「はい、みなさま、お揃いですね。準備はOKですか?」

「…OK、かな?」

「エフェクト欄が足りね〜(笑)」

「うわーいっ、まだです! 成長を今考え中です!!(笑)」

「むはっ、それじゃ、5分やるから考えておいてください。その間は適当に雑談をしていよう。」

「了解です。エフェクト欄足りない〜!(笑)」

「とうとう鏡の街も4話目に突入かぁ。凄いなぁ…(笑)」

「いよいよ、物語が大きく動き始めますよ〜。
 今回は、前回のようにはいかないですが、史郎と空音は…ラブして下さい(笑)」

「…おれどうしようかなぁ…、岬さんという選択肢が存在するんだよなぁ…(笑)」

「二兎を追うもの一兎も得ず。」

「まぁ、冗談ですがね(笑)」

「岬さんがここまで登場するとは思わなかったなぁ…。」

「今回はいろいろ女性が恐いねぇ。…って言うかアリスシリーズは通して女性が恐いね(笑)」

「ううむ、男性が弱いのか、女性が強いのか…。まぁ、世の中こんなもんです。」

「そうだね。こんなもんだよね。女性は恐いよね。うんうんぐほぉ!!(笑)」

「もう一度、同じセリフ、言えます?(笑)」

「笑顔がこええっ、ごばぁっ!!(笑)」

「…せ、成長する前に永眠しそうだな…(笑)」

「ま、まぁ、そういう小話はいいとして…そろそろOK?」

「ん。おっけーです。」

「こっちもいいぞ。」

「はい、では、一同、成長申告を行って下さい。」

「榛名史郎、《完全獣化》を2レベルに上昇、《ブラッドバーン》《フルパワーアタック》《神獣撃》を各1レベル取得。
 もうちょっとで100%フルコンボ時の基礎攻撃力が50超になるぞ(笑)」

「…恐いなぁ。…GMとしてはその攻撃力よりも、帰ってこれるかどうか、ってほうが恐いわ…(笑)」

「おれもだ(笑)
 まぁ、でも《神獣撃》使うと《完全獣化》解けちゃうから、実質フルコンボ使えるの一回だけですよ。見た目ほど恐ろしくはない。多分(笑)」

「なるほど。ただ1回のみの必殺技か。あの特殊能力とかも使うと、恐ろしいな。」

「んで、次は俺やな。霧島京汰、《抜き打ち》《戦局判断》をそれぞれ1レベルずつ。《戦術》を一気に2レベルに。」

「ほう。また面白い能力を。」

「神速を極めたいと思いまして。これでイニシアティブは19やね。100%超えると22になるねん。」

「うお! はええ! ジャバウォックすら超えとる!?」

「お前でようやく、ハヌマーンの汚名が返上できた気がするな(笑)」

「いや、ハヌマーン強いねんで? まこぴーと相馬が勝手に汚してただけで(笑)」

「《抜き打ち》は…お前だと抜刀術になるのか?」

「そやね。《一閃》で懐に飛び込み、《抜き打ち》で「あまかけるりゅうのなんとか」を放ちます(笑)」

「超神速の抜刀術かぁ…(笑)」

「いやぁ、そこまで行くと「瞬天なんとか」の方じゃないかぁ?
 あ、いやいやそうか、お前の剣の腕は天賦の才じゃないのか。こりゃ失敬失敬(笑)」

「むぅ。天賦の才は両方にあるのでは?」

「そういうネタはともかく、次の人、お願いします。」

「はい、御子柴空音、エフェクト取り忘れてたものをいくつか取りました。《ポイズンフォグ》のレベルを上げて、《光の剣》《戦乙女の導き》を
 それぞれ1レベルずつ取得しました。あと、精神が1上がりました。」

「《光の剣》ぃぃいい〜?(笑)」

「いや、前々回、《シャインブレード》を取得したはいいんですけど、アレ、武器に光を纏わせるエフェクトで。
 そもそも、武器を持ってなかったなぁ〜と(笑)そんなわけで、武器作成エフェクトを。これで演出エフェクト取得完了。」

「…実践ではもちろんの事、演出としても使う機会あるのか? それ(笑)」

「いやいやいや、使う機会は自分で作るものだよ。史郎脅す時とか拳銃よりこっちのが絵になるじゃん?(笑)」

「…どんなシーンや、それは(笑)」

「ホントは、《ポイズンフォグ》をやめて、《レーザーファン》で光の剣で範囲滅多切りとかやってみたかったんですけどねぇ…。」

「それやられるとうちのPT全滅しますな。」

「お前にはこのエフェクトを敵に使うという発想がないのか?(笑)」

「なんで味方同士で戦いあうのが前提なんだろ。」

「いやぁ、戦いにはならんて。空音の一方的な虐待用のエフェクトだしょう? これらは(笑)
 主に被害者は史郎と京汰でしょうが(笑)」

「…ま、いい。次行こう、次。」

「はいなー。上城アヤ、《風化》《伸縮腕》《異世界の因子》《魂の錬成》を1レベルずつ取得!」

「おお! とうとう《異世界の因子》!!」

「それで《シャインブレード》をコピー。輝く《爪剣》のできあがり(笑)」

「おお、…そしたら素手で殴りたいですねェ…。」

「『私のこの手が光って唸って轟き叫んじゃう!!』って感じか。」

「私のこの手が光って唸って轟き叫ぶ!!
 『ア〜ヤ〜…、た〜た〜か〜え〜…、こ〜ろ〜せ〜…(喉の奥から絞り出すような声)』(笑)」

「うわー、いやだなぁ、ソレ。…でも、史郎をコピーしたらそうなるかもね。」

「ああ、そういうのはあるかも知れないなぁ。《風化》って何?」

「あ、それはオシャレエフェクトでして。アイテム破壊エフェクトです。触ったものがさらさらと砂になるという演出で。」

「…お前等、ほんっとに演出重視になってきたな(笑)」

「そういう事ができるのもDXならではですな(笑)
 『演出の為だけの成長』、なんと贅沢な事か。ソレでもしっかりやって行ける所がまた凄い。」

「GMがカツカツとした戦闘を好まないからな。こういった演出を重視してもやってけるんだが。」

「まー…戦闘系エフェクトばっかり取得してるキャラなんて面白くないですし、ソレは戦闘能力は高いけど、侵蝕率管理が大変だし。」

「まったくまったくまったく(笑)」

「うう、なんかそういわれると暗に攻められてるような気がする(笑)
 俺あんまり「演出用」って割り切って取ってるエフェクトないんだよなぁ…(笑)」

「別に取らなきゃいけないわけでもないけど、攻撃エフェクトはコンパクトに取った方がいいと思うよ。レベルを上げる、とかね。」

「さて最後は俺様か。泗界堂聖は精神を1上げて、《無限の瞳》を1レベル取得した。」

「……あれ? なに、そのコンパクトさは(笑)」

「…わかっていってんだろう、あ?(笑)
 俺様は前回侵蝕率による経験点はもらってねぇんだよ。ちくしょう(笑)」

「ああ、戦闘エフェクトに特化し過ぎて、しかも自爆射撃を行って、侵蝕率がえらい事になったんでしたっけ(笑)」

「ああそうだよ! コンパクトにまとめなかったせいで一回の射撃で15%とか上がる上に《タッピング》とか使いまくってえらい事になったんだよ!
 いちいち言うなドちくしょう!!(笑)」

