GM:え〜、では、ダブルクロスセッションを開始したいと思うのですが…、 おい、里未、平気か? 里未:ん? ああぁ。平気だよ。なんだ、いきなり。 GM:なんか色々危うい話がボソボソ聞こえてくるからさァ。 里未:実はまだ技能を全部振っていないことが判明したからな(笑) …ん。OK。結局調達を2レベル上げた(笑) GM:…まぁ、いいけどさ。
GM:では始めましょう。一同、よろしくお願い致します。 一同:よろしくお願いします〜。 GM:え〜、じゃまず、各自自己紹介をお願い致します。 里未:うい。では俺から。 俺の名前は久我山里未(くがやま さとみ)UGNチルドレンとして幼い頃から訓練を受けてきた。 カヴァーは高校生。高校3年の受験生だな。 シンドロームはブラックドック/サラマンダー。雷が出たり炎が出たり氷が出たりと忙しい。 小鳥:感情の起伏が激しそうな方ですね。チリチリしたり熱血したり寒かったりと忙しい。 里未:普段はクールなんだぜ(笑) でも、いざとなると熱血なんだ。 ユウ:主人公属性ですか(笑) 睦実:さらに度が越えると電気属性になるんだな? 「い〜ひひひひ、みな、みな、みな、みな、みなごろしぃいいい!!」ビリビリビリビリ(笑) 里未:そこまで酷くねぇよ(笑) さて、俺はこんなモンかな? 小鳥:は〜い、伊勢崎小鳥(いせさき ことり)、シンドロームはノイマン/ソラリス。 表層的には高校生やってま〜す。10歳ですけどォ〜(笑) 里未:小鳥はなんでとぶのーん?(笑) 小鳥:飛ばねぇ鳥はただの鳥だ……フ…(笑) 里未:ペンギンかニワトリかよ…。 ユウ:ちっちゃくて可愛いわけですね? 抱きしめたくなりますよ。はぎゅ〜。 小鳥:はぎゃ〜〜〜!(抱きしめられているらしい)(笑) 里未:で? UGチルドレンかなんかか? 小鳥:いえ、イリーガルではあるらしいですが、特にUGNと密接な関係にあるわけではありません。 あ、さっき表層的にって言ったのは、単に『カヴァーは高校生』って言いたかっただけですよぉー(笑) 因みにワークスは小学生(笑) 里未:ふ…ん。なんでまた高校に。天才だからか?(笑) 小鳥:高校生になったのは単に飛び級です。天才だからです。 パソコン教えてもらったそばからブラインドタッチできるようになりますよ(笑) ユウ:てんさいだ〜てんさいだ〜。 里未:戦闘中は済まないが俺専門の回復役になってもらうぜ(笑) なにせ、俺は全力で戦ったら3ターンしか戦えないからな(笑) 小鳥:ノ―プロブレム! アイムガンマン!!(笑) 睦実:…HP10同盟…。 里未:お前もか。…なんの為のソラリスだよ(笑) 小鳥:《痛みの水》の為のソラリスです(笑) 「水鉄砲ぉおお!!」ぱしゅぱしゅ(笑) ユウ:………萌え(ぽっ) 小鳥:あ、ついでに早口言葉が苦手です。 「バスガス爆発、バスガスバクハク、ガスバクバクハク、…えへへ〜」(笑) 一同:ああ、もう、可愛いなァ!!(爆笑) 小鳥:ありがとうございます(笑) GM:なんか長くなっちゃったな、そろそろ次いこか(笑) 睦実:日向睦実(ひゅうが むつみ)です。シンドロームはオルクスのピュアブリード。 大型バイクを駆る見かけ不良な17歳受験予定生。でもワークスはプログラマー(笑) 里未:ってことは同学年か。そういえば、ちよ…じゃなくて、小鳥は何年生だ? 小鳥:え〜と、じゃ学年は一緒で。ついでにクラスも一緒にしましょう。 仲良くやろうねぇ〜、久我山く〜ん(笑) 睦実:じゃあ、あたしは久我山とは別のクラスにしとこうかな、何となく。 里未:ん。隣のクラスにちょっと不良な女がいるって事になるんだな。 睦実:毎日バイクで登校してますよ。大型バイクで(笑) 先生方のブラックリストに名を連ねてますけど、同性からの受けはいいのですよ(笑) ユウ:え〜…あんまり萌えないっぽいぃ〜…。 里未:アンタは可愛い物好きか(笑) 小鳥:私は猫的魅力があって、睦実さんは犬的魅力があるんですね(笑) GM:宝塚ノリですな(笑) 里未:んじゃ、次行くか。最後の人〜。 ユウ:里未君…今回はGMじゃないんだから…(笑) 里未:う…そうだった(笑) GM:あははは(苦笑) んじゃ、次の人いくカァ〜(笑) ユウ:はい〜。 葉月ユウ(はづき ゆう)19歳。花屋の店長をしています〜。花屋の名前は「子猫の住む街」で(笑) 里未:We○βかよっ!!?(大爆笑) 小鳥:美少年がいるんですか!? 四人ほど美少年がいるんですね!?(笑) 睦実:ちよちゃん、目の色変わるね(笑) GM:ちよちゃん違う(笑) ユウ:ええ、アルバイトに4人の美青年がいます。 でですね。シンドロームはキュマイラ/モルフェウスです。ワークスは商店主、カヴァーは情報屋です。 裏社会の情報に詳しいらしいのです。 里未:一人だけ高校生じゃないんだよな。 ユウ:去年までは高校生だったんですけどね〜。 小鳥:お花屋さんは実家ですか? ユウ:いえ。学生時代、いろいろと闇のバイトをしていたので、そこで溜めたお金で自分の店を持ちました。 今では店に様々な「客」が訪れます。花を買いに来たり、情報を買いに来たり。 睦実:え!? マジで「自分のお店」だったの!? GM:え!? マジで「自分のお店」だったの!? ユウ:私の情報は高いですから(笑) それに、今は女子高生が毎日のようにアルバイトの子目当てにお花を買いに来てくれますしー。 睦実:儲かってるんだ(笑) GM:え〜と、このくらいでいいかな? んじゃ、そろそろ本編行こうか。
GM:では、PC間ロイスを結びましょう。の前に、一同、ハンドアウトを確認して下さい。 今回のハンドアウトはこうなっております。 ハンドアウト ・久我山 里未 思いは人それぞれか。 もうじき訪れる長期休暇を前に、張り詰めっぱなしの緊張した空気も、 少しずつ和らいでるように感じる。 そんな彼らに、一緒になってはしゃげない自分は、 やはりここには不釣合いなのだろうか… いつもと同じ教室の風景を眺めながら、憂鬱な気分がネガティブな考えばかりを浮かべる。 君は再び、携帯に届いた一着のメールを開いた。 UGNの上司からの、そっけないメール。 UGチルドレンとして育ちながら、遅咲きの才能のおかげで先延ばしにされていた自分の、 初めての任務… 「FHエージェント『如月 恵果』を速やかに発見、捕獲もしくは排除せよ。」 シナリオロイス 如月 恵果(きさらぎ けいか) 推奨感情 ポジティブ:自由 ネガティブ:敵愾心 ・日向 睦実 つくづく、イリーガルとは体のいい便利な道具なのだな、と思う。 はっきりいって、他人にいい様に扱われるのは好きじゃない。 だが、組織の力は、個人で動く場合とはその情報量が比較にならない。 なにより、何も無い日々より、何かしら目的があるほうがよっぽどよい。 例えそれが、期待の少ない捜索活動だとしても。 シナリオロイス 如月 恵果(きさらぎ けいか) 推奨感情 ポジティブ:執着 ネガティブ:自由 ・葉月 ユウ じめじめした梅雨が徐々に終わりを告げてきた。 次はサンサンと輝くおてんと様の勢力が、一年で最も強い季節。 雨にぬれるのも嫌だが、汗にぬれるのも嫌だ。 結局、しがない小店舗の店番に、休みなどと言う言葉は無価値なのだ。 「こんにちは、今日は蒸しますねぇ」 …そら、早速『あちら側の』お客の来店だ。 シナリオロイス 戸田 多聞(とだ たもん) 推奨感情 ポジティブ:好奇心 ネガティブ:自由 ・伊勢崎 小鳥 今までにも、いくつかの依頼はこなしてきた。 だが、こんな依頼は初めてだ。 『UGN北S玉県支部幹部、戸田多聞の部下、『久我山里未』の動向を監視せよ。』 これは確かにUGNからの依頼だ。 だが、同じUGN幹部の監視とはどういうことだろう。 UGNの内情は、自分が思うほど安定しているわけではないのか。 大人の世界はめんどくさそうだ。 シナリオロイス 戸田 多聞(とだ たもん) 推奨感情 ポジティブ:自由 ネガティブ:自由 ユウ:はいはい〜。確認しました〜。 里未:…UGNの初仕事か〜。 小鳥:わ、私の仕事、久我山君の監視ですかぁ?(笑) 里未:監視されちゃうらしいぞ。 ユウ:…たもん……たもん………ステキな名前(笑) GM:え? ど、どうした? 何悶絶してるの? ユウ? ユウ:たも〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!! GM:ど、どうしたユウ!! しっかりしろユウゥウウウ!!!(笑) 睦実:つぼにはまったようだな…(笑) 里未:……変な人ばっかりー。 GM:お前が言うな。言っとくがこの面子の中で素が一番変なのはお前だぞ(きっぱり) 里未:……どこをどう見てそんな事言うんだね? GM:お前の人生の内の後半10年間かな。 里未:………うるさい。いいからシナリオを始めろ〜。 GM:じゃ、ハンドアウトの確認が取れたところで、一同PC間ロイスを取っていただきたい。 ハンドアウトの上から下にです。 里未:じゃあ、俺からだな。睦実に…神のお達しがあった。1万分の1という確率で睦実に「憧憬」 ネガティブに…劣等感…。………劣等感を表にします(笑) 睦実:な〜んか憧れられちゃったなァ。まぁ、二回連続で同じ出目ならそれは「神託」だよねぇ(笑) じゃ、あたしはユウに…(ころころ)…ポジティブが好意、ネガティブが不安だ。 じゃ、好意を表にします。「ステキなバイトさんが大勢いますねぇ」(笑) ユウ:それでは私は小鳥さんに。 …(ころころ)庇護…問題なし。……ネガティブは憐憫。 まだ子供なのに、こんな裏社会に少し足を踏み入れて…およよ。表は庇護で。 小鳥:じゃあ最後に私が久我山さんにィ〜。 …え〜、なんか三回振って「慈愛」「庇護」「意思」、どうやらそれっぽいものしか取っちゃいけないようです(笑) 里未:……なんで子供に……。 小鳥:じゃ、ここは「庇護」と「隔意」で(爆笑) 表は「隔意」にしときます(笑) GM:…こんな小さな子の母性本能をくすぐるような何をしたんだ? 里未。 里未:………俺に言われてもなァ。 守られちゃうらしいぞ……俺……(遠い目) 小鳥:「ホラホラ里未ちゃん、そんなにはしゃぎながら駈け回ったら、あ、ほら、ホラ見なさい、転んじゃったじゃな〜い。 よそ見してかけるからですよ。もう。」(爆笑) 里未:…………俺、小鳥と同じクラスなんだっけ? 小鳥:ハイ、同じクラスですよ〜。ちよちゃん組みですよ〜(笑) 里未:じゃあ、隣の席で、いつも授業の内容を教えてもらってたということにしてくれ。 俺は人並みには勉強はできるが、授業中は眠ってたりするんだ。それで先生にさされたときに隣からカンペが(笑) 小鳥:「は〜い、これからやるテストは夏休みの宿題をちゃ〜んとやってきた子には簡単ですよぉ〜。 でも小鳥ちゃんの宿題を写しただけの久我山君にはちょっと大変ですかねぇ〜。」(笑) 里未:うるせぇよっ!! ほっといてくれっ!!(一同大爆笑) GM:…恐ろしい関係が出来上がったなァ。やっぱりこのキャンペーンはシリアスは無理だろうか(笑) じゃ、そろそろ本編の方に入りますよ〜う。
Opening Phase
GM:という事でオープニングシーンに入りましょう。 まずは里未、お前さんからです。 里未:了解だ。…侵蝕率10上昇。シーンはどんな感じなんだ? GM:特にやりたい事がなければ、土曜の放課後、晴天の太陽が頂点にあってぎらぎら地表を照らしている頃。 周りには昼飯を広げる者や、部活に向かうもの、帰り支度をしている者など様々。 里未:むぅ。俺は部活やってないからな。適当にクラスメイトに声をかけて帰るか。 駅前にバイクを停めているので…ああ、松屋で昼飯を食っていこう。 GM:そうして君が昼飯を平らげるころ、君の携帯に一通のメールが受信される。 小鳥:携帯の着信音はなんですかぁ? 里未:「笑点のテーマ」にしましょうか(笑)ちゃっちゃらちゃらちゃら、ちゃっちゃっちゃ。 睦実:どうしてそうどいつもコイツもそういう…(笑) GM:まぁ、誰が何にしてもいいけどさ(笑) で、君の携帯にはメールが受信される。 それはUGNの君の上司、戸田多聞からのメールだ。 ユウ:たも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!(笑) 里未:ええっと…なぁ…(苦笑) メールを確認します。 GM:そこにはいつも通り、「メールの受信を確認したら、連絡を返せ」の前置きで始まる。 「君に任務を与える。FHエージェント、如月恵果を早急に発見し、これを捕獲、もしくは排除せよ。」 里未:「任務了解した。求む、綿密な情報。」返信します。ぴっ。 GM:ちゃっちゃらちゃらちゃら、ちゃっちゃっちゃ。 「君は相変わらず物覚えが悪い。メール内容を確認したら『電話にて』連絡を返せ」ぴっ(笑) 里未:「こっちからかけると電話代がかさむんだよ。そっちからかけて来い。」ぴっ。 GM:おまえ、仮にも上司に…(笑) 「そちらの周囲の状況を確認し、話が外部に聞こえないような場所にて、速やかに電話にて連絡を返せ。」ぴっ(笑) 里未:今、松屋で食事中なんだけどな…。仕方ねぇ。せっかく奮発してハンバーグ定食だったのによ…サラダだけしか食ってないが…。 外に出て脇道に入って《ワーディング》そして電話をかけよう。 睦実:里未にしては思いきった注文だったのにな(笑) 里未:うるせぇ(笑) 学生なんだ、こんなもんだろう。 GM:「うむ、私だ。相変わらず手間がかかるね、君は。」(笑) 里未:せっかくの昼飯だったのによ…で? なんだ? あのメールは。 