「さぁて、一同揃いましたね。それでは、ダブルクロスキャンペーン、シリーズ最終回。
 始めようじゃないですか。みんな、準備はOK?」

「OKですぜ旦那〜」

「とうとう鏡も最終回かぁ…、最終回なんだよなぁ?(笑)」

「大丈夫です。きくたけみたいに、最終回前編とかにはなりません(笑)」

「まぁ、あとはどう終わるかだねぇ。ねぇ京汰君?」

「し、幸せなEDが欲しいな。」

「読者からも、メールやWeb拍手で『かわけいを幸せにしてあげてください』といわれてますしね。」

「みんないい人だ!」

「でも無理です。」

「アナタ悪い人だ!」

「不幸にはなりたくないけど、不幸にならないとらしくない。八方塞だなお前。」

「人気者は大変だねぇ(笑)」

「…しあわせに、なりたいなぁ。」

「ちうわけで、今回はアヤさんは見学&サブマスター。よろしくぅ!」

「よろしくぅ! …死にましたし。」

「死んでねぇだろ!? 死んでねぇよなぁ!?(笑)」

「結局あの後死んだのか。なんまんだぶ〜」

「ルール上、昏倒状態でシーンがチェンジすると、死亡状態ですから。」

「えーっと、あと、エフェクトやルールの訂正を、ちょっと行いたいんですが。
 今まで、ずっと間違ってた部分がありましたから(笑)」

「はいはいは〜い、具体的にはGMがめっちゃ嫌った俺様のエフェクト、《奈落の法則》の適応対象が間違っておりました〜!
 すんませ〜ん!(笑)」

「エラッタで出てましたからね。ですが、これは修正せずに進めます。エラッタ適用すると、聖が弱くなって、カッコ悪くなるので(笑)
 次回以降、使う機会があれば、訂正しようと思います。」

「お、ってことは今回までは《奈落の法則》は対象シーンでいいんだ。やった! じゃレベル上げて使用回数増やすか(笑)」

「うひひひ。で、こちらが本命なんですが、今まで、何故か、対象:範囲の適用を間違えていました。」

「対象:範囲も、エンゲージ内で自由に対象を選べるんだよね。」

「空音の《ポイズンフォッグ》の能力とかがあがりましたね。」

「じゃ、エンゲージ内の敵云々関係無く使えるんだ、範囲攻撃。レネゲイドって便利だナァ(笑)」

「メールで指摘してくれた方、ありがとう! 俺達、強くなったよ!(笑)」

「ちうわけで、成長申告を行って下さい。」

「え〜、榛名史郎、前回取った《フルパワーアタック》《ブラッドバーン》《神獣撃》をすべてレベル2に上昇。
 おかげで経験点が1点余っちゃったので、空音のロイスでも固定化しましょうかねぇ?」

「やた! 固定化して、固定化してー♪ ってことで、御子柴空音、精神1上昇、《狂戦士》と《オーバードーズ》を1レベル取得。」

「うう、恐いものを取りおって……。」

「お前、絶対本質『S』だろう(笑)
 どう見たって女王様系のエフェクトばかり取ってるよお前。史郎も大変だねぇ、逆らえないだろう…(笑)」

「ううう、固定化するの岬さんにしようかなぁ…(笑)」

「なんですってぇ?(笑)」

「ううう、逆らえないよ〜(笑)
 …まぁ、PC間ロイスとかでお前を取らないなら固定化するよ。どうです、GM?」

「PC間ロイスは、今回は、好きなキャラに自由に取得してくれ、って言うつもりだったんで取らなくてもいいかも。」

「んじゃ余った1点で空音のロイス固定化。」

「で、俺やな。霧島京汰…《マシラの如く》を2レベル一気に取得。あと2点余ってるんだが……なんか、欲しいエフェクトあるか?」

「ハヌマーン/ノイマンかぁ? 結構面白いエフェクトがあったと思うけど…」

「《アクティブソナー》か? いや、《戦局判断》でイニシアティブ30を目指すとか…(笑)
 それとも《カウンター》で死ぬ?(笑)」

「《カウンター》で死ぬ! それいいなぁ!」

「よくないっ!(笑) 死ぬって、カウンター取りそこねかよ!」

「『来る!』京汰は、敵の攻撃に攻撃をあわせて攻撃をしようとして…失敗。」

「天空を舞う京汰。」

「さらば京汰。君のことは少しの間は忘れない。」

「死なない! 死なない!!(笑)」

「じゃあ《沈黙する世界》はどうかね?」

「おお、バンダースナッチとライバル関係みたいな感じだし、いいかも! …ちうことで、バンダースナッチ用に《沈黙する世界》取得。」

「決断はや!?(笑)」

「敵とのすれ違いざま超音の鍔鳴りを直接相手の聴覚神経に叩きこむ。これぞ某御剣流・龍鳴なんとか〜。」

「今更迷うのもアレだしね。超神速の納刀術で(笑)」

「ラスト聖。」

「はいは〜い。まずGM、経験点1点使ってDロイス、生還者固定化していいですかぁ?(笑)」

「……いいけど、コンボ1回分位しか、稼げなくね?」

「ええ、焼け石に水でしょうことは分かっていますが、余るんですよ、1点(笑)
 ってことで泗界堂聖、Dロイス:生還者相当で相田葛葉を固定化します(爆笑)」

「…ロイスを増やすって意味ですか(笑)」

「生還者は自律判定においてダイスを三つ増やします。それ相当で葛葉を取りますから、
 つまり相田葛葉のロイスでダイスが三つふれるんです(笑) 葛葉〜! 愛してるよ〜!(笑)」

「OPで葛葉が死にます。」

「葛葉のロイスがタイタスになります。」

「聖の笑顔が夜空に浮かびます。」

「さらば、聖。」

「そんな事したらGMたたりますよ。京汰君と一緒に(笑)」

「……まぁ、お前程度の力では、俺を祟る事は出来まい。…それはいいが、成長はそれで終わりか?」

「流石にんな訳ないでしょう(笑)
 あと、《電波障害》《完全なる世界》《スタンボルト》を各1レベルずつ取得」

「面白いもの取ったなぁ。《完全なる世界》以外は、演出か。」

「演出用ですなぁ。ぶっちゃけ、ここまで来たらもう、俺様が真剣に戦って勝つ必要も無いじゃん? とか思うわけですよ(笑)
 俺様は敵の足止めでも出きれば十分というか(笑)」

