「喜べ! GMをさせてやる!」


夜間の突然の電話。相手はGMが電話に出るなり、開口一番で高らかにこう宣言した。

その場にいれば明らかにアルコールの匂いがするであろう口調。
どう考えても酒の勢いである(後で聞いた話ではこれで素面らしい。余計怖いわ)

「ちょっと待て、どういうことだ? 流れが読めんぞ…?」
「今友達と遊んでるんだけど、君、GMしたいって言ってたじゃん? ちょうどいいからこの面子で遊ぼうかと!」

うん、最近忙しくてGMしてなかったな、やりたいなって愚痴をこぼしたことがあるかもしれない。

「あ、2人はTRPG初心者だから! ルールは何がいいかな! やっぱり文庫のほうが買いやすいし、出たばかりのDX3rdかな、それでいこうか!」
「もしもし?」

人の話は聞いて欲しいものですが。

「というわけで帰りにみんなに3rd買わせておくね! あ、セッションはいつがいい? 金曜が私たち都合がいいな!」
「落ち着いてください。金曜って言ったら3日後ですよ。僕まだ3rd買ってすらいないんですよ。」
「もちろん君も買っておいてね!」

駄目だこいつ。何とかしないと…。

「じゃあそういうことで!」
「え、ちょっとあの…ああ、うん、遅くならないうちに帰りなさいね…。」

切れた電話を手に、しばし呆然とする。
嵐のように激しい電話だった。
どうしようかと頭を抱える。

何が問題かって…
こんな「女の子」を「4人も」相手にしなきゃならないってことさ…!


それじゃ、乙女ダブルクロス、略してオトメクロス、はっじまっるよー☆








GM: 結局忙しくて前日になってようやく買えましたよ…ルールブック。

PL2: お疲れ様です…。

PL4: 所でPL3、ゆーに聞きたいことがあるよ。

PL3: みー?

PL4: ざらーーーーって流し読みでいい…ルールブックは読んだかい?

PL3: 最初の30ページまでなら…

GM: いや、そもそも読んでないこと前提で進めるつもりですから。

PL3: お手数かけます…

GM: 何も知らないルールブックなんて読んでも頭に入らんよ(笑)


今回のセッションはルールブック1のみで行っております。
また、通常とは異なり「オンラインセッション」というチャットでのやり取りでセッションを行っているため、1日で1話を収録したのではありません。
忙しい人でも何日かに渡ってプレイ出来るので、忙しい人にはありがたいものです。
初心者にもロールプレイしやすいなどの利点もありますしね。デメリットとしては相手の顔が見れないことでしょうか。



GM: というわけで世界設定などなどから説明を始めましょうか。

PL1: お願いしまーす!

PL3: お願いしまーす!

GM: うむ、初心者2人はいい返事だ。

PL4: GMがんばっ!

GM: お前はいい根性してるよ、ホント…。それじゃあ…


DX世界について1から説明していくGM。
なんで現実世界には究極魔法「かくかくしかじか」は存在しないのだろう。

あらかた説明し、ようやくプレイを開始できる状態に。



GM: では、今回のトレーラー(予告)から始めるとしましょうか!

PL2: おおー!

PL1: お願いしまーす!

PL4: わーい。

PL3: お願いしまーす!


昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないかのように見えた。
だが、人々の知らないところで、世界は大きく変貌していた。

平穏に包まれたK県O市。
しかし、その平穏はある「戦士たち」の努力の賜物であることを人々は知らない。
彼らは夜を駆け闇を切り裂き、そして悪を討つ。

しかし、彼らが守り続けてきた平穏は最大の危機にさらされることになる。
1人のオーヴァードがこの街に逃げ込んできたことにより、この街は戦場になるのであった…。

Double Crossモノセッション
「RED & BEAST」

君はこの街に平穏を取り戻せるか。



GM: こんなところです。

PL2: スタンダードだ(笑)

GM: 一見まじめです(笑)

PL1: 王道ですね

PL3: K県O市…。

GM: 君らがリアルに住んでる場所に合わせてみました。ある程度頭の中でイメージしやすいと思いまして。

PL2: 確かに知らない土地をイメージするよりは動きやすいかも。

GM: あ、いや、まぁ、仮想都市ですよ。デスヨ。実際の人物事件団体地名は一切関係ないデスヨ(げふんげふん)…では、PC1のハンドアウトいきますよー

PC1
推奨ワークス/カヴァー:高校生/高校生

君は最近オーヴァードに目覚めたばかりの普通の高校生だ。
最初こそその力に驚いたり、自分は選ばれた人間なのではと思っていたが、1週間たっても何もイベントは起きなかった。
2週間たっても、1ヶ月たっても、特に素敵なことも、変わったことも、つらいこともない。
だんだん気持ちが冷めてきて、宝くじで1万円当たったほうが大きいことなのではないかと思い始めたころ、それは起こった。
夜の闇を切り裂く紅蓮の炎。そして人間離れした超人バトルが君の目の前で繰り広げられたのである。

シナリオロイス:炎の使い手
推奨感情P/N:好奇心/恐怖



GM: こんな感じです。比較的スタンダードなタイプのハンドアウトですね。DXの黄金パターンだと主人公が覚醒するシナリオが多いですが、ここはあえてすでに覚醒済みなところからです。覚醒ものだとそれだけで1シナリオ使っちゃいますし、使い古されてるでしょうから。

PL3: なるほど。

PL4: いいな。PC1、日常っぽくて。「あるある、そういう感じ」ってやつ(笑)

GM: さて、続けてどんどん。PC2に行きますね


PC2
推奨ワークス/カヴァー:正義の味方(UGN関係者相当)/高校生

君はこの街の守護者である。
クラスメイトのPC3と共に夜の街を巡回し、不審者を成敗し、青少年を正しく導く。決してイチャイチャすんなとかそういう私情は含まれない。
君にはそれを成すだけの力があり、誇りがあり…暇があった。
今日も今日とて街を練り歩き、「善行」を行っていると、突如《ワーディング》の気配を察知する。
ピリピリと張り詰める殺気のもとに君は躊躇うことなく直行し…そして一人の青年と出会った。

シナリオロイス:炎の使い手
推奨感情P/N:執着/不信感



GM: というわけで、PC2はPC1とは違い、力を使って日常を守っている人です。読んで分かるとおりPC3も同じような街の守護者です。

PL3: 守護者です。

PL1: 初めっから力を持っててガンガン闘ってた人ですね

GM: まぁ、といっても、この街ではたいした事件がなく、オーヴァードによる事件もなかったんで酔っ払いがおねーちゃんに絡まれてるときに《ワーディング》を展開して成敗した、とかそんな程度の素人です

PL2: UGN関係者ではないんだな(笑)

PL1: そいや、推奨ワークスが「正義の味方」に…(笑)

GM: ええ、DXでは「相当品」という慣習がありましてデータ的にはUGN関係者のものを使用しますが、実際は正義の味方として扱います。

PL1: ふーむ。

GM: さて、ではPC3行きましょうか


PC3
推奨ワークス/カヴァー:正義の味方(UGN関係者相当)/高校生

君はこの街の守護者である。
クラスメイトのPC2と共に(以下略)
この「部活」は大変な目に会うこともあるが、やりがいがあることだと思うし、この街を守ることが出来るという誇りは何よりの報酬だった。
一足先に「部活」に出たPC2と合流すべく君は街に出るが、PC2と連絡が取れない。
不審に思い警戒しながら街を回ってみると、驚くべきものに遭遇した。地に臥せっているPC2の姿と、それを見て動揺しているPC1の姿だったのだ。

シナリオロイス:PC1
推奨感情P/N:任意/不安



GM: というわけで、立場はPC2とほぼ一緒のPC3です。この2人はセットで動くことが多そうですので、ソレを踏まえた設定にしてもらえたらうれしいです。

PL2: 部活なんだ…(笑)

PL4: まあ、部活、と銘打ってるだけだろう。人に聞かれなくてすむ、いい暗喩だと思うけど

GM: まぁ、気分的には部活くらいの気軽さですね。今まで命の危険になりそうなこともあまりありませんでしたから。

PL4: それもあるのか…(笑)

GM: PC2とPC3の違いは…PC2のほうがひどい目にあうというくらいでしょうか(笑)

PL4: ああ…倒れてるもんね(笑)

PL2: 殺されちゃう(笑)

PL4: いやいや、殺されたら困るから(笑)

GM: さて、ではPC4に行きましょう


PC4
推奨ワークス/カヴァー:高校生/転入生

君は平和を愛する者である。
前にいた街ではUGNやらFHやらよくわからないが戦いに巻き込まれたりなんやりで大変だった。
だから転校し、新しい街で心機一転平和な生活を送ろうと心に誓った。
しかし、平穏は長くは続かない。縁を切ったはずのUGNからの警告は、この街に危機が迫りつつあるというものだった。
それを聞いたならば、君は立ち上がらざるを得ない。なぜなら君は平和を愛する者なのだから。

シナリオロイス:霧谷雄吾
推奨感情P/N:無関心/食傷



PL4: 霧さんだ

PL2: …普通だ(笑)

GM: ってな感じで、最後は割と普通。

PL2: 一番、DXらしいキャラだ(笑)

GM: UGNやFHのDX一般知識が必要だったので、こういう役割になりました。

PL1: 保護者件引率者ですか

GM: ですね。

PL4: おいらがやるよ! ヒキコモリやるんだ!

GM: ええ、PL4はこのメンバーの中で唯一DXに馴染んでいますからね。それを想定してのハンドアウトです。ってヒキコモリかよ、オイ!(笑)

PL4: そういえばPC1〜3はUGNにはコネなし?

GM: ないですね。今回のステージK県O市にはUGNの支部もありません。

PL4: なるほど

PL2: ノラ3人って珍しいなぁ

GM: 正確にはノラ4人ですけどね(笑)

PL2: みんなノラ!(笑)

GM: まぁ、そんだけ平和だったんですよ、このステージは。ですが、見て分かると思いますが、今回はほのぼのかつ、スリルとサスペンスとバイオレンスなシナリオです

PL1: 意味がさっぱりわからないけど、濃ゆそうなシナリオだということは伝わります

GM: さっぱりですね!(良い笑顔)


GM: さて、それではPC番号を決めていくとしましょうか。

PL1: 立候補が一人いましたね

PL3: 平和を求める人ですか

GM: PC4は決定かな?(笑)

PL4: ひっきーひっきー(笑)

GM: 残りはPC1〜3ですけど。

PL2: どれがいいかねぇ

PL3: うーん、どうしましょう。

PL1: ん〜…立候補なければ、PC1やってみたいかも。主役っぽく出来るかはともかく(笑)

PL2: お。やる?

PL4: それじゃあ、PC1は決定、と。

PL2: PL3的にはどう?

PL3: できれば3の方がいいかなぁと。

PL2: んじゃ、私が2でいこうか

GM: 酷い目にあうのがPL2か!

PL4: らしい

GM: ではPC番号は決定と言うことで。

PL1: はーい

GM: それじゃキャラメイクに入りますか。PC4は…どうする? フォローする? 勝手にやる?

PL4: んー。一度作って、データ見直してもらう、でいいかな

GM: コンボ、マイナーでも組めるようになってるから気をつけてね。

PL4: え?

GM: オートアクション以外は全部コンボ可能。だいぶ楽になってるよ。《ハンティングスタイル》なしに《完全獣化》と《破壊の爪》コンボできるし。

PL4: へぇ。

GM: まぁ、こっちのフォローもみつつ、PC1〜3の作成をしようか。

PL3: はい!


というわけでPC作成開始。
今回はDX3rd初GM、初PLばかりなので、PC1〜3はクイックスタートを使用することに。
データを書き写しながらルールの説明や世界観の説明などを行っていく。



GM: ワークスはクイックスタートではUGNエージェントになっていますが、今回は推奨どおり「正義の味方」と記入しておけばOKです。…自分で設定しておいてなんだが酷いワークスだな!(笑)

PL4: あはは(笑)

GM: 能力値と技能はそのまま書き写せばOK…なのですがちょっとアレンジして<情報:UGN>を消して<情報:噂話>にしておきましょう。レベルはそのままで結構です

PL2: ハイハイ! 正義の味方のワークスの能力は何処になるんですか!?

GM: 君はUGNチルドレンBの能力をそのまま書き写せば結構ですよ。

PL2: 了解です。

GM: ただし、君も<情報:UGN>を<情報:噂話>に変更しておいてください。…あ、PL2、アイテムの組み換えは自由にやっちゃって。特にコネは好きなのに変更しちゃっていいや。君は2ndでのPL経験あるから分かるでしょ。

PL2: はいよ。この拳銃ってのは…

GM: 拳銃は二丁拳銃の片方だから消さないほうがいいよ

PL2: 物騒だよね、高校生が拳銃って…

PL4: 不思議な事におっけーなんだよ…

GM: ほんとは違法ですから、表向きは隠してくださいね(笑)


DX世界では、日本は治安悪化のため、銃刀法が改正され(GM的には改悪と言いたいですが)一般人の銃器所持が容易になっています。
とはいえ、18歳未満は持つことは許可されていませんが。
2ndではそう定義されていたのですが…3rdだとルールブック1には書いてないな?



GM: よし、ではみんないったん手を止めてお楽しみのライフパスタイム行こう。

PL1: はーい

PL2: ここが楽しいよね。

PL1: 実はやりたくて仕方なかった(笑)

GM: あはは(笑)

PL3: らいふぱすたいむ?

GM: ライスパスとはライフ(人生)の道(パス)であります。そのキャラクターがどういう人生を送ってきたのか、どういう環境にいたのかを決定する肉付けタイムであります。

PL3: おお

GM: 教科書(ルールブック)の66ページの表を見ながら、自分のキャラクターの人生を決定していきましょう。


思い思いにダイスを振っていく一同。
GMもセッションに使えそうな、伏線になりそうな設定を拾おうと必死になる時間。
すでにシナリオは用意しているものの、せっかく作ったキャラクターの設定はシナリオに組み込んだほうが盛り上がりますからね。
ダイスを振るこの時間はPLにもGMにも楽しいものなのです。



PL2: (ころころ)お、名家の生まれ

PL3: (ころころ)こっちは犯罪者の子。

PL1: 犯罪者の子(笑)

GM: もちろん、気に食わない場合はやり直して結構ですよ

PL2: ウチさ、警視総監の子とかにするからそのままで行かない?(笑)

GM: ひぃ、すげぇ関係!(笑)

PL1: 正義の味方コンビらしくていいのでは?(笑)

GM: 対比としては面白いですね。

PL2: そうそう

PL1: (ころころ)こっちは姉妹がいるらしいですね。普通です

GM: PC1には姉妹がいたほうが守るモチベーションになりそうですね。

PL1: 下手すると、敵に殺される前にGMに殺されかけない危険なポジションのような気もしますが

GM: 確かに…いたら死にますよね。DXだと(笑)


PL3: PC2の親は警視総監?

PL2: うむ。

PL1: PC2は新世界の神になるんですか

GM: 世界を変える力を手にしちゃったからなぁ。選ばれしものの戦いが始まるね。

PL2: 正義感バリバリで行こうかと。

PL3: そんな正義感バリバリだとめちゃくちゃ嫌われそうだ

PL2: いや、正義感バリバリだから、犯罪者の子は被害者でしかない! 親は親!子は子!

PL3: なるほど

GM: お前には罪はないんだー! とか

PL1: 二人だけでドラマが生まれて完結しそうな勢いです

PL3: ちなみにどんな犯罪がいいんだろ?

GM: それは自由に設定できます。詐欺師でもいいし、殺人者でもいいし、テロリストというのでもいいですよ。

PL3: 万引きとかでもいいんですか

PL2: GMに投げる事もあったり。

GM: 「考えてません、GM考えておいてください。シナリオに組み込んだりすると最高です!」とか投げっぱなしの人もいるから全部決めなくてもOKですよ。

PL3: ちなみに、GMにお任せするとどうなりますか?

PL2: シナリオが進むとわかってくる(笑)

PL3: 分かるまでのお楽しみか

GM: あまり凄惨なことにすると暗くなりますから、おそらくライトな犯罪で済ませると思いますけどね

PL3: じゃぁ、今回は投げて!

GM: 了解です。痴漢冤罪とかでもいいけど…(笑)

PL2: ライトじゃない、重いよ、それ!(笑)


PL3: 続いて経験(学生)…(ころころ)ニュース。…ニュースといえばやっぱり親の逮捕っしょ

GM: 親が! 親が報道された!?(笑)

PL2: そこか(笑)

PL1: つながった(笑)

PL3: 相当な事をしでかしてくれたと思われる


GM: PC1は…転校ですか。どうします?

PL1: なんか主人公っぽいのでこのままで行きます

GM: じゃあ、この街に引っ越してきたのは最近にします?

PL1: ですね。きっと転校したてで軽く拗ねてて「面白いことないかな〜」と街をぶらついていたのですよ

PL2: 転校の原因は覚醒ですか!?

GM: 覚醒に関する事件をUGNが隠蔽して引っ越さざるを得なかったとかでもいいですね

PL3: 主人公っぽいです

PL1: で、きっとクラスメイトの親友にその現場を見られてて、その親友のことを気にしつつ空っぽの日を送っていたのです

GM: なるほど。

PL1: 推奨ロイスに「クラスメイト」ってありますし

PL2: 一気に主人公ぽくなった(笑)

GM: それはいいな。顔をあわせていると操作した記憶が元に戻ってしまう可能性がある、ってことで。多分その親友は君のことを覚えてなかったりするのですよ。うん、いいね(一人納得)

PL1: きっと、その親友とは子供のころに一つのものをわけあって、今でも身に着けているのですよ

GM: おー

PL1: ペンダントとか

GM: PC1だ!

PL2: 主人公だ(笑)

PL1: ヘッド部分を二つに割って、身に着けてて。あわせると一つのペンダントになるとか(笑)


PL4: えーっと(ころころ)死と再生。うん。現実を見た(笑) おいらはもう戦いたくないとその時に誓ったんだね…(笑)

PL3: それからヒキコモリに?

GM: つまり、一度は戦ってみようかと思ったんだけど…あっさり倒されて「もういやじゃー! UGNなんかしったことかー!!」と。YES平和! NO争い!

PL4: まあ、きっとアレです。ゲームキャラに憧れて「よし、私戦ってみる!」→死に掛けました→現実はゲームじゃないと思い知る→ゲーム万歳! …そういう思考かと(笑)

GM: 最低だ(笑)

PL4: ちょうどいいのが出たな(笑)

PL3: ヒッキーになり現在に至る

PL2: すっげー、逃げキャラ(笑)


と、和やかなムードの中、PC作成が完了。
久しぶりのGMにいささかの緊張をしながら、プレイ本編を始めようとします。
いつプレイしてもいいものですね。この緊張感。








GM: さて、まずはプリプレイになります。広義では今までのキャラメイクもプリプレイになりますが…自己紹介とPC間ロイス取得、ハンドアウトの読み上げなどがプリプレイとなります

PL1: なるほろ。

GM: では…普通ならPC1から、と言うのだが、PC2からお願いしようか、経験者だしね。見本見せてください。

PL3: お願いします

PL2: 了解!

PL4: じゃ、頑張ってー


PC2・湖上龍太(コガミ リュウタ)の場合。



PL2→龍太: みんな! 元気かい! 俺は湖上龍太! リュウタだ! リョウタじゃないぜ!!

PL1: いきなりテンション高っ?

龍太: 俺の親父は警視庁の警視総監とかいう警察のすんげーお偉いさんらしい。じいちゃんもその又じいちゃんも、みんな警察関係の仕事してんだってさ。

GM: へぇ(メモメモ

龍太: まぁ、正義の一族ってとこだな。俺もいつかは立派なデカになるつもりだ

GM: データ的にはどんな感じ?

龍太: えーと、エンジェルハィロゥ・モルフェウス・ノイマンのトライブリードってのになるらしいぜ。得意武器は拳銃!

PL4: 自分で銃つくるん?

龍太: 俺は2丁拳銃が一番得意なんだけど、普段は父ちゃんからもらった銃を1丁持ってる。もう1丁はモルフェウス能力で作るんだがな。

GM: ふむ。能力はこんなもんかな。

龍太: あとは…もう一つ大事なとこ!

GM: ん?

龍太: 俺はPC3が大好きだ!

GM: あははは(笑)

PL1: うぜぇ(笑)

GM: PC3とパートナーを組んで街を巡回してるからねぇ。

龍太: うるせぇ、これは譲れないぜ!

PL4: 仲良しなのはいいけどね…(笑)

PL3: 巡回してます!

龍太: ただ、PC3が俺のことどう思ってるか…いまいち、わかんねぇんだ

GM: なるほど

PL1: 正義の味方とやらになって街を徘徊するようになったきっかけは?

PL3: 徘徊…(笑)

PL4: 巡回っていえないの?(笑)

PL3: 今日も街の平和のために徘徊します!

龍太: 巡回は、ガキんころ近所の駐在さんの真似事してたのがきっかけだな。困った人を助けるってのは人として当然だろ?

GM: ん。あとはシナリオ中にってところかな。

龍太: へい! バトンタッチだぜ!


PC1・皐月凪(サツキ ナギ)の場合



GM: そいじゃ、PC1いってみよーかー!

PL1→凪: おう。じゃあ行きますか皐月凪。高校二年生の17歳。家が空手道場やってた関係で、腕っ節にはかなり自信があるぜ。

GM: ほうほう。空手か。

凪: 兄弟の中でもかなり腕が立ったほうだと思う。けど、ついに姉貴には勝てなかったなー

GM: 姉貴のほうが強いのかー…(笑) 技能レベルでは向こうが上ってことかな

凪: 以前は実家で兄弟姉妹に囲まれて生活してたんだけど、ちょっとしたきっかけでオーヴァードとして目覚めちまってな。この力自体はまぁ、諦めつつも面白い力だとは考えてるぜ。ちっと面倒なことになったのが気に食わないけどな。その関係で、今は実家を離れてO市に一人暮らししてる。気楽なのはいいけど、正直物足りないぜ。

龍太: よし、俺がその物足りなさを埋めてやろう!

GM: その言い方だと、ちょっとアレだな。龍太としては一緒に巡回を、ってつもりなんだろうけど(笑)

凪: (無視して)で、暇を持て余して時たま夜の街をぶらついては絡まれて返り討ちにしたらりして過ごしてた。

PL4: 夜は家で寝るものよ

PL3: 強いなぁ

凪: 静かすぎると寝れないんでね。…能力はキュマイラのピュアブリード…って聞いたけど、よくわかんね。まだちゃんと使いこなせてないから。とりあえず、虎人間になって人間離れした力を使えるらしい。

龍太: その虎人間ってのは全身、虎になるん?

凪: 人虎。ワータイガーってとこかな。

龍太: タイガーマスクか

GM: ひぃ(笑)

PL4: 違わない?ソレ(笑)

龍太: え、でも、そうだろ?(笑)

凪: 急にバカっぽくなっただろうが!? オーヴァードになりたてなんで、いままでUGNの人間にかかわって仕事をした経験はないな。一般人に毛が生えた程度だ。

GM: なるほど

凪: そんな感じで一人のんびり暮らしてる! ときたま実家の妹や弟、恐怖の姉貴を思い出すことはあるけど、俺から接触しようと思ったことはないな…ま、こんなとこだ。何かあるか?

GM: 一応ロイスの友人について一言。

凪: 正直なところ、寂しいって感覚はあるな。けどまぁ、もう会ったところで俺のことはわかんないだろうし…

GM: ああ、覚醒のときに立ち会ってるから、UGNが記憶処理してるのか

凪: って話を怪しい連中に聞いた。

GM: なるほど、了解しました。


PC3・佐倉咲(サクラ サキ)の場合。



GM: さて、それじゃ、3人目、PC3の自己紹介に行きましょうかね(笑)

PL3→咲: 佐倉 咲。高校2年生の17歳です。春っぽい名前ですが、実は秋生まれ。面白いでしょ?

龍太: え!? 秋生まれ!?

咲: とまぁ、そこはスルーしちゃってください。えっと、次は…家族は居ません

PL4: 居ないの!?(笑)

咲: あれ、居たっけ

PL4: 貴方が聞かないで(笑)


何気にちょっとPL3は天然さんのご様子。



龍太: 父親がちょっと曰くつきだよな。

GM: 確か父親がジャーム化して龍太の父親を襲ったという設定になりましたね。

咲: そうですね。

龍太: そんときに、巻き添えで俺、死んだらしいよ

凪: で、その死んだときのショックでオーヴァードになったと

GM: 世間的にはレネゲイドを隠さないとだから、父親が狂気に陥ったことになってるんだがな。

咲:シンドロームは、ソラリスとオルクスです。

GM: データ的にはクイックスタートの「深緑の使徒」だね。支援能力が高いんだ。

咲: えっと、幻覚のウサギが出てきて傷を癒してくれます。

PL4: あ。回復能力もあるんだね

GM: ウサギ…(笑)

龍太: 俺も大分、助けられてる力の一つだな。

PL4: いいなぁ。そういうの便利で……(笑)

GM: あと、聞いた話では《導きの華》と《狂戦士》の演出が…ウサギさんが「ふぁいとっ、ふぁいとっ、がんばれー!」って応援してくれるという…素敵能力をお持ちらしいですが

PL4: ウサギ様「ふぁいとっ、ふぁいとっ! れっつごー!」尻尾フリフリ、ぼんぼんふりふり

龍太: 咲の力はこう、癒されるんだ

GM: 癒し系なのね…(笑)

咲: 癒されちゃってください

龍太: ところで、咲は今、一人暮らしなのか?

咲: そうだね。お母さん居ないし。

GM: 父親もジャーム化してるしな。

咲: 姉妹も居ないので、残された家でハルちゃんとくらしてます

凪: ハルってのは誰だ?

咲: ハルちゃんは、ウチで買ってるウサギだよ。白と灰色のブチ。

凪: ペットか

GM: 今はこんなもんか、とりあえず


PC4・夏日良(ナツヒ リョウ)の場合



GM: それじゃあ、PC4にいきましょーか。

PL4→夏日: ん? ああ、私?

GM: ゆー。

夏日: はーい、夏日良。17歳の女の子。苗字に夏がはいっていよーと、誕生日は関係ないけど夏生まれ。コードネームは若気の至りでつけた音撃の奏者。ハヌマーンピュアだよ。

GM: ハヌマーンか。音使い?

夏日: うん。広範囲を攻撃可能な《サイレンの魔女》とか、振動による攻撃で装甲無視したりとか。

GM: ふむ

夏日: あ、でも私は、自分の肉体強化も一応できるよ。HPが減るけどね

GM: 《電光石火》か。アレは便利だな。<知覚>もできるし。

夏日: 能力値がひらべったいのが特徴です。っていうか何!? 龍太の9とか凪の8って!(笑)

GM: ハヌマーンは1111だもんなぁ。ぺたんこガールと呼ぼうか

夏日: 鼓膜ぶち破るわよ!?(笑)

凪: ひぃ。

夏日: まぁいいや。出自は安定な家庭で、まあ、平々凡々に生きてたんだど経験の死と再生…一度、ジャーム事件に巻き込まれちゃって、不覚にもいつもやってるゲームのキャラみたいに敵に立ち向かっちゃったんだよねー。まあ、瀕死の重傷を負ったわけなんだけど。その時に力の渇望をしたせいでオーヴァードに目覚めました。

GM: ふむ

夏日: それ以来、私は平凡に生きたい、とか、戦いは嫌って言ってるのにUGNに仕事を回される日々……そんなわけで、コネを使って、UGNの支部のない街を探し出し、ついでに寮がある、高校を見つけて、転入してみました。これで私は今まで通り、ゲームをやりつつ小説読んだり、幸せに生きられるはず! 生きてるって素晴らしい……!

GM: ヒキコモリだ!

夏日: うっさい!

凪: なさけない

夏日: 幸せはいつも身近にあるもんよ! ま、そんなわけで引っ越してきました。あ、学校に寮はある?

GM: 一応小さいけど学生寮はある。

夏日: じゃ、そこに引っ越した、ってことで。寮暮らしは初めてだから、ちょっと楽しみなのよね

凪: 俺も一人暮らしっていったけど、寮暮らしかな

GM: 凪は寮っぽいね

夏日: こんなところかなー。

GM: りょーかい。とりあえず、自己紹介はこんなもんにしてPC間ロイスを取得しますかね

凪: おう!








GM: PC間ロイスは、PC間でのコミュニケーションを円滑にするためのロイスです。まぁ、普通のロイスと違いはないんですが。通常PC1からPC2。PC2からPC3と言う感じで隣り合うPCにロイスを結ぶことになります。

凪: 俺が龍太にか

龍太: 俺は咲に〜

夏日: 私、凪?

GM: 咲は夏日に。

咲: 私は良ちゃんか

GM: 一応全員クラスメイトですので知り合ってはいるでしょう。

凪: だな

GM: ってことで、凪から取得してくださいな。

凪: おう。せっかくだから振ってみようか…(ころころ)…同情?

龍太: …おいこら!

夏日: ああ…(視線をそらす

凪: 俺は龍太に対して哀れみを覚えているらしい

龍太: 哀れむな!

咲: この場合、PC1がPC2に対して同情ってことですか?

GM: そうそう。

咲: なるほど

GM: 凪は龍太に同情してるってことですね。もちろん振りなおしてもいいですよ?

凪: きっと、バカがバカなりに精一杯生きて一生懸命アタックしてるのに気付いてもらってる気配がないことにたいして同情しているんだな

GM: ああ、咲ラブだけど、咲は気づいてないとか。あと、警視総監の子供は子供で大変だなぁ、とかそんなところかね?

凪: じゃあそれで(笑)

GM: ところでその気がないとされちゃってるけどいいんだろうか…(笑)

凪: ネガティブは…劣等感

GM: 同情してる相手に劣等感って上から目線なのか、下から目線なのか…(笑)

龍太: 複雑な感情を抱くやつだな(笑)

凪: 精一杯生きているのを馬鹿にした目で見つつ、そのまっすぐさを羨ましく感じているてとこか

龍太: だったら素直に羨ましいと言え!

凪: まぁ、そんなところで(笑)

GM: なんとなくお互い意識しあうライバルキャラみたいな感じになりましたな(笑) 表はどっちにする? やっぱり同情?

龍太: どうせ、同情だろ!(笑)

凪: 当たり前だろ!? じゃないと面白くないだろうが!!!

夏日: 堂々と言い切った!(笑)

GM: それじゃ、次に行きましょう。龍太から咲に。

龍太: 咲に○純愛/不安

GM: 純愛だー!

凪: ぴゅあらぶ来た(笑)

龍太: 他に何をとる(笑)

GM: 若いな!(笑)

夏日: あっはっは(笑)

GM: 表は純愛かー。報われる日が来るのやらこないのやら。咲は初期ロイスに龍太を入れてるけど、感情、尽力なのよね…(苦笑)

龍太: 不安は…報われるんだかわからんみたいなので。

GM: なるほどなー。それじゃ、次に咲から夏日に。

咲: んー(ころころ)…執着?

夏日: 執着…?(笑)

GM: あなたはとにかく対象が気になった。眠るときも食事中も常に相手のことが頭から離れない

夏日: 何。なんで気に入られてるの…?(笑)

凪: 咲が龍太より優先して執着する相手がここに誕生した…。

GM: …まさかの百合フラグ!

咲: 振りなおし…だめ?

GM: ROC(ロールorチョイス)なので自分で選んでもいいですよ。振りなおしてもいいし

咲: では改めて…(ころころ)好意です。これがいいかなー

GM: ネガティブも振ってみてね

咲: (ころころ)…嫉妬…何に嫉妬しませう?

GM: 結構恵まれた普通の家庭だから、とか?

夏日: 普通の家庭は恵まれているのか…(笑)

GM: だって、咲は両親いないし父親に至っては犯罪者だよ?

夏日: そ、そうか…(笑)

咲: そだね。もし、私の家庭がこうだったらとか考えてそう

夏日: 一人は寂しいもんね

GM: ウサギは寂しいと死んじゃうからな

咲: 一人は寂しい

GM: 表向きの感情は好意かな。そうすると

咲: そうですね

GM: では、それで。最後に夏日から凪に。

夏日: ん。ではまとめて2つ振っちゃえ…(ころころ)友情と憐憫。

GM: なぜ憐憫?

夏日: 一応レネゲイドの被害者みたいなもんらしいし。

GM: まぁ、友と引き離されてるしな

夏日: たまたま聞いたことがあるってことで。表は友情…かな

凪: 友情は感じてくれているのか(笑)

夏日: 凪。ゲームやろ、ゲーム!(笑)

GM: そこか! 凪はゲームとかやらなそうだなぁ(笑)

夏日: ぇー。ゲームやろーよー。

凪: 格闘ゲームとかガンゲーならやりそうだけどな〜

夏日: あ。じゃあ、ガンゲーいこ! ガンゲー!(笑)

凪: ま、暇だから付き合ってやるか、と

咲: 友情はガンゲー

GM: 2人がガンゲーで友情を深めていると、龍太が現れて、超すげぇ銃さばきを見せてくれるんですね(笑)

咲: それはすごい(笑)

夏日: そうだ、私は、凪がオーヴァードだって知ってていいとして逆はどうするの?

GM: 知らないでいいですよ。どっちにしろOPで協力するような依頼が霧谷から言われますから(笑)

夏日: おっけー

凪: まぁ、新人だからな

夏日: じゃ、「お前の秘密を知ってるぞー」と(笑)

咲: 脅迫?

夏日: ばらされたくなければ一緒にゲームをやろう! モ○ハンやろうぜ。モン○ン!