GM:「読んだ通りだ。君には初めての正規の任務と言う事になる。 FHのエージェント、如月恵果という人物を探し出し、これを捕獲、出来なければ排除せよ。」 里未:そいつが…何をしたんだ? そいつについての情報が欲しいんだが。 GM:「UGNにおけるレネゲイト研究についての情報をリークされている可能性がある。 少し前にも他組織からの情報かく乱があったが、その復旧が完全に終わっていない隙を付かれた。」 里未:如月…だったな。そいつはこの町にいる…それは確かか? GM:「少なくともこの町を中心に活動している事は間違いないようだ。 ここの所この支部で扱う情報において逆探に対する反応が急増している。」 里未:了解。この件に関してUGNが裂ける人員は俺のみか? GM:「目下、我が支部はF谷市における混乱の収拾に人員が裂かれている。 この件に当たれる正規のエージェントは君を含めた数人だ。 出来うる限り穏便に事を運んでもらいたいが、イリーガルに助力を要請する事は許可しよう。」 里未:分かった。では、俺が知っている限りのイリーガルに協力を仰ごう。 え〜っと………それじゃあ、多聞。これで。 GM:…だ〜からさぁ、多聞さん一応君の上司なんだからさァ…(笑) 「君の初任務だ。いい成果を期待するよ。」ぴ。と電話は切れる。 里未:名字が思い出せないんだよ…。 ええっと、では、電話をしまい、駅前に停めてあるスクーターに乗って街に出よう。 「……最初の任務…失敗はしたくない…。」 決意を胸に秘め、少年はバイクを走らせる…。 GM:よし、じゃこの辺でシーンを切ろう。 里未にはシナリオロイス『如月恵果』を授けよう。 里未:了解。では、感情は…有意、無関心。表は有意。 俺のステップアップに利用させてもらう。やっと巡ってきたチャンスなんだからな。 UGNがどうなろうと知ったこっちゃない。日常が壊れようが構わない。 俺は俺の居場所を手にいれる。 GM:割とゆがんどるなぁ…(笑) しかし静かに終わったねぇ(笑)
GM:それでは次は、え〜と、睦実、日向睦実だ。 睦実:はい〜、じゃまず侵蝕値を〜… GM:はい、いいかなぁ? やはり土曜日の放課後、時間は昼だ。君は部活とかしてる? 睦実:してませ〜ん。 ボクは学校が終わったらすぐに家に帰って、作りかけのプログラムの続きをしますよ。 ユウ:今作っているソフトは「ラグ○ロクオフライン」某社からの依頼で製作中らしいですね。 睦実:「バトルオンライン」ですか?(笑) 里未:いいからさ、進めようぜ。 GM:おほん(笑) んじゃ、睦実は家でパソコンを立ち上げると、「お得意様」から一通のメールが入っている。 睦実:それがUGNなわけですね? とりあえずメールを確認しましょう。 GM:UGNからのそのメールにはそっけなく一言、「レンラクコウ、シチコクヤマ」とかいてある(笑) 睦実:…それGMがICQに誘うときの文じゃないですか(笑) GM:その通りだ(笑) 睦実:…もしかして本当にICQに誘われてます? GM:その通り、「お得意様」から来るこのメールは、「ICQにて待つ」の意味だ(笑) 里未:そういう、ロートルなネタはどうかと思うが…。 GM:え、もしかしてICQって有名じゃない? 小鳥:普通は…、いえ、そうでなくて…(笑) GM:あ、こっちじゃないか(笑) まぁ、通じるんだしいいじゃない(笑) 睦実:とにかくそういうのが来たからにはICQを立ち上げましょう。 依頼主はいますか? GM:ICQが繋がると、リストのところに「nagumo」の文字がオンラインになっている。 たいてい君にUGNからの依頼を説明してくれる南雲氏。北S玉県支部の情報部勤務の人だ。 睦実:ではICQで話をしましょうか。 「何か用ですか? 南雲さん。」送信。 GM:「やぁ、どうもこんにちは。今日は一段と暑いですねぇ。学業の方、ご苦労様ですぅ。」 とたわいない挨拶がまず返される。いつもこんな感じ。 睦実:挨拶はいいからさっさと用件を教えていただけます? GM:「いやはや、日向さんは気が早いですな。 では本題に入りましょう。『如月恵果』と言う人物を探し出していただきたいのです。」 睦実:「その人が何を?」 GM:FHのエージェントなのですが、ここの所北S玉支部内に接触を取っているようなのです。 どうも、我が支部内にも内通者がいるようなのですがね…。」 里未:内通者、ねぇ。水原塔矢とか? 睦実:…そう言えばこの如月恵果って、男? 女? GM:女性らしいです。 睦実:む、…じゃそうかも(笑) 里未:はっはっはぁ、塔矢は信頼が厚いなァ(笑) ユウ:それはそれとて登場できないと言うのは割と厳しいですねぇ(笑) GM:ごめん、シチュエーション的に制限しちゃってるよね(笑) 睦実:「それで? その如月と言う人物の所在をボクが突き止めると? 目星はついていないのですか?」 GM:「少なくともこの町にいるのは確かです。 内通者のほうはこちらが別件で調査致しますが、現在この支部は少々混乱状態にありますから。」 睦実:「外部の人間はイリーガルにまかせるという事ですか?」 GM:「すいませんねぇ。なにぶん人手不足なもんで。」 睦実:「わかりました。お引き受け致しますわ。分かっている情報はメールで送ってくださいね。 報酬のほうはいつものように?」 GM:「講座に振りこんでおきます。情報のほうも、速やかにまとめてお送り致しますよ。」 睦実:「わかりましたわ。ではこれで。」 GM:「よろしくお願い致します。」と言って、南雲はICQから消える。 接続を切ったらしい。 睦実:じゃあ、僕も切りましょう。 GM:じゃついでにシーンも切ろう(笑) 睦実にはシナリオロイス、如月恵果を授けよう。 睦実:私の場合の推奨感情は…ポジティブが執着でネガティブが自由。 じゃ、ネガティブは食傷にして表にしよう。 あ〜あ、やだやだ面倒くさいなァ。苦労の割にバイト代少ないし、拘束時間長いしぃ…。 ユウ:しょうがないですよ。UGNの仕事は基本的に収入ないですからねぇ。 睦実:ああ、そう言えばそうかぁ。 あそこは各国の融資で維持されてるんだっけねェ。 GM:それじゃ次のシーンに行こう。
GM:次は…、ユウだ。 ユウ:はい〜。待っていました〜。 今日も花屋で花を売る…美青年を見ている私。 GM:店の外にはいつもバイト見たさに花を買いに来る女性客がわんさかいるわけだな? はっはっは、繁盛してていいですなァ(苦笑) ユウ:大繁盛です。…というか、今何時でどんなシチュエーションなんでしょうか。 勝手に花屋にしてしまいましたが(笑) GM:いや、それでいい、OPシーンは花屋で想定していた(笑) 君がうっとりしながら店の奥で健気に働く美青年バイト隊を眺めているとだな…、 ユウ:その幸せを邪魔するやつが現れるわけですね? …水原塔矢とか。 GM:うん、それはそれでおいしんだけど、流石にそいつじゃない(笑) だいたい3〜4時くらいの頃、「君を尋ねて」一人の客人が現れる。 「店長〜、お客さんですよぉ〜。」 ユウ:ありがと、オミ君。どんなお客様かな〜?(笑) GM:「やぁ、こんにちは、今日も暑いですねぇ。」 通されたには人のよさそうな笑みを浮かべた20代後半くらいの人。 君のもう一つの顔、『情報屋』としてのお得意様、 「お久しぶりですぅ。南雲ですぅ。」 ユウ:ええ、今日も暑いですね…と、彼を奥に招き入れて…麦茶でも出そうかな。 アヤ君、ケン君、後はよろしくね〜。 GM:…「あ〜い」っつってケン君が返事を返してすぐ店のほうから、 「ケン兄ちゃんサッカー教えてよぉ」って子供の声が返ってくるわけだ。 「なんだよお前らこんな早く…、あ、今日土曜か…」(笑) 里未:な、懐かしいなァ。 睦実:なつかしぃ〜(笑) GM:「やァ、相変わらず繁盛ですなァ。この不景気にうらやましい限りですなァ。」 とか他愛もない世間話を南雲は切り出しますが。 ユウ:さて、それじゃあ、奥まで来たら普段見せないような厳しい表情で私は言いますよ。 「で? 南雲さん。ご用件はなんでしょうか?」 GM:「今日は貴方に、依頼したいことがあって参りました。」一口麦茶をススって南雲が言い出す。 「UGN、北S玉支部幹部、『戸田多聞』の動向を探って頂きたいのです。」 ユウ:戸田…多聞ですか。 これはまた、久しぶりに聞く名前ですね。彼がいかがしましたか? GM:久しぶりに聞く名前なんだ(笑) 「少し話が長くなりますが。先先月のUGN北S玉支部に行われた情報かく乱と、 先月の支部襲撃事件は覚えておいでですね?」 本編第2話のEDの話である。 ユウ:ええ。あの件ですか…確か“アリス”と言う組織が絡んでいたとか…。 里未:なんだ? クロスオーバーするのか?(笑) GM:いや、話的にクロスするわけではないんだけど、街が街だからね(笑) 「あれらの事件によって支部の機能が低下している時期をついて、どうやらFHに情報が流出してしまったようなのです。 その情報流出について、戸田氏が、FHと何らかの接点を持っているのではないか、と推測されまして…。」 ユウ:別に関連性があるわけではないのですね。…なるほど…混乱しているところを狙われて…。 限りなく黒に近いが、まだ完全に黒ではないと…それで証拠を掴め、と言うわけですか? GM:「彼の立場は支部内でも割と強いのです。オーヴァードとしても優秀で、支部内で監視をするわけには行かないのです。 ましてや今ここの支部は、一段落したとは言えまだまだ混乱状態です。なにぶん人手不足でしてェ…。」 ユウ:それで…具体的な話に入りますが。私は一体何をすればいいのでしょうか。 動向を探る、と言っても単純な尾行から、背景調査など色々ありますが。 GM:「貴方には戸田氏の支部外での行動を監視していただきたいのです。 具体的には、戸田氏が本当にFHと接触しているのか、それを探って頂きたいのです。」 ユウ:了解しました。成功報酬はいつものとおりに。 GM:「わかっております。彼らに負けないくらいの美青年を探しておりますので、ご心配なく」(笑) ユウ:……貴方の目は信頼しています。今回も期待していますよ。 一同:なんだよ、それはっ!!? 睦実:も、もしかして、今ここでバイトしている人達って…、 小鳥:みんな南雲さんの斡旋?(笑) GM:「また賑やかになりますなァ。そろそろ店舗も大きくしないと行けませんかなァ?」(笑) ユウ:南雲さんと私はおそらく趣味が合うのですよ。ええ。 「それでは、1週間…いえ、5日お待ちください。決定的な証拠を見つけ出しますよ。」 睦実:な、南雲さんもそう言う趣味なんですか…?(笑) GM:いや、その、…さァ?(笑) 「よろしくお願い致します。…それでゃ、私は別の用がありますので、これにて失礼します。」 ユウ:それじゃあ、ちょっと待っててくださいね…。 表から1束の花を持ってきて南雲さんに渡します。 花屋に来て手ぶらで帰るのも変ですしね。 GM:ああ、そうか。それもそうだね。 「いやぁ、女房が『たまには花の一つも買ってきてください』なんて言うモンでねぇ」(笑) とか言いながら、南雲は店を後にしようか。 ユウ:「まいど、ありがとうございました〜。」…と見送って…。 ふふ、忙しくなりそうね。 GM:それじゃここでシーンを切ろう。 ユウにはシナリオロイス、戸田多聞を授けよう。 ユウ:了解です。推奨感情は…好奇心…と自由。 え〜っと……じゃあ、好奇心と無関心で。表は無関心で行きましょう。 GM:…まぁ、報酬の事もあるし、多少は興味あるだろうね(笑) それじゃ次に行こう。