「もう、次世代をになう子供たちに任せて引退だもんな、このシナリオ終わると。」

「そうそう、これ終わったら沖縄に引退ですから。ちゅら○ん4には私出演しますよ? 小粋なナイスミドルとして(笑)」

「うーん(笑) 死ななければね。」

「はっはっは、俺様は死ぬまで死にませんよ(笑)」

「さて、一同、成長申告は終わったね。」

「終わりました〜。」

「では、タイトルコールの後、シナリオを始めましょう! 長きに渡るキャンペーンのフィナーレです。
 存分に楽しみましょう!!」



Double Cross リプレイ The RENEGADE

京汰:今回のシナリオ名は「レネゲイド」かぁ。 聖 :「自然の摂理に逆らう者」…。    そういう意味では人類そのものがレネゲイドなんだよなぁ…。 GM:どこまでが、自然の摂理なのかは知りませんが。    まぁ、いいでしょう。ハンドアウトでも確認しますかね。 史郎:うむ。そうしよう。 聖 :今回はどうですか? 明け方まで悩んだりしませんでしたか? ちゃんと眠れましたか?(笑) GM:ええ、君は割と素直に決まったというか、なんというか(笑)    これが、今回のハンドアウトです。  榛名史郎  君は、数多くのアリスの犠牲になってきた人を見てきた。  そして、君もまた、その犠牲者の1人だ。  今まで積み上げてきた日常。  クラスメイト。  バンド仲間。  …学校。  「日常を、再び取り戻す。」  君は、その決意を秘め、戦いの地に赴く。  これ以上の被害を出さないために。  自分だけのものではない「日常」を取り戻すために。  シナリオロイス: 「アリス」  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:自由  霧島京汰  君は、彼を倒さなくてはいけない。  思い上がりが、敗北を呼んだ…。  誰も君を責めないが、…君自身が、君を責める。  その後悔が、君を突き動かす。  あの時、君が、もっと強ければ、と。  シナリオロイス: バンダースナッチ  推奨感情 ポジティブ:執着       ネガティブ:悔悟  御子柴空音  長き因縁。  君とアリスの因縁は、長く、深い。  「…今日で断ち切る。」  それは決意。  あの時は、助けられる側だった自分だが…今は違う。  君は自分の隣に立つ少年を見ながらそう思う。  今の君には、彼を助ける力があるのだ、と。  シナリオロイス: 榛名史郎  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:自由  泗界堂聖  最後の戦いになるかもしれない。  そんなことを思いながら、君は公衆電話から、いつもの番号に、電話をかける。  何度も打ったこの番号。  打ちなれたこの番号。  …ふと、これが最後かもしれないという不安に駆られる。  否。  これからも、何度も何度も、同じ番号にコールするのだ。  この戦いが終わった後も。  シナリオロイス: 相田 葛葉  推奨感情 ポジティブ:純愛       ネガティブ:自由 聖 :………フ、フフフ、予想はしていたが、    俺ぁやはり全5話通してシナリオロイスが全部葛葉かい!!(笑)    こんなキャラも珍しんでないかい!? ええ!? キャンペーン全話同じシナリオロイスですよ!?(笑) GM:いや、お望みのようだったので…。 聖 :いや、まぁ、いんですがね(笑)    ある意味記録達成ですよね。某イチローさん、私は今アナタと同じところに立ってます(笑) アヤ:某でもなんでもないし(笑) 京汰:でも、死にフラグ、立ってない?(笑) 史郎:立ってる…と、思うんだけど…。 聖 :フハハハ! ここまで来て死ぬものかよ! 俺はひひひ孫の顔見るまで死なねぇぞ! 見た瞬間死ぬのも嫌だが!(笑) GM:まぁ、頑張って生き延びてください。    当初、5人で戦う予定だったので、若干、バランス厳しいかもしれませんが。 聖 :まぁ、なんだかんだ、いい場面があれば喜んでこの命投げだしますがね?    やっぱ出番と命が天秤に乗ったら、優先すべきは出番でしょう(笑) アヤ:そうだよね。幸せと出番を天秤にかけたら、出番だよね。 京汰:……しあわせ……(遠い目) 聖 :…まぁ、京汰君に関しては、前作で素晴らしい出番を得たので、そろそろ幸せに走ってもいいかもしれませんが…(笑) 京汰:……しあわせ……(GMをじっと見る) GM:なれると、いいね! 京汰:うあーーーーーーん!!!(爆笑) GM:それより、ハンドアウト質問ありますか? 京汰:それよりってなにー!! 史郎:…あ、あの、やっぱり、学校のみんなはお亡くなりになられたのですか?(おそるおそる) GM:いえ、亡くなってはいませんよ。まぁ、部分的には亡くなった方もいると思いますが。 史郎:あ! あ! そうか! 京汰とかが頑張って逃がしてくれたんだったっけか! そうか!    ありがとう京汰!! お前が画面の裏で頑張ってくれたおかげで俺の日常救われたかも!!(笑) 京汰:俺の出番と、引き換えに、史郎の日常は守られたんやな…(遠い目) 史郎:ありがとう京汰! やっぱりお前親友だ!(笑) 聖 :お前、それネタで言ってるだろう…(笑)    京汰もなんか、F○4のカ○ンとかマク○スプ○スのガ○ドとかの路線全力でひた走ってるなぁ…(笑) GM:うひひひ。質問がほかに無いなら、PC間ロイスを結びますかね。 聖 :…なぁ、PC間ロイスは、上城には結ばないのか? GM:結んでいいですよ。PC間ロイスと言うよりも、好きな人にロイスを取ってくれ、ってことです。 空音:……うふ。 GM:…史郎を獲物を狙う獣の目で見ないであげようよ。怯えてるよ、史郎。 史郎:お、俺もう空音は固定化されてるのですが、PC間ロイスも空音にとらなあかんですか?(笑) 聖 :ふ〜む、俺様はどうするかなぁ? 史郎に取るか上城に取るか。上城に取ったらのっけからタイタスか?(笑) GM:うむ? まぁ、タイタスかのぅ。    同じ人に複数個のロイスを持ってもいいらしいから、空音にとってもいいぞよ。 史郎:うう、アヤさんに取ろうと思ったんだが…(笑) 聖 :ふ〜む、…なぁ、PC間ロイス、何も1つと決め付ける事も無いんでないか? ここまで来たら(笑)    史郎と上城に結んじゃダメか? GM:まぁ、ロイスは7個を越えないなら、好きに取っていいからねぇ。いいとします。 空音:私は史郎だけにしておく。残りは、残しておこうっと。感情はピュアラブに、悔悟。表はピュアラブ。 聖 :では俺様は史郎と上城に。史郎は表庇護と不安、上城は尊敬と表悔悟で。 アヤ:私にも取ってくれるんだ。 京汰:じゃあ、俺はやっぱ、史郎とおっさんやな。史郎には信頼と執着、表は信頼。    おっさんには…自作感情でもいいんか? GM:うむ。既にピュアラブがあるからな。無い感情は結構あるし、そこら辺は自由でいいんじゃないかな。 京汰:じゃあ、ポジが感謝。ネガが嫉妬で。表は…感謝。 空音:嫉妬? 京汰:「一人、幸せになりやがってよぅ〜。」って(笑) 聖 :…おまえ、もうなんか感情のぶつけ先、なんでもいいのな…(笑) 史郎:え〜、後俺なんですが…、ロイス、初期が三つあって、シナリオロイスの分が1つあって、後三つは取れるんですが…    (PLを一通り見渡す)……後三つは取れるんですが…(爆笑) 空音:私は確定として。…聖にアヤさんに………あれ?(笑) 聖 :……愛だけじゃなく友情にも見放されたか?(笑) GM:まぁ、1つくらい空きを作っておいたほうがいいと思うよ。    史郎は初期ロイス3つに、シナリオロイス…空音を固定化してるので、あと2つ。…結べるのは一人くらい? 京汰:……俺達、友達だよな?(笑) 史郎:…ああ、もちろん友達だよ。友達だけど…ここはアヤさんに結んで終了にします(笑)    感情は尊敬と悔悟。表は悔悟だな。 京汰:うわーーーん!!(笑) GM:と、オチがついたところで本編を始めましょうか! アヤ:私もなにか、結んでおこうかなぁ…(笑)    初期が、「父親」のタイタス、西園寺、葉月ユウ……。 GM:うひひ。考えておいてください。
Opening Phase
 目には見えないもの。  だけどそこにはあるもの。  少年はそれを感じていた。  その暖かさを、かみ締めていた。  戦える。  この先何があろうとも。  信じあえる仲間が、そこにいるから。 GM:さて、OPフェイズですが。    まずは、史郎のOPから始めましょうか。前回のセッションの翌日。混乱を迎える中での、朝です。 史郎:…結局寝れたのかな俺は(笑) GM:寝れなかったんじゃない? UGN支部のソファに横たわったまま、眠れぬ夜を過ごした、とか。 史郎:そうだろうなぁ(笑)    横になっては見るけれど結局寝れなくて、ソファでボー…っとしてる。 GM:で、朝。ようやく、日が昇る。 史郎:あっと、侵蝕率の上昇をしよう。    …で、ソファに腰掛けて、ぶっ壊れた学校の事とか考えて、俺少々壊れ気味。 GM:他の人も登場して構いませんよ。    えーっと、で、朝。…君の携帯に電話が掛かってくる。 史郎:もう現在脱力状態ですから、まずのろのろ目線が動いて、のろのろ頭が認識して、のろのろ携帯を取ってのろのろ電話に出ます。    …って、その前に誰? GM:で、君が電話に出ると、大きな声で「生きてるっ? バカ兄貴っ!!」と回りの人に聞こえるくらい大きな声で、君の妹…千早が叫ぶ。 史郎:………あ、そう言えば俺学校であんな事があったのに家に帰ってないんだ(笑)    「…ち、千早…か?」 GM:電話越しで、安堵の溜息をついたのが分かる。「心配したんだからね。ちゃんと連絡くらいしなさいよ!」 史郎:…ああ、すまん、素で忘れてた(笑)    「ああ、俺は無事だ。すまん、心配かけた…。」 GM:「…学校は、あんな風になってるしさ。ん、無事だったらいいんだ。今日はちゃんと帰ってくるよね?」 史郎:「ああ、ちゃんと帰る。母さんには、心配無いって伝えといてくれ。…ああ、大丈夫だよ。うん。…それじゃ。」ピ。    …って、もう切っていんすか? GM:ダメです(笑) 史郎:だよね(笑)    いくらなんでもはや過ぎる。で、何があるんだ? …って、そういえば、今始めて気がついたけど俺敵に狙われてるんだから、    家の方も注意しとかないとまずかったのでは!? そう言えばGMがGMだし、そっちにも気を回しておくべきだったぁあ!!(笑) GM:で、妹は電話を代わります。「…母さんに、代わるね。」 史郎:…とりあえず今の所家は無事なようだな。    「…ああ、母さん?」 GM:「史郎…?」不安そうな声が、聞こえます。それと同時に、安堵が含まれているのも感じ取れます。 史郎:「ああ、ごめん、俺は無事だよ。ちょっとごたごたしてて連絡できなかったけど、とりあえず大した怪我はしてないから。」 GM:「史郎。……ここ暫く、なにか思い悩んでいたりしたけど……大丈夫?」 史郎:ぬ、さすが母さん、よく分かっていらっしゃる。    「あ…、いや、大丈夫。うん…。そりゃ、俺だって人並みに悩みはあるけど、大丈夫だから。」(笑) GM:「そうね。…アナタはもう、立派な大人の人間だものね。あの人のように。」    どこか、懐かしむような口調で、母親は話します。 史郎:…なぁ、今更だけど、俺の回りの女性みんなすっげぇいい人ばかりじゃねぇ?(笑) 空音:そーねー、いい人ばかりねー(棒読み) 史郎:………そ、空音含めてね、うん、うん(爆笑) 空音:…無理しなくていいわよ(笑) GM:続けるぞ(笑)    「史郎。一人で悩まないでね。あなたは一人じゃないわよ。……千早も、私も。みんな、あなたの味方よ。」    母親の、大きな優しさを感じさせる声で、千草は史郎に諭すように言う。 京汰:ええ親や……。 史郎:その言葉を噛み締めるように一拍おいて、心の底から答えよう。    「…ありがとう、母さん。」 GM:「晩御飯は、美味しい料理を作っておくからね。ちゃんと帰って来なさいよ。」 史郎:「…ああ、わかった。…それじゃ。」    …で、今度は切っていいのですか? GM:はい。OKです。これで、電話が切れます。    で、史郎がその携帯をしまおうとすると、再び着信があります。 史郎:ぬおう(笑)    今度は誰だ? GM:比叡からです。「……もしもし?」 史郎:比叡! 生きてたのか!!    「比叡!? 比叡か!? 生きてたのかお前っ!?」 GM:「もちろん、お前も無事でよかったよ。…無事か?」 史郎:「ああ無事だ! 金剛は!? 金剛は一緒にいないのか!?」 GM:電話越しに、少し話し声が聞こえて、今度は金剛の声が聞こえる。    「よかった。ようやく通じたよ。京汰とは連絡取れてないんだがな。」 史郎:「ああ、金剛も無事だったか、京汰は…」    ………京汰は、ダメだったとか…、言いたいんだがここだとちょっと冗談としてはタチ悪いよな?(笑) 京汰:…いきとるでー(笑)    しあわせにはなれなそうだけど。 史郎:「け、京汰は一緒にいる。ちょっと心にぐっさり来てるけど、体は無事だ!」(爆笑) GM:「そうか、無事ならいいんだ。」…そこで、少し、声のトーンが落ちる。    「……史郎………。」長い、沈黙。 史郎:う、なんか重い話に突入しそうな予感…、正体知られてるか?    「…金剛…?」 GM:「…………お前は、俺達の仲間だ。……例え、どんな姿をしていたって。」    比叡に代わって。「お前は人間だ。…どんな姿をしたって。どんな力があったって。」    2人の真摯な声が君の心に響く。 史郎:うお! お、俺、周囲の人間にめっちゃ恵まれてるぞ俺!!(笑)    「…ひ、比叡、金剛…、あ…、お、俺…、俺は…」    …え〜と、んじゃ、脱力して両膝ついて、嬉しさから両目から涙流しながら、震える声で言おう。    「…俺…、俺…、…お前達と…、ずっと…、友達でいたいよ…。」 GM:「俺達は、友達だ。…いつまでもな。」きっぱりとした二人の声が、聞こえる。 史郎:「……ありがとう…、比叡…、金剛…。」 GM:照れくさそうな表情をしてるんだろうな、と、史郎は電話口の2人の姿を思い浮かべた。    …まぁ、そんな感じで、少し雑談をして、電話は切られる。 京汰:…俺より…アヤさんとったくせに……くせに……!(笑) 史郎:いや、それはさ…あの…、……、…ねぇ?(笑)    大丈夫! お前の事だって友達だと思ってるって! 俺お前とずっと友達でいたいよ!(笑) 京汰:……俺達、友達だよな…(目がうつろ) GM:わははは(笑)    そういうことで、電話が切れて、再び電話が鳴る。    岬さんや、クラスメイト、バンドでお世話になってるライブハウスの人…ひっきりなしに、史郎の携帯は鳴らされる。    君が、「人間」として築いてきた「絆」…その形がこれだ。君は、それを今、実感している。 史郎:うおお!! お、俺思われてるぅウウウ!!(笑)    ありがとうみんなぁあ!! 俺は無事だよッ! 俺は元気だよぉお!! 俺は人間だぁああ!!(笑) GM:一度は壊れてしまった日常。…だが、「絆」はそれすらも、いとも簡単に、元通りに直してくれる。    君はそれをひしひしと感じている。    そして同時に思うのだ。「戦わなくては」と。…日常を破壊された憎しみなどではなく、新しい日常、絆を守る為に、と。 京汰:そこで、俺は登場して、史郎の肩を叩く。 史郎:…京汰…。 京汰:…戦いが、始まるで。 史郎:…俺は今一度携帯を見つめる。ここ数分間の間に、たくさんの着信があった。そのどれもが、俺の身を案じてくれたものだった。    その事を噛み締めながら、立ちあがって、京汰の方に向き直って、力強く言う。    「ああ、京汰。とっとと終えちまわないとな。今日はクリスマスライブだぜ!」 京汰:「俺らの輝かしい未来を邪魔する奴らは…とっとと叩き潰す!!」 GM:…と、君らが決意を秘めたところで、シーンを切っていいかな。 史郎:おっしゃあ! ふっかーっつ!!(笑)    ってことでシナリオロイス『アリス』を取るぞっ!!!    ………なんで?(笑) GM:アリスと戦わなくちゃ、って感情を抱いたってことでカンベンして下さい。    予定したシーンと、別のシーンになっちゃったんで(笑)    本当は、回想シーンで、壊された事に対する怒りとか、悲しみとかを演出するつもりだったんだけど…。 史郎:……それやったら俺、もしかしたらセッション後半内に潜む黒い感情に意識乗っ取られてたかもしれんな…(笑)    これ、今これやったからもうなんにも負けやしねぇ! みたいな自信ついた(笑) GM:うむ。やっぱ、負の感情で戦っちゃダメだよね! と、神のお告げが聞こえたので、急遽シーンを変更してみました。    むふん。やっぱり、アドリブだとつらいなぁ(笑) 聖 :御立派ですよGM(笑) 史郎:んじゃ改めてアリスにとろう。    感情は執着と………食傷?(笑) GM:しょ、食傷? 飽きたのぅ?(笑) 史郎:「もう、うんざりなんだよ! テメェらと係わり合いになるのは!!」みたいな感じ(笑) GM:なるほど、きっぱり決別したいんだ、もう。    吹っ切れたんだね。いろんな意味で。倒さなくてはいけないと思うのと、もういいよ、死んで、みたいな(笑) 史郎:俺が必ず終わらせる! みたいな感じかね?    まぁ、ここまで全13話に及び暗躍してきた組織に終止符を打つ話の主人公としては、適当なのではないかと(笑) GM:うむ。アリスシリーズ、通して合計13話目…ちょうど1クールだな。    それにピリオドを打つ…そう心に決めた、ってことで。    それじゃ、次のシーンに行きましょう。