GM: ええええ!?(笑)

凪: ゲームかよ!?(笑)

GM: おい、PCとPLが混ざり合ってるぞ

龍太: すげーな、ヒッキー(笑)

GM: さて、賑やかになってきたところでプリプレイは終了ですー





 Opening Phase






GM: それじゃあ、OPをはじめましょう。龍太くんからいきますねー。

龍太: はいよー

GM: ではOP1 シーンプレイヤー湖上龍太。登場お願いします

龍太: ほいほい! …(ころころ)侵蝕率40か。

GM: では、君は一人で夜の街を巡回している

龍太: さすがに夜は咲を連れては物騒だからな

GM: ああ、そういうのもあるんですか(笑)

龍太: そりゃ、女の子を夜に連れまわす訳にはいくまいよ! さぁ、さぁ! 悪い子はいねぇーーーがーーー!!

GM: 時間としては夜の8時くらい。帰宅してきたサラリーマンなどが駅前を歩いている時間だね

凪: 悪い子はいないけど、悪い親父ならその辺にいそうだ(笑)

GM: うむ、そういうやつを《ワーディング》して一発ぺちんとたたいて去っていくのも君の務め

龍太: 壁に寄りかかりながら辺りの様子を伺う

GM: そうやって街を行く人々を監視している君だったが…ここで<知覚>判定をしてみてください。

龍太: (ころころ)…うし、13だ

咲: クリティカルだ

GM: では、君は周囲に殺気が発せられていることに気づきます。

龍太: キラーン! 闇夜にも対応してる俺の目が…え、殺気かよ!(笑)

夏日: 気付きたくねぇー!(笑) やっぱり夜は家でゲームでしょ

凪: 気付かなかったらそれはそれで殺られてそうだな(笑)

咲: 通り魔!?

龍太: 殺気を向けられてるほうを睨む! その目は鈍い光をたたえ、闇の先を見る。

GM: それは君に向けてのものではなく…殺気の放たれているほうを見ると、かなり離れた距離、駅ビルの屋上に人影があることに気づきます

龍太: 先手必勝!! ぎゅいんと《ワーディング》展開! 帰りの人々が足早に周りから去っていく

GM: うお、君から《ワーディング》を展開したか。

龍太: 怪しいヤツはさっさと仕留める(笑)

夏日: 攻撃的な奴ばっか…(笑)

GM: では、君が《ワーディング》を展開すると、周囲の人間は君を知覚できなくなり…

龍太: Tシャツの下に隠し持ってた銃を構える。

GM: 屋上の人影は当然君の《ワーディング》に気づきます、彼我の距離は100mほど。銃はまだ届きませんね。もっと接近しますか?

龍太: もち。俺の移動力をなめんなよ! 地面を一蹴り、駆け出しますよ

GM: 君は移動力あるからなぁ。戦闘移動と全力移動で24m+48m…一瞬で72mか。

夏日: 行動値がでかいわね

龍太: 一瞬でつめるぜ。

GM: では、君は一瞬にしてビルの屋上にまで駆け上り、相手をはっきりと見ることができるが…その相手はちょっと意外な格好をしている(笑)

龍太: は?

GM: というのも…ウサギのきぐるみを着ているのだ(笑)

龍太:

GM: さっきは遠目で分からなかったが…

龍太: 「ウ、ウサギ仮面!!」

GM: 君の目の前にいる男(?)はウサギのきぐるみを着ている!

夏日: 仮面ときぐるみはちげぇー!(笑)

龍太: おもっきり指差して叫ぶぞ。

GM: 「これは…貴様の《ワーディング》か!?」焦ったような男の声が響く。「く、仲間がいたとは…」ウサギの手から紅の炎が生まれる!

龍太: 「んなこたぁ、どうでもいい! ウサギ仮面が何しようとしてやがる!!」

GM: 「問答無用!!」と炎を君に向かって放つよ(笑)

龍太: 炎をみて咄嗟に持っていた銃を構え、近場の鉄パイプから銃を作り出す。…って、はえぇ!!(笑) 「ちょ、あっぶねぇだろ!!!」 咄嗟に横に飛び退く

GM: では、君が回避したところで…君のOPは終了!(笑)

咲: このまま?

凪: ものすごい切り方ですな(笑)

GM: うむ、ホットスタートと言うやつだな。では、シナリオロイス「炎の使い手」をプレゼントしましょう。

龍太: あーい。えーっと…感情…

凪: ウサギな炎の使い手か〜…(笑)

夏日: フレイムラビット!(笑)

GM: 推奨は執着と不快感ですね。

凪: 同情と憐憫じゃないか?(笑)

GM: しかし、まさかウサギが被るとは思わなかった。シナリオで用意はしてたのだが、咲がウサギラブキャラだとは思わなかったからな(笑)

凪: え、偶然!?(笑)

咲: ウサギ好きですから!

GM: 当たり前だ、こんなの後々用意できるか!(笑)


そして後日、ルールブック2で戦闘用きぐるみが実装されたのを知りびっくりするGMでありました。



龍太: 親近感/○憐憫 で(笑)

GM: ちょ、親近感って!?(笑)

夏日: うさぎに…

龍太: だって、ウサギだろ?(笑)

GM: しかも哀れまれている…すごい勢いで株が下がっていったな(笑)

龍太: 親近感は沸くが、そんな格好させられて哀れだよな。

夏日: まあ、正直ね…(笑)








GM: っちうわけで、OP2 シーンプレイヤー凪 登場よろしくお願いします

凪: おう…41%になったぜ。

GM: では…昨日と同じ今日。今日と同じ明日…君はいつもどおり平穏な日常を過ごしていた。

凪: 平穏かつつまらない日常を送りながら、ぼけっと時間だけが過ぎていく毎日を送っているぞ

GM: その平和にそろそろ退屈を覚え始めたころ、君はたまたま夜の街を歩いていた

凪: ったく、もうどこの店も閉まってやがる。これだから田舎は…とつまらなそうにうろついてる俺。

GM: ああ、そうか、凪はもうちょっと都会に住んでたのか(笑)

凪: 都会かどうかはともかく、O市には住んでなかったな(笑)

GM: では、そうやってぶらついていると、君は《ワーディング》の気配を感じるよ。

凪: 初めてではない、けれど慣れない感覚に戸惑うぞ。「こ、これは…」

GM: 凪がその気配を察知し…そっちに向かう、でいいよね?

凪: 好奇心に負けるんだろうな〜…(笑)

GM: 平和に飽きたころですしね(笑)

凪: 何か面白いことが起きているかも、という期待を少し持ちながら向かう

GM: では、《ワーディング》の気配の元をたどっていくと、駅ビルのほうですね。その屋上で赤い閃光と白い閃光が交差しては散っています

龍太: オ、オレの《ワーディング》!!

GM: ハンドアウトでは炎の使い手が使うはずだった《ワーディング》!(笑)

夏日: HAHAHA!

凪: ああ、前回に変なバカが先走って使ったアレか(笑) 勿論そんなこと知る由もない俺は、その光景をビルの下から見上げるぞ。そして駆け寄るべきかどうか思案する

GM: では、ちょっと遠めで人影が2つあるのは分かりますが、その顔までは見えませんね。

凪: 少し悩んで、結局好奇心に負けてビルの中へ入る。

GM: キュマイラの膂力で一気に屋上まで駆け上ってもいいですけど

凪: そういわれると…使っちゃうんだろうなぁ。何せ自分の力を面白がってるんで(笑)

夏日: こらー!(笑)

凪: むしろ、一階から驚異的な脚力で屋上のフェンスの上にジャンプとか?

GM: なるほど。では、君はその力の一端をちょっと解放すると、脚力が一気に増加され、君のその体を一瞬のうちにしてビルのフェンスまで運んでくれる。

凪: がしゃん、と音を立てて、月をバックにフェンスの上に立ち状況を見下ろす俺

GM: さて、龍太、登場よろしく。

龍太: オーケー(ころころ)

GM: では、凪は戦ってる片方がクラスメイトの龍太だということを分かって構いませんよ。龍太も分かっていいです。

凪: とりあえず、ロイスとってる以上は気付かないわけがないよな。「あいつは…湖上?」

龍太: 「は!? ちょ、皐月か!? どっから沸いて出た!?」

GM: ウサミミ「は、新手か!?」

凪: 「沸いてって…人をゴキブリかなんかみたいに言うんじゃねぇよ」

龍太: 「いや、明らかに出てくる場所、おかしいだろ」

凪: ウサミミを見て、「…きぐるみショーの練習にしてはずいぶんとド派手だな?」

咲: きぐるみショーいいなぁ

夏日: いやなショーだな…(笑)

GM: と、状況が一瞬混乱し、龍太が隙を見せたところで、着ぐるみの炎が一段の高まりを見せます

龍太: ウサギ仮面から距離を取るようにして、凪の近くにいきます

GM: ウサミミ「チャンス。食らえ!!」と隙を見せた龍太に向かって《極大消滅波》を放ちます

夏日: いきなり!?

龍太: ちょ、え!? なんだってーーーー!!?

GM: これは回避不能ですから、問答無用で当たりますよー

龍太: 反射で凪を庇うぜ!

GM: なるほど。

龍太: 「皐月、伏せろ!!」

凪: 突然のことに一瞬固まって、まともに反応出来ないんだろうな。「な!?」

GM: では、龍太が凪をかばって動きが止まったところでカメラがちょっと引いて…ちゅぼーんと、屋上で爆発が起きるのが映し出されて…その瞬間、着ぐるみは空中を華麗に3回転半回りながらクルクルとビルの屋上から退場していきます。

龍太: どこの飛び込みだ!!?

咲: 華麗なるウサミミに拍手ー!

GM: …というあたりでこのシーンはカットしましょうか。あ。龍太は戦闘不能になってますよ

龍太: プスプスプス

凪: ものすっごい強烈だな〜…湖上は焦げるし

GM: シナリオロイスは…炎の使い手ですが…ウサギの着ぐるみでも何でもいいですよ(笑)

龍太: あははは(笑)

凪: ん〜…まぁ、ウサギという印象しか持てないわな(笑)

GM: 推奨感情は好奇心/恐怖ですな。

龍太: むしろ、凪はウサギ仮面をまともに見ていたのか? 龍太に気が行っていた気もするんだが(笑)

凪: きぐるみという印象なら持てたかと(笑)

GM: 見た目のインパクト的にウサギに釘付けのような気もするが…(笑)

凪: じゃぁ、推奨感情そのままで

GM: 了解、どっちを表にしますか?

凪: 「あのきぐるみ、ウサギの癖に炎を操りやがった!? あの炎って俺と同じ力か? てか、何者なんだ?」ってわけで、表は好奇心で

GM: なるほど。

凪: 一瞬過ぎて、恐怖を感じる暇もなかった気がするしな

GM: まぁ、あとあとじわじわと恐怖が来るって感じかねー。目の前に死体が1個ありますし(笑)

龍太: 死体いうなぁー(笑)

凪: 次に対峙する機会があったら逆転するかな

GM: それいいね(笑)








GM: では、OP3行きましょうかー。

咲: はーい

龍太: 咲、ガンバ!

GM: OP3 シーンプレイヤー咲。登場お願いします

咲: 頑張る! …(ころころ)8上昇

GM: OP1で龍太は夜中に咲を連れてけないよ! とか言ってたが君はなんとなく、不安な予感を感じ、龍太と合流しようと街をさまよっていた…。携帯を何度かかけてみたが通じない。君の不安はさらに大きくなるのであった。

咲: それじゃぁ、合流したときに、どうして出てきたのかと怒られないように言い訳を考えながらさまよってみよう

GM: おお、いいね、それ。では、そうこうぶらついているうちに、君は《ワーディング》の気配を感じる。しかもおそらくそれは龍太のものだと君は直感的に感じるよ

咲: んと、その気配を感じるところへ直行してみる

GM: では、駅ビルにたどり着くよ。君がビルを視界に納めた瞬間、どっかーんと派手な花火が上がり、龍太の《ワーディング》が消えていくね。あ、一応<知覚>判定をしてみてください

咲: <知覚>判定ですね…(ころころ)5です。

夏日: 【感覚】が低いからこんなもんだね

咲: えへへ

GM: では、咲はビルに向かう途中で、ウサギの着ぐるみが全力で真横を疾走していくのを見かけます(笑)

夏日: それは思わず追いかけちゃうね!

咲: それはもちろん追いかけます!

GM: まぁ、一瞬で見失うけどね!(笑)

咲: それは残念

凪: 反射的に追いかけるのか(笑)

咲: もちろん!

GM: ウサギ>>>>>龍太

夏日: ほろり

GM: まぁ、そのことを龍太は知る由もないのであった

龍太: ウサギ相手じゃしょうがない。

凪: やっぱり、ロイスで同情を表にとったのは間違いではなかったな

GM: というわけで気を取り直してビルの屋上へ向かう咲であった(笑)

咲: 駅ビルへ猛ダッシュします

GM: では、咲が屋上に登場すると、焦げ臭くなった龍太とクラスメイトの凪がいるよ

凪: 突然の出来事に呆然として、倒れてる湖上を見下ろしてる俺

GM: あ、龍太はもう戦闘不能から回復していて構わないよ。

咲: 焦げ臭さに驚きつつ近寄る…「一体何があったの!?」

凪: まだ軽く混乱したまま顔を上げる。「お前は…佐倉?」

龍太: 「…っ…咲…? な、なんでここにいるんだ!?」

咲: 「えっと、皐月くん?」

凪: 「…………」

龍太: 咲の声にムクリと起き上がりつつ驚きのままにー

凪: 無言でちらり

咲: 「って、なんで龍ちゃん焦げてるのー!!」

龍太: 「い、いちちち…こ、こげてるっていうなぁーー!」

凪: いきなり雰囲気をぶち壊すやり取りにぽかーん(笑)

咲: はっ、ごめんなさい

GM: とりあえず、咲、回復してあげたら?(笑)

龍太: あちこち残る火傷の跡を検分中(笑)

咲: 回復しまーす

GM: まぁ、ここでは判定は必要ないとしよう。演出として。

凪: あの炎の直撃を食らって生きている湖上と、それをあっさり回復する佐倉の能力に一瞬目を見開く

GM: 咲が龍太に手をかざすとナース服のウサギがぽんと現れて龍太の体を治療していく

龍太: 「あー…咲のウサギが見えるー。かわいいよなぁ…こいつら」

夏日: …かわいい…(どきどき)

凪: …別の意味で見開く(笑)

咲: 頑張って癒すのです

龍太: 「っいってーー!!! もうちっと優しくやってくれよ!!」

咲: 「あれ、痛かった?」

龍太: 「は! あ、いや、だ、だいじょうぶ!」

凪: 「お、お前ら…いったい…」

咲: やけどの跡は完治する?

GM: うん、みるみる皮膚は再生するよ

夏日: つややかピンク

咲: ほぅ、良かった

龍太: 「咲、あんがと。もう大丈夫。…んで、なんで咲がここにいるんだ?」 凪スルー(笑)

GM: は、2人の世界《ワーディング》が発生した!(笑)

凪: 俺、おいてけぼり!?

夏日: HAHAHA

咲: 「なんか不安な予感を感じちゃって。それに携帯繋がらないし…」

龍太: 「あー…ごめん。もう大丈夫だ」 ポンと咲の頭をなでる

咲: 「なら良かった」とのほほんとしてみる

龍太: そのままポンポンと撫でながら、凪を振り向く

凪: 「あ〜…そろそろいいか?」さすがに落ち着いてきてるだろう(笑)

龍太: 「んで、なんで皐月もいんの?」

凪: 「……通りすがりだ」きっぱり

咲: 「皐月君は怪我ない?」

凪: 「ああ、俺は大丈夫だ」

夏日: なんというかやっちまった感があるよね。凪的に(笑)

凪: あるなぁ(笑)

GM: 「何しにきたんだろう、俺?」って状況だしな…(笑)

龍太: 「いやいやいやいや。お前、どっから出てきたよ。おかしいだろ、沸いたとこ」

凪: 「いや、まぁ…」少し言いよどむ

咲: 「それより何があったの?」と促してみる

龍太: 「あ、そうだ! ウサギ仮面!! 咲、ウサギ仮面がいた!」

凪: 「いや、意味わかんないから」突っ込む(笑)

咲: ピーンと来た「あ、さっき駅ビルに来る前に見たよ! 追いかけようとしたけどすぐ消えちゃった」

夏日: わかるらしい(笑)

凪: 「わかるのかよ!?」

夏日: 凪のつっこみが空を切る(笑)

龍太: 「咲も見たのか!? つーか、皐月も見ただろ!!!?」

咲: 「あの子可愛かったよねー」

凪: 「お、おう…お前を焦がしたウサギだろ?」

夏日: かわいいのは外身だけだよ!(笑)

咲: 「へ? ウサギニコガサレタ…?」

GM: まぁ、治療するウサギがいるくらいだし、龍太を焦がすウサギがいても不思議じゃあないよね!

龍太: 「こげ…あーーーー!! くそ、むかっ腹立ってきた!! ぜってー、捕まえてやる!」

夏日: そういえば服が大変なことになってそうだね。制服で出歩いてたら明日の学校がピンチだ(笑)

GM: 一応、強化服っすから。龍太の服は

夏日: じゃあ、平気か(笑)

龍太: 「咲、皐月! さっきのウサギ仮面ぜってー捕まえるぞ! この町の平和のためにも!!」

咲: 「おー!」と言いつつも微かに心の中では葛藤が起きている

凪: 「いや、ちょっと待て色々と!?」

龍太: 「あんだよ。お前も普通じゃないんだろ? 手伝え!」

GM: で、では。龍太がなんかまとめの台詞を発して、凪が突っ込んだあたりで、そろそろシーンを切りましょうか(笑)

凪: 俺完全においてけぼり!?

GM: 2人が盛り上がってるところに、凪が「どういうことだー!?」「俺の話を聞け!?」と叫んでる様子が遠めに写されて、カメラがフェードアウトしていきます(笑)

夏日: うん。憐憫は間違ってなかったわね!

龍太: おうー

GM: 凪は常識人だなぁ(笑)

凪: とりあえず…湖上のネガ感情を「隔意」に変えていいっすか?(笑)

龍太: なんで!?(笑)

凪: 打ち解けられるわけがないと感じたんだろ(笑)

龍太: 打ち解けようよ! 龍太的には大分、つっこんでるのに!!(笑)

GM: ただ咲のペースに釣られちゃうだけだよね(笑)

凪: あ、それで佐倉にもロイス取ります(スルー)

GM: 了解。基本的には感情の変化はNGなんだが、今回は面白いのでよしとしよう(笑)

龍太: GM〜〜!!(笑)

凪: やったー(笑)

咲: えぇ

GM: まぁ、まずは咲にシナリオロイス凪をプレゼントしよう

咲: はい

GM: 推奨感情は…任意/不安だな。374ページの好きな感情を選んだり振ったりしていいが、どれか凪に対して取りたい感情ある?(笑)

咲: 友情とか?

夏日: ダイス振ったら?

咲: そうしようかな。…(ころころ)

夏日: 誠意。いい人だと思った

咲: では誠意にけってーい

夏日: ちぇ、無難な

GM: 律儀に突っ込んでくれる人だな、というあたりか

夏日: ここで純愛とか出たら…(笑)

GM: ネガティブはどうする? 不安のままでもいいけど

凪: まあ、普通に考えたら不安に感じると思うけどな。信用できる理由が一つもないし

GM: クラスメイトだよ!(笑)

咲: クラスメイトだもんね

凪: いやいや、確かにそうだけど(笑)

GM: 人工呼吸しながら「まうすとぅまーうす!」とかやろうとしてる瞬間に登場したほうが良かった?

凪: 誰が誰に!?

龍太: ちょ!

GM: いや、死に掛けの龍太に凪がするんじゃないかと…

龍太: するのか!?

凪: それは不安だwww

GM: ほら、一応道場でそういう訓練もしたことあるのかなーと(笑)

咲: 確かに

龍太: というか、コゲコゲに人工呼吸は必要か?(笑)

GM: 普通はないな。まぁ、何も候補がないなら不安で行きますか?

咲: 不安でいいです

GM: 了解。

凪: あ、はいはい! 佐倉へのロイス取らせてください

GM: ああ、そうだったな(笑)

凪: ポジは慕情、ネガは悔悟

GM: か、悔悟?

凪: 実家の妹に似てるな〜、と感じたのでしょう。で、もっと可愛がってあげればよかったな〜…と少し後悔してる感じかな

GM: なるほど。

龍太: なんか、咲を可愛がるフラグがたった!

凪: てか、立てた(笑)

龍太: お兄さん! 咲さんを俺にください!

GM: ええー!?(笑) どういう展開だ、それ(笑)

凪: だれがお前を義弟などと認めるかー!!!

夏日: みんな楽しそうだねぇ…

GM: ま、置いておいて、ラストOPいきましょー。

夏日: ああ。はいよ。








GM: お待たせしました。夏日さん、お仕事よろしくお願いします。

夏日: んじゃ振るね…6上昇! 仕事はしたくない!

GM: 仕事しろ(笑)

夏日: 平和に生きさせろー(笑)

GM: では、OP4 シーンプレイヤー夏日良。場所は夏日の部屋ということで。

夏日: はい

GM: 学生寮の自室で一人まったりと平和なときを過ごしている夏日

夏日: 漫画ぺらぺらとめくって読んでます。ごろごろしつつ

GM: 時間軸としては龍太がコゲコゲになったあたりですな

夏日: その時間ならチャットじゃないかな。ネットでTRPG出来るいい時代だ。

GM: PLがまざっとるな…(苦笑) では君はチャットしてる。

夏日: かたかたかた「ふー。そういえば最近R○をやってないなー。課金しよっかなぁ……でもなー、一緒にやってくれる人がいないと飽きるし……」かたかた

GM: 君のチャットのチャンネルにぴんぽーんと割り込む音がして一人の来客が

夏日: 「んあ?」とりあえず名前を見ます

GM: 霧谷雄吾とかかれていますね

夏日: 「ぶっ!」思わず噴出す。「えーあー? うん。知らない人だよねー」といいつつ、チャットから落ちようとちょっと友達に挨拶をしはじめようかな…(笑)

GM: 『お久しぶりです、夏日さん。』とか話しかけてくる霧谷

夏日: (ぎゃーーー!)←心の中で絶叫。『おひさしですよー』かたかた『でもすみません。ちょっとそろそろ落ちますんで』

GM: UGN日本支部長霧谷雄吾は絶妙な顔文字を駆使しながら君に挨拶を仕掛けてくるよ(笑)

夏日: いやぁー! こないでー! 駆使しないでー! 顔文字恐怖症になりそうだー!(笑)

GM: 『お時間は取らせませんよ。あなたに警告をしておきたくて本日はお邪魔させていただきました。』

夏日: (警告。……ああああ。いやな予感がひしひしとくるーーーーー!)『警告ですか? なんでしょう?』かたかた。内心びくびくしつつ

GM: 『もちろん、私があなたに警告をするようなことは1つだけでしょう。レネゲイド関連でO市にトラブルが発生しそうです。』

夏日: 『……UGN支部もないのにっすか?』

GM: 『ええ、O市にはUGN支部はありませんからね。一応こちらから人を派遣するつもりではありますが、人手が足りないのですよ。』

夏日: (うう。支部がない=事件がぜんぜんないだと思ったのに……なんてこったい……)

GM: …チャットだと夏日が女の子だってまったくわからねぇな(笑)

夏日: 口調がばっらばらになっているのは仕様です(笑)

GM: まぁ、チャットだしね。

GM: 『もちろん、あなたはUGNのエージェントでもイリーガルでもなく、ましてや事件に関与するのは避けたいという人だという事情は良く存じています。』

夏日: 「……わかってるなら、そっちだけで済ませてほしいんだけどなぁ……」ぼそりとリアルでつぶやき『トラブルって……人がばたばた死ぬようなのとか、猟奇的殺人だとか、通り魔だとか、世界転覆とかそんなのじゃないですよね?』

GM: 『それは単なる一個人のあなたに説明は出来ません。が、あなたがこの件にどうしても協力したいという崇高なる魂の持ち主ならば、教えて差し上げないこともありませんが…。』

夏日: (うがぁー! なにその言い回し!)かたかた『警告しにきたのに、そんな言い回しじゃ何も警戒できなですよぉー』

凪: 霧谷さんいやらしいな(笑)

咲: 引き受けないと教えてくれない。

夏日: いぢめよくない

龍太: 教えてもらわないと不安がいっぱい(笑)

GM: 『冗談です。こちらで捕獲するはずだったジャームが逃げまして、O市に潜伏した可能性があります。』

夏日: 『……しっかり捕まえましょうよ』

GM: 『面目ありません。人手不足は深刻でして。』

夏日: 『どんな相手なんですか? 能力というか』

GM: 「さっぱり不明です。差し向けたエージェントは皆やられてしまってまして…。傷跡から白兵系なのであろうということは分かるのですが。」

夏日: あれ、白兵? 『傷跡、切り傷とか打撲なんです?』

GM: 『写真、送りましょうか?』

夏日: 『あ、はい。お願いします』かたかた

龍太: プスプスじゃないのか

GM: 死体の写真なんだけどな…(笑) まぁ、霧谷からファイルが送られてくるよ。

夏日: だって相手の能力知らないでいるほうが怖いもん…(笑)

凪: プスプスとは別?

GM: はい、見てはっきりと分かります、コゲコゲでもプスプスでもないですね。

夏日: 終わったら消そうと心にきめつつ。

GM: <知識:医療>で判定してみてください

夏日: ふー…回れ〜(念をこめつつころころ)…あ、回った…もっかい、まだまだ…ええええ!? …さ、さんじゅうろく! ふぅ、念をこめたかいがあった!

GM: ちょ、ちょい待て、なんだそれ(笑) クリティカル10の5Dで何でそこまで回る!(笑)

夏日: え、だから…念?(笑)


このPLは毎度毎度異常なるダイス目でGMを困らせる。
ダイス目以外でも困らせてばかりではあるが。



GM: まぁ、36なら十分だな(笑)

凪: さすがだなー(笑)

咲: すごい(笑)

GM: では、君はどうやら、「獣」に襲われた感じを見受けますね 爪や牙で切り裂かれたという印象でしょうか。

夏日: 獣かー

GM: まぁ、シナリオタイトル、「Red&Beast」ですしね。

龍太: …皐月

凪: こっち見んな

夏日: 『獣にでも襲われた感じですね。そうすっと、オルクスか、キュマイラ……爪の硬化だとしたらエグザイルもありかな?そっちではどういう予想してます?』

GM: 『こちらの分析でも似たような結果が出ていますね。UGNでは仮称コードネームを“スタンピード・ビースト”としています。』直訳すると暴走する獣ですね。

夏日: 『スタンピード・ビースト……ねぇ』かたかた

GM: 『さて、夏日さん。いかがしますか?』

夏日: 『嫌っていっても、どうせ巻き込まれるんでしょう?―――レネゲイドは引き合う。そうでしょ?』

GM: 『そのとおりです。あなたが逃げても、運命は決してあなたを逃がさない。』

夏日: 『はぁ……なんてやっかいな。っていうか、聞いてないですよ? うちのクラスに、ほかに三人もオーヴァードがいるとか。一人は転入ですけど』あ。咲たちのことね

GM: 「まぁ、そこらには事情がありまして。いずれ説明することになると思いますが。」

夏日: 『事情ねぇ……』

GM: 君らは知る由はないが、実は龍太パパからの圧力がかかってるんだ。龍太にまともな日常を送らせようとしてる。だからO市には支部がないのよ。

夏日: 圧力?

GM: UGNは警察と仲良くしなきゃやってけませんからねぇ。まぁ、息子が積極的に巻き込まれようとしてるのはパパは知る由はないのでありました(笑)

夏日: むしろ正義の味方ごっこしてる(笑)

GM: 親の心子知らずだな、まさに。

夏日: 『ま、いいや。そのうち話してください。今回の仕事に関係なきゃいいですけど。あ、仕事なんですから、いつものとおり、報酬はくださいよ?」

GM: 『ええ。もちろんです。』

夏日: 「……はぁ。新しいゲーム代だとでも思って割り切るか……」

GM: 学生は深刻だな。『こちらのエージェントが逃した手前もありますし、今回は通常よりも色をつけますよ。』

夏日: 『本当ですか!? それなら、少しはがんばる。多分。きっと。めいびー。死にたくはないです』

GM: 『一人では危険ですし、あなたのクラスメイトの協力を仰ぐのがいいでしょう。皐月凪くんはキュマイラで空手道場の息子さんと伺っています。強力な助っ人になるでしょう。』先ほどの理由から、龍太たちを巻き込むのはどうかなーと霧谷も思ってるので名前は出さないようにしよう(笑)

龍太: …意味あるのかなぁ(笑)

GM: いや、表向きのポーズってやつですよ。「巻き込まれるなら仕方ない」じゃないですか。はっはっは。

夏日: 『あー。そうなんすか? 一緒にゲームはたまにやりますけど』かたかた(あいつ、喧嘩……そういや、そんな感じか。よくよく考えりゃー。漫画の不良少年っぽいし。こう、力を持ってるゆえの、暇……ってやつかなぁ。どうでもいいけど)

GM: ま、では、話もそこそこに。『それでは、あなたの活躍に期待しておきますよ。』と霧谷は告げる

夏日: 『情報収集で手伝ってもらうことが出るようだったら、いつもどおり、お願いしますー」かたかた

GM: 『ええ、援軍も送りますし、協力は惜しみません。逃がしたということは強力な敵だということですしね。』

夏日: 『はぁ……まあ、死なないように頑張ります。死にたくないし』

GM: 『申し訳ありません。』

夏日: 『報酬と援護と、支給品はお願いしますね』

GM: 『努力します。それではノシ』そういって退場する霧谷

夏日: 『ばいばーい』かたかた…(おっちゃんとかセンセにちょっと連絡したほうがいいのかなー……その前に、凪に声かけるか……んー)

GM: 画面にいつもの楽しいチャットが戻ってくる。

夏日: じゃ、ついでなので自分もチャットから落ちるというのを友達に告げてパソコンの電源を落とします。「ふー……あー。やだなー。まあ、仕方ないんだけど」

GM: はい、ではここでシーンをきるとしましょうか。

夏日: おっと。ちょっとまって

GM: お、なんかある?

夏日: 「ま。明日、凪の奴に声かけて……おっちゃんとセンセは後回しでいいとして……佐倉ちゃんと湖上はどうっすかなぁ……能力者はほしいし……でも、確かあいつら実戦経験ないっぽかったような……)考え込みつつ、部屋の電気をけして、ベッドにごろん。目を閉じて。(―――明日考えよ。そうじゃなきゃ、なるようになるし)

GM: では、ここでカット。シナリオロイス霧谷雄吾をプレゼント

夏日: ○誠意/恐怖、かな

GM: ほう、恐怖か。

夏日: あの人が会話をしようとしている=仕事=レネゲイドがらみ=危険=怖い。この連鎖(笑)

GM: なるほど(笑)

夏日: わかりやすい連鎖だろう(笑)

GM: では、カットしますか。これでOPは終了ですね。

夏日: はーい





 Middle Phase






GM: では、次からミドルフェイズになります。ミドルでは情報収集やら仲間との合流、イベントなどが起こるようになります。

龍太: でも、すでに3:1で交流してるね!

GM: まずはシーンプレイヤーは凪から。夏日が話しかけてくるシーンで。

夏日: わかった

GM: 他の2名は状況を見て登場してもいいですよ

咲: はーい

龍太: はいよー

凪: 了解

GM: では、凪と夏日、登場お願いします。

凪: (ころころ)3上昇して42へ。低くてラッキー。

龍太: シーンが教室なら俺も出たいんだが。

夏日: じゃ、学校の授業が終わって昼休みくらいでいいです? 朝でもいいけど

GM: では、朝、凪と夏日が登校してるところで会うということで。

凪: 俺はまぁ、普通に学校いってるからな。夏日が話しかけてくるタイミングしだいじゃね

夏日: じゃ、凪を探してよう。どんな感じ? 昨日の今日で(笑) 咲とかのをみてどんな感じ?(わくわく)

凪: 「世の中、まだまだ広いなー」と、少しボケた感じで登校中

GM: まともな人間の反応だ!(笑)

凪: だって、突っ込みがいないと進まないっていったじゃん!(笑)

夏日: じゃ、そんな凪にちょっと遠くから…「おっは、よーーー!」と、叫びつつ蹴りかかる(笑)

GM: 女の子なんだからスカートで蹴りかかるな!(笑)

夏日: 大丈夫! ハーフパンツは常備装備!(笑)

凪: 顔を向けずに避けてチョップ

夏日: 「にゃ゛!」

GM: 発音できない叫びを上げるな!(笑)

凪: 「よ」振り返って挨拶。

夏日: 「ううう。情報は本物だった……」頭抱えてる

凪: 「情報?」きょとんとしてよう

夏日: 「凪、空手道場の息子なんでしょ?」頭さすりつつ見上げて

凪: 「まあな。よく知ってるじゃねぇか」

夏日: 「まあね。ほら。あれあれ。女は秘密が多いほど……なんだっけ? まあ、乙女の秘密って奴だよね」

凪: 「乙女ってキャラかお前〜?」

夏日: 「趣味は乙女だよ! 半分くらいは?」

凪: 「つか、乙女とか自分で言うな。キモイ」ばっさり(笑)

夏日: んー。GM。今、回りに人います?

GM: まばらです、ほとんどいませんね

夏日: 「うっわ。ひっどーい」

凪: 「で、どした? また新しいゲームでも買ったのか?」歩き始めながら

夏日: 「そんなこというと……」一瞬だけ、小さめの範囲で《ワーディング》を展開します。そして即座に切ります。

凪: 昨日と同じ感覚に一瞬強張り、あわてて振り向く

夏日: にこにこと笑顔で、手をひらひらー(笑)

凪: 「お前…」固まってる

夏日: 「ほーら、乙女は秘密がいっぱいでしょ?」

凪: 「……はぁ。まったくだ」頭を抱えながら

夏日: 「いや、本当はこういうの私も大っ嫌いなんだけどねー」

凪: 「嫌いっていうと?」

龍太: 「さーっつきぃーーーーーーー!!!!!!」 ズダダダダダと慌しい足音が近づいてくる

夏日: 「およ」さっとよけよう。音には敏感ですよ。ハヌマーンだから(笑)

凪: 同じくひらり(笑)

龍太: 「とぉ!」 凪の背中に向けてドロップキック!