GM:ってことで最後のOPシーン、小鳥です。 小鳥:はい〜。 GM:え〜、他のみんなと同じ日の、夕方ごろかなァ。 小鳥:今日も今日とてバイトに励んでいま〜す。 「いらっしゃいませ〜。」「え、こ、子供?」「こちらでお召し上がりですかぁ?」「は、はぁ、」 「今はこちらのセットがお安くなっておりますよぉ?」「じゃ、それで」「ありがとうございましたぁ」 「…ドッキリ?」(爆笑) ユウ:ハンバーガーショップで? 小鳥:私は高校生になってからずっとやってま〜す。 もうバイト代も200円アップしてま〜す(笑) 里未:うおっ!? もしかしてUGNのバイトよりも給料いい? 小鳥:いいですよぉ。 UGNと違って拘束時間短いうえに命の危険もないですし(笑) 里未:UGNは一日当たり3000円だからなァ。日当。 ユウ:やすっ!! 私がUGNでやってた頃は日当6000円でしたよっ!? 里未:え? え? もしかして俺ぼったくられてるッ!? 睦実:OPでは結構上司さんと同等な話してたけど、単なる噛ませ犬なのかもよ?(笑) 里未:うおう!! ってことはアレか? 多聞の野郎は俺の給料をかすめとってやがるのかッ!? おのれったぁ〜もぉ〜んぅ〜〜〜〜!!(一同爆笑) ユウ:で、マスター。さっきから頭を机に打ち付けて何をなさっているのですか? 里未:……実は分かって聞いてるだろう、お前。 GM:こ、こんな、ここまで緊張感をなぎ払ってしまうのかぁ。こんなはずではなかったのにィ…。 特に考えなく付けたからなァ…。失敗だったかなぁ…(笑) 小鳥:あはは、多聞た〜も〜ん〜(笑) GM:うるせぇ! 多聞を馬鹿にするなァ! 多聞は勇猛な将軍の代名詞なんだぞぉ!!(笑) 里未:…というか、マスター。このシーン全然先に進んでないんですが。 GM:う、そ、そうね、ごめんなさい。 じゃあ、小鳥はバイトをしているわけだ。 小鳥:ハイ、バイトしてます。 「ジャガーって虎?」「ジャガーはジャガーですよ?」 「…豹?」「だから、ジャガーですよ、里未さん」 里未:う、うおうおうおうおうおうおううおうおっ!!!!?(錯乱中) 小鳥ちゃん。一万円入りましたー(一同爆笑) GM:で、出るの? 侵蝕率上げてね? 小鳥:里未さんも早く私くらいバイト代貰えるようになりましょうねぇ(笑) 里未:う、うるせぇなぁ、と照れてるんだか怒ってるんだか分からない顔でそっぽを向きましょう(笑) くそう、多聞がもっと給料くれたら……(笑) GM:うう、こ、こまったなぁ、とにかく話進めるぞ? と言う事で、小鳥の今日のバイトは終わった。 小鳥:お疲れ様でしたァ〜(笑) 里未:うおーっす。疲れたー。おい、チキン。一緒に帰るかぁ?(笑) 小鳥:は〜い、一緒に帰りましょう。ちゃ〜んと私の事送ってって下さいねぇ。 家正反対ですけどォ〜(笑) 里未:かまわねぇよ。こんなちっこいの一人で帰すわけには行かないだろう。ヘルメットをもう一つ出して、 焼き鳥の頭にかぶせましょう。「乗れよ、送ってくから。」 小鳥:ありがとうございますぅ。 GM:…あのぉ、もしもしぃ…。 小鳥:で? GM、私のシナリオロイスはいつくださるんですかぁ?(笑) GM:うるせぇなぁ!! 欲しかったらも少し俺に優しくしろォ!!(笑) ユウ:…マスター…(肩をぽんぽん) 里未:で、バイクでから揚げのうち近くまで何もなければ送っていくんだけど…。 GM:ああはいはい、から揚げの家には無事に着きますよ。 小鳥:里未さん、ありがとうございましたァ。明日も学校とバイト頑張りましょうねぇ。 里未:おう、それじゃあな。…と、帰るか。 …俺、何の為にここに出てきたんだろう? なぁ? GM:まぁ、そういう輩は何処でも出てくるもんだし。 とりあえず里未は彼女を送って、帰路につくと。 小鳥:ばいば〜い…。…さて、で、バイトの時間中から私を見ていた貴方は誰ですか? GM:………「いやァ、ばれてましたかぁ?」と言って、物陰から南雲さんが姿を現します(泣声) 里未:…好き勝手し放題だなぁ。 ユウ:南雲さん、大変だなぁ(笑) GM:「バイトは楽しいですか? 小さいのにご苦労様です。」と、とりあえず世間話から切り出します。 小鳥:ええ、楽しいですよう。里未さんとか本当に可愛くってェ(笑) 里未:おいっ!!!!(笑) 小鳥:小学生のふりしてればみんなみんな優しくしてくれますから、滅多に見せない他人の表情を見るのは楽しいですねぇ(爆笑) GM:あんた、そんなに腹黒かったんかい(笑) 小鳥:でも今ここにいるのは私の南雲さんだけですから、他の方々は私の本性を知りません(笑) 里未:…俺は微妙に知っているっぽいぞ。 …というか、10歳で小学生はホントの事だしなァ(笑) 小鳥:大丈夫です。里未さんがそんなに敏感なはずありません(笑) 里未:お前なァ(笑)そんな事言うと、物陰から「なんだか後ろをつけてきてる奴がいると思えば…なんなんだ? この状況は」とか ニヤリと笑いながら出てくるぞ? ユウ:それは無理ですねぇ。 ルールブックをご覧になってください。ほらここ。 里未:え〜っとなになに? …「一度退場したPCはそのシーンが続くあいだ、GMが特別に認めない限り、再び登場する事は出来ない。」 うおおおおおおおっ!!? 酷すぎるッ!!!? 小鳥:とうわけです!!(笑) 睦実:…恐ろしいなこの子…(笑) GM:俺自身ですら忘れていたぞそのルール(笑) 里未:GMっ!! GMっ!!! 特別な許可、ぷりぃぃぃぃぃぃぃぃずっ!!!(一同爆笑) GM:いやぁ、ちょっと、これ以上話が進まないのはまずいし。 お前に出てこられると困るんだよなァ…(笑) 里未:そんなぁああああああああっ!!(涙) ユウ:ええ、そんなわけで、南雲さんの話が続くわけですね。 GM:続くわけですよ。 「遅くに申し訳ありません。一つ、貴方に依頼したい事がございまして。」 小鳥:なんですか? GM:「じつは、さっきのお話に出てきた『久我山里未』氏を、監視していただきたいのです。」 小鳥:里未さんを…、監視? GM:「詳しく話せば少し複雑になるのですが、今、UGN北S支部の幹部戸田氏に、FHとの関連疑惑が上がっています。 そこで我々は戸田氏の行動を監視する事にしたのですが、その間、彼の部下である久我山君の行動にも、 監視の目を光らせておくべきかと思いまして…。」 小鳥:里未さんを使って、FHと接触する可能性もある、と言う事ですか? GM:「そういうことです。」 小鳥:つまり、里未さんがUGN、及び野良オーヴァード以外の人と接触するかどうかを見張れ、と言う事ですね? GM:「そういうことです。」 小鳥:了解しました。では、この近辺にいる野良オーヴァードの資料を下さい。 顔を覚えておきますので。 GM:「はい。他に、戸田氏と接触している恐れのあるFHのエージェントの資料もお渡し致します。」 小鳥:わかりました。確認しますが、私は里未さんの行動を監視し、戸田氏が関係しているような行動を、報告すればよろしいのですね? GM:「はい。報酬はいつものとおり、口座に振りこんでおきます。」 小鳥:わかりました。正式にお引き受け致します。 GM:「よろしくお願い致します。では、私はこれで。」 小鳥:お勤めご苦労様でした。資料のほうは速達でお願いしますね?(笑) 里未:うう…なんか、見張られるのか? 見張られちゃうのか? 俺。 ユウ:資料下さい〜。資料私にも下さい〜(笑) GM:…ああ! ごめんユウ、忘れてた(笑) 睦実:って言うか何? 速達って。郵便?(笑) 小鳥:だって私パソコン持ってませんから。 学校で初めて触ったんですから。最初はマウスの使い方すら分からなかったんですよ?(笑) ユウ:携帯電話は持ってないのですか? 小鳥:持ってません。そういう機械文明期の遺産には弱いのです、私。 GM:遺産ってなんだよ(笑) え〜と、で、そしたら南雲さんは一礼して、その場を後にすると。 …なんか、何してたのか割と忘れてきたなァ(笑) 小鳥:私も家に帰りましょう。 「タダキチさん、ただいまァ〜」 里未:やっぱりいるのかっ! 犬がいるのかっ!? 小鳥:犬飼ってま〜す。 ただし私が飼ってるのはダックスフンドです。乗れません(笑) GM:それじゃここらでシーンを切ろう。 小鳥にはシナリオロイス、戸田多聞を授けよう。 小鳥:推奨感情はどっちも自由です。 …それじゃ好奇心と嫌悪にします。表は…、嫌悪で。 GM:ん、了解。 んじゃ、これでOPフェイズを終了、ミドルフェイズに移行しましょう。 里未:ことりー、やきとりー。感情の取りなおしを要求するー(笑) 小鳥:ん〜? そんなぁ、これは純然たるダイス目の結果なのですよぉ?(笑) GM:あ〜、笑った笑った(笑)
Middle Phase
GM:さて、全員のOPが終わったところでミドルフェイズに入ろう。 まずは里未になるのだが、何かやる事はあるかい? 里未:ん〜…。…協力者が欲しいな。じゃあ、隣のクラスの入り口まで行って、適当な奴に声をかけて… 「おい。ちょっと日向を呼んで欲しいんだけど。」 睦実:あ、ボクだァ。 …ボクと里未は知り合い? 里未:少なくとも俺は知っている。 感情、憧憬と劣等感を取っているからな。日常に溶けこんでいるように見えるお前に対して憧れをちょっと抱いている。 俺は…お前みたいには生きられない。俺は…日陰の人間だ、とな。 まぁ、お前の表面しか見てないからこの感情は変動するかもしれないが。 GM:睦実も知りあいって事にしてもいいよ。 睦実:ん〜、じゃ、元クラスメイトってことにしよう。 「…ん〜? 久我山ァ? ボクになにか用? くだらない話だったら蹴るよ。」(笑) …おっと、ボクも侵蝕率上げないと… 里未:ちょいとな。お前に協力して欲しい事があってな。 多聞のおっさんからの依頼なんだが。 睦実:「…誰よ、タモンって。ドラえもんとか21えもんとかの兄弟?」(笑) GM:おい…(笑) 睦実:ボクはUGNからは基本的に南雲さんから依頼が来ていたらしいからね。OP参照(笑) 里未:ん? ああ、お前は知らなかったんだっけ? 俺に依頼をしてくるUGNの奴なんだけどよ。 すまんすまん、説明してなかったな。え〜っとなんだっけ? 如月…そう、如月恵果だったな。 そいつを捕らえるのに協力して欲しいんだが。 睦実:む、『如月恵果』? 実はボクも同じ奴を捜索しろと言う依頼が来ているんだ。 里未:お前もか? なら話は早えや。共同戦線と行かないか? 睦実:同じ内容の任務じゃしょうがないか。いいよ、アンタのお手並み、拝見させてもらいましょう。 里未:契約成立だ。よろしくな。日向。 奴に対しての情報はお前はどのくらいあるのか? …まぁ、同じUGNからの依頼だから情報に差異はないと思うけどな。 睦実:え〜とだな、どれだけの情報を得ているのかな? GM。 GM:んじゃここで二人が得ている情報を整理しましょう。 まず、如月恵果はFHのエージェント、ただし、UGNが彼女の活動を認識したのは割と最近だと言う事。 里未:ふむ。あとはこの近辺にいる可能性が高い事か? …オーヴァードなんだっけ? GM:オーヴァードだと言う事です。但し正確なシンドロームは分かっておりません。 里未:…んじゃ、まず必要なものを調達するか。レネゲイドチェッカーを調達しても構わないかな? 睦実:…そういやあったなそんなモン。 GM:いいよ。取ってみ。 里未:じゃあ、ロールするぜ…お、ぴったり成功。 これはいつから装備していいんだ? 今すぐって訳には行かないよな。 GM:そうね。まぁ、UGNに調達願い出したって事で。家に帰れば届いてるんでない? 里未:ん。了解。じゃあ、家に帰ってから手にいれるって事で。 日向。放課後家に寄ってから調査に出るんでいいよな? 睦実:ん〜、ボクも一旦帰りたいしなァ。お互い一度帰ってどっかで合流しない? 里未:そうだな。そっちの方がいいかもしれない。 そうだな……(少し考えてから)……よし、じゃあ、マックで再集合しようか。 分かるか? 俺のバイト先。 睦実:駅前? バイパス? ニットーモール?(笑) 里未:俺のバイト先だって。駅前の。 睦実:あれ、場所言ってたっけ?(笑) んじゃ、放課後に駅前のマックに合流するで了解。 里未:いや、言ってはいないが…プレイヤー間情報ではなく、PC間情報で(笑) ああ、日向。帰り送っていこうか? ユウ:節操なく後ろに女性を乗せますね。 里未:う、うるせぇなぁっ!(笑) お、俺なりの親切って奴なんだよっ! ってゆーか、前乗せたのはちっこい子供だろうッ!?(笑) 睦実:むぅ、意外とナンパだったんだね、アンタ(笑) 因みにボクもバイク通学(笑) 里未:あ、なんだ。それならいいや。んじゃな。日向。 睦実:あれ? もう放課後だったの?(笑) 里未:なに言ってんだよ。これから授業だよ。じゅ、ぎょ、うっ!(笑) 隣のクラスにいるわけには行かないだろう? 俺はクラスに戻るぜ。 睦実:ああ、そうか(笑) じゃ、ボクはこれから授業ふけようかな(笑) GM:ふけるんかい(笑) 里未:ん? それじゃ、日向は俺と一緒に来るのか(笑) 睦実:途中まではそうなのかな? …屋上じゃなくて中庭に行こうかな。 里未:と、言うところでシーンを切りましょう〜(笑) GM:んじゃシーンを切りましょう〜(笑) ミドルフェイズってGM楽だなぁ(笑)
GM:ん〜、んじゃ次は…、ユウ、何かやるかい? ユウ:はい? え〜っとですね。店が終わった後にアルバイトの4人に“本来の”仕事を与えます。 アヤ君、オミ君は戸田多聞氏を調査。ヨージ君とケン君は南雲氏の動向調査を。 GM:…や、やっぱりやってるんだそう言う事…(笑) んじゃあ、その四人は各々指示された任務を了解する。 『了〜…』 小鳥:どんどんどんどん!!!(シャッターを叩いているらしい) 『す〜み〜ま〜せ〜ん!!! す〜み〜ま〜せ〜ん!!!』 ユウ:……マスター。今、晩ですか? GM:…まっとうな店が終わったんですから、晩なんじゃないっすかねぇ…。 小鳥:だんだんだんだん!! 『す〜〜み〜〜ま〜〜せ〜〜ん〜〜!!』(笑) ユウ:……ふう。 では、シャッターをあけましょうか。 小鳥:ありがと〜ぅ。お久しぶり〜、ユウさ〜ん。ちょっと老けたァ〜?(笑) ユウ:…相変わらず可愛いですね〜はぎゅ〜〜〜〜〜〜〜〜、べき。ぼきっ! ばきっ!! 小鳥:おぎゃああああああ!!! お、折れるゥ!! 私の細く美しい肢体が折れるゥ!! ユウさんそんな私の若さに嫉妬しちゃダメェ〜〜!!(笑) ユウ:そんなこと言われるとちょ〜〜〜〜っと腕が《完全獣化》しかけちゃうぞ〜。ぼきぼきぼきぼき〜〜〜〜〜(笑) 小鳥:いぎゃああああああ!! ユ、ユウさん、仕事、仕事の依頼、依頼ィイイ!!(笑) ユウ:と、いうところでぱっと手を離します。ぽとん。 里未:す、すげぇ。あの小鳥をいとも簡単にあしらっているッ!? GM:上には上がいるということをまざまざと見せつけられた感じですな(笑) 小鳥:げふげふ、もうユウさんてば、軽いメキシカンジョークなのに…。 ユウ:メキシカン? まぁ、それはいいけど。 入ってく? お茶出すわよ。 小鳥:ご遠慮しますぅ。また睡眠薬でも入ってたら事だしィ(笑) ユウ:じゃあ、お姉さんが先に一口飲んであげるから〜♪ 小鳥:っていうかぁ、オミ君が入れてるところ目の前で見ればOK(笑) ユウ:あ、そっか〜。じゃあ、オミ君。彼女に“例のお茶”出してあげて〜♪ 小鳥:おわぁああ〜! なんかやばそな雰囲気だぁあ!! ユ、ユウさん、仕事!! 