「まぁ、その分、大活躍だったじゃないですか。」

「活躍しなかった私が3点侵蝕率経験点を貰って、大活躍した聖が0点。」

「あっはっはっはっは!」

「あははじゃねぇえ!! しかも空音だって満点取ってるじゃねぇか!!
 このキャンペーン最低だぞ! 正直者が馬鹿を見るッ!!(笑)」

「……まぁ………面白ければ、なんでもいいかなー、って。うん。」

「ウオオオォォォォーーーーー…………!!!」

「リアルで人ん家の中駆け回らんでくれッ!! いくら今誰もいないからってッ!!(爆笑)」

「落ちついた? …で、《無限の瞳》ってなんだ?」

「…<知覚>にダイスボーナスがつくエフェクトだ。領域内の事象を全て把握できるエフェクトだな。」

「ふむ。領域マスターになりつつあるな。《奈落の法則》の事といい。」

「まぁ、それがオルクスだもんね。」

「俺様は空母なんだよ。俺様の仕事はレーダーで敵位置把握したりジャミングしたり攻撃機誘導したり、全域に睨みを利かせる。
 で、艦載機のポチが攻撃を行うと。」

「ふむ。…これで、成長申告は終わったかな? そいじゃ、タイトルコールに行きましょうか。」



Double Cross リプレイ The Beast

GM:んなわけで、次はハンドアウトの確認です。    読めばわかると思いますが、約2名、世界が違います。 聖 :なんせ前回遠まわしにプロポーズしちゃったからなぁ、はっはっは〜、いやぁ照れるなぁ(笑) GM:遠まわしでもなんでもなかった気がしますが、それじゃあ、ハンドアウトを確認して下さいな。  榛名史郎  ジングルベール、ジングルベール。  時は流れ、さらに1ヶ月。  街はクリスマスムード一色だ。  しかし、そんな街の浮かれた気分をよそに、君の気持ちは沈みきっていた。  「あの、榛名君…クリスマス、予定あるかな? よかったら…」  「史郎、クリスマス、予定ないよね、付き合ってくれる?」  あの、俺、クリスマスは毎年バンドのメンバーと…。  シナリオロイス: 御子柴空音  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:自由  霧島京汰  君は今、病院にいた。  神無ヒメの見舞いをするために、だ。  彼女たちも、ある意味、被害者だ。  君はそう割りきって彼女たちの見舞いに来た。  …しかし、そこにいたのは、予想外の来客だった。  「よう、メリー、クリスマス、霧島京汰。」  シナリオロイス: ジャバウォック  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:恐怖  御子柴空音  「まったくもって、不愉快だ。」  君は、榛名史郎のデレデレした顔を見ながら、そう思った。  そして、その原因となる、志藤岬を見て、ため息をつく。  まったくもって、不愉快だ。  不愉快だ、が。  そう思いながらも、御子柴空音は、珍しく、自分の納得がいかない状況に、妥協してしまっていた。  シナリオロイス: 志藤岬  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:不快感  上城アヤ  日常は崩壊する。  君の前に現れた男は、それを否応なしに実感させた。  上城アヤとして生きてきた、この生活。  心地よいこの生活は…崩壊のときを迎えている。  「私と共に来るのだ、フェイスレス。」  それは抗いがたき言葉。  君は、その言葉に抗う。  …最後のときまで。  シナリオロイス: フェイスレス  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:不信感  泗界堂聖  「戦争」の準備は刻々と整ってきている。  アリスとの全面戦争。  それは歴史には出ない、しかし、歴史を十分に決定する戦い。  その前に、やらなくてはならない事がある。  守らなくてはならない人がいる。  すべてを打ち明ける。  この世界の形を。  自分が今までしてきたことを。  これからのことを。  シナリオロイス: 相田 葛葉  推奨感情 ポジティブ:純愛       ネガティブ:自由 GM:…っちうことになっています。    皆様、いろいろ突っ込み所はあると思いますが…突っ込んでください(笑) 史郎:…な、なんか、ある一部を除いてずいぶん珍しいシナリオロイスになっておりますな…?(笑) 聖 :やっぱ俺様最後までシナリオロイス葛葉なのかなぁ…?(笑) 京汰:また俺死ぬのぅ!?(笑) 史郎:…なんか、犬も歩けば棒に当たる的な運命は前作と変わってないみたいだね…(笑) 京汰:なんでやー、なんでやー。 空音:それはどうでもいいんだけど、GM、ハンドアウトってこのセッションでやる事とか、流れの確認とかですよね? GM:う、うん? うん、そうだよ。 空音:……これはアレですか。このセッションはイライラヤキモチ妬いてなさい、ってことでファイナルアンサー? GM:ふぁ、ファイナルアンサー(笑) 史郎:…するってーと、おれぁ二人の板挟みになってろっつーことですかい? ファイナルアンサー? GM:ファイナルアンサー。    ハンドアウトのとおり、板挟みになってください(笑) 史郎:…こ、困ったなぁ…(笑) 聖 :俺様はアレか? とうとう葛葉に真実を語れと? GM:はい、真実を語り、しばし葛葉と会わない、とか言うシーンをやりたいと思ってます。    「これが…この世界の真実、お前に黙っていた事だ…。お前をこれ以上巻き込む事はできない…しばらく…俺はお前に会えない。」とか    そんな感じの愛する故に突き放すー、聖さんカッコイイー! みたいな感じで。 聖 :おお! おっしゃあ! 俺様カッコイイ〜!!(笑) 空音:死にますか、聖さん。 聖 :おお!? おっしゃあ!! 俺様死にまなにぃい!?(笑) 空音:死亡フラグが立ってる気がしますが…まぁ、まだ微妙ですかねぇ。 GM:いい反応だなぁ、聖。 アヤ:…なんか、私も死亡フラグが立ってるっぽいなぁ(笑)    ハンドアウトが不吉ですね。 GM:うひひ。アダルト組はシリアスに決める為にいろいろ頑張ってもらいますからね。 聖 :とうとう、と〜うと〜う俺様がシリアス担当となる日が来たか〜…、ふ、ふっふっふ〜、これが正しい世の姿なのだぁああ!! 史郎:世紀末は4年前に過ぎたぞ?(笑) GM:そんなわけで、PC間ロイスを取得して本編に入りましょうか。 史郎:いつも通り上から下にか? GM:うむ。いつも通りにお願いします。 史郎:ではまず俺は京汰にだな。    …ふ〜む、信頼と嫉妬かな。表は信頼な。実はお前のが歌が上手かったりすると俺は思っているのだ。 京汰:なるほど。…あれ? いつもと順番逆じゃね? GM:む? …あれ? 史郎:あれ? いつもは下から上になんだっけ? んじゃ俺は聖にか? GM:ま、いいや。じゃあ、今回は逆に取得しよう。どうなるか興味はあるしな。 史郎:じゃ、京汰にはさっきの感情で。 京汰:なら、俺は空音にやな。……憧憬に劣等感。表は劣等感、かなぁ。 空音:…は? 京汰:なんかな、お前の強さに、最近憧れてんねん(笑)    俺にはない強さが、お前にはある、ってんで。…んで、あの幼なじみが…遠い存在になったんやなぁ、と。 空音:……んー…京汰にそう言われると、…ねぇ。    んじゃ、次はアヤさんに。信頼と……不安? 無難に行くと。 アヤ:無難過ぎますねぇ(笑) 聖 :空音とフェイスレスはあんまり絡んでないからなぁ。なんとも言えんだろう(笑) アヤ:じゃあ、私はフェンリルナイトに。    …尊敬か、尽力かだなぁ。ポジは。 聖 :ほほう? 俺様を尊敬するかね? するかね? いやぁ、俺様大人気だなぁ、何か株急上昇だなぁ(笑) アヤ:いや、前回の事があるじゃないですか、葛葉との事。    やっぱり、オーヴァードでも幸せになれるのかなー、すごいなー、って思うのと、…あと、私はそんなの無理だから、せめて、    2人には幸せになって欲しいなーって、その為になら力を尽くすよー。 聖 :はっはっは〜、いやぁ、なんかうちわの受けはかなりいぞ聖。人気投票は塔矢の方がダントツに高いが(笑)    で、ネガは? アヤ:劣等感、か、疎外感ですね。    えーっと、じゃあ、尽力と疎外感で。表は尽力。 聖 :俺様は史郎にか。…そうだなぁ、庇護と不安かな。表は庇護でな。    大事な兄貴の忘れ形見だ。俺様がキチンと守ってやらねばな。しかしやはりあの妙な力が気にかかる…。 史郎:そうか、そう言えばおまえは俺の「叔父」なんだったな。すっかり忘れてた(笑) GM:アレ、親死んでるんだっけ。 史郎:親父は死んでますよ。お袋は生きてますが。俺はお袋と妹との3人暮らしですよ、今は。    ライフパスの幼少で大事故振ってますから、きっとその時死んだんでしょう(笑) GM:なるほど。…PC間ロイスの取得は以上ですかな? 聖 :俺様が終わったので以上ですな。エンチャンターの分とか取るか?(笑) GM:エンチャンターはもういない!(笑)    いや、いるけど! パーティ内にはいませんから。それじゃあ、OPに行きましょうか。
Opening Phase
 男は別れを告げる。  これからの戦いのことを考えながら、聖は葛葉を見る。  …守らなくては。  たとえ、突き放しても、嫌われても。  愛するもののために。 GM:では、聖さんから始めましょうか。やりやすいキャラから(笑) 聖 :ほほう、俺様からですか。いきなり修羅場からですか。やりやすいのですか? むしろあれですか?    そこの小公女が何言っても対処できるよう余裕を持てるうちにやってしまいたいとかそう言う思惑ですか?(笑) GM:何かあったときに…対策を取る時間は、長い方がいいだろう?(笑) 聖 :全く同感ですな(笑) 史郎:もう何か起こる事は決定された事象であるらしいな(笑) 聖 :で、どう言う場面ですかな? GM:ハンドアウトの通りです。君は決意を秘め、葛葉を呼び出しました。    …ある意味、プロポーズの時よりも緊張してるかもしれませんね。 聖 :むう、話が話だからな。今回はバーはやめておこう。    …そうだなぁ、んじゃホテルかどっかの一室でいいか。 GM:ほう、では、ホテルの一室ですか。えー? 夜景が見える最上階?(笑) 聖 :まぁ、階層はどこでもいいが、まぁ、絵になるので最上階にしようか(笑) 空音:「高かったでしょ、この部屋。」…ベッドにぼふん、と腰掛けて、葛葉が笑う。    「今日はどんな風の吹き回し?」 聖 :「…台風が接近中だ。第何号かは知らんが…」    と、夜景を見ながら真面目な顔して言おうか。 空音:「それで、話って何?」 聖 :う〜ん、いざとなると、どう話していいものやら…(笑)    「フゥー…、大事な話しだ、葛葉…」と、葛葉のほうに向き直って言うぞ。真面目な顔して。    「いつお前の両親に紹介してくれるかな?」(笑) 空音:「クリスマスは…デートしたいし…正月、かなぁ?」 聖 :「そうか…。いつになるか分からんが、楽しみにしていよう。」と、一服してからタバコを灰皿に潰して、意を決して葛葉の真正面から言うぞ。    「すまんが葛葉、…」…ところで今日は何日ですか?(爆笑) GM:そうですねぇ、12月20日と言う事で。    あと1週間足らずでクリスマス〜♪ 聖 :ぬう、残念。近ければデートもできたろうに。    では改めて、「すまんが葛葉、これから暫く、お前とは会えん。クリスマスのデートは諦めろ。」 空音:「え…?」…なんと言ったのか、それを認識できなかったようだ。    「暫く…会えない?」 聖 :「いいか葛葉、今から俺様が言う事を良く聞くんだ。これはいい訳の為の作り話でも、オモシロトークの為の冗談でもない…」    と、ではレネゲイトやらオーヴァードやらの話を始めましょう。かいつまんで。 GM:では、数分間、聖は己の知っているオーヴァード、レネゲイドに関する説明をしました。 空音:葛葉は、最初は冗談かと思ってたんですけど、話を続ける聖の真面目な雰囲気に押され、黙って聞いています。 聖 :で、ある程度話して、「と言うわけだ。」で話しが終わると(笑)    「というわけで、この世界は既に変貌していたのだ。」 空音:「オーヴァード……レネゲイド……そんな事が…信じられないよ…。」    流石に、日常にどっぷりと浸かってる彼女にとっては、にわかに信じがたい話ですし、呆然としてましょう。 聖 :「お前が信じられるかどうかではない。これが真実なのだ。」、え〜と、俺様はいつも、真面目な話しをする時は口調が少々きつくなるのだ。    葛葉もそれは知っているし、どういうのが、俺様の「きつい口調」なのかも知っている。 空音:ここで聖が「証拠」を見せる、ってのはどうですか? 聖 :そうしようとも思ったんだが、ポチの機械関係だとなんか説得力薄そうだし、領域の展開なんて葛葉には分からんだろうし、    《ワーディング》はそれこそ意味ないし、《リザレクト》は、傷作らないといけないから、それはしたくない。 空音:いやいや、ここで自分が化け物だと言う事を見せつけて、…しかし、葛葉もそれを受け入れる…美しい。 聖 :俺が傷つくるのがいやなんじゃなくて、葛葉に傷を見せたくないのです。葛葉に俺自身が頭に拳銃ぶち込む所なんざ見せたかねぇ。    自分が化け物だと話はしたが、実際目の当たりにはしてほしくない俺様のガラス・ハートを悟りたまえ(笑) GM:こういう微妙な気遣いは人のためにならんのだがのゥ。 空音:では、葛葉は、「だからって、なんで会えなくなるの? 貴方が化け物だから? 人間じゃあないから!?」と問いつめましょう。 聖 :気遣いじゃなくて俺がいやなんだってば。    「気持ちはわかるが焦るな葛葉。会えない理由は別にある。正確な話をすると、会えないのではなく会ってる暇がなくなるのだ。」    と、今度はUGNとかアリスとかの話をする。まぁ、余り突っ込んだ話をしても当事者じゃないので理解し辛いだろうから、    やっぱりかいつまんで。「というわけで、俺様は暫くそっちの対応に集中しなければならない立場なのだ。」 空音:正当な理由ではあるんですが、何となく釈然としない気持ちになります。    「私よりも、……大事な事なの?」って感じですか。 聖 :天秤に載せているつもりはないぞ。一応名目上は世界の趨勢をかけた戦いと言う事になってはいるが、    俺様にとっては世界自身はどうでもいい事だ。俺様がもっとも守りたいのは、お前なんだからな。 空音:「…………。」しばしの沈黙。「私に、手伝える事はないの?」 聖 :俺様を信じて待っていてくれ。俺様の帰る場所で微笑んでいてくれ。    …それが、俺様がお前に頼みたい、お前にしかできない、俺様の手伝いだ。 空音:「……死なないでね、聖さん……。」 聖 :…フン、使い古されたセリフだが、俺様はひひひ孫の顔を見るまでは死なんよ(笑) 空音:……そりゃ、えらい長生きですな。 聖 :具体的には何年なんだろう…? 今30だからまぁ40までに子供、60で孫、80でひ孫、100でやしゃ孫、120でひひひ孫?    あ、行ける行ける、戦い終わったら沖縄に引っ越そう(笑) GM:ひひひ孫って言うのかな、本当に。    つーか、凄い計算だな…。 空音:じゃあ、この戦いが終わったら聖はUGNとか警察とか全て引退して沖縄の男になるんですか(笑) 聖 :わずらわしい喧騒を捨てて、葛葉と生まれてくる子供たちと一緒にゴーヤーマンでも育てるか(笑) GM:では、まぁ、適度に話が付いたらしいので…ここで聖に連絡が来る。電話の相手はええと…“ディアボロス”春日恭二。 京汰:春日恭二だ!!(笑) 聖 :む、いい雰囲気だったのに(笑)    「俺様だ。誰だ、こんな時に電話をいれる無粋な奴は?」 GM:「隊長。UGN支部に戻ってください。アリスに動きが…。」 聖 :春日恭二、俺様の下ッ!?(笑) GM:君、中隊長。彼、小隊長。 聖 :うお、ちょっと気持ちいい(笑)    「ふう、わかった。エンチャンターはそっちにいるな? では俺様が行くまでは奴の指示に従え。すぐ戻る。」ピ    「…どうやら『敵』に動きがあったらしい。俺様はすぐに指揮所に戻らねばならん。…わかったろう? 忙しいんだ、俺様は。」 空音:うう、聖がぁ、聖がぁ、偽者だー!! コイツ偽者だよ!!    「…わかったわ…気をつけて…。」と聖を見送りましょう。いまいち、まだ釈然としないものがありますが(笑) 聖 :うるせ〜、これが俺様の真の姿なんだと知れ〜(笑)    「…すまないな、葛葉。行ってくる。」っつって、葛葉にキスをしてからドアに向かおう。    あ、ちなみにポチはホテルの外で待っている。流石にペット入室可なビジネスホテルは珍しいらしい(笑) GM:確かに。では、聖は……………侵蝕率を上げてから退出して下さい。 聖 :おお!! すっかり忘れてぁあ!!(笑) 空音:では、出ていく聖の背中を見て…「無事に…帰ってきてね…。」と呟きます。    お腹を撫でながら……「生まれてくる、子供のために……。」 GM:むっぱぁっ!!? 既に子供が!?(笑) 空音:電話がかかってこなかったら、「私も貴方に大事な話をしなくてはいけないの…」とかやるつもりでしたが…。 一同:死んだな、聖。 聖 :ううう!? い、生き延びてやる〜! 絶対絶対生き延びてやる〜!! ひひひ孫の顔見るまで俺ぁ死なんのじゃぁあ!!(笑)    …とりあえず、シナリオロイスたる葛葉にはポジがぴゅあらぶでネガに悔悟かな。表悔悟でな。 空音:ぴゅあらぶになった!(笑) GM:にひひ。それでは、次のシーンに行きますかねェ。    頑張って生き延びてください。聖さん。