 戦いの準備は刻々と進められる。  長きに渡るアリスとの最終戦争。  その終末は近い。  今日で、終わらせる。  空音はそんな決意を、胸に秘めた。 GM:んー…次のシーンは、空音のOPで行きましょうか。 空音:了解です。やっぱり、私もUGNにいるんでしょうかね。 GM:そうですねぇ……では、UGN−FH連合軍の拠点にしますか。場所は。 空音:呼び出しを受けたってことですか。 GM:そうなります。ええと、聖も同時登場でいいかな。 聖 :うい。俺は元々ここにいたのだろうがな。 GM:えーと、まず状況を説明します。ここの施設は昨日24:00をもって、アリス対策本部として、その名を改め、    ここを中心として作戦を展開する事が決定されました。 空音:なんでまた? GM:先日から連続的に行われているUGN施設への攻撃。その中で、撃退に成功し、敵を拿捕したところもあったわけです。    そして、尋問した結果、アリスの本部は、ここ北S玉の近くにあることが露呈したのです。 聖 :ほう、本部があるのか。まぁ、前作のラストはともかく、基本的にはここら辺で活動していたわけだしなぁ。 GM:ってなわけで、ここが現在対策本部なわけです。    と言っても、他から援軍は呼べませんし、今までと実質的に何も変わらないのですがね。 聖 :いやいや、まがいなりにも対策本部となったからには、ある程度の権限の上昇はあるだろう。    アリス対策に関しては独自採決が認められるとか、アクシズに直接連絡が取れるとか。 GM:ええ、UGN中央評議会…アクシズと直接連絡は取れるようになっています。    というか、このシーンはそういうシーンなのです(笑) 聖 :なるほど(笑)    するとお偉方との会話シ−ンと言うわけですな。霧谷さんよりなお馴染みの無い人が出てくるのか。 史郎:…霧谷さんに馴染みが無いっつーのも面白い話だよなぁ…(笑) GM:一応、霧谷雄吾氏もこの場にはいますよ。日本の責任者ですからね。    前回からこっちに出向いてたよね? 聖 :ほう、常勤状態なのか。どこに住んでるのか知らないが、大変だナァ。 GM:今は、UGNが用意したホテルにでも宿泊してるのでしょう。    こんな田舎に…およよ。 空音:で、状況説明は終わりですか? GM:この対策本部に関することはね。    一応、現在表向き、どういう事になってるか、説明しておく? 聖 :そうだな。学校1つ吹っ飛ばされた上に公衆の面前で化け物が暴れまわったからなぁ。    どうなってるのか、UGNとしてはかなり気になるところだろう。 GM:テレビをつけて得られる表向きの情報は…えーっと…。    日本各地でほぼ同時に、テロ活動が行われている。政府などに直接的に関係無い施設がほとんどで、警察などは    各施設の共通項を探っている所。UGNが裏から圧力をかけてはいる。    一部マスコミの間では4年前の集団睡眠事件との関連も噂されている、というところですかね。 聖 :…ま、普通の反応だね(笑) GM:木を隠すなら森。事件を隠すなら大事件。…現在の所、ここF市は「被害があった1つの町」でしかありません。 聖 :ジャバとかスナッチとかの話は大きく取り上げられてないのか? GM:「化け物」の話題は、確かに上っていますが、目撃者が少数だった事も影響してか、    極度の興奮状態による錯乱…見間違えではないか、と言われていますね。    彼ら目撃者自身も信じられないような口調で話しますから、現在の所は大々的に取り上げられてはいません。 聖 :まぁ、んなもんだろうなぁ。 空音:後々、落ちついた頃に、大きく話題になるでしょうね。    何せ、目撃者全員同じ幻覚を見たってことですから。 GM:うむ。今には関係無いがね。    世界情勢的にはこんな感じ。あとは、空の便はテロを警戒して、封じられています。    食料とかは、問題になるかもしれませんが…しばらくすれば、救援物資がアメリカなどから軍隊が持ってきてくれるでしょう。 聖 :…そういえば、在日米軍はこう言う時に出動したりするのかな?    考えてみたらゴ○ラとかに襲撃されて出動するのはいつも自衛隊だナァ(笑) GM:倒す相手も現在いませんし…日本としても、国内で動かれると困りますよ。戦争になっちゃう。 聖 :それもそうか。役にたたんなぁ米軍。事故しか起こしてねぇじゃん連中(笑)    …まぁ、それはいい。そろそろ本筋に入ろうや(笑) GM:ええ、ようやくシーンには入れますね(笑)    シーンは、空音、聖、霧谷の3人が、通信室でアクシズの面々とテレビ電話で会話するところから始まります。 空音:シーンプレイヤーが一番立場弱いんですけど(笑) GM:聖のシーンにすればよかったかなぁ?(笑) 聖 :いやいや、俺様は葛葉と会話する事になっているので、ここは空音でなくてはならないのです。    …っていうか、俺様以外なら誰でもよかった?(笑) GM:京汰でも困るでしょう。このシーンは空音じゃないとダメですよ。 聖 :ってことで気張れシーンプレイヤー。    俺様は少しノンビリしよう(笑) GM:「『リヴァイアサン』霧谷雄吾、『フェンリルナイト』泗界堂聖…そしてエージェント御子柴空音。参上しました。」    霧谷がかしこまった口調で、モニタの向こうの偉い人に言う。 空音:うう、コードネームがぁ〜(笑) GM:モニタの向こうの人は、逆光を浴びていて、顔は輪郭線ぐらいしか見えない(笑)    「かしこまらなくてもよい。……大変な事になったな、霧谷。」「申し訳ありません。後手に回ってしまいました。」    えーっと…しばらくアリスを早期に駆除できなかった事で、霧谷さんが怒られます(笑) 聖 :俺様はアクシズのお偉いさんの前でも、いつもと特に変わらぬ態度を取っている。    煙草を吸って無愛想に、無論敬語なんて使わない。    「…アクシズの連中も、時間の使い方は素人同然だな…」(ボソ) GM:出世できないタイプだな。人生の使い方が素人同然というか(笑)    ま、それはいいか。で、実際の行動について、君たちに指示がある。 空音:ここまでの規模になると、私たちが動く必要性が薄いんですよね…。 GM:うむ。もっと強い人、いるじゃない? みたいな。    前回も、そこのところ、苦労したんですが(笑) 聖 :まぁ、しかたない。それはこの手のTRPGの命題だな。 GM:えーっと、作戦は明日決行。    北S玉で動かせる戦闘系、支援系のエージェントをすべて回して、アリス本部を襲撃する事になっています。    霧谷を司令官とし、聖を戦闘部隊の指揮官とします。それを囮として、空音を隊長とする突撃部隊を敵本拠地に襲撃させる、という作戦です。    質問あります? 空音:…言っちゃあなんですが、なんで私が指揮官? GM:アリスに少なからず因縁がありますからね。ルール的に言えば、他の人よりも使えるタイタスが多い分、有利になる…ってのが1つ。    ここで使える人員の中で、戦闘に特化した人が少ないのが1つ。    前作キャラは囮部隊のほうに回ります。こっちにも強い人がいないと、戦線崩壊しますし、怪しまれますからね。 空音:確かに、前回の経験から、蛍介達はもっとも警戒される人達ですからね。 聖 :…俺ぁ空音達とは別行動かい? ヘタすると突撃部隊は空音、史郎、京汰の三人か?(笑) GM:一応、その予定ですが(笑) 空音:…子供3人で!(笑) 聖 :…UGN、人員不足が深刻だって笑ってらんないなぁ…(笑) GM:元々、UGNは大規模な作戦に不向きですから。    このような事態は想定外でしょう? 聖 :…まぁ、そうだなぁ。流石にUGNもダブルクロスでナイトウィザード張りの話しやられるとは思わなかったろうなぁ…(笑) GM:はっはっは。DXでこんな規模の話を2回連続でやるとは…お天道様でも思うめェ。    他に質問は? 聖 :具体的にアリスの本部ってどこよ? GM:どこでしょ(笑)    テキトーかつざっくばらんに、場所を説明してくれます。ちょっと山のほうに入った…そうだな、前作3話で出てきた館みたいな場所。 聖 :ふ〜む。…まぁ、細かい質問が無いでもないが、それはおいおい聞いていくか。細かいしな。    ってことで俺様は無いかな。 空音:……決行は明日よね? GM:明日っす。今晩は各自、好きな風に過ごしてください。最後の夜になるかも知れねっすから。    …幸か不幸か、今日はクリスマス。……うひひ。 聖 :うひひ…(笑)    まぁ、頑張りたまえ、少年達(笑) 空音:う、うう? 二人の目が恐いよ。助けて史郎〜。 史郎:…いや、多分俺も同じ波に飲まれるだろうから…(笑) GM:他に質問がないなら、ここでシーンを切りましょうか。    …ところで、シナリオロイス、全く意味がないな(笑) 空音:そういえば…(笑)    それじゃあ、アレだ。…えーっと。退出してから、最後の夜、って言葉が頭から離れない私。    思い浮かぶのは、一人の少年。……榛名史郎。最後の夜になるなら、彼と一緒に過ごしたい…。    そんな事を、この非常事態にもかかわらず不謹慎に考えてしまう私。    …これでシナリオロイスとっていい? GM:…いいけど、だから、史郎を獲物を見る肉食獣の目で見つめないであげようよ。 聖 :PC版NWとかAGとかじゃなくてよかったねぇ。PC版だったらこのあとそういうシーンに突入だよ?(笑) 空音:じゅるり。 GM:やめとけやめとけ(笑)    とりあえず、シナリオロイスとっておきなさい。 空音:…おや? そういえば、PC間ロイスで、既に私は史郎にロイスを取ってますね。    複数ロイス取ってもいいの? GM:おっけーですよ。 空音:えっとねー。じゃあこっちの感情は、庇護と不安。表は庇護ね。    ってことで、私の史郎への感情はピュアラブと庇護。ネガは不安と悔悟〜♪ GM:わ、分かる、ような、わかんない、ような…? 史郎:…お、俺愛されてるなぁ…いろいろ…(笑) 聖 :こういう幸せと、幸せが無いのと、どっちがいい?(笑) 京汰:しあわせ。しあわせー。はっぴー。俺の青い鳥はどこにいるのー(目がうつろ) GM:さて、じゃあ、次のシーンに行きましょう。
 電話。  それは人と人を繋ぐ、絆みたいなものなのかもしれない。  コール音が鳴り響くなか、聖はそんなことを考える。  もどかしい待ち時間。  「もしもし?」  繋がる。  人と人が。  そんな単純なことがうれしいだなんて。 GM:んなわけで、泗界堂聖君。愛する葛葉に最後の電話?(笑) 聖 :最後ではない。今まで連綿と続いてきた、そしてこれからも連綿と続くであろう俺様と葛葉のラブコールの、    なんの変哲もない1つに過ぎん。まぁ、内容はかなり変哲あるが。 GM:聖さんかっこいー。    携帯電話から? 公衆電話から? 聖 :携帯電話だナァ。公衆電話じゃ出てもらえない可能性もあるし(笑) GM:むふん。まぁ、翌日だし、電話が通じる事にしてもいいかな。今朝になるまで何度もかけたが、繋がり難かった。    今、ようやく、コールが鳴り響いたって感じかねェ。 京汰:災害時だからなぁ。携帯とかは繋がり難いのか。 聖 :ああ、そうか、失念してた。ぬう、早めに終えてPCメンツで今日中にアリス本部急襲して、クリスマスはゆっくり過ごす、    とか考えていたんだが(笑) GM:やめとけやめとけ(笑)    まぁ、コールする事数回。葛葉の声が電話越しから聞こえてきます。「…もしもし?」 聖 :「…メリークリスマス、起こしてしまったか?」 GM:「そんなこと…。」 空音:「サンタクロースの声が聞けたから、まぁ、いいかな。」電話越しの葛葉の声は優しい。 GM:最後の最後まで取られてるー! 聖 :まぁ、もういいじゃん(笑)    「俺様はにわか仕込みでね、どうやら今日中にプレゼントを渡す事は出来そうにないがね。」ふざけた感じでゆっくり喋ります。    「…すこし、お前の声が聞きたくなってな。」 GM:うう、任せた、空音…。 空音:「あら、ちゃんとプレゼント、くれたじゃない。」くすくす、と笑いながら。    「心配で眠れなかったんだもの。これで安心したわ、聖さん。」 聖 :「…そうか、なら、よかった…。    …葛葉、今、どうにも世間が慌しい。色々物騒な事件が立て続けに起きている。    本当なら、お前の側で、お前を守ってやりたいところだが、こちらも手が離せない。すまないな。」 空音:「あら、私も警察官よ。自分の身は自分で守れるわ。」 聖 :「…ああ、そうだな。お前は俺とは違いしっかりしている。自分の身は、自分だけでも守る事ができるな…。」 空音:「頑張ってね。聖さん。………きっと、帰ってくるよね?」 GM:…その声は…かすかだが震えている。 聖 :「…ああ、もちろんだ。俺様は死なない。必ず帰るさ。心配するなと言っても無理だろうが…、安心していろ。」 空音:「うん、待ってるね。」嬉しそうに、葛葉は笑う。 聖 :「ああ、仕事は、きっともうすぐ終わる。いや、終えて見せる。そろそろ禁断症状が出てきたからな。葛葉、お前の顔が見たい。」 空音:「うん、うん。」一つ一つの言葉に嬉しそうに、葛葉は答える。 GM:っていうところで、遠くから、「泗界堂隊長〜泗界堂隊長〜」と呼び声が聞こえる。 聖 :「おっと…、どうやら休憩時間は終わりのようだ。それではな、葛葉。今度は、お前にキスをするよ。」(一同爆笑) 空音:「またね、聖さん。……待ってるから。」    やはり、不安は拭えないのか……少々、声のトーンを落として。 聖 :「ああ、またな、葛葉。」…ピ。    俺様も色々思うところがある。着信履歴の相田葛葉の文字をじっと見つめ、「必ず、帰るからな。」とボそりと呟く。    で、ドバン! とトイレの個室のドアを開けて、「俺はここだ! 何かあったのか!?」と颯爽と皆の元に行く(笑) GM:ち、ちなみにポチはどこで待機してたんですか? 聖 :ポチはちゃんとトイレの前で待機してましたよ? 出来た奴ですから(笑)    で、俺が出て来るとちゃんと後をついてくる(笑) GM:じゃあ、呼びにきた奴は、トイレの前にいるポチを見つけて、ここだここだ、と。 聖 :「どうした? 何か動きがあったか?」 GM:と、まぁ、そういうところで、シーンを切りましょうか。    シナリオロイス『相田葛葉』をあげましょう。 聖 :死にフラグが天を突き破らんばかりだナァ(笑)    まぁ、表ぴゅあらぶの、裏不安と言った所でしょう(笑) GM:うい。じゃあ、シーンを切りますかね。 空音:それよりも、さっきから、京汰から送られる謎の視線が気になるんだけど。    何? その生暖かい視線は?(笑) 京汰:…いや。その……空音もああいうトークが出来るなら、もっと人気が出たろうに…。 空音:……京汰ー? 京汰:さっきのは、幻聴です。気のせいです。錯覚です。無かった事にして下さい。    次のシーンは俺のシーンなんです、なんですか、その手は、なんですかっ!!(笑) 空音:けぇーいぃーたぁー?(笑) 京汰:ほぎゃああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
 「もっと力があれば。」  そんなことはない。  力がなくても、ずっと、君たちは彼女を守り続けてきた。  何気ない日常こそが、持たざる者を守ってきたものだった。  霧島京汰はそう諭される。  やつらと同じ力を求める必要はない。  君たちにしか、持てない「力」というものもあるのだ、と。 GM:そんなわけで、京汰のシーンですかね。 アヤ:京汰…(ホロリ) 史郎:…大丈夫か? OP、できるか? 聖 :出来なきゃ前回のEDに続いて個別シーン無し、と言う事になるが…、無理はしない方がいいぞ? 体に毒だ(笑) 京汰:うおおおおおおおお………口がーほっぺたがー! こ、こ、こ、こ、この鬼め!!(笑) 空音:もう、半回転いっとく? 京汰:ち、ちぎれてしまう!!(笑) GM:京汰……(哀れむような目) 聖 :もう、あれだ、OP、京汰が空音に苛められてるシーンってことで、もうこれでいいんじゃない?(笑) 京汰:いやだー!!!(笑) GM:まぁ、それだけ元気なら、いいか(笑) 京汰:(ほっぺたを押えながら)えっとぅ。……アヤさんに会いたいんだけど。 GM:ふむ? …では、ベッドの上でまるで眠っているかのようなアヤさんを前に、悔し涙を流すようなシーン? 京汰:それでお願いします。うう、痛みで涙まで流れてきた(笑) 史郎:頬がめっちゃ赤いぞ? おたふくのお面みたいだ(笑) GM:時間軸としては、史郎のシーンの前です。 京汰:うう…覚えておれー。あとで絶対復讐してやるからなー。 空音:待ってるよー(笑) 京汰:…で、ほっぺたを腫らした俺が、アヤさんのベッドの前で立っています。 GM:腫らしてるのはPLだろうが(笑) 京汰:そうでした。……で、一人、俺は病室で先日の戦いの事を思い出している。 GM:君に、もう少しの力があれば。彼女を助けられたかもしれない。    そんな思いが、頭の中をめぐりつづけている。 京汰:……アヤ、さん。 GM:えっと…じゃあ、そこに西園寺が登場して、君の肩を叩く。 京汰:「……西園寺、さんでしたっけ?」…長い沈黙の後、俺はそう言った。 GM:「…アヤさんのことを気にする事は無い。」 京汰:「………。」うつむいたまま、俺は答えない。 GM:「史郎君の事、君の事、空音ちゃんの事…アヤさんから、何度も話してもらったよ。」    口には、軽く笑みを浮かべながら、西園寺は続ける。 京汰:「俺に…もっと力があれば、アヤさんを、助けられたのに。」 史郎:うう、俺も同じ気持ちだよ、京汰…(笑) 聖 :何? アヤさんマジで死んでるの? 心電図はGM状態?(笑) GM:そりゃあ、ルールに乗っ取れば、死んでますが。…てか、何度同じ事を言わせるつもりですか(苦笑) 聖 :いや、DXで死人が出ると言う事実がどうにも…っつーのが建前で、本音はさっきの「GM状態」の一言が言いたかっただけ(笑) GM:…アレは、機械の故障だったんだ、俺が…俺が…悪いわけじゃないんだ…(ブツブツ) 聖 :いや、あの、…なんてーか、こう、いろいろすいませんでした(平伏)(笑) 京汰:おおい、ええかー?(笑) GM:うむ。 京汰:では、俺は悔し涙をこぼしながら…「俺に、もっと力があればっ!!」と少し声を荒げて。 GM:「……力があれば?」 京汰:「……アヤさんを、守ってあげられたかもしれない。」 GM:「…。」 京汰:「でも、実際は、俺達が、アヤさんに守ってもらった。」 GM:では、そこで、西園寺は君の頭をくしゃっと撫でて。    「君は…君たちは、彼女を守ったさ。」 京汰:「…?」 GM:「彼女が君たちを守ったのはほんの一瞬だ。…だが、君たちは『上城アヤ』という『人間』をずっと守りつづけていた。」    そこで西園寺は君に笑いかける。「……アヤさんは、きっと君たちに感謝してるさ。」 京汰:俺達の周りにはいい人いっぱいー!!(笑) 史郎:…人の心ってあったかいなぁ…(笑) 京汰:うう、西園寺さん、その温かい心をどうか、ここの御子柴空音に1%でも分け与えてやってくだ………空音。何? その手。 空音:わかんない? 京汰:………………空音はやさしいなぁ。 史郎:…おれど〜して空音に惚れたのかなぁ…?(ボソ) 聖 :…葛葉、色々感謝しているよ…(ボソ) 空音:うう? なんか、あたしすっごく悪人になってるぅ!?(笑) 聖 :いやいや、悪人にはなっていないさ。誰もお前が悪い奴だとは思ってないよ。    史郎と京汰はお前が「恐い奴」だと思ってるだけさぁ。もちろん俺様はそんな事思ってませんよ〜?(笑) 空音:い、今からでも遅くない! 萌えヒロインを!!(笑) 一同:(手を振りながら)遅い遅い(笑) 史郎:…まぁ、個性と言う意味ではありなんじゃないの? 今のも(笑) 聖 :葛葉や岬さんが輝き過ぎてただけだよな。PCすべてを飲み込まんばかり(笑) 史郎:ある意味自業自得と言うか…(笑) 京汰:…とりあえず、俺は西園寺さんに感謝して……再び戦うように。    次こそ「誰か」を守れるように決意した…ってことでシーンを切っていいのかな? GM:京汰がいいなら、いいよ。 京汰:………ま、いいよ。うん。OP終了で。 GM:ってことで、シナリオロイスを取得して下さい。    ……バンダースナッチでしたが、西園寺にとってもいいかもしれませんねぇ(笑) 京汰:でもまぁ、タイタスに使えるし、バンダーにしておくよ。    感情は執着に悔悟。表は執着で。 GM:うい。では、OP終了。次からミドルフェイズに行きますよー!! 聖 :…一人いないだけでずいぶん進みが速い気がするなぁ…(笑) GM:………その前に、最後に『アレ』やっておくか?    ちょうど京汰が、ここでやってくれたし。 アヤ:……そうですねぇ。 空音:?
GM:京汰が退出した後の、病室。    …その心電図が、ぴっ、と動く。 京汰:…へ? GM:…続いて、ぴっ、ぴっ…連続した音が、静かな病室に響く。 アヤ:…ここで、最後のタイタス「父親」を消費します。GM。 GM:(頷く)……その音は、微かだが、確かに、病室に響く。 アヤ:ぴっ、ぴっ、ぴっ…その音を、ぼんやりとした意識で聞く、上城、アヤ。    ってことですよ。皆様? 空音:……いぢわるーい、GM。 GM:うひひひ。さて、アヤさん、成長申告お願いします。 アヤ:はーい♪    前回の経験点が少なかったので肉体1上昇と《ジェノサイドモード》1レベルだけですよーぅ。 史郎:ああ、アヤさんアヤさん、よかった、生きてた〜(笑) 聖 :…肉体…、寝る子は育つ…(笑) GM:さぁて、ようやく5人、全員のOPが終わったな!?    そいじゃ、ミドルフェイズに今度こそ、突入だっ!! 一同:おおおおおおおおおおおおおおお!!!
Middle Phase
