下なんだ(笑) GM:仮にもヴァレリア直下、クライアと同格の神ですからね。貴方は。 シアナ:私もこの物語に必要なコマの一人のようですね。…彼女と、露木つかさ…この2人を見守るのが私の使命のようです。 GM:「…つかささんをよろしくお願いします。」 シアナ:それを言うのは私にじゃないわね。…もっと相応しい子が彼の側にはいるはずよ。 GM:「和泉野優姫さんですね。…確かにあの2人の間には割り込めない何かがありますからね。」 シアナ:もはや完全無欠にらぶらぶですね。     …大丈夫ですよ、あの2人なら。 GM:「ええ、私もそう信じています。」 シアナ:さて、そろそろシリアスに話を進めるのも限界になってきました。     さも、物語の中核を知っているように話を進めてきましたが、何も知らないので続けようがありません(笑) GM:あはは(笑)    「それでは、今日の所は失礼します。」 シアナ:ええ。…しまった。報酬をくれる相手がいないぞぅ。 GM:えらい人だからなぁ、お前(笑) シアナ:では、アンゼロットを見送って…外に出て、呟きましょう。     「これからが、本番ですね…。」と。 GM:はい、それじゃあ、シーンを切りましょう。
 日常。  …ただ、僕はそこにしがみついていたかっただけだったんだろう。  今まで誰がこの日常を守ってきてくれたか、そんなことも考えず、ただ、逃避していただけだったんだと思う。  いつも僕は自分のことばっかりで。  自分勝手なことしか言ってなかった。  彼女は、何も言わず僕を守ってくれた。  「誰か」のために戦っていた。  …だから。  今度は僕が守る側になる。  …君を。世界を。  必ず、守ってみせる。 楔 :優姫とつかさは一緒のシーンだろう?(笑) GM:まぁ、この2人はもはやセットだろう。のぅ? 優姫:…いえ、あの、のぅ? と聞かれましても…(笑) つかさ:ぼ、僕とは別のシーンがいいっていうのかい!(笑) 優姫:むしろつかさがあたしと一緒じゃなきゃだめなんでしょう!?(笑) つかさ:いや、少しは僕、前進したよ!?(笑) GM:はい。痴話喧嘩は後でして下さい。    時はクライマックスの翌日の朝。いつものように登校するわけです。 つかさ:では、優姫を起こしましょう。「優姫〜、朝だよ〜。学校行こう〜。」 優姫:朝…、え〜と、あたしはベットの上でかけ布団が床に落ちてて腹出しながらガ〜ガ〜寝ている、と(笑) つかさ:…うう、優姫ったら…。まだ寝てるんだね。 シアナ:いや、あの、寝相に関してのツッコミはないんですか。 つかさ:見なれてますから!(笑)     「ほら、優姫、起きないと遅刻するよ。味噌汁も冷めちゃうし。」 優姫:え〜と確かあたしのライフパスがぁ…    「う、う〜ん、ううう〜…! コタロー!!!」「シギャアアア!!!」ボォオオオオ!!!!(笑)    炭になるつかさ。「…ふあ…、あ〜、朝だぁ〜…」目覚めるあたし(笑) つかさ:ぶすぶす。そうそう、「寝起きは凶暴」なんだよね(笑)     「おはよぅ。ゆぅきー。」 優姫:ふあ、おはよ〜つかさ〜…。    あ〜、あたしまたやっちゃったんだ〜。いやぁ〜、メンゴメンゴ〜(笑) つかさ:とりあえず、学校行こうよ。     準備してね。ご飯用意してるから。 GM:ちょっとまて。 つかさ:はい? GM:君はなんで余所の家で料理してるんでスか(笑) つかさ:ここ数年、姉さんが家を留守しがちになってからは毎朝優姫と一緒ですが。 優姫:つかさは現時点で既にうちの婿養子状態です(笑) GM:このラブラブ夫婦が。 つかさ:で、ご飯を食べて、登校するのですよ。     あれ? 僕ナチュラルに姉さん忘れてたけど、姉さんどうしてる? GM:ああ、昨日のうちに奈良に向かいました。 つかさ:何で奈良!!?(笑) GM:気にするな。 楔 :酷な事言うな。 