凪: 軽く避ける。そして二人の間に突っ込んで壁に激突して人型の穴を形成する湖上

龍太: バラバラバラと砕けた欠片を被りながらガバリと起き上がる

GM: 人間離れしたアクションしやがって!(笑)

夏日: いや、漫画チックなアクション、だろう(笑)

龍太: 「おい! 皐月、今、ウサギ仮面いなかったか!?」

夏日: 「あいっかわらず、危険な奴だなぁ……」

咲: 「今なんかすごい音がしたような…」と現れてみる

夏日: っと、「ん? あ。佐倉ちゃん。おはよー」

咲: 「おはよー。良ちゃん」

夏日: 「んで、ウサギ仮面って、マイ○ロの? コスプレしてる人でもいたの?」

龍太: ガシっと凪の肩を組みあたりをきょろきょろ「今、なんか結界の気配がした!」

凪: 組まれた腕をはたきながら「ウサギは少なくともいないな。自称乙女なら目の前にいるけど」

夏日: 「えいっ」足を踏む!

凪: 「い゛!?」

龍太: 「自称乙女ぇ!? 乙女は咲だろ!? 他に乙女なんぞいるか!」

夏日: 「とぅっ!」みぞおちパンチ!

龍太: 「ぐはぁ!」

夏日: 「なんか、いった?」にこやかにすごむ

GM: 楽しそうだな、お前ら…(苦笑)

咲: 「校舎であばれなーい」

夏日: 「まだ登校中だから大丈夫だよ。佐倉ちゃん」

咲: 「そっか、なら大丈夫だね!」

夏日: 「うん。そうなんだよー」と、にっこり佐倉ちゃんに微笑んで「で、湖上君。ウサギ仮面のコスプレした人いたの? あんな痛いの」

龍太: 「いや、だから…えーっと」

凪: 「昨日いた。で、こいつが焦がされた」あっさりと

夏日: 「こがすぅ〜?」どゆこと? と凪を見る

龍太: 「ちょ、ちょっと、皐月! こっちゃこい!」 ズルズルと物陰に引っ張っていく

凪: 「んだよ?」

龍太: 「お前、何あっさり言っちゃってんだよ!? あいつは関係ないだろう?」

凪: 「そういうわけでもなさげだぜ?」

夏日: (聞き耳中)

咲: (良ちゃんの真似をしてみる)

龍太: 「…どういうことだ?」

凪: 「さっきの結界…でいいのか? とにかくあれ、あいつが作ったみたいだ」ため息をつきながら

龍太: 「はぁ!?」 思わず夏日を振り返ってマジマジと見る

夏日: 「おう? なに? なに?」にっこりと、すぐ間近にいようか(笑)

咲: 二人の会話が聞こえてるのであれば同じく良ちゃんを見る

凪: 「ったく…何が退屈な街だよ。とんでもねぇ奴らばっかじゃねぇか」ぶつぶつ

龍太: 「……」 ポンと夏日の両肩に手を置く

夏日: 「にゃ?」

龍太: 「夏日、おめでとう! お前は今日から、ジャスティス・キャットだ!」

夏日: 「はぁ!?」思いっきりしかめっつらになる(笑)

凪: 噴出そう(笑)

GM: 駄目だ、GMが吹いた(笑)

咲: ジャスティス!

龍太: 「皐月は、ジャスティス・タイガーだからな!」

夏日: 「よくわからないけど断る!」

凪: 「意味わかんねぇから!?」

龍太: 「まぁ、名前はどうでもいいんだ」

凪: 「いや、さすがにその名前に対して『どうでもいい』という感想は持てないんだが」

夏日: 「だいたい、なんで私がキャットで、凪がトラなのよ!」きー!(笑)

龍太: 「皐月は昨日の見た目がなんか虎っぽかった。夏日は言動が猫っぽい」

咲: 「私は?」と答え分かってるけど聞いてみる

龍太: 「咲は、やっぱ…ラビット・ヴィーナス?」

夏日: 「種類変わってるし!」

凪: 「てかウサギ女神って何だよ!?」

龍太: 「まぁ、名前はどうでもいいっていっただろ! 大事なのは、ここからだ!!」

夏日: 「よくないよ!?」

凪: ますます「隔意」の壁が…(笑)

龍太: 「ちゅーか、聞け! 落ち着け! 俺が悪かった! ふざけただけだ! 冗談だ!」

夏日: 「はっきりいってよ」ジト目

凪: 「落ち着くのはお前だドアホ」冷たく言い放とう(笑)

咲: 「まぁまぁ、お茶でも〜」とカバンから魔法瓶出す

夏日: 「麦茶がいいー」

龍太: 「とにかく、俺ら4人がなんかすげー力もってるのは確かだろ」 咲の出すお茶を受け取りながら続ける。

夏日: 「冷たいのがいつでも大事。」

凪: 「何で道端でお茶会開いてるんだよ!?」

龍太: 「んで、昨日、この町に悪い奴がやってきたわけだ。…俺は皐月を庇ってそいつにコゲコゲにされたわけだが…」

凪: 「あ、そうだ」手をぽん「それに関してまだ礼を言ってなかったな。サンキュ」

龍太: 「という事で、皐月は俺に借りがある。だから拒否権はない」

凪: 「借り、ねぇ…」

龍太: 「んで、この町の平和を脅かされたとあっちゃ黙ってるわけにはいかない。だから、4人で協力してウサギ仮面をとっ捕まえるのはどうかと思うんだ!」

凪: 「……」何かを考えてる

龍太: 「今後、俺らが平穏無事に過ごすためでもある」

夏日: 「えー……ただでさえ厄介なのがあるのに、別件もやるの?」

咲: 「また現れるのかなぁ」

龍太: 「それに、皐月はターゲット認定されてる可能性もあるしな」

凪: 「は? 俺?」

龍太: 「そう、俺とお前」

GM: 「目撃者」だもんな。

凪: なるほど

咲: 「顔を見られてる?」

夏日: おや。別件発言に気づかれてないな

凪: 「はぁ…めんどくせぇなぁ………と、言いたいところだけど。…俺もあいつには興味がある。ちょっとくらいなら付き合ってやってもいいぜ」

龍太: 「あ、咲も危ないのか!?」

凪: 咲をちらり

咲: 「駅ビルから華麗に飛んできたのは見たけれど」

夏日: 「……」頬をぽりぽり

龍太: 「直接話したりはしてないんだな?」

咲: 「うん。それにすぐ消えちゃったしね」

凪: それとなく安心する俺。妹に重ねてみてるからな

夏日: 「ねー」龍太と凪の服ひっぱり

龍太: 「なら、大丈夫かな…咲と夏日は巻き込んじまう形で悪いが…先手…ん?」

凪: 「何だよ?」

夏日: 「あのさ、そいつ、獣っぽい感じだったの?ウサギ仮面ってのはただの服装だけなの?」

凪: 「きぐるみ。中身はしらね」

龍太: 「ウサギの気ぐるみ来てたけど…人間だったよな? 人間離れしてたのは炎だすぐらいだぜ?」

夏日: 「そんだけ? 刀傷……もとい、爪で攻撃とかは?」

龍太: 「いんや。きぐるみきたただのおっさん」

夏日: 「きぐるみなのにおっさんってわかるの?」

凪: 「背格好と声…かな」

龍太: 「声とか、感じとか…あと大体、きぐるみの中身はおっさんだ」

咲: 「最後の方は相場?」

龍太: 「だな」

夏日: 「なるほど……」(ぶつぶつ)「じゃ、やっぱり別件かなー……」

凪: 「どした?」

咲: 「別件ってなあに?」

龍太: 「なんか隠してるのか?」

夏日: 「んー。隠してないよ。言うべきじゃないなら、言う必要がないだけだもん。…ただ、凪を巻き込むのは確定してるんだけどー……」ちらり、と佐倉ちゃんを見つつ。「女の子巻き込むのはなーって思って」

凪: 「って確定って何だよ!?」

夏日: 「じゃ、決定」

龍太: 「…俺は懸案対象ではないんだな」

凪: 「意味わかんねぇっての!? てか、そもそも何者なんだよお前!?」

夏日: 「えー何者って、ただの一般的かつ平均的なオタク風味な女子高校生だよ? あ。腐じゃない方だから安心してね」

龍太: 「…とりあえず、ウサギ仮面撲滅は決定な! んで、お互い何が出来るのか情報交換しようぜ」

夏日: 「あ。スルーしたひっどーい」

咲: 「頑張ろう!」

夏日: 「―――あ。それでなんだけど、手伝うのはいいんだけど、おやつはよろしく」

凪: 「は?」

龍太: 「…なんだ、おやつって」

咲: 「お茶なら常備してるけど、おやつは持ってないや」

夏日: 「え。だって、協力の報酬なんて払えないでしょ? だから、おやつくらいは買ってねって。私、駅前のクレープ食べたいな♪」

凪: 「だってよ湖上」

咲: 「私もクレープ食べたいなぁ」

龍太: 「遠足じゃねぇーーーー!!」

夏日: 「あははー。そんなのわかってるよー?」(嫌ってほどねー)と心の中で呟きつつ。

凪: 「じゃ、俺も買いに行くから佐倉、一緒に行くか?」

咲: 「行くー!」

龍太: 「え、ちょ、咲!?」

咲: 「大丈夫だよ。私は自分で買うから」

夏日: 「じゃ、今日の放課後湖上君のおごりってことにしておいて。んじゃ、私、先に教室いくねー」

凪: っと。がしっと夏日の頭をわしづかみ

夏日: 「みゃっ!?」

凪: 「質問に答えてねぇぞ。…何者なんだよ?」

夏日: 「なによぅ!女の子の頭をわしづかみするなんて、もてない男のやることだぞー!」じたばた「だからー、夏日良。ただの女子高生さー!」

凪: 「枕言葉がつくんじゃねぇか?」

夏日: 「しょうがないなー。『か弱い乙女の』ただの女子高生さー」

凪: 「……『UGNの』ってつくんじゃないのか?」

夏日: 「あ。そういえば知ってるんだっけ。でもねー違うよー。ちゃうちゃう」顔の前で手をふりふり

凪: 「違うって何だよ? 巻き込むだの巻き込まれるだの、関係者じゃないってのか?」

夏日: 「関係者……っていうのもどうなんだろうね。んーバイト?」ぷらーんとぶらさがってる猫気分になるのはなんでだろー…(笑)


GMには君の頭から猫耳が生えてるイメージしか浮かばないよ。
麻雀漫画の咲に出てきた池田みたいだ。



龍太: 「あのさぁ…そういうのもひっくるめての情報交換を提案してたんだけどよ。場所変えようぜ。ここで立ち話でする内容じゃねぇだろ? クレープでもなんでも奢るし」

凪: 「…りょーかい」夏日を開放

夏日: 「ふー。頭痛い。もぅ。絶対後でおごってもらうからねー」

GM: では、そこらへんで登場してる人全員<知覚>判定してみてくださいな

夏日: お。よし。せっかくだから《バトルビート》+《電光石火》+《コンセントレイト》のコンボ使おうかなー(笑)

GM: 大判振る舞いだな。活躍のチャンスだからいいけど(笑)

龍太: まぁ、まず<知覚>得意な俺が…。(ころころ)お、回った、27だ

夏日: さすがにダイスが多いと違うなぁ…(笑)

凪: (ころころ)俺は9。振るまでもなかったかなー

夏日: 負けるかー! 勝つのー!(笑)

咲: (ころころ)あ、回った。13。

GM: 咲が優秀だ!?(笑)

咲: 頑張った!

夏日: <知覚>得意なプライドが! そういうわけでさっきのコンボを使用するよー!

龍太: これで龍太以下だったらどうなんだ?(笑)

GM: 寂しい(笑)

夏日: (ころころころころころ)…周りに回って47! 勝った!(笑)

GM: 気合入れてんなぁ(笑)

咲: すごい!

夏日: みんなよりはちょっとベテランっぽくするために(笑)

GM: (こっちのアクションは…(ころころ)…回らないか)こっちは7ですね

凪: 最低の俺も気付けたな(笑)

GM: ってことでPC全員視線に気づいてください

龍太: 「む!?」

凪: 夏日、頑張った甲斐なかったな(笑)

夏日: いいんだ。気持ちだから。大事なのはハートです

咲: 「あれ?」

GM: どうやら校門のほうから視線を感じるね。ちょっと遠いけど。

凪: ちらりと見てみよう

龍太: その視線から咲を庇うように移動

咲: 視線を感じる方へ見てみる

GM: じゃあ、校門の影にさっと小さな何かが隠れたのが見える。

龍太: GM、そこまでの距離は?

GM: おおよそ80mだな。龍太と夏日は達成値大きかったしは分かっていいな、小さなチワワがさっと陰に隠れたよ

夏日:

咲: 学校にチワワ?

GM: 龍太のOPのときのような殺気は感じませんが、警戒してるようですね。さっきの《ワーディング》を感知したのでは? と思いました。

凪: 近づいてみようか。犬は好きだ

咲: 追いかけるの?

GM: 追いかけてももう見えないよ。遠いしね。

龍太: 「チワワ!? 迷子かも!!」 タンと地面をけって一気に80mの距離を縮める…俺でもだめ?(笑)

GM: おい、《ワーディング》も張らずに全力疾走するか!?(笑)

龍太: え? だめ?(笑)

夏日: 「ああもぅ、その速さで走るなぼけっ!」いいよ。私が《ワーディング》張るから…(笑)

GM: まぁ、無理ですね。さすがにこっちも警戒してますから。

龍太: 校門まで一気に駆けて、何もいないことに舌打ちをする

凪: 「…なんていうか、よくこの街平和でいたよなぁ。あんなんがいて」しみじみ

GM: 平和だからあんなのなのだ(笑)

夏日: 「……せっかくいい町見つけたと思ったのになー……」ため息。それじゃ、《ワーディング》を解除する

凪: 周りから見たらまさに瞬間移動してきた感覚なんだろうなー

GM: 龍太は一気に72m移動できますからねぇ。それではそのタイミングで予鈴がなるよ。

凪: 「やべ!? 俺らも走るぞ!」

夏日: 「あ。もうー。やだなー」といいつつ走るー。

咲: 「遅刻しちゃう!」

龍太: 「おら、いそげー!!」

夏日: 私は一般人並だから全力で走れるよーん

咲: ダッシュです

凪: 高校生らしく、ばたばたと校門に駆け込みます

夏日: そして凪がおいてかれる…(笑)

GM: ま、戦うための移動とはまた別だから。普通に高校生以上の身体能力は持ってるよ。…さて、一同が教室に駆け込んだあたりでシーンをカットしようかね。

凪: カオスだった…(笑)

GM: まぁ、想定はしてたが、やっぱりカオスだったな(笑)








GM: ではミドルフェイズ2はシーンプレイヤー龍太くんから行きましょう。

龍太: おや、俺からか

夏日: ふぅん。

GM: ん? 意外?

夏日: いや。どういうシーンになるのかなぁってのと

GM: 単にPC番号順なんだけどな、ミドル1が凪だったから。ということで、流れ次第ですが凪も登場予定。女性2名は登場不可です。

夏日: なんでだろ。

GM: まぁ、あんまり理由はない(笑) ということで昼休みであります。龍太登場お願いします。

龍太: ヘイ! 了解だぜ! …(ころころ)61!

GM: DBがつきました。

龍太: ミドル2なんだけど!(笑)

GM: DX3rdでは、侵蝕率60%からレネゲイドが活性化をはじめて、あらゆる判定にダイス+1のボーナスを受けます。2ndでは61%からでしたが、3rdでは60%なので気をつけるように。

龍太: ちょっと下がったんだ

GM: 分かりやすいといえば分かりやすい。慣れた人はちょっとアレだが。…ということで、きーんこーんかーんこーん、とチャイムが鳴り、君が教科書などをしまいこんでいると一人のクラスメイトが君に近づいてくるよ。

龍太: 俺は一目散で学食へ! …ってなんだと!?

GM: いや、目的は同じ「よし、龍太! 愛すべき昼飯タイムだ! 学食行くぜ!」…とクラスメイトの……

凪: またテンション高いのが…(笑)

龍太: 「おうよ!」…こいつは誰?(笑)

GM: …えー…

凪: 考えてませんでしたなGM(笑)

龍太: 「今日は、から揚げ定食が狙い目だぜ、ハジメ!」勝手に命名(笑)

GM: じゃあ、ハジメくんで。「俺はBランチ予定だったんだけどな。まぁいい、急がないと席が埋まっちまう…っと、凪! お前も来るか!?」

龍太: いつも二人は学食一番のりなんだ。

GM: なるほど。ということで凪にも声をかけよう、ハジメ君が。

凪: というわけで、呼ばれたので登場ー

龍太: 「皐月、早くこねぇと食いっぱぐれる!」

GM: 別にスルーでもいいですけどね。

凪: …しなくていいんですか(笑)

龍太: そのまま無視でもいいぞ?(笑)

凪: いや、しますけど(笑)

GM: しなくてもまぁ、進みますから。単に転校したての君に気遣ってくれる子だと思ってくれぃ

凪: なるほど、いいやつなのね。(ころころ)51だな。

GM: みんな登場の出目高めだなぁ(笑)

龍太: お前も侵蝕率に悩まされるがいい! HAHAHAHA

凪: 「ん? あー…じゃあ行く」4時限目は寝てたらしい(笑)

GM: 寝てたのか(笑)

凪: 授業は適当のくせにテストではいい点とりまっせー(笑)

龍太: 「おら! 学食は戦場だ!」

GM: では、ハジメくんは凪の肩つかんでグイグイ、と(笑)

龍太: 凪の襟首を掴んでひきずってくぜ

凪: 「へいへい」 あくびをしながら引きずられます

GM: というわけで学食に向かう3人であった。

龍太: シーン終了!

夏日: おいおい!(笑)

GM: それでもいいですが、それで泣くのは君だぞ(笑)

龍太: ごめんなさい。嘘です(笑)

凪: てか、俺こそ何の為に登場したんだよ(笑)

咲: 学食へ連れて行かれるためだけに?

GM: 道中の話題といえば、普段ならば部活やらなんやらとありふれた話題なのだが、今日はいつもとは一風違う話題が提供されております。

凪: とりあえず、話題には耳を傾けとこうか

GM: まぁ、君らが最も話題に近い人間なのですが、駅ビルの謎の爆発痕跡の話題ですね

龍太: ふむ

GM: 朝のニュースで取り上げられて、ちょっと今クラスでは話題になっております。

凪: まぁ、話題にはなるよなー

GM: とりわけ事件が少ないO市ですからね。UGNの支部がないくらいに平和なのです。

龍太: 「しっかし、物騒だよな。爆発だぜ」 もぐもぐ。

凪: 「何が爆発したんだろうな」 ごくごく

GM: は、もう席について食ってやがる!(笑)

凪: 大家族では食事は戦場なのさ(笑)

GM: ハジメ「かなりでかい爆発だったらしいんだけど、不思議なことに誰もみてねーんだよなー、音を聞いたって人すらいないんだぜ?」

龍太: 「ほー、そりゃ、また奇怪だな」 もぐもぐ

GM: から揚げ定食をほお張りながらハジメは話題を続ける。

凪: 「爆発跡しか見つかってないのか」

龍太: 「物騒だし、夜は出歩かない方がいいぞ」

GM: 大まかに話題を整理すると、深夜10時くらいに警備員が巡回したときにビルの屋上で何かが破裂したような痕跡が見つかった。警察はビルの関係者や周辺住民に聞き込んだが、音を聞いた、爆発を見たっていう情報は一切なし。あと関連性は不明だが、近所のカラオケ店で呼び込み用のウサギの着ぐるみが1つ盗難にあったようだ

凪: そ、それは…(笑)

龍太: 「ハジメまで知ってるって事はだいぶ広がってるなぁ…。これってまずいのか?」 コソコソと凪に耳打ち。

凪: 「んー…そこまでまずくはないんじゃないか?」焼きそばを食べながら

GM: 凪は焼きそばなのか(笑) では、ここで<情報:噂話>で判定してみてくれ。

凪: PLは高校生のときによく食べてたと記憶してます(笑)

GM: コネで噂好きの友人を持っている人はダイスが+2個されるから気をつけてね。

凪: 持ってますねー

龍太: 俺もだ(ころころ)お、回って20!

GM: おおお…

龍太: イェス!(笑) さっすが、さやかさん!(コネの人の名前らしい) 耳がいい!

凪: では続いて(ころころ)俺も回って18だな。

GM: ちょ、お前ら(笑)

凪: 負けた(笑)

夏日: あはははは(笑)

GM: 本当はここまで回らないんだぞ!?(笑)

夏日: 回る回る(笑)

龍太: やったね!

凪: とりあえず、何かいい噂でも仕入れてましたか?(笑)

GM: では、君らが食堂でそういう話題をしていると、クラスメイトの……吉野家並盛くんがカレーうどんを持って近づいてきます

龍太:

凪: ………

咲: 吉野家(笑)

龍太: GMのセンスはどうなってるんだ!(笑)

GM: そこは牛丼じゃねぇのかよ! と突っ込んでいただきたかった。

凪: 兄貴は大盛君で弟は小盛君か?(笑)

GM: そんな感じ(笑)

龍太: 「よー! 並盛!こっちこいよ!」

凪: 今はカレーも出してるから問題ナッシングだな(笑)

咲: 種類豊富だもんね

夏日: そういう問題…?(笑)

GM: 並盛「お。龍太にハジメか。…凪はそろそろ学校慣れた?」席に腰掛けてカレーうどんをすすり始めた吉野家くんは凪にたずねるぞ。

凪: 「ん〜、まあな。ただ、ここの焼きそばの量が少ないのはいまだに慣れない」焼きそば二杯目を食べながら

GM: 「ここの学食、多めと評判なんだけどな。」とハジメが。並盛もソレを受けて「はやい、やすい、うまい。いやはや、学食とはありがたいものだな。」と言おう

凪: 「運動してるから腹減るんだよ」 もぐもぐばくばく

GM: ずるずると麺をすすりながら、並盛は続けるよ。「んで、お前ら面白い話してたな。」

龍太: 「ん? 謎の爆発事件のことか?」

GM: 「おうおう、それそれ。そういや龍太は親父さん警察じゃん? 情報提供してやろうか。」

龍太: 「お! 助かる、助かる! なになになに?」

凪: 「何か知ってんのか?」

龍太: 父ちゃんに言うわけがない。コレは俺の事件だ!!

凪: 隣の湖上をちらりと見て、こっそりため息をつくぞ。ま、好奇心で首突っ込んでる俺がどうこう言える立場じゃないけどな

GM: 「ここだけの話だがな。うちの近くに使ってない廃ビルがあるじゃん? 昨日ちょっと部屋からボーっと外眺めてたらな。なんかキョロキョロと周りを警戒しながらこっそりビルに入ってく男の姿を見たんだよ。これは俺のカンだが、昨日の爆破事件? それに関連するんじゃねぇかと俺は睨んでるね!」

凪: 「男? 顔は見えたのか?」

GM: 「いっやー、さすがに暗いと顔までは見えないけど、結構ガタイがいい男だったなぁ。あの背で女はないね。」ズルズルと麺をすするとカレーの汁が飛ぶ(笑)

凪: 「ふーん。あと、汁は飛ばすな」 ウサギ仮面かどうかはまだわからないけど、無関係ではないよなー…

GM: 「カレーうどんの汁が飛ぶのはもはや宿命。グレープフルーツを食べたら汁が目に入るのと同じくらいの必然なのだ。」

龍太: 「いや、入らねぇから。 他には?」

GM: 「あれ? 入らない? 俺だけかな。…まぁ、あんまり見続けて見つかったら俺もやべぇし。」並盛はすでにソレを犯人だと決め付けているようだ。

凪: 「何か荷物は持ってなかったか?」

GM: 先ほどの判定での情報はここまでだね。「いや…手ぶら…だったようなー?」

凪: ウサギ着ぐるみの持ち込みは無し、かー

龍太: 「なるほど、ガタイのいい男かぁ…なぁ、その廃ビルの場所詳しくおしえてくんねぇ?」

GM: では、吉野家くんはビルの場所を教えてくれるよ。まぁ、さっきも言ったとおり吉野家家…よしのやけ、って変な響きだな…の近くだよ

凪: 変なのは響き以前の問題だ、GM(笑)

GM: あれぇー?(笑)

龍太: 「皐月…めんどくせぇな…凪! 放課後付き合えよ?」

GM: お、呼び捨てした(笑)

凪: 「ま、情報無しで夜な夜なうろつき回るよりかはマシじゃね?」さり気なく名前で呼ばれました(笑)

龍太: だって、皆、凪なんだもん!(笑)

GM: ハジメ「おいおい。気をつけろよー? 最近物騒だしさ」

龍太: 「大丈夫、大丈夫! 俺には天下の桜田門がついている!!」

凪: 「最近? 爆発以外にもなんかあったっけ?」

GM: お。そこに突っ込むか。ではハジメが情報提示。「ニュースになってないけど、隣町で何人か失踪してるって話、聞いたことねぇ?」凪は聞いたことないです。龍太は親から聞いたことがある。

龍太: 「あー、父ちゃんが何かいってたな」

凪: 「俺は知らないなー。テレビあんま見ないからな」

GM: 実際は隠蔽してるんだけどね。

龍太: 「いや、ニュースにもなってねぇよ。つーか、なんでハジメが知ってんだ?」

GM: 「親戚とかが住んでりゃ、噂話はいくらでも入ってくるさ。」表向きに事件として扱ってないだけで消えた事実は消せてないですからね。

龍太: ふむ

凪: 「ま、確かに物騒だわな」

龍太: その失踪事件の詳細はわかる?

GM: 現段階では分かりませんね。後々のシーンで<情報:警察>で判定すれば可能ですが、情報判定は1シーン1回なので。

凪: 被害者の共通点が知りたいな

龍太: んじゃ、その辺は後だな

GM: では、そこら辺でハジメや並盛は食事を終えて立ち上がる。

凪: 「早食いは消化に悪いぞー」 もぐもぐ

GM: 「うーし、次の授業は…あー、大野の現国かー…めんどくせーなー…。」愚痴りながらハジメは退場と。

龍太: 「情報提供、ありがとうなぁー」 もぐもぐ

GM: 「おう、親父さんに伝えておいてくれ。俺は時間まで昼寝でもすっかー。」同じく並盛もカレーうどんの食器を片付けに退場、と。

凪: 「また何か面白い情報があったら教えてくれよな」

GM: 「お前らもほどほどになー。んじゃ、おさきー」

龍太: 「おう! 後でなー」

凪: 「…で、どうすんだよ今夜」

龍太: 「もちろん、廃ビルあたってみるしかねぇだろ 他に情報ねぇし」

凪: 「だわな」

龍太: 「咲達はどうすっかなぁー」

凪: 「連れてくのか?」

龍太: 「正直、連れてきたくはねぇんだが…俺ら2人で何とかできると思うか?」

GM: 凪の脳内に「連れてけ!」と叫ぶ夏日のイメージが浮かんだ

夏日: そんな! 勝手にイメージを浮かばせないで! 好奇心はあるけど事件に巻き込まないでぇー!(笑)

GM: 早く解決させたいでしょう(笑)

凪: 「連れてくか。戦力にはなりそうだし」 即答する(笑)

龍太: 「有事んときは、俺が咲守るからお前は夏日な」

凪: めっっちゃめんどくさそうな表情で「えー…」(笑)

夏日: いやぁー!(笑) ひどいー!(笑) 凪のばかー!(笑) 戦力になりそうだからって乙女を連れて行くなぁぁぁぁぁっぁあ!(笑)

GM: ちなみに、あまり広くない学食なのであんまり長く座ってると白い目で見られるよ、遅れて食堂に来た生徒たちが「早く席あけろよ!」とか思いながら(笑)

龍太: 「ばっか! こればっかはゆずらねぇぞ!?」

凪: 「ま、有事の時はどうなるかわかんないしなー」棒読みで言いながら立ち上がって食器を片付けようか(笑)

龍太: 「ちょ、まてよ、凪!」 凪を追いかけつつ、食器を片付ける(笑)

GM: いいコンビだ(笑) ではここら辺でシーンをカットしましょうかね

龍太: あい

凪: おう

龍太: 凪にロイスを取ろうかね(笑)

GM: お。

凪: 取りますか(笑)

龍太: やっと、関係が落ち着いた気がする(笑)

GM: 感情はどうだろう? 連帯感あたりか

龍太: ポジはそうだな。ネガがな…

GM: ネガ難しいなぁ(笑) 憤懣あたりはどうだ?

龍太: うーん。猜疑心にしとく。もしや、こいつ咲が好きなんじゃ? という疑い(笑)

GM: あー、なるほどー。龍太はすべてそこに行くんですね(笑)

夏日: さいぎしーん(笑)

龍太: 表は連帯感で

凪: まあ、いいんじゃないっすか(笑)

GM: 関係が進化したりすると嫉妬になるんですね

龍太: 関係が進化すると友情になるんだよ?(笑)

GM: (咲との)関係が進化すると嫉妬。(龍太との)関係が進化すると友情…うむ、分かりやすいな(笑)








GM: ではミドル3いきまっしょい。

咲: はーい

GM: シーンプレイヤー佐倉咲

咲: はーい! (ころころ)あ、1だ。

GM: お。好調ですね(笑)

咲: 前のシーンは高い数字ばっかりだったから良かった

GM: というわけで、時間軸は昼休み。君の視界のすみっこでハジメに引きずられる凪と龍太をよそ目に、君の元にクラスメイトの………しまった女の子には適当な名前がつけられない(笑)

咲: じゃぁ、みおちゃんで

GM: では澪ちゃん。クラスメイトの澪ちゃんがお弁当を持って近寄ってくるよ。適当に夏日も登場してくださいな

夏日: うい

GM: 「咲ーおべんとタイムだよー」机ガタガタ

咲: 「あ、澪ちゃん。一緒に外でお弁当食べない?」

GM: 「外? あー、今日いい天気だしねー。んじゃ、中庭行こうか。今日は芝生の上でぽかぽかご飯じゃー!」

咲: 「それじゃぁ行こうー」

GM: では、2人がおべんと持って中庭にいると数人の先客の中にクラスメイトの夏日を見かけるよ

咲: すぐ声をかけるよ「あ、良ちゃん! そんな木陰じゃなくて日向ぼっこしながらご飯食べようよー」

夏日: 「にゃ?」もぐもぐと食べかけのお弁当を口に運びつつ、声のほうを見る…7上昇か。

咲: 良ちゃんの隣に座ってお弁当広げます。

GM: では、澪もそれに習って夏日の隣でおべんと展開。しばらく他愛のない雑談が繰り広げられるのですが…

夏日: (もぐもぐ)(私と一緒より二人で食べたほうが話し弾まないかなぁ)

咲: 「今日は、宇治茶持ってきたよ〜」と予備のコップに注いで皆に配る

GM: お、咲は気配りできる子ですね。澪は素直に喜ぶよ「わーい。ありがとー」

夏日: 「……ごめん。お茶嫌い。麦茶がいいな。冷たいの」

GM: 「じゃ、良ちゃんには私の麦茶あげるー」と澪が水筒から。これがホントの澪尽くし…ごめんなんでもない。

咲: 「そっかぁ…良ちゃんは麦茶○と…」

夏日: 「わぁい♪」

GM: …当たり前だが男子と世界が違うな(笑)

夏日: 一緒でたまるか(笑)

GM: と、ある程度食事が進んだあたりで、何気なく澪が携帯を開きます

夏日: けーたい?

GM: 「あ、ねーねー。見て見て、昨日の爆破事件の続報ー。」携帯アプリのニュースですな。

咲: 「澪ちゃん、情報はやいねぇ。それで、なんて書いてあるの?」

夏日: (もぐもぐ)←食べつつ聴いてる

GM: 澪「んとね。ほら、駅前のビッ○エコーの着ぐるみが盗まれたっていってたじゃん?」

夏日: 「もぐもぐ―――ごくん。あんなもん盗む奴いるの?」

咲: 「あの、可愛いウサギでしょ?」

GM: 澪「それが見つかった…ぽいよ?」

咲: 「え、ドコで?」

GM: 澪「見つかったというか返却されたって書いてある。えっとね…」

夏日: 「はぇ? 返却?盗んだのを元の場所に戻した……ってこと?」

咲: 「律儀だね」

GM: 要約すると、今日の開店直後に、店の倉庫に着ぐるみが返却されていた、とのこと。

夏日: 「変な犯人」

GM: ただ、不思議なのが人目があったはずなのに、誰もそれを見ていないってことだね。それに気づいた店員が警察に連絡。警察が爆破事件との関連を調べるために接収して調査した結果、着ぐるみの表面に若干の焦げあとが発見された、とのことです。

咲: 「こげ跡…」

GM: これを受けて、警察は着ぐるみ窃盗犯が爆破事件に関与している線を濃厚と判断

夏日: 「ふぅん。花火でも遊んでたのかな?」(ってか、それってサラマンダー系の炎ってことかなぁ。あれだよね。朝いってた事件の)

GM: 「というわけで、現在警察は着ぐるみ窃盗犯を有力な手がかりとしてその目撃情報を集めている…だって」

夏日: 「目撃情報ねー。あるといいね」

咲: 「今のところ居ないんでしょ? 見つかるかなぁ」

GM: さて、こっちも情報判定タイムなのですが、2つの選択肢が。

夏日: うん

GM: 1つは<情報:噂話>で爆破事件についての判定。もう1つは<情報:警察>で隣町の失踪事件についての判定

咲: 失踪事件って聞いてたっけ?