私の仕事手伝ってくださいィ〜い!!(笑) ユウ:そうだね〜。あ、お茶入ったね〜ありがとう、オミ君。 約束通りお姉さんも一口貰うね〜…と、一口ポットからお茶を入れて飲みましょう。 …で、お仕事の話? ずずず〜。 小鳥:UGNから依頼が来たんですぅ。でも私一人じゃ人手不足なんですぅ。 また手伝ってくださいなァ。ずずず〜。 ユウ:飲みましたね〜(笑顔) それでは、目標値10で<耐性>ロールでもしてみましょうか〜。 小鳥ちゃん、肉体はいくつかな〜(笑) 一同:何をしているッ!!? 小鳥:そういうことかぁ!! おのれはかったなァ!! しかも中途半端に可能性があるのがイヤだァ!!! …(ころころ)… GM:…何をする気だ、お前ら…(笑) ユウ:お姉さんは問題ないな〜。小鳥ちゃんは〜〜〜〜?(あくまで笑顔) 小鳥:8だぁ!! こいやぁ!! 矢でも鉄砲でも持ってこいやァ!!(笑) ユウ:となると、小鳥の意識はどんどん薄れて……。 さぁ、よい子はベットに入る時間ですよ〜(とことん笑顔) え〜っと。これから彼女を部屋に連れこんで…あらかじめ買っておいた可愛い服を着せて写真を撮ってェ…。 里未:……ヲイ…。 ユウ:……とまぁ、勝手になんだかやっていますが。 GM、止めないでよろしいのでしょうか?(笑) GM:…止めていいかい? いいなら止めさせてほしんだけど…(苦笑) 小鳥:おうう…、ユ、ユウさん仕事だよぅ。可愛い男の子のストーキングなんだよ〜う(笑) ユウ:薄れ行く意識の中、最後に小鳥が漏らした言葉はそれだった。 ぴくり。私はその言葉を逃すことなく……ケン君。ちょっと解毒薬を持ってきてくれる?(笑) GM:…君らねぇ… 小鳥:ううう…、UGNからの公式なストーキング依頼なんだよ〜う、可愛さは私が保証するよ〜う(笑) ユウ:…と言うところで、ケン君が解毒剤を持ってきてくれます。 そして、それを飲ませて…「おはよう、小鳥ちゃん。よく眠れた?」 小鳥:あれ? あれれ? オミ君が入れてくれたお茶飲んだところまでは記憶があるんだけど…(笑) ユウ:疲れてたのねぇ…ちょっと小鳥ちゃんたら眠っちゃったのよ?(笑) 里未:ひ、ひでぇ、この女…。 小鳥:つ、疲れてるのかぁ、私疲れてるのかぁ。 はぁ、学校でもバイトでも里未さんの面倒みなきゃいけないし、思ったよりもストレス溜まってるのかなァ…(笑) 里未:面倒見るってなんだよっ!?(笑) ユウ:それで? 小鳥ちゃんはただ、お話しに来たわけじゃないでしょう?(笑) 小鳥:あ、そうだそうだ。ユウさん、UGNのお仕事手伝ってください。 久我山里未って言うちょっとお馬鹿で可愛いUGNエージェントの監視です。 ユウ:UGNエージェントの監視? それってもしかして、あなたFHの依頼…。 小鳥:……いえ、あの、多分れっきとしたUGN諜報部の南雲と言う人の依頼なので、 おそらくちゃんとUGNからの依頼だと思うんですけど…(笑) ユウ:…そう、よかった…南雲さんの依頼なのね…。 ……というと、あれかしら、裏切り者との関連性があるのかしらね。 分かりましたよ。GM。 里未:む。何か悟ったらしいぞ。 GM:な、なんか分かられちゃいましたか?(笑) ユウ:今回のラスボスは…里未さんですねっ!!! 小鳥:な、なんとぉー!! 里未さんがラスボスですってぇー!! 睦実:そ、そんなぁ!! それじゃボク危険ですよ!! ラスボスと一緒に行動するなんてぇー!! 里未:ふじゃけんなぁぁぁぁあああああああああああっ!!!!(笑) GM:いや、あの、…そういう事をさらりと聞かれましても…(笑) ユウ:ふふふ、分かっていますよ。 この人にラスボスをさせようなぞ…ナイス人選っ!!!(一同爆笑) GM:…この大役、お前ならこなしてくれるよな…(里未の肩に手をぽん) 里未:……まかせてください(目がうつろ) 小鳥:さぁ、ラスボス目指して頑張りましょう!! とりあえずそういう事で、私の仕事手伝って欲しいのです! ユウ:ええ! いざ、里未君の元に…って、GM……そろそろ止めて欲しいのですが。 里未:…無理言うなよ、ユウ…なんだかGM目が遠いところを泳いでるだろう…? GM:…まぁ、あの、ラスボスは誰かはともかく、話はそのまま進めてくれちゃって構わないので…(笑) ユウ:…とまぁ、美少年ストーカー依頼を小鳥ちゃんから頂きましたが。 状況を整理しましょう。…久我山君でしたっけ? 彼を倒す。以上。 里未:微妙に違うッ!! GM:微妙どころじゃなく違う!! 特に最後!! 小鳥:もう少し詳細に説明しましょう。 UGN内で裏切り者がいるらしいのですが、まだそいつが決定的に裏切り者であると言う確証がないのです。 で、久我山君はそいつの部下なので、私は久我山君の行動を監視するよう言い渡されています。 ユウ:…と言う事らしいですね。 で、具体的に私達の行動指針を決めましょうか。 小鳥:やっぱり、日がな一緒にいるより尾行とかする方が尻尾はつかみやすいですよね? ユウ:一緒にいると尻尾は見せないでしょうしねぇ。 となると、監視は顔を知られていない、私が行うべきでしょうか。 …人手もありますし。 小鳥:そうしていただけると助かりますぅ。 学校内では私が頑張りますから、それ以外の時間はよろしくお願いしたいのですがァ。 ユウ:ええ、構いませんよ。となると…私が久我山さんの放課後。 アヤ君とオミ君は戸田さんの監視。ケン君とヨージ君は南雲さんの監視を行ってもらいましょう。 GM:便利だね君(笑) しかし戸田はともかく、南雲も監視かい? ユウ:……なんだかね。怪しい感じがするのですよ。 裏切り者の調査ならエージェントやイリーガルを使わないほうがいいような気がします。 接触した人間だけを調査させるならば一般の探偵でも出来ますしね。 私もUGNに協力する身として…幹部の戸田さんと顔を合わせたことがありますし…。 どうも…胡散臭いと言うか…。 GM:なるほど。 小鳥:じゃユウさん、早速今日からお願いしますね。 今日は私バイトもありませんし。 ユウ:今日って…今晩からですか…。 ……まぁ、仕方ないですね。仕事ですし。 小鳥:あ、心配しないで下さい。私も付き合いますから。 ユウ:今晩は私に任せておいて? 小鳥ちゃん疲れてたのかさっき寝ちゃったしね。 里未:…え、笑みが邪悪だ…。 GM:お前本当に19歳かぁ?(笑) 小鳥:いえ、私も行きます。行かせてください。里未さんが悪の道に走らないように矯正するのは私の役目なんです!! ユウ:…そんなに悪い子なの? 小鳥:悪い子じゃないんですけど、世間知らずで純粋ですからすぐ悪の道に落ちちゃうんです。 私がいないと天使と悪魔の区別もつきません(笑) ユウ:…君はもう少し世間知らずで純粋な方がお姉さんも嬉しいな(笑) 小鳥:世の中が悪いんです。全て世の中が悪いんです(笑) ユウ:なんでもかんでも世の中のせいにしちゃめーだよ。 自分の世界を変えるのは自分だからね? なでなで。 それじゃあ、行こうか? 小鳥:自分の欲望に忠実過ぎて善悪の区別さえ忘れてる人に諭されたくはありませんが、行きましょう。 ユウ:世の中自分が善ですよ。ふふふ…。 里未:……こわいよー、このコンビ……。 GM:…異様な雰囲気のまま妙に時間をかけてしまったが、ここらでシーンを切ることにしようか。 確かにコイツら恐いなァ…(笑)
GM:さて、次は睦実だな。 睦実:これと言って特別やりたい事はないから、学校終わってこれから久我山と合流するところ。 里未:俺はどうすればいい? GM:出て問題ないですよ。出たくなければ出なくても問題ないっす。 里未:了解。好きなタイミングで登場していいんだな? GM:いいですよ。 睦実:僕は合流地点についたよ。 「ふう、久我山はまだ来てないみたいだな。」 里未:じゃあ、少し遅れて店に入ろうか。 レネゲイドチェッカーを装備しているので、視界内にいるオーヴァードは全て分かるからな。 店内でも見つけやすい(笑) 「すまん、待たせたか? 日向。」 睦実:ちょっと待った。でもいいよ。時間は指定してなかったわけだし。 …それにしても似合わないね。 里未:うるさい(笑) ちょっと店内を見渡す。見たところオーヴァードはいないか…? あ、レジに小鳥がいる…。侵蝕率は…42%かぁ…(笑) 小鳥:ええ! わ、私レジにいるんですか!? 私今日バイト無いって…、って言うかもしかしてシーン登場?(笑) 里未:同じ日とは誰も言ってないぞ(笑)…いや、俺はお前に関わると面倒な事になるだろうからな。 お前には声はかけずに他のレジで会計する。お前が出たければ俺に声をかけろ。 俺はお前は気付いているが知らん振りだ。 睦実:複雑だねぇ(笑) 「それで? とりあえずこれからどうしようか?」 里未:…とりあえず、チェッカーがあるんだから町を徘徊しようか。 今できる事はローラー作戦もどきだろう。 睦実:無理な話なんだろうけど出没地点の目星くらいは欲しかったよね。 …って、そういえば「如月恵果」だってどうやって特定するの? 里未:……街でオーヴァードを見つけたらだな。 《ワーディング》を使って、2vs1の状況を作り出し…、 「如月恵果。この名を知っているか…?」と聞くのだ。 当たりだったらOK。外れだったらそのままぶちのめして「ごっめ〜ん。まっちがえた〜。」と。 ……完璧な作戦だな。 GM:あ、いえ、あの、…久我山里未には戸田さんから如月恵果の顔写真が渡されています(笑) 里未:……そういう事は先に言ってくれ。完璧な作戦を無駄にしおって…(笑) ユウ:……無駄にしておきましょう…。 睦実:久我山にだけ? ボクには? GM:ありません。 睦実:むぅ、南雲さんが忘れてるのか? 後で文句つけてやろう。 里未:…なぁ。なんでお前が…いや、なんで俺がなのかもしれないけどさ。 二人のUGNの偉い人が別々に依頼を出すんだ? 睦実:…うーん、それもそうだなぁ。 …そっちはあんたの依頼主が独自に調査指令を出したとか? 里未:ああ…そっか。 まぁ、言ってもしょうがねぇことだからな。とりあえず、行くぜ? 睦実:了解。行きましょう。 …ところで如月ってどういう外見? GM:え〜とですね、…大人びた雰囲気はあるが、老けてる印象は無い美人のおねいさんかな? 里未:どっかの男が聞いたら喜びそうだな。 ああっと。戸田多聞ってなぁ、俺にとってどんな奴なんだよ。 GM:多聞でスかぁ? 一応孤児としてUGNに引き取られた君にとっての、親父のような人ですな。 里未:親父代わりかぁ…。 UGチルドレンだからな、俺。戦闘訓練とか多聞から受けたんか? GM:多聞のシンドロームはキュマイラのピュアブリードです。 よって君の戦闘訓練は別の、射撃型の戦闘をする方が担当していましたが、 生活面においては多聞が面倒を見てました。今思うと結構体よく扱われてたような気がしないでもないです(笑) 里未:親父かぁ…この手のゲームだとラスボスになるんだよな(笑) キュマイラねぇ…キュマイラ…キュマイラ……ん? なぁ、多聞ってさァ。最近FHのビルに突入した事無い? GM:…あああ…、どう、だろう…、ある、かも、しれないし、無い、かもしれないし…(笑) 里未:う、親父の参加した作戦までは知らないか(笑) さて、日向。これからどうする? マジで。 睦実:ん〜、顔がわかってるのはだいぶ助かる事だけど、結局しらみつぶしに調べるしかないんだよねぇ…(笑) 里未:……ちょっと彼女について情報収集を行おう。 役所、UGN支部、近所の盛り場などに行って彼女に関する情報を集める。 GM:その順番に行動でいいかい? じゃまず役所で、何調べるの? 里未:えっとなぁ。まず、この街にそういう名前の人が住んでいるかどうかって…。 正攻法では無理っぽいけど(笑) GM:え〜、…9人いました(笑) 里未:如月恵果が?(笑) GM:如月恵果が…。 いや、いくらなんでもこんな名前そういないよね(笑) ごめん、町内にはいませんでした(笑) 里未:び、ビビッたぜ…。 流石にこんな事で分かるなら既に多聞が調べてるよな。 GM:ごめん(笑) え〜と、検索範囲をいくらか広げても『如月』『恵果』の二つが共に当てはまるのはありませんでした。 里未:次は…市内のコンビニを走りまわる。 んで、写真を見せて「こげな人見かけんかったかいのゥ?」と聞いて回る。 睦実:…それなら街行く人に聞いて回った方が早いんでない? 里未:コンビニに限定した方がいいに決まってるだろう。 最近の若い人でコンビニを使用しない人はいないからな。しかも、もし一人暮しなら利用頻度はかなり高い。 かつ、市内にある店の数は限られる。ある意味、現代の酒場と言っていいだろうな。 店員に聞いて回れば情報収集はある程度は楽になるぞ。 睦実:むぅ、…確かにそのとおりかもしれない…。 GM:え〜…、んじゃ、どの辺から当たっていくか指定してくれる? 里未:こう言うのは町の中央からやるってのが相場が決まっている。 故に駅前からだな。ここからどんどん範囲を拡大していくんだ。 GM:うい。 え〜、…では2D10を振ってくださいな。 里未:10だな。 ユウ:シーンプレイヤーは何処に〜〜〜(笑) 睦実:ああ、そう言えば今一応ボクのシーンなんだっけ(笑) GM:ハイ、10ですな。 ん〜と、…ちょっと待て、範囲を広げるってどういう感じで広げていくんだ? 里未:らせん状に(笑) まぁ、駅から近い順にと言う事ですよ。 GM:…マジっすか?