GM:さて、そんなこんなでミドルフェイズです。    まずは史郎のシーンで行きましょうか。うちに帰って、ってシーンでいいかな? 史郎:うい。    なんか憑き物が落ちたような顔して玄関をくぐろう。 空音:ちょっとぅ! あたしとのラブラブシーンは作ってくれないわけー!?    クリスマスは私に一日付き合うって言ってくれたじゃん!!(笑) 史郎:…あ(笑)    え〜、いや、このシーンはGMがね? なんかそういうシーンらしいし(笑) 聖 :ついてっちゃえば? 空音:じゃあ、史郎がただいま、って扉を開けて、食卓に向かうと、背景にキラキラとスクリーントーンを舞わせながら、私がいます。    「あら、榛名くん、お先に失礼していますね?」 史郎:ぶふぅ!!(爆笑)    どういうヒロインだよそれっ!? びびるとかそんな次元じゃねぇぞそれっ!(笑) 聖 :…やっぱ猫かぶってるんだ。その口調だと(笑) 空音:ええ、不自然にキラキラと光っています(笑) 聖 :「あらあら史郎お帰りなさい。あなたも隅に置けないわねぇ、こんな可愛らしい彼女、いつの間に捕まえてきたの?」(笑) アヤ:「兄貴も朴念仁のフリしてやるねー。もしかして、昨日は夜中デートしてたんじゃないのぅ?」 空音:顔を赤らめるフリをする私(笑)    「と、とりあえず、史郎…榛名君も帰ってきたことですし。お料理を食べましょう!」 京汰:「う〜ん? 今、『史郎』って呼び捨てにしなかったぁ? 御子柴さーん?」 空音:「そ、そんなことないですっ!」    和気あいあいのホームドラマが繰り広げられます。…中心人物はカヤの外ですが(笑) 史郎:ってちょっと待った! もしかしてマジでいるのかここに!? おい!(笑) 聖 :いや、でもこの子侵蝕率上昇やっちまったよ?(笑) 史郎:マジかッ!?(笑) 空音:「どうしたの? 榛名君?」…キラキラとやっぱり不自然に輝きながら、史郎に笑顔を向ける私。    …何故か、史郎はその笑顔の背景に虎が猛々しく吠えている幻覚が見えました(笑) 史郎:…俺それなりにTRPG数こなしてるけどこんなヒロイン初めてだぞ(笑)    …え〜、なんと言っていいのかわからないので、無言のまま座ります(笑) GM:お、俺はどうしたらいいんだ!(笑)    えーっと、えーっと、では、和気あいあいと空音も含めて4人の楽しいクリスマスパーティが開かれます。 史郎:…え〜と、どう言う会話が展開されてるのか知りませんが、    始終「ははははは〜…」とか乾いた笑いをしています(笑) 空音:終始不自然に輝いていました。さすがエンジェルハィロゥです。    笑顔で誤魔化しまくりです。 京汰:ううむ、空音との関係とか、馴れ初めとか色々聞かれてたんだろうなぁ、千早に。 空音:ところで私。何しに来たんでしょうか?(笑) 史郎:俺が聞きたいわい!!(笑)    どう言うシーンだよこれは!? GM!?(笑) GM:俺が聞きたいわい!!(笑)    どう言うシーンだよこれは!? 空音!?(笑) 空音:私が聞きたいです!!(笑)    どういうシーンですこれは!? 京汰!?(笑) 京汰:俺も聞きてぇよ!!    どこのコントだよてめぇらっ!?(爆笑) 史郎:…どうすんだよ、マジでよう…(げっそり)(笑) 聖 :大変だなぁお前も…。さすが主人公。 史郎:それで済ませられるほど生易しい状況じゃねぇ!!(笑) GM:え、お、う…と、いうことで、楽しい食事も終わり、今は、台所で空音と母親…千草が洗い物をしています!!    食卓では千草と史郎が、テレビの音を聞きながらその姿を眺めています。 聖 :「ごめんなさいねぇ、手伝ってもらっちゃってェ、お客様なのにねぇ。」と、    終始千草お母さんは満面の笑みでした(笑) 空音:「いえいえ、とても楽しかったですし、このくらいは。」…お母様に媚びを売っています。    あのお料理は上手だった、こっちの作り方を後で教えて欲しい、とか。あと、史郎の好きな料理とか(笑) 京汰:…榛名家に食い込んだ毒の牙…げぶっ!! GM:…京汰、懲りないな…(ほろり) 史郎:…うう、なんか知らぬ間に我が家に居場所を確保されてしまった気がする…(笑) 聖 :千早ちゃんも空音お姉ちゃんの事をとっても気に入ってしまいました。    「空音さんて綺麗だね〜。…うりうり〜、どうやって気を引いたんだ〜? バカ兄貴のくせに〜(笑)」 史郎:遊ぶなぁあ!!(爆笑) GM:と、まぁ、千早は一通り史郎を苛めたあとに…神妙な顔をして。    「…兄貴は、どこにもいかないよね?」楽しかったから…楽しかったからこそ逆に不安を覚えたのかもしれない。    その瞳は、まっすぐに、君を捕らえている。 史郎:…また突然(笑)    「…な、なんだよ、いきなり…。俺がどこ行くってんだよ…?」 GM:ここしばらく、この周りではいろんな事件が起こってるからな。その上、昨日学校が粉砕されたばかりだし、不安を隠せないんだろう。    後々聞かされるのだが、昨日の晩は史郎からの連絡もないし、千早はえらい心配して取り乱していたそうだ。    「…だって、昨日は……もう帰ってこないような気がしたんだもん…。」 史郎:「あ〜、昨日は…、本当にすまなかった。こっちもいろいろあって。    …まぁ、でも心配するな。俺はどこにもいかない。少なくとも、これからはちゃんと連絡いれて、お前や母さんの掌の中にいるさ。」    …それもちょっとやだなぁ…(ボソ)(笑) GM:「ん…それならよし。」…安心したように、千早は呟く。 空音:「はるなくーん。ちょっとこの食器、運んでもらえる?」キッチンから、史郎を呼び出す私。 史郎:「…は〜、あの野郎、きっちり居ついちまいやがった…。へいへい、今行きますよ〜。」    半ば呆れながら台所に歩いていきます(笑) 聖 :「…兄貴のろけるなよ〜。」その様子を見てニヤニヤと、でも嬉しそうに千早ちゃんが突っ込みます(笑)    …う、な、なんか、千早ちゃんもちょっと萌えないか?(爆笑) GM:千早もいい子ですよ?(笑)    えっとー…しぶしぶ歩いていく史郎の背中を見ながら…。    「どこにも、いかないよね…お兄ちゃん…。」と、呟いた、ということで。シーン終了。 京汰:何のシーンだったんだ、これは(笑) GM:ち、千早萌えシーンと…史郎にもう、安息の場はないんじゃないかというシーン? 史郎:アリスの連中よりよっぽどタチ悪いぞ空音(笑)    真に倒すべきはコイツなのかもしれん…。もうロイス固定化までしてしまったから囚われてしまったようなものだけど(笑) 空音:じゃ、じゃあ、次のシーンは、私が萌えヒロインだということを演出しましょう。 聖 :あっはっはっは! そりゃ無理無理、かえって岬、葛葉、千早の鏡の街3大萌えキャラとの差を浮き彫りにするだけだって(笑) GM:3大だったのかー!!    ふう、惜しかったなぁ。もう少し、深く掘り下げられれば、ヒメヒメも加えて5大萌えキャラ同盟でも作れたのに。 空音:あがー!! アヤ:……一応、私も女性キャラなんですが(笑) 聖 :いやいや、萌えキャラ萌えキャラ。女性キャラではないから。萌えは男でもOKでしょう(笑) GM:…おーい、シーン切るぞー。
GM:…そんなわけで、次のシーンは空音のシーンで。    時間はさっきの後。空音を自宅まで送ろうか、というシーンです。多分。 史郎:…そうだな、どうなるか分かったもんじゃねぇ(笑) 空音:2人、冷たい夜空の下、白い息を吐きながら、歩いている、って感じ? 史郎:…ところでライブはどうなったんだろう?(笑)    あんな事が起こったわけだし中止になったりとかしてないかな? このままだと行けなそうだ(笑) GM:まぁ、こういうときに不謹慎だってこともありますし、中止になったんでしょう。    チャリティーライブとかだったんでしょうかねぇ? 史郎:どうなんだろう? まぁ、クリスマスだしそういうのもありかもしれんが。    …まぁ、中止になったのはありがたい。後日改めてがんばろう。…で、空音送ってます(笑) 空音:送られてます(笑)    無言のまま、一緒に歩く私。 史郎:そうだなぁ、そうすると途中で、あの公園を通りかかるんだろう。    前作から色々な場面を見てきた、空音お気に入りの公園。「…少し寄ってくか?」 空音:「あ、うん…」何故か、いつもの強気じゃない私。 史郎:適当に公園内に入って、ベンチに座る。「…はぁ、もうさみ〜なぁ…。」 空音:じゃあ、手にはーってやって、あっためながら、私もベンチに座る…「寒いね。」 史郎:空を見上げる。雲の無い夜空はとても高く、無数の星がキラキラ輝いている。    「…雪降らね〜かなぁ〜…」 空音:「寒いの…苦手…。」    えっと…少し、史郎の隣に寄ります。くっつきます。ラブコメモード突入。 史郎:んじゃ、俺は見た目意に介して無いように、「…さみ〜な〜…」ともう一回呟く。    でも後ろでは右手が空音の肩のちょっと上あたりでぷるぷる奮えながら待機してる(笑) 京汰:(親指をびっ、と立てている)ナイス、史郎(笑) 空音:「あの…史郎、今日は…ごめんね。迷惑、だったでしょ?」 史郎:「…いや、…まぁ、最初はビビッたけど、楽しかったから許すさ。    …千早も母さんも、少々楽しみの方向性が歪んでた気もしないでもないが。」 空音:「ん…ありがと。」千早や千草の前とは違う、本当の空音の笑みで、史郎に笑いかけます。 史郎:それを見て少々赤くなって顔を背ける。    「あ〜…、まぁ、あれだ。…これで明日の事がなけりゃ、もっとよかったんだがなぁ…」 空音:「そうだね。…今日のライブも中止になっちゃうし。…あーあ、史郎の歌、聞きたかったな。」 史郎:「まだ言うか。お前文化祭以降事あるごとにカラオケ行ってるくせにまだ聞き足りないか? ああ?」(笑) 空音:「好きなものは、何度聞いてもいいと思わない?」(笑)    あ、で、ですね。ここで持ってたバッグから、紙袋を取り出して…史郎に渡すんです。    「そういえば、これ。」 史郎:「…なんだよ…?」受けとって…、え〜、少しいぶかしがった後、振って音を聞いてみたり、底面を下から見てみたり、    袋の中身を隙間から恐る恐る覗いてみたり…(笑) 空音:「別に、危険なものじゃないわよ。」…見ると中にはすごい歪なマフラーが入ってます(笑) 史郎:「…………雑巾?」(笑) 空音:「…い、いらないなら、返してよ、私使うから。」ちょっとぷーと、顔を膨らませて、言います。 史郎:「いやいや、冗談冗談。わるかったって、わるかったって謝るから《タブレット》振りかざすな頼むから!(爆笑)    …ありがたく使わせてもらうよ。巻き難そうだけどな(笑)」とか笑いながらそれを巻いていく。 空音:「…どーせ不器用だもん。」…拗ねてます(笑) 史郎:「…あ〜、でも…、困ったな、…俺、クリスマスプレゼントは…、買ってねぇや…。」 空音:「べ、別にいいよ。そんな…私だって、こんな…出来そこないなんだし…。」 史郎:「そうもいかん。もらったからにはお返しをしなければならん。それは礼儀だ。    …ってことなんだが、流石にもう今からじゃ大した物も買えやしないし、後日渡すと言う事でこの場は勘弁してくれ。    …なんか欲しいものあるか?」 空音:「じゃあ……歌ってくれる?」 史郎:「ここでですかぁ!?」(笑) 空音:「…イヤ?」…肩に頭を寄せて、史郎の顔を見上げます。 史郎:少しタジタジになりながら、「…てか、近所迷惑だろう…?」 空音:「……イヤ、なんだ。」がっかりした顔で(笑) 史郎:ぬう!(笑)    「あ〜、わかったわかった。歌うから、頼むからその顔やめてくれ。なんかものすげぇ罪悪感が芽生えるんだ…」(笑) 空音:「ありがと!」    腕に抱きついて、そのまま史郎の歌を待ちます(笑) 史郎:ん〜と、どうしようかなぁ…、暫く考えて、少し声は落として、ゆっくり歌い出そう。    曲目は…『初めてのクリスマス』かな? 空音:夜の済んだ空に史郎の声が響き渡る…というところでシーン終了? GM:…ラブ、でしたなぁ。 京汰:…ラブは大事だね。 聖 :うん、大事大事。ラブイズ、ベリーインポータント、イン、TRPG。そんな感じ感じ(笑) GM:いつ聞いても、お前の英語は微妙だなぁ。 京汰:史郎はいいなぁ。俺、次は主人公やりたいなぁ(笑) GM:…主人公だったらEDで振られないしな。 京汰:うわーーーーん!!(笑)
GM:そんなこんなで、翌朝。 史郎:朝早々に起き出して、…とりあえず対策本部に行けばいいのか? GM:いえ、別に集合場所が指定されています。君たちは別働隊なので。 京汰:…俺のシーンはなかったんか…(遠い目) 聖 :可哀相に。せめてこのシーンは、京汰シーンプレイヤーにしてあげてくださいよGM。    はい京汰、シーンプレイヤーカード(爆笑) 京汰:うう、人のやさしさが傷に染みるぜ…(笑) GM:ということで、シーンプレイヤーは空音です。 京汰:ひどすぎる!(笑) GM:お? そ、そうか。じゃあ、京汰です。 史郎:…そろそろ慰めの言葉もネタ切れだ…(笑) 聖 :ところで、別働隊って事は、このシーンには俺様は登場しないんだな? GM:ええ、その予定です(笑) 聖 :ふむ。となると、今回はなんの気兼ねもなく《ハウリングマグナム》撃ち放題になりそうだな(笑) 史郎:で、集合場所はどこ? GM:まぁ、テキトーな場所です。UGNの施設の1つでしょうかね。そこで車に乗って、敵の本陣近くまで移動します。 史郎:別働隊は3人だけだっつったな。大胆と言えば大胆な作戦だ。 GM:ちなみに陽動部隊は合計200人くらいです(笑) 京汰:その指揮官が聖か……。 聖 :フフフ、諸君、期待しないでくれたまえ(笑) GM:どうしても200人を押える為に人員が必要になるから、警備は薄くならざるを得ないだろう、という作戦ですな。    まぁ、ということで君たち3人は、既に集合場所に来ています。 史郎:んじゃ、京汰や空音に、いつも学校でやってるのと変わらないような軽い挨拶を入れる。    「…よう、おはようさん。」 京汰:なんや、史郎。その……首に巻いてる……雑巾? 史郎:いやぁ、手頃なのが無くてよう。でもさみぃのはイヤだしよ〜(笑) 京汰:だからって、そんなボロぞーきん装備しなくってもええやん〜(笑)    俺は寒くないし、俺の貸したろか? そんなボロ雑巾よりもよっぽどマシやでー? 史郎:そっとマフラーに手を添えて、「…いや、まぁ、あったけぇし、これでいいさ。…一応雑巾じゃねぇしな(笑)」 空音:…京汰の腕をつねります。そう、こんな風に。 京汰:あだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだっ!!! 史郎:「明日は我が身か。口は禍の元。重々肝に命じておこう…。」と、その光景を生暖かく見守りながら俺は心でそう思った…(笑) GM:で、というところで、UGNの一般エージェントが車を走らせてくる。    「…準備は出来ましたでしょうか?」 史郎:…なんかアイテム貰っておく? GM:おお、そうだ。必要なら、またアイテム調達して下さい。一般的な装備なら、入手して構いませんぞ。 史郎:例によってUGN戦闘服と、…レネゲイトチェッカー? 京汰:俺もUGN戦闘服と……チェッカーは俺が装備した方がええかな。あとは手榴弾をいくつかもらっとこ。 史郎:…まぁ、例によってこんなもんだろう。 空音:……ALとかのステージ限定アイテムも取得可能? GM:弓とか、現実的にあるアイテムくらいならいいですよ。 空音:…………馬? GM:馬ぁっ!?(笑) 聖 :あ、それいいな。チルドレンに合流するとき俺様それに乗って登場しようかな(笑) GM:やめてー!!(笑) 史郎:…まぁ、そっちのことはいいとして。    とりあえずUGN戦闘服3着と暗視ゴーグル3つと、チェッカー1つあればいいかね? 空音:1着は私は持ってるから2着だね。暗視ゴーグルは私はいいや。 京汰:あとは手榴弾と閃光弾を3つずつ。 GM:…お前等、どこのテロリストだ(笑) 史郎:…『シナリオ崩し』とその部下A・B?(笑) GM:……まさに、テロリストだったな…俺が悪かった。    と、いうところでシーンを切るか……(遠い目) 空音:い、意義ありGMぅうううーーー!!(笑)
GM:そんなわけで、次は聖です。 聖 :ういっす。    時系列は同一か? 囮部隊の突入前ってところか。 GM:そうですね。    ぴりぴりとした空気の中、君たちは目標の場所まで移動する。 聖 :寂しいなぁ。色気がねぇよこの部隊。春日恭二だしなぁ…。    とか、一大事を前にして場違いな思考をしている俺様。余裕余裕(笑) GM:凄い余裕だな、お前(笑)    えー、で、フツーに進軍してる、でいいよね? 聖 :…普通に進軍っつーのがどう言うものかよく分からんが、目立ちすぎず、見逃され過ぎず、    突入までは慎重に、突入後は大胆に行動しよう。 GM:警戒移動をしながら、ですよね。で、ある程度進んでいくと、先行している高機動力を持った部隊から伝令が入ります。 アヤ:高機動力を持った部隊? GM:ハヌマーンとかまぁ、…斥候能力を持ったチームと思ってください。 アヤ:逃げ足が速い部隊ね?(笑) 聖 :え〜と〜、真と相馬と…? GM:まぁ、そんな感じです(笑)    「この先に、《ワーディング》が展開されています。」…伝令の人はそう聖に告げる。 聖 :「よし、では全隊員に告げる。時間が無いので集団で遺影撮った後全員ぶっこみ突撃」(笑) GM:今、遺影を撮るんですかッ!?(笑)    遺書とか、既に書いて来てるんじゃないんですか!? 京汰:てゆか、それ、作戦でもなんでも無いよっ!(笑) 聖 :何を言う、ここまで来て下手な作戦など必要ない。我々は囮なのだからな。    とにかく派手に、かつ他に注意を向けさせなければそれでいい。 GM:い、一応囮だと分からないように、せめて形式的にでも…(笑) 聖 :だから形式的に遺影を撮ろうと言っているのではないか。俺様は死ぬつもりは毛頭無いのだぞ。    …ああ、そうそう、突入前にもちろん黒色火薬満載した装甲車数十台ぶち込むから(爆笑) GM:き、緊張感ねぇな、この人(笑) 聖 :フフフ、それが俺様のカリスマの元なのさ(笑)    …って、ところでそろそろ真面目な話をするが、襲撃目標はどういう建物だ? GM:えーっと、洋館、です。お前には多分わかんないけど、月姫の遠野家の屋敷みたいな…。 聖 :…知らん(笑)    何、ビルとかそういうのではないんだな? 館? 一角が焼け焦げてたりするか?(笑) GM:いや、前作3話とは別の屋敷ですよ?(笑)    でも、あんな感じの館です。規模はもっと大きいけどね。    ちなみに、足を進めていくと、「ここから先、私有地、立ち入るべからず。」みたいな立て札があったり。 聖 :ふ〜む、囮部隊は約200人だったな。    …やっぱなだれこんでいいのではないか? 『オラオラアリス覚悟せいやぁあ!!』とか全員で叫びながら突入すれば、    この部隊が囮だとか考える余裕はできないと思うが? GM:これだけの規模にした意味の一つとして、これだけの人数がいれば、囮だと分かっていても、こちらに人員を割かざるを得まい、という    目論みがありますから。フツーに突撃して構わないと思います。 アヤ:…物量作戦ですか。 GM:戦争の基本だろ?(笑) 聖 :うむ。その通り。と言うわけで全員遺影撮った後ぶっこみ突撃(笑)    もちろん装甲車ミサイルぶち込んでからな(笑)    「臆するな! 今の俺様達より恐い奴らなどこの世に存在しない!」とか激励しながら(爆笑) 空音:そう?(←笑顔) 一同:…………(やもいえぬ沈黙) 聖 :「…………少なくとも敵の中には!!」(爆笑) GM:「お、お、……おおおおおおお!!!」(爆笑)    聖の合図と共に、装甲車が突撃し、君の部下たちが突撃して行く! 聖 :最前列に受けの得意な奴を配し、その直後に主力の白兵戦力、次いで遠距離戦力と補助戦力を置く。    「ひるまず進め! 抵抗が激しい所は迂回しろ! スピードが第1だ!」とか叫びながら。    あ、ちなみに『ひるまず進め!』っていう言葉は暗号符丁で、『これから言う指示はダミーなので無視してくださ〜い』って意味だ(笑) GM:ちなみにホントの作戦は「各自自分で考え、独自に動き、臨機応変に対処する。」です(笑) 空音:それ、作戦じゃないってっ!(笑) 聖 :フ、甘いな空音、今回に限ってはこの作戦を実行する事により、戦略的価値が生まれる。これも立派な作戦なのさ。 GM:まぁ、カッコよくいえば聞こえはいいのですが(笑)    それはともかく、敵もクローン兵とか対ワーディングマスクをかぶった一般兵とかが応戦してきます。 聖 :「ポチ、これが終わったら葛葉と一緒に、またネズミ帝国にでも行こうな!」「バウ!」(笑)    と一言声をかけて、俺様も戦場に突入する、と。…こんな所でシーン終了か? GM:うむ。ちょうどいいところだな。    シーン終了です。