夏日: あたしのほうの事件か?

GM: PCは知りません。ただ、夏日が<情報:警察>判定を行う場合は、コネの人からメールが入ってくるんですよ。

夏日: 警察のコネあるんだしそっちにしようかな、私は

GM: では目標値は7です。

咲: 私は<情報:噂話>?

GM: そうだね

咲: コネ使える

GM: 12以上でちょっと詳しい情報が出るよ。

夏日: 【社会】が2で、侵蝕率は関係なしでコネで+2、技能はなしっと。じゃあ、私先にいくね?

GM: OK

咲: うん

夏日: 回れー!!(念)…ちぇ。8です。一応は成功だけど。

GM: おっけー。では澪が携帯をしまったタイミングで夏日の携帯にメールが入るよ

夏日: 「にゃ゛!?」びくっとして携帯みよう

GM: 君の知り合いの刑事…えーっと(キャラクターシートのロイス欄を見て)…林光院さんから。

夏日: (あれ。おっちゃんからだ)ぴっぴと、動かして中を見よう。あ、ちなみに私のは他人から見えないようにするための保護シールが張ってあるよー。こんなバイトやってるからね。念のためにこういう策は講じてあるのだー

GM: ・表向きには情報が隠匿されているが、O市の近隣で失踪事件が3件起きている。

夏日: 3!?

GM: そしてその中の一人が死体で発見された。ただ、上層部からの圧力でこの件はまだ公開されていない

夏日: 世間が荒れるから?>圧力

GM: というより、レネゲイド関連なんで公開できない。

凪: 機密事項か

GM: というのも、死体は夏日に送られたエージェントの死体の画像と同じように強力な力で引き裂かれてるので、明らかに「人外」の能力でやられてる。

夏日: ああ。そっか。よくよく考えたら、警察は一部レネゲイドを知ってるんだっけ

GM: 上層部のほうはね。

夏日: 行方不明の人に特に共通点とか、ない?

GM: その情報は達成値8では分からないね。

夏日: ちぇ。

GM: 「というわけで、そっちに『犯人』が流れる可能性もある。何もなければそれでもいいが、一応警告だけはしておくよ。それじゃお前さんが平穏に暮らせるように祈っているよ」とメールはしめられているね

夏日: しょうがないのでとりあえずおやっさんに返信しておこう。

凪: いいおやっさんだ

夏日: 『祈ってくれてうれしいんだけど、残念ながらすでに“バイト”が入っちゃったよー。わかってたんだけどねー。漫画とかゲームとかで不思議な力持ってる奴ってみんなそういう目にあうんだし。おやっさんも気をつけてね? なんかあったら、手伝うからさ。その代わりクレープおごってね』(……っと、これでいいや)送信ー

GM: メール打つのはや!(笑)

凪: じょしこーせーだ(笑)

GM: さすが早さに定評があるハヌマーン…は関係ないな(笑)

夏日: 秘儀、両手うち!(笑) 指の速さがすごいことにきっとなるんです

GM: では、夏日は置いておいて、咲の情報判定をしましょうか。

咲: はーい

GM: こっちも目標値は7。マスクデータは11から。

咲: (ころころ)9で、技能が2レベルあるので11です。

凪: さすが

GM: お、ぴったり成功だな。さすが社会派(笑)

咲: えへへ。けど、一回も回らなかったよー

凪: とりあえず、さっきの俺と湖上のクリティカルがありえない数値だったてのはよくわかった(笑)

GM: うむ、これが普通なんだ(笑)

咲: 普通って素晴らしいね!

GM: では、澪ちゃんが何かを思い出したご様子。「あー、そういやさー。昨日帰りに可愛い犬見たの。」

夏日: (かわいい犬?)もぐもぐ食べつつ聴いてる

咲: 「へぇ〜、どんなわんちゃん?」

GM: 澪「ほら、最近野良犬っていないじゃん? 野良猫はまだちょっといるけど。」

夏日: 「もぐもぐもぐ」(そういえばみかけないなぁ)

GM: 澪「それがね。野良犬でも珍しいチワワだったの。」


咲: チワワをチクワと読み間違えた。野良のチクワ

GM: うおい!!(笑)

凪: 吹いたじゃないか!(笑)

GM: 野生のチクワって!

夏日: どんなチクワだろう…(笑)

凪: むしろチクワが野生化することが事件だって!(笑)


咲: 「チワワの野良ってそうそう居ないよ。もしかして迷子とか?」

夏日: 「―――ごっくん。チワワ、ってあのアイ○ルの?」

GM: 「良ちゃん、古いCM知ってるんだね。TVアナログ時代のCMでしょ、それ。(思い出しながら)…んー…夜だったし、でも首輪はしてなかったと思う。」

夏日: 「へー。警戒心ばりばりだった?」

咲: 「もしかして、捨てられちゃったのかな」

GM: 「なのかなー…迷子だったらどうしようかと思ってちょっとついてったんだけど。」

夏日: 「うん」

GM: 「吉野家くんちの近くで見失っちゃった。」咲の入れてくれたお茶を飲みながら。

夏日: 「ああ、あの牛丼好きそうな割にはカレー食べてる? 一緒にゲームよくやるよー」

咲: 「吉野家くんってクラスメイトの?」

GM: 「そうそう。カレー大好きな吉野家くん。」

夏日: もうカレーで確定された彼(笑)

GM: せめて牛丼にならんものかな(笑)「うちのおかーさん、吉野家くんのおかーさんと仲がいいの。」

夏日: 「へー」

咲: 「そうなんだー」

GM: 「あ、そうそう、あんな感じの…」…と澪が指差す。

咲: 「へ?」と指差された方向へ顔を向ける

GM: そっちの方向にはチワワが1匹。

夏日: 「……おー?」

GM: 君らの視線がそっちに向くとダッシュで逃げていくよ(笑)

夏日: おっと。じゃあ、ダッシュで逃げる前に《ワーディング》張ってみようかな。犬を巻き込むように

GM: もともと対象:シーンだから今いるなら確実に巻き込まれますよ(笑)

夏日: それもそっか。

GM: チクワもといチワワは全力で逃げていきますよ。

咲: チクワ命名で(笑)

夏日: じゃ、逃げていったなら…追いかけるかなぁどうしよっかなー。移動速度どんな感じ? 犬

咲: 急いでお弁当箱片付けよう

夏日: そうだった。咲も一緒に動けるんだった(笑)

GM: まぁ、普通の犬といわれればそれまでですが、咲と夏日2人で追いかけますか?

夏日: 咲がくるかはわかんないけど、追いかけるよーとりあえず。私は

GM: シーンプレイヤーは咲だけど、どうするかい?

咲: 気になるから追いかけます!

夏日: じゃ、一緒にダッシュでごー。お弁当はちゃっちゃと蓋を閉めてからかばんにつっこむよー

GM: では、追いかけていったところでシーンをカットしましょう。

夏日: うい

咲: はい

GM: …おっと一人置いてかれた澪が「…あれ? え? 咲〜? 良ちゃーん?」と

咲: あ、置いていってしまった

夏日: おっとメールでも後でうっておかないと(笑)

GM: 君らが退場して《ワーディング》が解けたあたりで我に帰ってびっくりしてますよ(笑)

咲: 「ごめ〜ん、先に教室戻ってて〜」って聞こえるかな

GM: 了解。では視界から消えていく咲たちを首をひねりながら澪が見送ったところでカット。








GM: 了解。ではミドル4、シーンプレイヤー夏日で行きましょうか。同行者は咲で。

夏日: 続きのシーンだね

GM: そういうことですな

咲: おっけぃ

夏日: じゃ、登場っと(ころころ)…57に。

咲: あ、私も57だ。

夏日: おそろいになったね(笑)

GM: いい感じに侵蝕率が平均化されてきたな(笑)

夏日: じゃ、だっだっだーって走るよー


GM: チクワを見かけて全力疾走する女子高生2人。

咲: チクワに4本足+尻尾

凪: あくまでチクワで通しますか

咲: お散歩大好きチクワちゃん

GM: 好きだね…チクワ(笑)

夏日: なんだろう。お盆にナスのやつかざるじゃん? あれのチクワバージョンがイメージできたよ?(笑)


GM: では、夏日たちはチワワを追って校門のあたりへ。犬は学校の外に出るけど?

夏日: 気にせずれっつごー

咲: 周りを気にしながら外に出るよ

GM: 《ワーディング》はどうするかい?

夏日: んー。《ワーディング》は解除して追いかける。補導されそうになったら《ワーディング》する

GM: 了解。では<知覚>判定を行ってくださいな。

夏日: 佐倉ちゃん。先に振って。出目しだいで侵蝕率あげるか考えるから

咲: はいな

GM: 目標値は5です。

咲: (ころころ)大丈夫、7です

GM: おっけ。一応夏日も振っておいて。

夏日: じゃ、普通にふろう。…1度回って12

GM: ほんとにまわすからな、こいつ(笑)

夏日: えっへん

咲: すごいなぁ

GM: では、咲は普通に犬が裏路地に入ったところを見つけます。夏日も同じく見逃しはしませんが、ある1つの事に気づきます

夏日: ん?

咲: 「見つけた!」

夏日: 「うん」こくりと頷きつつ走ってる

GM: チワワの動きですが、「追わせている」感じがしますね

夏日: (……こいつ、誘ってる? なんだかなー。怪しいなぁ……そんな気はしてたけどさ)とりあえず追いかけます

咲: ついていくよ

GM: では、裏路地に入ると、そこにチワワが待ち構えてるよー

夏日: おっと裏路地に入るならその直前に待ったをかけるよ。「っと、佐倉ちゃん、すとーっぷ」手を出して止める

咲: 「えっ!?」といいながら、良ちゃんの背中にぶつかる

夏日: 「うにゃぁっ!?」吹っ飛びそうなのをこらえる。←ちびっこ

咲: 「ごめん。勢い付けすぎちゃって〜」と謝る

夏日: 「うー。と」手招きしてこそこそお話モード(こそこそ)「あのね、あの犬、明らかに普通の犬じゃないし、私たちを追わせようとしてた感じなの気づいてた?」

咲: (こそこそ)「え、気づいてなかったよ〜…」

夏日: (こそこそ)「そっか。じゃあ、先に私が入るから、佐倉ちゃんはいざとなったらダッシュで逃げれるように準備しておいてね。私が逃げろーっていったら逃げるんだよ?」

咲: (こそこそ)「うん、わかった!」

夏日: (こそこそ)「じゃ、先に入るからね」といってから先に入ろう

咲: (こそこそ)「気をつけてね!」

夏日: 警戒しつつ、裏路地に入っていくよー

GM: では、チワワがそこに。「……こんにちわ。」

咲: しゃべったー!?

夏日: (躊躇わず)「……ノイマン? オルクス? それともキュマかエンジェル?」ジト目で犬を見る←動じない

GM: 女性の声でチワワが喋るね。

夏日: リアルがゲーム世界と無関係だった時代はなくなったのです

龍太: 犬のしゃべる世界…それがDX…

GM: 3mほどの一定の距離を保っている。

夏日: ゲームであることはリアルで起きうる事象! つまり、動じる必要がないのです

咲: さすが、良ちゃん

夏日: 「ん? あ。そだね。こんちわ。で、どれなわけ?」

GM: 「……ふつー、最初にそういう質問、する?」ちょっとあきれた声で

夏日: 「うん。するよー。それによって、警戒度変わるでしょ? 私一人じゃないもん。大体、時期が悪いんだから。そっちが悪いと思うんだよねー」

GM: 「えー…警戒度はこの状況ではMAX以外ありえないと思うんだけど…」と呟きながら咲を見るよ

咲: 「ほぇ?」

夏日: 「ん? だから警戒してるでしょ? 相手のシンドローム知ってたほうが有利じゃん」

GM: 「こっちのお嬢ちゃんのほうがまだ普通っぽいのでこっちと話そうかしら。」

夏日: 「ひどっ! 人が普通じゃないみたいに!」

GM: 「普通、相手に有利になる情報は与えない…わよね?」咲に尋ねよう

咲: 「普通はそうかもしれないけれど…」

夏日: 「なによぅ」ぶーぶー(笑)

GM: 「うん、まぁ、この子がちょっと普通じゃないのは分かったわ。よかった、私が変なわけじゃないのね。」安堵の溜息

夏日: 「いや、安心されても」手をぱたぱた

GM: 「近頃の女子高生ってこれが基準なのかと思っちゃったわ。」

夏日: 「最近はこんなもんだと思う」

GM: 「あ、そうなの? ちょっとそれはショックだわ。」

龍太: まって、お姉さん! それは違う!!(笑)

咲: とりあえず、遠めから一人と一匹の様子をみている

夏日: 「ま、さておいて」何かを置く動作して

GM: 「置いておいて。」こっちも同じ動作をチワワがする。

夏日: 「なんか用? おっかけさせてたでしょ?」

GM: 「ええ、そうなの。ちょっと協力者が欲しくて。あの状況で2人で追いかけてくると思わなかったのでちょっとびっくりしちゃった。」

夏日: 「つい」えへ、と笑う

咲: つられて笑う

GM: 「…やっぱり、今の女子高生ってこれが基準なのかしら…」

龍太: …咲、そこは否定してーー!

夏日: 「朝も見てたチワワって貴方?」

GM: 「ええ、朝からちょっと見てたわ。私がマークしてたのはそこのお嬢ちゃんなんだけどね。」

夏日: 「ん? 佐倉ちゃん?」

GM: 「ええ。動きを見てもあなたのほうが戦闘慣れしてるっぽいし。」

夏日: 「番龍がいるからやめておいたほうがいいよー」

GM: 「ば、ばん…りゅう?」音からはまったく意味が理解できないな(笑)

夏日: 「うん。番犬もとい、番龍。名前からとってみました」

GM: 「…新しい女子高生用語かしら…(考え込む)…」

咲: 「良ちゃん! チワワちゃんが悩んでるよ」

夏日: 「これはこれでかわいいよね?」悩んでる姿を見て。

咲: 「うーん、確かに」

GM: 「と、ともかく、1人2人協力者が欲しくて。」

夏日: 「で、何を協力してほしいの? ものによっては協力してもいいよ。出来たら見返りがほしい」←すごく正直

GM: 「えっとね、倒しておきたい相手がいるの。」

夏日: 「おきたい? 何? どこからか逃げてきてそれの追っ手とか?」

GM: 「それは協力してくれる相手じゃないと説明できないんだけど…えっと、ほら、昨日駅のほうで爆破事件があったのはご存知?」

夏日: 「うん」(知り合いが当事者だし)

咲: 「知ってるよー」

GM: 「それの犯人。炎を使うオーヴァード…なのかしら? ちょっと私も相手の情報は知らないのだけど。」

夏日: 「ウサギのきぐるみきてたんだってねー何考えてんだかわけわかんない」

GM: 「ほら、私は見てのとおり目立つ外見だし、警戒されてもアレなので、あなたたちに街の調査をお願いしたいなーなんて思っちゃったり。」

咲: 「それじゃぁ、チワワちゃんはあのキグルミとは関係ないの?」

GM: 「…んー。そこらへんは協力してくれないと話せないなー。君らリストに入ってない…っと失言失言。」

咲: 「リスト? なにそれ」

GM: 「……えー…」言葉を考えてる

夏日: 「じゅー、きゅー、はちーななー」←カウント開始

咲: 「ろく、ごー、よん」

GM: 「あわわわわ!?」咲まで乗った!?(笑)

夏日: 「さーん」

咲: 「にー」

GM: そこまで言われたら逃げるぜ。チワワは《縮地》で逃げます!(笑)

夏日: よし。捕獲してみようか…(笑)

咲: 捕まえよう!

龍太: 追い詰めてろうすんだよ(笑)

GM: いいけど、《縮地》はシーン内の自由な位置に登場できるんだぜ。一瞬で君の視界外に消える。ここは住宅街だからね。いくらでも遮蔽はある

夏日: 「ちっ。逃げた」

咲: 「消えちゃった」

龍太: とりあえず、出てきてもらえよ。シーン退場はしてないんだろ?

夏日: 「とりあえずさー」《ワーディング》張って大きな声で叫ぶよー。「逃げるのはいいんだけど、協力してほしいのに、何も言わないのってどうかと思うよー」

GM: 戦うと怖いから少ない数と交渉しようと思ったのに追い詰めるのはやばいだろ(笑)

夏日: 「少なくとも、交渉ごとしたいなら、ある程度カードは見せないと、信用できないし、信用できない相手のために、命かけるほど、私は命が軽くないと思ってるんだよねー。

GM: 「うるさーい! 私はビビリなんだー!」ちょっと遠くから声が。

夏日: 「何を言うのさ。私だってびびりだよ!? なんのために私が引越してきたと思ってたのさ!」

GM: 「嘘付け、全力で追ってきたくせにー!!」

夏日: 「事件なんかに巻き込まれたくなかったからなんだよ!? なのに、事件がおきっちゃったから、とりあえず解決しなきゃ、平々凡々といきてられないし、そんなときにとりあえず、怪しい行動する犬がいたら、とりあえず追いかけるに決まってるでしょ!」

GM: 「お前の愚痴なんか知るかぼけー!!」ってどんどん声が遠くなるよ(笑)

夏日: 「そうでなくても逃げられると追いたくなるよねー」

GM: 「おにー、あくまー! ひとでなしー!!」GM発言とNPC発言が混ざり始めたな(笑)

夏日: 「失敬な。まったく。何もしないから、ちゃんと最初から話てごらんよ」

咲: 「そうだよ!出てきてー」

GM: 「お前なんか嫌いだー! あとでそっちのお嬢ちゃん1人のときに改めていくわぼけー!」って感じで退場していくよ(笑)

夏日: 「ほーぅ。佐倉ちゃん。今日、泊まっていってもいーい?」

咲: 「うん、大歓迎だよー」

夏日: 「ご飯用意してまっててやるから、くるがいいわー!」

GM: もう退場してるから聞こえてないけどね(笑) …いやぁ、酷いシーンだった(笑)

夏日: 「まったく。最初から下手に出ればいいのに、人を“使おう”とする奴は嫌いなんだ……」ぶつぶつ

咲: 「来るかなぁ」

夏日: 「どうだろね。ま、ご飯は用意しておこうか。みそしるぶっかけご飯でいいのかな。オルクスっぽいから、操ってるっていう可能性も高いかなー……」

GM: さて、時間にしたら10分やそこらのことなんで、学校に戻ろうと思えば戻れるけど? まだ昼休み終わってないしね

夏日: そうだねー、戻ろっか。

GM: では、君らはチワワを追い払い裏路地をあとにしたのでありました、まる!(笑)








GM: では、シーンプレイヤーは凪から。時間軸は放課後。全員集合で作戦会議、といった感じです。

龍太: 了解。

GM: 夕暮れの教室、4人以外は誰もいないって感じですかね。窓の外からは部活に励んでいるグランドの様子が伺えますよ

凪: とりあえず、自販で買ったコーラでも飲みながら机に座ってよう

夏日: 「……クレープは?」

咲: 駅前のクレープだね

凪: 「何のことだ?」

夏日: 「クレープは……!?」←ものすごく切なそうな顔で龍太を見る

龍太: 「…学校でどうやって買えと?」

咲: 「今日の放課後行くって言ってたもんね」

夏日: こくこく「そうだよ! 約束だったでしょ!?」

凪: 「とりあえず、一回忘れろ。めんどいから」

夏日: 「やだ。後で買います、っていう署名を書いてくれたら考える」

龍太: 「わぁってるよ! ただ、ちょっと仕入れた情報があっからそっち優先だ。目的地の通り道だし、その時かってやるよ!」

夏日: 「おっけー」笑顔になって親指ぐっ

咲: 「良かったねー、良ちゃん」

龍太: 「…なんで、夏日に奢らなきゃならねぇんだ」

凪: 「とりあえず、お前も忘れてろ。話が進まねぇ」

龍太: 「そうだな。でだ。咲、夏日。今日ちょっと夜見回りに行こうと思うところがあるんだ」

夏日: 「夜?」

咲: 「どこへ?」

龍太: 「あー…夜じゃなくてもいいのか。例のウサギ仮面っぽい奴の目撃情報があってよ」

凪: 「並盛の情報か」

龍太: 「吉野家が家の近くの廃ビルでそれっぽい奴を見たって言っててな。その廃ビルを調べようかと」

夏日: 「か弱い乙女を夜連れまわすのはよくないと思うの」

凪: 「は?」

夏日: 「ひどっ! 私乙女なのに! ひどすぎっ!」

咲: 「私は行くよー?」

夏日: 「えー。佐倉ちゃんいくの…?」

GM: 正乙女はきちんと行くらしい

凪: 偽乙女は行かないのか

夏日: 偽いうな

咲: 「行くよー。」

龍太: 「だよなぁ…咲はそういうと思った」 苦笑しつつ、咲の頭をポンポン

咲: 「もちろん!」

凪: 「ま、怪我はさせる気ないから安心しろよ」

夏日: 「もー。しょうがないな。追加でハンバーガーおごりね。セットだよ?」

龍太: 「誰が奢るんだ?」

凪: 「そりゃ言いだしっぺのお前だろ」

龍太: 「俺はクレープまでしか了承してねぇぞ」

咲: 「夕飯とデザートだね」

凪: 「リーダーなんだろ? なら、リーダーらしくメンバー引っ張って行くのにケチ臭いこと言ってんなよ。な?」肩をぽん

龍太: 「高校生にそんな経済的な責任を求めるな!」

夏日: 「頑張れジャスティス!」

龍太: 「大体、お前ら否定してるじゃねぇか! リーダーだって言うならジャスティス名乗れよ!?」

凪: 「へいへい、じゃあ頼んだぜジャスティスリーダー」棒読み

龍太: 「うっわー。ムカつく! 凪、そこへ座れ! 説教だ!」

凪: 「で、結局誰が行くんだよ?」無視(笑)

咲: 「夜の見回りだよね?」

凪: 「全員でぞろぞろ行くのか?」

夏日: 「違うの? 行くのはかまわないけどねー」

凪: 「ま、何か変なのに絡まれたら人数多いほうが気楽だな」コーラをごくごく

夏日: 「あ。そうそう」ぽふ、と手をたたいて

龍太: 「なんだ?」

咲: 「どうしたの?」

夏日: 「犬がね、居たんだよね。しゃべるわんこ。ね。佐倉ちゃん?」

龍太: 「犬って…朝のチワワ…じゃないか」

夏日: 「や。それそれ」

咲: 「ああ、お昼に居たあのチワワちゃんね」

龍太: 「なにぃ!? あのチワワしゃべるのか!?」

夏日: 「後、きぐるみもご丁寧に返却されたらしいね」

咲: 「律儀だよねー」

龍太: 「…なんで返す必要が?」

夏日: 「さぁ。返す理由はわかんないけど」

凪: 「…とりあえず、順番決めてしゃべってくれないか? てか、何でチワワがしゃべってお前らと面識できてんだよ」

夏日: 「ん? 知らないの?」ぽかーんとしてから、ぽふっと手をたたいて

龍太: 「チワワは普通しゃべらねぇよな」

夏日: 「そっか。レネゲイドの力を詳しく知らないんだっけ? そっかー……平和だったんだなぁ……」しみじみ。「私たちの力はいくつかに分類できるんだけど、その1つにオルクスってのがあるの。その能力の中に、なんとでも会話ができる能力っていうのがあるのね。あるいは、動物を自分の端末にする、っていう能力。多分……後者じゃないかなーって思うんだけどね。アレは」

凪: 「つまり、中身は人間?」

龍太: 「えーっと…口寄せみたいなもんか?」

GM: 具体的に言うとオルクスシンドロームの能力に《アニマルテイマー》という使い魔を所持するエフェクトがあります。前回同じくオルクスのエフェクト《縮地》を使ってることから夏日はそう推測したわけですな。

夏日: 「ま、とりあえずそれはさておいて。わんこがなんか、倒しておきたい人がいるらしいんだよね」

龍太: 「倒しておきたい人?」

夏日: 「その倒しておきたい相手が炎使いのオーヴァード、なんだってさ」

凪: 「炎…?」湖上をちらり

咲: 「そういえば、きぐるみも焦げてたって言ってたもんね」

夏日: 「んで、そのチワワ。吉野家君のおうちの近くで見かけられたらしいよ。うん。ぶっちゃけ廃ビル?」

凪: 「廃ビル…吉野家の情報と一致するな」

咲: 「吉野家君の情報って?」

龍太: 「えーと、爆発のあった時間に廃ビルで怪しい男の人影を見たってやつだっけ?」

夏日: 「んー。チワワの主ではない……とは思うけど。アレが男だったら、やだなぁ」

凪: コーラを飲みながら頷く

夏日: 考えこみ「あ。そうそう。これ、言ったっけ。行方不明事件。」

龍太: 「あー、あと隣町で行方不明の人が何人かでてたな」

夏日: 「うん。3件おきてたらしいよ。そのうち一人が死体で発見されたみたい」

龍太: 「あんまよくねぇな。でも、それってウサギ仮面と関係あんのか?」

夏日: 「さぁ? ただ、気をつけた方がいいし……多分、今回一個の事件じゃないような気がするんだよね。勘だからなんともいえないけど」

凪: 「その殺した奴ってのは、今回のウサギ仮面と関係あるのか?」

夏日: 「わかんない。多分……違うと思うよ。さっき言ったでしょ? 今回一個の事件じゃないような気がするって」

凪: 「つまり、やばい奴が複数うろついてるってわけか…」

夏日: 「かもしんない」

咲: 「なんか怖いね」

夏日: 「そだね。だからやだなーって」

龍太: 「咲は、何があっても守ってやるからな」 咲の頭をナデナデ。

夏日: 「……」じぃーっとソレを見てから、凪を見る

咲: 「はーい」お茶飲みながらのほほんとしていよう

凪: 「…ちなみに、そのチワワはお前らに接触して何を伝えようとしたんだ? 結局」気付かない(笑)

夏日: 「……ふっ」鼻で笑って肩をすくめる

龍太: 「ウサギ仮面を倒してくれってことじゃねぇのか?」

凪: 「それを咲に依頼しに来たってのか?」

龍太: 凪、ナチュラルに咲って呼ぶな!(笑)

咲: 「協力者が欲しいって言ってたよね。チワワちゃん」

夏日: 「うん。街中で調べ物するのに、ちわわじゃ向かないからって言ってたね」

凪: 「…ウサギ仮面に接触するなら、チワワが近道か…?」湖上の何か言いたげな視線はスルーしつつ

龍太: 「でも、チワワのいるとこわかんねぇんだろ?」

夏日: 「わかんない。とりあえず、自分の倒しておきたい相手の情報がほしかったみたいだね」

咲: 「なのかな。」

夏日: 「ま、そういうわけで、二手に分かれたほうがいいんじゃないかなって思うよ? 廃ビルとチワワ」

龍太: 「じゃぁ、廃ビルは凪と夏日に任せる…とりあえず、そろそろ行くぞ。クレープ屋」

凪: 「お前の驕りだったなー」

夏日: 「わぁいー♪」

咲: 「行こう〜!」

龍太: 「凪は自分でだせよ?」

凪: 「何だよ、ケチ臭いな」

龍太: 「何が嬉しくて男にクレープ奢らなきゃなんねぇんだよ」

凪: 「心が広い男のがモテるぞ? なぁ咲」

咲: 「へ?」

GM: 咲はすでにクレープのことで頭がいっぱいらしい

凪: 「お前も心が広〜い男のが好きなんだろ?」湖上はスルー

咲: 「う〜ん、そだね〜。さっちゃん」

夏日: さっちゃん?(笑)

GM: 皐月だからな(笑)

夏日: ああ(笑)

咲: そうそう(笑)

龍太: 「な、凪! お前、もうだま…………」

凪: 「だってよ?」ニヤリ

夏日: 湖上の肩…には届くか。に、ぽふ、と手を置いてあげる。

龍太: 「………っくそ! 今日だけだからな!」

凪: 心が広いリーダーには感謝だなぁー

咲: 「何にしようかな〜」とお片づけしてよう

GM: では、そうこうワイワイ4人で会話しなら教室を後にして…誰もいなくなった教室の窓から初夏の風が吹いてくる…というあたりでシーンカットしておきましょう

夏日: 窓は閉めていくよー

GM: がーん

夏日: 戸締りは最後の人がするんだよー

咲: 戸締りだね

龍太: GMの演出が台無しになった(笑)

夏日: 人として戸締りはちゃんとするべきだよー

凪: 演出潰しに来るとは思わなかったな(笑)

夏日: つぶしたくて言ったわけじゃなくて…純粋に扉は閉めようよ、という…(笑)

GM: ひどいや(笑)

咲: 先生を気遣ってるんだね!

GM: GMに気を使え!(笑)

夏日: いや、だって…窓は、閉めよう…?

GM: というわけで、次のシーン行きますか!(笑)

夏日: 泥棒入ったら、やだよ…?

凪: はーい(笑)

夏日: うう。スルーされたよ…

GM: お前がスルーしたんじゃ(笑)

夏日: しくしく

GM: 泣きたいのはこっちだ!(笑)








龍太: さて、どっちから?

GM: では、次のシーンは夏日をシーンプレイヤーにして廃ビル行きますか。クレープ堪能して別れた直後から始めましょう。同行者は凪。

夏日: (ころころ)1上昇か、ん。絶好調(笑)

龍太: お、友達カップルからか

夏日: カップル違う(笑)

凪: 俺も登場。ついにDBつくように。

夏日: 711で買ったクリームパンをいそいそと取り出してるよ。「るるんるーん♪」

GM: では、日も暮れて涼しい風が吹くようになったあたりから。

凪: 「クリームパンのカロリーは大体305kカロリーだってな〜」食欲なくすようなことを言ってみる

夏日: 「ふーん。だから?」意にも介さないよ

咲: 詳しいね

夏日: レネゲイドはきっと、カロリー消費してくれると思う。

凪: 「別にー。ただ、よくクレープ食ったあとに食えるなーって」

夏日: 「張り込みって、アンパンと牛乳なんでしょ? 残念ながらクリームパンと水だけど」

凪: 「ま、張り込みには違いないな」

夏日: 「でしょ? 半分あげよっか?」

凪: 「じゃ、貰う」

夏日: 「ほいさ」ぺりっと半分にわって、ぽいっとあげる。

凪: 受け取って食べよう

GM: そうこうしてるうちに、君らは廃ビルの近くまでくるよー

凪: 「喉渇きそうだな〜」言いながらすたすた

夏日: 「私の水一緒に飲みたいの?」ごくごく飲みつつ

凪: 「いらね」きょろきょろ

GM: 廃ビルに気を使え、クリームパンしか見えてないだろ、お前(笑)

夏日: もぐもぐ食いつつ、見てるんだよ(笑)

GM: まぁ、しばらく見てても外からではちょっと良く分かりませんな

凪: 「中に入るか?」

夏日: 「そだね。はいろっか。えっと、宣戦布告する? しない?」

凪: 「は?」

夏日: 「《ワーディング》だね。別名簡易結界を展開するの? って聞いてるよ」

凪: 「あ〜…しない方がいいんじゃねぇか? 喧嘩売りに来たわけでもないし…まだ」

夏日: 「んじゃ、隠れるの、気を配ってよね。私はそれなりにできるけど。そういうのも」

凪: 「あいよ」出来る自信ないけど(笑)

夏日: じゃ、こそこそしつつ入るかな

GM: では、隠密行動は…3rdからは<知覚>判定ですな。

夏日: はーい

GM: 一応振ってみてください。凪は60%超えてるのでダイスボーナス1個つきますよ。ただ、2人のうち達成値の低いほうを適用しますから気をつけてください。

夏日: ぇー。そういわれるとなー

GM: 当然だろ(笑)

夏日: …(ころころ)…8。

凪: …(ころころ)…4だな。やっぱり低かった

GM: ん、では…こっちも…(ころころ)…あ、回った(笑)

凪: ここでGMが回った(笑)

GM: うふ。17です。

夏日: どうしよう…これ偽者だ…(おろおろ)


このGMは普段からダイス目が悪いことに定評があります。
逆に夏日のPLはものすごくダイス目がよく、常々何かを吸い取られている気がするのでありました。
まぁ、GMをしていれば出目が腐ると言うのは世の常識ですよね!



GM: では、君らが足を踏み入れると《ワーディング》が展開されるよ(笑)

凪: 「うお!?」

夏日: (あ。こりゃばれたな)

龍太: 隠れられない二人…頑張れ!

凪: 「ちっ…この感覚は慣れないな」

GM: そして薄暗い室内から4つの瞳が君らに向かって近づいてくる。

夏日: (慣れると負けた気分になる)

凪: ちらりと視線を向ける

夏日: 瞳のほうを見るよー

GM: 別に単眼が4体というわけでなく、普通に2体の…化け物がゆら、ゆら、と君らのほうに近づいてくる

凪: 「…なんだ、こいつら」

夏日: 「……ふぅん。とりあえず、気をつけてね。自分のことは自分で。最悪逃げてね」(本当は真っ先に逃げたいんだけどねー。あーやだやだ。戦いなんて血なまぐさいのはゲームだけで十分だってのに)

凪: 舌打ちをしながら睨み付ける

夏日: へらりと笑いつつ、心の中で同じく舌打ちしてる。

GM: 片方は雷を纏いながら。もう片方は巨大な獣に変貌しながら…「侵…入者に死……を…」と呟きながら襲ってきます

夏日: (―――ってありゃ? こっち、があたり?)

GM: というわけで戦闘に入りましょうか!

夏日: 「侵入者っていうか、そっちだって不法侵入じゃんかー!」とりあえず…怒鳴る。

凪: 「ち。警備員ってことかよ!?」

夏日: 「もー。最悪! 後で湖上君におごってもらってやるーーーー!」

GM: 雷のほうは暫定コード「ザック」獣のほうを暫定コード「バラン」と命名。彼我の距離は5mほどです。さぁて、戦闘を始めましょうか!