つかさ:まぁ、それはいいとして、朝ご飯を食べ、仲良く登校する僕たち。 優姫:「あ〜あ、コタローに乗って行ければ一っ飛びなのにな〜」とか。    ああ、そうだ。でも今はつかさがウィザードになって初めての登校なんだ。 つかさ:うん。非日常に巻き込まれて、多少世界観は変わったけどさ。僕の中でも。     でも、やっぱりこの平穏な日常が一番だよ。うん。 優姫:…えっと、そういうつかさを見て、ちょっと笑って、    「たしかに、あの大きな剣はつかさには似合わないもんね」(笑) つかさ:「む。じゃあ、なんなら似合うっていうんだよ、優姫。」     少しいじけた口調で。 優姫:…………………………………うーん? つかさ:そんなに悩むの!?(笑) 優姫:…エプロン…とか?(爆笑) つかさ:うわーん!! 優姫のバカーーー!!(爆笑) 楔 :「おいおい、また和泉野夫婦が仲良く登校してるぜ?」「毎朝毎朝楽しそうだなぁ。」(笑) つかさ:わはぁ…。     それじゃあ、僕は途中で足を止めて、優姫に言おう。     真面目な声で。「優姫…昨日は…ごめん。」 優姫:ではあたしは間抜けな顔で「ふえ? 何が?」(笑) つかさ:………優姫にとってはその程度の事なのかも知れないけどさ。     その、昨日の夜…冷たく当たっちゃって…情けない奴でごめん…。 優姫:…昨日の夜? あ、ああ、あのときの、…あ〜、あれは、うん〜、あたしもきつい事言っちゃったよね〜。    こっちこそごめんね〜。 つかさ:軽ぅー!!(爆笑) 優姫:ま、これでお互い水に流したって事で、ね? つかさ:ん…ありがとう。 優姫:うん。 楔 :めっちゃ軽いなこの嫁は…(笑) つかさ:そ、それじゃ行こうか、遅刻しちゃう。 優姫:あああ! しまった! 数A予習してないや! つかさ、学校着いたらノート見せてよ! 今日あたし当たるんだよ!(笑) つかさ:う、うん。わかったよ…。     敵わないなぁ…優姫には…と、諦めたような表情で。でもどこか楽しげでもある。 GM:そう、それが今回の戦いで君が得た物でもある、ということで。 つかさ:いつも守ってもらってばっかりの僕が、はじめて優姫を守ることが出来たんだ。     僕は軽く拳を握る。…軽い充実感を覚え、…そして、決意をする。     大丈夫。僕は戦える。…守れるものが出来たのだから。 GM:と、いうところでエンディングを終了としましょう〜。
NightWizard キャンペーン : Pandora Session 01 : 覚醒 … FIN

GM:と、いうわけで、1stセッションは終了です。    皆様お疲れ様でしたー。 一同:お疲れ様でした〜。 優姫:ありがとうございました〜(笑) GM:というか、つかさ、優姫、なんでお前等そんなに息ぴったりなんだ。 楔 :実は知り合いだったとかそう言うオチか?(笑) 優姫:いえ、そう言う事はないんですが。な、なんででしょう…?(笑) つかさ:いや、完全に僕のためのセッションでしたね。大満足。 シアナ:…全然出番なかったー。 GM:まぁ、それはいつもの事だし。 シアナ:みんなきらいだー!!! GM:と、言うわけで、例の如く、ご飯を食べに行きましょうか!! 優姫:わー! 恒例のお食事反省会ですね! わー! それまでが1セッション〜!(笑) GM:そうか、君は食事会は初めてか。    この食事会はセッションで一番騒いだ人がおごることになってるんだ。 つかさ:GM、嘘はいけない。 GM:じゃあ、一番ファンブルを出したやつがおごることになってるんだ。  それじゃ、GMがおごらなくてはいけない。 GM:ま、いい。それじゃ行くぞ! 一同:おー!! つかさ:今回、初めて目立てる役だ〜。 GM:最後には死ぬのかな? つかさ:ええええええ!?
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