GM:ということで3人組かな。 アヤ:わーたーしーは?(笑) GM:次のシーンでね。 史郎:どうやって突入するのか知らないが、正面玄関の方では大音響と共に大乱戦が始まったんだな(笑) GM:はい、大騒ぎと共に、エントランスから何人もの武装した人が出てきますね。 京汰:それを隠れてやり過ごそう。 史郎:…ところで、やっぱ俺らは裏口から侵入か? GM:全員出てってから表から入ってもいいと思いますよ。 史郎:…それもそうだな。    俺らの最終目標は赤の王やらラトウィッジやら、上位幹部の捕縛ないし殲滅か? GM:そうなりますね。少なくとも、トップ…赤の王だけはなんとかして倒せと。    そういう命令を受けています。空音は。 空音:過去の因縁、断ち切りたいしね。ここらでケリを付けてやりますよー。 史郎:問題は赤の王とかがどこに居るかだよなぁ。だいたいこの館にいるのか? GM:そういう情報らしいです。 史郎:…なんにしろ裏口から侵入して居場所突き止めないとダメか? 聖 :粘ってたらそのうち俺らの部隊討伐に出て来たりしないかな?(笑) GM:そんな不確定なもんを頼りにせず、自分の足で探しなさい(笑) 京汰:は〜い。 史郎:広いって、どのくらいの広さなんだ? この館ッつーか建物は。 GM:建物自体は3階建ての…そうですねぇ。小さな学校レベルでしょうか。    それに加え、広い庭があります。 史郎:…裏口から進入するのはいいとして、…とりあえず中はどんな様子かな? みんな囮部隊のほう行っちまってる? GM:そうですねぇ。表だった警備は出払っているようです。まぁ、セキュリティシステムとかは生きているでしょうが。 史郎:…丸い穴二つ開けた紙袋でもかぶっていくか? 少しは監視カメラやり過ごせないかな?(笑) 空音:そーゆーカッコ悪いことはしない。堂々と行こうよ。 京汰:おっさんたちが体張ってるんや。俺らも体張って、…出てきた敵は、みんななぎ倒せばええ!! 史郎:…その案に全面的に賛同するわけではないが、堂々と姿見せて突入するか?    無視されればそれでよし、もし戦力を回されれば分散配置する事になるから、囮部隊の行動が楽になる。    とにかく「赤の王どこだ〜!」とか叫びながら館内を探しまわる?(笑) 聖 :なんか、3話Aサイドから進歩がない気がするぞその手段は(笑) 史郎:まぁ、時と場合による(笑) GM:たった何ヶ月かで頭の中身は進歩しないものさ(笑) 京汰:能力値上がってないしなー(笑) 史郎:並のトラップなら排除できるし、ごちゃごちゃ考えてる時間もないだろうし、    …なんか外から見て特別っぽい部屋がありそうなところとかある? GM:なんだ? それ?(笑) 史郎:いや、なんか形状が変わってる所とか、もしくは別棟みたいになってる所とか…、こう、なんか特別っぽいとこ(笑) GM:漠然としてますが、そうですねぇ3階には1部屋しかなさそうです。見た目は。 史郎:んじゃ、まずはそこに向かうと言う事で、突入しちゃっていいかな? 京汰:おうよ!! 空音:さっさと、片付けちゃいましょ〜。 GM:と、いうところで君等は館に突入した、と? 史郎:なんか微妙に不安がないでもないが、突入しました。はい(笑) GM:では、館内探索と行きますかー。 * * * GM:正面口からだっけ。 史郎:いや、裏口。できるだけ正面口から遠く、且つ3階まで近そうな所(笑) 京汰:あれ? 裏口だったのぅ?    なんか堂々と行くって言ってたのに(笑) GM:まぁ、いいだろう。では、侵入すると、館の中は静かに静まりきっています。 史郎:一気に3階まで上る。ここからが堂々(笑) GM:天井壊して?(笑) 史郎:あ、それがいいかな(笑)    …いや、でも昇る手段が…、いや、俺《鷹の翼》持ってるな? 二人くらい運べる? 京汰:どうせ、1階上なら3、4mだろ? 俺なら余裕だよ。 史郎:………なぁ、3階の部屋の真下から階層ぶち抜いたら、中に人がいたら落ちてこないかなぁ…?(笑) GM:落ちてくると思いますが。 史郎:…どうよ? 床ぶち抜いて赤の王が落ちてきて、「貴様等! なんと言う大胆且つ姑息な手を!」とか言って欲しい気がするんだけど…(笑)    上手くいきゃ大金星、仮に人がいなくてもそこから上に上がればよし、赤の王じゃなくても誰か、バンダーとか落ちてくれば、    それでも万万歳…。やるか? GM:作戦自体は止めはしませんがね。君の良心に任せますよ。 史郎:…そう言われちゃうとなぁ…(笑)    確かにこれでいきなり赤の王とか落ちてこられると、最後の最後でギャグになるよなぁ…(笑) 京汰:うむ(笑) 史郎:しかたない。非常に、非っ常に残念だが、その手はやめにしよう(笑)    まぁでも、迅速を尊ぶ俺としては階層ぶち抜いて強制的に上に上がるはやりたいところだな。適当な天井ぶっ壊して上るでいい? GM:おう。2階へ行くくらいは構わんよ。 空音:史郎、ちゃんと運んでね?(笑) 史郎:わかってます。ただな? 《鷹の翼》使用、天井ぶっ壊して二階に上がる。空音は俺が小脇に抱える。    で、外から見ておおよそ把握した3階に向かう。 GM:では、音を聞きつけて、残っていた兵士が集まってきます。 史郎:ここはもう《ワーディング》内なんだよな。出てきた兵士はワーディングマスクしてる? GM:してますし、してない人はオーヴァードでしょうねぇ。 史郎:「邪魔するなぁあ!!」とか言いながら速度を緩めず兵士をなぎ倒していく俺ら。    俺は赤黒い血の色の爪、京汰は刀、空音はシャインブレード?(笑) 空音:そうね。光の剣を持って(笑) 京汰:《獅子奮迅》を使って、敵をなぎ払いまくります! 史郎:…あ、ちょっと待て? 出てきてくれたならコイツらに赤の王の居場所とか聞かないか? GM:もう、気絶させられてしまいましたが(笑) 京汰:もう、全部なぎ払ってしまえー!(笑) 史郎:あいあいさ〜! どちくしょ〜!(笑) GM:と、君たちが進軍していると、目の前に3人の男が立っている。    …明らかにそこから放たれている殺気は今までのものとは違う。 史郎:ぬう?    「どけぇ! どかねぇとテメェらも…!」と勢いそのままに突っ込もうとした俺は、しかし発せられる殺気に気圧され走りを止める、と。    …誰? 見覚えある連中? GM:一人はバンダースナッチですがあとの2人の男は見覚えはありません。 史郎:ぬう、面倒なのが出て来てしまったな。    「…ちょうどいい、この前の学校での借り、今ここで返させてもらう、バンダースナッチ!!」人差し指ビシィッ(笑) 京汰:「……いや、ここは俺がやる。お前等は先に行け。」    …刀を納め、俺は3人を…いや、バンダースナッチを睨みつけながら、言う。 史郎:「…京汰? いくらなんでも3人相手はきついんじゃないか?」 GM:「そうそう、全員でかかってこいよ。じゃなきゃ勝てないぜ?」    バンダースナッチは、挑発するような声で言います。 京汰:「俺らの目的はこんな雑魚じゃない。そうやろ?」    史郎を見て、笑いかけます。 史郎:「…よっしゃ、わかった。ここは任せるぜ京汰、前みたいなポカすんじゃねぇぞ。」    と、明るく返すけど、口は笑ってるけど目は笑ってない(笑) 京汰:ふ。昨日の俺とは、一味違うぜ?(笑) 史郎:「…んじゃ、なんとか連中に、ここを通してもらわないとな…」つって、緊張した赴きでバンダーとかに向き直ろう。    「よう、学校壊しの真犯人、赤の王とかの側にいなくていいのかい?」 GM:「なに、その必要はないさ。」挑発的な目で笑うバンダースナッチ。他の2人も同じように笑っている。 史郎:「赤の王やラトウィッジはどこにいる? お前等を抜いて行ってやるから、場所を教えて欲しいんだがなぁ?」 GM:「俺が、案内してやろう。」…見知らぬほうの1人がそう言う。 史郎:…え? 案内してくれるんすか?(笑)    死体になってからなとかそう言う魂胆っぽい? GM:「ついて来い。」 京汰:ちょ、ちょっと待て! 俺はここで3人を足止めしたいんだがっ!(笑) GM:「榛名史郎をお呼びなのでな。あの方が。」 史郎:…つ、ついてっちゃって…いいのかな?(笑)    「…あ、余りにもあっけな過ぎて逆に警戒心を煽るんだが…、後ろからばっさり、なんて事にはならんだろうな?」 GM:「信用出来ぬならば、無理にとは言わん。ああ、通すのは榛名史郎のみだがな。」 空音:…まぁ、話の流れからすれば、そうだよね。 史郎:…京汰、御子柴、残った二人は、任せていいか? 京汰:もとより3人を相手にするつもりだったし、味方も増えたしな。 空音:…2対2…ちょうどいいんじゃない? 史郎:「…んじゃ、ちょっくら行ってくるわ。…自分自身に、決着もつけたいからな…。」    つって、ゆっくりそいつについていこう。 GM:と、いうところで一旦シーンを切りますかね。 史郎:ういっす。 聖 :なんか色々場面が分裂しているが、収集つくのか?(笑) GM:大丈夫、です、多分(笑)
GM:そんなこんなで聖さん。大混戦です(笑) 聖 :そろそろ両軍とも疲れも出てきて、戦争と言うより、チャンバラに近い戦いを繰り広げている集団もいたりいなかったり(笑)    あと、誤って味方攻撃したりとか、そう言う状況も起こっている。 GM:一進一退の互角の戦いが繰り広げられています。    君の部隊も交戦してるんですが、若干不利ですかね(笑) 聖 :まぁ、数が多いとは言え所詮烏合の衆、まとまった組織戦闘の訓練だって満足にやっていたかどうか。そう言う集団ですからなぁ。    エンチャンターと背中合わせになって、「旗色が悪いな?」とか苦笑いしながら言ってたり。 アヤ:では、そんな余裕の表情の聖に向かって、大軍が押し寄せてきます(笑) 京汰:聖は単体攻撃しか出来ないからなぁ。凌げるのか(笑) 聖 :くうっ!? 死んでなるものかっ!? 押し迫ってくる大軍の手前に《ハウリングマグナム》!!    ズドーン! 濛々と立ち込める煙! しかしそれをものともせず迫って来る大軍! ドドドドドド! 地響き立てて迫る!    『ズベ』、突如戦闘の集団が、《ハウリングマグナム》で開けられた窪みに足を取られてこける!    それを機にそこで足止めされるように次々こけていく大軍! あ〜っはっはっは〜! こりゃ傑作だ〜!(笑) GM:そんな素人じゃありません。というか、面白くすんな(笑) アヤ:じゃ、じゃあ、そこで人影が登場して、ドバーンと一発でっかいのをかまします。    押し寄せた大群は、それで全部吹き飛ばされます。 GM:ちょいまてぇっ!!(笑) 聖 :「ぬう!? 何奴!?」    思わず振りかえる俺! さんさんと照りつける太陽を背に、そこに立っていた者はっ…!? 空音:次回、ダブルクロスリプレイ第6話、最終回中編に続く。 GM:続かないっ!(笑) というか終わらないっ!(笑) アヤ:続けますよ(笑)    「遅く、なりましたね、フェンリルナイト…いえ、泗界堂聖さん。」    微笑を携えた上城アヤが、そこに凛々しく立っている。 聖 :「…上城…?」流石の俺様も目を見張り、驚く。だが、今の攻撃の威力、その口調、そして今いるその存在感。    それら全てが、彼女が本物であると言っている。疑う理由など俺様にはなかった。    「…ああ、遅いぞ所長殿。かの忠臣蔵にも討ち入りに遅刻した奴がいたと言うが、本来ならバケツ持って廊下で待機ものだ」(笑) アヤ:「申し訳ありません。ちょっと寝過ぎたようですね。」    軽く照れながら、舌を出す私。「さて、いっぱい寝て、元気満タンです。行きますよ、聖さん。…史郎君たちの元へ!」 聖 :「…ほう、向こうへ行くか。確かに、物事は根本から片付けねば解決しないが、ここは劣勢だぞ?」 アヤ:「何、この程度。」戦闘態勢を取ります。「かるーく、突破しちゃいましょう!」 聖 :「…フ、フフフ、フハハハハ! よく言った! 正直やはり俺様は部隊指揮など慣れない事にはうんざりしていたのだ!    よかろう! 敵の陣形を崩しつつ、史郎たちの支援に向かう! それでいいな!? 所長殿!?」 GM:「た、隊長?」(笑) アヤ:さあ、さくっと行きましょう。時間は有限です。体力も有限です。ですが、正義は無限です!    我々が彼らなんぞに負けるはずはないのです!! GM:「あの、隊長ぅ…?」 聖 :ハハハハ! 言うではないか所長殿! そう! 戦いは勝とうとする意志の強い者が勝つ!    その意志の強さは生きようとする思いの強さに比例する! そして生きようとする意志は、愛を持つ人への思いの強さに比例する!!(笑)    愛を知らぬ貴様等なんぞに、この俺様が負けるわけはないんじゃぁあああ!!!(爆笑) GM:「あの、もしもし?」 聖 :ッつー事でエンチャンター、後の指揮は任せた! 何、心配するな! 俺様が行くからには戦いはすぐに終わる!     敵の大将を討ちとってなぁあ! 行くぞアーヤン!! ポチ!! 《ハァアアアウリング! マァグナァアアアム》!!(爆笑) GM:どがーん。    派手な爆発と共に、突破していく聖&アヤ。    「お、おい、いいのかフェンリルナイトぉおおおお!?」    遠くから、春日恭二の叫び声が聞こえてきます(笑) 聖 :ってとこでシーン終了(笑) GM:い、いいのか? ホントにいいのか、これで?(笑)
GM:と、いうわけで、場面は、空音と京汰のシーンに行きます。 京汰:うい。俺はバンダースナッチと後もう1人と向き合っています。 空音:同じく。 京汰:「…ちなみに、倒す前に名前を聞いておいてやろう。」    もう1人のほうに向かっていいます。 GM:その言葉にかちん、ときた様子ですが、答えてくれます。    ここに残った方が「ナイト」史郎を案内したほうが「グリフォン」です。 史郎:げ、なんかまた強そうな名前が出てきたぞ?(笑) GM:強いですよ? 特にグリフォンはジャバウォックやバンダーと同レベルですし。 史郎:がーん! あの場で何とかすべきだったか〜!?(笑) GM:まぁ、こっちを片付けたら、頼もしい仲間たちが駆けつけてくれるはずですから。 京汰:…ごめん、言っといてなんだけど、俺、バンダー倒せる自信ない(笑) 史郎:…わ、1クール続いたアリスシリーズ、最後はバッドエンド?(笑) アヤ:大丈夫ー私たちもかけつけるし! 京汰:そ、そうだ、おっさんはともかくアヤさんは頼りになる!(笑) 聖 :なんだとー!!? 俺様はともかくだとー!? そんなこと言ったら《奈落の法則》に引き込むぞゴルァ!(笑) 京汰:おっさん、スタミナないしなぁ(笑) GM:侵蝕率の上昇が半端じゃないからな。聖の一撃は。 聖 :フフフ、さらに毎ラウンドセットアップに《奈落の法則》、しかも今回は《完全なる世界》までおまけでついてくる!    …やっぱ俺様「ともかく」かも(笑) GM:まぁ、そんなわけで、戦闘を開始しますかね?    聖たちは任意のタイミングで到着して構いません。なんなら今でも(笑) 聖 :まぁ、ひとまず保留としておこう。京汰、頑張って侵蝕率上げろ(笑)    5以上出せ(爆笑) 京汰:むりー(笑)    さっきから4ばっかり〜(涙) GM:ってなことで、戦闘を開始したいと思いますが。    セットアップ、何かしますか? 京汰:《戦術》は、…いいや。空音のダイス増やしても(笑) 空音:そうね。でも《戦いの予感》は使う。んで、京汰に支援かけておく〜。    んで、京汰に補助を書けておくね。肉体+3個。 京汰:うし。元気満タン。俺からかな? イニシアティブ19だが。 GM:いや、前回も言っただろう。バンダースナッチは22です(笑) 京汰:だから、ふざけんにゃ!!(笑) GM:ちなみに、ナイトは割と普通に14です。 空音:それが普通って数値ですかっ!?(笑) 史郎:俺の倍だぞ!?(笑) GM:そ、そんなこんなで、バンダースナッチの攻撃っ!!    「また、敗北を味わいに来たのか!?」えっと、範囲攻撃なので、空音も食らってください。 空音:うあっ!(笑) 京汰:ここで、対バンダースナッチ能力発動!! 《沈黙する世界》!! GM:そ、そういや取ってたな!? 京汰:ダイスボーナス+5個、これは空音と俺にかかる!! GM:では、こっちのロールからいきますか。 空音:回避能力ないから意味ないー(笑)    ええと、7です。 京汰:…俺、なんでクリティカル値さがらへんねん…17や。 GM:16個振って…22だとぅ!?(笑)    まだ《マシラの如く》とか、組み合わせてないから…攻撃力は…3つか…(ころころ)…12。    なんでじゃああああっ!!!! 聖 :バンダースナッチ! 京汰が移った!? さすがハヌマーン!! バイオリズムの浮き沈みが激しい!!(爆笑) GM:…なんでぇ? 《沈黙する世界》の影響を受けた、ということで(笑) 空音:HP2残りました。 京汰:HP4残りました。 GM:「く…!?」 京汰:ふ、俺の不幸に、取り込まれろ!(笑)    不幸になる領域を広げる俺。ついにオルクス能力まで獲得したか、俺。 聖 :…今言い終えてから局地的に北風吹いたろ?(笑) 京汰:心が、寒いなぁ…(遠い目)    ま、まぁ、そういうことで、こっちも《一閃》+コンボ《閃光の太刀》で超神速の抜刀術を披露するぜ!!    「お返しだ、くらい、やがれぇぇぇっ!!!」 GM:ええっと…(ころころ)ナイトはかわしました。    バンダーは…あれぇ? なんで回らないの? 京汰:うああああっ!? ええと、達成値は26です。    ダメージは24です。 GM:うい、では、軽傷ですな。かわしたナイトが京汰に攻撃をしかけます。    ちなみに、シンドロームはモルフェウス/エンジェルハィロゥです。    光を纏った槍を作りだし、京汰をなぎ払います!! 京汰:うあ、今度はダイスが増えない! GM:はっはっは、大人しく死んどけ。というか、死んで侵蝕率あげとけ(笑)    …あれ? 25です。大した事ないなぁ、ナイト。 京汰:死にました。《リザレクト》!! GM:では、次のラウンドに行きましょうかね。 聖 :…どうよ? 何か出なくてもよさげなんだが。バンダーなんか特に(笑) 京汰:いや、でも残りHPのほうが気になる。このGM、えらいHP高い敵出してくるから(笑) 聖 :む、それもそうだな。延々このシーン続けてるわけにもいかないか(笑)    では出ておくか? できればもっとかっこよく出たいもんだが。 GM:カッコイイ出方をしてください(笑) 聖 :う〜ん…、京汰とバンダーやナイトが切り結んだ直後、ハヌマーンは、遠くから聞こえる足音に気がつくのだ。 GM:かつん、かつん、ぺと、ぺと。 京汰:…この足音…? 聖 :…あ、いや、ごめん、足音しねぇや。アヤさん《砂潜り》持ってるんだったな。    んじゃあれだ、「そこにいるのは霧島と御子柴か!? 大丈夫か!?」と言う声が聞こえる。 空音:…どこから?    探しますが。 聖 :とりあえず辺りを見まわしても俺様たちの姿は見えない。しかし声は聞こえる。突如バンダーとかの周囲から『ズビャビャビャビャッ!!』っと、    雷撃を纏った銃弾が無数に天に向かって撃ち込まれる。そして、一瞬の浮遊感…。京汰、ナイト、バンダーのエンゲージの床が、    そのまま綺麗に落ちる。『ズドーン!!!』濛々と立ち込める煙、やがてそれが晴れると、何事も無かったかのように立っている俺様!!    「…フ、ようこそ、俺様の領域に」(笑) GM:館に穴をあけまくんな、てめぇらっ!!(笑) 京汰:おっさん…もう少しまともな登場を期待したいんだが。次からは。 空音:…私、1人だけ2階に取り残されてるんですけど(笑) 聖 :戦いとは常に相手の2手3手先を読み、対処しなくてはならんのだよ。    どうだ、今の俺様の行動にバンダーやナイトは唖然としているはずだ! 戦闘の緊張の糸は、一度切れたらそうそう繋がりはしない! GM:では、バンダースナッチはこのふざけた男を吹き飛ばします。 聖 :《見えざる僕》でさりげなく避けてしんぜよう。大丈夫、さっきまでのGMので目なら俺様でも十分避けられる(笑) GM:演出なのであたります(笑) 聖 :演出なので避けてもいいじゃないッスかぁ!? せっかく大インパクトと共に登場したんですよぉお!?(笑) GM:…どう考えてもギャグシーンの登場だったと思いませんか?(笑) 聖 :とても俺様らしいカッコイイ登場の仕方ではないですか(笑)    あんな登場俺様じゃないとできませんよ? 前作は上から下へ、今作は下から上へ(笑) 正確には上へじゃないですが。 GM:お前らしいってことはギャグでいいってことだ(笑)    さて、続けるぞ。 アヤ:うい。では、呆然としてる人達をよそ目に、空音の隣に、砂が集まってきます。    それがやがて、人の形を取って…「空音ちゃん。大丈夫?」…上城アヤ、登場。 空音:アヤさん!? 京汰:ぎゃああああ、おばけぇええええええ!!(笑) 聖 :…なんか懐かしいなぁ、『おばけ』って単語(笑) 京汰:…おおう、足がある。 アヤ:落ちついた? 史郎君は上ね? 空音:あ、うん。 アヤ:…それで、アレを片付ければOK、と。    聖さん。