(笑) 確かにそれが理想と言えば理想なんだが… …え〜と、そうすると、…上K谷駅よりもうちょっと西進した辺りのコンビニで、 よく似た人を見たという話が聞けました。 里未:ふむ。意外と近場だったな。バイクがあるから駅前から2、3分でつくぞ(笑) GM:うあ!! そうだったぁ!!(笑) 里未:出没時間とか聞けるか? GM:たまにファックス利用で訪れるだけで、来店時間は不定期だそうだ。 来店頻度もそう多くない。 里未:ふぁっくすぅ? …まぁ、いいや。そこのコンビニは「711」か? GM:「711」です。 里未:……ここ最近、店に訪れた? GM:「昨日の未明に来たよ。やっぱりファックス利用で。ついでに買い物もしてはいったけど。」 里未:げっとぉ。 ファックスの通信記録を調べさせてもらうぜ。発信先はログに残るからな。 素直に聞くとは思わないが、多少無茶してでも調べさせてもらう。 GM:そうきたかぁ。んじゃ交渉しよう。 里未:交渉ねぇ。交渉ってのはこういうことかな? 《ガンマウント》でしこんであるマシンガンを引き出すぜ。 睦実:こら! バカ山!! そんなあからさまに騒ぎになるような事してどうすんの!!(笑) 里未:《ワーディング》も使用する。お前が俺の言う事を素直に聞くならばお前は生きて帰れる。 聞かなかったらお前を殺した後に、キーを奪い情報を奪うだけだ。 睦実:…そしたら《ワーディング》してキー奪えばいいだけなんじゃないの? 里未:一応、聞いとくだけだ。《ワーディング》は長時間してると危険だからな。 で? どうする? 睦実:発信先は調べたいしなぁ。 …《ワーディング》を使っているうちに、ボクが《機械の声》を使ってみようか? 里未:そんな事が出来るのか…じゃあ、まかせた。 睦実:じゃまず《ワーディング》をはって、コピー機を操作して発信記録を調べます。 GM:ん〜、正直どういう仕組みになってるのかよく分からないんだけどな(笑) とりあえず、パスワード入力画面とかが出てくる。 睦実:これも一種のハッキングだねぇ。 GM:え〜と、そうだなぁ…、15くらいにしようか。目標値15で『機械操作』をしてくださいな。 睦実:え〜、オルクスのエフェクト《機械の声》を使って『機械操作』ロール…(ころころ)…う、失敗。 里未:…なんで……仕方ねぇなァ…。殺してパスを奪うか。 店員さん。怨むんならあの女を怨みな。 睦実:やめれぇ〜!! …GM、再挑戦できると思います? GM:……再挑戦は出来ると思うんだけどさァ…、里未、睦実、多分今の失敗で、セキュリティ作動して警報鳴ってると思うぞ? 里未:って、何してやがる日向ッ!! こういうのはなっ、メモリ領域内を調べるだけでいいから、まず外部と繋がってるコードを全部切ってから やるんだよっ!!? 繋ぎっぱなしで失敗したら警報が鳴るだろうっ!!? 睦実:うああ!! しまったぁ!! 忘れてたァ!! しまったぁ、ハッキングなんて初めてやったからなァ(笑) 里未:えええいっ! このバカ者がっ!! いいから店員からパスを奪ってさっさとデータだけ引き出すぞッ! GM:…どうすんの? 里未:一時《ワーディング》を解除! 店員に銃を付きつけてキーをよこせと言うッ! GM:…本当にやるの? …え〜と〜… 「ひぃ! ななな、なんなんだいきなりぃ!!」 里未:「言ってる事が分からないのか?」ずぎゅーん。 次は耳だ。ひざまづけっ! 命乞いをしろっ! 小僧から石を…げふん。 キーコードを持って来いッ!!(笑) 睦実:あああああああ、なんかやばいことになってるぅ〜、ボクのせいかぁ、ボクのせいなのかァ…(笑) GM:…「ひい、わ、分かった、分かったよ…」…っつって店員さんは奥に行きますけど… 里未:時計を見る…1分…遅くてもあと2分か…。 ユウ:というか、泥沼ですねぇ。 里未:来るまでの間、多聞の親父に電話するぜ〜(笑) あと、日向よろしくー(笑) 睦実:あ…、後よろしくって言われてもなぁ…(笑) GM:え〜、…そうだなぁ、じゃ、3分位しても店員さんは帰ってこない。 里未:俺は電話をしてるぞー。 「おー、多聞のおっさんか〜? ちょっとばかしやばい状況でさ。記憶除去班と情報規制、警察を押さえておいてくれない?」 GM:「…只今、電話に出る事が出来ません。ピーと言う発信音の後に…」 里未:おおおおっ!!!? そ、それじゃあ、《ワーディング》を張って逃げるかッ!? 逃げるのかッ!? 日向、まだ〜?(笑) 睦実:ば、バカ山ァ…、店員さん帰ってこないよぉ…?(笑) 里未:馬鹿って言うな、本物の馬鹿。 …で、帰ってこない? …覗いてみよう。 GM:…えと、二人が覗いてみると、なんか中でおろおろしている店員さんがいます。 手には何か持っているみたいです。具体的にはカードみたいなもの。 里未:何してんだっ! はよこっち持ってこんか〜〜〜〜いっ!!! 近くによって足元に銃をがががががががががっ!!(笑) GM:…、ま、マジでやるんか? お前(笑) 「ひ、ひぃいいい!! すいませんすいません、今持っていきますぅ!!」と…、 …え〜、そんな事をしている頃、外からはファンファンとサイレンの音がしてきます(笑) 睦実:ひいい!! なんか来たァ!!(笑) 里未:奪ったらデータをさっさと奪うぞ。これは素直に出来るか? GM:パスコードの入力なんかは素直には出来るだろうけどさぁ、今からターゲットの発信先調べてたんじゃ時間無いんじゃない? そもそもどれがお目当ての発信先なのか分からないだろうし…。 睦実:どうすんのよぉ!! バカ山どうすんのォ!!! 里未:時間の当たりがついているんだからそこら辺のデータをモニターに出して… 携帯のカメラでぱしゃぱしゃぱしゃっ!!!(一同大爆笑) 一応、出来る限りはメモっていくがっ!(笑) 睦実:早く早く!! 早く逃げようよ!!(笑) 里未:いや。少し待て。証拠を隠滅してからだ。 とりあえず、店員控え室から監視カメラのテープを全部かっぱらっておかないと。 少なくとも固体識別できる資料を残しちゃあいけないし…。 出来るなら、店員もここで射殺しておきたいところだが…(笑) ユウ:そ、それは邪悪過ぎですッ!(笑) 里未:UGNはその性質上、一般人を殺すとペナルティがあるからなァ。 必要犠牲って事で黙認して欲しいが…まぁ、ここは人間の倫理を優先するか。 GM:お、おい…。 里未:で? テープは回収できたか? GM:あ、それくらいなら…。 里未:OKだ。いいか? これから《ワーディング》を使って二手に分かれて逃げる。 なるべく小道を選んで逃げろ。1時間後にお前の携帯に連絡を入れるッ! 睦実:あ、あいあいさー!!(笑) GM:…どうしてそう手馴れてるんだ? お前はぁ…。 里未:UGNで習うぞ? ここらへんの知識は。 ユウ:…それは絶対に嘘です(笑) 睦実:うああああ、市街地に向かって走る走るゥ!!(笑) GM:なんでこんな事になっちゃったんだろう…(笑) え〜、二人はバラバラにバイクで逃走して行くわけですか。 …ここいら辺でシーン切るか。 里未:不思議だなぁ。 GM:じゃかぁしい…。 里未:……そういえば、俺。多聞に「出来るだけ穏便に」って言われてたような気がしたぞ(笑) 一同:遅すぎるぞッ! 気付くのがッ!
GM:…さて、んじゃ次は小鳥なんだが…。 小鳥:ユウさ〜ん、何か情報入りましたァ? ユウ:明日の天気は晴れ〜。 小鳥:とうとうボケたァ? ユウ:な、なんか情報って言ったからっ! …というか、GM、今は何処でどういうシーンなんですか? GM:ああ、はいはいごめんなさい。 ええ、………何処でどういうシーンがいい?(笑) 睦実:ああ、なんか魂抜かれかけてるね?(笑) ユウ:まぁ、仕方ありませんよ。 さっきのシーン強烈でしたからねぇ。 里未:俺の手馴れた一連の作業の美しさに魂まで抜かれたか。 GM:ああ、お前さんのあの思いっきりのよさにはまいったよ。 さすがお前だよ…。 里未:まぁ、あのくらい序の口さ。 多聞のおっさんから教わった技はよ?(にやりと笑う) GM:多聞はそんな事教えてない。絶対教えてない。 小鳥:まぁまぁ、それよりどうしましょう。 え〜と、じゃその事件の翌日の放課後、『子猫の住む街』にやってきた私。 「ユウさ〜ん、何か天気予報以外の情報入りましたァ?」 ユウ:え〜っとですね。まだ、主犯の二人は見つかっていないようです。 小鳥:そっかぁ、コンビニのコピー機のデータを盗んで逃走した二人組ィ? 何がしたかったんでしょうねぇ? たかがそんな物の為にサブマシンガン持ち出したりしてぇ(笑) ユウ:店内は酷い荒らされようでしたからねぇ…。 まぁ、罪状は傷害未遂、銃刀法違反…あとはなんでしょうか。ああ、一応データも資産ですから盗難もですね。 そう、それと器物破損が…。 睦実:うあああ、どうすんのォ、どうすんのォ…(笑) 小鳥:ところで本命の情報は入ったかとっとと答えろ行かず後家。 ユウ:そんな事を言うのはこの口かしら〜この口かしら〜? ぐにににににべきべきべき。 小鳥:はほほほほほお〜、ふうはんふうはん、ひひひひひひひいいい…(笑) ユウ:…というわけで。本命の情報ですが…何かわかりましたか? マスター。 GM:え〜と、まずアルバイツからの報告ですが、戸田氏・南雲氏共に巻かれてしまいました。以上。 ユウ:…アルバイツって何かと思いましたよ。 巻かれる…って…そんな素人じゃないんだから…。 え〜っと。GM。時間軸を整理したいと思います。先ほどの私のシーンはいつの話ですか。 GM:な〜んか私も疑問なんだけど、多分一昨日の話かと思われます。 ユウ:…という事は私達はあの2人の尾行をしていたのではないのですか。小鳥ちゃん。 小鳥:いやぁ、私は学校では注意してましたけど、町でバイク使われると追えませんからねぇ。 ユウさんがバイクに乗せてくれたのなら話しは別ですけど。 ユウ:私はバイクは持っていないのですよ。車だけ。 GM:どちらにしろ追えるだろうから、少なくともコンビニまでは追えたんじゃない? その後は車が入ってこられないような路地を選んでたみたいだったから無理だろうけど。 ユウ:では、彼らが事件を起こした一部始終を駐車場から見ていたということで(笑) GM:慌ててるんだか手馴れてるんだか分からないコンビニ襲撃事件を目の当たりにしていたんですな(笑) 里未:ぬぅ? 慌てていたのは日向だけだぞ(笑) 小鳥:ああ、早くも里未さんが悪の道に落ちはじめちゃいましたァ。 これは全力で私が矯正しないと! ユウ:私達のやる事ってなんでしたっけ? 確か戸田多聞氏の裏切り証拠を探せでしたよね。 小鳥ちゃんは監視。 小鳥:戸田氏とFHとの繋がりを付きとめろデスね。 私は、FHとの接触に里未さんが使われる可能性もあるので、彼を監視しろと言われました。 ユウ:……既に悪の道に染まりきってたね。彼(遠い目) 小鳥:私がこの手で必ず彼を奈落の底から吊り上げて見せます!! そう、保護者としての責任感です!! 里未:おおおおっ!!? 待てッ! その発言はおおいに誤りがあるぞッ!!(笑) ユウ:…どこからか電波が飛んできましたよ。今。 小鳥:お気になさらぬよう。 さぁ、今日も元気に里未さんを監視しに行こうじゃありませんカァ!!(笑) ユウ:……私の依頼、果たせないかもしれない…。 とはいえ、美少年の監視についつい足が動く…。 小鳥:あ、丁度いいところに帰宅中の里未さん発見!!(笑) 里未:(ぶつぶつ呟く)…まだ、多聞のおっさんとは連絡取れてないしな…。 このデータをどうすれば言いか…。警察の方はまだ俺達を捜している…。 どちらかと言えば、足がつくのは日向の方からだからいいとして…。ぶつぶつ。 小鳥:な〜んかぶつぶつ言ってますねぇ…(笑) ユウ:見つからないように隠れます? 監視任務ですし。 小鳥:見つからないように注意しながら後を追いましょう。 里未:でもな? 一瞬でも視界に入ればチェッカーの効果で見えちゃうんだ。 おい、照り焼き。そんなところで何してんだ?(笑) 小鳥:はう! みみみ、見つかったァ!! 「(舌足らずな声で)…おにいちゃん、だぁれ?」(笑) 里未:あん? なぁにらしくねぇ事してんだよ。俺はお空から来た魔法使いじゃねぇぞ? あん? 誰がどう見ても久我山里未様本人だ。 小鳥:…、「わあ、里未さ〜ん、こんなところで出会うなんて偶然ですねぇ。」(笑) 里未:偶然ってなァ…。 そっちの姉ちゃんはどちらさん? ユウ:名乗りもせずレディに名を聞くなんて失礼じゃないですか? 里未:う…。悪かったよ。俺は… ユウ:(さえぎって)私は花屋『子猫の住む街』の店長葉月ユウです。お花が必要になったら是非ともいらしてくださいね? 里未:……チキン。コイツ殴っていいか?(笑) 小鳥:(視線をソラす)…殴ってもいいです。その代わり、その後どうなっても知りませんよ…。 ユウ:うふふ〜♪ 里未:や、止めておくよ。うん。お、お姉さん。ボクは久我山里未ともうします。以後お見知りお気を…(棒読み) 小鳥:ところで里未さん、似合いませんね。 里未:あん? このサングラスか? 小鳥:今日のファッションも髪型もひっくるめてかな(爆笑) 里未:うるせぇな。ちょっと見つかりたくねぇ奴がいるんだよ? (ぼそっと)警察とかな…。 小鳥:制服にサングラスじゃ逆に目立つんじゃ…? 里未:ほっとけ…。ところでお前、こんなところで何やってんだ? お前んちこっちじゃねぇだろう。 小鳥:初夏の陽気に誘われて、ついつい散歩に興じてしまっていたのです…フ(笑) 里未:もう夕方って言うのに? 小鳥:夕日にたれ去れながら歩くと言うのも、またよいものだと思いませんか? 