夏日: バランいうとお父さん思い出す。

GM: うん、竜の騎士ですね。多分突っ込むところはそこじゃない

夏日: あれ?(笑)

凪: 戦闘移動で間に合うから、マイナーで接近できるってところか

GM: そうですね。

夏日: さて。セットアップ…かな?

GM: こっちの行動値は両方とも9です。

凪: 俺が一番遅いな

GM: セットアッププロセスは何もなし。イニシアティブプロセスでザックが《フルインストール》を使用するよ。

夏日: げ。ずるーい(笑)

GM: ばちばちばち、と派手な雷を纏いながらザックが咆哮する

凪: えーと…(ルールブック確認)…判定ダイス増加かよ!?

夏日: そだよん

GM: うむ、こちらの判定ダイスが6個増加するぞ。バランは特に何もすることはない

夏日: うい

GM: 行動値は夏日が9なのでPC優先で夏日から。

夏日: では、私か「ふぅ……本気出しておくかな。あたるといーんだけど」と言いつつ、マイナーで《バトルビート》

GM: 侵蝕率は上昇させてから判定するので、この判定ですでにボーナスがつきます。


これは間違い。DX2ndではエフェクトの宣言と同時に上昇でしたが、3rdからは解決してからの上昇になりました。
2ndに慣れてたので思い込みで処理しちゃってましたね。以後も同じ間違いがあります。気づいたのはクライマックス後でした。
細やかな変更点なので間違ってた人も多いのではないのでしょうか。



夏日: さらに、メジャーで《電光石火》《振動球》《サイレンの魔女》を混ぜた一撃! 侵蝕率は11さらに上昇で72!

GM: 侵蝕率最低から最高に一気に躍り出たな

夏日: うん(笑)

GM: さぁ、来い! 《サイレンの魔女》は《コンセントレイト》が組み合わせられないからな。避けてやらぁ!

夏日: 「食らえっ! 魔女のハルモニア!」あ、駄目だ達成値12!

GM: ではザックが…《フルインストール》で6個もあるって素敵☆ 21で回避!

夏日: ちぇー。一匹くらい当たれー

GM: バランはまだ《完全獣化》できてないので…

夏日: ぶーぶー

GM: それでも技能があったのでギリギリ13で回避だ。ふう。何もせずに死ぬところだったぜ。

龍太: 惜しいなぁ

GM: 危なかった(笑)

夏日: 「ああん。調整ミスった! 範囲が広いから扱いにくいんだよね……ってことで、凪。ふぁいとー」手をひらひら。あと《電光石火》の分HPが減ります。ちょっぴり吐血しつつ。

凪: 「って、今お前何したんだ…?」レネゲイドの戦闘シーンは初めてなので(笑)

夏日: 「んっとね。大気を震わせて、視界全部攻撃したんだけど、範囲が広い分、扱い方が難しくて、今のは弱すぎて全然効いてないみたい」

GM: では、夏日が広域に音をばら撒くが、ザックバランは遮蔽を生かして回避します


龍太: ザックバランって…ひでぇ! GMひでぇ!(笑)

GM: あれ、今ようやく突っ込まれた。

夏日: ああ。本当だ…(笑)

龍太: 今、繋いで言われて初めて気がついた(笑)

咲: 気がつかなかった

GM: …しまった、このメンバーはほんとに天然だ(汗)

凪: GMのネーミングセンスはどうなってるんですか。

GM: はっはっは。ざっくばらんに行こうぜ。


凪: 「で、避けられたのか」

夏日: 「みたい。悲鳴もないし」

GM: 悠長に話していていいのかな、こっちからも行くぜ! では、まずザックからマイナーで戦闘移動…(ころころ)…夏日のほうに。

凪: よし。行け

夏日: やーん

龍太: 凪がさりげなく、ひでぇ(笑)

GM: んで、メジャーで《アームズリンク》《雷光撃》で雷を纏いながら素手で殴りかかるぞ! 達成値20ジャスト。実は《コンセントレイト》持ってないんだけど、ダイス数でどうにかなるもんだなぁ(笑)

夏日: ま、ガードする。と、言っても、強化服の装甲値は1だけどね…(笑)

GM: ガードだと回避判定は発生しませんからそのまま受けとめる形ですな

夏日: うん

GM: では…(ころころ)ダメージは15点。

夏日: えーっと装甲が1なので、14点。生きてるけど盛大に吹っ飛んだ感じかな?

GM: そうだね。雷を纏ったパンチでどぱーんと!

夏日: 「きゃんっ」

凪: 「夏日!?」

夏日: 体をくの字にして、吹っ飛ぶよー(これ、だから、嫌、なんだよね……このバイト。本当お金でももらってないと、やってらんないよ……)痛みにうずくまってる。

GM: 続いてバランはここで《完全獣化》

凪: 「っ…こいつは…」眉をしかめよう

GM: メキメキ、と完全に異形になって、腕がぐにょり、と伸びる

凪: 「………………『化け物』、か」どこか自嘲するような笑み

GM: 《オールレンジ》《伸縮腕》で凪に攻撃するぜ。(ころころ)お、ちょっと増えて24だ。

夏日: 「きを、つけ、なさい、よ」くの字に折ってた体をゆっくりと起こして、言う。

凪: えーと、【肉体】が8で回避が2だから、ダイス8個に追加ボーナスが2。で、侵蝕率ボーナスがダイスプラス1個。かな

GM: ひぃ、そんなにあるのか

夏日: だめもとで回避するのもありかな?(笑)

凪: ガードする意味がないなら避けるしかあるまい(笑)

GM: 実はダイスの数も技能も殆ど同じですね。こっちの攻撃と

凪: 駄目でもともと! (ころころ)回らなかったかー

夏日: 残念(笑)

GM: では、ダメージは…(ころころ)くそ、出目が悪い。16だ。

凪: 攻撃をくらって壁に叩きつけられ、「…化け物ってのも頷けるな、こりゃぁ…」と立ち上がろう

GM: 腕伸びまくりですしね。ぎゅいんぎゅいん

夏日: 「そりゃそうだよ。―――ふぅ。落ち着いてきた。私がこんなバイト嫌いだっていうのわかった?」

凪: 「…上等だぜ。化け物だろうがなんだろうが…」目の瞳孔が細くなります

GM: 獣の目だ!

凪: 「まとめてぶっ飛ばしてやるよ!!!」《完全獣化》+《破壊の爪》で黄金の毛並みを持つ虎の姿になるぞ!

GM: 今攻撃してきたやつを攻撃し返すなら《ハンティングスタイル》も加えないとですよ。夏日の隣にいるやつならそのままでOKですが

夏日: 遠いからね

凪: ここは反撃しないと様にならないな。《ハンティングスタイル》も加えます

GM: では、君は一足飛びでバランの元へ飛びつき…

凪: 一瞬でバランの目の前に移動…コンボ《コンセントレイト》+《獣の力》で獣爪撃! 「化け物の力、その身で思い知りやがれ!!!」

GM: 来い! またよけてやるわ!

凪: (ころころ)ダイスで27…技能レベルを足して31!

GM: さすがに31は…ん、駄目だ。ダメージくれ。

凪: よし!これで避けられたら目も当てられなかった!(笑)

夏日: 確かに…(笑)

GM: ダメージは達成値の(10の位+1)D10+攻撃力です。今回の場合は4D10+攻撃力ですね。凪が一瞬のうちに近寄り…その爪でバランを切り裂く!

夏日: 「……うわぁ」顔をしかめ、そして目をそらす。(何度見ても……やっぱ、なれないや。私は、手で殴ったりするんじゃないけど、さ……まあ、似たようなもんなんだけど)

凪: ダメージは…29だ!

夏日: いったーい(笑)

GM: …痛いと言うか…ぴったりHPがゼロになったぜ

凪: 一撃! 俺強ぇ!(笑)

夏日: うらやましいことだ(笑)

GM: では、バランの巨体は凪の爪を受けて倒れる。

夏日: 「やるねー」

GM: これで1R終了だ…が

凪: 「…格が違うんだよ」吐き捨てるように

GM: バランが倒れたのを見るとザックは逃げ出そうとするよ。ここで戦闘は終了になる。

凪: だよなぁ…

夏日: 「あ、こらっ!逃げるなーっ!」いいつつ、超音波を矢のように絞って打ち抜くよ。

凪: ちらりと様子を見て、対応は夏日に任せよう

夏日: 振動球。無機物を貫く、音の攻撃。

GM: 夏日が追い討ちをかけて、一瞬体制を崩すが…窓からザックは飛び出そうとする。だが…そのザックを紅の炎が包む!!

龍太: ウサギ仮面!!

凪: 「!?」

夏日: 「にゃ?」目をぱちくり

咲: まさか!

GM: 君らが振り返ると、そこには1人の男が立っているのでありました。

凪: 「…ち。当たりどころか大当たりってわけかよ」

夏日: 「同じ当たりなら心ときめくほうがいいなー……」見るよ

GM: ??「ふう、何とか間に合った…ってところか。」

夏日: 「すんません。どこのどちら様でしょうー?」

GM: ??「あー……」凪を見てちょっと考え込む

凪: 「あ?」俺も見る

夏日: 挙手してみてるよ

GM: ??「昨日、屋上にいたやつだな。…いいだろう。説明してやろう。」

凪: 「…やっぱりウサギ仮面かてめぇ」

夏日: (やっぱいい、とか言いたくなるなぁ……いうと帰りそうだから言えない小心者の自分がにくい)

GM: ??「ただし、昨日拳銃持ってたもう1人のにーちゃんを呼んできてもらえねーかな。」

夏日: 「はぇ?」

凪: 「…あいつがいないと話が出来ないってことか?」

龍太: 呼び出しだ! 呼び出される!?(ドキドキ

GM: ??「説明は1回で終わらせたいってことさ。何度も同じ話、するのもアレだろう。」

夏日: 「まあ、そだね。あ、質問一個いい?」

GM: ??「ん? ああ、名前か?」

夏日: 「いや、そっちもそっちで聞きたいけど……」

GM: ??「…なんだ?」

夏日: 「犬好き?」

GM: ??「……よぉ。にーちゃん。この女は、その、大丈夫なのか?」

凪: 「………は?」

夏日: 「わぁ。侮辱されてる。ひどい話」

凪: 「思考回路が斜め上をつっきってて、ねじが数十本抜けてるけど、まぁ、多分、大丈夫じゃないかと思いつつもない感じだ」

GM: ??「…どっちかと言うと猫派なんだけどな、俺。」虎凪を見ながら(笑)

凪: リアルにこっち見んな(笑)

夏日: つーん

凪: 「あ〜…俺はウサギも可愛いと思うぞ。うん」目をそらしながら

咲: だよね!(笑)

夏日: 「べーっ」

凪: 「とりあえず、あれだ。順番守ってしゃべんないと意図はつたわんねぇぞ」

GM: ??「まぁ、いい。とりあえず、自己紹介しておくぞ。…俺は碓氷。コードネームは紅蓮の繰り手…UGNのエージェントだ。」

夏日: 「……はぁ? ゆーじーえぬー?」ジト目

GM: …というあたりでシーンをカットしましょうか(笑)

夏日: はーい








GM: よし、ではミドル7をはじめますかな。シーンプレイヤーは龍太。同行者咲。時間軸は凪夏日のシーンと平行で。

咲: はーい

龍太: クレープ屋帰りだな。

GM: 凪たちと別れたあたりから始まります。クレープはみはみしながら、と言う感じですね

龍太: 「はひ、はんほふれーふ?」

GM: (咲、何のクレープ?)

龍太: おお、よく分かったな(笑)

咲: 全然分からなかった…(笑)

凪: さすがGM(笑)

龍太: 「んぐっ…咲、何頼んだん?」

咲: 「生クリームとイチゴのクレープだよー」

龍太: 「お、いいチョイス! イチゴも捨てがたいよなぁ」

咲: 「でしょー。あとねアイスも入ってるんだ!」

龍太: 「アイスかー!一口もらっていい?」

咲: 「うん、いいよー」と渡すよ

龍太: 「さんきゅー♪ 俺のも食べる?」 パクと咲が持ったまま食いつこう

咲: 「わーい。ありがとう!ちなみに何のクレープ?」

龍太: 「俺のは定番、チョコバナナカスタード」

咲: 「それも美味しいよね!」ひとくちもらうよ

龍太: 「やっぱ学校帰りとか甘いもん欲しくなるよなぁ…」と、平静装ってますが、内心ドッキドキですよ(笑)

咲: 「勉強してると糖分欲しくなるもんね」

GM: と、いつもの見回りのコースを歩きながら、平和な会話を繰り広げていく2人。

龍太: 「…で、俺らは具体的にどうするんだろうな?」

咲: 「うーん。チワワちゃんが出没する場所に一人でうろつくとか?」

GM: 30分ほど歩き回って見るが、特にこれといって進行もなく、平和な時間が繰り広げられていく(笑)

龍太: 「正直、咲を一人で歩かせたくないんだけど」

咲: 「でも、そうしないと出てこないんじゃないかなぁ」

龍太: 「………でもそのチワワが安全な奴とも限らないんだろ?」

咲: 「うーん…そうなんだよね。他になにか案考えなきゃね!」

龍太: 「あ、あのさ…」

GM: と、そんなあたりで。

龍太: は…!

GM: 龍太の携帯に電話が…いいところで邪魔が!(笑)

咲: 「電話鳴ってるよ!」

龍太: 「え? あ…う、うん」 携帯を取ってピっと出よう

GM: 「もしもし、龍太君?」と電話の相手は君のなじみの刑事からですね。名前は…松田さん。

龍太: 「あー、まっちゃん!!(邪魔すんなぁぼけぇ!!!)」

GM: 2年目の若手刑事、龍太の父に可愛がってもらっているとかなんとか。

夏日: なんでそんな微妙な言い方(笑)

GM: 松田「やぁ、こんばんわ、龍太君。ちょっと時間いいかな?」

龍太: 「何? 何の用!? ちょっと、取り込み中なんだけど! 急ぎ!?」 イライラッ

GM: 「急ぎと言えば急ぎ、緊急事態といえば緊急事態…っと、この話はR件指定されてて本来なら君のお父さんから口止めされてるんだけどね。……龍太君は隣町で起きてる失踪事件、知ってるかい?」


R件指定。レネゲイド事件の隠語。公式では設定されてないが、GMが勝手に設定した。
上級ルールブックでは警察機関にR担というUGNと協力する部署が出来ている。きっと松田はここのメンバーなのだろう。
そういえば3rdでは「レネゲイドアクションRPG」ってジャンルは消えたんだろうか。



咲: なんだろうと思いながらクレープ食べてよう

龍太: 「んー、噂に聞く程度だけど…失踪してる人数と、どうも犯人がとち狂ってるってぐらい」

GM: 「それ関連と見られてるんだけど、どうやらO市で1人失踪者が出たらしい。」

龍太: 「え!? 嘘!? 誰!?」

GM: 「まだ確定情報じゃないんだけどね。一昨日の晩から帰宅してないのを家族が捜索届けを出してきて、今こっちで対策本部が設置されたんだ。」どうも電話の向こうは騒がしく、松田の声は小さい。ボソボソと隠れて喋っているようだ。

龍太: 「それ、最終目撃場所とかわかってる? つーか、俺の知ってる人だったりしないよね?」

GM: 「うん、君の知ってる場所だよ。えーっと…」具体的に言うと、件の廃ビル周辺だね。松田はそこら辺の住所を教えてくれる。

龍太: 「マジ? いま、ちょうどの辺にいんだけど…」

GM: 「…多分君とは直接つながりがない人だとは思うけど…」と1人の名前を挙げてくれる。その名前に聞き覚えはないね

龍太: よかった。

GM: 「本来なら、極秘指定で君にいうことは出来ない情報なんだけど、君は最近夜出歩いて見回りみたいなことをしてるらしいじゃないか。…心配になってね。」

龍太: 「…あ、心配してくれたんだ、ありがとう。それと、情報さんきゅーね! まっちゃんも気をつけなよ」

GM: 「はは、この電話がバレたら始末書どころかクビ…と、うわ、やべぇ、人きたから切るね。気をつけて龍太君!」…そういって電話がぷつーんと。

龍太: 「おう! まっちゃんもね!」携帯をしまいつつ…「さて…咲、ちょっと巡回は中止な。状況が変わったや」

咲: 「なにかあったの?」

龍太: 「えーっと、隣町で失踪事件あったじゃん」

咲: 「うん」

龍太: 「こっちでも、被害者が出たらしくてさ。それも、最後の目撃がこの辺なんだ」

咲: 「え! それって危険じゃ」

龍太: 「うん。だから、巡回は中止。咲に危ない真似させらんねぇ」

GM: 内心ほっとしている龍太であった(笑)

夏日: あははは(笑)

咲: 「でも、チワワの件はどうするの? このまま帰る?」

龍太: 「それな。…ちょっと実験。咲は俺の傍はなれるなよ?」

咲: 「うん、わかった!」

龍太: とりあえず、声の届く範囲で《ワーディング》展開!

GM: ほう?

龍太: 「犬ーーーーー!! どうせ、咲のこと監視してんだろ!? 話きいてやるから出て来い!!!」 声の限り叫んでみる。

GM: …えーっと、この状況では……

龍太: ダメ?

GM: 一応<知覚>判定してみてください。

龍太: (ころころ)…余裕の24! コレでなんもなかったら泣く(笑)

GM: うわぁ、さすがに鋭敏(笑)

咲: すごい(笑)

龍太: 「いるんだろ!? 今、出てこなきゃもう話の場は無いと思えよ!!!」

GM: いるにはいます、近所の屋根の上にその姿を発見できますが…やってることは夏日と一緒だから逃げますよ、さすがに(笑)

龍太:

咲: キョロキョロしながらチワワの姿を探すよ

GM: 「こえー、いまどきの若者こえー!!」って思ってるはず(笑)

夏日: ひっどーい(笑)

咲: え(笑)

龍太: …こんなに譲歩してるのに!

凪: よけい警戒されてどーする

咲: 逆効果だったかぁ…

GM: 譲歩…してたっけ?(笑)

夏日: それなりに譲歩してるのにね

GM: まぁ、龍太には知る由はないが、実際のところ、こっちは本拠地に足を踏み込まれてて、それどころじゃないですからね。ザックバラン倒されたし。

凪: そっか。向こうからしてみればアジト襲撃されて、本人探しにこられたようなもんなのか。

咲: 「チワワちゃん出てこないねー」

凪: ん? もしかしなくても俺らのせいか?

咲: 「他に協力者が見つかったのかなぁ。これからどうする?」

GM: では、そういうあたりで、夏日から咲にメールが入る、っていう感じで。ゆーがっためーる、ゆーがっためーる。

咲: 「あれ、携帯が鳴ってる。誰だろう」携帯取り出してぽちっとな

龍太: 「誰から?」キニナル。キニナル。

咲: 「うーん。あ、良ちゃんからだ」

龍太: 「夏日か…」 ほっ

GM: 龍太がいちいち可愛いな(笑)

GM: 内容は、合流を促すような文面だった、ってことで。

龍太: (…これで、合流したら…しばらく二人っきりって無いかなぁ…)

咲: 「龍ちゃん。良ちゃん達が合流しようって」

龍太: 「あぁ…分かった。どこいきゃいいんだ?」

GM: どこがいいかな? さっきの廃ビルでもいいし、UGNが用意したセーフハウスでもいいが。夏日や凪は希望ある?

夏日: ん。セーフハウスでいいよ

GM: では、セーフハウスで。メールに住所が指定されてる。ここから10分ほど歩いた場所だね。ちなみに、セーフハウスってのは、「安全な場所」ね。組織が用意した隠れ家みたいなもんです。

咲: 「ここから歩いて10分くらいの場所みたい」

龍太: 「ん………な、なぁ、咲」

咲: 「なに?」

龍太: 「あのさ……」 視線が泳ぐ。

咲: 「どうしたの?」

龍太: 「その…………凪の事どう思う!?」

咲: 「さっちゃん?」

龍太: 「そ、そう…」

咲: 「良ちゃんと仲いいよねー。」

龍太: 「は!? な、夏日?」 呆然(笑)

咲: 「ほら、よくゲームの話で盛り上がってるよ」

龍太: (えーっと…これはどう取ったらいいんだ…それが気になるのか!? それとも傍観者なのか!?)「ああ、うん。確かに盛り上がってる…………いや、そうじゃなくて!」

咲: 「へ?」

龍太: 「だから…えーっと…」 頭をガシガシ「俺は咲が大事で好きだ! 咲は…その…俺の事…………どう思ってるのかなって」 尻すぼみになる言葉。

GM: ストレートに言ったー!!(笑)

龍太: 「………………………………ごめん! やっぱナシ! 今のナシ!」咲の前で手を合わせて拝む。「いきなり言われても困るよな!? ごめん! 聞かなかったことにして!!」

咲: 「わ、わかった」

GM: と、なんか呆然とする展開があって…シーンカット…しましょうか?(笑)

龍太: 「あ、でも、咲が大事なのは本当だから! それだけは覚えてて!」

咲: 「う、うん。」

GM: ひぃ、まだ続く!(笑) 恐るべし乙女脳!(笑)

龍太: 「凪達んとこ行こう!!」

咲: 「うん、行こう!」

GM: では改めてカットで

龍太: パシとつい何時もの癖で咲の手を取って走り出す龍太でした(笑) ごめんね、GM、咲。

GM: 笑いすぎてほっぺたが痛いGMでありました。

龍太: 大暴走した気がするよ

GM: ニヤニヤ。

夏日: にやついてるGMをたたいちゃえ(ぺちぺち)

咲: いやいや

GM: 面白かったのでよしとする。

凪: ( ̄▽ ̄)リアルにこの状態だなと(笑)

咲: 癒しの顔(笑)








GM: さて、では次のシーン行きますか。シーンプレイヤー咲で、同行者龍太。セーフハウスに登場するところからいきましょっかねー

咲: はーい(ころころ)…あ。侵蝕率トップになった。

GM: 咲が動揺している!

咲: えぇぇぇぇ

龍太: え、俺のせい!?

咲: 違うよー。びっくりしただけだから

GM: では、続きを。指定された住所に向かうと、マンションが1つ。その1室ですね。302号室と指示されています。

咲: インターホンあるならピンポーンするよー

龍太: 「ここか?」 咲の手は握ったまま(ぇ

GM: では、夏日か凪か、登場して応対してください。碓氷が出てもいいんだけど、それはそれで警戒するよな、と言う配慮。

凪: がちゃりと扉を開ける。そして開けた扉が湖上を直撃します

龍太: 「ぶへっ!?」

咲: 「え! だ、大丈夫!?」

龍太: デコを抑えてうずくまります(笑)

凪: 「よ、咲。…あれ? 一匹足りないな」きょろきょろ(笑)

龍太: 「な〜〜〜〜〜〜〜ぎ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

咲: 「さ、さっちゃん…」

凪: 「ん? 何してるんだそんなとこで?」

龍太: 起き上がりざまに腰の銃を引き抜き、凪の額にピタリとつける「開ける前に、覗き穴確認するよなぁ!? 普通!!!」

凪: 「ん〜、そんなもんか?」表情を変えずに

咲: 「ちょ!! 早まっちゃだめ〜!!」

夏日: よし、面白そうだから登場するよ!(笑) 「なにやってんの? あんたら?」きょとん、としつつ、顔だけ出して

凪: 「さあ?」

GM: 「ええから、はよ中入れ。あんまり見られたくないんだ。」と奥から声がするよ

夏日: 「あ。佐倉ちゃん。早くあがっておいで。男の子はおばかさんだから、無視したほうがいいよ。喧嘩したいならやらせてあげときな」

凪: 「まぁ、とりあえずその熱気はいったんしまえ。…もっと熱いのぶつけられるのがいるから」

咲: 「うん、わかった。おじゃましまーす」中にはいっちゃおう

龍太: 「つーか、その前に、謝れ、バカ!」

凪: 「悪かったな」普通に謝る(笑)

龍太: 「よし。んで、今の声、誰?」

咲: 「どちらさま?」

夏日: 「後で話すよー」てくてく

龍太: 咲。凪に続いて入ってくよ

GM: では、中に入ると見知らぬ男が1名。

龍太: 「おっさん、だれ?」

GM: 「人んちにあがりこんでおいていきなりそれはないんじゃねぇかなぁ…」コップに麦茶を注いでる

咲: 「良ちゃんたちの知り合い?」

夏日: 「知り合った人が正しいかなぁ。」

GM: んで、凪に向かって「これで全員?」と改めて聞いておくよ。

凪: 「…らしいぞ」一応答えとく(笑)

GM: 「……えーと、いいかな? いいよな? 何で俺家主なのにこんなに立場低いんだろう。」

凪: 「ああ、どうぞどうぞ」

GM: 「そっちの2人もとりあえず座ってくれ。」と龍太と咲を促そう

龍太: 警戒しつつ、無言で座る。

咲: お言葉に甘えて座ります

GM: 「んじゃ、とりあえずまず自己紹介から。俺は碓氷忠孝(ウスイ タダタカ)UGNエージェントだ。」ああ、年のころは20代中ごろですね。オッサンって感じじゃないですよ

咲: 「ゆーじーえぬ…?」

GM: 「んで…」ここで龍太のほうを向いて「お前さんにはホント謝らないといけないな。ごめんなさい。」と頭を下げておこう

龍太: 「は?」 きょとんと見返す

GM: 「うん、ここに来る前にちょっと2人から話を聞いてたんだが、俺はお前たちの言う『ウサギ仮面』だ。昨日はホントすまん。」深々と謝る碓氷

龍太: 「はぁ!? な…ちょ…えええええ!?」思わず、バンとテーブルを叩きつつ腰を浮かします(笑)

夏日: (ちびちび麦茶を飲んでる)

凪: 「よかったな。素直に謝ってくる相手に喧嘩売ったりしないよな? 正義の味方なら」肩をぽん(笑)

咲: 「碓氷さんがウサギ仮面!?」目を白黒させます

龍太: 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っだぁ! 卑怯だ! 先にあやまんのかよ!?」

GM: 怒りのぶつける場所がない龍太であった(笑)

夏日: (暇そうに麦茶飲んでる

龍太: 「おまっ! 俺は黒こげになったんだぞ!?」

夏日: 「だから、謝ったんでしょ? 悪かったなぁって思ってるから、言い訳もせずに謝った。大人の対応だよね。」

龍太: 「だから、殴れなくて卑怯だっていってんだろ!?」

夏日: 「ふぃー。麦茶おいしい。おかわりー」

GM: 冷蔵庫指さして「セルフサービスでどうぞ」と目で言う碓氷

夏日: じゃ、自分でとりにいこう。麦茶

凪: 「ま、お前も頭冷やして話を聞け」麦茶を渡そう

龍太: 麦茶を奪うようにとって、一気飲み。 タンとテーブルに置く

GM: 「順を追って説明しよう。まぁ、いろいろ事情はあるんだ、こっちにも」碓氷は霧谷からの依頼でこのO市に「スタンピード・ビースト」を追って来たんだが、ターゲットを確認し、いざ殲滅、と殺気を出したところで《ワーディング》展開し、龍太が現れたんだよね。

凪: ……

GM: その《ワーディング》でスタンピード・ビーストは碓氷に気づいてしまって逃走。状況から、龍太を仲間ではないかと疑って攻撃を仕掛けてしまった、っていうわけだ。

龍太: …えー!?

凪: つまり邪魔したのうちら!?(笑)

夏日: そうなるね

龍太: 俺の先走りのせい!?

凪: うん(笑)

夏日: 流れ的には(笑)

龍太: だって、殺気! 殺気って!


まぁ、こうなるようにGMが仕組んだのが悪いんですが。
龍太には可哀想なことをしたなぁ。



咲: 「そんな経緯があったのかぁ…」

GM: 「…俺も不意打ちで焦ったとはいえ、いきなり攻撃してしまったことは謝る。申し訳ない…。」

龍太: 「…………」(内なる葛藤と戦い中)

凪: 「ま、先に首突っ込んだのはお前のほうだったってわけだ」

夏日: 「―――にゃーんだ。発端は湖上君で、残りはお兄さんなんだから、どっちも落ち度ありまくりじゃん」

GM: 「…まぁ、お互い様、ってことで手打ちにしてもらえると嬉しいんだが。」

龍太: 「………すんませんでした!」 ガバと頭をさげまする。

GM: 「ありがとう。」また頭を下げる「…さて、では本題に入ろう。」碓氷は1枚の写真を取り出して君らの前に出す。

夏日: 「はーい」

GM: 20代後半の女性が写った写真だね。

夏日: 「誰?」

GM: 「これが『スタンピード・ビースト』だ。」

夏日: 「へー」

龍太: 「ビーストって感じじゃないな…」

咲: 「この人が」

凪: 「女、ねぇ」

GM: 「俺はこいつを追ってこの街に来た。…調査の結果、あの廃ビルを拠点に動いているところまでは突き止めたんだが…おそらくはもう引き払っているだろう。」

凪: 「なぁ、聞いていいか? 『スタンピード・ビースト』は、何であんたに追われてるんだ? 何かやらかしたのか?」

夏日: 「あれ。言ってなかったっけ?」

凪: 「何をだよ?」

夏日: 「んと、ジャームが逃げたよーっていうやつ。私がUGNから聞いた話だと、正体不明のジャームを取り逃がして、エージェントが一人、獣に襲われた感じで殺されたってことかな。まあ、失踪事件と関連があるかわかんないけど……そういえば、あの二人のジャームはどこから調達したんだろーね」

凪: 「…思いっきり初耳だぞコラ?」

夏日: 「あれ。そだっけ? 関係あるかわかんないから後回しにしてたんだっけ?」小首傾げてる。「まあ、つながってるとも思ってなかったしなぁ」麦茶ごくごく

GM: 「ビースト」と「ウサギ仮面」は別件だと思ってて、ビーストについては話してなかったね

龍太: 「夏日が一番信用できない気がしてきたのは俺だけか?」

凪: 「情報を出してるのか出してないのか、こいつはさっぱり読めない」

GM: 「んじゃ、改めて情報を整理しておこうか。」

夏日: ほい

GM: UGNが捕獲し損ねたジャーム「スタンピード・ビースト」がO市にやってきた。隣町での失踪事件はこいつが関与していると見られる。碓氷の追跡の結果、O市まで逃亡していると判明し、先日ついに発見したのだが、後の流れはセッションであったとおりだな。

咲: うん、そういう話だったね。

GM: 「…この街には支部もないし、イリーガルもいないと聞いていたんで、一人でやろうと思ってたんだが…」4人の顔を見て、「まさかこんなにオーヴァードがいるとは思っても見なかった。」

夏日: 「イリーガルもどきはいるんだけどね。っていうかそれ目当てで、霧谷さんから連絡きたよ。私。こっちのみんなのことも、知ってるみたいだったよ? あの人」と、三人みつつ

GM: 「…えー? もらってたリストには何も書いてなかったんだけど。」

夏日: 「ああ、リストって、それなんだ」

GM: 「?」

夏日: 「そのリスト、見られてるよー」

GM: 「…つーとー?」

夏日: 「わんこがね、言ってたの。“リストにはのっていない”って」

咲: 「そういえば、言ってたねぇ」


これはUGNエージェント(夏日のOPで出ていた倒されたエージェント)が持っていたこの近辺の登録オーヴァードのリストです。
「スタンピード・ビースト」はエージェントを倒し、このリストを入手し、この近辺に少なくともUGNに属するオーヴァードがいないことを確かめてこの街に来たのでした。



龍太: 「あ、そのわんこ、廃ビルの辺いたぞ」

夏日: 「うん。らしいね。よかったねー。佐倉ちゃん。あのわんこのお願い聞かなくて」

凪: 「何で過程をすっとばして結論だけ言うんだよお前ら…」

咲: 「どっちみちあのワンちゃんには会えなかったよ」

夏日: 「過程っていっても……」

GM: 「ううむ…?」考え込む碓氷

夏日: 「確か、わんこが、接触はかってきて、ちょっと倒しておきたい奴がいるから、そのために街の情報集めを手伝ってねーっていってきて。あっちがなーんも言わずに要求するから、ちょっと追及したら逃げ出した」肩をすくめて

凪: 「その対象が、ウサギ仮面。つまりあんただよ、碓氷さん」

咲: 「繋がった」

夏日: 「そだねー」ごくごく

GM: 「えー…っと、つまり、君らはスタンピード・ビーストとすでに接触してて、協力要請されたけどそれを蹴って、やつは俺を倒したがってる、でいいのかな?」

夏日: 「あ。空になっちゃった。…そういうことなんじゃないかな?」

GM: 飲みすぎだろ!(笑)

夏日: 「にしても、やっぱりあのわんこ、“ビースト”だったんだねぇ。なんとなく怪しいなぁ程度には思ってたけど」

GM: 「君らは学生、だよな?」

凪: 「まあな」

夏日: 「年下に見られることはあっても年上に見られることは残念ながらないよー」

GM: そういや、意識してなかったが、今制服?