 嵐は突然に。  自然災害というのは、本人の意思に関係なく訪れるものだ。  …榛名史郎は、…嵐が通り過ぎた後にそんなことを思っていた。 GM:…ってなわけで、次は…史郎に行きましょうか。今度はちるどれーん。 空音:では、私も登場の準備をしていきましょう、うにに。 史郎:え〜まずは侵蝕値〜と…。    で、俺は今どこにいるのだ? GM:ええええ〜っと。学校ですかね。授業が終わって、さぁ、これからバンド活動だ〜って感じ? 史郎:なるほど。    俺達はいつもクリスマスには、同じ趣味人が集まる屋内ライブ会場みたいなとこでクリスマスパーティみたいなのをやるらしいな。    クリスマスまであと一週間足らず、気合が入ってるところですな? GM:期末テストも終わり、あとは学校も数日で終わりますしね。    周りの空気は、割と熱く燃えています。気温は冷え込んでいますが(笑) 史郎:敵の事は気にかかるが、岬さんも無事救出できたことだし、今は目の前の事に集中しよう、とか言う所かな。    そう言えば結局岬さんは今どうしてるの? UGNの監視下にいるのかな? GM:定期的にUGNに足を運ぶ事になりますが、今は普通の生活を送っている…のかな。 史郎:あの家の環境に戻るのもやだと思うけどな。    じゃあとりあえず、この1ヶ月は憑き物が落ちたような顔してたわけだ、俺は(笑) GM:そういえば、あの家には…つうか、あの周辺にはいたくないな…皆殺しを行ってるわけだし。    まぁ、黒幕の存在とか、色々あるから、完全に自由に行動できるわけじゃないんだろうな。 史郎:学校には、貴志川先生とかオーヴァードな人もいるから顔は出せてるんだろうけど、生活そのものはUGNの施設とかで送ってるんだろうなぁ。    …まぁ、いい。とにかく俺はいつもどうり放課後の音楽室に、ギター担いで馳せ参じるぞ。 GM:では、史郎が音楽室に行こう、と言うときに、岬さんが現れます。 史郎:おおう、「岬さん。なんですか?」 GM:では、顔を赤らめて、岬さんは…「あの……榛名君…クリスマス…空いてるかなぁ?」 史郎:「クリスマスですか? …空いてない事もないですけど…?」    きっとライブは遅い時間からオールナイトなのだろう。 GM:なるほど。    「じゃ、じゃあ、一緒に……あの……。」もじもじ。 史郎:「…? え〜、なんですか? どうしたんスか?」    個人的には早く音楽室に行きたい史郎。 GM:「あのっ! 一緒に晩、…ご飯でも食べに行きませんかっ!」    既に顔は真っ赤、ゆでだこのようです。 史郎:…はぁ…? まぁ、いいですよ。…夜に用事がありますから、あんまり遅い時間まではいられませんけど、それでも良ければ。 GM:はっはっはぁ、相変わらずの愚鈍さよのぅ(笑)    それが面白いんだが。「じゃ、じゃあ、楽しみにしてるから!!」と、岬さんはそう言って去っていきます。 史郎:なんか急に可愛くなっちゃったなぁ、岬さん(笑)    「…岬さんと飯かぁ…。俺は岬さんの手料理で十分だけどなぁ…」とか言いながら音楽室に再び(爆笑) 空音:では、嵐のように、私が登場します。だだだだだだだ、きゅきゅきゅっ!! 「あ、いたいた史郎!」(笑) 史郎:…相変わらずけたたましいなお前は。「窓際のお嬢様」の名が泣くぞ?(笑) 空音:うるさいわねっ!! 誰も見ていない事を確認して、手に持ってたバックで、がつん、と殴ります(笑) 史郎:ぐはぁ! このやろう人いねぇと見るや容赦なく…(笑)    …まぁ、いい。なんの用だ? 空音:「ん、アンタ、クリスマス暇よね! そうよね、アンタモテなそうだもんね。ん、予定はない、と。    それじゃあ、史郎、クリスマス、私に付き合いなさい。晩にご飯くらいはご馳走してあげるから。」    一方的にまくし立てます。人の話は聞きません(笑) 史郎:「え!? あの!? いや!? ええ!? だっ!? でっ!? あっ!? はいっ!? はいっ!? はいっ!!」(爆笑) 空音:「んじゃね! 楽しみにしてなさいよっ!!」……シーン退場。 史郎:「…………………えええええええええええええええええええええええええ!!??」(爆笑) GM:……見事だ。 史郎:…あんまり誉められても嬉しくないなぁ(笑) いや、嬉しい分には嬉しいんだけど。    「…ク、クリスマス? 予定ありますよ? 俺だってクリスマスに予定あるんですよ? モテるモテないは別にして…」とか、    その場で硬直してしばらく妖精さんとお話します(笑) GM:………と、いうところで史郎のOP………終了っ!!!(大爆笑) 史郎:……1つ前のシーンとは使用時間がえらく違うな…(笑) 聖 :これもひとえにお前が愚鈍なるが故に無駄ないざこざが起こらなかったおかげだな(笑) 史郎:そのせいで後々とても面倒な事になるんですがね(笑) GM:と、いうわけで、シナリオロイス「御子柴空音」に感情を取ってください(笑) 史郎:う〜ん、非常に感情取り困るなぁ…(笑)    ポジは前回のを引きずって庇護、ネガは…嫌忌かな?(笑) ひとまず表は嫌忌で。 空音:うわーん、嫌われた!!(笑) GM:これが、…本当のOPの長さなんだ!(笑) 聖 :ん? 呼んだか?(笑) 史郎:文字通り嵐のように現れて去っていったなぁ…(笑) 空音:ストームプリンセス、御子柴空音、絶好調!! GM:…ちうわけで、次のOPに行きましょうか…。
 御子柴空音はイライラを隠すこともなく、当り散らしてた。  史郎の態度のことを思うと、自分の感情が制御出来ない。  そんな自分を思い、再びイライラする。  …その被害者は、泗界堂聖、霧島京汰。  「なんでやねん。」「なんでだろう。」  理不尽な感情が2人を取り巻く。 GM:ネクストOPは空音で行きたいと思います。 空音:あい。マスター、私、今回はひたすらラブラブしてればいいんですよね? GM:……ま、間違ってませんが。 空音:ということで、私のOPは京汰を引き連れて街で買い物している所から始まります。 GM:にゃんと! 京汰:俺もか!!(笑)    買い物かよ!! 荷物持ちかよ!! 空音:「ほら、京汰っ!! 次はあっちでバック見るんだから、さっさとしなさい!!」    そんな感じで… GM:おい待てっ!! それがどこがラブラブなんだっ!!(笑) 聖 :いや、ある意味ラブラブカップル定番のシーンだと思うぞ?(笑) 京汰:なんで俺やねん!!(笑) 空音:クリスマス、史郎に会う時のためにオシャレしておきたい乙女心。    事前準備シーンです。 GM:な、なるほど? 空音:史郎はなんか、岬さんと一緒に帰っちゃうから、ストレス解消の買い物、と言うのが本音ですが。    「なにさ、デレデレしちゃって!!」 京汰:諦めて、空音の後ろを大量の紙袋と箱を抱えながら歩いています…。 GM:あかん、プレイヤーまで諦めの目だ(笑) 聖 :「しかしなぁ、どうして俺様まで付き合わねばならんのだ? 仕事に付き合えと言われてきてみればこんな荷物持ちだと…」    と、俺様も紙袋ぎょうさん担いで登場(爆笑) 空音:文句ある〜ぅ!? 貴方たちはあたしのエターナル☆下僕でしょう!!(笑)    大人しく付き合ってればいいんですよぅ! …と、八つ当たり気味に。お茶くらいは奢ってあげるわよっ。 京汰:うう、《抗いがたき言葉》がぁ〜〜〜(笑) 聖 :やや釣り目気味に先頭を歩く少女と、その後ろを両腕一杯の紙袋を担いだ青年が1人と中年が1人と、小さな紙袋1つ咥えた犬が一匹(笑) 空音:次はあっちよ!!(笑) GM:お前、楽しそうだなぁ(笑) 京汰:俺、今日、ヒメヒメの見舞いに行こうと思ってたんやけど…。 空音:「そんな事はどうでもいいのっ! だいたいなんで、史郎は岬さんなんかと一緒に帰るのよッ! 今日一緒に帰ろうと思ってたのにっ!!」    誰に聞かせる事もなく、2人の先頭で私はぐちぐちぐちぐち……(笑) 聖 :…なぁ、少年、眠り姫サンはいつから史郎にヤキモチを焼くようになったんだ?(笑) 京汰:……うーん? 1ヶ月前ほどからかなぁ…?    史郎、モテモテやなぁ。 聖 :あの甲斐性無しの朴念仁のどこがいいのか…。そう言えば兄貴もそうだったなぁ…。親子揃って不思議なモテ具合だ…(笑) 史郎:色々言いたい事はあるがとりあえず、既に2人とも現状に甘んじてるんだな…(笑) 京汰:いや、だってねぇ?(笑)    …甲斐性無しって言うならおっさんも負けてへんと思うんやけどなぁ。相田さんとは上手く行ってはるんか? 聖 :当然だ。俺様の魅力は真に大人な人物にしか理解できん。甲斐性なぞなくても、俺様には葛葉とポチがいれば十分だ。 京汰:…はうぁっ! 俺だけ1人もんや!!(笑)    アヤにすら西園寺がおるって言うのに!! 聖 :はっはっは、寂しい青春送っておるなぁ少年よ(笑)    好きな人の1人も作ったほうが人生華やかになるぞ? ほれ、今度お前の学校に教育実習に来た水野遥とか言う先生の卵なんてどうだ?(爆笑) 京汰:ずぎゅーんん!! いた、いたたたたたた? なんだ、今、心に走った激痛は!!    悲しくもないのに何故、俺は今涙を流しているんやっ!!!??(大爆笑) 聖 :ところでお姫様、一体いつまで買い物続ける気だ? ってーか何でこんなに金持ってんだおめぇは。 空音:京汰のおごりだもん。…そうね、それじゃ、ちょっとお茶しようか。 京汰:お、俺の奢りなんかぁッ!?(笑) 聖 :…少年、いつかいいこと、あるといいな(笑) 京汰:お、おおおお? お、俺は、一体なんなんだ!!? アヤ:自分を見失ったらしい(笑) 空音:で、ですねっ!! ポチも入れるようなオープンテラスの店に入って、お茶にしようとするんですけど、    そこで史郎と岬さんを見つけるわけですよ!!(笑) 史郎:見つかった!(笑) 聖 :何気にノリノリだなおい(笑) 空音:楽しそうに会話をしている2人を発見して……    1、「楽しそうねぇ」と私は2人の所に向かった。    2、嫉妬の炎を燃やし、これ以上見ていられなくて退散した。    …どっちがオモシロそう?(笑) 史郎:2。 聖 :1。 京汰:1。 アヤ:……1。 空音:……1かなぁ? GM:まさにこれぞ四面楚歌。 史郎:うがああああ!(笑)    この面白ければなんでもOKって風潮どうにかならんかぁあ!? 今の世の中の割と悪い部分だぞこれェ!(笑) GM:だってゲームだもの(笑) 空音:とりあえず、民主主義に則って、あふれんばかりのプラーナを開放しつつ、史郎の席に近づきます(笑) 京汰:う、うはぁ……お、おっさん、どうするよ?(笑) 聖 :いや、俺様既に紙袋全部と身代わりのわら人形置いてその店立ち去ってるんで(爆笑) 京汰:あ、おっさんずりぃ!! 俺も俺もっ!!!(笑)    ポチ、おっさん、待ってェェェェェェェッ!!! 全部の荷物を抱えて追いかける俺。 空音:既に2人しか目に入っていない私(笑) 史郎:背中からとてつもない殺気を感じている俺。しかし恐くて振り向けない…(笑) 空音:ごきげんよう、榛名史郎くん〜? 史郎:………その声は御子柴か? なんか金縛りにあったかのように後ろ振り向けないんですけれど…(笑) 京汰:コップが、かたかた、と震え始めます(笑) 史郎:俺の体も、がたがた、と震え出します(笑) 空音:楽しそうねぇ。相席いいかな? GM:(文字でこのニュアンスが伝わるだろうか…? このどす黒い声が…。) 史郎:…まぁ、俺は別にいいけど…、いや、本当は良くないんだけど変に断るとそれこそまずい事になりそうだと俺の内なる声が… 聖 :力が欲しいかぁ〜? 力が欲しいのかぁ〜? だったらまず生き延びるのだ〜。その女は危険だ〜(笑) アヤ:既に抜けられない袋小路に追い詰められた…史郎は、そう、直感的に判断した。    これが、生存本能なのだろうか、危険だ! 危険だ! 危険だ! 体の中から、そう、何かが告げる。 史郎:妙な演出入れてんなぁあ! 目どころか顔全体で笑ってんだよお前等ぁあ!(笑)    …ところで岬さんは? 空音:金縛りにあったように硬直しています(笑) 史郎:…いやぁ、御子柴、できれば今はこう、見ての通り岬さんと休憩中なので、用ならまた後に… 空音:そう言いつつ、ゆっくりと振り向く史郎。 京汰:…伝説にある目を見るだけで石化する魔獣。…かの者はそれを彷彿させるに十分な姿だった…。 史郎:ハイ、すいません御子柴様、どうぞお座り下さい、ハイ(爆笑) 空音:………と、やっておいてなんですけどね。    そうやって、席に座ってから、ふと、自分がなんでこんな感情を抱いているのか、我に返ってしまう私。    「あの……お邪魔、だったかな。」今更ですが(笑) 史郎:「…まぁ、邪魔、ってワケでもねぇけどな…」    精一杯強気に答える。でもまだ体の震えは止まりきってません(笑) 京汰:思いっきり…邪魔やけどな(笑) 空音:…自己嫌悪してましょう(笑)    不機嫌な顔で、席に座ってます。 史郎:チラチラと、岬さんと御子柴を見やりながら、どうしたもんかと思案顔(笑)    「で、なんの用だ? 御子柴」 空音:「用、ってわけでもないんだけど…買い物してたら顔が見えたから…。」    やっぱり、むすっとした顔で答えます。 GM:(どうやってシーンを切ろうか考えている) 史郎:顔が見えたって…、あのなぁ、なんで顔見ただけであんな般若みたいな形相になるんだよ? 俺なんかしたか? 空音:「わかんないわよ、あたしだって。」    って言って、心の中では「わかんないの、この朴念仁っ!」とか思ってます(笑) GM:では、岬さんはそこで何となく事情を察して、ふーん、榛名君もモテるんだ〜、みたいな顔をします。 史郎:「わっかんねぇな〜、それであんな恐怖味合わされちゃたまんねぇよ…」と、    例によって何も分かってない俺(笑) GM:それじゃ、岬さんは君たちに気を使って、退場しましょう。    「それじゃ、榛名君、今日はありがとう。私、ここで失礼するね。」 史郎:え? いや、岬さん、ちゃんと家まで送りますよ? GM:「おねーさんは、1人でも大丈夫。もう、外も暗くなってきたんだから、榛名君は、空音ちゃんを送って行ってあげなさい、ね?」 史郎:…はぁ? いや、まぁ、こいつも送っていかないといけないでしょうけど、岬さんだって…(笑) 聖 :…一応善意100%なんだろうけどなぁ…(笑) 京汰:この、ウルトラ朴念仁っ!!(笑)    懐かしいなぁ、この響き。 史郎:俺は2作ともそう呼ばれねばならんのか。まぁ、悲しいかなこれが俺の人より優れた所だからなぁ…(笑) アヤ:…優れてる…の?(笑) GM:「おねーさんの言う事は素直に聞くの。ね、しろちゃん。」    昔のように岬さんは史郎を呼ぶ。……こう呼ばれるのは何年ぶりなんだろうか。 史郎:そう言われると何も言えなくなる俺。    「…いや、………えぇ〜…?」(笑) GM:ってことで、岬さん、退場。    2人は喫茶店に取り残される、と言う所でシーンを切っていいかな!!? いいかなっ!!?(笑) 史郎:…いや、俺に聞かないでくれ。俺はこのシーンではゲストだ(笑) 聖 :ところで一部始終を京汰は物陰からそっと見てるんだよなぁ…(笑) 京汰:そ、そんな恐ろしい事でけへんっ!!(笑) 史郎:その恐ろしい事を俺ぁ目の前で展開されたんだが…(笑) 京汰:いや、それは自業自得やから。 空音:じゃあ、岬さんにシナリオロイスを取るね。    …好意と嫉妬で。表は嫉妬。…いい人なんだけど、いい人だから…みたいな? 史郎:…ところで、このOP、時系列は俺のOPの前? 後? GM:時間軸は…後、と言う事で。    きっと、岬さんとは、クリスマス、どこでご飯食べたい? みたいな、ストロベリートークが…。 史郎:変にニッコニッコしてたんだろうなぁ。の割にはずいぶん簡単に引き下がったが…(笑) 聖 :ところでよう、俺様は危険を察していち早く逃げたわけだが、なんかその後京汰も追ってきたらしいが、    するってーと空音の荷物は全部置いてきぼり? それともとっさに京汰が持って帰っちゃった?(笑) 京汰:とっさに持って帰りました。    だって、置いてくと後が恐いもん。 空音:人をなんだと……。 京汰:……………言っていい? 空音:命をかけた大博打になるかもしれませんが。 京汰:…………………鬼(ぼそり) 空音:それが、京汰の残した、最後の言葉だった。 京汰:ぎにゃーーーーーーーーーー!!!!
 造られた者。  アヤは、一人悩みながら、夜の街を見ていた。  自分の居場所。  それを確認するかのように。  眼下に広がる世界は自分が住む世界だと確認するかのように。  アヤは一人、世界を眺めていた。 GM:はい、ということで、京汰の予定でしたが、すっごい痛がってるので、アヤさんのシーンに飛ばしたいと思います(笑) 京汰:おおおおおおおおおお〜〜〜〜……医者、医者はどこだ〜? 聖 :どうやら空音の本気の拳には《リザレクト》は通用しないらしい(笑) 史郎:こええヒロインだなぁ…(笑) 空音:口は禍の元、ですねぇ。……ねぇ? 京汰:わかった、わかったからつねらないで!!(笑) GM:プロレスラーにアンケートを取ったところ、一番痛い攻撃と言うのはつねり、らしいぞ。詳しくは知らんが。 アヤ:で、私のシーンですね。どんなシーンですか? GM:ええと……(ハンドアウトを読み返す)人が少ない所だったらどこでもいいけど、どこがいいかな?    何もなければ事務所で始めるが。 アヤ:…………ええとぅ〜? 特にひねらずストレートに事務所でいいんじゃないですか?    ああ、じゃあ、無駄に高いビルの屋上で、街を見下ろしています(笑) GM:風が強いビルの屋上…アヤはコートをなびかせながら、夜の町を見下ろしていた…とかいう感じで? アヤ:うん、それがいい。これが、私たちが守るべき街…みたいな感じのセリフをぼそっと呟いてます。 聖 :イトー○ーカドーとか当たり? 史郎:それだと人いるんじゃないか? 屋上って遊び場になってることが多いじゃん(笑) 聖 :シリアスなセリフ吐いてるフェイスレスの後ろで子供たちがワーイワーイって遊んでるんだな?(笑) GM:いや、人の話を聞こう、夜の町を見下ろしていた、だ(笑) 聖 :んじゃ後ろで清掃員が「おねぇちゃ〜ん、んなところに立ってっとあぶねぇっぺよ〜」とか言ってると(笑) GM:《ワーディング》が展開され、その清掃員が硬直する。 アヤ:……っ!? 振り向きます。 GM:では、振り向いた先には、2人の男が立っています。君はその2人を良く見た事がある。 アヤ:……貴方達は…っ!! 戦闘態勢を取ります。    今出てくる可能性があるのは、ラトウィッジ、赤の王、ジャバウォック、バンダースナッチくらいですか。 GM:バンダースナッチとジャバウォック…魔獣コンビです。 アヤ:……世界を統べるほどの力を持つ魔獣達が…何の用ですか? GM:旧ジャバウォックはあの大ワーディングがあってこそ、なんだけどな。    「何、兄弟に挨拶を、と思ってね。」「久しぶりだな、フェイスレス。」 アヤ:…再会が嬉しい顔ではない事は確かですが。 GM:「言うね。」「…邪魔だな、コレは。」…そこで硬直している清掃員を片手で吹き飛ばしましょう(笑) アヤ:では、《砂の結界》で、その攻撃を受けます。    「無意味な殺しは止めなさい。」……《リザレクト》しておく? GM:まぁ、いいです。結界分の侵蝕率は上げておいてください。 アヤ:了解です。 GM:「フェイスレス。……以前も話したと思うが、俺達の元に来い。UGNもFHも……いや、この世界に望みはない。    我々アリスがこの世界を統べる時が来たのだ。…お前が望むならば、我々は兄弟たるお前を受け入れよう。」 アヤ:…そんな事、聞けると思っているのですか? GM:「聞くさ。」「お前は俺達の兄弟だからな。」    …彼らの言葉を聞いていると、それに従いたい、という欲求が体の中から芽生えてきます。 アヤ:ぐ…? 史郎:前作の茉莉ちゃんと似たような状況かな? GM:はい、そんな感じですね。レネゲイドはレネゲイドに惹かれる。…そして、お互い似たものによく惹かれ合うんです。    アヤの体の中のウィルスは「兄弟」に出会い、喜びで活動を活発化させています。    衝動判定を行って下さい。 アヤ:衝動判定っ!?    …成功しています。 GM:体の中から沸き起こる「歓喜」の感情を君は押えきります。 アヤ:はっ、はっ、はっ、…呼吸を荒げ、目の前の2人を睨みつけます。 GM:「強い意志だ。見事だな、フェイスレス。」「まぁ、いい、いずれお前は我々の元に下ることになるのだ。」 アヤ:「そんなこと……耐えて…見せます!!」…でも、コレ以上は危険です(笑)    ああ、私、この任務が終わったら「フェイスレス」って名乗るのやめます。    もう、「顔無し」じゃなくて、「上城アヤ」として生きよう、と。 GM:だが、君の中に潜む、「フェイスレス」が「上城アヤ」を捕らえる。    その呪縛を、解き放つ事はできるのか…? アヤ:…「上城アヤ」には多くの仲間がいます。その繋がりがある限り…私は負けない…! GM:「ふ…ん。」「今晩はこれで失礼するよ、フェイスレス。」 アヤ:その名前で…呼ぶなっ! GM:「恐い、恐い。」と2人は闇の中に溶け込んでいきましょう。 アヤ:……負けない……っ! 彼らにも…「フェイスレス」にもっ!! GM:というわけで、シナリオロイス、「フェイスレス」をあげましょう。 アヤ:はい、……えっと、感情は……親近感、と隔意。    同じ存在ですが、決定的に違う、と言う事で。表は隔意、です。 聖 :…むう、なんかうかつにフェイスレスと呼べなくなったなぁ…(笑)    まぁ、俺様はまだこの事を知らんが。 アヤ:そう言うわけで、あとで聖にはそう言う風に言っておきましょ。    アヤ、って呼んでください、と。……葛葉さんに怒られそうですが(笑) 聖 :誤解を生むよなぁ…(笑)    それとも本当に俺様の妾として生きるかね?(笑) アヤ:お断りします(笑)    コブ付きには興味がないので。いい人でもさがしますよ。…南雲さんとか。 GM:うわ、趣味悪ッ!!(笑) 史郎:…いや、確か南雲さんもコブ付きだぞ?(笑) 聖 :むしろ柳川が独身だったんじゃあ…?(笑) アヤ:あ、そういえば、妻子持ちでしたか。柳川さんも親馬鹿ですしねぇ…。 京汰:でも一人娘が嫁に出たんだろ? 今、1人寂しい頃じゃん? アヤ:…む。狙い目ですね。 GM:いいから(笑)    シーン切りますよ。