里未さん。 GM:…あかん、このまま会話の成り行き見てると話が進まないし、 ほっとくと前のシーン見たくなる可能性も含む(笑) え〜、そんじゃあ三人が道の端で談笑しているとだなぁ… 睦実:あ〜! こんな所にいたなァ、バカ山ァ!! 里未:おお。日向。生きてたか。 GM:…(しくしく…) 睦実:生きてたかじゃないィ!! どうしてくれるのよぉ!! あんたのせいで事が大きくなったんじゃないい!! 里未:気にすんな。生き残れば勝ちだしな。でもなぁ、多聞とも連絡取れないしなァ。 せっかく、連絡先の解析できたのに。 睦実:気楽に言ってェ、ボクが捕まったらあんたも絶対捕まえてやるからね…。 …って、あれ、ユウさん、いたんだ(笑) ユウ:こんにちは、睦実ちゃん。 里未君とはどんな関係なのかなぁ〜。うりうり〜。 睦実:ど、どんな関係…、どんな関係、か…、フ…(爆笑) 里未:共犯者だ(きっぱり) 小鳥:里未さん、だめですよ。貴方はまだ若いんです。そんなお年で人生に絶望なんかしたらいけません。 まだまだ貴方には可能性が秘められているんです。悪の道に落ちては行けません。 素直に自主してきなさい。自分の罪を悔い改めなさい。私はいつまででも待っていてあげます(笑) 里未:(無視して)で? 当たり前のように話しているが…お前ら、何処まで知ってるんだ? 小鳥:一部始終です(きっぱり) 睦実:あああああ〜、もうだめだ〜、だめなんだぁ〜。 こんな奴の話に乗ったばっかりに、ボクは残りの数10年を台無しにしてしまったァ〜!! 里未:なんだ? 日向。目撃者は消せばいい話じゃないか、はっはっは(笑) ユウ:それは人としてどうかと思いますが…。 里未:あん? 自分の居場所を作る為の正当な行為じゃねーか。 小鳥:里未さん!! 例え自分の居場所の為とは言え、それはしては行けない事です!! 里未さんは、自分の手で未来を潰す気ですか!! そんな事はママが許しませんよ!! 里未:だぁれがママじゃいっ!!(笑) GM:お黙れぇー!! いい加減話進ませろぉー!!!(一同爆笑) とりあえずそうやってそこでみんなが談笑していると!! 突然周囲の雰囲気が一変する!! 《ワーディング》だぁ!! 里未:(気の抜けた声で)みんなぁ〜《ワーディング》だってぇ〜。 ユウ:なんでそんなにテンション低いんですかッ!(笑) 睦実:ああ、あの便利な《ワーディング》だねぇ… 小鳥:あああ、こっちもテンション、っていうかやる気が低いい!!(笑) 里未:(いきなりシリアスな声で)わ、《ワーディング》ッ!? 張られたほうを見るぜっ! …と、同時に戦闘モードに以降!! ユウ:いきなりはっちゃけ過ぎですッ! 睦実:うふふ、お父さん、睦実は貴方のご意志を継ぐ事は出来ませんでした、先立つ不幸をお許し下さい…。 小鳥:こっちは沈みすぎィッ!! GM:テメェら話聞けェ!! 里未が向いた方にはジャームが立っている!! その数は徐々に増してきている感じだ!! 里未:ジャームっ!? …GM、俺から見て侵蝕率はどのくらいかな? GM:え〜とね、だいたい120%以上くらい。 里未:120%かぁ…。ってことは今の俺達よりも強いかもな。はっはっは。 一番侵蝕率高い奴でも俺が65だからな。 ユウ:数はどの程度ですか? GM:そうねぇ、パッと見数えるのもバカらしくなるくらい。 ユウ:…戦闘準備しても構いませんか? GM:ちょっと待って(笑) そのジャームの後方から、一人の人間の女性が姿を現す。 「お楽しみのところ申し訳ありませんね。」 里未:ふむ。それは俺は見覚えある顔か? GM:里未と睦実はあるか。小鳥とユウはないよね。 お察しの通り、「はじめまして、皆様。如月恵果と、もうします。」 やわらかな物腰の口調と共に、深くお辞儀をする彼女。 里未:貴様のせいで不幸になった人間がいる…。な? 日向?(笑) 貴様が背負うその罪…我が紅蓮の炎により焼き尽くしてやろう…。 GM:「…、あなたが、久我山里未さんですね?」 里未:ああ。俺に何か用か? GM:「ええ、貴方にお会いしたくて、今日は参りました。貴方の力、私の力、試させていただきますよ。」 と、ここで彼女はにやりと笑う。 里未:試すって言われてもな。 俺、ここであんたを殺すし。 ユウ:……さらりと物騒な発言を…。 GM:…本当にまっすぐ曲がって育ってるようだね、君は…(苦笑) 「フフ…、お互いに楽しみましょう。血に彩られた祝宴を…」 小鳥:と、ここでちょっとユウさんに耳打ち〜。 「ユウさん、南雲さんから、あの如月って人FHのエージェントで、戸田さんと接点がありそうだって言われてたんですけど、 どうやら里未さんとは初対面みたいですね…。」 ユウ:……戸田さんとの接点…ですか。では、彼女の捕獲を。 任務を達成する近道になりそうです。 里未:さぁ、てと? 存分に楽しもうじゃないか。如月恵果。…ってところで戦闘? GM:そうだね、これから戦闘に突入しよう。 敵は如月恵果とジャームトループだ。 里未:紅の死神、久我山里未…行くぜッ! 睦実:その死神が自分に向かなきゃいいけどね…(笑)
Climax Phase
GM:それじゃ、クライマックスフェイズに入ろうかぁ。 里未:了解。 GM:え〜と、君ら四人と敵集団とは射撃距離くらいは離れてるとしよう。 ジャームが5グループ、ちょっとHPはいじってるよ。で、その奥に如月恵果。 ユウ:ええっと。すでに戦闘状態でイニシアティブ値順に行動するのですか? それとも戦闘準備期間がありますか? GM:何かやりたければやってもいいけど、エフェクトの事前使用とかは無しにしよう。 ユウ:え〜。戦闘するって分かってるのにィ…《ワーディング》使用されているのにィ…。 里未:言っても仕方ないだろう。 俺は話す事は無い。目の前にはジャームで、捕らえろといわれた女が目の前にいる。 やる事は一つだな。「どぎつい交渉」って奴だ。銃を構えるぜ。 GM:イニシアチブが一番早いのは久我山だったな。 里未:おう。…って言っちゃってるけどさ。 ネギマとか日向とかする事ないんか? 小鳥:ネギマ言うな。だってエフェクトとか使えないしぃ。 睦実:え〜と、じゃ如月恵果をビシッと指差して、「UGNからの依頼により、貴方を捕獲します!!」 GM:…「……、私が用があるのは久我山里未さんだけです。機械操作の常識も知らない真性バカは引っ込んでなさい。」 睦実:あああ、負けてるぅ!! なんかいきなり負けてるぅうう!!(笑) 里未:まぁ、バカなのは事実だしなァ(笑) ユウ:う〜ん。なんだか睦実ちゃんに対する好感度が急上昇。もえ〜〜〜〜〜ん♪ GM:お前さんの好感度上昇の条件も分かるようなわからんような…(笑) 「そろそろお喋りはおしまいにしてもらいましょう。私は、早く私と里未さんの力を試してみたいのです。」 って事で、そろそろ本格的に開始しよう(笑) 里未:ラジャー。えっと、エンゲージではなくても、射撃は出来るんだよな? GM:距離は射撃距離で構いませんので。 里未:ってことで、射撃をするぜ。如月に…マイナーアクションで《ロックオンサイト》そして、メジャーアクションで 《ガンマウント》《ブレインコントロール》《炎神の怒り》《炎の剣》でコンボ…《煉獄》!!!! (ころころ)…達成値51っ!!(笑) GM:うぎゃあ(笑) え〜、リアクションで《ブレインコントロール》《氷盾》《灼熱の結界》で受け。 …(ころころ)…29だ。まぁ、期待はしちゃいなかったさ(笑) 「う、うああああ!!?」っつって如月は吹っ飛びます。ダメージぷりず。 里未:……33ダメージです。 GM:死にました(笑) リザレクトを使用します。「ぐぅ、さ、すが…」HP4で〜ス(笑) 里未:「死神は君に舞い降りるようだな。」…とニヤリ。 GM:むぅ、決められてしまったなァ(笑) 小鳥:それじゃ次は私で〜ス。ジャームトループに射撃しま〜す。 GM:えと、トループはなんか表面が赤っぽい集団3つと普通の集団2つといますがどっちにします?(笑) 小鳥:…んじゃ赤っぽい集団の一つに攻撃します。 最右翼の赤っぽい集団に、《マルチウェポン》《痛みの水》《オウガバトル》《シューティングシステム》で コンボ《痛みの水鉄砲》!!!(笑) …(ころころ)…達成値15! ひくッ!!(笑) GM:う〜ん(笑) …(ころころ)…達成値10(笑) ユウ:…なかなか…低レベルな戦いと言うか…。 まぁ、結局はソラリス/ノイマンというか…。 小鳥:ダメージは…(ころころ)…14!! ひくっ!!!(爆笑) GM:低いなァ…(笑) え〜、攻撃されたジャームは、まぁ、3/4は倒れたかな。 小鳥:二丁拳銃で3/4倒しましたよ! 水鉄砲で!!(笑) 睦実:次はボクだね。 …ボクも如月恵果に攻撃しようかな。《大地の牙》《破砕の顎》《惑いの一撃》《絶対の空間》!! コンボ《地龍の咆哮》!! …(ころころ)…達成値24! そっちの防御行動に1、避けるならさらに2つペナルティがつくよ。 GM:…久我山の攻撃のときと同じコンボで受けだ!! …(ころころ)…フ、弱いぞ如月、受け失敗(笑) 睦実:ダメージ26! GM:死にました。リザレクトを使用します(笑) 「こ、こんな、私の力は、こんなものでは…!!」残りHP2(笑) 里未:結局は数の暴力には勝てないと言う事だな(笑) GM:おのれ〜、次はこっちだ、如月の実力思い知れ〜。 と言っても近づかないと攻撃できないのだが(笑) マイナーアクションで《ハンティングスタイル》《完全獣化》《一角鬼》如月の外見が徐々に獣の姿に変わる! 「私は、この程度では終わらない!!」とか言いながらメジャーアクションで全力移動、久我山にエンゲージ!! 里未:近づいただけで終わりか(笑) ユウ:…でも、私も近づかないと何も出来ませんので(笑) えーっと。待機します(笑)ジャームが近づいてくるのを待ちます(笑) GM:むぅ(笑) そんじゃジャームが動こう。全てのトループが大挙して接近してきます(笑) え〜、…とりあえず今は、全てのジャームがエンゲージしました。 ユウ:…と言うところで、私の行動です。確認しますが、今、全エネミー及び味方全員は同一エンゲージですよね? GM:そうだね、…合計91名がひしめき合う超乱戦状態ですな(笑) 小鳥:ぎゃああ、むさいいい!!(笑) ユウ:……ふふふ……マイナーアクションで《ハンティングスタイル》《完全獣化》《破壊の爪》 そして、《鬼の一撃》《インスタントボム》《ギガンティックモード》……。 里未:……おい? ユウ:……ではごきげんよう。コンボ《夢幻(ユメマボロシ)》っ!!!! 一同:待て〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!(爆笑) GM:…あの… ユウ:達成値は47っ!! 命中したなら51の装甲無視でッ!(笑) 里未:ちょっと待てッ! 《ギガンティックモード》は範囲攻撃だから俺達も対象だぞッ! ユウ:おほほ、もう、ダイス振っちゃいましたから。 GM:…え〜、如月恵果、同じコンボで避け…(ころころ)…ダメでした。 里未:…ダメでした。《リザレクト》全快です……(遠い目) 睦実:うわああ、ユウさんむちゃくちゃだァ!! 《幸運の守護》《絶対の空間》で避けるゥ〜!! …(ころころ)…ダメでした(笑) 小鳥:はっはっは、なんと私は防御関係には使えるエフェクトが無いんだァ!! クリティカル値10で振れるダイスが1個!! 目標値が47!! でりゃああああああ!!(笑) …(ころころ)…達成値4!!(爆笑) 爆心地近くでもろに受けちゃったようです(笑) 「うぎゃあああああああああああああああ!!」(爆笑) GM:…え〜、あとジャーム集団が全てくらいました。皆さん、ダメージ受けてリザレクトするならして下さい。 里未:……《リザレクト》はしたけど…(遠い目) ユウ:みんながみんな地に臥せっているわけですね。 ……その中で立っているのは私だけ。…他愛ない。 一同:他愛ないじゃないだろうッ!?(一同爆笑) GM:(物凄く虚ろな目)…で、だ、皆の衆、ジャームが、集団が全部昏倒状態に陥ったのだ。 睦実:み〜んな避けられなかったみたいだからな(笑) ユウ:みなさま、貧弱ですねぇ。 里未:…貧弱って意味、知ってるか? GM:(物凄く虚ろな目)…昏倒状態に陥っちゃったんだよ、最初のラウンドでさ…。 …ここで普通の色のジャーム集団が、…エフェクト《自爆装置》を使うよ…(るるる〜) 里未:…どうせ、さっきよりも小規模な爆発だろ〜…(まだ遠い目) 小鳥:私らもうジャームなんかコワないでェ〜(笑) GM:まぁ、そうでしょうけどねぇ…(笑) とりあえず、全員問答無用で40点食らってください。無論恵果も食らいます。 里未:ん? それは装甲無視? GM:装甲などは有効です。ただし、あらゆるリアクションが不可能なので、[避け]も[受け]もできません。 むろん、《竜鱗》等も使用不可能です。 ユウ:……あらら。ってことは40点ダメージそのまま来るわけですか。 GM:そのまま行きます。ハイ。 睦実:まぁたかぁあああああああ!! とりあえずもう一度《リザレクト》(笑) 里未:俺もだな。…HP1…。 ユウ:…私も2回復…無茶しますね…。 一同:お前が言うなッ!?(笑) GM:恵果もぎりぎり《リザレクト》。「くぅ、…こんな、こんなはずでは、こんな…」 …コイツ本当に何しに出てきたんだろう…。 小鳥:…ここは、この人の人選ミスを罵るべきですか? それとも相手が悪かったと同情してあげるべきですか?(笑) ユウ:……私を敵に回した不運を呪うのですね…。ふふふ…。 里未:……えー…っとだ。これでラウンド終了かな? GM:ラウンド終了ですなァ。 では次のラウンドに…、行く前に何かある人がいたっけかなァ…(笑) 里未:……あるんです。クリンナップに…。 え〜っとですな…。《炎神の怒り》の副作用で血を吐きます。 HPが0になりまして、《リザレクト》を使用します…。 睦実:…ねぇ、ボクたちさぁ、敵の攻撃受けてないよねぇ…? GM:俺は一度たりとてお前達に危害を加えた覚えはないぞ? 里未:……なんだかなー。おい、如月とやら。 GM:…「…何かしら? 里未さん。」 里未:…こっちはよ、お前を捕らえるって任務があるんだけどさ。 お前はなんの為に出てきたんだ? GM:…「私は、貴方と私の力を試しに来たのよ。あなたの持つ実力と、私の持つ実力はどのくらいか、ってね。」 里未:…そうか…まだお前の実力を見ていないな。じゃあ、降伏勧告は聞いてもらえないな? GM:「そうね、もとより、私は降伏するつもりはこれぽっちも持ち合わせていないわ。 ……ちょっとしてみた方が身のためかなァ〜とか思い始めちゃったけど…」(爆笑) 里未:ふむ。まぁ無駄な戦いはしないに越した事はないが、仕方ないか。 しかし…こっちのねーちゃんは今後の「交渉」に使えそうだなぁ(笑) ユウ:降伏しないと叩きのめした挙句私のコレクションに加えちゃうぞー(笑) GM:といってこれ以上続けたところでな〜んにもならんしなァ…。 …え〜、ここで、後方から声がします。物陰から、一人の男が姿を現します。 「恵果、もういい。後退しなさい。」 里未:……この声は…っ!? と振り向く。