夏日: あー、いや、廃ビルいくなら着替えてるかな

GM: まぁそうだな、夜間歩く場合は制服はデメリットでしかないし。

咲: そだね

GM: 「…ふーむ。…改めて聞くが、君ら、我々に協力してくれる気、あるかい?」

凪: 「…さぁて、ね」

夏日: 「なかったら、もうお話終わったしっていって帰るんじゃないかな。一応私は少なくとも、依頼受けてるしねー。嫌なことはさっさと終わらせるに限るよ」

凪: 何かを考えてる凪

GM: 「そっちのお二人は?」

龍太: 「街の平和を守る事になるんなら。どうもそいつの狙いは隣町からこっちに来てるみたいだし」

咲: 「出来る限りのことは協力しますよー」

夏日: 「大丈夫。この人はちょっとツンデレっぽいだけだから」凪を指差して。

凪: 「誰がツンデレだっての…一応聞くけど、なにかもらえるのか?」

GM: 凪に対して「ちょっと待ってな…イリーガルへの報酬配分は俺の報酬からになってるんで…」電卓取り出して計算中…

夏日: 「あれ。そうなんだ? 大変だね。おにーさん。私のは霧谷さんから直なのかなぁ」

GM: 夏日…言わなきゃ報酬二重取りできたかもしれないのに(笑)

夏日: さすがにかわいそうで…(笑)

GM: 「あ、じゃあ、お前は霧谷の野郎から出るんだな…じゃあ3人分…」

龍太: 「え? 何? 俺いらねぇ」

咲: 「私も遠慮しときます」

夏日: 「わぁ。いい子がいっぱい」

GM: あれー。さすがワークス正義の味方(笑)

凪: ほんとに(笑)

龍太: 「だって、報酬が欲しくてやってる訳じゃねぇもん」

GM: 「じゃあ、とりあえず、凪くんにはこれだけ渡しておこう。…配分は君らで決めてくれ。」とそれなりに厚みがある封筒を凪に渡そう。なかなか生々しいな(笑)

凪: 「ん。貰うもん貰えるなら俺は文句言わない」

GM: 「一応情報収集に必要なワイロやら、必要な物資を買う金も含まれてるからな。無駄遣いはしないように。」ゲーム的にいうと財産Pを12P配布しよう。これはパーティで分割してもいいよ。

夏日: 「取り分、三等分して、あまったの返しなよ?」と、凪に

凪: 「いらないっていうならいいんじゃねぇの?」

夏日: 「湖上君と佐倉ちゃんはね。必要経費はもらうけど、一応おにーさんだってせちがらいんだよ?」苦笑して

凪: 「こういうのは、ある程度『契約』で縛ったほうが遠慮なくこきつかえていいだろうが」

GM: ある程度金銭のトレードがあったほうが信頼しやすいよね(笑) 「まぁ、それとは別に、特に龍太君には詫び料もかねて、これから打ち合わせってことで晩御飯、どうかな?」

夏日: 「ごはん!」きらーん

咲: 良ちゃんの目が光った!(笑)

龍太: 「それなら、遠慮なく」 人懐っこい笑顔を返そう(笑) 

夏日: 「ご飯ごはん!」きらきらとした目で

GM: 「決まりだな。…この近辺は詳しくないので店は君らに任せよう。」

夏日: 「じゃ、安くておいしい食べ放題♪ 牛○の食べ放題のビュッフェでいいよね♪」

龍太: 「なんか、話それたんだけどさ…一応、警察からの情報横流し…」

GM: 「…おや?」

夏日: 「にゃ?」

龍太: 「犬探してた時に連絡がきたんだけど、隣町の失踪事件の新しい被害者。こっちの街の人らしいんだ。目撃情報はあの廃ビルで途絶えてる」

夏日: 「ああ、失踪事件の中で、一人だけ死体が発見されたんだっけ」

GM: 「それは初耳だな。…ほっとけばこの町でも被害者が増えるということか。」

夏日: あの死体って、別に獣に殺された感じじゃなくて、燃えてる…んだっけ?

GM: いや、そんなことはないというか、死体については情報は出てないよ。正確には判定の達成値が足りなかった。

凪: 「そのジャームの能力ってどんなんだ?」

GM: ビーストのことか。

凪: うん

GM: 夏日のOPでの情報を碓氷は語ってくれるよ。

夏日: まあ、獣っぽいっていう情報か

GM: うむ

龍太: 「とりあえず、犬を探さなきゃいけないのか?」

GM: 「ああ、それなんだが…実際のプランについて話しておきたい。…恥ずかしい話をすると、既に俺は切り札をつかっちまっててな。」

夏日: 「……」生ぬるい微笑み

GM: 《極大消滅波》は1セッションに1回しか撃てないからな(笑)「戦闘能力に関してはだいぶ減退してるんだ。」

凪: 湖上をちらりと見よう(笑)

GM: 「…なんか気になる目線をしてやつがいるな…(苦笑)」

夏日: 「ううん。別に」にっこり

GM: 「…と、ともかく、戦闘は俺がフォローに回るのでメインをお前らに任せたい。」

凪: 「ま、貰った分の仕事はするさ」

GM: ジャームがいる場合はそっちの処理をこっちで、メインを君らに、ってことだね。

夏日: らくちん

GM: 「さっきまでの話を総合すると、…相手はかなりの逃げ癖があるらしいので、場合によっちゃあ、そろそろこの街からもずらかろう、って考えてる可能性もある。」

夏日: 「あるね」こくり

咲: 「逃げられちゃったら追えないよね?」

GM: 「さすがにな。ってわけであまり時間があるとは言えないんだ」

凪: 「相手の目的もわからない以上、どう動いてるか読みにくいな」

GM: 「この街のことは君らのほうが詳しいだろうから、実際の調査方法は君らに任せるが、とりあえず、幾つか調べたいことがある。」

凪: 「つーと?」

GM: 「1つは改めて廃ビルの調査だ。あそこは敵の本拠地だったわけだし、改めて調べれば何かしらの情報は出るだろう。」

凪: 「あそこか…そいや、調査らしい調査はまだだったな」

龍太: 「…お前ら、何してたんだよ」

夏日: 「にゃ?」

凪: 「死闘」真顔

龍太: 「…なんで死闘?」 怪訝な顔(笑)

GM: そういや、敵に襲われたとかそういう話してねぇなぁ(笑) 「もう1つ、『現在の潜伏場所』があるはずだ。廃ビルを拠点に使ってたように、他にも人の出入りが少ない場所があると思う。多分そういう場所を拠点として設けてると思うんだな。」

龍太: 「なるほど。確かに。」

夏日: 「そういや、あれってどこから調達してきたジャームなのかな。さらわれた人じゃないならいいけど」

凪: ふと思い出して、今は人間のそれに戻った手のひらを見つめよう。…そして、敵の身体を切り裂いた感覚を思い出す

GM: おお、凪がPC1っぽいことを!(笑)

凪: 失礼な。一応PC1っぽいことちょこちょこしてるぞ!(笑)

龍太: 「お前はまたタイガーマスクになったのか…」 しみじみと。

夏日: 「ん。そっとしておきなさい」こそっと言って湖上君をぺちんとたたいておこ

凪: 今は何も聞こえない。…あとで裏拳くらいはかますけど

龍太: ああ、龍太なりの気遣いが…!(笑)

GM: 茶化してやろうってことなんだな(笑)

凪: とりあえず、耳には入っていないかな。(人間…そうか。元々は人間だったかもしれないんだな…)

夏日: だから言ってるのに。こんなの嫌だって。

GM: 「…まぁ、楽しい仕事ではないことは確かだ。…とりあえず君らに調査してもらいたいのはさっきの2つだな。俺はもう1箇所当たりたいところがあるから別行動だが。」

龍太: 「とりあえず、警察の捜査力ってのを頼ってみるかなぁ…」(かっこいいのになぁタイガー…)凪をちら見しつつ

夏日: 「ふぅん。そっちは一人で平気? まあ、私はどこにいたって大して役には立たないと思うけど」

GM: 「俺のほうに1人きてしまうと、君らが1:2になるし、俺は1人のほうが君らも動きやすいだろう。」

夏日: 「まあ、それもそっか。新人だもんね。みんな」

GM: こっち来てもいいけど、配分困るっしょ(笑) 「…そんなわけで、君ら4人で配分を決めてくれて構わんぞ。」

龍太: 分配なぁー(笑) 必要な物ってなんだろな…。

凪: 何を目的にするか、だよな

GM: <知覚>と<情報>だな。使う判定は。

夏日: どっちが<知覚>?

GM: 廃ビルのほうが<知覚>使うかな。

夏日: 「まあ、現在の潜伏場所を私と……佐倉ちゃん以外の誰か。―――っていうともう選択肢は決まってるか。凪が私と一緒に現在の潜伏場所で。あ、でも調べるなら情報収集能力あったほうがいいかな……」んーと悩む

凪: 戦闘が入ると、分け方間違えると一気に崩れるからなぁ

龍太: とりあえず<知覚>組みがビル行ってから、全員で現在地の調査とかはダメなのか?

夏日: 時間の関係で駄目なのかと

GM: それでもいいけど、時間的に無駄が出るよ。時間無駄にすると犠牲者が増える可能性も高くなる

凪: それは避けたいな。全力で

龍太: ならやっぱ適材適所がいいだろ。情報収集能力のある奴と戦闘力的に信頼できる奴が組む。

夏日: それなら湖上君私、佐倉ちゃん凪だねー

GM: あ、そうだ。忘れてるかもしれないが凪と夏日は怪我してるからね。

夏日: そういえばそうだった。佐倉ちゃん。治して〜

咲: 怪我?

夏日: うん。HP減ってる。「そういえば佐倉ちゃんは治癒能力が……ある……んだっけ?」

咲: 「あるよ…?」

龍太: 「俺のコゲコゲも治したほどの高性能だぜ?」

夏日: 「治してくれる? さっき怪我しちゃったんだよね」血は勝手に止まるんだろうか。

咲: 「任せて!」

凪: 「あ、次俺もな」

咲: それじゃぁ、《癒しの水》いきまーす。まずは良ちゃんに。(ころころ)

GM: 9点回復、と。全快まではかなり遠いな(笑)

咲: しょぼん

夏日: ありがと。佐倉ちゃん

咲: 次はさっちゃん?

凪: 頼むわ

咲: 《癒しの水》ね(ころころ)10+5で15点回復〜。

GM: お、こっちは出目がいいね(笑)

凪: 36点まで回復。全快まであと1点(笑)

GM: まぁ、出目は最大値だからな、どうしようもねー(笑)

凪: 「サンキュー」

咲: 「どういたしまして」

夏日: 「―――さて。組み分けなんだけど。能力考慮で、そこに他の条件はありません。湖上君と私で、廃ビルの再調査。佐倉ちゃんと凪で情報収集。凪はボディーガードだから、心して頑張るように」

凪: 「りょーかい」

龍太: 「凪と咲が一緒!?」

夏日: 「他に条件はないって言ってるでしょ?」ジト目「文句があるなら、その鋭い知覚能力をうらみなさーい」

凪: 「ちゃんと守ってやるからな、咲」頭を撫でよう(笑)

龍太: 「!?」(こ、こんやにゃろう!!)

凪: 「ん? 何か言ったか湖上」

龍太: 「ちょ、お前こっちこい!」ズルズルと部屋の隅に連行

凪: 「…俺、今だけ女でもいいから戻っていいか?」めんどくさそうに(笑)

龍太: 「凪、お前…咲のことどう思ってんだ?」 真剣に凪を見据えてたずねる

凪: 「どうって何がだよ?」

龍太: 「だから、惚れてるのかって聞いてんだ」 女性陣には聞こえないように(笑)

凪: 「さぁな。別に今はどうでもいいんじゃねぇの?」

龍太: 「茶化すなよ」

凪: 「茶化してねぇよ。ま、可愛いし守ってやりたいとは思ってるけどな。夏日と違って」

夏日: わぁ、ひどい

龍太: 「…俺はお前の事けっこう買ってんだ。だから、ライバルならライバルでアリだとも思うし、別に咲がお前を好だっていうならそれはそれで…アリだと思うし……でも、咲に怪我一つでもさせたらぶん殴る!」

凪: 「随分いさぎいいのな。ま、努力はするっての」

龍太: 「…誓え! ここで、俺に誓え!」

凪: 「嫌だね」

龍太: 「…バカ! 嘘でも誓えよ!」

凪: 「嘘の誓いに何の価値があるってんだよ。俺は、護りきれる確証がある誓いしか立てる気はねぇよ。…ただでさえ、まだ使いこなせてない厄介な力なんだ」

龍太: 「別に死んでも守れってんじゃねぇよ! 努力するのを約束しろっていってんだ!」

凪: 「あいっかわらず熱いなぁ…ま、嫌いじゃないけどな。別にそういうの。…んじゃ、お姫様は確かに託されました。ってか?」

龍太: 「頼む」

GM: じゃあ、そこで壁際からニヤニヤとした顔で碓氷が見ていることに気づく(笑)

凪: 「安心しろ。…この能力、破壊だけの力にするつもりなんかハナっからねぇよ……で、何やってんだよアンタ」呆れ(笑)

GM: 「いやいや、青春ですにゃ。」ニヤニヤ

龍太: 「…俺、お前の力、本気でカッコイイと思うんだけど…って、おっさん、見てんなよ!」

GM: 「俺はまだ25だっつーの。…まぁ、お嬢様たちも、そろそろお腹空かしているらしいのでそろそろ飯食いに行こうぜ。」

凪: 「青春してんのなんか、こいつ一人で十分だっての」

龍太: 「お前も十分、青春してんじゃねぇか…」 ボソっと。

凪: 「あ? 何か言ったか?」振り向く

龍太: 「なんでもねぇ!」

凪: 怪訝な顔をしつつ、ま、いっかと放置(笑)

夏日: 「うー。おなかへったー。男共で何話してたのよぅ」

GM: 「おーし、それじゃ明日の英気を養うために飯だ飯。行くぞー。」と碓氷が全員に声をかけて…シーンカットしてよろしか?

凪: よかです

龍太: あい








GM: シーンプレイヤー凪で、同行者咲。登場お願いいたします

凪: おう…(ころころ)…もう93か

龍太: 凪が飛ばしていく(笑)

凪: いくらなんでも飛ばしすぎだろ俺(笑)

GM: まぁ、1度戦闘してますからね。では、君ら2人は…学校帰り? それとも学校サボる?(笑)

凪: ん〜、咲に任せる。情報収集のメインは咲になるだろうし、都合は合わせるかな

咲: サボるのはいやだなぁ。学校帰りにしよう! ね?

凪: じゃあ、そういうことで(笑)

GM: では、放課後、碓氷がリストアップしたこの町での廃墟や人があまり立ち寄らない地域、建物を巡っています。

凪: あたりに警戒しつつクレープを食べながら、リストを眺めてるぞ

咲: またクレープ?(笑)

GM: 案外凪って甘いもの好き?(笑)

咲: 甘いものは美味しいよね

凪: ん? 学校帰りといったらクレープじゃないのか? PLの経験上(笑)

咲: それは納得だね!(笑)

凪: 学校帰りにゲーセン寄ってクレープ食べながらだべってたのはいい思い出(笑)

GM: 俺は学校帰りは、途中にある肉屋でハムカツとか焼き鳥とか食って帰ってたけどな。男の子なら「肉」っすよ(笑)

夏日: そんな重いもん食えないって(笑)

GM: 中学高校生あたりはいくらでも食えるんだって、男の子は(笑)

凪: まあ、凪もPLに似て甘い物好きということで(笑)

GM: まぁ、それはさておいて。リストの5つ目あたりを回ったあたりで、凪の携帯に電話がかかってくるよ。

凪: 表示されてる名前を見る

GM: 番号を見ると、ハジメからだね。

咲: 着メロなんだろー

凪: 何の面白みもない「りーん、りーん」と黒電話の着メロがあたりに響く「もしもし? 何だよ」

GM: 「よぉ、凪。ちょっと時間いいか?」

凪: 「ちょっとならな」

GM: 「今日、並盛が休みだったじゃんか。さっきあいつのにーちゃん、特盛さんから連絡があったんだけどよ。昨日の晩から帰ってないんだってよ、あいつ。んで、凪はなんかしらねぇかなー、と」

凪: 並盛の普段の生活態度ってどうなんだ? いつも遊びまわってるとか…

GM: まぁ、普通の高校生ですね。少なくとも連絡なく一晩たったら家族が心配する程度です。遊びまわってたとしても。あとは、ここしばらく行方不明や爆破事件がありましたからね。過敏になってるんでしょう、家族も。

凪: 嫌なフラグたったなぁ…「いや、俺は知らないな…携帯とか繋がらないのか?」

GM: 「ああ、俺もかけてみたんだが、つながんねーな」

凪: 「そうか…まぁ、何か情報つかんだら教えてくれ」

GM: 「…いや、それは俺が聞きたいが。…あとで龍太にも聞いてみよう。…んじゃ、急にすまねーなー。ほら、最近行方不明やらが噂されるようになってるから、過敏になってるだけかもしれないしな!」といって、ハジメは電話を切るよ

凪: 「…」眉間にしわを寄せながら携帯をしまう

咲: 「なにかあったの?」

凪: 今の内容を咲にも話そう

咲: ほうほう

凪: 「ってわけでな…」

咲: 「家出じゃないよね?」

凪: 「そういうキャラでもないしなー」

咲: 「そっかぁ…それは心配だね」

凪: 「…ま、殺しても死なないような奴だし、大丈夫だろ」頭をぽん


咲: カレーでも食べにいってるのかね

GM: ひぃ!(笑)

咲: カレー巡りの旅、いいじゃない!

GM: いいけど、普通の高校生が平日に思い立って行く旅じゃないよ!(笑)

咲:

GM: …な、なんだ? 咲の妙な琴線に触れてしまった?(笑)

咲: …それもそうだ(一人納得)


GM: では、ここで、今まで歩いて回った結果や、周辺での聞き込みを合わせて判定を行うかな。

凪: おう

咲: はいな

GM: <情報:噂話>、<情報:警察>、<情報:ウェブ>、<情報:裏社会>のどれかで判定してくださいな。どれで判定するかでちょっとずつ情報が変わります。

凪: それじゃ<情報:噂話>で…(ころころ)10だな。まぁ、こんなもんか。

GM: 咲は<情報:噂話>か<情報:警察>だとコネ使えるね

咲: 私も<情報:噂話>で(ころころ)…21です。

GM: おー、回った回った(笑)

凪: さすがだ(笑)

咲: 回った〜

GM: やっぱりダイスがあると強いね。では、リストの物件を歩き回りながら周辺で噂を聞き込んだ結果…1箇所、不自然な箇所を発見しました。

咲: どこだろう

GM: O市は海に面した都市なのですが、海岸際の小さなつぶれたファミレスが怪しいのではないか、と思いました。その根拠としては、その周辺で何人か行方不明者が出ていること。人が出入りしないはずの場所なのに、何人かの人影が目撃されていること。

咲: 海沿いかぁ

GM: そして、毎年、夏ぐらいになると、悪ガキがこういう廃屋に潜り込んで遊んでることも珍しくないのですが…

凪: むしろお約束だよな

GM: それにしては「静か」すぎる、と近隣の住民は言ってますね。潜り込んだりしたガキは派手に騒ぐことが多いんですよ。酒盛りしたり。

咲: どんちゃん騒ぎしてるのね

GM: 悪酔いの結果、こういうところに忍び込む、って言うのが正しい順番かもしれませんが(笑)

凪: で、毎年の恒例行事と化したそれが今年はない、と

GM: 忍び込んではいるようですが、いつもとは違う、ということですな

咲: 出る ってわけじゃないよね?

GM: …何が「出る」かは分かりませんけど(笑)

凪: そっちのが勘弁だなぁ…殴って済ませられないじゃねぇか

GM: まだお化けのほうが被害が少なそうですが、まぁ、それはおいておきましょうか(笑)

凪: 「とりあえず、行ってみるか? 何もなかったら、夜にもう一回行って見ようぜ」

咲: 「そ、そうだね。一度行って安全かどうか確かめないとね!」

GM: では、そういうあたりでシーンをカットしておきましょうか。

咲: はーい

凪: おう。…あ、GM。俺から湖上に、並盛についてメールしとくってOK?

GM: あ、OKOK

凪: それで侵蝕率上がったりとかないよな?(笑)

GM: 大丈夫です

凪: よかった(笑)








GM: さて、お待たせしました、龍太&夏日、意外と相性悪そう組でいきましょう

夏日: 相性悪いとかいわれた!

GM: ということで、廃ビル前です。

夏日: 「んー。入るんだよねー?」廃ビル前でじーっとビルみつつ

龍太: …時間的には咲らと同時刻?

GM: うん

夏日: だと思うよ

龍太: 「はいらんとどうにもならんだろ」スタスタと周り見ながら入っていくよー

GM: あ、一応、ザック・バランの死体は碓氷が処理してるんで。ただ、中は戦闘があったため、少し荒れていますね。

夏日: 「あう。おいていくなー!」てってってと追いかける

GM: 前回は夜でしたけど、今は昼ですからねー。そろそろ日が落ちますけど。

夏日: で、服をつかもうか悩みつつ、かばんを抱きしめつつ、後ろを歩くよ

龍太: 「え? なに? 夏日ってこういうのダメな奴?」

夏日: 「ホラーは苦手だよ。しかもリアルじゃん。攻撃できるとはいえ、怖いじゃん。バイハザとかリアルであったら、あたしは絶対場所移動しないよ!」

龍太: 「移動しないと出られないだろ…それ」

夏日: 「助けを待つよ! いやだよあんな怖いのー!」

GM: ビルは4階建て。エレベーターとかはないですね。電源は通ってませんが、それほど古いビルでもありません。…っと、ここらで凪からメールが入ってきますよ。…凪、どっちにメールする? 夏日でも龍太でもいいけど(笑)

凪: 湖上だな。夏日は色々めんどくさそうだから(笑)

龍太: んじゃ、着メロはゴジ○のテーマね(笑)

GM: でれでんでれでん、でれでれでれでれでん。しーぎゃー!

龍太: 「あ? メールだ…凪からか」

夏日: 「んや?」

龍太: メールをみつつ渋い表情。「怪しいとこ見つけたらしい…。ホラ、さっさと探すもん探して合流するぞ!」

夏日: 「ふーん」

GM: あれ、吉野家は!?(笑)

龍太: あ…(笑) 「それと吉野家の奴が巻き込まれたかもしれね」

夏日: 「ありゃりゃ。無事だといいけどねぇ」

龍太: 「ったく、面倒ふやすなっつの!」 ズンズンと中に進んでいくよー

GM: …というあたりで判定しますか。1Fは何もないので2Fから。

夏日: はーい

GM: <知覚>判定お願いします。3F4Fもあるから夏日は侵蝕率セーブしてね

夏日: そのつもりだよ(笑)

龍太: じゃあ、まずエフェクト無しでダイスが多い俺から…(ころころ)お、回った。16だ。

GM: さすがにダイス数が違うな(笑)

龍太: 「何がでるか、お楽しみっと」 がさがさとあたりを探るよ(笑)

夏日: それじゃ、そのままで振るかな…(ころころ)9。普通

GM: ま、14でマスクデータオープンなので十分。

龍太: 「…お。なんかあるぜ?」何がある?

GM: とりあえず、8で分かるデータはこんなもん。いくつか書類が発見できますね。この町の地図や、UGNのメンバーリストみたいなもんが見つかります

夏日: ふんふん

GM: 地図にはいろいろ書き込みもしてあって、この廃ビル以外にリストアップしてある隠れ家候補とかが見つかりますよ

夏日: 「はー。これか。リストって」見つつ

GM: UGNのメンバーリストはちょっと血がついてますね。

龍太: その中に凪からのメールの場所は?

GM: ありますよ、海岸沿いの廃ファミレス

龍太: 「…やっべ。ビンゴじゃねぇか」 急いで凪にメールするよー

GM: ほかには使われなくなって久しいゲームセンターとか。そんなのがかかれてますね。UGNのメンバーリストは、どうやら霧谷の話に出てた倒されたエージェントが持っていたもののようです。

龍太: …いますぐ、行きたい。咲のとこ行きてぇ!

夏日: 「はいはい。また他にあるかもしれないから次いってみよーねー」ずるずるひいていこう

GM: あ。いくつかのエージェントの顔写真には赤いペンでバッテンがつけられてるよ。

夏日: その写真見ておこう

GM: 倒されたエージェントのようだね。

夏日: 知り合いはいないよね?

GM: 知り合いはいないね。追っ手を「こいつは倒した」みたいな感じで。碓氷はバッテンじゃなくて、二重丸がつけられてる。このファイルだけは読み込んでたみたいで、結構ボロっちくなってる

夏日: ふんふん。なるほどね。

龍太: 「…この印…だいぶ、ヤられてんだな。」

GM: 碓氷は今の追っ手だからデータを叩き込んでおきたかったんじゃないか、とは推測できます

夏日: (あとで霧谷さんに電話しとこ)

GM: んで、14以上のマスクデータをオープンするが、いくつか電話番号を発見するね。

龍太: 電話番号?

GM: それと同時にメモも。

龍太: どんな?

GM: そうだな…<情報:裏社会>で判定してみて。目標値は6

夏日: ほーい…うん、成功。よゆーよゆー。

GM: では、夏日には、これは「逃がし屋」のことじゃないかと思い当たります。

夏日: ああ。なるほどねぇ

龍太: あん? 逃げようとしてんの?

GM: 車やヘリなどを手配しようとしていたように思えますね、残されたデータを見る限り。

夏日: そりゃそうでしょう。早く逃げたほうがいいじゃん、追っ手撒くには。奴はチキンだからね。チキンは逃げ場がある限り逃げ続けるよ

龍太: …契約破棄の電話できねぇかなぁ(笑)

夏日: 向こうもプロだからねぇ。お金払ってもらってるなら無理じゃないかなー。脅しで動かしてるなら、まだどうにかできるだろけど(笑)「―――あああ。なんで私こんなダーティな世界を知るはめにぃぃぃぃー」説明してからはたと気づいて、頭抱えてる

龍太: 「夏日、詳しいなぁ…」

夏日: 「ううう。センセがいろいろ教え込むからぁぁぁぁっ! 好奇心がぁぁぁぁっ!!!」頭抱えてうめいてる

GM: 危険があるものだからな、知っておいて損はないといろいろ教えられたんだろ(笑)

夏日: うう。センセの優しさが痛い(笑)

凪: いい先生じゃないか(笑)

GM: 2Fで分かる情報は以上だね。

夏日: 「……とりあえず、続きいこーか……」ため息ついてる

龍太: 「うし、ほら、次の階いくぞー」 夏日を置いて階段に(笑)

夏日: 「あうー。おいてくなぼけー! それでも男かー! か弱い乙女をおいていくなー!」

GM: では、3Fに。

夏日: じゃ、また湖上君。先に振っておくれ

龍太: はいよ

GM: っと。まず、判定の必要なく、壁や天井、床に血痕が見られます。それと同じように、破壊の痕跡も見られますね

龍太: 「…うげ。なんだここ。ここで戦ったのか?」

夏日: 「違うよー。やったのは1F。……犬猫を餌にしてる、なんてのじゃないなら……血が何かはおのずと一つしかないよねー……あーやだやだ……」ぎゅっとかばんを抱きしめて。

龍太: 「あんま、そういうこと言うなよ」

夏日: 「“そういう”相手だってのを、知っておいてもらいたかっただけー」

GM: 龍太はまだレネゲイド事件での惨劇を知りませんからな、まともには。…さて、判定タイムといきますか

夏日: 「もう、嫌なことはとっとと終わらせるよ。まったく……」ぶつぶつ

龍太: 3Fの入り口で一度、手を合わせてから中にはいるよん。ダイス11個…(ころころ)…げ。9だ。1個も回らなかったぜ。

夏日: じゃあ、エフェクト使うよ。まーわーれー(ころころ)…25だ! あと、HPが減るですよ。ぐはぁ。

凪: 十分だな(笑)

GM: では、ここの破壊の痕跡ですが、あきらかに「シンドロームの数が多い」ことが分かります。

夏日: ひぃ。それはトライブリードっていうレベルじゃなく?

GM: トライブリード2体で6種類ですからねぇ(笑) 3つ以上はありますね。

夏日: まあ、番犬だけで手ごまが終わるはずないよねー…

龍太: シンドロームの特定はできそう?

夏日: 「……ちっ。番犬以外にも犬がいるってことかなー……」顔しかめつつ

GM: 炎の痕跡やら氷やら、薬品の痕跡もありますし。バロール、キュマイラ、エンジェルハィロゥ…まぁ、あくまで推測できるレベルですが

夏日: オルクスやノイマン辺りはわかりにくいからなぁ。ちょっと怪しいけど。

GM: さすがにノイマンとかは分かりませんけどねぇ(笑)

夏日: 他になんかわかる事は?

GM: 夏日は25だもんな。んじゃ、戦闘があったのとは別室にファイルを1個見つけられますよ

夏日: おう?

GM: 戦闘のログですね。

夏日: ログ?

GM: ジャームをここで戦わせて優秀なジャームを手ごまにしよう、というつもりだったようです

夏日: うわぁ。むかつく

GM: その結果を記録したものですね。あと、もう1つ分かることがあります。どうやら、「スタンピード・ビースト」はブラム=ストーカーシンドロームもちの様子。《抱擁》をさらってきた人に使用して、強制的にジャーム化させ、手ごまにしていたようです。

龍太: うわー

GM: DXルールブック1の118ページですね、《抱擁》は。行方不明になった人は「材料」として使われたようです。耐え切れず死亡した人は捨て置かれた、らしい。

夏日: 「さいっあく……」

龍太: 「…並盛、大丈夫かな」

夏日: 「とっととみつけりゃねー」

龍太: 「…そうだな! やられる前に助けりゃいいんだ! 次の階いくぞ!」

GM: ちなみに、ザック・バランの命名はここで行われた様子(笑)

龍太: そんな情報、いらんわ!(笑)

GM: 「あー、成功したなら名前付けなきゃねー。とりあえず、ザック・バランでいいかー。」みたいなー

凪: 比較的どうでもいいが酷いなそれも(笑)

GM: まぁ、「元の名前」もあったんでしょうけどね。

龍太: とりあえず、上の階に行く前にもう一回、手を合わせて黙祷ー。

夏日: (意外とタフで何よりかな)と思いつつ、階段のほう向かおう

GM: では最上階4Fにまいりまーす。

夏日: ええい。なんだその言い方は(笑)

GM: 少しでもライトにしてやろうというGMの心遣い?(笑)

龍太: 「なぁ…夏日は、あんなんにいっぱい会って来たのか?」夏日のほうは見ず、周り見ながら呟く。

夏日: 「いや、幸いいっぱいじゃないよ。お手伝いしても戦ってないし。…まぁ、ゲームとか漫画の読みすぎなんでしょ。私は」

龍太: 「そっか。でも、ココだけじゃなくて起きてるんだよな? こういうこと」

夏日: 「そうだよ。それこそ思ったよりも多くね」

龍太: 「…運が良かったってことか?」

夏日: 「そうだよ。自分の幸運に感謝して神様でも信仰したほうがいいんじゃないかな。…そういう“運”は私はないから逃げたんだけど。……ま、結局惹かれあうんだろうね」表情変えずにテクテクと階段上がっていこう。

龍太: 「惹かれあう?」

夏日: 「よく漫画とかゲームとかその他もろもろであるでしょ? 強い人は強い人と惹かれあって出会うし、奇妙な事件は、名探偵の目の前にやってくる。コ○ン君なんて、考えてみなよ。放映時間考えると、1ヶ月に事件1個なんかじゃすまないよー。そういうのと同じ。レネゲイドウィルスはそれぞれ惹かれあって出会うんだよ。理由は知らないけどさ。そういうもん、って感じ」

龍太: 「同じモノが惹きあうのか…じゃぁ、これからもあるかもしれないんだな」

夏日: 「そうだよ。オーヴァードで、今まで無知でいられたなんて、幸せなんだからね。ありがたみ、感じておいたほうがいいよ。……だから、私も放っておいたんだけどね」と、ぼそりとつぶやいて

龍太: 「そうだなぁ…でも、知れてよかった」

夏日: 「そう? 幸せなことなんて全然ないよ。痛くて怖くて、達成感がないこともないけど、ほとんど悲しいだけ」

龍太: 「知ってれば、対処ができるだろ?」

夏日: 「対処ねぇ……」

龍太: 「何も知らないで、失う方が怖い」

夏日: 視線を少しだけさまよわせて「……まぁ、そうなのかもね。《ワーディング》使われて、目の前でいきなり人が殺されて倒れる。なんて事が起きる可能性だってあるもんね」

龍太: 「何も出来ないで無くすのだけは嫌だから…」

夏日: 「そうだねー……それは同感、かも。っと、ついたね」

龍太: 「うし! 切り替えてこう! ありがとな!」

夏日: 「別にー」ま、4Fってことで?

GM: よい会話だった。では4Fです。ぱっと見て分かるのは、ジャームの死体がつまれてます

龍太: 「…ぅ」

GM: 5、6体ですかにゃ。細切れになってるのもあるので正確な数は不明

龍太: 反射で目を逸らすも、もう一度見て、手を合わせるよー。

夏日: 「……」目を細めるだけ。でも手は、自分のかばんをぎゅっと握ってる

GM: では、判定を。

龍太: マワレ!!!(ころころ)…よし、16!

GM: では、まず、一番気になっているところから。何気なく龍太がロッカーをぱか、と開けるとごろり、と袋に入れられて縛られている吉野家が出てきます(笑)

龍太: 「!? ちょっ! はぁ!?」

夏日: 「……」なんだか生ぬるい視線

龍太: 生きてる!?