 霧島京汰は病院を歩く。  目的は神無ヒメたち。  新たに情報を仕入れなければ。  今後のことを思いながら、京汰たちは…彼らに出会う。 GM:そんなわけで、けーた。ダメージからは回復したかね? 京汰:ほっぺたがひりひりする。 聖 :前作といい女性運わりぃなぁ、お前(笑) GM:きっとプレイヤーに女難の相が出てるんですよ。 京汰:で……時間はどうなってるんや? GM:時間軸は買い物の事後。……病院の面会時間を考えると、翌日かね。 京汰:せやな。もう、期末テストとかは終わってるんやろうから、ガッコは半日で終わるんやろうし、ちょいと、今日はバンドの練習休んで、    ヒメヒメを見舞いに行こう。…誰か一緒に来ない? 一人だと殺されそう(笑) 史郎:……やっぱ俺が行くのが無難なのかな? 聖 :俺様という手もあるなぁ、一応UGN戦闘部隊中隊長らしいし。    では俺様と史郎と京汰で行くか。 史郎:おお、すげえ珍しい組み合わせだな(笑) 京汰:大人数だ!(笑) GM:では、珍しく野郎3人で病院に行く、と言う事で。 聖 :やっぱり赤○字病院なのか?(笑) GM:ええ、UGN傘下ですからねぇ。ここは。 聖 :ふむ。では正面口からではなく裏口から入るか。UGNの認証出して。    「神無の病室はどこだ?」 GM:「一般病棟の5階、513号室です。」受付のナースが教えてくれます。 京汰:うう、おっさん便利やー。 史郎:いろんなところで便利要員として使われてるなぁ…(笑) 聖 :部分的に腑に落ちないところもあるが、まぁ、それが今回の俺様の役目だからな。    で、教えられた病室に行くぞ。 史郎:入りづらいなぁ…(笑) 京汰:いや、俺はおっさんに感謝してええんか? 昨日、俺は見捨てられたんやで…?(ぼそぼそ) 聖 :おい、何をボソボソ言っている? いいか? 元敵とは言え精神に傷を負った小さな少女達だ。    くれぐれも接し方は気をつけろよ。…そしてまた逆も然り。警戒は怠るなよ。 京汰:わかってるわい。史郎とはちゃうねんねんで。 史郎:………おい(笑) GM:で、ですねぇ。君たちが5階まで移動し、廊下を歩いていると…目の前に、1人の男が立っています。    その男は君たちを見つけると、手を上げてこう言いますよ…「よ、メリークリスマス。」 京汰:じゃ…ジャバ……ウォック…!? 聖 :即座にポチが威嚇の唸り声を上げるが俺はそれをたしなめる。しかし警戒態勢には入るぞ。    タバコが吸えないのが難点だがな。「…メリークリスマス。…と言ってもまだ先だが。お前も知人の見舞いか?」 GM:病院へのペットの入場は普通はお断りのような…。    とりあえず、病室には入れないで下さいね。…ええと、………    「何、神無のヒメが眠れぬ夜を過ごしているらしくてな。永遠の眠りをプレゼントしてやろうかと思ったんだが。」    くっくっく、と笑って。「少し早いクリスマスプレゼント、ってな。」 京汰:…っ、このっ! 隠し持っていた刀を取り出そうとしようかな。 史郎:どうやって隠していたんだ(笑)    俺もジャバウォックを睨みつけるぞ。    「どいつもコイツも…、みんな腐ってやがるな、アリスの連中はよう…」 聖 :2人ともがなるな。いくら奴とて、ここで俺達三人を敵に回してまで戦闘を行おうとは思わんだろうよ。    そしてお前達も、いい機会だからここでぶちのめしてやろうとか思うなよ。ここは病院、あくまでも一般の病院なのだ。 GM:「そうだ、病院で暴れまわるのは良くないぞ。…病院でそんな殺気を放つものじゃないぞ、榛名史郎、霧島京汰。」 京汰:……黙れ。…お前達を見てると、殺気が押えられねぇんだよ……。 GM:「フェンリルナイト、お前は余裕だな。…流石ベテランと言うべきか。」 聖 :フ、俺様は大人だからな。くだらん挑発に乗る気も、くだらん挑発を行う気も無いさ。    …まぁ、お前が大人しくこのまま立ち去ってくれないようなら、遠慮無くこの場でぶちのめさせていただくがな。 GM:「ふむ……俺達としては、あの娘から情報が漏れるのは得策では無いのだが…、ここで俺がお前等と戦うのも……面倒くさいな。    ……そうだな……交換条件はどうだ? あの娘を寄越すならば、お前等と…この病院の一般の患者の命は保証しよう。」 聖 :…ほう? 拒否したら、俺様達とこの病院の一般の患者の命は保証しないと言うことか。    フン、忌々しい提案だな。 京汰:「だが、飲める提案でもないやろ。」史郎を見よう。 史郎:「そもそも飲んでやる義理もねぇしな…」相変わらず強くジャバウォックの方を睨んでいよう。 聖 :…ということらしい。ここは民主主義の理に則り、提案を拒否ささてもらおう(笑) GM:「ほう……この俺と…一戦交えたいと。」……冷たい空気が、流れます。 聖 :「面倒ごとは早く片付けるに越した事は無いからなぁ。」    と言いながら俺様も領域を拡大していこう。    「ただ、ジャバウォック、いいのか? 今の状況はお前にとって圧倒的に不利だ。お前一人で、ここにいる全オーヴァードを倒せると思うか?」 GM:「倒せるとも。倒すだけならばな。」……ぴし、っと、廊下の窓にヒビが入ります。 聖 :「フン、いくらお前でも無駄な事だ。この面子を相手にすれば、貴様は確実にここで死ぬ。」    …って、おい、もしかして本当に戦う気じゃないだろうな?(笑) GM:…睨みあうこと数分。…ジャバウォックはその気をふ、っと緩める。    「…俺の負けだな。…面倒事は起こすなと赤の王に言われている。ここは素直に退散するさ。」 聖 :「懸命だな。俺様の領域内で、貴様が勝てる道理が無いのだよ。」と言って領域を縮小。    「では、通らせてもらうぞ? 小さな姉妹に、魔女の話をしてもらわねばならんのでな。」    って言いながらジャバウォックの脇を無造作に通って行こうかな。 GM:「だが。」 聖 :「…慌てるなよ。決着をつけるべき時は、歯車が教えてくれる。もう少しまったり生きたまえ、少年。」    とか言いながら、すれ違いざまジャバウォックの肩に手をポン、と乗せてみる(笑) 史郎:調子に乗ってるなぁ〜(笑) 聖 :おおお、俺様今回かなりカッコイイんですもん!? ねぇ!?(笑) GM:「だがな。」    君が通り過ぎようとした時に、ジャバウォックは君に一撃を加えよう。    その手は獣化し、聖は思いっきり吹き飛ばされます。    「この俺が、貴様等風情に勝てないと? 馬鹿にするのもいい加減にするんだな。」…怒りの形相で、ジャバウォックは言います。    …聞こえてないだろうけど。 史郎:なんだ、いつもの聖だ(笑) 聖 :ぐほお!(笑) GM:敵の強さを演出しておかねば(笑)    なんか、最近すっげー彼が単なる雑魚扱いに…。 聖 :だからって俺様でそれを演出するなぁあ!! せっかくカッコよく決まってたのにィイイ!!(笑) GM:いや、馬鹿にされたからさぁ。    プライド高いジャバウォックにとって、万死に値する行為なのですよ。ソレは。    あと、最近聖が調子にノッてるから釘さしておかないといけないと思って(笑) 京汰:うむうむ。 聖 :おのれ〜! せっかくいい感じだったのに〜!!(笑) 史郎:まぁ、ソレがお前の立場というものだ(笑) 聖 :うが〜!(笑) GM:聖がいなかったら、京汰が吹き飛ばされたんだろうね。 京汰:(すっごい嬉しそうな顔で)ありがとう聖君っ!!(爆笑) 聖 :ぬぅがぁあああ!!(笑) 史郎:まぁ、呼ばれても無いのに自分で出てきてこういう結果になったからな、誰も攻められんよなぁ(笑) GM:そんなわけで、落ちついたジャバウォックは退場していきます。騒ぎに乗じて。    《ワーディング》は張ってないもんな。 聖 :うお! 俺様公衆の面前でピヨッてるのかッ!!(笑) GM:もちろん(笑)    …で、看護班が《ワーディング》を展開して君の治療と壁の修理に当たります(笑) 聖 :ぬお〜! なんの為に出てきたんだ俺様ぁあ!!(笑) 史郎:聖はコレで退場かな?(笑) GM:まぁ、ここはコレでシーンを切りましょう。 京汰:……全然、俺のシーンじゃなかった!!(笑) 史郎:死ななくてよかったのか、出番が減って悲しいのか…(笑) 京汰:うおおおお? 出番と命の天秤はどっちに傾く!?(笑) GM:ちゅーわけで、聖が吹き飛ばされて、ビビッてる京汰くん、シナリオロイス、ジャバウォックをあげましょう。 京汰:うい…ええと、ポジが執着、ネガが恐怖、です。表は恐怖。 GM:で、これでOPは終了かな? 史郎:なんか、色々波瀾だらけのOPでしたなぁ(笑) GM:なんか、シリアスとギャグが半分半分で。    それじゃ、ミドルフェイズにいきますかね。準備はOK? 一同:おーう!
Middle Phase
GM:さぁて、色々と乱入のおかげで、時間系列が予定と乱れてしまったなぁ。    止めなかった俺が悪いんだが。なので、聖くん。時間を戻して登場です。    時間系列は君のOPの直後。 聖 :UGN北S玉支部の指令部に行ったところだったか?    「状況はどうなっている?」とか言いながら、颯爽と登場。 GM:エンチャンターがそれに対応してくれます。「フェンリルナイト。遅かったですね。」 聖 :まぁな。詮索はしてくれるな。    それよりどうなっているんだ? 敵が動いたとは? GM:では、説明してくれます。まず、今の状態を説明しましょう。何が起こってるかはそれからね。    君たちはヒメヒメや前回史郎たちが捕縛した研究施設の職員達からアヤが引き出した記憶から    アリスについての情報を結構手に入れたのですよ。んで、ソレを元に、彼らの活動拠点をいくつか発見しました。 聖 :ほう、ソレは上々。 GM:記憶を引き出すから、確実だしねー。    で、ですな、柳川さんたちとの会議の結果、彼らを監視に止め泳がせ、敵全体の動きを把握しようと言う事になっていたのですよ。 アヤ:確かにちんけなアジトを一つ一つ潰すよりも効果的ですね。    あ、私も登場していいですか? GM:ええ、構いません。むしろ推奨。 アヤ:では、タイミングを見て登場しましょう。 聖 :監視かぁ。きっと本部の人員とか総動員してるんだろうなぁ。    なんせ北S支部は慢性的な人手不足だからなぁ(笑) GM:ええ、各地から援軍は集めています。しかし、人不足の解消には至ってないんですよ。    なにせ、名が知れた強い人を集めると、こちらも動きづらくなりますしね。それに全体的なバランスも取らなきゃ行けないし。 京汰:大援軍なんかよこしてしまったら、あっという間にバレそうやしなぁ。 聖 :それもそうか。って事は結局の所、重要度で施設を分類して上位クラスに絞って監視してる状態か。 GM:そういうことになります。    その手の施設は比較的人が多い所に作られますから、こちらも監視が楽ですしね。 聖 :ふむ。    で? その監視してる施設に動きがあったわけだな? なにがあった? GM:ええと、人が集まっています。一日にどばっ、というわけではなく、ここ数日徐々に、と言った感じでしょうか。    監視している人から見ても明らかに訓練された動きを見せる人がある施設に集結しています。 聖 :ほう、それは警戒の必要があるなぁ。    …それは1つの施設にか? それとも複数? GM:目立って集結しているのは1つの施設です。    しかし、それ以外の施設にも連動して多少は普段見られない人が出入りするようになっているようです。 アヤ:なるほど……。 聖 :ふむ。何かあるだろう事は分かるが、何があるのかな?    …また近くで《タッピング》でもするか?(笑) GM:それも手ですね。一応、盗聴設備もある程度あるので、気になる情報が出たら君の出番となるでしょう。 アヤ:腕を組んで壁に寄りかかりながら、その情報を聞いています。    「それで、どうしましょうか? 司令官。」 聖 :…気付かれないよう監視を強化して動向を見守るのも手ではあるが…、    いっそ襲撃して要人をすべてふんじばっちまうのもいいかもしれんなぁ…? GM:「こちらも動くと?」エンチャンターやディアボロスを含め、周囲の視線が君に集中する。 アヤ:期待されてます、即席司令官殿(笑) GM:みんなの期待を裏切ってください、即席司令官殿(笑) 聖 :ちくしょう、どいつもこいつも馬鹿にしやがって。    …でもまごまごしてるより襲撃しちまう方がいいだろう? 失敗するとまずいけど。 アヤ:確かに先手を取るのはいい作戦ですが…襲撃するのは、こちらもリスクが大きいですよ。    まずは敵の目的を小人数のチームで探るのが得策ではないでしょうか。 聖 :無論だ。    とにかく、収集できるだけの情報を取得してからだ。監視に留めるのか、襲撃するのかは、その後決める。    ただ、そうそう時間を食ってもいられない。使える人員総動員して、集められるだけの情報を集める。 GM:「了解です。」…すると、アヤや聖が動いた方がいいのかなぁ? 聖 :なんだかんだ、前回捜査行動は結構出来る事が分かったからな、俺ら。    …それにゲーム的にも司令室で知らせ待ってるわけにはいかんだろう?(笑)    「ではエンチャンター、ここの指揮は任せる。」 GM:「はい。くれぐれも慎重に。」…誰か、FHとかUGNの人間をつけますか? 聖 :とりあえずフェイスレス連れてくけど、あんまり大人数で動くわけにもいかないし、いいだろう。 アヤ:では、私は顔を変えて行きましょう。あとよろしくねー。 聖 :基本的には、今回の我々は偵察が主目的だから無茶はしないつもりだが、もしもの時の判断はお前に一任する。エンチャンター。 空音:「分かりました。…では、無事を祈っていることにしましょう。こちらは監視だけでいいですかね?」    なにかこっちにも指示を下さい(笑) 聖 :…なんでお前がそれを言うんだ?(笑)    「監視、盗聴等情報収集に関しては今まで以上に徹底して行え。見つかっては元も子もない。その点はくれぐれも注意する事。    それから、監視体制と共に連絡体制もきちんとするんだ。なにかあった場合は即座に連絡を入れろ。情報戦は正確さとスピードが命だ。」 空音:「現状を維持しろってことですね。」 聖 :要するに、そうだ。基本的には、何があってもな。 空音:「了解。何があろうとも、現状だけは維持します(笑)」 聖 :「うむ。たださっきも言った様に、『もしもの時』の判断は、お前に一任するからな。…では、俺は早速出る。行くぞ、フェイスレス」    っつって、また颯爽と指令部を後にしようかな。 GM:ではここでシーンを切りましょうか。    よろしか? 聖 :ちょうどいいところだろう。    ああ、現場に行く前に周辺地図入手して、監視対象の施設と監視員のいる地点を記入しておくぞ。    …あとレネゲイトチェック機能付き暗視装置でも貰っていくかな(笑) GM:ああ、アイテムの取得は、この状況なら任意にお願いします。    よほどのものじゃない限りは君の権限を持って自由に持ち出せます。    まぁ、記憶除去装置とかそういうのは支部長とかの許可が要りますが。 アヤ:む! という事はUGN戦闘服を借りていっていいんですか? GM:ええ、構いません。まぁ、隠匿出来ればいいんですが。 アヤ:…む……隠密は得意じゃない…。 聖 :あ、防弾・防刃ジャケットもらおう。隠匿3だから簡単に隠せるよな。 アヤ:あたしもそれにするぅー。 GM:では、2人はそれを取得した、ということで。    他に何もない? 聖 :…俺様は、とりあえずいいかな。 アヤ:じゃあ、ええと、グレネードランチャーと、パワーアシストアーマー。手榴弾を5つにぃ…特殊装甲車とチェーンソー!!    あと、ジュラルミンシールドに対戦車用ライフルももらえるかな? GM:……そ、そんな重武装でどこにいくんですか? アヤ:やだなぁ、偵察ですよ、偵察!! 一同:それは嘘だ!! 聖 :ん〜? また装甲車ミサイルでも使おうか? あれ誘導性能ないから正確にはロケットか。 GM:んー君が乗り込めばミサイルになるけど(笑) 聖 :爆発の直前に《猫の道》とか…、あ〜、そういえば今の今まで忘れてたけど、《縮地》取ればよかったな(笑) GM:ま、そういう作戦はシーンの後ろで考えてください。では、シーンを切りますよー。
GM:さぁ、て。…雰囲気変わって史郎のシーンでも行ってみようかなぁ? 史郎:へ〜い。俺ぁいつだぁ? 空音のOPのあとか? GM:うーむ。少々時間は戻るが、そうしてみようかな? 史郎:なんかおっさんのせいで時系列ごちゃごちゃだからなぁ。 聖 :はっはっは、すまんなぁ(笑) 史郎:…するってーと、空音を送ってくシーン? 空音:ってことは私も登場ですね。じゃあ、喫茶店から始めましょうか。 史郎:岬さんが帰ってしまったところだな。    とりあえず飲みかけのコーヒーをススってよう。 空音:…少し気まずそうに座ってます。 GM:2人の間にやもいえぬ沈黙が流れる。    BGMには楽しそうなクリスマスの曲が流れている。 史郎:…多少憮然とした表情してる。まぁ、ただ単にどういう表情していいか分からんだけだが。    「…なんか飲むか?」 空音:「……いい。」…私も憮然とした表情で、そう答えます。    まぁ、ただ単に、史郎が岬さんとデートしてた事が不愉快なだけなんですが(笑) 史郎:…あかん。会話が続かない(笑)    「…んじゃ、帰るとするか。」と、コーヒー飲み干してとりあえず立ちあがろう。    あ、そういえば支払いは岬さんが済ませたのかな? やっぱ…。 GM:そうだね、そういう事にしておこう。 空音:気まずーい雰囲気がリアルに表現されてるなぁ(笑)    それじゃあ、私も席を立ちます。 史郎:…多少居心地の悪さを感じながらもキチンと空音を送っていく事にしましょう。    「ほれ、荷物貸せ。…俺お前の家しらねぇぞ、そういえば…。」(笑) 空音:荷物? ……ああ、京汰達が持ってっちゃった(笑)    じゃあ、小さなハンドバックを持ってると言う事で。それを渡して、すたすたと歩いていきます。 史郎:その後ろをついていきます。    「…おい、そう言えば御子柴、俺クリスマス予定あるぞ? 悪いけど。」 空音:を! そう来ますかっ!!(笑)    「………あ、そうなんだ。………岬さんと?」…無理に明るく振舞う感じで、言いましょう。 史郎:朝っぱらから妹の買い物に付き合って昼当たりから母さんと一緒に親父の墓参り。    夕方あたりに岬さんと食事行って夜はオールナイトでライブだ(笑) GM:辛気臭いクリスマスだな……。 史郎:自分で言っといてなんだが風情の欠片もあったもんじゃねぇな…(笑)    まぁ、そう言うわけでクリスマスには空き時間がない。 空音:「あははは…そっか、それじゃ、仕方ないね……。」    ………ええっと………どうしよ? GM? GM:俺に聞かれてもなぁ。 空音:ええっとぅ……じゃあ、無言で歩きます。    史郎の言葉待ち(笑) 史郎:ぬうぅ…え〜と…    「一体なにやる気だったんだ? 他の日でよけりゃ、まぁ、付き合うぞ?」(笑) 空音:むぅ〜! じゃあ、ここで「史郎の馬鹿っ!!」って言って引っ叩いて走り去りましょう。涙を浮かべながら(笑) GM:(ひそひそ)をい、これ収拾つくのか? 京汰:(ひそひそ)つくのかなぁ…? 史郎:ふはは、心配御無用。史郎は蛍介ほど愚鈍ではないからな。まぁ、五十歩百歩なんだが(笑)    とりあえず今までの御子柴の態度と、クリスマスを指定してきた事と、今の涙から推測して導き出される結論にハッ、として、    「…やべ…」ってボソッと呟く。で、シーン終了(笑) 空音:あ、そうそう、史郎に持たせたハンドバッグはそのままだから、ね? 史郎:そうだろうなぁ、今の感じじゃあ…(笑)    あ、いや、アレですよ? その事について「やべ」ッつったんじゃないですよ? そこまで面白おかしく愚鈍じゃないですよ?(笑) GM:……信じてるから。……なんとかしてくれるって信じてるから…(目がうつろ)