…またもや、さくっとやっちゃいましょう。 聖 :フフフフフ…、おぉ〜っけぇ〜(笑) GM:「ば、バカにするな!!」調子を取り戻したナイトがアヤや聖に怒鳴る。    …そんなこんなで、戦闘再開、かな? 聖 :いよ〜し、では例によってセットアップに《奈落の法則》を使用する。    クライマックス用に回数とっとかないといけないから使えるのはこの一回だけだが。 京汰:俺も《戦術》を使用していいな。アヤさんとおっさんに。 聖 :では改めて殴られてあげましょう。これで当たったら文句は言わん(笑) GM:おう、バンダースナッチだ。…18です。 聖 :RCで避け、ダイスで17以上出せば避けだ。ちょいや〜。…お、おお! やったね、回避成功!    「…フフフ、俺様の華麗且つ大胆な戦術が功を奏したようだなぁ? あぁ?」(笑) GM:「くっ!」…ホントに雑魚扱いだっ!!(笑) 京汰:はっはっはぁっ! GM:お前のせいだ、この疫病神めっ!!(笑) 京汰:俺のせいかよ!! …そうだ、俺のおかげなのだ!!(笑) 聖 :ありがとう! お前の出目の低さがGMに移ったおかげで俺様助かったよ!! GMの胃に1つ新しい穴開いたかもしんないけど!(笑) GM:うるせぇ!(笑) 京汰:ってことで俺やけど。支援待った方がいいかな? 空音:そうだね。ちょっと待ってて。 京汰:ちうことで待機。 GM:そうなると、ナイトの攻撃だな。やっぱり、ここはバカにしてくれている聖にだろう(笑)    GM的にもコイツを殺さなければ気が済まない。 聖 :いやちょっと待った、俺様、感覚上げたからイニシアティブが15に上昇してるんだ。    だからまず俺様。 GM:では、聖の番ですな。 聖 :バンダーは京汰に残すべきだろう? ってことで俺様はナイトを攻撃させてもらおう。    「なかなかいい腕をしている、が…、登場が遅かったな」(笑) ナイトに《ハウリングマグナム》!    …命中値30ジャスト、攻撃力は34。 GM:装甲値は有効なんだが、こっちは装甲値ないんだよなぁ。素で通りました。    お返しに、こちらから聖に攻撃します。「少し、痛かった…ぜっ!!」光を纏った槍が聖を狙い撃ちです。 聖 :やっぱり<RC>で避けま〜す。 GM:やっぱり、クリティカル値が上がるって痛いよぅー。    …ええと、48です。 聖 :やっぱやめま〜す(笑)    素直に受けます。「ぐふぁあ!」で、《リザレクト》〜。…HP5。 GM:ダメージ32だが…まぁ、こんなもんか。よし、釘をさせたのでよしとしましょう。 京汰:刺されたのは槍だが(笑) GM:次は空音だな。 空音:…えっと、エンゲージは……(考える)…京汰かな。範囲攻撃あるし。    京汰に先の支援をかけます。 京汰:うおいっす! ありがとーう! そこでインタラプトで行動するぜ!!    マイナーでジェネシフト!! …お、思いきって振るぞ…!! ……(数えている)……ひゃ、ひゃくごっ!?  このときの京汰の侵蝕率は70%ちょうど。  ジェネシフトで4D10上昇させたのだが……なぜか出目が10、10、9、6  一気に35%上昇してしまった(笑)  期待値は22なのに…。 聖 :………京汰(ホロリ)    よ、よかったな? 5以上がたくさん出て(爆笑) 京汰:よくねぇよっ!! 90%くらいに留めようと思ったのに、う、うおおおおお?    こっからさらにコンボで上昇! 《マシラの如く》使えちゃうのでそれも組み合わせてやるぅっ!!!(笑) GM:うおおおお、こっちは2人とも回避20いかねぇ!! 京汰:超神速の抜刀術が、お前等を打ち砕く!! ええと、ダイスが30で、攻撃力が33っ!!    合計63点ダメージだっ!!! GM:ば、バンダースナッチが落ちましたっ!!(笑) 聖 :おお、ついにバンダースナッチが落ちたかっ! よくやった京汰! GM:「ぐ、ぐああああああああああああああああああああああああああ!!」 京汰:……刀を納めて。    「…さらばだ、バンダースナッチ。」 GM:ナイトも突然戦闘力が増した京汰に圧倒されています(笑)    「ば、バカな…!?」 アヤ:その呆然としているナイトに、止めを刺しましょう!! 聖 :…なんかさ、憎きアリスの構成員と言えど、今回初登場だからそいつ、倒すべきモチベーション低いよな(笑) アヤ:多分、兄弟なんでしょうが、断ち切らせてもらいますよ!    マイナーでジェネシフト!! ひっさぁつ、《インパクトぉくらああああああああっしゅ》!!!!!! GM:…17っ!! アヤ:ダメージは今回は素手なので…28っ!! GM:オーバーキルにも程があるっ!! ナイトも倒れますっ!! 聖 :ど〜うだ〜、おも〜いしったか〜、俺様達はつよ〜いのだ〜(笑) GM:か、数の暴力の前には、無力なのか…。てか、63ダメージさえなければなぁ(笑) 京汰:ふ、不慮の事故だ!(笑) 空音:それよりも、史郎を追いかけないと!! 聖 :そうだな、コイツらを野ざらしにする事になるが、まぁ、アリスだしいいだろう(笑)    急ぐぞ、こんな所で時間をとられている場合ではない。 GM:と、ということでシーンを切りたいと思います! 史郎:なんか妙な所で妙な盛りあがりを見せたナァ〜、特に京汰。お前、どこまで行っても…(笑) 京汰:ほろり…もう侵蝕率126%ぅー。次登場したら、俺、戦闘しないからな?(笑)
Climax Phase
GM:さて、クライマックスです。登場は史郎のみ。他のPCには指定したタイミングで登場してもらいます。 史郎:確か赤の王の前に案内されてる最中だったな。    「…いつまで歩かせる気だ? なんかもう二シーン分位歩いた気がするが? ってかでかい館だなおい。」(笑) GM:「そろそろだ。」…3階への階段を昇り、部屋の前まで案内されます。「…ここだ。」    グリフォン…そういや、史郎はまだ、名前を知らないな…その男は、ドアの前で立ち止まります。 史郎:やっぱり3階だったか。床ぶち抜かなくてよかったのかな?(笑)    知らず知らずの内に握っていた拳に汗が滲んでいるのに気付く。    「…ち、ここまで来て気圧されてんじゃねぇよ。」と自分に対してボソッと呟く。 GM:で、君はその部屋が、血の臭いを放っていることに気付く。 史郎:あ? 血の臭い? 部屋が? GM:部屋から、かな? 開けてみれば分かるが…開ける? 史郎:…まぁ、開けないと始まらないだろう。思いきって開けましょう。 GM:では、部屋を開けると、真っ赤な血が、部屋を染め上げていた。 史郎:ぬは。悪趣味な。その光景を見て思わず吐き気がする。    …死体が転がってたりとかする? GM:ええ、視線の先には……見覚えがある死体が1つ。    そして、その隣には、やはり見覚えがある男が1人、立っていた。    その男は、君の姿を確認すると、独特の笑みを浮かべ言う…「やぁ。榛名史郎。」 史郎:…またなんかいやな予感がするが…。    とりあえず立っていた見覚えのある男が赤の王か? 見覚えのある死体っつーのは誰だ? GM:うふふ。その逆です。見覚えのある死体が…赤の王です。 史郎:………おや?(笑)    …え? もしかして死んでるのが赤の王で、立ってるやつっツーのは、ラトウィッジか? GM:その通りです。 京汰:え、ええええええ? 史郎:…ところでですねぇ、榛名史郎、実は赤の王に会った事無い気がするんですけど…気のせいですかねぇ? GM:あれ? そうだっけ。………(思い出している)……ふぁ、ファイルで見たと言う事で(笑) 史郎:う、う〜ん、なんか、報われないトップだったなぁ、赤の王…(笑)    「ラトウィッジ!? な、なんだこれは!?」…そういえばグリフォンは? この状況を見てうろたえてる? GM:いえ、当然の如く受けとめています。「…ごくろうだったね、グリフォン。」「いえ。」 史郎:おい! ごくろうだねでなく! どういう事か説明しろ! そこに倒れてるのが赤の王なんじゃねぇのかよ!    赤の王は、お前らの親玉だろ!? GM:「……ふぅ。いいだろう、ここまで来たんだ。土産話くらいは聞かせてあげるべきかな。」    余裕の、あの独特の笑みを浮かべるラトウィッジ。 史郎:…遺言として聞いてやるぜ。とっととしゃべんな。 GM:「まずは、…そうだな、私の事を喋らせてもらおうか。正確に自己紹介をした事は無かったしな。」    いちいち回りくどく、イライラさせるような口調で喋る。グリフォンは、そんな彼の隣に立っている。 史郎:その回りくどい且つ妙にノンビリした口調にイライラ気をもみながら言葉を待つ俺(笑) GM:「私の名前は、チャールズ=ラトウィッジ=ドジソン。…まぁ、君たちにはもう1つの名前の方が、馴染みがあるかな?」    そこで、一旦ラトウィッジは言葉を区切り……一息で言う。 「もう1つの名前は…ルイス=キャロル。」 空音:え、ええええええええ!!? 史郎:…………誰それ? 京汰:ダメだこの男っ!!(笑) 聖 :あれ? ルイス=キャロルとラトウィッジってどう繋がるの? GM:ラトウィッジが本名で、ルイス=キャロルがペンネームなんですよ。  チャールズ=ラトウィッジ=ドジソン。  これが「アリス」シリーズの原作者、ルイス=キャロルの本名である。 GM:「まったく…ヒントはあげていたぞ? 君たちは対峙する敵の事を少しも調べないのだな?」    挑発的に笑うラトウィッジ…いや、ルイス=キャロル。 史郎:だから誰それ? 聖 :アリスシリーズの原作者の名前だ!!    ブラム=ストーカーとアガサ=クリスティとJ、R、R、トールキンとルイス=キャロルくらい知っとけおボケ!!(笑) 史郎:ああ、そうなのかってなにぃい!? 原作者ぁあ!?(笑) GM:ええ。『原作者(マトリックス)』ルイス=キャロル。このキャンペーン…いや、アリスシリーズの最後のボスです。 史郎:………げ、原作者がボスって、いいのか? てか、なんか口ぶりからしてご本人ぽいんだが、ご本人には勝てる気がしないぞ?(笑) GM:ルイス=キャロル。アリスという組織を作り上げた男で、前作のジャバウォックのパワーアップなど、多岐にわたる支援を施してきた男。    「……しかし、やはり、組織の運営を赤の王に任せたのは失敗だったな。」    深い溜息をつきながら、ルイス=キャロルは物言わぬ物体となった赤の王を冷ややかな目で見る。 史郎:…な、なるほど、『原作者』。元を作った人なわけか。    …ぬう、ぬかった。この話始まる以前から原作読んでおこう読んでおこう言ってて読まなかったのが裏目に出たか(笑) GM:はっはっは。読者も誰一人として気付かなかったし、こういう伏線は気持ちいいなぁっ!(笑) 聖 :…少し僥倖っぽい部分もあるけどな(笑) 史郎:ま、まぁ、それは…いい、のかなぁ?(笑)    とにかく、「てめぇ、前にも言ったが自分勝手もいい加減にしろよ! 他人の命を弄びやがって!!」人差し指ビシィッ!(笑) GM:「ふう…君は父親と、同じ事を言うのだな?」    どこか、懐かしむような目で、キャロルはいいます。 史郎:…はい? GM:「知らないのも無理はないが。元々、君のお父上は私の同胞だったのだよ。」 史郎:………ど、同胞? ど、どこで? 聖 :おおお!? 兄貴!? 兄貴の同胞だとぉお!?(笑) GM:「彼もまた、アリス創設の一端を担っていた科学者の1人だった。」 史郎:「…お、親父が? バカなっ!! そんなことあるわけねぇ!?」 GM:「君の持つ、特別な力…それも、彼と私との研究の成果なのだよ。…不思議に思わなかったのかね?」 史郎:「不思議にゃ思ったが親父が関与してるなんて考えもしなかった…、」…研究の成果が俺、    『他人の命を弄ぶな』と親父は言った、……「…まさかてめぇ、親父の死にも絡んでるんじゃねぇだろうな…?」 GM:「…その程度には頭が回るらしいな。そうとも、彼の処分は私が行った。」    軽い口調で…だが、どこか、憎しみがこもった声で。「…実験体はまんまと逃がされてしまったがね。」 聖 :うおおおおおおお!! 人殺しめぇええ!! 兄貴を返せェええ!! 《ハウリングマグナァアアアム》!!(笑) 史郎:お前は知らん! お前はまだ知らん!(笑)    「…その逃がされた実験体が…、俺ってワケか…? ああ?」 GM:「そういう事だ。」…共に研究を進めてきた2人。だが、お互いの方向性の違いから、意見が食い違うことが多くなっていた。    ある日、史郎を実験体としてキャロルが使った事が2人を分かつ決定的なきっかけとなったのだ。    史郎パパ…聖の兄貴は、史郎を抱えて逃げた。そして、千草に史郎を預け、キャロルと過去を清算すべく戦った。    しかし、結果は知ってのとおり、父は敗れた。…ちなみに、この時、史郎パパは多くの実験体を救うため、UGNと協力した。    前作の「安瀬茉莉」救出作戦も同じ時だね。 空音:…え? じゃあ、茉莉を解放したのは史郎パパ? GM:そうです。 聖 :…あの、よろしいでしょうか? 私現在34歳です。前作は4年前ですので、前作の時点では30でした。    その時点では茉莉ちゃんが16、救出された時柳川さんにほのかに恋心を抱いたらしいので、おおよそ小学生、6歳から12歳くらいでしょう。    とすると10年から4年前、俺様20から26歳くらいです。いくつ年が離れてたか知りませんが、兄貴若くして科学者だったんですねぇ。    すげ! 兄貴頭良かったんだ! 東大卒か!? なんか朴念仁のくせに何故かモテモテだったらしいから一浪してひなた荘でも出たか!?(爆笑) GM:若い天才科学者です。 聖 :あ、あ、兄貴ぃい!! 兄貴ィイイ!! 兄貴は俺の憧れだったんだぁああ!!    俺は兄貴を殺した真犯人を探し裁く為警官になったんだぁああ!!(爆笑) 史郎:そうなのかっ!?(笑) GM:そうらしい(笑) 京汰:次々と開かされる衝撃の真実! みな、アリスに深く関わっていた!! 空音:…京汰は? 京汰:…………あれ? 史郎:……そ、それを聞いたからにはますます貴様を許せなくなったぜ! ラトウィッジ! いや、ルイス=キャロル!!(笑) GM:と、モチベーションが高まってきた所で、他の人達も登場していいですよ。 聖 :うおおおおお!!! 兄貴の仇ぃいいいい!!! ドカァアアアン!!!(笑) 京汰:お前は知らんだろうっ!(笑)    というか、まだラトウィッジの正体すら知らん! 空音:ついでに言うなら、ここにいるのは赤の王だと思ってますね。 アヤ:そういえば、史郎は私が生きてる事まだ知らないのよね(笑) 史郎:あ、そうですね、クライマックス前に俺も一度『ぎゃあああ!! おばけぇえええ!!』ってやらなきゃいけませんね(笑) 京汰:やらんでいい!(笑)    せっかくシリアスに進んでるんやから。 アヤ:ってなわけで、登場しますよ。 GM:「おやおや、団体様の到着だ。」 聖 :き、貴様は、いつぞやの子連れのお父さん!?    ぬう!? そこに転がっている死体は、赤の王!? アヤ:……ラトウィッジ…いえ、ルイス=キャロル…ついにその牙をむいたのね。    死のふちから甦り、記憶を取り戻したってことでいいですか? GM:カッコイイのでOKです。 アヤ:では、ここに来るまでに、さっきの話を説明しておいた、ってのはどうでしょう? 史郎:あ、それは情報の二重提示にならなくていいんじゃないか? 聖 :…とうとう…、とうとう探し当てたぞ!! 貴様だったのか! 貴様が兄貴を殺した犯人だったのかぁあ!!    兄貴の無念は、兄貴に代わって俺様がこの手で晴らす!! うおお!! 俺様かっこいいいい!!!(笑) アヤ:「彼に恨みを抱いているのは、あなただけじゃないのよ?」爪の剣を作り出して、構える。 京汰:「あんな子供たちまで、道具にするような奴は…ゆるさへん!!」    俺も、刀を構えながら、ルイス=キャロルを睨みつける。 アヤ:で、登場した私達…いえ、私を見て、少し唖然としている史郎に、微笑みかけますかね。    「ただいま、史郎君?」 史郎:…アヤ…さん? …アヤさん!? もう大丈夫なんですかっ!? アヤ:「ええ、おかげさまでね。」…キャロル、グリフォンを睨みつけよう。 GM:「役者は全員揃ったみたいだね。」…見ると、さっきまで晴れていた天気は崩れ、雨が振り出している。 聖 :つまりは、すべての元凶、アリスを中心としたここ十数年の事件の発端は、すべて貴様ただ一人の身勝手さから起きた事。    今ここでその全てに終止符を打たせてもらう、覚悟しろ!! ルイス=キャロル!! 空音:すべて、終わらせるよ。…今日、ここで。 GM:「ふ……ふ、ふ は は は は は は は は は は は は は は は は は はっ!!」    ルイス=キャロルの高らかな笑い声と共に、彼から強烈なプレッシャーが発せられる!! 史郎:くっ!? とんでもねぇプレッシャーだっ! 聖 :俺様は相変わらずタバコをふかす。戦いには常に平常心で望まねばならない。    「フゥ〜…、フ、史郎、そんな事はもう前々から分かっていたことだぜ? 気をしっかり持て。」 史郎:ああ、飲まれてたまるかよッ! GM:そして、彼から放たれる強大な重力波が部屋自体を吹き飛ばす!!    君たちにダメージはないものの、屋根は吹き飛び、柱は崩れ、…冷たい雨が、君たちを打つ。    「貴様等に…この『原作者(マトリックス)』ルイス=キャロルが倒せるかな?」 聖 :煙草を携帯灰皿に捨てて(笑)    「…フ、違うな。倒せるか、倒せないかじゃない。倒すか、倒さないか、さ。貴様ごとき、魔狼が食い尽くしてやるさ。」 GM:「残念だが、君には興味がないのだ。…彼らの相手でもしてもらおう。」    彼がそういうと、グリフォンの隣に、ジャーム達が現れる。    「セカンドエイジになり損ねた実験体どもだ。せめて、私の役に立って死ね。」    冷ややかな口調で、言うルイス=キャロル。史郎や空音、京汰の脳裏に3話のレベル4で会った実験体が思い浮かぶ。 史郎:「…ゆるさねぇ…、テメェだけは、絶対にゆるさねぇ!!」    『ドクン!!』 怒りに呼応して、俺の胸の内の衝動も高鳴る。『殺せ! 奴だけは絶対に殺せ!』    徐々に獣の姿へと変化していく俺の体。気付かないうちにその黒い衝動が感情と混ざっていく。 GM:うむ。ここで最後の衝動判定を行ってもらおうかな。史郎は。    目標値は低めです。OPで上手く進めたので(笑) 史郎:ぬう!? <精神>は1しかない! 色々打たれ弱いからな俺!(笑)    侵蝕率のボーナス加えてもダイス数2個!!(笑) …お! 達成値9! GM:では、内なる声が君に命令し続けます『殺せ! 戦え! 殺せ! 戦え! 殺せ! 俺を…解放しろ!!』 史郎:ぬう!? …え〜と、じゃ、今はその声は聞こえてるんだけど、意識下で認識できていない。    無意識的にその声と衝動にとらわれ、殺気に満ちた目でキャロルを睨む!    「テメェだけは絶対に許せねぇ!!」 …でも衝動判定成功したからこれに耐えていいんだよね? GM:うむ。史郎はその声を「はっきりと」聞く。…だが、君の心は、もう、惑わされない。 史郎:うむ。無意識下で激しく戦ってます。 GM:『俺を暴れさせろ!』体の中で、暴れまわる衝動! 史郎:『黙れ! お前の力なんかいらねぇ! 黙って奥にすっこんでろ!!』とか言いながら激突する2つの意識。    ただその内なる戦いの影響が無意識的に表面に出てきてしまっている。必要以上に力がみなぎっている。    と言う事でこれから俺は攻撃時は必ず超越者の特権でクリティカル値が最低1落ちます。なんだってぇええ!?(笑) GM:…なんでシリアスシーンをギャグにしたがるかなぁ。このメンツ…。 聖 :それはね? シリアスシーンはギャグじゃないからだよ、GM(笑) GM:メリハリと言う言葉を知れ…。    えっと……ではルイス=キャロルは《リアクティブダッシュ》で宙に浮きます。    光を纏いながら、…その姿は神のようにも思えます。「こい、榛名史郎。…決着をつけようではないか!」 史郎:じゃ、俺は《鷹の翼》で空を舞う。ついでに《完全獣化》《破壊の爪》。    黒く大きなこうもりの羽、赤黒い血の色をした爪、巨大な角。その姿はまさに悪魔そのもの。 GM:外は既に夜。雨振る夜に、対峙する神と悪魔。 空音:雷が、鳴り響く。 GM:ざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ…。    