GM:そこの立っていたのは、まぁ、だいたい想像はつくだろうが、久我山の上司、戸田多聞氏。 「で、でも、私はまだ、私の実力は、こんなものでは!!」 「いいんだ、恵果、今回は相手が悪かった。今お前を失うわけにはいかないんだよ、恵果。」 睦実:そりゃなァ…(笑) 里未:……おっさん。こりゃあ、どういうことだか説明してもらえないか? GM:「里未、お前の実力、少しだが見させてもらった。成長したな。」 里未:俺も、まだまだだって自覚したばかりだがな。 少なくとも…アンタに育ててもらった時よりかは成長しているさ。 GM:「他のお嬢さんがたは、あの南雲が手配したイリーガルか。ちょうどいい実験材料になると思って野放しにしておいたが、 南雲の奴、全く厄介な人材を回してきたものだ…。」(笑) 睦実:正確に言うとユウさん一人だけなんだけどね(笑) 里未:そんな事はどうでもいいんだっ! おっさん、なんでアンタがここにいるんだッ! GM:「…里未、今は詳しい事はいえん。他の連中もいるからな。 だから里未、この場で判断しろ。俺と共に来るか、俺の手で死ぬか!」 里未:……欲しいものは自分の手で掴み取れ。 アンタが教えてくれたんだぜ? アンタが喋らないっていうなら力づくでも聞き出すのみだ。 GM:「……それは、私とたもとを分かつ、と言う意思表示と受けとって構わないのか? 今この場で真実が知りたくば、そこにいるお嬢さんがたを抹殺するという手もあるのだぞ?」 里未:アンタの意志は関係ない。俺は今ここで「話せ」と言っているんだっ! え〜っとですね。普段はどんな事があっても内面はクール…というかドライな俺がかなり動揺しているという印象を みんなは持ちます。まるで、のしかかる何かを振りきるような(笑) 小鳥:あああ、里未さんが、里未さんが震えている。大丈夫よ里未さん、貴方には、お母さんがついているから!(笑) 里未:シリアスな雰囲気を壊すなよっ!?(笑) GM:「…相変わらず手前勝手な子だ。 いいだろう。真実の全てを話す事は出来ないが、おそらくお前が知りたがっていることは話してやろう。 …私は、UGNより離脱する。世界に虚偽を投げかけるあの組織の正義に、ついて行けなくなったからだ。」 里未:……それじゃあ、今回の任務は一体なんだったんだ? さっきの言葉と合わせるなら…俺と如月とやらを戦わせたかったようにも感じるんだが。 GM:「恵果も言っていたろう。お前と恵果の力を試したかったのだよ。 お前がうまく恵果の行動を付きとめ、恵果と対峙できるかどうか。そして、二人の実力がどれだけの物なのか。」 里未:…それで? GM:「残念ながらテストの結果は保留だ。さっきも言ったように、南雲の手の者が予想以上の暴れ馬だったからな。」 里未:そりゃあ、仕方ないな。 俺は聞きたい事は全部聞けたからいいとするか。お前らは何かあるか? 小鳥:里未さんの方をジィ〜と見てます。 ユウ:では声をかけましょう。「今、この場で退けるとでも?」 GM:「脱出の手段は常に用意しておくものだ。無論複数な。お前の後先考えているのかいないのか分からない行動には驚かされたが、 それでも私を出しぬけるほどではない。」 里未:確かに逃げる側の方がこの状況では有利だろうな。 睦実:この戦闘で、久我山がテストに合格していたら、どうするつもりだったの? GM:「無論連れていくつもりだったさ。有力な力だ。力はいくつあっても構わんからな。」 睦実:じゃあ、逆に不合格だったら? GM:この場で始末するつもりだった。言ったろう? 『俺と共に来るか、それとも死ぬか選べ。』と。 睦実:…そう言えば言ってタナ(笑) ユウ:貴方の計画には南雲さんは関与していないのですか? GM:「…南雲か、…忌々しい話だな。奴さえいなければ私の行動ももっとやり易かったろう。残念だが、奴は私の敵だ。」 睦実:具体的に突っ込もう。 「如月恵果はFHのエージェントなら、UGNからFHへ情報を流していたのがあんただってのは間違いないみたいだね。 UGNから出て、あんたもFHへ行くつもり?」 GM:「…そうだ。私はFHへ行く。今FHは、私の力を必要としているのだ。 …そして里未、お前の力も必要としているのだよ。もう一度言う、私と共に来い、里未。」 里未:俺は……。 小鳥:里未さん、脅迫するつもりはありませんが、もしついて行くようであれば、私がこの場であなたを射殺します。 里未:……俺は…誰にも属さない。 欲しいものは奪う。誰からも施しは受けない。あんたに与えられた立場なんて…俺は要らない。 睦実:そうだよ久我山。今、アンタは自立するときなんだよ。子は親の元をから巣立たないといけないんだよ? 自分の居場所は、自分でつかまなきゃ。 GM:「…私と共に来ないのか? 例え組織が変わっても、我々まで変わる必要はない。 今までのように、私と共に日常を歩めばよいではないか…? 」 里未:俺は…俺は…。 …困った。断る理由がないぞ(苦笑) 睦実:久我山! 居場所ならあるじゃない!! 学校とか、バイトとか、いっぱいあったでしょ? 人は、人の中で生きるのがいいんだよ。UGNに疑問があるからって、FHみたいな犯罪集団なんかに行ってもいいなんて考えてるやつに、 ついて行っちゃダメだよ。例え家族でも!! 小鳥:里未さん!! まだバイトだって始めたばかりでしょう! もっともっと色んなことがありますよ!! 一万円入った時だけじゃないんです!! もっと色々知らなきゃ行けない事があるんです!! これからの人生、全て無駄にする気ですか!! これまでの人生、全て無駄にする気ですか!! 里未さん!!! 里未:……あかん。完全に多聞の誘惑に負けそうになっているぞ…。 アイツは俺を子供のときから育ててくれた父親同然…。UGNという閉鎖空間で育った俺としては奴の言葉は絶対なのだ…。 小鳥:そんな!! お母さんの事はどうでもいいって言うんですかァ!! 里未:……ああ、多聞。俺はお前の誘惑に乗ってしまいそうだぜ…。 GM:え〜と、するとそれまで黙っていた恵果が叫ぼう。 「いい加減にしてよお父様!! この子、来たくなさそうじゃない! もういいじゃない!! この子の分まで、私が働く、私が人を殺せば済む事でしょう!!? どうしてそんなにこの子に執着するの!!?」 「恵果…」 「…もう行こうよ、こんな子ほっといて!! 私達には、やらなきゃ行けない事がいっぱいあるんだから!!」 里未:…お父様ぁ? GM:因みに君の記憶では多聞に子がいたっツー事実はございません。 恵果は多聞の方に駆け寄ります。 「もう行こう? もういいよ、こんな、お父様の言う事を素直に聞かない子なんか!!」 里未:多聞…それがアンタの新しいおもちゃか? 小鳥:お、おもちゃ!!? その発言はちょっとほっとけない者がある気がしますよ!!?(笑) ってーか、新しいって事は、前は里未さんが多門さんのおもちゃああああ!!? いやあああああ!! 禁断の世界ィいいいいいいいい!!(爆笑) 一同:お前はだまっとれぇー!!(笑) GM:「…おもちゃとは聞き捨てならないな。一体私がいつ人をおもちゃにしたというのかね。 ……里未、この子はお前の妹に当たる。そして、私とお前の子にも当たる。」 里未:人を道具のように使う…それをおもちゃにするっていうんだがな。 …って、姉の方が正しくない? 道見ても外見年齢そっちの方が上だよね? 小鳥:わ、私とお前の子…、私とお前の…、多門さんと…、さ、里未さんの…(笑) GM:「私はね、貴方の遺伝子を組みこまれて成長したのよ。確かに今の外見年齢は貴方より上だけど、生まれたのは貴方よりもあと。 だから、貴方の妹に当たるのよ。」 里未:…それはまた。気にくわねぇな。 なんでまたそんな事を? GM:「…それはいえんな。ただ、これに関連した事柄について、私とお前が必要とされているのだ。」 「もう一つ、教えてあげるわ。里未さん? 今貴方のお仲間がフッ飛ばしたジャーム達も、私の兄弟達、貴方の弟や妹達だったのよ?」 里未:………ちなみに。如月と言う姓に心覚えがあったりするか? 俺は。 GM:ない。 里未:まぁ、それはどうでもいいとして。 …ぶっちゃけ、もう俺はあんた等には興味がないんだよな。困った事に。 UGNの依頼が正規のものじゃないならただ働きだし。俺の居場所も手に入れられないし。 GM:「…ほら、何も感じてないよ? お父様。もう、行こうよ。いらないよ、あんなの。 私がいるじゃない。私が頑張るから。私が頑張るから、もう、行こう?」 「……里未、私もあまり長居はしていられない。今日の所は行く。だが里未、私はいつでも、お前を待っているぞ。」 里未:……あ〜……。うん。 ユウ:…他にいう事ないのですかッ!? 里未:んー…じゃあ。「多聞ッ! あんたの言いたい事は分かった! でも…この仲間達が今の俺の居場所なんだっ! コイツらを裏切る事なんて出来ないし…この日常を壊させるわけにはいかないッ!!」 ユウ:にあわねー。 小鳥:そうですっ!! 良くぞ言いました里未さん!!! 貴方の帰るべき場所はあの人の元なんかじゃありません!! この私の! この母の胸の中なんです!!(笑) GM:君達そのくらいにしておかないと本当に里未向こうに行っちゃうよ?(笑) 「いらないわよ! あんたなんか! お父様のいう事聞かない人なんかいらないんだから!!」 里未:俺を動かせるのは俺だけだ。アンタみたいなのは使えなくなったらすぐ捨てられるぜ? 妹よ。 それよりも俺のところに来ないか? 多聞よりもいい目を見せてやるぜ(笑) ユウ:…こっちが本性ですよね。 GM:「…再会するときを、楽しみにしている。そのときは、よい返事を聞かせてもらおう。」 と多聞が言うと、多聞の背中から『ヴァサッ!』と漆黒の鳥の羽が生えて、多聞は恵果を抱えて飛び去ろうとする。 「…さらばだ。」、と、ちょっとここで、知覚ロールをお願い。 里未:知覚ぅ? …19 ユウ:8ですね。 睦実:何と一個で一回クリティカルゥ。達成値15。 小鳥:14。 GM:んじゃ、ユウ以外だな。 里未、睦実、小鳥の三人は、去り際の多聞の瞳が何処か憂いを帯びているような、物悲しいような光を帯びていたような気がしました。 あと、恵果が憎しみに満ちた瞳で里未を睨んでいたのにも気がつきました。これは全員。 里未:……え〜っと。では、逃がすかッ! と射撃を(笑) 睦実:…SMGで? なんかカッコつかなくない? 里未:と、射撃を試みようとするが…結局撃てない。「くっ……!」 GM:多聞は飛び立っていく。やがて《ワーディング》も解除され、その場にはやりきれない君らと、大きく穿たれた大穴が残りました。 睦実:…久我山…、心配そうに見る。声はかけられないけど。 ユウ:…《ワーディング》が解除されたという事は…ここでおたおたとしていられませんよ。 とりあえず、南雲さんに連絡を取って…。 GM:…え〜、「はいはい、こちら南雲でございますぅ〜。葉月さんですかぁ? 何かご用でしょうかぁ?」 ユウ:え〜っとですね。戸田氏から直接聞きました。「おれっちFHにいく〜。」って。 んで、ちょっくら戦闘を行っちゃったので、後処理をお願いしたいのですが〜。 GM:「あらら〜、そりゃ爆弾発言ですねぇ。了解しましたぁ。座標教えてください。すぐに事後処理部隊を派遣いたしますのでェ。 貴方は即座にその場から離れてくださいねぇ。」 ユウ:来るまで《ワーディング》とかしておかなくていいのですか? GM:「ええ構いません。座標をご連絡下さればすぐに事後処理部隊が到着致します。 あ、無論道のど真ん中とかではよろしくお願い致しますがねぇ。」 ユウ:まぁ、と言う感じです。GM。適当にここはシーンを切るべきでは? GM:そう思います。 それじゃクライマックスシーンはここで終了とさせていただきましょう。