GM:そんなこんなで次のシーン。    ええと…先行き不安なんだが…アヤで行きましょうか。聖と一緒かね。 アヤ:了解。侵蝕率上昇。 聖 :では俺様も侵蝕率〜。    …件の施設に近づいた所だったか? GM:そんな感じで行きましょう。 アヤ:では、私は姿を変えていきますね。《擬態の仮面》っと。 聖 :ふぅむ。さて、どうするか。ちなみに件の施設は何かな? また廃ビル? GM:いえ、オフィスビルです。 聖 :オフィスビルか。とすると闇雲に突入するわけにはいかないなぁ。    まぁ、あれだ。ここはアヤのシーンなのでアヤに任すか(笑) アヤ:任されるのっ!?(笑)    ええと……聖さんは今車の中? 聖 :まぁ、ややビルより離れた場所に車を止めて、作戦会議中といったところだろう。    ついでにコンビニで買ってきた弁当でも食うか?(笑) アヤ:では、缶コーヒーを飲みながら、コンビニ弁当を車の中で食べていましょう。    少し離れた所に車を止めて、…そのビルの入り口が見える場所でね。…んで、あれ? フェンリルナイト、私達ってレネゲイドチェッカーを    持ってましたっけ? 聖 :おお、安心したまえ。ちゃんとレネゲイトチェック機能付き暗視ゴーグル借りてきた(笑) アヤ:あ、そうだそうだ。じゃあ、入り口をレネゲイドチェッカーで見ていましょう。    …聖が見ててください。私は顔はばれないから平気だけど、聖は隠しておいた方がいいだろうし。 聖 :そうだろうな。少々ごっついゴーグルつけて入り口を監視しよう。    …レネゲイトチェッカーって人影とか分かるのかな? 特定個人に対して焦点会わせて侵蝕率割り出すだけのか、    それともサーモグラフィーとかみたく視界内の全物体に対して機能が働くのかな? GM:どうなんだろう? 視界内に入った対象の侵蝕率を見るアイテムだからなぁ……。    前者でいいんじゃないかな。 聖 :じゃやっぱり通常は単なるゴーグルでしかないんだ。装備位置上部中部同時使用の(笑) GM:で、ですな。やっぱり、事前の報告通り、そのビルには何人ものオーヴァードが出入りしているみたいですね。    君が確認しているのはお昼の時間の1時間程度なんですが、異なるオーヴァードが複数人出入りしています。 聖 :むう、出ていくオーヴァードと入っていくオーヴァードはどっちのが多いか? それぞれの頻度は? GM:昼飯時だからなぁ、あんまり参考にはならないと思うが、一応、入りの数の方が多いかな。    頻度は…頻繁、としか。 聖 :う〜ん、昼飯時に入りのほうが多いのかぁ? なんか弁当屋とかそういうのは入って行った? GM:ほとんど五分と思っていいです。入っていくほうは多いけど、出た人が入っていくことがほとんどなんで。    弁当屋の袋とか、コンビニの袋を下げて戻ってくる人が多数ですね。 聖 :ぬう、オーヴァードも人の子と言う事か(笑)    もう少し時間が早ければ《タッピング》で弁当の注文盗み聞きして、《マシンモーフィング》で弁当作ってアヤに持ってかせて    中の様子探るとか出来たかなぁ…(笑) GM:そうだねぇ。…普通に買って持ってった方がよくない? その作戦。    ま、いいけど。それでも。 アヤ:……ふむ。では、適当に目星をつけて、オフィスから出てきた一人で行動しているオーヴァードから記憶を引き出しますかね。 聖 :今《サイコメトリー》は使えるのか? なんかいつぞやダイスが無いとかクリティカル値が下がらないとか喚いてた気がするが(笑) アヤ:大丈夫です、《サイコメトリー》ではなくて、《異能の指先》のほうですから。 聖 :…あ、そうか、そう言えば《サイコメトリー》は対物体か。こりゃ失敬。    んじゃ適当な奴ふんじばってみるか。 アヤ:ちっちっち。触れるだけで記憶を読み取れるので、すれ違いざまに片手をぶつけるだけですよ。 聖 :なるほど。そりゃ警戒心煽らなくていいですな。    …なんだ、本当に割と捜査能力あるじゃん、俺ら。 アヤ:私は戦闘能力は低めですからね。こういうところで役に立たないと。 GM:…戦闘能力が低めェ? 1話、3話と達成値70以上出してた奴が言うセリフか? アヤ:おほほほほ。低めですわ(笑) 史郎:貴方にそう言われると俺かなり沈みます。ず〜ん…(笑) 聖 :まぁ、とにかく、相変わらず入り口を監視して誰かでてこないか見てるぞ。できれば単独行動の奴がいい。 GM:では、ご希望に叶った奴が出てきました。 アヤ:…では、超美人モデルに姿を変えた私が、車から降りて、すれ違おうとしましょう。 GM:なんでモデル? アヤ:…脂ぎったおっさんがいいですか? GM:……モデルでいいです。 聖 :おいおい、余り目立っちゃダメだぞ? 記憶に残りそうなのもなるべく避けた方がいい。脂ぎったおっさんにしとけ、おっさんに(笑) アヤ:聖のリクエストにより脂の乗ったおっさんに変身します(笑)    小太りの中年親父。名前はコブトリーナ。 京汰:意味わかんねェよッ!!(笑) アヤ:聖のリクエストです。文句は彼にいってください。    彼がどうしても小太りの脂の乗った中年親父(47歳)子供は2人、妻とは現在別居中という設定がいいとおっしゃるから    仕方なくこういう設定にしてあげてるんですよ。ホントは美人モデルがいいです。 聖 :…とことん腑に落ちない濡れ衣によってどうにも周囲の視線が痛いので、なんかこう、色々すいませんでした(平伏)    貴方様のお好きなようにして下さい(笑) アヤ:そういえば、相手はおっさんですか? GM:…………………あ、俺に言ったのか。    えっと、25歳くらいの若手サラリーマンみたいな感じですかね。 アヤ:じゃあ、どこにでもいる女子高生みたいな感じの格好で行きましょうか。 GM:まぁ、なんでもいいんですけどね。    では、君はその兄さんの隣を通り過ぎる。 アヤ:ん、《異能の指先》を使います。抵抗します? GM:やられることを分かってないからなぁ……達成値が低過ぎたら気付くという事にしましょう。    達成値を下さい。 アヤ:はい、ええと、低めですね。やばいかも…12です。 GM:んー…こっちは気付かなかった、…と、少なくとも君は思った。 アヤ:では、帰って聖と引き出した情報について話しましょう。    ただいまー。聖さん、そこの肉まんとってください(笑) 聖 :はいは〜い、おつかれさ〜ん。とりあえず車の中に女子高生入ってくると援交か何かと勘違いされるからカッコだけはどうにかしろ(笑) 空音:む。それは面白い! じゃあ、そのままで。 アヤ:そのままでいいですか? 聖 :やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて………(笑) アヤ:リアクションが面白かったので止めておいてあげましょう。なので、葛葉さんの顔に変えて助手席に座ってましょう。    「聖さん、おでん缶とって下さい。」 聖 :それもやめろ〜! 俺様の葛葉はこの世でたった一人なのだ〜! しかもどうして葛葉がおでん缶好きだって知ってるんだぁ〜!    とりあえずおでん缶どうぞ葛葉〜!!(笑) アヤ:もしゃもしゃ。「それででふね、ひひりはん。」もしゃもしゃ食べながら引き出した情報を話しましょう。 聖 :…食い終わってからでいい、食い終わってからで、頼むからそんな所まで葛葉にそっくりにしないでくれ、恋しくなる(笑) アヤ:恋しくなるんだ。ラブラブだね。    ええっと、飲み込んだら、顔を元に戻して話を始めましょうか。…で、マスター、どんな情報を引き出せましたか? GM:とりあえず、まず、彼に関しての情報を与えましょう。    彼は……名前考えてなかったなぁ………片今辺 太一郎という名前でだな。 アヤ:…カタコンベ? 聖 :むしろ俺ぁ太一郎と言う名前の方が気になるなぁ…(笑) GM:いや、…まぁ、由来はあるんだが気にしないでくれ。    で、年齢は…ま、いいか。彼の肩書きはアリスの戦闘員ですね。シンドロームはキュマイラ/エグザイルです。    ちなみに、単なる下っ端です。 聖 :…なんか親近感を覚えるなぁ…(笑) GM:お前は前作キャラがキュマイラ/エグザイルだったもんな。    え〜…っとぅ? 何を話せばいいんだろうな。適度に質問してくれ。答えられる質問には答えよう。 聖 :…とりあえず分からなそうな所から潰していくか。    あの施設に集合しているオーヴァードどもの目的はなんだ? GM:一斉蜂起の時が近い故に戦闘員を集めています。 聖 :…しまった、とても単純明快な答えだ(笑)    …俺らはさぁ、とりあえずアリスを潰す事を最終目標にしてるんだったよな? GM:はい。とりあえず最終目標というのも凄い話ですが(笑) 聖 :ってことで、一斉蜂起計画に関する知っている情報のすべてと、参加する人員の情報を洗いざらい話しなさい(笑) GM:一斉蜂起の日はクリスマスになります(笑)    参加する戦闘員はほぼ全員。ここだけに限らず、日本全国各地でかなりの人数が集まっています。    攻撃対象はUGNの各支部になります。 聖 :…事が大きいな、俺様だけの判断で動いてしまっていいかどうか。    今監視してた施設にはどういう人員が出入りしているんだ? なんか位の高い人とかいるのか? GM:ここに集結しているのはまぁ、この近辺に潜伏していたオーヴァードたちですね。    各々、最も近い施設に集合するようになっていたようです。 アヤ:……ジャバウォックとかはここに? GM:この近くに入るようですが、ここの施設にはいません。 京汰:あんなのが近くにいたら落ちつけねぇしな、戦闘員も(笑) 聖 :…ひとまず情報を持って支部に帰るか? 上に判断煽った方がいいかもしれん。 アヤ:…少なくとも私達だけでどうこうできる問題ではないと思いますよ。これは。 聖 :先走って失敗して痛い目に会うのも趣味じゃないしな。ひとまずアヤと言うデータバンク持って支部に帰還しよう。 アヤ:お持ち帰りされます。 GM:…そういうと、別の意味がありそうだが…では、シーンをチェンジしましょう〜。
GM:んにゃわけで。次のシーンは、空音に行きましょうかね。    …なんだよ、京汰、その目は。 京汰:出番くれー、出番くれー。なんだよぅ、みんなしてコンビを組みやがって。    俺の出番はどこにいった〜!! GM:京汰は…やっぱり、クリスマスは一人で過ごすのか。 京汰:……いや、バンドのメンバーと!! なぁ!? アヤ:え〜? 比叡は女の子とデートでしょ? 空音:金剛は小さい弟妹のためにケーキを買って一緒に祝うんだろうし。 GM:史郎は…………。 史郎:朝っぱらから妹の買い物に付き合って昼から母親と墓参りに行って夕方から岬さんと飯食いに行って夜からライブ。    あ、俺夜からなら付き合えるよ?(笑) 京汰:…そんな安っぽい同情はいらへん……。    みんなてきやー!!(笑)    えー…一人でうちでクリスマスパーティを開いています。めりーくりすまーす。さぁ、プレゼント交換だー、俺のプレゼントは誰に行くんだ?    おーっと、俺のプレゼントが俺に来てしまったー。ちょうど俺、コレが欲しかったんだよね、ありがとう俺ー。    ……笑ってよ、みんな。…なに、この重い空気は。 聖 :…………あははははははははははははははははははははは……………………(←めちゃめちゃ乾いた笑い) アヤ:(重い口調で)いい事あるから、きっと。 空音:(真剣な目で)昼に買ってきたプリン、あげるから頑張ってね。 京汰:…笑おうよ、みんな。ねぇ。 史郎:………いやぁ、もう無理だろう… 京汰:………幸せに、なりたいなぁ。 GM:と、オチがついたところでシーンを始めましょう。 * * * 空音:私のシーンだよね? さっきの続きでいいかなぁ?    史郎っ、追ってきなさい!!(笑)    私、公園でブランコこぎながら泣いてるから!!(笑) GM:…そんな風に指定するヒロインを初めてみたぜ、俺は。 史郎:ぬう、指定されてしまったなぁ(笑)    とりあえず追っていこう。公園で泣きながらブランコ物凄い勢いでこいでるお前を発見するんだな?(笑) 聖 :早く止めないと一回転しちまうぞゴルァ、みたいな。 空音:はよ来い史郎っ!! ぐるーんぐるーん。    …どんなヒロインですか、私は(笑) 史郎:まぁ、言い出しといてなんだが、俺もそんなヒロインやだ、普通にふさぎ込んでいてくれ(笑)    …で、公園で御子柴を発見するわけだ。 空音:ええ、…私、この公園が好きなんですねぇ。前作から割と入り浸ってる気がする(笑)    ええと、じゃあ、ふさぎ込んでて…史郎の姿には気付いていません。 史郎:御子柴を確認した俺は、しばし気まずそうに頭掻いたりしてるけど、やがて意を決してそっちに近づいていく。    「…おい、御子柴…」 空音:その声を聞いて、ぱっと顔を上げてしまいます。その頬は涙で濡れています。    …だけど、そこにいるのが史郎だと気付いて、慌てて顔をぬぐって…作った笑顔で笑いかけます。    「何? 史郎?」 史郎:…いや、その…、…ハンドバック…返しに来た…(笑) 空音:「あ、ありがと……」受けとって、再びうつむきます。 史郎:…さて、指定して出てきたはいいが、どうしようかな…(笑)    「あ、あのさ…、御子柴、い、イブなら、丸一日あいてるぞ? 俺…」 空音:「……だから?」…ちょっと冷たい感じで。 史郎:あ、いや、その、だから…、く、クリスマスは無理だけど、イブなら、あいてるぞ〜、…って…(笑) 空音:「…なら、岬さんと遊びに行けばいいじゃない。」    ……史郎の目も見ず、うつむいたまま、拗ねています。 史郎:…いや、岬さんとは…、その、もう約束があるし、…お、お前に、付き合ってやれないから、その、…日を改めて〜…(笑) 空音:「それは…同情?」史郎の目を見て、言いましょうか。今度は。 史郎:ち、違うぞ! 同情なんかじゃない! 断じて! 空音:じゃあ、…なんで? 史郎:「…なんで…、と、言われてもな…、その…」    と、ここで口篭もる。ゴニョゴニョ(笑) 空音:………えっと………その………史郎。    私はイブに史郎と一緒にいたいな。……史郎は? 史郎:も、もちろん、構わんぞ。クリスマスに時間がとれんのだからな。イブでよければ、とことん付き合ってやれるぞ。うん、うん(笑) 空音:べしんっ! と額を叩きます。    で、そこで立ちあがって、いつもの空音に戻ります。「もー、煮えきらないわねぇ、アンタ。」 史郎:…意表をつかれて硬直します。なんか、前髪で顔上半分が隠れて目の辺りベタになってます(笑)    「………あぁ〜ん…?」 空音:仕方ないから、一緒にイブ、過ごしてあげるわっ、感謝の言葉はっ!? 史郎:…………あ、ありが…とう?(笑) 空音:それじゃ、史郎。……私は帰るけど。…もう回りは真っ暗ね。私を送っていって構わないから。 史郎:…………あ、ありがとう……(笑) 空音:それじゃ、行くわよっ!! …と、さりげなく手を繋いで…いいかな? 史郎:俺ぁ今、さっきまでと今の御子柴の態度のギャップに頭がついて行けてないのでほとんどされるがまま、言うがままです(笑)    「………ぇ〜……?」 空音:…ま、これが榛名史郎だと言う事で。 GM:む、むぅ……こ、ここでシーンを切っていいのか? 史郎、やりたい事とかやれる事はないのか? うちの男は女性に弱いというその典型を    ここに残したままシーンを終了させていいのか? 頼む、何か抵抗してくれい!!(笑)    …ま、無理か、史郎なら。 史郎:…な、なんとしても今のGMに対して反抗を企てたいところだが、…無理です…(笑) GM:そうか…やはり史郎は史郎だったか……。まぁ、聖も聖だし、京汰も京汰だし、俺も俺か……。    やっぱり、男性陣が弱いなぁ、うちは……。 聖 :ってか、ここにいる女性陣が特別強過ぎるだけぐほぉっ!!(笑) アヤ&空音:なぁんですってぇ?(笑) GM:ひ、ひぃっ!!(笑)    では、シーンを切りましょう。
GM:さぁて、1回交代で大人組とラブコメ組に行っていますが、次は大人組ですか。 京汰:もしもーし? 聖 :なんか、お前さん回を重ねるごとに立場が危うくなってきてないか?(笑) 京汰:う、ううううう? そういえば、俺はこのキャンペーンでの役割がないぞ? 考えてみれば。 史郎:なんかひどく立場微妙だよなぁ(笑)    でもあれだろう? とりあえずOPの続きでヒメヒメに話聞くとかやらへんの? 京汰:……ここでなんか、新しい情報あるん? GM:…実はさっきのシーンでアヤ達が君に与える情報をほとんど聞いてしましました(笑)    予定では、京汰のシーンで一斉蜂起の事実を教えて、アダルト組がそれの対策に奔走する話だったんですが。    なんか…気付いたらこうなってた(笑) 京汰:うおおおおおおお? 出番っ!! 出番はどこだッ!!? 空音:…まぁ、誰かのシーンに割り込むと言う事で。 聖 :じゃ、大人しく俺らのシーンに行っちまっていいって事か(笑) 史郎:…京汰…(ホロリ)(笑) 京汰:……でーばーんーくーれー。 GM:出番がほしけりゃ自分で奪え。このキャンペーン、…つーか、私がGMのセッションは、自分で動かないと出番もないぞ、基本的に。    ……まぁ、主人公は除いて。    さて、次のシーンだが、大人組。…UGNに戻ってきた所でいいかな? 聖 :うむ、それでいい。    データバンク化したアヤ引っさげて今後の指示を仰ぐためにUGNに帰還したところだ。    「おりゃー! 中隊長様のお帰りじゃ〜い。」 GM:では、指令部ですね。「お帰りなさい、フェンリルナイト。」…エンチャンターが迎えてくれます。    君たちの真剣な顔を見て、「……何かあったんですか?」と 聖 :…なかなか面白い情報が手に入ったよ。柳川支部長はどこだ? GM:ん? あ、ごめん、ここ、UGNの支部じゃないから。柳川さんいないんだけど。    あ、いや、でもいないと話が進まないか。 聖 :む、指令部は支部ではなかったのか。…ああ、でもそうか、当然かな。    んじゃあ、通信を入れよう。大丈夫、UGN北S玉支部まで通信回線直接引いてる有線通信だから盗聴の心配はない。 GM:なるほど。では、通信で…ちょっと豪華に映像つきで(笑) 聖 :うむ。何インチだか知らんがどでかいメインスクリーンに柳川の顔が出ると。    「問題の施設を視察してきた。なかなか面白い情報が手に入ったぞ。」 GM:「問題の施設と言うと…ああ、集結している奴ですね。どうしました?」 聖 :うむ、詳しい話はこのシーンにいるのかいないのか良く分からないフェイスレスことアーヤンに聞いてくれ(笑) アヤ:う、話を振られてしまった。最悪まぁ、登場しなくてもいいかな、とか思ってたんだけど。    「私が引き出した情報によると…連中はクリスマスに一斉蜂起を起こすつもりです。」 GM:「それは……。」柳川の表情が厳しくなる。「……君が言うのだ、間違いはないだろう。」 アヤ:それも大々的なものです。全国各地のUGN施設がその目標となっているとのこと。    ジャバウォックたちも当然これと一緒に動くでしょう。……後何かあったっけ? 聖 :ひとまずあの場で俺様が聞いた情報はそれだけだったかな?    あとはまぁ、あの施設にはジャバウォックはいないとか、戦術レベルの話だったと思ったが。 アヤ:全体の方針を決めるのに有効な情報は余りなかったですしね。 GM:…ちなみに、通信している所って他の部下たちもいるところなのかな? この会話は3人だけでしてるの? 聖 :一応通信室だから、通信室付きの通信士とかがいるならそいつ等も話聞いてるかもしれないけど、    エンチャンターとか指令部にいる連中は聞いてないんじゃないかな。少なくともエンチャンターは指令部に残っててもらってるはずだ。 GM:なるほど。「……ふむ、事前に情報が入ったと言う事は喜ぶべきだな。ご苦労だったね、2人とも。」 聖 :ねぎらいの言葉などいい。それより俺様たちは以後どういう行動をとればいいのか?    クリスマスまで待機していろ、と言うのなら楽でいいのだがな。 GM:「すぐには指示は出せないが…まず、全国のUGN施設に襲撃警戒の伝令が必要だな。…それに武装の充実。    出来れば、事前に妨害したいところだが……時間が足りな過ぎるな…。」独り言のように確認していく柳川。 聖 :「…こちらからしかける許可は頂けないかな? 支部長どの?」    タバコに火をつけて、フゥー…と一服してからいうぞ。    「件の施設か、その付近にいると思われるジャバウォックを捕捉・襲撃する。上手くしとめられれば良し、    もし逃しても、連中に対する牽制になる。クリスマス・オペレーション直前の襲撃なら、効果はあると思うが?」 GM:「確かに成功すればかなりの効果を持つだろうが……手持ちの戦力不足を考えると、無駄に兵を減らす可能性もあるぞ?」 アヤ:中途半端に追い詰めると、逆にクリスマス前に攻撃をしかけてくる可能性もありますね。 GM:そうだな。「少なくとも、幹部連中の居場所を確定しないと攻めようも無いと思うが…、突きとめられるかね?」 聖 :クリスマスまで後4日、そうだな、期限はクリスマスの2日前、23日終了まで。    それまでに突きとめられなければ、強襲は中止、迎撃にすべてを振り向ければいい。    それまでは、こちらの動きを悟られないようにしつつ、連中の動きを探るさ。どのみち監視は続けねばならんのだしな。    突きとめられれば機を見て叩く。ダメなら大人しく指令部勤務に戻ろう。それでどうだ? GM:「それなら、構いません。まぁ、もっともその前に報告はしてもらうけどね。」 聖 :ああ、わかっているさ。    必要な場合はまた連絡をいれるが、基本的には我が中隊の人員と近隣のイリーガルで対処する。    そちらは迎撃準備に専念してくれて構わないさ。 GM:「くれぐれも気をつけて。貴方達は貴重な戦力ですからね。」    んー、通信はここで切っていいかな? まだ話す事ある? 聖 :ん〜、俺はないかな。 GM:あ、こっちがあるわ(笑) 直接これとは関係ないけど…。    「フェンリルナイト。榛名史郎は…どうしていますか?」 聖 :…フフ、良くも悪くも、普通の青春を送っているさ(笑) GM:「結構ですが……敵が動き始めるならば、彼の周囲でもなにかが動き始めるかもしれません。」 聖 :そうだな。我々にはその重要性を推し量る事も出来ないが、連中が史郎を、喉から手が出るほど欲しているのは確かだ。    …だが、史郎の奴は俺様が必ず守る。亡き兄貴の忘れ形見を、むざむざ連中の道具になぞさせはしないさ。 GM:「彼に警告はしておいた方がいいでしょうね。」    …こっちの話は以上だが。 聖 :では、それについては無言のまま、    「…フッ、…監視任務を再開する。」つって、部屋を出よう。 アヤ:では、部屋を一緒に出ていきましょう。    「忙しくなりますね、また。……史郎君はどうするんです?」 聖 :さっき話したとおり、我々は連中のクリスマスオペレーションに関する情報収集を行わなければならん。    俺様自身が史郎に引っ付いているわけにはいかないし、奴もそれは望まんだろう。俺様も流石にそれはイヤだ(笑)    が、史郎に警告はしておかねばならないし、いざという時の助けは必要だろう。と言うわけで、ここはやつの絆に頼ることにしよう。    …ってことでGM、ここでこのシーンは終了。次のシーンは俺様から京汰くんに電話が掛かってくるシーンってことで(笑) 京汰:おおおおおおおお!!! おっさんありがとう!!(笑) 聖 :ははは、感謝したまえかわけい君(笑) 京汰:俺をその名で呼ぶなぁッ!!(笑)