GM: 気絶はしてますが、呼吸はしてるよ(笑)

夏日: 「はぁ……まったく。無駄な心配かけさせて」

龍太: 「…い、生きてる? よ、よかった…」

夏日: ため息ついて、ずるずる出して、《ワーディング》広げておくかな

龍太: …ロッカー開けて出てきたってことは、俺、吉野家につぶされてね?(笑)

GM: さらりと避けてもいいよ(笑)

龍太: あえて、避けずにつぶれておくよ(笑)

GM: 一応時間軸を整理すれば分かるんですが、行方不明になったのが昨日の夜からなんで、さらった直後に君らが足を踏み入れてるんですよ

夏日: 頑張ったね。私ら。あ、吉野家が出てきた直後に《ワーディング》するよ。うっかり目が覚めたら大変だからね

GM: はいな。ほかのロッカーを開けてみると、まだ生存者がいますよ。

夏日: 「まったく心配かけさせて……」ごそごそかばんからマジックだして「えい、らくがきしちゃえ」肉、と吉野家の額にかいて、他のロッカーあけていこう

GM: どれも昨晩拉致されて、「さぁ、ジャーム化させちゃうぞー」っていう状況で君らが足を踏み入れた、という感じですね。

凪: 何だ。俺ら、結構いいタイミングで踏み込めたのか

夏日: 踏み込んで正解だったね(笑)

GM: もう1手遅れたらジャーム化させようと思ってたんですけどねー(サラリとひどいことを言う)

夏日: 迅速がやっぱりいいことだ。うん。

凪: 下手に作戦練ってたら危なかったのか(笑)

龍太: よかった、よかった

夏日: これからも突撃指針で生きていこう…

GM: いや、それは時と場合を考えよう(笑)

夏日: 「さーてっとっと」ぱかぱかロッカーあけて。何人出てきた?

GM: 合計4名ですね。男女年齢バラバラですがどれも生命の危機はありません。…ただ、状況から察すると、彼らはあの「ジャームの死体」などを見ているのではないかなーと思われます。

夏日: そこはそれ。UGNお得意の技(記憶処理)を使ってもらうしかないね

龍太: だな。

夏日: あるいは「悪い夢」だったと思ってもらう。で、おっちゃんに電話していい? 刑事の

GM: いいよ。

夏日: じゃ、先に生存者の写メをとって、おっちゃんに送るよー。で、1分くらいしたら電話かける。「あ、湖上君、みんなに血がつかないように、移動させておいてあげてね。ロッカーの中じゃ苦しいだろうから」

龍太: 「了解」階段の方にはこんどくー

GM: では、林光院に繋がります。「もしもしぃ? なんださっきの額に肉の少年は。」

夏日: 「おっと。それじゃなくて続きの写真見てよ、続きの」

GM: 「これは……ちょっと待て。R件指定のアレか?」

夏日: 「そだよー。っていうか、えーっと行方不明者なのか確認して欲しかったんだけど。写真の人ら」

GM: 「今リストを…えー…おい、松田! 例のR件のファイル持って来い! O市の方のリスト!」しばらくの間が。

龍太: まっちゃん!(笑)

GM: 「確認した。2人は行方不明の届けが出てるな。残りの2名はまだだが…これはどうした?」

夏日: 「ん。見つけたー。多分今その行方不明者の犯人とかかわってる感じ、かな」

GM: 「ふむ…」

夏日: 「おっちゃんの懸念どーり、また巻き込まれちゃってね。私、その犯人のほうに行かないといけなくて、それでもこの人たち放置しておくと大変だから、確保お願いしたいんだけど?」

GM: 「あい、分かった。嬢ちゃん、手は必要か?」

夏日: 「手、手かぁ。そだな。封鎖……かなぁ」んーと考え込み

GM: お、封鎖か。それは面白いな。

夏日: 「なんか、逃がし屋にコンタクト取ってるみたいで、逃げそうなんだよね。どうにも犯人が私に輪をかけて、チキンっぽいからさ。チキンは逃げ道を完全に塞がないと、なかなか捕まらないんだよね」

GM: 「封鎖か…検問をいくつかしかせて…」

夏日: 「あ、そだそだ。」龍太を手招き。

龍太: 「ん? 何?」 最後の一人を運びおわって夏日のほうへー

夏日: 「うん。湖上君。君の名前と親の権力使って欲しいんだけど?」

龍太: 「父ちゃんの? 何すんの?」

夏日: 「うん。封鎖して欲しいんだよね。逃がし屋を使われる前に。今、おっちゃん―――えーっと、林光院っていう、刑事さんにも話してたんだけど。封鎖すれば逃げ道が封鎖されて、楽かなーって思って。だから、権限でいうなら、刑事よりも上だったよね? 湖上君のおとーさん」

龍太: 「ああ、なるほど。 ちょいまってな」

夏日: 「―――と、いうわけでおっちゃん。今、湖上君にも要請頼んだから、多少楽になると思うんだけど、やれそう?」

龍太: パカっと携帯開いて、お父様の番号を呼び出し〜。ごにょごにょとご相談〜。

GM: 「できる限りはやってみる。ただ、長い間は無理だな。」

夏日: 「うん。それでいいと思う。そしたらさ、まあ、それなりに私らが頑張って見るからさ」

GM: 「分かった。気をつけろよ、嬢ちゃん」

夏日: 「うん。任せて。チキンはそうそう怪我しないからさ」あははーと笑って。まあ、怪我したけど(笑)

GM: むしろ今一番ボロボロだけど(笑)

夏日: まあ、それを言うのも、ね(笑)

GM: では、電話はそこで切れて、と。

夏日: 「―――うし。こんなもんかな」っと。待ったGM。回収のほうは?

GM: そっちはメールで連絡するってことで。記憶処理もあるし、警察よりはUGNのほうがいいだろう。碓氷に発見したことを伝えれば、手を回してくれるよ。

夏日: そだね。ぱちん、と携帯を閉じて「ふぅ。こんなものかな。後はそのレストラン跡にいって決着……かな」

GM: 龍太の電話もつつがなく終わった、ってことで。

龍太: 「咲が危ないしな! さっさと行くぞぉ!」

夏日: 「ん。そうだね。でも、とりあえずこの人ら1Fまでは持っていかないと」

GM: 頑張れ男の子!

夏日: そうだよ。男の子の仕事だよ! 女の人は私がもってあげるから! 多分ほとんど男の人だとおもうけど!(笑)

龍太: 「…ココじゃダメなのか?」一応、階段とこまでは運んだぜ!?

GM: 最低でも3Fにおいておいたほうがいいんじゃないかな。4Fで目を覚ましたら死体見るしね。

夏日: 「うん。だめ。血が見えるでしょ」今は《ワーディング》してるからいいけどねー

凪: 大変だな男の子(笑)

龍太: 「もう、何でもいいから早くやんぞ。凪達はもう向かってんだ」

GM: ではそんなこんなで

龍太: 少しでも早く行きたい子です。

GM: シーンカットしましょうかね

夏日: はい「…さて。あのわんこ。……ただじゃおかないんだからね」と、少し昏い笑みを浮かべてぼそりとつぶやこう。

龍太: 「凪に良いカッコさせられるか!」と、意気込んで、セカセカと倒れてる人らを運ぼう(笑)

GM: あい、ではカットでー





 Climax Phase






GM: というわけで、ここからクライマックスフェイズです。晩、廃ファミレスに4人が向かう、というシーンではじめましょう。

凪: おうとも…(ころころ)うお、ついに100%超えた! 101%に!

夏日: (哀れになったので視線をそらす)

咲: さっちゃん100超えた!

GM: 初めての大事件に凪のレネゲイドは活性化中!(笑)

凪: きっと負のオーラをかぎつけて戦闘本能に火がついたんだ(笑)

GM: なるほど(笑)

凪: 元々戦闘好きだったからガンガン燃えてます(笑)

GM: 時間軸は8時かそのくらいかな。涼しい潮風が君らの頬を打つ、って感じ。

咲: 花火やるのに丁度良さそうな感じだね

龍太: 合流済みなのな。

GM: うむ。4人合流済みでOKです。

夏日: じゃ、私は何度か経験してるからわりと落ち着いてると(笑) 「それにしてもさー」711で買ったクリームパンを食べつつ

GM: またクリームパンか。好きだな。…あ、碓氷は検問状況を確認してから来るそうです。

夏日: 「こういうところって、実際にあると、冒険心うずかない?」と、廃ファミレス見つつ。

GM: ああ、そうだね、ちょっとはなれたところではロケット花火のぱぁんって音が鳴ってたりする。

凪: 「俺は呼び出しくらった記憶しか思い出さないけどなー」

龍太: 「冒険心っつーか…俺は正義の鉄槌を下したくなるな」

GM: 夏日や凪はないでしょうけど、咲や龍太は1度くらいここでご飯食べたことあるかもね

夏日: 「わぁ。思ったより不良がいる。そしてもう片方がおばかさんだ」もぐもぐ

GM: えっと…まぁ、こんだけ人がいれば<知覚>するまでもないか。ファミレスからはうっすらと小さな明かりが漏れていますね

夏日: 「宣戦布告(《ワーディング》)やっていー?」

凪: 「いいんじゃね?」

夏日: 「じゃ、湖上君は相手が逃げ出したら、困るから、近くをよく見張って、いつでも撃てる準備しておいてねー」

龍太: 「…分かった」

夏日: 「佐倉ちゃんは、危ないと思ったら、男たちを壁にするんだよー?」

咲: 「うん。って壁にしちゃっていいの?」周りきょろきょろ

龍太: 辺りをきょろきょろと見回して鉄くず探し〜

GM: ああ、銃の材料か。

龍太: うむ

夏日: 「いいんだよ。男の子が女の子を守るのは、限りなく特権に近い義務だから」

凪: 「ま、どっちにしろお前は前線タイプじゃないからな」

龍太: 廃材の鉄鋼からぐにゅんと銃をつくるぜぃ

GM: お。作っておきますか?

龍太: 《ハンドレッドガンズ》〜。

夏日: 今準備すれば同時にやらなくて済むからなー。「んじゃ、いっくねー」指をぱちんっと鳴らして、《ワーディング》をはるよ

龍太: 辺りを警戒〜!!

GM: では周辺にいる一般人は《ワーディング》のおかげで自然に逃げていきます。んで、1分くらいしたら…

夏日: おっとまったGM。1分の間に凪に変身しておけーって言っておく。

GM: あ、そうだね。

夏日: ひじをこんこんうって。

凪: 振り向こうか

夏日: 「ほら、今のうちに変身しておいたほうがいいよ。キュマイラって、前準備が必要でしょ」と、一声かけておくよー

凪: 「だな。そんじゃ…」

GM: 《完全獣化》《破壊の爪》を戦闘前に使用しておけば、《ハンティングスタイル》を使う必要がなくなりますから、若干侵蝕率がお得。1%だけど。

龍太: 「お! タイガーマスク!」

咲: 「タイガー!」

凪: 湖上と咲はとりあえず無視して、《完全獣化》《破壊の爪》で虎に変身!

GM: 凪の体がめきめき、と変貌していく…。

咲: 無視されたよー

GM: ついに110%かぁ(笑)

凪: 黄金の毛並みを持つ獣人に姿を変える!

GM: では、そうやって変身したあたりでエンジン音が軽くして…

龍太: は?

咲: エンジン?

GM: ファミレスの裏手から1台の軽トラが出てきます(笑)

夏日: 「あん?」GM、攻撃したーい。視界内が私の射程距離だよ!

龍太: チャキっと、軽トラのタイヤに標準をあわせる!

GM: おっけー。距離は50mほど。

龍太: 遠い…

夏日: おっけーまっかせといてー

龍太: タイヤにロックオンしたまま、射程内にくるの待とう。

GM: あ、荷台にジャームらしきのが何体かいるのが見えますよ。

夏日: 何匹もいるん?

凪: ジャーム宅配便か。嫌過ぎるな

夏日: よし。マイナーで《バトルビート》、メジャーでサイレンと《電光石火》を組み合わせるよ

龍太: 「…もっとこっち来いっつの!」 ジリジリジリ

GM: そりゃ、逃げるんだから遠ざかりますよ(笑)

龍太: 追いかけてぇ!(笑)

夏日: 後は念じよう。私はできる私はできる…(ぶつぶつ)

咲: ファイト!

夏日: 「そこのトラック、止まりなさーいっ!」息を大きくすって

凪: 何をする気かはよくわからないがとりあえず見てよう

夏日: 「…食らえっ! 魔女のハルモニア!」と、大きな声で叫んで

GM: 対象は?

夏日: トラック、および中に乗ってる人。

GM: まぁ、見えてる限り全部、ね

夏日: うん

GM: 運転席は見えてないけど。

夏日: まあ、車が壊れれば多少は動きが鈍るだろうし。じゃ、いっくよー(ころころ)…1度回って23!

GM: 高いダメージさえ出せばよいよ

夏日: それが一番大変(笑) えーっと攻撃力基本が3なんだよねぇ…(笑)

GM: 3D10+3か。

夏日: いい目が出ますように…(ころころ)21ダメージ!

GM: では、1体が車をカバーリング

龍太: なんだと!

GM: それに加えて、荷台から3体ほどボロボロとジャームが零れ落ちます。

夏日: 「ちぃっ! うざったいなっ! 湖上君、走っておいかけれ!」

GM: 走行中だから転落ダメージもあって、死にますね。で、そのタイミングでもう1台、車が君らの隣に駆け込んできます。「待たせたな、乗れ!!」とウィンドウをあけて叫ぶよ。

夏日: 「にょっ? わーいっ! かっこいー!」

龍太: 「ナイス! おっちゃん!!」

GM: 碓氷「俺はまだ20代だっつーの!」

凪: 「うわ、むちゃくちゃいいタイミングだなおい!」

咲: 「ナイスタイミング(笑)」

夏日: 飛び乗ろう…って普通の車か(笑)

GM: 凪は車の上に乗っててもいいですよ?(笑)

夏日: 「よっしゃ、凪は屋根の上ね。佐倉ちゃんは後部座席。助手席には湖上君ねー」といいつつ乗り込もう(笑)

凪: じゃあ上に飛び乗ろう

龍太: 夏日、咲、先に乗って。俺、助手席か端っこ乗る

咲: 「ラジャ」

夏日: 「あ、あと佐倉ちゃん。途中で、私を回復して。すっごく痛いの。疲れたの」

凪: てか、タイガー状態で車に乗ったら絵面がシュールすぎる(笑)

GM: 車の上に仁王立ちってか、凪は(笑)

凪: いや、膝をついて構えてる感じで。仁王立ちはいや過ぎる(笑)

龍太: バタバタと車にのりこみましょうや(笑)

咲: 「任せて!」じゃぁ、回復ー…回復しても平気?

GM: OKOK。…では乗り込んだのを確認して碓氷は車を出すよ

咲: えっと、良ちゃんに《癒しの水》で(ころころ)…7回復

夏日: 「さんきゅー。佐倉ちゃん」

龍太: 俺は窓全開で、撃てないか狙ってみるけど…?

GM: もうちょっと近づいたら許可しますよ

龍太: 「おっちゃん、俺撃つから近づいて!」

凪: あ、俺、車に乗ったままさっきの荷台から落ちたジャームをちらりと見る。で、小さく舌打ちをして逃げたトラックをにらみ付ける

GM: 「この先に検問がしいてある、対《ワーディング》装備をしてたから、突破は難しいはずだ。」と運転をしながら碓氷は言う。「出来ればそこで捕まえるぜ。」

夏日: 「ねー。前の人ー。荷台に何人のってるか見えるー?」

龍太: 「あー…」

凪: 見えるか?

GM: 前の人っていうと、龍太ですね。<知覚>判定いいですよ

夏日: 凪もみえるはずだよ。

GM: そうだな、では凪もOK

龍太: (ころころ)14だ。

GM: 14あれば十分ですわ。4体見えますね。

龍太: 「ぁー。4人だな」

凪: 「……」(あいつら、元々は人間だったんだよな…」

GM: こっちはSUV相当なので移動力は80m。そっちは乗用車相当なので移動力は100m。徐々に車は追いついていきます。

龍太: 後部座席に言った後、車から身を乗り出しつつ凪を見やるかね。「凪。躊躇すんなよ?」

夏日: おー

凪: 「……わーってるよ。てか、誰に言ってんだっての」

龍太: 「いや、なんか引っかかってそうだし」

夏日: 「慈悲は殺すこととは言わないけどー、あいつら放置したら、余計ひどいからねー?」

凪: 「化け物のままで生きてないまま動き続けるより、ここできっぱりと終わらせてやるよ」

龍太: 「…ああ」

GM: では、そういったあたりで…目の前に検問が見えます。前の車は強行突破を試みますが…警察の射撃でタイヤがバーストして横転しますよ。

咲: アクション映画みたい

GM: ソレと同時に後部座席から2体のジャームが飛び出て警察に襲い掛かります。

龍太: 「ちっ!」

GM: ソレを見て碓氷が車を止めて「こっちは俺がやる! お前らはスタンピード・ビーストを!」と叫んで飛び出していこう。

凪: 「負けんじゃねぇぞおっさん!」

龍太: 「おっちゃん、任せた!」

GM: 「言われるまでもねぇ!」碓氷は炎を繰り出してジャームに突撃して行く。

夏日: 扉をがんって開けて飛び出そう。「佐倉ちゃんは車の陰にいるんだよー」

咲: 「分かった!」車の陰にこっそり

GM: …というあたりで碓氷は退場。分断ということで。

夏日: ういっす

GM: 横転した車からのそのそ、と女性が出てきますよ。ソレを守るかのように2体のジャームも

凪: ジャームは残り2体か

龍太: じゃぁ、その前にででんと立ちはだかろうか

凪: 今にも飛び掛らんばかりの殺気を押し殺しながら睨み付けて近づく

GM: 「…いたたた…」のそのそ

夏日: 「やっほー。犬の人」

咲: 「チクワの声の主?」

GM: そうですね、同じ声です。碓氷に見せられた写真と同じ顔でもあります。ってチクワじゃねー!!!(笑) あぶねー! さらりと流したよ! これだからチャットは!(笑)

夏日: 「そだよ。チクワの人だよ」

GM: 「チクワってなによ…!」咲たちを睨みつけよう

龍太: 夏日と咲の反応を見て、ニヤリと女を見ようかね

咲: 今日はチワワは居ないの?

GM: いませんね

咲: 残念

龍太: 「へぇ…おばちゃんがチキン犬か」

夏日: 「わぁ。世にも珍しい、鳥犬?」あははーと笑って挑発挑発

GM: 女「…まだ私もおばちゃんって言われる年齢じゃない。」

夏日: 実際何歳だろう(笑)

GM: 怒りがこもった目で君らを見る女

凪: 「気にする年ではあるんだな」

GM: まぁ、少なくとも「最近の若い子」とはちょっと違うね(笑) 「…まったく、あんたたちを相手にしてるとペースが狂うわ…」

夏日: 「やっぱり、それって年齢の差……」ぼそ

凪: 「おい、ババア」←超直球

GM: ひぃ! 「…何よ。言っとくけど今の私、とても気が立ってるんだからね…!」

凪: 「奇遇だな。俺も気が立ってるんだよ…てめぇ、何をしてやがった?」

龍太: 「…そいつは、奇遇だな。俺もめっちゃ気が立ってんだ」 チャキと銃口向ける

夏日: 仲がいいね。同時に言ったよ(笑)

咲: さっちゃんと龍ちゃんは仲いいねぇ のほほん

GM: 「仲がいいわねぇ、あんたら。」

凪: かぶるなよ、ここでwwww

夏日: 頷いてる。

GM: 「私は、ただ…生きたかっただけなのよ! FHに体をいじられ、UGNに追われ! …生きるために他人を犠牲にして何が悪いっ!!」

夏日: 突っ込みいれたいが、凪に譲ってみてよう(笑)

龍太: 銃口を向けたまま、カチャと蹄鉄を上げる。

凪: 「生きたかった…ねぇ。その台詞、お前に殺された奴らも心から叫びたかったろうさ」

GM: 「そうだ、誰もが生きたい! だから、私はお前たちを殺して、生き延びるっ!! もしくは見逃せっ!」

夏日: あっかんべー、って背後でやってる(笑)

凪: 「生きる為に他人を殺すのか? バカか? それとも動物ばっか相手にしてたから動物なみの思考しかもてなくなったのか?」

龍太: ジロと女を睨む目に光が宿る。

GM: 「うるさいっ! お前の理屈なんか知るかぁ! どかないならば、ここで私に倒されろっ!」

凪: 「俺は何にも知らない。FHとか、UGNとか。お前がどんな扱いを受けて、どんな生き方をしてきたかも知らない。けどな…お前がやったことが、到底許されることじゃないってことだけは、馬鹿で何も知らない俺でも痛いくらいわかるんだよ!!!」

龍太: 「…俺もいっこいっていいか?」 女を睨む目が黄金色に光る。「お前、が殺した人達な。死んでも家に帰れないんだよ。家族に姿を見てもらえない。どんな悪人でも、善人でも、罪を償えばちゃんと最後は誰かに見取ってもらえるもんだ。…この街で、そういう奴を出したお前が俺はいっちゃん許せねぇ!! 覚悟しろ、クソババァ!!」

GM: 「言いたいことはそれだけか! 犠牲には感謝している! 犠牲は必要なのだ! だからお前も私の犠牲となって…ここで死ぬがいい!」

夏日: 「べー。やなこった」

GM: そう叫んで、女は手から滴り落ちる血を爪に塗りたくる。それが鋭い刃になるね

龍太: 「自分の欲に奪っていい最後なんてありゃしねぇ!!!」

GM: 「血と獣の力、思い知るがいい!!」

夏日: (まあ、正直、犠牲の上で生きてるのは私たちも一緒だけどねー)とか思ってる

GM: というわけで、戦闘を開始しますかね。今回は衝動判定はないです。

夏日: お。らっきー

GM: というわけで彼我の距離は5m程度。こっちは2体のジャームと「Red&Beast」が1体。…一応突っ込んでもらえなかったので改めて言うけど、「血と獣」で「Red&Beast」なのよ。碓氷の炎がRedだと思いきや。

龍太: あ、なるほど…。

夏日: 私がそんなのに気づけるはずがないよ!(自信満々)


ちなみになんで碓「氷」で炎なのかは、もともと「碓氷」はアイヌ語の炎「ウフェイ」が語源になってるから、でした。某精霊王漫画からの知識ですが(笑)
サラマンダーは元来冷気を司るものだったり、「紅蓮」は仏教での寒冷地獄「紅蓮地獄」が語源だったりと、炎と氷は裏表の関係にあることが多いようです。
今回のデザインコンセプトは「Aと見せかけてB」。取り違えがテーマでした。



凪: 5m…普通の戦闘移動で大丈夫だな

GM: ジャームは便宜上「レッドフォックス」と「グリーンラクーン」と命名。

夏日: GM…何から由来だい?(笑) 「あかいき○ねとみどりのたー○き♪」とか、いわないよね?(笑)

GM: 訳すな!(笑)

凪: …さすが、付き合い長いだけのことはあるな(笑)

龍太: 相変わらず酷いネーミングを(笑)

GM: はっはっは(笑)

龍太: まぁ、俺からだーよね

GM: うむ。こっちの行動値はR&Bが7。残りが3です。咲の支援待ちしてもいいと思うけどね。

凪: だなぁ

龍太: まぁ、侵食値、まだ余裕あるからとりあえず、撃っとく。

GM: 了解。対象は誰にする?

龍太: もち、クソババァ。「覚悟はいいか?手加減しねぇぞ!!」チャキチャキっと二つの銃口を向ける! ダブルシューティング!

GM: こい!

龍太: (ころころ)2回回って31だ! どうよ! あ、侵食値は+10で99だ!

凪: ある意味芸術的数値だ

GM: まぁ、《リザレクト》できると思っておこう(笑) こっちはガードだね。ダメージプリーズ。

龍太: 二丁拳銃は固定値がでかいぜ。43!

GM: げぇ!?

咲: すごい!

GM: 「くっ!」

龍太: 龍の逆鱗に触れたんだ。それ相当の覚悟をしろよ?

GM: では龍太の二丁拳銃から放たれる光弾はR&Bを打ち抜く。だが、まださすがに倒れはしない! …次は夏日だな。

龍太: 「…悪者はしぶといって本当だな」

夏日: 「わー。湖上君すごーい。もっとやれやれー♪」チアしつつ、待機。

GM: そうか、咲の支援待ちか

夏日: うん(笑)

GM: では、次は咲

咲: 支援しますよ! えーと、《要の陣形》+《導きの華》+《狂戦士》…かな?

GM: ういっす。自動成功だからダイスを振る必要がないのがいいな。咲が力を解放するとウサギの幻覚がぽぽぽぽん、と現れる! それがぐるーりとPCたちの周りを取り囲み…

咲: キャー、素敵

夏日: 使った本人が熱狂した(笑)

GM: ウサギ「ふぁいとっ! ふぁいとっ! がんばれー、おー!!」

夏日: 「あ。可愛い♪」

龍太: 「おー!!」

GM: と凪、龍太、夏日を応援して消えてゆく(笑)

凪: ウサギに囲まれる虎の図(笑)

夏日: 効果はどないなもんでしょう?

GM: (キャラシートを見ながら)次のメジャーのダイス+6、クリティカル−1、達成値+6です。

龍太: ぉお

夏日: 素敵…!(笑)

GM: さて、では次はビーストのターン! 「これは…使うのはどうかと思うんだけどね…!」マイナーで《ハンティングスタイル》と…《完全獣化》!

凪: 「お仲間ってわけか」

GM: ビーストが力を解放すると…めき、めき…と

咲: ……!

GM: …どんどん体が…

夏日: ……?

GM: 小さくなっていって…

龍太: 「…は?」

凪: ……

GM: ちょこーんと、チワワの姿になります。

凪: 噴出そうか(笑)

龍太: 同じく(笑)

咲: チワワってあのチワワ!?

GM: あのチワワです! 「かんぜんじゅうか」ならぬ「かんぜんけものか」

夏日: けものか…

GM: 《完全獣化》後の姿がこれなんです!(笑)

夏日: 「あれ、オルクス能力じゃなかったんだ……」なんだか生ぬるい微笑み

凪: 「あのチワワ、リアルにお前自身だったのかよ!?」

龍太: 「…ぶっ!! ババァ、口寄せじゃねぇのか!?」

GM: 「う、うるさいわね! 好きでこんな力を得たわけじゃないのよ! ちょっとあなたのようなかっこいい力がうらやましいとかおもったりもしないわけでもないのよっ!(ヤケクソ)」

咲: ああ、思っちゃうんだ

夏日: 「何をいってるの!? 可愛いは最強で、正義なんだよ!?」

凪: この黄金に光る毛皮をここぞとばかりに見せびらかせて見ようか

GM: というわけで凪に向かってかみつきに行くぞー! 《ハンティングスタイル》も使ってるので!(笑)

龍太: さっきまでの緊張感がどこかへ飛んでいく!(笑)

GM: 「けもののちからおもいしるがいいー!!」

凪: 虎に噛み付きに来るチワワとは、その心意気や良し!

龍太: まったくだ!(笑)

GM: 《コンセントレイト》《獣の力》《渇きの主》! 外見はアレだが、攻撃は強いぜっ!! …(ころころころころころ)

夏日: うわ、回るねぇ

龍太: ダイス多!!

GM: ふ。チワワが達成値58で攻撃!

凪: チワワのくせに!?(笑)

夏日: んじゃそこで「ああもぅ。世話が焼けるっ!」といいつつ、カバーリングするよ。攻撃力の低い私の使い方は正しくはこうなのだ!(笑)

GM: カバーリングだと行動放棄になるけどいいのかい?

夏日: まだ《リザレクト》できるしー。かまわないよー。最初っからそのつもりで待機してたからねー

凪: む。夏日に庇われた

龍太: ありがたく庇われとけ。お前は100%超えてるからな。

GM: では、虎に向かってチワワが噛み付くところで夏日が割ってはいる

夏日: とりあえず怖いから顔だけは腕でカバーしつつ、カバーリングだよー

GM: ダメージは…出目がいいな47だ。

夏日: 一撃で死ぬわ!(笑) 《リザレクト》は…あ、侵蝕率99%、まだ《リザレクト》出来る!(笑)

咲: おお(笑)

夏日: 私、今回戦闘しそうにないな!(笑)

GM: では、《渇きの主》の効果でHPが8回復します。

夏日: 「いたたた……治る言っても、痛いんだからね……」涙目で、チワワにらむー

GM: 夏日の血をすすってHP回復、っと「じゃくにくきょうしょくだー!」

龍太: 「…吸血チワワ」

GM: ってことで凪です。

夏日: 凪。格好良いこというチャンスだよ(笑)

龍太: 「さぁ! いけ! ジャスティスタイガー!!」

咲: がんばれー

龍太: 「女に庇われたままなんて、かっこつかねぇぞ!」

凪: 「夏日! お前の分まで殴ってきてやるから借りはチャラな!!」

GM: 対象はビースト?

龍太: 出来ればジャームのがよくないかー? と思ってみたり。

凪: 本音は周りから倒していきたいのですが、流れ的にはビーストだわな。さっきあれだけ喧嘩売ったからねー

GM: では、判定前に…チワワがこてん、と倒れて「きゅうん?」と鳴きます(笑) 《魔獣の咆哮》《ジャミング》を宣言!

咲: はう、可愛い

夏日: なんて奴だ(笑)

GM: かわいいオーラが凪を包み込み、攻撃判定に4Dのペナルティを与えるぜ!(笑)

龍太: うげ(笑)

凪: 可愛いオーラとな(笑) しかもペナルティうざ!?

龍太: チワワに懐柔される虎(笑)

GM: まぁ、支援で+6Dもついてますからねぇ(笑)

凪: と、とりあえず…《コンセントレイト》《獣の力》でコンボ! 獣爪撃!!

GM: 「くぅん?」可愛い顔したチワワに攻撃するのに一瞬のためらいが生まれる!(笑)

咲: あのつぶらな瞳でうるうるされたら…

夏日: ためらうわー…(笑)

GM: 「どうするあ○ふるー!」

龍太: あはははは(笑)

凪: 「そ、そんな目で見るんじゃねぇー!!!」手元が狂ってダイスマイナス4(笑)

GM: 「きゅーん。」

凪: クリティカル6だが…(ころころ)…うーん、思ったより伸びなかった。44!

龍太: 惑わされすぎだろう〜(笑)

GM: やはり、チワワを攻撃するのにはためらいが!(笑)

咲: チワワうるうる攻撃恐るべし

GM: やはりガードで。ダメージください

凪: 「ババアのままだったら殴り飛ばせたのにー!!!!」(ころころ)32だ!

GM: よし、耐えた!(笑)

龍太: ち(笑)

凪: 手元が狂いすぎなくらい狂った…

GM: では、レッドフォックスとグリーンラクーンの攻撃ですな。

龍太: 「オラコイ! 相手してやんぜ!」 挑発挑発

GM: 赤い狐は光の弓を。緑の狸は魔眼を生み出します。対象は…挑発したから1匹は龍太に。もう1匹は…ダイスで決めるか(ころころ)2なのでPC2の龍太。

龍太: 俺?(笑)

GM: 赤い狐と緑の狸ビーム!

龍太: 2発はきついんだけど(笑)

GM: 挑発したからな、自業自得だビーム!! …あ、駄目だ、12と11!(笑)

龍太: …あれ?

GM: 実はこいつら、かなり性能低いんですよねぇ…なぜなら、つぶし合わせて戦闘力強化実験できなかったから。


並盛死亡ルートの場合、このジャームのデータは強化される予定でした。
ミドルで夏日と咲がチワワと交渉成立させていれば、こちらのルートに入れたのですが…。GMちょっと残念。



GM: 並盛とかがこの戦列に加えられればデータ強化したんだけどなぁ。

夏日: 敵の人数増えた上に、強くなるんかい(笑)

GM: そういうシナリオだったからね

龍太: (ころころ)駄目だ、どっちか避けられるかと思ったが両方食らった。「くっ!!」

GM: 片方なら死なずに済んだのにね。

龍太: 「…い、いってぇ」 ムクっと起きるも、立ち上がるまでは行かず(笑)

凪: 「生きてるか!?」とだけ聞いておこうか。主人公として(笑)

龍太: 「…なんとか?」

GM: というわけで2R目。また龍太からですが、どうしますか?

龍太: 「…俺が見取ってやるよ」片膝をついたまま、緑の狸に銃口を向ける。


GM: 言っちゃなんだが面白いなこの名前。シリアスシーンなのに(笑)

夏日: あんたがつけたんだ!(笑)


龍太: 赤い狐にも行きたいんだけどなぁ(笑)

GM: 範囲攻撃は夏日しか持ってないからな

龍太: ダイス17個。支援は偉大だ! (ころころ)…おお?

GM: ひぃ

咲: 回った(笑)

龍太: 達成値52! 「冥土の土産だ。受け取れ!」

GM: さすがにガードも消し飛ぶな、こりゃ。ダメージは…57!?

凪: うわ。

夏日: お。平均より高い。

龍太: 俺がんばってるよ!

GM: では、龍太の双弾は緑の狸を貫き、どぉん、と倒れこむ。…次は夏日だな。

龍太: 「…悪いな。俺で勘弁しろよ」

夏日: 支援があるから気合いれていってみよー! マイナーで《バトルビート》。メジャーでコンボ「ハルモニア」を《サイレンの魔女》《電光石火》《振動球》で対象は狐とチワワ!

GM: うーん、どうすっかな、後の破壊力を見れば…凪に胸キュン☆ハートアタック(ジャミングコンボ)なんだが…いいや、今回は見過ごそう

夏日: きつねとチワワをにらみつつ、すぅーっと息をすって「食らえっ!魔女のハルモニア!」…(ころころ)よし、達成値37! ちなみに装甲は無視です。

GM: く、サイレンならなんとかいけると思ったんだがな…その達成値に対してチワワが《束縛の領域》!

夏日: チワワめ

GM: といってもクリティカル減少しないからな…出目も振るわず11だ。失敗! 胸キュンコンボすれば可能性あったかなぁ…

夏日: あれ、カバーリングとかはないのね。

GM: うん、エンゲージ違うしね、そもそも。

夏日: とうっ! ダメージは25!

GM: 狐は落ちる。が…(計算中)やった! HPは1残った! やったよー!(笑)

夏日: ちっ(笑)

GM: 1残った! 奇跡だ!(笑)

龍太: だがそこに凪。ごー!(笑)

凪: おう! 美味しいところもってくぞ!