GM:って事で自立判定のコーナー!! …なんですけれど〜も〜… 里未:100%越えた人〜。挙手ッ! 睦実:… 小鳥:… ユウ:… 里未:… GM:ごめんなさい!! 申し訳ありません!! 私の不手際でございます!!(激しく土下座) 里未:まぁ、いいさ。とりあえず、みんな下げようぜ。 ジャーム化する心配はないからな(笑) 睦実:淡々としてしまったなぁ…(笑) 今はもう順番気にする必要はないだろうけど、一応イニシアチブの低い人からでどう? 丁度一番高いのが主人公だし。 ユウ:…というと私からですね。下がりすぎー。 小鳥:私も下がり過ぎだぁ〜。 睦実:あ、ボクはちょっと丁度いいかな。 里未:俺は2点か〜。まぁ、仕方あるまい。 GM:え〜、真に申し訳ありませんでした(笑)
GM:それでは改めまして、エンディングシーンに行きたいと思います。 まずはユウからです。 ユウ:はーい。どんな感じのシーンですか? GM:閉店間際の『子猫の住む街』に、南雲さんが訪れているシーンです。 「いやぁ、今回はどうもお疲れ様でしたぁ。」 ユウ:よく振りかえっていると、私今回店先からちょっとしか動いてないのです(笑) ダブルクロスはアレですか。「果報は寝て待て」ですか(笑) GM:…ごめん、それきっと俺のせいだわ。 ユウ:まぁ、それはどうでもいいとして。南雲さんに麦茶を出して、と。 GM:「いやぁ、戸田氏本人からの証言とは、決定的な証拠でしたねぇ。しかし貴方の証言でそれがわかるだけですので、 決定的な不動の証拠、たり得ませんでしたねぇ」ずずぅ〜。 ユウ:いえいえ、証言は宣誓下では確固たる証拠となりえるのですよ。 今回は複数の証人がいますから、充分な証拠です。まぁ、物的証拠ではないですが。 GM:「まぁ、その通りなんですがね。それに現に、アレから三日経ちましたがその後戸田氏は支部にも自宅にも姿を現しておりません。 FHへ寝返ったと見て、間違えないでしょうねぇ。」 ユウ:それで? 戸田氏はまだ行方は知れていないのですか? GM:「お恥ずかしい話ながら。現在の戸田氏の行方を探すのはFHの行方を探すのと同義でありますから、なかなかうまく行きませんで…」 ユウ:今回の件…私もまだ気になる点が幾つかあるので…出来れば今後も情報の提供をお願いします。 こちらも4人に如月恵果などの調査をさせますので。 GM:「…そう言っていただけると助かります。じつは、FH側で何らかのプロジェクトが始動しているようで、 今我が支部はその事に関する諜報戦で忙しく、あまり多くの仕事を一度にさばけない状況なのです。 …それに申し上げ難いのですが、まだ貴方のお眼鏡にかなう美少年を絞り込んでいる状況でして…ハイ」(笑) ユウ:報酬に関しては質が大事です。時間はいくらかけても構いませんので。 情報戦は私の得意分野ですし、貴方たちの手伝いも出来るでしょう。 …これから…また忙しくなりますよ? GM:「ありがとうございます。質そのものは高い子がおりますので、ご安心下さい。それでは、情報は追ってご連絡させていただきます。」 そう言って、南雲さんは立ち去ろうとする。 ユウ:…では、また花というか…鉢植えを一つ渡しましょう。ポインセチアでも。 GM:ポ、ポインセチア…(笑) 「いやぁ、女房がガーデニングにはまっちゃいましてねぇ…」とか言いながら立ち去ろうとします(笑) 「…ああ、そうそう、葉月さん?」 ユウ:花言葉は「祝福」ですよ。 で、…「はい?」 GM:「…未確認の情報なんですが、いまFHは『キュマイラ』シンドロームに関係する研究を行っているようです。 貴方も、充分お気をつけ下さい。…それでは、またのちほどぉ〜。」と言って南雲さんは夕闇の中に消えていきます。 ユウ:キュマイラ……分かりました。ご忠告ありがとうございました。
GM:では、ここでシーンが切れます。 つぎは小鳥だな。バイトが終わって帰宅しているところ、もうちょっとで付くあたりかな。 小鳥:はい〜。OPで南雲さんに会ったくらいのところですね? GM:…そう言えばそんな事もあったねぇ。 小鳥:帰宅中で〜す。 「…里未さん、ここ三日間バイト出てないなぁ。このままじゃクビになっちゃうよ…」とか心配しながら歩いてます。 GM:…色々思われてるなぁ(笑) 里未:俺クビになるんかい。…俺の立場も危ういしさー…。どんどん俺の居場所がなくなるよぅ…。 やっぱり多聞についていけば…(ぶつぶつ) ユウ:色々思うところがあるらしいですねぇ。 GM:え〜、そう小鳥が歩いていると、前方に南雲さんが現れます。 「やぁ、どうもどうもォ。アルバイトお疲れ様ですぅ。」 小鳥:南雲さん、物陰から突然現れるなんて、挙動不審な人として通報されますよ? 睦実:なんか何もしなくても結構アヤしそうだしね。 GM:うん、俺もそう思う(笑) 「いやぁ、別に物陰から現れているわけではなく、現れる場所がたまたま物陰なだけですよ」(笑) 小鳥:それで、どのようなご用件で? GM:「近くに用がございましたので、ついでに貴方に報酬をお持ち致しました。 一応、久我山里未の監視という依頼は果たされましたので。」 小鳥:…それはありがたいですが、こんなところで小学生くらいの子が怪しいおじさんに封筒を渡されてるなんて、 それこそ妖しい事ですよ? GM:「…ま、まぁ、それを言われると苦しいのですが。とりあえずお受け取り下さい。」っつって封筒を手渡す。 小鳥:まぁ、ありがたく頂きます。 GM:「それでは、私はこれで失礼致します。 が、…今回の件で、戸田氏がFHに寝返ってしまった事により、何か新たな展開が起こるやも知れません。 そのときには、また貴方にお声をかけるかもしれませんので、そのときはなにとぞ、よろしくお願い致します。」 小鳥:なんか含みのある発言内容ですねぇ。 「…わかりました。何かあれば、そのときにまた。」 GM:「ありがとうござます。…それでは…」っつーて、また南雲さんは闇に消えていきます。 小鳥:あの人の場合は、神出鬼没というのかどうか…?
GM:え〜、次は睦実で。 いつものように学校が終わって帰宅すると、メールが届いております。 睦実:なんか後味の悪い仕事だったから、少し最近鬱気味だけど。 メール内容は? GM:同じく南雲さんからの、報酬に関する内容でした。 「申し訳ありませんが、今回の依頼に関しては成功とはいいがたいないようですので、報酬の額は割引かせて頂きます。」 睦実:うああああ、やっぱりそうかぁ(笑) 一応如月の捕獲もしくは排除だったからなぁ。 GM:「報酬そのものはいつも通り口座に振りこんでおきました。 ただ、戸田氏の件によりFHへの情報の流出が確実なものとなりましたので、今後、FHへの体制を強化することになるだろうと思います。 何かの折には、おそらくまたお声をかけさせていただくと思われます。出来うる限り、ご協力頂けますよう。」 睦実:むぅ、色々大変な事になってるらしいな、UGN北S玉支部(笑) 「メール確認しました。」と簡単なメールを返信しよう。 GM:で、ここで君のEDシーン終了。
睦実:みじかっ!(笑) GM:最後に里未だぁ。 里未:どこか指定はあるか? GM:ってーかほぼ制限。 場所は北S玉支部、君はここ三日間、独房に入ってる。 里未:うむ。当然だな。部屋の奥で体育座りでうずくまっていよう(笑) GM:ちょいと情報を整理します。貴方は戸田氏直属のUGチルドレンでした。 戸田氏が君に出した「如月恵果の捕獲・排除」の依頼は、UGNから君に対して出したものではなく、 どうやら戸田氏が個人的に出したものだったようです。まぁ、理由はバトルシーンの終わりで言ったよね。 だので、無論依頼の件はUGN内では無い物であり、戸田氏がFHに寝返ってしまった為、 その関係者だった君はその理由から無期限の独房入り処分に処されているところです。 里未:俺は抵抗しない。…ってーか。多聞がどうにかならん限り俺は出されないんだろう? GM:基本的にはそうだと思います。まぁ、何らかの外的圧力によって釈放されたりする可能性もあるでしょうが。 少なくとも自分から出来る事は脱走くらいでしょう。 里未:…それは俺に脱走せよと促しているのか?(笑) GM:とんでもない! むしろカンベンしてくれ(笑) 里未:だろうな。ところでだ。俺が強盗して手に入れたデータはどうなったんだ? GM:ああ、うん、手に入れたデータは多聞宛でUGNに送ったかしたのか? 里未:ん? アレはその後の調査は日向に任せたので。それは彼女に聞いてもらわなくては(笑) 睦実:え? ボクは…、特に送ったりはしてないんじゃないかなぁ…(笑) GM:ラジャー(笑) って事でデータそのものは特に流出する事も無く睦実の手元にあるそうです(笑) 事件の方ですが、なんか起こったその日に既に多門さんが根回しをされたそうで、表向きはまだ捜査中ですが、 その実内内に処理されているそうです。 睦実:そ、そうなのカァ、よかったぁ、助かったぁ…(笑) GM:いや、多門さんが睦実の事まで手を回してくれたかどうかは分かりません(笑) 睦実:そんなぁああああああああ!!! 里未:彼女の携帯には俺から「さっさと今のバイクを処分して新しいバイクに変えた方がいいぞー。」とメールが(笑) 睦実:ううう、久我山、アンタは天使なのか悪魔なのか…(笑) 里未:ふ。天使と悪魔は同じ存在なんだぜ?(笑) GM:…で、里未なんですが、独房内でうずくまっているところに、ドア越しに話しかけてくる男がいます。 里未:…南雲、か? GM:ご名答。 「おや、私のことをご存知でしたか?」 里未:こんな狭い支部なんだ。イヤでもアンタくらいの偉い人なら覚えるさ。 で? またさっきまでの奴のように多聞の居場所を聞き出そうとするのか? 無駄だぜ。知らないことは語れない。 GM:「それらを調べるのが我々諜報部の仕事ですから。尋問は仕事ではありません。 ですが貴方に聞きたい事があるという点では、他の連中と一緒かもしれませんが。」 里未:なんだ? GM:「…戸田多聞、如月恵果、現在この二人は最重要人物として、目下全力で行方を捜索中です。 暫くFHに痛い目を見させられてきましたが、いつまでもこのままでいる気はありませんからね。 しかし、やはり今だ人手が足りていないのも確かな話です。そこで久我山さん?」 里未:俺に協力をしろと? GM:「その通りです。戸田多聞と如月恵果、この二人を発見ししだい抹殺する。この条件が呑めれば、今の処置を取り消しましょう。 呑めなければ、まだ暫くここに入っていてもらいます。」 里未:抹殺、でいいんだな? 分かった。その条件を飲もう。 GM:「…やけにあっさりと話に乗りますね。諜報部が裏切り者の部下を使うと言う事に、疑問を抱いたりなさらないのですか?」 里未:今、この支部は人手が足りないからな。俺を使おうとしても不思議じゃあない。 それに俺を泳がせていた方が後々有利だろうしな。…それに…どうせ手回しのいいアンタの事だ。 俺の周りに監視役をつけるんだろ? いざとなったら俺を処分するっていう命令を持った監視がさ。 GM:「…なかなか、わかっていらっしゃる。それなら話は早いですな。メンツの問題もあるそうで、すぐに貴方を出すわけには行かないそうですが、 まぁ、一週間もせずに出られることでしょう。その後は、私の指揮下に入ってもらい、行動してもらうことになりそうです。 それまで、休暇だと持ってのんびりおくつろぎ下さい。」 里未:そりゃあ、結構な事で。暫く学校は無いのか(笑) 小鳥に怒られるなぁ。学校サボってるし。 GM:ここで小鳥の顔が浮かぶのか、それなりに気にはしてるんだ(笑) 「それでは、私はこれで失礼致しますよ。これから時々差し入れ持ってきますから、お楽しみにィ〜。で〜は〜。」 里未:アイツには色々とトラウマがあるし、頭が上がらないんだよ…(笑) んじゃあ、遠ざかる南雲の声を聞きながら、自分の父親と妹の顔を思い出す。 3日前の戦闘で俺は奴を撃つのに一瞬ためらった。「攻撃をためらうな。考えるな、本能でトリガーを引け。」 俺に戦闘を教えた奴はそう言っていた。 ……再び奴を顔を合わせたとき…俺は奴を撃てるのか…。そんな不安がよぎる。 GM:独房と言う静かな部屋の中、ただ一つある窓からさす光はいつの間にか月明かり。 虫の鳴き声が静寂を際立たせる中、苦しくも、楽しかったこれまでの日々が脳裏をよぎる。 里未:…静かなのはキライだな。…余計な事を考えてしまう……。 GM:どうしようもない一人の世界で、静かな時間が過ぎていく…。 と言ったところで、シーンを終了します。
GM:で、これで今回のセッションの終了を宣言したいと思います。 皆様どうもお疲れ様でしたぁ〜。 一同:お疲れ様でしたー。 里未:ふう。なんだか満足したぞ、俺様。 ユウ:あれだけ無茶な事すればねぇ…。 里未:いや、アンタも凄い事したよな…今回。 睦実:ユウさん、貴方がかなり名の知れた情報屋である事が物凄く納得できた気がします。 ユウ:まだ私コードネーム決まってないのですよね〜。今決めましょう。え〜っと…「笑顔の悪魔(スマイリィデビル)」で(笑) GM:オーライ、次回から存分に使わせていただくよ(笑) 小鳥:むぅ、里未さんがどんどん曲がった先にまっすぐ突き進んでってます。 これは私の命に代えても道を修正してあげないと! 保護者として!! 里未:俺、親って存在が分からないぜ…。 GM:色々トラウマが生まれたなお互いに(笑) さて、んじゃ毎回恒例、みんなで飯食いに行こ〜う! 一同:らじゃ〜ぁ!