京汰:…一人、暗い部屋でうずくまって、電話が掛かってくるのを待っています(爆笑) GM:………なんでそう、自虐的なんだ。 聖 :なんか影を落としてるなぁ…(笑)    何があったのかは知らんが、とりあえず電話をかけるぞ。着メロは何がいい?(笑) 京汰:…フランツリスト作曲詩的で宗教的な調べ第3番「孤独の中の神の祝福」 GM:……かける言葉もないな…。 聖 :…まぁ、俺様はそれは知る由もないので…(笑)    「突然すまんな、霧島君、今平気かね?」 京汰:うんっ! すっごい暇!! 聖 :「いかんなぁ、いい若い者が暇を持て余していては。バイトでもしたまえ。    社会勉強になるし金も入って一石二鳥、さらに新しい出会いもあって一石三鳥だぞ?    …まぁ、それはいい。実はカクカクシカジカで…」と、事のあらましを簡潔に述べるか。    「…ってことで、我々は手が離せないのでお前さんに史郎の事を頼みたいのだ。」 京汰:史郎の? なんでまた? 聖 :これだけの大規模作戦の前に、まさか史郎にまで目を向けるとは思わんが、    逆にそれだけの作戦を囮に、真の目的は史郎の奪取にあると言う線も捨てきれない。    とにかく連中は史郎に異常な執着心を持っているからな。お前さんはいざという時の盾だ(笑)    お前の命尽き果てようとも、史郎だけは守り通せ。いいな?(笑) 京汰:い、いえっさ! たとえこの〜い〜のちが〜燃え尽きても〜♪ 聖 :じゃそういうことで。アデュ。プチ。シーン終了。 京汰:……あれ? GM:さ、次のシーンに行きましょうか。
京汰:……あれ? GM:ええっと、次のシーンだが、史郎に行こうか。    ぶっちゃけ、岬さんどうするのよ? 史郎。 史郎:どうするって言われてもなぁ。…あ、いや、まぁ、ある程度考えている事はあるので。 GM:では、岬さんと二人っきりのシーンでも作ってみる? 史郎:そうだねぇ。そうするか。    …なぁ、でさ、極力触れないようにはしてきたけど、このセッション、本当にこれでいいのか? 具体的には京汰(笑) GM:ああ、まぁ、本人がいいって言うからいいんじゃない? 京汰:言うてへん!!(笑) GM:ああ、まぁ、前作の4話よりもマシでしょ。シナリオロイスがなかったりとかOPシーンがなかったりとかはしてないじゃん? 京汰:代わりに出番があらへん……(涙) 聖 :まぁ、あれだ、これは4話なんだ。諦めろ(笑) GM:というかだね。贅沢言い過ぎですよ。ここにもっと出番のない人がいるんですから。 アヤ:………………あ? ……あたしっ!!?(爆笑) GM:登場だけはしてるけど、セリフが全然ない人がいるじゃないですか。    まぁ、今回は《異能の指先》で少し仕事はしたけど。 アヤ:ひ、ひどいっ!! 地味だけど、私頑張ってるよっ!? GM:この地味な人に比べ、君はどうかね? 不幸不幸と色々おいしい所を掻っ攫っていって、人気もそれなりにある。    君は贅沢言っているのではないのかね? 京汰:……う、う〜ん? アヤ:意義ありっ! 訂正を求めますっ!!(笑) GM:まぁ、これは本人が満足しているからいいんだろうけどね。 聖 :俺達ってさぁ、傍から見てると仲いんだか悪いんだか判断に迷うよな…(笑) アヤ:うわーん! やっぱりGMに私嫌われてるー!!(笑) GM:何を言う。お前等みんな大好きじゃー!!!(笑)    …と、オチがついたところでシーンを始めましょう。 アヤ:うわーん〜!!! ドラ○も〜ん!!! * * * GM:さて、史郎君。侵蝕率がやばいとは思うが、頑張ってください。 史郎:俺1つも頭1つ抜きん出るんだよなぁ…(笑)    まぁ、あれだ。とりあえず、御子柴の奇襲を受けた翌日とかそこらへんで。 GM:時間軸で言えば、君たちは1日くらい先に行ってるんですよね。    まぁ、捜査で時間を費やすから、君たちを基準として進めましょう。    下校時でいいかな? 史郎:うい。OKっす。いつもの如く岬さんと帰ってるわけだな。 空音:んじゃ、適当に張りついている京汰を発見して2人で尾行しています。    「アンタなんでこんな事してるのよ。」 京汰:「う、うるせぇなぁ。アイツを守るって任務なんだよ。」    こそこそ2人のあとを尾行する俺ら。なんだかんだで楽しんでるだろ、空音。 空音:えへへ、実はね。 史郎:むう、<知覚>すれば発見できるかな(笑)    …まぁ、やらんけど。とりあえず2人には気付いておらんぞ俺は。 空音:…これって、登場の侵蝕値上昇しなきゃダメ? GM:…ダメでしょうな。 史郎:え〜と、なんか昨日の御子柴との掛け合いとかから、なんか色々あってふさぎがちな俺。    溜息が多くなってます。「はぁ〜…(←凄く疲れてるような溜息)」(笑) GM:「どうしたの? しろちゃん。」 史郎:「…いやぁ、いろいろありましてねぇ…。」    前を向いたまま、頭掻きながら返答します。    「…あの、岬さんさぁ…、大変言い難いことなんですが…」 GM:「ん?」 史郎:…その、クリスマス、…予定キャンセルさせてもらえないかなぁ…? GM:少し驚いた顔をして……でも史郎の真剣な表情を見て……何らかの理由があるんだな、って理解する。 空音:「…一緒に過ごしたい人が、見つかった?」    優しい声で、…笑顔で岬さんは言う。 GM:…お前さん、ナチュラルにNPCをやるなぁ。 空音:ダメですか? GM:……OKです。 史郎:「…うん。」    大変申し訳なさそうに言います。うつむきながら。    「…そいつのこと、ほっとけなくてさ…。強気に振舞ってるけど、内実、すげえ脆い奴なんだって、最近分かってきて…、    なんか、手元に置いとかねぇと、どっかで壊れちまいそうで…」 空音:「………しろちゃん…ううん、史郎君……『いい男』になったねぇ。」    すっごく嬉しそうな顔をして、岬さんは史郎の手を取る。    「いつの間にか、大きな手になったね。これなら……ちゃんと包み込んであげられるよ。」 史郎:…み、岬さん…、お、怒ってないの…? 空音:「ちょっと悔しいけどね。…でも、嬉しい方が大きいかな。」 史郎:うう、岬さんいい人だ。なんで俺空音になんか惚れたんだろう…?(笑) 空音:(いきなり空音)はぁん? なんですってぇ?(笑) 史郎:うおお! その声で! その声で空音をやるなぁ! 岬さんが穢れるゥうう!!(爆笑) 空音:いや、あの、私は空音のPLであって、あの、岬さんのPLではなくって…あの、その、この声が素なので…(あせあせ) 聖 :お前NPCを大量にやり過ぎなんだよ、葛葉も素直にお前だしさぁ…(笑) 史郎:まぁとにかく、    「ありがとう、岬さん。…で、でもね岬さん、クリスマスはアレだけど、イブなら丸々空くんだよ。    だから、罪滅ぼしくらいはできるよ?」(笑) 空音:「ん、じゃあ、楽しみにしてるね。」    ええと、岬さんちの近くまで話ながら来たと言うことで。 史郎:うい。「じゃ、じゃあの、…ごめんなさい、本当に。」    って、改めて岬さんの方キチンと向いて頭下げる(笑) 空音:何も言わず、ただ手を振って別れようかな。 史郎:ういっす。じゃ俺も普通に帰宅の途につきます。    …って、ストーカーども、シーン切っていいのか?(笑) 空音:は、はうっ? 岬さんやるのにいっぱいいっぱいでそこまで考えてなかった!(笑) 史郎:お前さん方はさっきの話聞こえてたのか? 京汰:いんや、少なくとも空音は聞こえてない。俺が耳ふさいでたから。 空音:んで、その後京汰をボコるのに夢中だったので気付いていません。 京汰:…ボコボコにされるのに夢中だったので気付いていません(笑) 史郎:…岬さんにさっき言った事撤回させてもらいたいなぁ…(笑) 空音:はぁん? 撤回ですってェ〜?(笑) 史郎:いえいえいえいえ、うそですうそです。ええ、そうそう何度も何度も言ったこと覆しちゃいけませんよね、ええ…    …惚れたんじゃなく単に囚われただけか? 俺ぁ…(笑) 空音:きっと史郎は奴隷体質で私に隷属していなきゃ生きてけなくなったんですよ。 GM:…いいのか、こんなヒロインで。    シーン切ります〜。
GM:ちうわけで、次のシーンですが…さっきのシーンはリプレイに起こしても面白くなさそうなので、カットでしょうな。 史郎:そうだろうな。あれだけやって結局監視のしかた決定しただけだからな。 聖 :色々大変ですなぁ、はっはっはぁ(笑)  はっはっは、あったのだ。リプレイではまるまる1シーンカットしたが。  ひたすらアヤと聖が作戦会議しているというシーンが。 GM:まぁ、仕方あるまい。さて…次のシーンだが…君らが何も無ければ24日まで飛ばすよ。 史郎:適当にシーンが1つ欲しいな。空音にクリスマスの日空いたって話しとかないと。 GM:ああ、じゃあ、イブの終業式が終わった後ってのはどうだね? それなら直接物語を進められる。 史郎:んじゃそうしよう。    終業式終わってホームルーム終わって、帰り際の空音に話を持ちかけよう。 空音:成績について話したら、殺すわよ(笑)    通知票を見ながら渋い顔をしています。 史郎:安心しろ、俺もそのネタは振りたくない(笑) 京汰:おう、史郎、成績はどうやった!(笑)    ノイマンな俺様は平気でそんな話を振ってやるわ! 史郎:《渇きの主》で京汰をインスタントミイラにしながら空音に言うぞ(笑)    「おい御子柴、明日空いたぞ。使うか?」 空音:「……いいの? その…岬さん…とか。」    ぼそぼそ、と、乾ききった京汰を踏みつけながら言います。上目遣いで。 聖 :素敵な友情ですな(笑) 史郎:「…まぁ、あれだ。その辺は心配するな。俺は約束の重複はしない主義だ。    と言うわけで明日使うなら今日はお前に付き合えん。まぁ、明日は夕飯一緒に食うぐらいしかできんだろうが。どっちを選ぶ?」 京汰:かさかさと乾いて風に乗って飛んで行く俺。    どこまでも飛んで行くよ〜♪  どうしてそんなに自虐的なのか。 空音:「…史郎と一緒にいられるなら、どっちでもいいよ。」    背景で飛んで行く京汰を無視しつつ、舞う点描スクリーントーン。 史郎:んじゃ、明日はこの時間に駅前辺りで待ち合わせでいいか? …って、そう言えば俺特にどの店が美味いとか知らねぇや。    適当にどこ行きたいか考えといてくれ(笑) 空音:りょーかい♪    …ええと…帰宅する? 部活行く? 史郎:部活…っつーか、まぁ、メンバーと一緒に最終調整に行く。    まぁ、なんだかんだ皆忙しいのでそう長い時間やってられないんだが。 聖 :比叡とお前が女と待ち合わせ、金剛は弟や妹と一緒にクリスマスの飾りつけ、暇なのは京汰だけだもんな(笑) 京汰:……何を言う。今俺様は干からびたまま空を飛ぶのに大忙しだ。    誰か捕まえてくれ(笑) 史郎:しょうがねぇなぁ。んじゃ校旗のポールに引っかかってる所を回収してやるか(笑)    「おら京汰、何やってんだ時間ないんだぞ。遊んでる場合か。」 京汰:お前がやったんやろ!(笑)  自分で飛んでいったような気もする。 京汰:ま、まあ、ええわ。部活、…部活いこか。 史郎:うむ。    「んじゃ、そういうことだから。またな御子柴。気をつけて帰れよ〜」(笑) 空音:あ、私も行くもん!(笑) アヤ:…平和だ。私達のほうのシリアスさはどこに…(笑) 聖 :いやいや、これぞ適材適所と言うものだ。    我々は大人の魅力でシリアスを担当する。コイツらは若さでラブを担当する。そして京汰は素で不幸を担当すると(笑) 京汰:……宙ぶらりんだなぁ、俺。 GM:まぁ、そんな平和なシーンの裏で、ちょいと、カットインで短いシーンが入ります。 * * *  UGN−FHの連合軍指令部。  そこで聖、アヤ達は情報を整理するのに奔走していた。  事前に行っていた調査は実を結ばず、結果明日の襲撃に備える結果となっている。  正直、時間が無い。  焦りが多分に入り混じった空気の中、通信担当の男が聖に告げる。 GM:「司令官。ジャバウォックが発見されました! バンダースナッチも一緒です!」 聖 :「なに!? よくやった!! 場所は!?」 GM:「こ、これは…この方向は私立F1高校…!?」 アヤ:…目的は……史郎君ですか!! 空音:(いきなりエンチャンター)「まずいぞ…今日は確か終業式のはず…まだ学校には大勢の生徒が!!」 聖 :ちっ! エンチャンターこの場は任す! フェイスレスついて来い! F1に向かう! アヤ:「了解!」 走り出します。 空音:「了解!」 GM:と、いう緊迫の事態が迫っています。    カメラは戻り… * * * 京汰:では、部室に向かう途中、廊下の窓から空を見上げます。    どんよりと曇った空が、何かを暗示しているように…一抹の不安を覚えます。 史郎:そうだな、じゃ俺は自分の身に微妙な違和感でも感じているか。    ドクンドクンと鼓動が高鳴ってくる。 空音:………………来る! GM:空音がそう呟いた瞬間だった。    ドクンッ! と、音がしたと思うと、《ワーディング》が展開される!! 史郎:「ぐうっ!?」    《ワーディング》が展開された瞬間、重く黒い衝撃が体をつきぬける。思わず俺は心臓の辺りを押えつけて膝を落としてしまおう。 GM:すさまじいプレッシャーが感じられる! これほどの殺気を放てる奴なぞ、彼らを置いて他にいないだろう。    窓の外から校門の所を見ると、ジャバウォック、バンダースナッチの姿が見られる!! 京汰:あ、あいつらっ!! GM:…で、ですな。そこらへんで、君たちはある事に気付く。 史郎:おう? GM:回りの…一般の生徒たちが、この異常事態に気付いているんですよ。    「な、なんだ? この体の震えは…?」「校門のところに誰かいるぞ!?」「な、なんだか…あの人達、恐い…。」    校門のところで今まさに帰宅しようとしていた人達も明らかに彼ら2人を認識し、学校の外に出れず、狼狽しているようだ。 史郎:…おう? いま《ワーディング》展開されたんだろう? GM:はい、しっかりと展開されました。 京汰:…しかし、彼等は俺らの事をしっかりと認識しとる…そう言う事か? GM:ええ、そう言う事です。 史郎:なんだかわからんが、またなんか《ワーディング》いじりやがったなあいつら。    …って、学校の外に出れないって? GM:ええ、これは分かります。《火の檻》が展開されているようです。学校が逃げられないように封鎖状態になっています。    ルール上はこれを越えようとすると、ジャバウォックと<運動>で対決しないといけませんね。 京汰:…そりゃ、一般人には無理だな。 史郎:ぬおお〜、面倒くさい事を〜(笑)    「な、なんだ? どうなってやがるんだ…」苦しそうな表情を浮かべながら、窓越しに校庭の様子をうかがう。 GM:で、ですな。回りの生徒も流石に学校の回りが燃えてるわけだから、パニックに陥っています。 京汰:その中で、オーヴァードの俺らは比較的落ちついています。    …史郎の顔を見る。目で会話しよう。…「どうする?」 史郎:少し考えて、「…行くっきゃねぇだろ」みたいな返答を目で返そう(笑) GM:はっはっは。GMは意地が悪いことで有名です。    そんなところで「ぴんぽんぱんぽーん」と放送が入ります。 史郎:うわ、また緊張感の無い(笑) 聖 :いや、普段のまんまっつーのはある意味緊張感煽る気もするぞ? GM:この非常時に、こののん気な音は非常にミスマッチで、…パニックになっていた生徒は一瞬で静まる。    何か、そこに希望が込められているのではないか…そんな事を思うかのように、生徒は耳を傾ける。    …そんな感じでしょうか。 京汰:おお、確かに。 GM:実は何も考えてなかったんですが。    そこから聞こえてきた声は、君たち…特に史郎にとっては忌むべき相手の声だった。    「こんにちは、生徒諸君。」…声だけでこれだけ不安感を煽れる声はそうそう無いだろう…そう思わせるには十分な声。 史郎:「…ラトウィッジ…!」    でいいのか?(笑) GM:ええ、構いません。    「(イヤらしい声で)君たちは今、命の危険にさらされています。これから校門に立っている男2人が、君たちを一人残らず殺します。」    淡々と…事実確認のように、スピーカーから流れる声は…逆に真実味を帯びている。 史郎:も、ものすげぇ嫌な死の宣告…(笑) GM:「君たちが助かる方法は、ただ1つです。………榛名史郎を連れてきなさい。2年だったかな?」 史郎:ああ、やっぱりそうくるか。    そんなことしなくても出てってやるのになぁ…(笑) GM:そこで声の口調を変えて…史郎に話しかけるように…親しげに。「さぁて? 榛名史郎。君は私達と戦えるかな? 彼らの前で。」 アヤ:ええっと、じゃあ、そこでそれが真実だと告げるかのように、ジャバウォックが右手を軽く振るいます。 空音:そうすると、体育館がどぉん…っ! と音を立てて…崩れていきます。    逃げ惑う一般生徒。「榛名史郎を探せっ!!」「どこだっ!!」「あのライブでトリをやった奴だ!!」 GM:演出ありがとう(笑) 史郎:うぎゃあ〜(笑)    その様子を見ながら、「ふざけ…やがてぇえ!!」って言いながら自分から出ていこう。そのまま窓から飛び出ていく。    「やめろぉおお!! おれはここだぁああ!!」とか叫びながら。 空音:ここ、4階だけど。 史郎:ぬうっ!?(笑)    …じゃ、じゃあ、「俺はここだぁああ!!!」とか勇ましく出てくるけど足があらぬ方向に曲がってるらしい(笑) 京汰:せっかく《鷹の翼》があるんだから。 GM:まぁ、まだ、人の皮をかぶっていたい、っていうのが彼の中であるんだろ。    どっちにしろ、《リザレクト》しなきゃ、歩けなさそうだけど(笑) 史郎:と、とにかく二人の前に自ら名乗り出るぞ。    「てめぇらの目的はこの俺なんだろうが!? 