うるさいように鳴り響く雨が、逆に静かさを強調している。 聖 :おお、人の命を弄ぶ神と、人を救おうとする悪魔が雨の中の空中戦か、こりゃかっこいい。 史郎:おお、かっこいいぞ(笑) 聖 :…しかし、グリフォン、目立たねぇなぁ…(笑) GM:下の方では、グリフォン率いるジャーム部隊が4人と対峙している。    「あの方の戦いを邪魔はさせないぜ?」まさに『グリフォン』の姿を取った彼がそう告げる。 聖 :フフフ、それはこっちのセリフだ。飛べんしな、俺様(笑)    空で神と悪魔が戦う。こっちも、グリフォンとフェンリルの戦いと行こうじゃないか。 GM:おお! …かっこ…いい? 聖 :ええい、頭ひねるんじゃない(笑) GM:と、いうことで、戦闘を開始しましょうか。 聖 :ぬは! そう言えば俺様100%超えてないから《奈落の法則》が使えねぇ!! がーん!(笑) 京汰:……俺、今侵蝕率131%だから……ええい、3倍振るわ! セットアップセグメントで《戦術》!!    史郎、おっさん、アヤさんのメジャーにダイス+1個!! 史郎:おお! 京汰! 諦めたか!!(笑) 空音:私は《戦いの予感》で最初に行動します! GM:む、では、空音が先行だな。こっちのイニシアティブはルイス=キャロルが14、グリフォンが6、ジャームが0で。    …そういや、ジャームは3トループです。 史郎:おお! お、俺よりイニシアティブ低いのがいる!(笑)    まぁ、どっちにしろ《フルパワーアタック》なんで関係ないんだが。 空音:ってことで、私です。マイナーでジェネシフトをして100%を超えてから…    史郎に向かって《ファクトリー》《熱狂》《狂戦士》《オーバードーズ》…コンボ《力の解放》!!    史郎の肉体のダイスボーナス+14個、精神へのダイスペナルティ12個、クリティカル値−1っ!! 聖 :…チアリーディングでもするのですかな?(笑) 史郎:<精神>が−11になってしまった…(笑) 京汰:で、俺やな! ジャームを屠っとく。俺にはもう、力がないから(笑)    《オウガバトル》《獅子奮迅》《一閃》《吠え猛る爪》だけでいいや。侵蝕率恐過ぎる。 聖 :まぁ、どうせ最終話だし、あんまり気にしすぎることもないだろう…、といいね…?(笑) 京汰:さらにバンダースナッチのタイタスを昇華! クリティカル値6で…ダイスボーナスが…140%だと…6個!(笑)    「食らえ、これが俺の、最後の攻撃だぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」 GM:グリフォンは…ああ、51だ。 京汰:当たったっ! 64っ!! ダメージは…51っ!! GM:ぐはぁっ!!? ジャームは京汰のまさに獅子奮迅の攻撃により砕け散るっ!!    グリフォンにもかなりのダメージが入るが…まだまだ倒れないっ!! 聖 :よし、次は俺様だな! グリフォンに追撃だ! 「ポチ! ここが正念場だ! 気張れよ!」「ワオン!!」    グリフォンに《ハウリングマグナム》!! …達成値36! 攻撃力38! 装甲値有効だ!! GM:あ、ダイス振っちゃった! 装甲値無視だと思い込んでたので…《竜鱗》忘れた(笑)    ま、いいや。大したダメージじゃないし。 京汰:長生きすんな、早く倒れろよっ!!(笑) GM:ってことで、ルイス=キャロル。彼の回りに取り巻く『魔眼』が見開き、そこから大量のレーザー光がほとばしる。    《スターダストレイン》を絡めたRC攻撃です。「くくく、まずは邪魔者から排除する事にしよう!!」 史郎:シンドロームはバロール/エンジェル・ハィロゥか。結局《瀉血》は第1話しか使わなかったなぁ…(笑) アヤ:聖を《砂の結界》でカバーリングです!! 京汰は倒れていてください!(笑) 京汰:これ以上戦うと危険だしな!(笑) GM:ってことで食らってくれい!(笑)    《超越者の特権》でクリティカル値を−1するぞ!! 聖 :おお!? さすが原作者(笑) GM:「ふ、全ての能力は『原作者』たる私から生まれたのだ!」…おや? 出目が低い。34です。 空音:えっと、《天性の閃き》で避けます!!    …いけるかな……ああ、ダメだ24です。 GM:ちなみに、ダメージは22です。 史郎:…おおおう!?(笑)    《赤河の支配者》ぁああ!! …達成値8でダメージ4減少! 生き残ったぁあ! GM:ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!! 光の奔流が収まった時、京汰とアヤは地に伏していた!!    だが、アヤ、史郎は傷つきながらも立っている。聖は無傷っ!(笑) アヤ:《リザレクト》でHP3です。 史郎:俺は残りHP2だ! 傷つきながらもまだ健在だぞ! 聖 :ふぅあっはっはっは〜! 俺様ピっカピカ〜(笑) GM:館は大破し、聖もススだらけ。次は…アヤさんか。 アヤ:「さて、グリフォン、お休みの時間よ。」爪の剣を構え、グリフォンに挑みかかりましょう!!    眠りなさい、兄弟よ!! …30っ!! ダメージは…30ですっ!! GM:回避は17だから…(計算してる)…あぶっ、あぶねーーーー!! あやうく落ちるところだった!!(笑) 聖 :うお! まだ落ちねぇか! GM:(実はHPが残り1なのだ)「く、ははははははははは!!」グリフォンは…最後の力を振り絞って攻撃をしかけます!!    …(ころころ)…アヤに。 アヤ:まだこっちは《リザレクト》が使えますから、安心ですっ!(笑) GM:……うおうっ!? クリティカル値7、ダイス20個で…28だとぅっ!?? アヤ:こっちは逆にクリティカル値10で34ですっ!!(笑) GM:な、なんだってぇぇぇぇぇぇえええっ!!?(爆笑) 史郎:あ、アヤさんビジュアルシーン引きずってるよ!(笑) 聖 :バグった!?(笑) アヤ:ふ、復活したら、やたらめったら強いんですけど私!(笑) 京汰:きっとサ○ヤ人なんだよ、アヤさん(笑) アヤ:「…グリフォン、貴方の力は、私には通用しない。」カッコイイよ、私! 聖 :アヤさんこのキャンペーンで決行目立ってるよなぁ。地味なんだか派手なんだか全然わかんねぇ(笑) GM:ホントだよ(笑)    さて、唖然としているグリフォンはおいておいて。 史郎:ようやく俺だ。当然目の前の原作者に攻撃するぞ。    《超越者の特権》でクリティカル値を1下げてコンボ《ワールドエンド》!!    …うほう! クリティカル値5! 達成値97! 攻撃力が45+10D6で…93!! どうだ! 装甲値無視だぞ!    ちなみにこれで俺のHPは8回復する!! 現在10! GM:ぐ、93っ!? な、なんだってぇぇっ!?    「こ、この力はぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!?」史郎の拳が確実にルイス=キャロルを捉える!    悪魔の一撃は神を弱らせはするが、止めを刺すには至らない!! 史郎:ち! …まぁ、ラスボスが一撃で落ちてくれても困るしな(笑)    さて、クリンナップで《不死者の恩寵》を使いますよ。…お、すげえ、全快しました。HP23! GM:では、次のラウンドだ。 聖 :ではセットアップでお待ちかね、《奈落の法則》〜。みゅ〜ん、みゅ〜ん、みゅ〜ん…(笑) GM:うむ。そして、…京汰も落ちてるから聖か。 聖 :あ、そうか。俺様か。じゃ、グリフォンに止めを刺すぞ!!    「どう言う理由で奴に付き従っているかは知らないが…、やはり、最後に勝つのは『愛』なのだよ!!」(笑)    《ハウリングマグナァアアム》!! …達成値57!! 攻撃力は…56!! GM:うむ、それでグリフォンが力尽きる!!    ポチが放つ弾丸は確実にグリフォンの巨躯に吸い込まれ、やがて、グリフォンは物言わぬ肉塊となる!! 聖 :…眠れ、愛を知らぬ悲しき魔獣よ…。 GM:その時、史郎はそれを見ていたルイス=キャロルの口がにやり、と笑ったのを見逃さなかった。 史郎:「…何にやけてやがるんだ! 仲間がやられたんだぞ!!」 GM:ぶびー、タイミングを逃しました。    グリフォンが絶命すると同時に《自爆装置》が発動します。アヤ、聖は食らってくださいねー(笑) 聖 :じ、《自爆装置》ぃいい!? バタンキュ〜(笑) アヤ:く、最後の《リザレクト》…これで(ころころ)…99%ぅ?(笑) 史郎:アヤさんまだ《リザレクト》できるのかよ!(笑) タフだね〜(笑) アヤ:やらせのような出目ですわ(笑)    神が宿っているようです。 GM:ということで、ラスボスの攻撃ですかな? 今度は史郎に全力で攻撃しようか。 史郎:ういっす。やっぱりリアクションは特に行う気はないッス(笑) GM:では、大人しく食らってください。……57だな。    ルイス=キャロルの攻撃が、君を打ちぬく!! 史郎:ぐは!! い、生き残るには…ダイスで41出さなければならない! それは無理だろ〜(笑) 空音:諦めたら?(笑) 史郎:…まぁ、侵蝕率の上昇も大したことないし、やるだけやってみよう。    …うあ、だめだった〜。落ちました〜(笑) GM:「ふ、他愛ない。」 聖 :史郎が貫かれる瞬間を、アヤさんは一人見上げているんだな? 他みんな倒れてる状態で(笑) アヤ:ええ、片膝ついたまま…。    「史郎君っ!!?」 史郎:じゃ、シナリオロイス『アリス』をタイタスに変えて即使用! 昏倒状態から復活!    「こ、このまま…このまま! 貴様をこのままにしてたまるかぁあ!!」 GM:「な、なんだと!? 立ちあがる力なぞ、ないはずだっ!!?」 史郎:「現にこうしているじゃねぇか。立ちあがる力なんてなぁ、いくらでも沸き起こって来るんだよ!    帰りを待ってくれている人がいる限り、絶対に、俺は死にはしねぇ!!」で、そのまま俺の行動だな!?    「俺は帰る! みんなと一緒に、日常に帰るんだっ! お前とも、この衝動とも! 全てに決着をつけて!!」    ここで心の中の『黒い衝動』にロイス結んで即座にタイタスにして使用する!! GM:「く、くぅっ!? こ、この力は……! この圧倒的な力はなんだっ!!?」 史郎:黒い衝動、《超越者の特権》をタイタスで使用するので効果はクリティカル値−1で(笑)    これで沈められなかったらかっこ悪いぞ俺ェえ!! てい!! …達成値86!! GM:うおおおお!? 攻撃力、めっちゃ高いんだよな? 史郎:《神獣撃》も今回は入ってますからね、コンボ!! 《真・ワールドエンド》!!!    基礎攻撃力60+!! …58!! 攻撃力118!!! どうだ!! GM:実はHP7しか残ってないんだよ、コイツ。    史郎の放った攻撃は、確実にルイス=キャロルを捕らえる。それは、もう、決定的な一撃だった。 史郎:「超越者なんてこの世にいらねぇ!! 存在するべきでもねんだ!! 原作者!! そして、俺の中の黒い衝動も!!    てめぇらまとめて消えてなくなれェエエエエエ!!!」ズバァアアアアア!!! GM:…それは、確実に、死に至る攻撃だった。………が。    史郎は「それ」を聞く。…小さな声だったが…しっかりとした口調で、彼はこう、呟いた…。    黒き星よ、来れ。」 アヤ:………え? 史郎:…………《黒星招来》!!??  《黒星招来》…受けた実ダメージを0にするエフェクトである。 アヤ:…そんな……!! GM:「ふ、ふははははひははひゃはははははははああああ!!!」    勝ち誇ったような笑いをあげる原作者…ルイス=キャロル!! 「危なかったぞぉーーーーーーー!!!」    怒りを隠さないその表情で、彼は君を殴りつける!! 《完全獣化》も解け、ただの『人間』の姿に戻った史郎は、地面に叩きつけられる!! 史郎:ぐはっ!! 聖 :また渾身の一撃かわされたな…。 GM:地面に叩き付けられた史郎の所に降りてくるルイス=キャロル。    まだ怒りが晴れないのか、倒れた史郎に向かって蹴りを加えつづける。 京汰:冷たい雨が、急速に史郎の体温を奪う。 聖 :ドガッ! ドガッ! 容赦なく浴びせられ続ける蹴り。いつしか地上での戦闘もあらかた静まり、周囲に響くのは雨の音だけ。    その静寂の中にこだまする蹴撃音。そしてキャロルの狂ったような笑い声と怒号。史郎の悲鳴。 史郎:ゴハァッ!! GM:「はっ、はっ、はっ、はぁぁぁ…。」蹴りつかれたのか、満足したのか、キャロルは攻撃を止め、高らかに笑う。    勝利を確信する、笑い。すぐ近くで聞こえてるはずなのに、それが凄く、遠い。 史郎:ぐ…はぁ……。腹部を中心に連続して入れられた蹴りに、腹部を押えてうずくまる俺。吐血の後が口の端から流れ落ちる。 GM:「さぁて、いよいよ幕引きの時間です。榛名史郎。」その拳に、強大な力が込められて行くのが分かる。 史郎:力の収束は感じるものの意識は朦朧とし体は動かせない。雨によって体温を奪われた事も後押しし、俺は拳を握る事さえ満足にできないでいる。    …って、おい、ちょっと、俺死んじゃうよ? このままじゃ…(笑) GM:「さらばだ、榛名史郎。楽しかったよ?」    ……ルイス=キャロルの拳がまぶしく光り輝き……史郎はその眩しさに目を瞑る。 アヤ:…そこで、《砂の結界》でカバーリング!!! GM:…なるほど。では、史郎は、覚悟していた攻撃がいつまでたっても来ない事を不信に思い、目を開く。    そこに繰り広げられた光景は…アヤがその身を盾に、君をかばっている姿だった。 史郎:…あ…ア…ヤ…さん… GM:「ぐ、き、貴様…!!?」 アヤ:……口から、ごぼっ、と血を吐き出しながら、言います。    「……人間は、化け物には負けないのよ? さぁ、立ちなさい、史郎。    ……自分の力で立てなくても、あなたには助けてくれる人がいるでしょう?」 空音:そこでアリスのインスタントロイスをタイタスに変え、昇華して立ち上がります。    「し、史郎……!」 アヤ:あなたは1人じゃない。…ルイス=キャロル…あなたとは違ってね!! 史郎:…その言葉に、ググッ、と力を込めて何とか立ち上がろうとする。    「…お…れは、かえる…ッ、全てに決着を…、つけてぇえ!!」 空音:そこで《癒しの水》《アクセル》!    史郎の体は徐々に癒え、そして、再び立ちあがる力が芽生える!! 史郎:「空音…、く、ぉおおおおおお!!」ガバァッ! と一気に立ちあがり、残っていた《破壊の爪》でキャロルに切りかかる!!    「幕は、俺が、引かせてもらうぞ原作者ぁああ!!」 GM:「何故だぁっ!? なぁぜたちあがれるぅぅぅぅぅう!!?」    流石に怯えるように、ルイス=キャロルは後ずさります!! 空音:「史郎!!! 決めなさい!!」 聖 :「自分の未来は、自分の力で掴むんだ! 史郎!!」と、俺の声も聞こえたような気もするっ!(笑) 京汰:「もう、『シナリオを書くもの』はいらない! 俺達の物語は、俺達で書くんや!!」と、俺の声も聞こえた気がする!!(爆笑) 聖 :そして他にも、『史郎!』『史郎!』『史郎!』いろんな人の声が聞こえてくる!    金剛や比叡! 千草お母さんや千早ちゃん! 岬さん! 史郎:そう! 俺は1人じゃない! 俺はみんなの元へ帰るんだっ!! 俺のシナリオは! 俺自身が書き上げるんだぁああああ!! GM:「なんだっ、なんなんだ、その力はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 史郎:「うぉおおおおおおおおおぉぉぉぉおおおお!!!」 GM:眩いまでに光り輝くその史郎の腕は、吸い込まれるようにラトウィッジに届き……。 聖 :………そして、静寂が訪れた………。
Ending Phase
GM:さて、EDフェイズです。 京汰:………………は、はははははは。 一同:(皆一様に目をそらしている。)  霧島京汰。自律判定ロールで、微妙に不安だ、ということで2倍振りを宣告した。  12個を振って、41%下げればいいものを、思いっきり下げ過ぎてしまった。  相変わらず、侵蝕率に関わるロールでは、極端な出目しか出せない男である。 京汰:この出目なら、この出目ならっ! 6個で41%落ちたのにッ!!(爆笑) GM:さて、そんなかわいそうな京汰君はさておいて。EDの最初は御子柴空音からいきましょうかー。 空音:はーい! * * * GM:ふと、目を開ければ、晴れ渡った空。    雨が降っていたはずなのに、と思うが…直後にその冷えた体温と濡れた服がそれを証明した。 空音:クライマックス直後、ですか。    「……そっか、終わったんだ……。」    眩しそうに目をひそめ、手を空に伸ばす。 GM:遠くからは、君たちを呼ぶ声が聞こえている。 空音:耳には入ってるんだけど、…なんか終わってしまったなぁ、っていう呆けた感じがまだ、離れない。 聖 :俺様や京汰なんかはまだ気絶中か? GM:いえ、起きていていいです。 聖 :ふむ。では俺様は一足先に気がついて、あぐらかいてタバコすってよう。 京汰:んじゃあ、俺は頭から瓦礫に突っ込んで足だけ生えていることにしよう。  どーしてそういう方向に進みたがるのか。この人は。 GM:「隊長〜! 泗界堂隊長〜〜!!?」    捜索に当たっているのは、聖の部下たち。 聖 :その声は耳に入っているのだが、雨雲の切れ目から差し込む太陽の光のカーテンに魅了されて、俺様は返事はしない。    「…まるでオーロラのようだ…、なぁ、兄貴…。」 アヤ:私、一足先に起きて、みんなの手当てをしてました。    で、空音ちゃんが起きた事に気付くと、史郎君に声をかけます。    「史郎君? 空音ちゃん、気が付いたわよ?」 史郎:ぬ(笑)    んじゃ、瓦礫に持たれかかりながら、ちょいと首をそっちに向けて一言「…よう…」と、疲れた声で言う。 空音:こっちも史郎の方に首だけむけて…横たわったまま答えます。    「よかったぁ、史郎、無事だったんだね?」…笑顔で(笑) 史郎:「当たり前だ。こんなことで、くたばってたまるかよ…」いつもの調子で答えます。    でも俺は片腕吊るしてあったり胴や肩に包帯が巻かれてたり、いろいろボロボロ(笑) 空音:どこから出したんだろう?(笑) …あ、アヤさんか。    「他のみんなは?」 史郎:おっさんはそこで黄昏てる。京汰はほれ、お前の後ろ見てみな。 空音:………精神的に無事とは言いがたいね。 京汰:うるしゃいっ!!!(笑) 史郎:…で、見渡す限り、ここにいるのは俺達だけ。ラトウィッジ…、原作者の姿はどこにも見えねぇ。    …どうやら、全員無事で、終わったようだぜ…。 空音:「そっか…。」…で、ここでくちゅんと、くしゃみをします(笑)    長い間雨に打たれてましたし。 史郎:…む、…んじゃ空音に近づいて、抱き起こして俺に寄りかからせる。    んで、《渇きの主》で水分吸収(笑) 空音:「ん…。史郎あったかいねー。」寄りかかりながら、ボソッと呟く。 史郎:「お前もな。…人ってのは…暖かいよな…。」 空音:「そだね。」………あとは、何も言わず、史郎に寄り添う。 史郎:俺もそのまま無言で、おっさんみたく雲間からさし込む光に見とれてよう。 空音:で、暫くそうした後に、立ちあがって。    「帰ろっか?」と笑顔で言います。みんなのところに……日常に、帰ろうと。 史郎:「…そうだな、そろそろ帰るか…」って俺も立ちあがり、瓦礫の方に歩いていって、    「…コイツ引き上げてな。」京汰の突き出てる足をポン(笑) アヤ:ずぼり、と引きぬきます(笑) 京汰:「……いよう。」虚ろな目の俺(笑) 空音:「さ、けーた。帰るわよ!」聖のほうを振り向いて、「聖さんも、さ、一緒に帰りましょう!」 聖 :「…うむ、そうだな。いつまでも、こんな所にいることはない。よっこらせっと」(笑) 京汰:やっと、終わったんやしな。さっさと帰ろーや! 空音:じゃあ、史郎の腕に抱きついて、迎えに来ていた、聖の部下のところに歩いていこうとしましょう。 GM:うむ。長かったアリスとの戦いも終わり。    君等は、ようやく日常へと帰る事になったのだった…ってところでシーンチェンジですかね。 聖 :ああ、刻一刻と終わりの時か近づいてますなぁ…(笑)