夏日: 佐倉ちゃんの支援もらってからね(笑)

咲: あ、わたしだ。さっきのコンボに《癒しの水》を加えて回復するよ! 《要の陣形》+《導きの華》+《狂戦士》+《癒しの水》…でおっけぃ?

GM: OKです。あ、100%超えたので《癒しの水》の回復量も上がってますよ

咲: では味方3人に!

GM: 咲がさらに力を解放すると、さっきのチアウサギに加えて、ナースウサギまで登場!

夏日: きゃあ。ぷりち(笑)

咲: キャー!! カワユイ(笑)

GM: 「ふぁいと、ふぁいと、でも無理しないでね☆」と包帯をぐるぐる、注射をぶすー

咲: ぶすーって痛そう

夏日: 「にゃ゛」

GM: というわけで3人のHPが2D10+5回復するよ。一括で回復量決めちゃおうか。

咲: らじゃー(ころころ)19です。

GM: おー…かなり回復したな(笑)

凪: おつりが18ほどありますが

GM: 2人にあげたいくらいですね(笑)

咲: おつりはどこかへ寄付してください

GM: では同じタイミングでチワワの攻撃いくよー!

夏日: 寄るな触るな近寄るなー(笑)

凪: ちっ、チワワのが早いんだよな

GM: さっきのコンボに加えて《血の宴》を使用! 範囲攻撃に変更する!

凪: 「うわ、ウザ!?」

GM: というわけで、命中したらHP8点回復しちゃうぞー(ころころ)達成値39!

夏日: ガードするー

GM: 「これが私の本気よぉおお!!!」とチワワが頑張って君らの体をかぷかぷかぷ

凪: 俺は避けるぞ…【肉体】のダイスは多いしな…(ころころ)…2回クリティカルしたが26で止まった。残念。

GM: 結構回ったほうだが…

凪: やっぱ駄目かー

龍太: 俺も避けられない。

GM: ではダメージ。高め頼むぞー…(ころころころ)うっわ、低っ!? 15って!(笑)

夏日: HAHAHA(笑)

凪: 所詮チワワ…

GM: 1が2個も!!(笑) 咲の回復より低いわぁ。「これが私の本気のはずー!!?」かぷかぷかぷかぷ!! あまがみ。がぶー…がじがじ

夏日: 「……」なんだか哀れんだ目

凪: 「歯、折れてないか?」ニヤリ(笑)

GM: くそ、ボスのマジ攻撃で誰も殺れないとか!(笑)

凪: さぁて、次は俺の番なわけだが…「おい、ババア」

GM: 「うるしゃーい! ババア言うなー!」

凪: 「お前、まだやる気か?」

GM: 「もちろんだ! じゃなきゃ逃げる! くそー、完全に見下しやがってー!!」

凪: 「逃がす気なんかさらさらねぇよ。このまま闘えば…どうなるか、お前だってわかってんだろ?」

GM: 「分かってたまるかー!!」

凪: 「わかれ。そして諦めろ。死ぬか諦めて投降するか、だ」

GM: 「お前が死ねばいい!!」

凪: 「てめぇがやったことは到底許せるもんじゃねぇがな…簡単に誰かを殺せるほど、俺は強くも弱くもねぇんだよ」

GM: 「甘い! この力を手に入れたからには、殺さねば殺されるんだぁ!!」

凪: 「…そうかよ」すぅっと、瞳の輝きに一瞬だけ鈍くなる。「抵抗すんなよ…一撃で死なせてやる」

GM: …それにビーストは答えない

凪: すぅっと息を吐いて、構える。《コンセントレイト》《獣の力》でコンボ! 獣爪撃!! 一瞬でビーストの眼前に獣の爪が迫る! 達成値は51だ!

GM: では、ソレを受け止めましょう。ダメージください

凪: 全身全霊を込めた一撃が、ビーストを引き裂く! 41だ!

GM: ん、さすがにそれは耐えられん。小さい体が巨躯によって跳ね飛ばされて、2、3度地面にたたきつけられ、そのまま倒れるよ

凪: 「っ……」

GM: 戦闘不能だ。…止めを刺すといえば刺せるが、どうする?

凪: …………「…あとは、おっさんの仕事だ」

夏日: 「そだね」

咲: 「うん」

夏日: 「さっ♪ 夕飯だね♪」と明るく笑う

凪: 「……こいつ、死にたがったのかもな。…夏日、あれ貸せ。油性ペン」

夏日: 「にゅ?いいけど……」取り出して渡す。ちらり、とわんこみて。

咲: 「さっちゃん、何するの?」

凪: チワワの狭い額に「婆」と書く

GM: 「…まったく、今の若い子は理解しがたいわ…」となすがままにされて。力ない様子でつぶやくよ

凪: 「うっせ。くやしかったら若者の気持ちになってみやがれ」

龍太: チワワの傍に行ってしゃがみ込む。

GM: 「…」

龍太: 「なぁ、あんたを見取ってくれる奴はいるのか?」

GM: 「…いないわよ」

龍太: 「じゃぁ、欲しいか?」

GM: 「…何がいいたい?」

龍太: 「見取るのが俺でいいなら、見取ってやる。でも俺じゃ嫌なら見つけるまで頑張れ」

GM: 「はぁ…あんたら、どいつもこいつも甘っちょろくて…」うし、ではこれで最後のフラグがたつ。

龍太: は?

凪: お?

夏日: み?

GM: まだビーストは《蘇生復活》ってエフェクトを持ってたんだ

咲: ほぇ

GM: 誰かが止めを刺すつもりなら、これを使って抵抗したんだが、そのつもりがないならこれを使ってから投降するよ。

凪: おお。

GM: 「はぁ…もう逃げるのは疲れたわ…」とつぶやいて、チワワは人間の姿に戻る。…そこに傷だらけになった碓氷が戻ってくるよ。「こっちも終わったぜ。」

凪: そこには傷だらけの俺たちと額に「婆」と書かれたビーストの姿が

龍太: 「こっちも終わりだ」

GM: 「…いったいどういう戦いが繰り広げられたのものすげぇ気になるが。」

龍太: 元チワワの腕を取って立たせる。

夏日: 「わんこが可愛かったよ」

凪: 「虎とウサギとチワワの共演」

咲: 「それサーカスみたいだね」

GM: 「……まぁ、あとで夏日にレポートを提出してもらおう。…そいじゃ、こいつは確保していくぜ。迎えの車はすぐ遣すよ。そのあと飯でも食いにいこうや。」

凪: 「いいもん食わせてくれよ。おっさん」

龍太: 「あ、おっさん。そいつ。寂しがり見たいだから友達みつけてやってな」

GM: 「ま、善処はするさ。」

夏日: 「やったー♪」ご飯に反応した!

GM: 「んじゃ、またあとでな。」と手を上げて碓氷は車にビーストを詰め込んでいく。しばらくすると碓氷が手配したUGNの車が来て赤い狐たちも詰め込んでいくよ

凪: 「おっさん」

GM: 「おう?」

凪: 「…そいつら、もう人間の姿に戻らないのか?」

GM: 「まぁ、今のところ戻せる手段はねぇな。」

龍太: 「なら、せめて、家族には死んだってのはちゃんと伝えてくれよ?」ひょいと凪の背後から顔をだす(笑)

GM: 「そこらへんは…難しいな、記憶処理をしたほうがいい可能性も高い。…悲しいがこいつらは『犠牲』になってもらうしかねぇんじゃねぇかな。」

凪: 「っ!!」とっさに碓氷の胸倉をつかむ

龍太: 「生死ぐらいはっきりさせられるだろ? 誰も悼む奴が居ないのはきつい」凪を抑えつつ。

GM: 「んじゃ、お前らが覚えててやれ。それがこの力を持つ俺らの義務ってもんだ。」凪たちを軽くあしらって、碓氷は処理を続けるよ。

凪: 「っ………」珍しく表情が大きく歪む

龍太: 「そりゃ、もちろん俺らだって想うけど、家族はまた別格だ! 死んでるのも知らずにずっと待ち続けろっていうのかよ?」

GM: 「…」それには黙って何も答えない。…いや、答えられないね。

龍太: 「…じゃぁ、あいつ等の身元教えろ。お前らが出来ないなら、俺がやる」

GM: 「それは出来ない。ここから先は『UGN』の仕事だ。」その声には拒絶の色が含まれる。

夏日: 「で、湖上君は、教えて、どうするの? 遺体はどこにあるって言うの? なんで死んだか言うの? ………何も言わずに死んだことだけ告げるのも、なかなか酷なことだよ」

龍太: 「それはっ! でも、何も知らずに居るのが幸せなのか!?」

夏日: 「ま、UGNがどういう処理にするか知らないけどね。手にかけて、十分重みを背負ってるんだよ。…だから、事後処理は、上のえらい人に考えてもらったほうが、楽だよ。少なくとも………正解なんてわかんないんだしね」

龍太: 「…くそっ! むなくそわりぃ!!!」

凪: 「……」

GM: 「さて、処理は終わりだ。…撤収するぞ、みんな。」

夏日: 「はぁーい」あえて軽い返事をして紛らわせよう。

GM: 「…あんまり思いつめんなよ。」と龍太や凪に。視線は交えないけどね。

凪: 時間的に夜だよな。空に浮かぶ月を見上げて物思いにふける

龍太: 「…ふざけんな」 ボソと呟いてそっぽを向くよ。

凪: 何も言わずに、視線すらあわせない

夏日: (みんながみんな、幸せになれるなら……殺しなんてそもそも起きないんだよ。ゲームの中じゃあるまいし)と、少しだけ考えつつ。「佐倉ちゃん。早く行こっか」と、手を引く

咲: 「あ、うん」 良ちゃんについていく。なんとなくすっきりしない表情で

GM: では、そんなところでシーンをカットしましょうか!








GM: さてそれでは、最後の関門バックトラックの時間が参りました

咲: バックトラックとは?

GM: ある意味戦闘以上の危険関門。あがった侵蝕率を下げるお時間でございます。

龍太: 危険、危険、危険。

咲: なるほど

GM: 侵蝕率が100%を超えた状態でEDを迎えると、PCはジャーム化してしまいます。ザック・バランや赤い狐と緑の狸のような化け物になってしまうんですな。

咲: ……

GM: たとえば今咲は113%なのでこのままだとアウトです。で、どうやって侵蝕率を下げるかというと君らオーヴァードを人間としてつなぎとめてくれる「ロイス」…これが鍵になるのです。ゲーム的に言うとロイスの個数個だけダイスを触れるんです。

咲: あぁ、なるほど

GM: 咲はシナリオ中ロイスを取得してないですから、初期ロイス3つとPC間ロイス。シナリオロイスの5つが残っていますね。なのでこの場合、5D10侵蝕率を下げれます。5D10で113%から99%まで下げられればOKですね

凪: 一番高いのは俺だけど、それでも期待値で十分いけるな

GM: 念のためにロイスを増やしたいという人はこの段階で追加でロイスを取得してもOKです。

龍太: 俺は凪にも取ってるから6個かな

GM: 凪も咲に取ってるね。あ、夏日はシナリオロイスがスタンピード・ビーストですが、今回はタイタス化しなくても結構ですよ。トドメ刺さなかったからね

夏日: ほい

GM: それでは、覚悟が出来たものから振ってみてください(笑)


一同順に振っていきますが…。



GM: って龍太!?

龍太: …ちょ!!

夏日: 下がりすぎたね(笑)

龍太: なに!? なんで!? 70%割っちゃった!

凪: ここぞとばかりのシーンで高い数値をたたき出すとは、さすがは湖上(笑)

龍太: なんでだぁーーーーーーーー!!! こんなんなら…もっと暴れるんだった…

凪: いやぁ、ほんっとに美味しいなお前(笑)

龍太: 美味しくなくていい!!!


という一幕もありましたが、ひとまず全員1倍振りで帰還。



夏日: ふう。無事帰還。ただいまー!

GM: 無事戻ってこれた割にはいまいち釈然としない龍太であった。ちゃんちゃん(笑)





 Ending Phase






GM: さて、EDに入るとしましょうかー。EDではすでに「事件」は終了してるので登場判定は必要ありません。

龍太: …はぃ(まだへこんでる)

GM: それでは、まずは夏日からいきましょーかー。

夏日: ほぇ

GM: PC番号逆から行こうかと思いまして(笑)

夏日: わかったー

GM: 事件が終わって3日ほど。ようやく平穏な日常が戻ってきた〜というあたりです。

夏日: わーい

GM: UGNにレポートも提出し、ようやく一息つけるかな、と久しぶりにPCをつけてチャットに入った、という感じで始めましょう

夏日: 面倒くさいものを押し付けられたんだった。そういや「ふふんふーん。今日はみんなにセッションの誘いでも出そうっかなー」かたかた


キャラクターででもオンラインセッションをしようというのか、お前は。



GM: たまってたメールの処理などもあらかた終えたあたりで、OPと同じように霧谷がチャットに入ってきますよ。『どうも夏日さんこんばんわ。先日はお疲れ様でした。』

夏日: 『うなっ!? あー、びっくりした。いきなり入るのやめませんかね?』かたかた

GM: 『すみません、忙しいもので。』

夏日: 『まぁいいや。とりあえず、おつかれさんです』

GM: 『まず…先日の事件の報酬を振り込んでおきました。あとで確認してください。』

夏日: 『わぁーい♪ どもですよー。それで、あのわんこどうなりました?』

GM: 『ええ、捕獲後は大人しいものです。』何気にタイピングが早い霧谷。

夏日: 『まあ、目覚めの悪くなりそうな展開じゃなきゃいいです』

GM: 『…“処理”をする、という案も出るには出たのですがね。』

夏日: 『せーーーっかく、捕獲できたのにですかー?』かたかた

GM: 『後々の危険性を考えたら当然のことです…と言いたいですが。後に大いなる危険の可能性があるのは我々も一緒ですからね。』

夏日: 『うん。明日はわが身』

GM: 『彼女を処刑してしまうのは我々の否定にもなってしまう。…そんな感じで説得はしておきました。』

夏日: 『ごくろーさまです』

凪: 霧谷さんいい人だ

龍太: うん。いい人だ

GM: 『ほかに質問はありますか?』

夏日: 『特には。……まあ、しいていうなら。どうするのかなーくらい』

GM: 『それに関しては…まぁ、どうしようか考え中、ですかね。少なくとも悪いようにはしないつもりです。』

夏日: 『そっすか』かたかた『……所で』

GM: 『はい?』

夏日: 『モ○ハンやりません? 例のMMOでもいいですけど』

GM: うおい、いきなりそれか!(笑) 『例のMMOに関してはそろそろ攻略部隊を組もうかと思ってまして。』

夏日: 『あれ。本気出すんです?』

GM: 『どうします? 今メンバーを募集中なんですけど。』

夏日: 『んー。戻ってこれるなら…』

GM: 『さすがに放置し続けるわけにもいきませんからねぇ。とはいえ手が足りないのは事実なので最小限の精鋭部隊になる予定です。』

夏日: 『なるほど。まあ、うっかり戻ってこれなかったら、体のほう頼めるなら考えますー』

GM: 『了解しました。リストには入れておくことにしましょう。』


龍太: 何の会話だよ(笑)

GM: ああ、えっとね、2ndで入ったきり出れなくなるMMOっていうのがあってな。

龍太: あー。あの話してんのか。


GM: 『それじゃあ、こんなものですかね?』

夏日: 『はーい』

GM: 『出来る限りあなたの力を借りることがないように努力はしますが、今後も何かあったらよろしくお願いします。』

夏日: 『まあ、バイト代くれるなら考えます』

GM: 『頼りにしています。それでは。』

夏日: 『はーい』

GM: ノシと挨拶して霧谷はせわしなくチャットから退出していく

夏日: (ふぅ……ま、騒がしくなるんだろーね)かたかたと会話をしながらぼんやりと思う(……逃げれないのはあたしかー)

GM: そうつぶやいたあたりでシーンカットぅー








GM: では次はどうしようか。龍太、咲とペアでやる?

龍太: 咲、覚悟はいいか?(笑) いいなら、ペアでラブに走るぞ、俺。

咲: んー、いいと思うよ?

龍太: 「?」がつくんだ(笑)

GM: では、GMは黙ってみていよう。場所はどうします?

龍太: んー…事件の日って何曜日だ?

GM: 平日ですからねぇ。金曜とかにしておきましょうか。

龍太: んじゃ、次の日は学校休みか?

GM: そうだね

咲: 時間帯は?

龍太: じゃぁ、咲の家の近所の公園に呼び出そうか。夕方ごろに(笑)

咲: じゃぁ、ペットのハルちゃん連れていこうかな。お散歩ついでに

凪: 二人っきりフラグがいきなりへし折られたな(笑)

GM: まぁ、ウサギだし(笑)

龍太: 夕方の公園。遊具の周りにある鉄柵に寄り掛かりつつ、咲を待ち〜

咲: じゃぁ、フードにハルちゃん仕込んで公園に到着。「おまたせー。待った?」って分かるところにいる?

龍太: 「お。咲、ごめんな。急に呼び出したりして」 分かる。分かる。というか、咲見つけて駆け寄る(笑)

咲: そっか。「大丈夫だよ〜。今日はハルちゃんも一緒なんだ!」と後ろ振り返ります

龍太: 「おー、ハル! 元気してるか?」 ひょいとフードからハルちゃんを抱き上げる

咲: 「元気だもんねー」ハルちゃんの頭なでなで

龍太: 「…咲は大丈夫か?」 咲と一緒にハルを撫でつつ。

咲: 「大丈夫って?」

龍太: 「いや、ほら。昨日いろいろあっただろ?」

咲: 「あー、うん。初めてのことだったから戸惑う事は色々とあったけど、もう大丈夫だよ!」

龍太: 「そっか。…やっぱ、咲はつえぇな」 薄く笑って、ぽすんと咲の肩に頭を乗せる。

咲: 「そ、そんなことないよ!一人だったらなにもできなかったし。皆がいたから」あたふたあたふた。

龍太: 「ごめん。こんなんして、咲が困るの分かってんだけど。正直、きつくて」

咲: 「謝らなくていいのに…。でも、心配してくれてありがとうね」

龍太: 「心配する必要なかったみたいだけどな。つーか、俺のが情けないよな。いつも息巻いてバカやってんのにさ。凪に偉そうに言っといて、後悔してんだ」

咲: 「龍ちゃんは一生懸命頑張ってたよ。だから後悔なんてしなくていいと思うよ」

龍太: 「頑張っても、正義だ何だって言ったって、何も出来ない! 夏日やオッサンに言われた事がずっと頭ん中回ってるんだ。俺は、何も知らないで無くすのが何より怖いし、嫌だ。でも、何も知らない方が良い事もあるんだって…。俺、自分の事ばっかなのかなって。咲にも、無理強いしてるのかなとか思ったらどうしたらいいか分からなくなった」

咲: 「無理はしてないよ。今回の件だって、手伝うって決めたのは自分の意思だもん。」

龍太: 「…本当は、咲を巻き込みたくなかったって言ったら怒るか?」

咲: 「ううん。怒らないよ。でも、やっぱり私にできる事はしたかったからなぁ」

龍太: 「そっか。…あのさ、あいつらにも言ったけど、俺は誰でも最後は誰かしらに看取られる権利があると思ってんだ」

咲: 「ああ、あのチワワちゃん。今何してるんだろうねぇ」

龍太: 「そんでもって…あ…ああ…あいつな…うん。どうしてるかな…」


GM: あ、見事なタイミングで挫かれた(笑)

凪: 面白いな(笑)

GM: 頑張れ龍太。


龍太: 咲の肩から顔を上げて、きまずそうにそっぽを向く。「あー…その…あの…さ…えーっと…」 咲の顔をまじまじと見れずあっちこっち泳ぐ視線(笑) 泳いでいた視線が最終的にハルに落ちる。「あ、あのさ」

咲: 「なあに?」

龍太: ハルを撫でながら、咲は絶対見ようとしない。けど、顔真っ赤。「こないだ言った事、覚えてるか?」

咲: 「この間?」

龍太: 「…えっと。いや、うん。忘れろっていったの俺だった」 ガクっと項垂れてみる。

咲: 「あ、うん。その事なら覚えてるよ?」首傾ける。

龍太: 「えぇ!?」 バッと顔をあげる。「…あ、いや、覚えてんならいいんだ。そんでさ、今回の事でやっぱハッキリ聞いておきたい。俺って咲にとって何!?」 早口でいっきに言って真っ直ぐに咲を見る

咲: 目ぱちくりさせます

龍太: 「俺は咲の事、友達だとか仲間だとか思ってない。守りたい、無くしたくない。…好きなんだ。出来れば、最後まで一緒に居たい。友達じゃなくてさ」

咲: 「一緒に居るってことは、龍ちゃん私を看取ってくれるんだよね?」

龍太: 「…へ? あ、えっと…そ、そうなる…のか…え!?」予想外の言葉で、逆にしどろもどろ(笑)

咲: 「違った?」

龍太: 「ち、違わない! 違わない!!」 ブンブンと首を横に振る

龍太: 「それって、俺、うぬぼれていいのか?」 

咲: 「いいと思うよ?」

龍太: 「…よ、よかったーーーーーーー」 はぁーと大きなため息をつきながらその場にしゃがみ込む。顔だけ上げてへにゃっと力の抜けた笑顔を咲に向ける「俺、今、死んでもいいや」

咲: 「え、ダメだよっ!」あせあせ

龍太: 「だってマジ嬉しい。死ねる。凪がきてから正直あせってたんだ。アイツ、いきなり咲の事呼び捨てだぞ!?」

咲: 「さっちゃん? ごめん。私呼び方とかあまり気にしてなかったから…」

龍太: 「咲も全然、気にしてないっぽいし。…俺、結構独占欲強いみたいだ。覚悟してくれな」 

咲: 「えへへ」と照れてみる

GM: 2人の顔が赤いのは、きっと夕焼けのせいである。そんな言い訳をしながら…このシーンはカット、ということで。

龍太: はーい

咲: はーい

龍太: ありがとうございやした!! 拙者は満足です!!

凪: ばけつー、吐いた砂を受け止めるバケツはいらんかねー


GMは知らなかったんですが、「砂を吐くくらいに甘い」みたいな表現があるんですね。少女マンガ用語らしいですが。








GM: さて、ではトリの凪行きましょ! 予定では龍太も登場する予定だったんだが、あっちはあっちで片付いちゃったみたいので割愛!(笑)

龍太: あら(笑)

GM: というわけで、時同じくして一人町を歩く凪。手には手紙が。

凪: 一人一台携帯電話のこのご時世にわざわざ用意した手紙を片手に、「時代錯誤だなぁ」と自嘲しながら歩く

GM: ま、風流だと思っておこう(笑) しばらく「君が守った町」を歩き、ポストの前に。

凪: あて先を確認し、カタン、と乾いた音を立ててポストに投函

GM: では、投函したタイミングで「よ。女に手紙?」と君に声をかけてくる男の声

凪: ちらりと視線を向けよう

GM: そこには碓氷の姿が。

凪: 「何だ、おっさんか」

GM: 「…だからおっさんじゃねーっつーの。お前あと10年したら言われる立場だぞ。」苦笑しながら。

凪: 「おっさん臭くなんなきゃ言われないんじゃね?」笑いながら

GM: 「…俺そんなにオッサン臭いか?」

凪: 「まぁ、いきなりウサギの格好して登場するところはおっさん臭くはないわな」

GM: 「アレはアレで顔を見られない素敵な策だったと言ってくれ。敵にリストが漏れてたからな。顔だけは隠さないと駄目だったし。…ま、それはいいや。手紙、誰に出したんだ?」

凪: 「……実家」

GM: 「そうか、家族がいるのか。…幸せだな。」しんみりとつぶやく碓氷

凪: 「そうでもねぇよ。親父や兄貴は煩いし、姉貴は凶暴だし」

GM: 「おーおー、羨ましいね。…さて、世間話しにわざわざ来たわけじゃねぇんだ。」

凪: 「ま、世間話をわざわざする相手に、俺は不適合だろうしな。で、何だよ」

GM: 「事後処理を含めて、いろいろ。…だがまず本題から切り出すか。お前さん、UGNにこないか?」

凪: 「おっさんのとこの組織か」

GM: 「ああ。お前と湖上、2人には声かけておこうと思ってな。順を追って説明するとだな。…今回のことで警察上層部とウチ(UGN)の相談の結果O市に支部が置かれることになったんだ。


龍太: ああ、父ちゃん、折れたのか。

GM: さすがに死者も出てますからね。今までは事件が起こらず持ち込ませずで必要ないと言えてたんだけど。実際起こってしまえば、プロを招き入れたほうがいいからな

夏日: うむ。餅は餅屋。

GM: たぶん、警察から最大限のバックアップがされると思いますよ。この支部は。

龍太: なるほどなぁ。


GM:「んで、俺様めでたく支部長に昇進。」ニカっと笑って。「O市は俺の管轄内になるってことだ。」

凪: 「おめでとーさん。これであんたも立派な中間管理職だな」

GM: 「そう言われると急に駄目な仕事に見えてくるからやめれ」肩を落とす

凪: 珍しく少しだけ笑う凪

GM: 「…まぁ、そんなわけで俺様『優秀な部下』を求めてまして。…お前さん、俺とともにこの町を守る気はないかね?」

凪: 「生まれ故郷でもない。いきなりオーヴァードになって家族と離されて押し込まれたこの街を守れってか?」

GM: 「イエス。実際そんなこと、たいした問題じゃないだろ?」

凪: 「…そうだな」頭の中では、きっと湖上や咲、夏日や吉野家たちの顔が浮かんでいるんだろうな

GM: 「住めば都、って便利な言葉もある。…まぁ、もうちょっと言ってしまえば、結構給料もいい。危険手当おいしいです。」

夏日: うん。大事だよ! と、笑顔の夏日が脳裏によぎる(笑)

凪: 浮かんでた脳内の顔から、夏日の顔がぽふんと煙とともに消えた(笑)

夏日: わぁ、ひどい(笑)

GM: 脳内に浮かんできた夏日のイメージを片手でしっしっと払う碓氷

夏日: 二人して!(笑)

凪: 「…まぁ、危険なんだから美味しくなきゃ困るわな、うん」何かを追い払うように(笑) 「…なぁ、おっさん」

GM: 「…ともかく。お前らはレネゲイドに関しての知識もあまりないしな。…訓練するなら早いほうがいいし…と、ん?」

凪: 「『俺ら』って、何なんだ?」

GM: 「…おう?」

凪: 「…俺は、オーヴァードになったとき、正直『面白い力が手に入った』程度のことしか考えてなかった。…けど、その『面白い力』が蓋を開けてみれば今回の事件だ」

GM: 黙って碓氷は君の言葉を聞く

凪: 「何人もの人間が死んだ。面白いどころか、正直胸糞悪い力だとも思ったさ…人間として死ねなかった連中だっているんだ」自分の手のひらを見つめながら「俺らは何なんだ? 人間か? 理性を持った化け物か?」

GM: 「俺らは人間だと言うやつもいる。化け物と呼ぶやつもいた。…どちらでもない『ダブルクロス』と言うやつだっていたさ。」

凪: 「ダブル…クロス?」聴きなれない言葉に首を傾げる俺

GM: 「異なる2つが交わる中間地点。…裏切り者のコウモリを指し示す言葉さ。」

凪: 「裏切り者…」

GM: 「凪。結論を急ぐな。…人生やら悟りやら、自分の存在なんて結論を出すのはヨボヨボの爺さんになってからでいい。それまで生き延びて、いろんなものを見ていろんなことを考えることのほうが大事だ。」

凪: 「……」

GM: 「凪。UGNに来い。ここではお前が知らなかった様々な世界が見れる。」手を凪に伸ばす碓氷

凪: 「…俺の知らない世界。UGN。ダブルクロス……ちーっとばかし、興味が出てきかな」ニヤリと笑いながら、手を握る

GM: 「オーケイ。契約成立だな。人と化け物の狭間の世界、『ダブルクロス』の世界へようこそ」

凪: 「裏切り者、上等。俺は安くないぜ?」


昨日と同じ今日。今日と同じ明日…世界は繰り返し時を刻み、変わらないかのように見えた…
しかし、今。凪の世界は大いなる変貌を迎えることになった



GM: カット、かな

凪: かな

GM: うっし、ではこれでEDしゅーりょーう!





 After Play






GM: そんなこんなでEDは終わって本プレイは終了しました。ここからはアフタープレイ。後始末のお時間です。

龍太: いや、張っちゃけたセッションだった…。

夏日: 主にはっちゃけたのは、湖上君のラブコメとGMのネーミングセンス

GM: 夏日もだいぶはっちゃけてたぞ(笑)

夏日: 気のせい。

咲: 気のせいじゃないかと

凪: 俺は一般人を貫いたぞ

GM: えー…おいといて。DX3rdからは今までの処理に加え「ロイスの整理」という項目があります。キャラクター作成段階に3つのロイスを取得したと思いますが…その3つのロイスを入れ替えることができるのです。

龍太: 2ndでも、固定化とかあったけどそれとは違う?

GM: 2ndでは新しくロイスを固定化するのに経験点を使いましたが、3rdではここでロイス3つを自動的に固定化するのです

龍太: ほう

GM: 吉野家くんとかをロイスに加えたり。凪の場合は初期ロイスに碓氷を加えてもいいんじゃないですかね(笑)

凪: まぁ、直属の上司になったわけだしな(笑)

GM: というわけで何かしら希望がある場合はここで宣言してください。なければそのまま進みますが。

龍太: うーん…


一同思い思いの候補を挙げてみる。
思いのほかこの段階の「セッションを振り返る」効果が高いことに驚くGM。
システム的な面でいい改正だと思っていたが、こういう効果もあるんだねぇ。



GM: 結局どうしましょ?

凪: ん〜、じゃぁ、親友二人を削って、碓氷と湖上に取ります。ある意味、O市での居場所に相当する連中ですから

GM: そうだね。

咲: 私も一個削ろうかな。そもそも初期のジャーナリストって誰だろう…

GM: 確か咲はライフパスで「ニュース」が出てるからソレ絡みだと思いますけどね。父親の事件で知り合ったんじゃないですか?

咲: あぁ、そうだった。

龍太: まっちゃんは持ってると死にそうだしなぁ。碓氷にしようかなぁ

GM: …一般人のロイスを持つのはリスキーですよねぇ(笑)

龍太: いいや、父ちゃんをやめて凪にするだけにしとく

GM: ういっす。(咲に)ジャーナリストがそれほど大事じゃないなら澪でもロイスに入れておけば?

咲: 澪ちゃん! 置いてけぼりにしてごめんよ〜〜…

夏日: ああ、ご飯食べてた子…(笑)

GM: 夏日も一緒に飯食ってたのに…(笑)

夏日: でも、ぶっちゃけ一言も話してない気がするし…(笑)

GM: それもそうだな(笑)

咲: そうだっけ?

龍太: …存在感が無いのは名前のせいだと思うんだ。…他のNPCの名前が酷すぎて…

GM: 吉野家とか名づけられませんでしたからな…(笑) もっとひどい名前付ければよかったかにゃ。天王洲アイルちゃんとか。

龍太: 女の子にその仕打ち!?

GM: (スルーして)咲は澪を加えるかい?

咲: そうしようかな。澪ちゃんはお友達だし

GM: ではそれで。んなわけでロイスの整理は終了、ってことで








GM: いよいよ経験点の算出に入りますかね。

一同: はーい

GM: まず「セッションに最後まで参加した」これは全員に1点。

夏日: ぴこーん

GM: 次に「シナリオの目的を達成した」…これは1〜10点とGMがシナリオの難易度によって決定されます。今回は簡単なシナリオを想定して作られたので、基本ミッションの経験点は3点です。

夏日: ぴこぴこーん

GM: それに加えて「吉野家並盛を救出した」2点。

龍太: おー、結構高い

GM: 「ボスに止めを刺さず、降伏させた」で2点。

夏日: おー

凪: 吉野家を助けたことがここで吉と出るとは…(笑)

GM: このボーナスが加わります。

龍太: がんばったな(笑)

GM: ええ、理想の展開だったと思います。

咲: すごい(笑)

GM: 大きな分岐点としては、咲と夏日がチワワと初接触するシーンですね

夏日: み?

咲: ほぇ

凪: ああ、チワワを怯えさせたあのシーンか

夏日: 失敬な。勝手におびえたんだ

龍太: あそこが分岐なのか(笑)

GM: あそこで交渉が成立して、話し合いになった場合、チワワに有利な展開になったために後の1手が遅れ、並盛ジャーム化ルートに行く予定でした。

凪: あぶなっ(笑)

龍太: あぶねー

夏日: じゃあ、おいらの直感はあってたんだね!

咲: 良ちゃんすごい!

GM: というわけで「シナリオの目的を達成した」は合計7点。


以下ルールに従って経験点を算出していく。
あんなことがあったこんなことがあったとセッションに対する話題は尽きない。
やはり、TRPGは、GMは楽しいと再認識する瞬間である。



GM: さて。では以上で経験点項目は終了。一同獲得経験点を宣言せよ!

龍太: 14点!

凪: 15点!

夏日: えーっと…16?

GM: うむ。咲も同じく16かな。残念ながら龍太だけ新規エフェクトが取得できないラインなんだな(笑)

咲: うん。

龍太: …あ! ホントだ。3rdは新規取得15点なのか!

夏日: 侵蝕率71切ったのが響いたね!

龍太: うっさい!(笑)

GM: ともかく。ソレを合計し3で割ったのがGMの経験点になります。端数は切捨てなので20点。それに場所の手配、スケジュール調整を行った…で1点かな。合計21点がGMの経験点になる

凪: 結構貰えるんだな。

GM: 最後に、侵蝕率を初期状態にリセットしてアフタープレイは終了。

夏日: へーい

GM: これにてR&Bの全工程は終了しました、お疲れ様でしたー!

一同: おつかれさまでっしたー!!