他の奴には手を出すんじゃねぇ!!」 GM:「何かを勘違いしているようだな。…我々の目的は…貴様の日常を破壊する事だぜ?」    バンダースナッチが皮肉な笑みを浮かべて言う。    「さて、他にもこの学園にはオーヴァードがいたはずだな。」「そいつらは殺していいのか?」「ああ、一人残らずな。」 京汰:空音、どうする? 空音:迷う事無いでしょ。私も史郎に続いて、飛び降りて追いかけます。 京汰:うお……俺は……学校内のオーヴァードを集めよう。    少なくとも、岬さんと貴志川先生がいるはずやし。 聖 :松竹梅トリオもお忘れなく。    「命賭けていくんやぁあ!! ここは俺達の楽園なんだからなぁあ!!」「ほいきたぁああ!!」(爆笑) GM:いないいない(手を軽く横に振っている) 史郎:と、とにかく、…ぬう、どっちにしろここで戦っても相手の思うツボだなぁ。    「んな事…、やらせるかよぉおお!!」っつってとりあえず素で殴りかかってみる(笑) GM:「獣化もせず、爪を作るわけでもなく、オーヴァードの力を使わず……。」史郎の拳を片手で受けとめて、睨みつける。    「この俺を、馬鹿にしているのか?」…手を一閃させ、ジャバウォックは史郎をそのまま投げ飛ばす。 京汰:史郎っ!!    …あ、いや、俺はいないんやった(笑) 空音:史郎っ!?    吹き飛ばされた史郎を抱きかかえます。「史郎っ!? 大丈夫っ!?」 史郎:「う…、へ、平気だ…、」    よろよろと立ちあがって再び連中を睨みつける。そうすると視界の隅に普通の生徒の姿が入る。    「ちくしょう…、俺は…、どうすりゃ…」 GM:恐る恐る、その普通の生徒は史郎を見ている。    その顔からは壁にめり込むほど強い力で投げられても生きている史郎に対する恐れが浮かんでいる。 史郎:ああ、もう力隠しても無駄っぽ感じがありありと…(笑) 聖 :ところで我々はいつ出ればいいのですかな? てか出ていいのか? GM:おう、それは史郎に聞いてくれ。史郎が戦う気になったら出ていいぞ(笑)    「ふ…ん。まだ、人の皮をかぶっていたいか? 榛名史郎。…お前はもう既にヒトじゃないと言うのに。」    徐々に、ジャバウォック、バンダースナッチは獣化を始めています。 史郎:くそう。まぁ、いつまでもこうしているわけにもいかないしな。    「…それでも…、俺は、俺は…」、2人を睨みつけながら、視界の隅に映る一般の生徒とかを気にしながら、意を決して、俺も獣化を始める!    《完全獣化》《破壊の爪》《鷹の翼》を使って獣化、角が生え、牙が生え、翼が生え、恐怖におののく生徒たちの目の前で、    俺の姿が悪魔に変わる。「…俺は、人間だ…」、完全獣化が終わると共に、一筋の涙が、俺の頬を伝い落ちた。 GM:「そんな姿になっても、そんな戯言を言うとはな。」    「俺や、お前のセリフじゃないんだよっ! それはっ!!」バンダースナッチが剣に変形させた手を使って君に攻撃をしかける。 史郎:その攻撃を爪で受けとめる。    「人で…ある事を捨てたお前らのセリフじゃないだろう…、けどな…、俺は捨てていない! 俺は、お前達とは違う!!」 聖 :「そうだ史郎、お前はそいつ等とは違う。」    突然ベタゴマに描かれた1つの吹き出しからセリフが流れる(笑)    何かと思い振りかえろうとするバンダースナッチの背後に、電撃を帯びた銃弾が直撃する!(笑) GM:「がっ!? 何者っ!?」バンダースナッチと、ジャバウォックはその声のほうに向き直り、警戒を強める。 空音:…そこにいたのは一匹の犬。 GM:………正しいんだが、いまいち釈然としないのは何故だ。 聖 :「はーっはっはぁあ!! ひっかかったな! それはダミーだ!! 横からこんにちわぁあ!!    いつも小粋なエターナル・ナイス・ミドル! 泗界堂聖只今参上ぉおお!!」とか言いながら学校の外壁ぶっ壊して車ごと2人に突っ込む!!    突然のことに不覚にも跳ね飛ばされてしまうジャバウォックとバンダースナッチぃい!!(爆笑) GM:と、君は思ったが、バンダースナッチは目に見えぬ速度で回避し、ジャバウォックはその車の突撃を片手で受けとめている。    んな、車の音なんざ、遠くからでも聞こえるから不意なぞうたれないわい(笑)    「少々、びっくりはしたがな。」恐らく特殊装甲車だろうが、それを片手1つで持ち上げて……校舎まで投げ飛ばす(笑) アヤ:…ぶつかる、と誰もが思った瞬間、特殊装甲車は《風化》により、砂に変わる。    さらさらさら、と崩れる車。そして、その中から聖を抱え、登場する私。 京汰:言ったもの勝ちの戦いが続く(笑) アヤ:聖に…突っ込んできた車に意識を取られたジャバウォックたちは背後からのポチの射撃をかわせず、被弾する!! GM:と思ったら、《竜鱗》ですべてを弾いていた!! 聖 :ちがう! ポチの射撃は直撃を狙ったのではなく、脇の地面を狙って撃たれたのだ!    史郎たちとジャバちゃん達の間に湧きあがる砂煙! その間に我々は史郎に駆け寄る!    「…遅くなったな、史郎。」 史郎:おっさん… アヤ:遅くなったわね、史郎君。    京汰君が見えないみたいだけど? 空音:……岬さんたちと合流しています。    出番が欲しいなら私達といっしょにいればいいのに(笑) 京汰:そこまで考えてなかったんや(笑)    そこで登場しよう。史郎っ!! おっさんも…!? 聖 :おう、結局このメンバーになってしまうのだな。なにやら珍しい顔も混じっているようだが… 京汰:あ、いや、岬さんたちは貴志川センセと一緒に一般生徒の避難にまわした。チャンスがあれば逃げろ、って感じの指示も出した。    ……で、いいかな? GM:はい。史郎にとってもそれが最良でしょう。 史郎:そうだな。    「…ありがとう、皆、きてくれて…」かけつけてくれた皆に、呟くように礼を言う。    俺は一人じゃない。そんな思いを改めて噛み締める。 GM:「……やれやれ………俺達は榛名史郎さえ確保できればあとはどうでもいいんだがな……。」    頭をぽりぽりかくバンダースナッチ。……「ならば、いらぬものは排除すればいい。」「その通りだ。」    ……さ、クライマックスにいきますかね。 史郎:…しまった、ここでシーンチェンジしたらまた《完全獣化》し直さなきゃならねぇ。    うが〜、はやまった〜(笑) GM:あ、そっか、こっちも同じだ。 京汰:……それよりもGM。 GM:ん? 京汰:……俺…まだ侵蝕率48%なんやけど。 一同:な、なんだってぇっ!!?
Climax Phase
GM:「…いらぬものは排除すればいい。」「その通りだ。」    再び獣化っと……おおう、侵蝕率が凄い事になってるぞぅ、こいつは。 アヤ:戦闘態勢を取ります。一応、《爪剣》を作っておきましょう。 史郎:う〜ん、ここでさっきの《完全獣化》コンボ使うと、このシーンの登場分と会わせて100%越えちゃうなぁ…。    一応1が出ればまだとどまれるけど…(笑) GM:クライマックスだから、越えておけ(笑) 京汰:うおーい! 出目が2! まだ50%だぞっ! 史郎の半分だぞっ!!(笑) 聖 :…京汰…(ホロリ) 京汰:じぇ、ジェネシフトしておこうかなぁ…。 GM:今回は約一名を除いて70%くらいで行けるかな、とか考えてたんだけど。……ダイスの神様は面白いなぁ。 史郎:…(ころころ)…。あ、こりゃだめだ。さっきのそのまま使っちまえ。 空音:それじゃ、戦闘を始めていいのかな? GM:何か、聞いておきたいことややっておきたい事が無ければ、になるがね。 史郎:…特には無いかなぁ… GM:あ、すっかり忘れてた事があった(笑)    「…フェイスレス…あくまでも我々と戦うか? 我々と共に来たまえ。」「そうだ、兄弟で争う事はあるまい?」 アヤ:……何度答えれば言いのでしょうか。答えは、「ノー」と決まっています。 GM:だが、やはり、心の中で沸き起こる感情は消せない。…再び衝動判定を行ってもらう! 難易度は前回よりも高いぞ!? アヤ:くっ!!? 最大で9です。これじゃあ、ダメ? GM:ええ、今回は目標値が12ですから、ダメです。 アヤ:あああああああっ!!! 聖 :「フェイスレス、惑わされるな! 史郎が史郎であるように、お前もお前だ!! 連中の兄弟などではない!!」    微妙にフェイスレスと言いながら声をかける俺様。そういえばフェイスレスと呼ぶなと言われて無かったからな(笑) GM:「おいで、フェイスレス。俺達の元に。」「兄弟で力を合わせ、コイツらを倒そうじゃないか!」 アヤ:ほとんど、もう、言うがままです。フラフラと、彼らの元に歩いていってしまいます。 空音:アヤさんっ!! 京汰:上城アヤッ!! 戻って来いっ!! アヤ:そんな声も、私には届かない。 聖 :フェイスレス! …いや、上城アヤ!! おまえは、西園寺や葉月や、お前を支えてくれていた人達を見捨てる気かッ!? GM:「そうだ、フェイスレス。それでいい。」「フェイスレス、彼らの言葉に耳を傾けるな。」 アヤ:では、彼らの隣に立って……「フェイスレス、って呼ばないでもらえます?」と、言いましょう。 GM:……はぁ? アヤ:ここでフェイスレスのロイスを、タイタスに変える。    それをここで即座に使用します!! 達成値を+1D10する!! さっきの達成値を…あぶな、+3して12っ!!    ぎりぎりで彼らの言葉を……いえ、フェイスレスを振りきって彼らを睨みつける!! 一同:おおおおおおおお!!! アヤ:「私の名前は上城アヤっ!! フェイスレスなんかじゃありませんっ!!」    思いっきりジャバウォックを殴り倒します!! 史郎:ああ、やっぱなんかやる気だったんだ… 聖 :おお! さすがだっ! 流石だぞフェイスレスっ!!(笑) アヤ:(黙って聖のプレイヤーを殴っている) 聖 :いて、いて、いたいいたい(笑)    お、お茶目なボケじゃないか〜(笑) アヤ:もう、盛りあがってたのに。    って感じで、吹っ切れた顔で「仲間」の元に戻ってきますよ。 空音:無言で微笑み返します。 京汰:口だけで笑っておこう。目線は奴らに向けたままだがね。 アヤ:ただいま、みんな。…さ、さくっと倒しちゃおうか? 聖 :そのまえに、めり込んじまった俺様の頭引っこ抜いてくれないかアーヤン…(笑) アヤ:ポチさえ大丈夫ならOKですよ。 GM:続けるぞ(笑) 「おのれ、おのれおのれおのれ………!」怒りの形相でジャバウォックはアヤを…君たちを睨みつける!! 史郎:「…怒りたいのはテメェだけじゃねぇんだぜ…」    こっちも睨みつけるぞ。 聖 :『身から出た錆』…だな… 空音:あんたもね。 GM:「殺すっ!!」…というわけで、戦闘を始めましょうか。こちらのイニシアティブはジャバウォックが19、バンダースナッチは22です。 一同:ふざけんなっ!!(笑) GM:……だって、ジャバはともかく、バンダーはハヌマーンだし……。エフェクトレベルが3レベルだし……。 史郎:まぁ、俺は《フルパワーアタック》なので余り関係無いですが。 聖 :空音《戦いの予感》持ってるんじゃない? 空音:ええ、だから、ちょっとカッコつけて、「…でも、光よりは先に行動は出来ないよね。」と言って、《戦いの予感》    そして、《ファクトリー》《ポイズンフォッグ》《熱狂》をかけますよ。…でも、その前に。 京汰:俺がセットアップに《戦術》やな。聖と史郎と空音に。…んで。 聖 :俺様がやはりセットアップに《奈落の法則》だ。やはりさりげなく領域が塗りつぶされて、すぐには相手は気付かないぞ。 空音:…だよね。では、行動します! さっきのコンボで!! 抵抗しなきゃ確実にかかります。 聖 :ああ、この嫌に慣れた体の奥から燃えるような感覚が〜(笑) 京汰:何も考えられなくなってくる…ああ、キタキタキター!!! GM:ドラッグ中毒か、お前等は(笑)    ええから、次はバンダースナッチだな。じゃあ、とりあえず、全体に攻撃しようか。史郎は殺しちゃいけないので手加減するけど。    他は死んでもいいから手加減いらないけど。 史郎:のっけから行動不能のピンチ。俺もう100%超えてるからなぁ…(笑) GM:がぁっ!! クリティカル値が上がってるからつらいっ!! つらいっ!! ええと、29ですっ!! おしい!! 史郎:俺は回避のクリティカル値落ちないし、受けも有効じゃないので素で攻撃受けよう。    その後に《赤河の支配者》使えばいいや(笑) 京汰:おっさんの侵蝕値と俺の侵食値の都合上、おっさんをかばっておきます。 空音:回避でファンブル出しました。確率1%の奇跡的ファンブルです。 アヤ:…く、回りませんね。ダメです。 GM:当たったら装甲値無視の18点です。史郎とアヤは死なないHPですね。化け物めっ!!(笑) 京汰:いひひ、これで侵蝕率が少し上がるぜ…《リザレクト》…ていっ!! 1っ!! なんでやっ!!(笑) 聖&史郎:…京汰…(ホロリ)(爆笑) 史郎:《赤河の支配者》!! てい! …(ころころ)達成値10。半分でダメージ5軽減。実ダメージは13だ。残りHP10。凄いぞ俺!(笑) 京汰:史郎、ダイス交換しようっ!! ダイス交換しようっ!! 史郎:い、いいけど…、これ、これで俺の出目がひどくなったら後でお前締めるからな(笑) 聖 :でもこれで京汰の出目良くなったら、京汰きっと笑顔で締められるぞ(笑) 京汰:大丈夫、このダイス、まだセッション始まってから5以上でたことないから!!(爆笑) GM:それは…凄い事は凄いが。 京汰:で、次は俺の番やな! 史郎に借りたこのダイスならば、いい出目が出るはず!!    あれ? そういえば、エンゲージどうなってるの? GM:ん? ああ、さっきのは《かまいたち》が組み合わせてあったので気にしませんでしたが、魔獣2人と君たち5人+1匹の2つのエンゲージ。 京汰:ってことは《一閃》と《獅子奮迅》が使えるな。ってことはこれで侵蝕率が17上がるで(笑)    では、バンダーに向かって「なかなか早いが…ハヌマーンの真の実力は引き出せてないみたいやな!!」    《抜き打ち》があるので高速で相手の懐に飛び込んで神速の抜刀術を!! それで全体攻撃!!(笑) 史郎:言うなぁ(笑) 聖 :お前はオーヴァードそのものの実力を引き出せてないじゃないか。引き出せないと言うか(笑) 京汰:16…当たったら…7!! ………なんだよこのダイスっ!! ダメじゃん、榛名史郎っ!!!(爆笑) GM:可哀相だから、2人とも受けておいてあげよう。7ダメージ、っと(レコードシートにかきかき) 史郎:どうやら呪いはダイスにかかっている訳ではないらしいな。よかったよかった(笑) GM:あわれよのゥ……では、続いての行動のジャバウォックがしゃしゃり出てきた憐れな男を攻撃しよう。 京汰:カッコつけた分恥ずかしいわっ!!(笑) GM:さて、では、避けてください。 京汰:よけへんっ!! くらったるわっ!! どうせHP1だし、侵蝕率足りてないしっ!! GM:では、攻撃力を……ええとね。達成値は低かったけど(45)ダメージはすごいよー。7以下が出なかったからね。    ええとね……62。 京汰:死にました。体がまっぷたつ。《リザレクト》……おおっ!! 9だっ!! すごい、称えろ一同っ!!! 聖 :おめでと〜う! 初5越えおめでと〜う! わ〜わ〜! 5越えた5越えた〜! わ〜! おめ〜! おめ〜! 5越えおめ〜!(笑) 京汰:うるせぇよっ!!(一同大爆笑) 聖 :それでは俺様の番だな。    「ポチ、コンバットスタート、《ハウリングマグナム》ファイア!!」    いつものコンボで…スナッチを攻撃するぞ。…(ころころ)…達成値は24だ。 GM:ではこっちは避けずに《復讐の刃》で行きます。俺も食らうがお前も食らえ(笑) 聖 :なにぃ!? こんなところでそれを使うか! GMのばか〜!!(笑) GM:こっちの達成値は57ですな、ダメージはおお、今度は7以下がない。ダメージは66。 聖 :ぐは。まぁ、どうせ回避は出来ないしHP10しかないからいいですが。    こっちのダメージは29ね。《リザレクト》〜。 GM:あ、《マシラのごとく》とか《さらなる波》を忘れた。聖には手加減がいらないんだった。ああ〜…これらがあればダメージ+36だったのに。    ま、いっか、どっちにしろ死んだし。 史郎:恐ろしい事をさらっと言うなぁ(笑)    俺はさっきも言ったように《フルパワーアタック》使用予定なのでイニシアティブ値は0に落ちます。 アヤ:ってことは私ね。《砂潜り》でジャバウォックの背後に潜り込んで攻撃します!!    とりあえず、《復讐の刃》恐いし。…こっちは持ってないよね? GM:さぁ?(笑) アヤ:うう〜…。攻撃します。上城アヤ自由になったぞフリーダムアタック!!    ダイス13個…達成値30です!!! GM:う、かわせると思ったんだけどな。28ですな。 アヤ:ダメージは4D10+3…24です。 GM:うい。まぁ、この程度ならいくらでも来いって感じかね。まだ、2人とも30ちょっとダメージか 聖 :むう。 史郎:んじゃ最後に俺だな。    ぐっ、と力をためて構えて、マイナーで戦闘移動してエンゲージ。    《血族》《亡者の爪》《獣の力》《渇きの主》《ブラッドバーン》《フルパワーアタック》で、侵蝕率が15上昇。    《鷹の翼》で飛行しながら突っ込んで行って、ジャバウォックにコンボ、《ワールドエンド》!!    …(ころころ)…達成値39。いつも惜しいな(笑) GM:こっちは低い。ちっ、《奈落の法則》さえなけりゃ、この程度……。    憎憎しい表情を浮かべ、ジャバウォックがそのダメージを受ける。 史郎:(ぶつぶつぶつ)…基礎攻撃力36+…(ころころ)…31。ダメージ67!! どうよ!? 装甲値無視だよ!? GM:がぁっ!!!? なんだとぅっ!! おいしい事をしてくれたっ!! ジャバウォックのHPは100予定だった!! 京汰:…ってことは…アヤさんで24で、俺が7で…史郎が67……ええと………98。 史郎:わお(笑) 聖 :なんとかコイツが動く前に仕留めるんだ! こいつイニシアティブいくつだっけ!? 19!? 京汰:…先に攻撃できるの、俺だけやねん。 空音:………もうダメだ。 アヤ:…わざわざ言わなくても大丈夫よ、空音ちゃん。皆そう思ってるもの。 京汰:HP2の敵くらい倒すよっ!!(笑) 聖 :おまえ、これ倒せなかったら…、いや、当てられなかったら、…突っ込みすら入らないぞきっと。 史郎:凄く痛い視線が四方から突き刺さると思え(笑) 京汰:当たれば倒せるもん。…当たれば。 GM:では、次のラウンドに行っていいかな、史郎? 史郎:ああ、《不死者の恩寵》使うか、侵蝕率もさほど上がらないし。 空音:私が《ヒール》で癒した方が確実じゃない? なんか、GM、次バンダーが《フルパワーアタック》使うとか言ってたし。    京汰がジャバウォックを倒せれば癒せるよ。 アヤ:……じゃあ、ダメじゃない。 空音:あ、そっか。 京汰:倒すってば!!!(爆笑) 史郎:本当に京汰次第か、う〜ん………一か八か賭けるか?(笑) 京汰:倒すってば!!!(爆笑) 史郎:まぁ、そう言う笑い話はともかく、俺も上がり過ぎはまずいし、空音に《ヒール》をお願いしよう。    それを別にしても、仕留めろよ、京汰。 京汰:……信じてくれ、みんな。 GM:という、分厚過ぎて全然ぬくもりも感じられない友情劇が繰り広げられたところで、次のラウンドに行きましょう。 聖 :前回上手い具合に100%なので、セットアップでもう一度《奈落の法則》使用。    さ〜、俺様の掌で踊るがい〜。みゅ〜ん、みゅ〜ん、みゅ〜ん(笑) GM:それやめてー…。マジきついのよ、それ。 京汰:で、やっぱり《戦術》しておく。    ターゲットは聖、史郎、アヤ。…前回何を思って空音にかけたのだろう(笑) GM:では、22のバンダースナッチは《フルパワーアタック》に備えて待機です。 空音:…頼んだわよ、京汰。 京汰:頼まれた。マイナーでジェネシフトを行って、侵蝕率を上げる。それでコンボ《閃光の太刀》をジャバウォックに。    これで決めるで。……誰か、ダイス貸して。史郎のも俺のもダメや。 史郎:ダイスがダメなんじゃなくて、お前がダメなんだって(笑)    現実を虚心に受け止めとけって(笑) 京汰:これで…決めるっ!! 食らえ、ジャバウォック!!!    