GM:さて、じゃあ、次は……アヤさんかね。 アヤ:はいはいー。どんなシーンですか? GM:君は、日常に戻っていた。アリスと言う組織が瓦解した今、この街で君が駆り出されるような大きな事件は起きていない。    上城アヤは、いつも通り、事務所で西園寺が淹れたコーヒーを飲んでいた。 アヤ:暇……ですねぇ。 聖 :いいことなのだろうが、商売上がったりと言った所か? GM:少なくとも「裏」の仕事は回ってこない。    事務所には行ってくる仕事は、夫の浮気調査とか、そんな微笑ましい…いや、当人達にとっては微笑ましくないが…そんな仕事ばっかりだ。 アヤ:……暇、ですねぇ……(笑) 史郎:……本当に暇そうやねぇ…(笑) アヤ:はぁ……。しーごーとー。 GM:ホントに暇なんだな、君(笑) アヤ:TVを見ながらコーヒーを飲んで……だらーんとしてる。「西園寺、おかわりー。」 聖 :の、のびている…(笑)    ざ、雑談でもしに行ってやろうか?(笑) アヤ:いえ、そんなシーンを無駄に引き伸ばしてもいけませんし。 GM:まぁ、そんな風にまったりと過ごしていると、事務所のドアを叩く音が。    開けてみると、小さな少女がぶたさん貯金箱を持って立っている(笑) アヤ:はぅー。かぁいい〜お持ちかえり〜(笑)    …じゃなくてェ。「どうしたのかな? お嬢ちゃん。」 空音:じゃあ、少女は泣きながら…「あのね、みーちゃんが、いなくなっちゃったの…。これで、さがしてくださいっ!」    ぶたさん貯金箱を差し出す少女。 史郎:ううう! …お、思わず涙が…(爆笑) 京汰:それはアレか? 空音もこれくらい可愛げがあれば、っていう…げぶんっ!!(笑) 空音:あんた、懲りないわねぇ…。 アヤ:ま、まぁ、それじゃあ、詳しい話を聞くために、中に入ってもらって…。    西園寺に…お、オレンジジュース?(笑) 聖 :さすが、どんなお客様にも対応できるように様々な飲み物が用意されてるんだな? 他にも番茶とか梅昆布茶とか(笑) アヤ:…さすがにオレンジジュースの必要な客は初めてですねぇ。    で、写真を見せてもらったり、いなくなった時間を聞いたり、そんな話をし終わって、…お客様をお見送りします。 空音:「ぜったいだよ? ぜったいさがしだしてね!?」必死な声で少女はアヤに懇願している。 アヤ:「はい。もちろんですよ。絶対明日には見つけてみせますからね?」と見送ります。 空音:見送られます。 アヤ:…で、外の景色を見ながら、報酬として受け取った500円玉1枚をぴん、と真上の放り投げて、それをキャッチします。    これが、私たちが守った日常。戦いの末に得た報酬。 聖 :手の中に感じる、とても軽い硬貨の重さ。しかし、今のアヤにはその重さがとても心地よく、また、とても重いものに感じられた。    …ってところか? アヤ:そんな感じです。日の光を浴びながら…あったかいな、って思ってます。 GM:うい、なんかいいシーンに持ってかれてしまったのでシーンチェンジです(笑)
GM:………さて。京汰君。……何で怯えてるのかね?(笑) 京汰:………いぢめ、ない?(笑) 一同:(一部を除いて目をそらす)(一部ニッコニコ)(笑) GM:大丈夫です。幸せになっていいんですよ? 京汰:幸せに…なっていいのか? 史郎:今まで苦労してきたもんな。もうここらで幸せ掴んでもバチは当たらんだろうよ(笑) 聖 :…掴めるようならな…(ボソ) GM:ってことで、京汰のEDで行きましょう。史郎も登場していて構いませんよ。    場所はライブハウスですかねぇ。 史郎:おお、延期されたライブだな? いろいろあったんで年越しライブになったとか?(笑) GM:そんな感じです。年越しライブ、いいですねぇ。それでいきましょう。 史郎:アリスの問題も片付いて、晴れてライブに専念できる。我等が『SEN☆KAN』のメンバーの絆も寄り深まり、    4人とも気合十分でライブに望む。うん、いい感じだ。 聖 :「それにしてもよう史郎〜…、やっぱ『SEN☆KAN』はねぇんじゃねぇ?」(笑) 史郎:うるせえよ! いいから真面目に準備しろよッ!!(笑) 空音:観客席で岬さんと一緒に史郎たちの出番を待っていましょう。 アヤ:私もいようっと。女3人で待っていまーす(笑) 聖 :いやいや、他のバンドがどうかは知らんが、少なくとも『SEN☆KAN』のファンは女性比率のが高い。    全員が全員結構もてるので。特に比叡が。 GM:なるほど。君たち目当てに、普段は野郎ばっかりのこのライブハウスが、今日だけは男女比率が逆転している、ってことで(笑) 聖 :もう黄色い声援が飛びまくってる。「比叡様〜〜〜!!!」って言う大半の女の子の声を筆頭に、    「金剛く〜ん!!」「榛名く〜ん!!」って言う声も結構飛んでくる。 京汰:俺はっ!? 俺はっ!!?(笑) GM:野郎の野太い声で「けぇいたーーー!!!」(爆笑) 聖 :「霧島く〜ん」は語呂が悪いので…(笑) 京汰:うわーん!!(笑) GM:いや、ちゃんと女性の声も聞こえますよ? 君は年上の女性には受けがいいのだ。    「けいたくーん! かわいー!!」 京汰:お、おおおおお、俺のサンクチュアリはここにあった!!(ガッツポーズ) 史郎:まぁ、そういう中で渾身のライブが始まるわけだ。 聖 :『SEN☆KAN』は史郎と京汰のダブルボーカルだったよな? たまにソロで歌ったりもするんだろ?    史郎がラブソング担当で京汰がお笑い担当だろ?(笑) GM:史郎、実はバラード系が多いんだよね。 京汰:逆に俺はアップテンポな曲が多いのかな。 聖 :『チチ○もげ』とかな。 一同:やめれ。 聖 :………京汰があれ歌いながらあれ踊るのかぁ…(京汰のPLを見る…)    …妙に似合うなぁ…(笑) GM:で、大盛況のうちに、君たちの演奏が終了します。 史郎:演奏のできに、舞台裏でみんなで『いよっしゃぁああ!!』とか叫びあいます(笑) 京汰:お疲れ! と関係者達とハイテンションに会話してたりするんやね。 GM:えー、でここからが本題というか(笑)    君たち…史郎と京汰は演奏が終わると、ライブハウスの主人に連れられて、別室に呼ばれます。 史郎:おや? 京汰:なんやろ? と思いながらついていきます。 GM:で、連れていかれた部屋のドアを開けると、テレビや雑誌などで良く見る顔がそこにいます。    有名な音楽プロデューサーですね。 聖 :ツ○ク? GM:「榛名君と霧島君だね?」    名刺を渡されます。某大手会社のプロデューサーと名刺には書いてあります。 京汰:うっわ、すっげー緊張してる。俺(笑) 史郎:流石にそりゃ俺も緊張しますよ!    「うわ、おい京汰、前園プロデューサーだよ(ぼそぼそ)」(爆笑) 京汰:「本物だよ、本物!!(ぼそぼそ)」 GM:「君たちの歌を聞かせてもらったよ。……まだまだ、荒削りだが、いい声をしている…。」    えらそうに前園さんとやらは君たちに言います(笑) 史郎:あ、あ、あ、ありがとうございます!! 京汰:こここここここ、光栄ですっ!! GM:「それでだねぇ。君たち、ウチで1枚、CDを出してみる気はないかね?(笑)」 史郎:ぜひ! ぜひ! ってええ!? し、CDぃ!?(爆笑) GM:「まぁ、これは君たちにとってもいいチャンスだと思う。良く考えてくれたまえ…。」 史郎:…って、あの、俺達だけ? 金剛と比叡は? GM:うむ。2人だけですなぁ。話があったのは。 京汰:む、むぅ…? 史郎:ぬう、そ、そりゃ素直に喜んでもいらんないなぁ…。むう〜…。 GM:まぁ、そんなわけで前園さんは退場していく。 アヤ:《猫の道》で。 GM:オーヴァードかよっ!(笑) アヤ:帰り際に、電話しながら「まだ霧島京子は見つからんのか!」と怒鳴っていたり。 京汰:げふん。 史郎:うおおおお! 一難去ってまた一難〜〜!!(笑) 京汰:………俺は、この話に乗るわ。 史郎:ぬうう…、…まぁ、俺も乗りますけどね。CD出してみるだけですしねぇ。    ただ少々気が引けるのも確かですがねぇ(笑) 京汰:キチンと話せば、二人だって喜んでくれるはずや。    …せっかくのチャンスやしな。 聖 :ほれ、あれだ、いつぞや言ったが、少なくとも金剛は、夢はアーティストじゃなくて保父さんだぞ?(笑)    別に自分がデビューできなくてもいいのではないか? 史郎:ああ! そうか!(笑) アヤ:でも比叡は「君たちばっかりモテようだなんてずるいじゃないか! 僕も混ぜてくれ!」と…。 GM:言わない言わない(笑) 聖 :比叡はねぇ、きっと大企業の社長子息なんだよ。だから高校出たら一流大学で経済学とか学ばなきゃいけなくて、    その後も大学院いってそのまま次期社長になることが決まってるんだ。だから遊べるのは今の内〜みたいな感じでいるんだよ。    「お前等と過ごした3年間、すげぇ楽しかったぜ…ありがとうな…」と言いながら卒業していく(爆笑) GM:か、かっこいい!(笑) 京汰:…でもそうすると「SEN☆KAN」は解散…なのかな。 聖 :きっと高校で解散なんだろう。金剛も教育課程進まなきゃならんだろうしな。 史郎:そ、そんな連中だったのかっ!! うおおお!! お、俺の親友はみんないい奴ばっかりだぁああ!!(笑) 京汰:きっとみんな……ここから新たな道を歩み出すんだな……。 史郎:そうか、んじゃ迷う必要はないんだ。みんなきっとそういうの分かってて活動してるんだな。 聖 :そうそう、好きだからやってるってのもあるけど、互いの友情の証みたいなものの為、っていうのもある。 史郎:くう、鏡の街、なんて泣けるお話なんだ…(笑) GM:うう、いい人ばっかりだ!    君たちは、ここから新たなる一歩を踏み出す。…別々の道かもしれないが、お互いが結び合った「ロイス」…絆は決して離れない…。 京汰:おお、幸せだ! 幸せだぞ!!(笑) 史郎:俺達、きっといつまでも友達だぜ!(笑) GM:じゃあ、そんな幸せな京汰のEDでした、まる。 京汰:幸せ……。
GM:で、聖さん。 聖 :おいっす。俺様はどういうシーンだ? もう沖縄行っちゃったのか? GM:……じゃあ、いきなり月日は流れ1年後。沖縄の某所で、聖と葛葉の結婚式が行われる。 聖 :おお! ついに俺様と葛葉の結婚式! しかも沖縄で! やっぱ衣装は沖縄式なのか?(笑) GM:そうです(笑)    地域の人達もかけつけてくれてますし、…もちろん戦友たちもかけつけてくれてますよ? 聖 :おおお、心の友よ〜、久しぶりだなぁエンチャンター、来てくれるとは思わなかったぞ?    FHは元気か? 春日恭二はまだ生きてるのか? ハッハッハ、あいつはタフだナァ〜(笑) GM:……お前、UGN側に友達少ないよな。 聖 :いや、でもFH側にも友達少ないッスよ?(笑) GM:まぁ、警察の元同僚とか、そういった方々で知り合った仲間たちが君たちの元に尋ねてくる。 京汰:……おっさん。ようやく結婚式やなぁ。 聖 :なんか妙に時間かかったな、何やってたんだろうな? …ああ、きっと引越しとか…、出産とか?(笑) GM:籍を入れたのは早かったんですが、この甲斐性なしが資金を集めたりするのに時間がかかったので、今の今までやれなかったんですよ、きっと。 聖 :なるほど、それじゃ仕方ないか…(笑) 京汰:本人が納得してる!(笑) アヤ:聖と話そう。「……タバコ、やめたんですか?」 聖 :ああ、この美しい沖縄の地に、タバコは無粋だと知ったのさ…(笑) アヤ:健康にも悪いですしね。 聖 :ふふ、俺様はひひひ孫の顔見るまでは死なぬと宣言した男だからな。    一度言った事は必ずやり遂げる。それが俺様の魅力の1つさ(笑) アヤ:……聖さん。…今、幸せですか? 聖 :ああ、もちろんだ。まるで全世界の人々に、祝福されているような気分だよ。    そして、この幸せは、これからもずっと続いていく…、いや、これからはもっと大きな幸せに、なっていくのだろうなぁ…。 アヤ:楽しみ、ですね。    お子さん、可愛いらしいですね。まだ、お目にかかった事はないんですが。 聖 :ああ、では結婚式の後、顔を見てやってくれ。    可愛いぞ、葛葉に似ていてな、あの小さな手に人差し指を握られた時は、もう感動で涙が出たわ(笑) アヤ:うふふ。…あなたも立派なお父さんですね。 空音:ちなみに、私と岬さんとは葛葉さんの衣装をかわいーかわいー言ってます(笑) 聖 :「…フフフ、いや、違うな…。自分で言うのもなんなんだがな、上城、実は、もう孫が生まれたような気分なんだよ…」    と、空音や京汰や史郎を見ながら呟きます(笑) アヤ:…賑やかな「家族」ですねぇ……。 聖 :まったくだな、はっはっはっは(笑) GM:なんだ、この超☆ハッピーエンドは……? 聖 :なに言ってんですか、4年にも及ぶ大事件が終結したんですよ? そのEDが超☆にならなくてどうするんです(笑) GM:それもそうか(笑)    …ここには、戦いの影も形もない。…まさに平和そのものだ。    聖はそんな幸せを噛み締めながら、今日の日を過ごすのだった…。 聖 :そう、最後に談笑している葛葉や史郎たちを、目を細めながら見つめて、    「平和はありがたい。皆、思い思いの暮らしができる。そして、今この時の平和を築く事に、多少なりとも力を貸せた事を、    俺様は、誇りに思う…。」と呟こう。 GM:何? その死亡フラグ満載なセリフは。    …まぁ、死なないうちにシーンを切るか……。
GM:そして最後のシーンは、主人公、榛名史郎のシーンです。 史郎:…なんか、和んじゃったなぁ…(笑) GM:もうちょっとはっちゃけようと思ってたんだが…まぁ、最後だし。    シーンとしては、結婚式が終わった夜ですかね。 空音:じゃあ、砂浜に座って私は星を見てるから…来なさい、史郎!(笑) 史郎:また指定してくるのか!(笑)    なんかお前の言う事そのまま聞いてるだけってのも癪だから、最初からお前と一緒にいた事にしてやる!(笑) 空音:じゃあ、座って二人で星を見てます。 史郎:「…こっちはあったけぇなぁ…」    相変わらず気の利いた話ができずにどうでもいい一言をポツリポツリ喋る俺(笑) 空音:「ん、星も綺麗。」膝を抱えながら、史郎と同じようにポツポツ喋ります。 史郎:相変わらず空を見上げたまま、    「なぁ、…御子柴、ちょっと、聞いていいか?」 空音:ん? 史郎:「…いや、き、気にしているわけじゃ〜ないんだがな? UGNの、あ、天城って人とは、ど〜ゆ〜関係なんだ?」(笑) 空音:けーすけおにいちゃん? …んー…………んー?    そうだなぁ……命の恩人だし、ずっと、訓練とか手伝ってくれてたし…優しいお兄ちゃんって感じかなぁ。 史郎:そ、そうか、ずっと…、なぁ…? 優しい…、お兄ちゃん…、なぁ…? そ、それだけなん、なんだよな?(笑)    き、気にしてるワケではないのだぞ〜?(笑) 空音:「?」不思議そうな顔をして、史郎の顔を覗き込みましょう(笑) 史郎:「く! 俺も相当朴念仁だが! お前も相当朴念仁だっ!」とか心の中で歯軋りしながら(笑)    「…いや、もういい。くだらんこと気にした俺がバカだった…。」(笑) 空音:…少し考えて、何かに思い立ったようです。「ふ〜ん?」 史郎:「ええい! もういいったらもういいんだ! そこ! 妙な顔して覗き込むな!」人差し指ビシィッ!(笑) 空音:じゃあ、そんな史郎の手を取って。    「大丈夫だよ。私、史郎の側にいるから。」もー、目なんか見つめちゃってラブラブ光線を出してやろうー(笑) 史郎:ではその視線にどぎまぎして、「お、…おせんだよ、ちくしょう…」とか目をそらしながら言う(笑)    で、少し間を置いてから向き直って、「…御子柴、いや、空音、今までキチンと言った事なかったから、ここで、言わせてもらう。    …俺は、お前が好きだ…。」(一同爆笑) 空音:すこし、びっくりした顔をして……「私も、……その、史郎の事が………。」    顔を凄く赤らめて、…次の言葉が出てこない。「あの、その……あの……史郎の、事が……。」 史郎:…い、言えないのか? この手のセリフは言えなくなるのか? 空音は…、そ、それは、萌えてしまうなぁ…(笑) 空音:…んで、ぎりぎり、聞こえるくらいの小さな声で…「すき。」とボソッと。 史郎:………潮の音で聞こえなかった。もう一回言ってくれ(笑) 空音:……あう、あうううう〜〜〜、史郎のいぢわるー!! 史郎:いい、いや、意地悪なんじゃなくて、その、…あの、ちゃ、ちゃんと聞こえるように、…い、言って、くんないか、な…?(爆笑) 空音:じゃ、じゃあ、耳打ちします。「史郎が、好き。」って。    はう……もー、2度は言わないからねっ! すっごい恥ずかしいんだから!!(笑) 史郎:「…あ? ああ、あああ…」言わせといてなんだがこっちも顔真っ赤にしてしばし硬直(爆笑) 聖 :史郎、なんか演出古いよ(笑)    天然記念物者だぞ、この少年(笑) GM:あ、え、えっと…どう、納めたらいいのかな? いいのかな? 史郎:…お、おい、GMが何とかしてくれると思って俺ぁ好き勝手やってたのになんだそれは?(笑) GM:あ、いや、その…空音が…こんなキャラだとは思わなくって……(笑) 空音:もー、顔真っ赤にしてまま、史郎に抱きついてます。    今、顔を見られたくないので、胸に顔を埋めています(笑) 史郎:え〜と、んじゃ、飛びついてきた空音を俺も抱きしめて、耳元でささやく。    「空音、1年前にさ、アリスとの戦いは終わったけど、俺はその後、京汰と、歌でCD出すって、戦いがあったわけだよ。    …きっと、これからも、命のやり取りじゃないけど、それよりもっと重要な戦いが、目いっぱい待ってると思うんだよな。」 空音:…史郎の戦いは、続いてるんだよね。私の戦いも。 史郎:ああ、まだ、戦いは続いてるんだ…。    でも、でもよ…、アリスの連中と戦ってて実感したけど、お前が側にいると、すげぇ、心強いんだよな。いろいろ…。 空音:あう…顔を真っ赤にさせたまま聞いてます。 史郎:…ある意味俺お得意のまとめ方として定着しかけてる気がするなぁ…(笑)    「…だから、さ…、できれば、これから、も、ずっと、…ずっと、俺の側に、いて欲しいと思うんだよな…俺。    …なんとか、歌の方も好調でよ、なんとか人並みには、社会人できそうなんだよ、だから、さ、その…、お前が、大学出たら…」    ………空音大学行けたんか?(笑) 空音:行けました(笑)    「大学、出たら?」 史郎:…………いや、それはまた、お前が大学出たら言うわ…(笑) 空音:「ん、じゃあ、待ってる。待ってるから……それまでは、一緒にいて、いいよね?」    ここで顔を上げて、史郎の顔を見上げる、と(笑) 史郎:「…よく葛葉さんに泣かされながら、それでも別れなかったおっさんの気持ちが、少しわかった気がするな。」と心の中で苦笑しながら(爆笑)    「…ああ、待っててくれよ。今よりもっと、もっとでっかくなって、お前が大学出る時に、胸張って、今の言葉言えるようになってるから…、    それまで、それまでは……。」 空音:「それまでは……。」  見上げれば満天の星空。  少年と少女は、その下で誓い合う。  共に生きることを。  共に助け合うことを。  人は1人では生きていけない。  そんな当たり前のようなことを、誰よりもかみ締めて、少年は誓う。  この笑顔を、守り続ける、と。 Double Cross Mission05 The RENEGADE fin
GM:お疲れ様でしたー!! 一同:ぅお疲れ様でしったーあ!!(笑) 聖 :お、終わったー! 終わっちまったー!! あははははははははははははは(爆笑) 空音:最後に、ヒロインの座を取り戻しましたよ! 史郎:不覚にも最後の最後で萌えてしまいました(笑) 空音:えへへー。恥ずかしかったよぅ。 GM:おかしい…もっとギャグを摘め込んだEDにする予定だったのに…。    なぁ、京汰? 京汰:しあわせー、しあわせー。 GM:聞こえてねぇ!?(爆笑) 聖 :はっはっは〜、いくらGMでも場の流れに逆らえない、そう言う事ですなぁ。    ギャグより、まっすぐな話のほうを無意識的に望んでいたんでしょう。彼が(笑) アヤ:私も存分に活躍できましたし。大満足です。 GM:ん…まぁ、元々シリアスキャンペーンだったしな。    まぁ、反省会はともかく。飯でも食いに行こうか!! 今日は豪勢に!!(笑) 聖 :いよっし!! 今日は豪勢に!! ココイチでメンチカツカレーのライス600gだっ!!(笑) GM:ちっちぇーーーー!!!(大爆笑) 京汰:しあわせ…(ほわわん) GM:帰ってこいよー?(笑)
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