67だぁっ!! かわせるもんならかわして………え? …なんでそんなにダイス振ってるの? GM:30…40…おしい、46ですな。 京汰:(無言でガッツポーズ) GM:「がっ!?」 京汰の神速の抜刀術は今度こそ、ジャバウォックを真っ二つに切り裂いた。    「ま……まさか…さっきの攻撃よりも…早くなった!?」 史郎:攻撃のムラが激しいなぁお前(笑)    ともあれ、これでジャバウォックは落ちたな。 聖 :「そ、そうか…、貴様、一撃目は我々を油断させる為に…、…わざと手を抜いたんだな…!」 京汰:全力でしたっ!!(爆笑) GM:「がぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああっ!!!!」    魔獣の…断末魔がこだまする!! 京汰:……眠れ、ジャバウォック。刀を納める。 聖 :「こ、こんな奴に、こんな、ちょっと前までダイス目5以上出したことがないような奴にぃイイイイいいいい!!!!」バタン(爆笑) GM:前回のラスボスの最後を阿呆なセリフで締めないで頂きたい(笑)    で、バンダースナッチは…呆けた顔でそれを見ています。「まさか……」みたいな顔で。 聖 :「戦場で余所見をする奴があるかよッ!!」間髪入れず俺様がスナッチに攻撃だ!! 《ハウリングマグナム》!!    …(ころころ)…達成値39。うがぁ、おしい。 GM:「……見えているさ。」達成値47。回避ですな。「お前こそどこを見ている。」 聖 :ぬお、外したか。    「ち、俺様の領域内で、これだけ動けるとは。魔獣の名は伊達じゃないか…。」 GM:「殺す。…一人残らず、殺す。もはや、榛名史郎もなにもかも、残しておく余地はなし……。」    バンダースナッチの殺意が…どんどん高まっています!! アヤ:……や、やばい、ですよ。 空音:《ファクトリー》《熱狂》《癒しの水》を使いましょう。《ポイズンフォッグ》はかけられませんし。    対象は…やっぱり史郎かねぇ。発動成功。14回復しました。史郎は全快かな? 史郎:全快した、ありがとう空音。 アヤ:で、私ですね。さっきと同じコンボをたたき込みましょう。…ひく…14。 GM:ん、じゃあ、回避ですな。…んで、最後に0の《フルパワーアタック》組かな? 史郎:まぁ、俺はまだ宣言はしてないがな。    さっきのコンボに《神獣撃》を組み合わせてスナッチを攻撃するぞ。    「…俺の夢、俺の日常、俺の世界を、てめぇらみたいな勝手な奴らに壊させやしねぇ!!」 GM:「だが、どうだ? 実際、お前の『日常』たる学校は既にボロボロではないか。生徒たちも化け物の貴様を…受け入れはしまい…二度とな。」    高まる2人の闘志。物凄いプレッシャーが、周囲の人間を、圧倒する!! アヤ:…この力……!! 直撃すれば、お互いタダじゃ済まない!!? 史郎:………確かに、俺はもう、ここにはこれないかもしれない。ここに、俺の居場所はなくなってしまったかもしれない。    それでも! ここに俺の日常があったことには変わりない! 少なくとも今はまだ、ここは俺の日常の場だ!    ならば俺はここを守る! 嘆くのは明確に締め出されてからでいいさっ!! GM:「これを、生き延びてから、そんな事は言うんだな。」    あ、あとですね。ジャバウォックが倒れたので封鎖状態が解除されます。    なので、君たちの背景で、多くの生徒たちが脱出しているのが分かります。 史郎:あ、そうか。それはちょっと安心するぞ。    「…生き延びるさ。俺には夢がある。帰りを待ってくれている人だっているんだからなっ!!!」    つって…、あ、そうそう、なんだかんだ言ってるけど俺の中ではいつもの黒い衝動も渦巻いてるんですよ。    前にもらった特殊能力使って、クリティカル値を1下げます。これ、侵蝕率はいつ上げるの? GM:タイミングは通常のエフェクトと同じと思ってください。    この特殊能力は史郎限定のエフェクト《超越者の特権》とでも言いますか。 史郎:では上がった後の侵蝕率ボーナスを受けるんだな。まずは…(ころころ)…4。これで侵蝕率は140ジャストだ。    ドクン!! 俺の中で、鼓動が一段と大きく膨れ上がる!! 「沈めよッ! 魔獣っ!!」    コンボ! 《真・ワールドエンド》!! …(ころころ)…達成値77!! GM:「流石だ…だがなっ!!」《獣の臭い》《見切り》を絡めて……いけるっ!! 98っ!!! 一同:うおおおおおおおおおおお!!? 史郎:なぁあにぃいい!!! ここではずしたぁああ!!?? GM:「ふ…はははははははっ!!! これで、終わりだっ!! すべて…消えてしまえ!!!」    《吹き飛ばし》《マシラのごとく》《さらなる波》《神速の鼓動》など、さっきまで封印してきたエフェクトを全部解禁だっ!! 史郎:ぬああ!! なんてこったぁあ!! …もうだめだろうな。素で受けるか(笑)    アレだ、始めて使った特殊能力に振りまわされたってことで。腹の中の衝動に。 GM:達成値は43。《神速の鼓動》は対象がシーンなのですよ。全員食らってくださいねぇ。    バンダースナッチが放つ攻撃は学校を丸ごとえぐるような超広範囲の攻撃!! 空音:死ぬっ!!(笑) 聖 :43!? そ、それなら上手くすればなんとかなるかも!? 《MAXボルテージ》《見えざる僕》で回避だっ!    …(ころころ)…だめでした。せっかく一個だけになって3回も回ったのに〜。ムカツク〜(笑) アヤ:GMっ!! ここで史郎に《砂の結界》!!! GM:おおおおっ!? そ、そんな能力もあったなっ!!    では、…数秒の後、世界に静寂が取り戻される……。 アヤ:その時に地面に足をつけていたのは、史郎と、バンダースナッチのみ。 空音:《リザレクト》がまだ使えますから、「し、史郎…。」と言いながら、立ちあがります。 アヤ:…私も立ちあがるわ。まだ、バンダースナッチは生きている。…私たちもね。 京汰:……大人しく吹き飛ばされています。 聖 :俺様も昏倒だ。ポチもな。 史郎:いきがった結果がこれでした。    「あ…、ああ…、そんな…」とか、この状況に愕然としていよう。 GM:「お前の、負けだ、榛名史郎。」 史郎:お、俺が…、俺が…、奴を倒していれば…、こんなことには…、こんなことには…っ! GM:ちなみに、学校は魔人○ウとゴテ○クスが戦った後の神様の神殿くらい壊れている。 京汰:(思い出している)……跡形もなくなった、って言わない? GM:そうとも言う。 アヤ:……黙って、足を引きずって史郎君の側に行きます。 空音:私も。 史郎:…一応次のラウンドがあるんだが…、もう、学校後とか見て茫然自失としてしまおう。動けません。 アヤ:では、史郎君の肩をグイッと掴んで……ボソッと言います。    「皆を連れて…逃げて。」ってね。 空音:聞こえます。「…アヤさんっ?」 聖 :…またなんか企んでるなこいつ… 史郎:に、逃げる…? 皆を、置いて逃げるのか? ここには、皆が、学校の皆が… アヤ:「史郎君っ!!」叱るような大声で。 GM:「何をコソコソ話をしている?」…ゆっくりと、バンダースナッチが歩いて近づいてきます。 史郎:んじゃ、さっきのアヤさんの大声で、ハッと我にかえろう。    「ア、アヤ…さん…?」 GM:「逃がしは、しない。」一歩一歩、近づいている。 アヤ:では、史郎との間に入って、両手を広げ、道を遮る。    「行かせは、しない!」 空音:「史郎っ!! 史郎っ!!」肩をゆすります。 史郎:御子柴…、お、おっさんや、京汰は…? 空音:…私ひとりじゃ…運べない…手伝って、史郎!! GM:気がつくと、封鎖状態がとけたので、ジャームたちがゆっくりとこの元学校を取り囲んでいる。 アヤ:早くっ!! 史郎君っ!! GM:「逃がさんっ!!」…一応、《神獣撃》も入れてあるので、《完全獣化》解除されてるんだよな…。 アヤ:立ちふさがって、言います。    「行かせはしないと、言ったはずですよ。」……ここで《異世界の因子》を使い、《完全獣化》をコピー!!    ジェネシフトと併用して………巨大な魔獣へとその姿を変えていきます!!! GM:「な、な、な……なんだとっ!!!」 アヤ:「行きなさいっ!! 史郎君っ!! 空音ちゃんっ!!!」 史郎:あ、アヤさん!? 空音:軽い方…京汰を担いで逃げます!! 史郎も早くっ!! アヤ:さらに《ヴァイタルアップ》をコピー!! ジェネシフトで上げた分の侵蝕率の分だけ、HPが上昇します!!! 聖 :…おい、お前まさか、DXで死ぬ気じゃないだろうな?(笑) 史郎:と、とりあえずおっさんを抱える。 空音:……アヤさん……。 アヤ:聖さんをよろしくね、2人とも。彼には待ってる人がいるんだから、殺させちゃダメだよ? …もちろん君たちもね。 京汰:お、俺は?(笑) アヤ:……(少し考える)……一緒に死ぬ?(笑) 京汰:……続けてください(笑) 史郎:…てか、死に台詞とか生易しい状況じゃないぞ、今(笑) 聖 :むう、なんとか起きるか? しかしここまで来ると逆に無粋な気もするな…(笑) アヤ:…それじゃ、行きなさい。おねーさんはこれから仕事で忙しいんだから。 史郎:おいおい、マジで死ぬ気か? DXで(笑)    「アヤさん!? 一人で食いとめる気ですかっ!?」 アヤ:仕方ないでしょ。…囲まれつつあるわね…もう、時間はない…か。 GM:「そうだ、諦めろ。そうすれば楽に殺してやる。」アヤに対抗してこちらも再び《完全獣化》 史郎:そんな!? アヤさん! そんなことされたら史郎としては逃げるわけにはいきませんよっ!?(笑) 空音:う、…3人抱えるのは辛いんだけどなぁ、そこまで言ったら、私も史郎を眠らせるよ。    アヤさんの意図を汲むなら、それも仕方無しだよね。 GM:PLがそれぞれの意見を尊重して下さい、ここは(笑) 史郎:ぬう、色々やってみたい事はあるんだけど…中途半端になりそうだな、素直に逃げるか。    「…。御子柴、行くぞ。」 空音:……大人しく逃がしてくれるならね。…走り出して、途中でアヤさんに言います。 アヤ:? 空音:「上城アヤ……『待ってるから』ね。」…それだけ言って、走り出しましょう。 アヤ:「…………まいったなぁ………死ねなくなったじゃない。」ボソッと、でも、力を感じる意志の篭った声で、言います。    「また、あとで。」ってね。 史郎:ぬう…。 聖 :はっはっは、やられたな、史郎(笑) 史郎:うるせえ、素直に寝てろ(笑) アヤ:では、決意を秘め、言い放ちます。 「さぁ、始めましょう、バンダースナッチ!! 私たちの最後の戦いをっ!!!」
GM:……と、この、超緊迫した状態で……クライマックスを終了とします。 史郎:ううう、最後の一撃をはずしたのが意外と精神に傷を残しているらしい…(笑) GM:ま、あれさえ決めてればアヤさんはああならなかったな。 アヤ:…最後、死ぬところまでやろうと思ったのに(笑) 京汰:…やる気満々やったな……。 GM:さて、侵蝕率を落として下さいな。 アヤ:……ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!! GM:(耳をふさいでる)……どした? アヤ:………侵蝕率落としたら……120%以下になっちゃいますよね。 GM:……まぁ、普通は。 アヤ:……《魂の錬成》が、使えなくなっちゃった……。 GM:……………。    アヤさん、死亡、っと。 聖 :な〜む〜。    DXで死人が出るとはなぁ…(笑) アヤ:はわわわわわわあっ!! ……まぁ、かっこよかったのでいいとします。    史郎の成長のキッカケにもなりそうだし。 史郎:乗り越えるのに大分時間かかりそうですけどね(笑) アヤ:…1セッションで、乗り越えてくださいよ?(笑) GM:ま、…素直に落としておけ。アヤさんはGMが預かりましょ。 アヤ:は〜い。 史郎:ま、まだ死んだとは限らないじゃないかっ!(笑) 聖 :まぁ、とにかく侵蝕率を下げるぞ。    残り三つのロイスを、史郎、アヤ、魔獣コンビに結んで、7つ振り〜。…(ころころ)…ほい、OK。 空音:ん、問題なし。72% 京汰:…ていやっ!! (ころころ)…おお! すごい、出目が10が3つだよっ!! ……下がりすぎました、68%…経験点2点。 史郎:お前、どこまでいっても…(ホロリ) 聖 :せっかく100%超えたのに(笑) GM:さて、最後の史郎。 史郎:俺も残り3つにロイス結びます。で、ダイス9つなんだけど、侵蝕率140%ジャストなんだよねぇ。    9つで41%落とさないといけない。厳しいなぁ…。 GM:ふむ。…では、潔く。 史郎:て〜い。    …ん、よし、OK。87%。 GM:さ、ではEDに行きますか…一部、本当に人生のEDになりそうな人もいますが。 アヤ:うわ〜ん…(涙)
Ending Phase
GM:さぁて、EDですが…やっぱりここはアヤさんからですかね。 アヤ:やっぱり、そうですかね。 GM:では、バンダースナッチと、アヤはお互いもう、ボロボロになっている状態で向かい合っている…そんなシーンです。 アヤ:…ふふふ…どうしました? もう、日が沈みますよ? GM:「………強いな、貴様は……。」 アヤ:「あなたも、ね。」……しかし、そこで私は力尽きて、倒れます。 GM:「俺を……ここまで苦しめた奴は、お前が初めてだ…。」    バンダースナッチもそこで倒れます。    それを見て、今まで静観していたジャーム達がいっせいに2人の元に押し寄せていきます。 史郎:あああ〜、やばいやばい〜、アヤさんが死んでしまう〜(笑) 聖 :本当に前人未到の荒野を素足で駆け抜けるプレイしてるなぁ我々は…(笑) GM:それがTRPGというものだ。誰もが未開の地を開拓しているのさ。 アヤ:「……聖、史郎君…西園寺…みんな……あとは、頼みましたよ。」…ぐたり。 京汰:その他扱いだ!(笑) 空音:京汰は仕方ないんじゃなぁい?(笑) 聖 :お前もその他だったぞ? 空音:ま、アヤさんとは関わり持ってないもの。当然でしょ。 聖 :まぁ、戦闘以外はきっちり大人組と子供組で別れてたからなぁ。    …でも俺様は京汰とも空音ともそれなりに付き合いあったけど。 史郎:そんなことより、このままだと本当にアヤさん死ぬぞ(笑) アヤ:といっても、私に出来る事はないんですが。 GM:とくに、君らがやる事がないならば、ここでシーンを終了しよう。 史郎:ここでっ!?(笑) GM:ええ、薄れ行く意識のなかでアヤはジャームが振り下ろす刃を見ていた、って感じで。 アヤ:……貴方が……私の『死』ですか……。    やれる事はやった。聖も、史郎も助けられた。…西園寺やユウさんに最後に挨拶できなかったのが、ちょっと残念か、な。    そんな事を思いながら、振り下ろされる刃を見て………。 聖 :アヤの瞳が徐々に閉じられて、ジャームが振り下ろそうとしている刃のせいでそこに陰がかかって…、    ってところで画面がブラックアウトするんだな? GM:そう言う事です。    さて、それでは、次のシーンに行きましょうか。 アヤ:最後に、意識が完全に切れる前に、右手を高々と突き出して、「我が生涯に、一片の悔い無し!!!」と、叫ぶ私(笑) 聖 :漢だね。 史郎:そこで面白くしてどうすんだぁあ!!(笑) アヤ:…冗談ですよ、冗談(笑)
GM:さて、そして、次のEDは……空音で。    逃げてるシーンで行きましょうか。 空音:了解。史郎も登場だね。 GM:正確には全員登場ですけどね。EDなので好きに目覚めてください、お二方も。 京汰:らじゃー。 聖 :…ところでポチはどうなってんスかね? やっぱ史郎が担いでるの?(笑) 史郎:…無理言うなよ。きっとポチは意識があるんだろ(笑) GM:では、史郎が担いでいる聖の横を、片足を引きずりながら、歩くポチ。その瞳は心配そうに聖に向けられている、って感じで。 聖 :…片足ってどこのことだろう?(笑) 史郎:まぁ、それはいいが、俺達は上手く包囲を突破できたのか? GM:いいえ、まだ、ですね。数匹の追っ手がかかっています。ジャームのね。 空音:「史郎っ!! まだ後ろにっ!!」 史郎:「く!? ちくしょう!!」ズバァッ!! 《破壊の爪》で一気に切り裂く。    もう、俺の全身は倒したジャームの返り血でぐっしょり。 GM:返り血で聖もぐっしょり。 空音:傍から見ると死人を担いでいるみたいに(笑) 聖 :むう、それはやだなぁ、とっとと目を覚ますか。 史郎:覚ましてくれ、その方が楽になる。俺が。 聖 :ああ、そうか。担いでもらってたほうが楽だな俺様は。もう少しこのままでいるか。 史郎:おいい!(笑) 京汰:では、空音は割と俺を背負うのは苦痛やと思うんで、ここで目覚めようかなぁ。    う、うーん? こ、ここは? 空音:目覚めたわね! 走りなさい! 戦いなさい!! ずどーんと落としてさっさと命令する(笑) 京汰:は、はいっ!!(←条件反射)    ってぇ、なんでやっ!!(爆笑) 聖 :あれ、京汰も起きるの? むう、んじゃ俺様もポチにこれ以上心配させるのはどうかだから起きるか。    「…む、う…」 史郎:ようやく起きたかおっさん! とりあえずさっさと降りて走れ! 逃げろ! 聖 :な、なんだいきなり藪から棒に!? って、うわあ! 史郎が赤いペンキ塗りたて状態に!? うわあ! 俺様も半分塗りたてにぃ!?(笑) GM:と、まぁ、面白い事をやってる場合でもないので、君らの前に、一台の車が止められる。    特殊装甲車なんだけど。…運転席にはエンチャンターの顔が見える。「フェンリルナイト! 無事か!?」 聖 :エンチャンター!? 何故お前がここに!? GM:「迎えに来たんですよ、貴方たちを。」見れば、君の部下たちも装甲車から降り、周りのジャーム達と交戦を始めている。    「早く乗ってください!! 逃げますよ!!」 聖 :ありがたい! 皆、早く乗れ! 史郎:ちょっと待った! まだ学校にはアヤさんがっ! GM:「そちらにはUGNのエージェントが向かっているはずです! さぁ、早く!! この数では長くは持ちません!!」    運転席から、ぱん、ぱん、とエンチャンターも射撃している。 聖 :史郎、彼女が心配なのは分かるがここは大人しく逃げるんだ。我々までやられるわけにはいかん。 史郎:くっ、わ、わかったよ。 聖 :よし、俺様も乗り込んだらポチと共に援護射撃だ。    「ポチ、ファイアスローワーだ!」「わおん!」ボォオオオオ!! GM:では、全員が乗り込んだら、エンチャンターは車を走らせます。    …と、いうところで空音のEDはおしまいです。
GM:つーわけで、次は聖のEDかな。車の中で、状況を聞くシーンが必要かな? 聖 :そうだな。ちなみに支部襲撃は明日だったよな。 GM:うん、聖が張り込みして《タッピング》を行っていたよね。そこで暗号文が飛び交っていた。…覚えてる?(笑) 聖 :…え〜と、なんか達成値低くて途切れ途切れにしか聞き取れなかった奴だな?    なんか分かったのか? ここにいるのはその成果か? GM:ええ、まず、今日の事なのですが、明日の襲撃の前に、榛名史郎を確保したかったという事が1つ。    その為にジャバウォックや、バンダースナッチなどの上位のエージェントがここに集まりました。    そして、襲撃は2〜3日にばらけ、同日に一斉に蜂起するのではなく、ここは24日、ここは25日、と    混乱させるように行う予定だったってことですかね。 聖 :なるほど、同時襲撃もさる事ながら、確かにそれも有効打だな。諜報戦とは本当に恐ろしいものだ。    …しかし、史郎、モテるなぁ…(笑) 空音:史郎のあの力は是が非でも欲しい力だと思いますよ。    ジャバウォックやバンダースナッチがあの能力を持っていたら、絶対勝てませんもの、UGN。 京汰:……かわされたけどな。 史郎:グサッ。 京汰:…いや、すまん。俺も、7しかダメージ与えられへんかったし……史郎のせいじゃない。 史郎:うう、渾身の一撃だったのに〜…、GMのバカ〜…(笑) 聖 :まぁ、何はともあれ、これでなんとか、今回の連中の史郎奪還は阻止できたわけだな。    後はアーヤンだが…。 GM:それに関しての報告はまだ入っていない。    ……聞きたい事が無いならば、ここで聖のEDは終わりにするが。 聖 :…向こうには誰が行ったのか聞きたいところだが、相馬とかだったら心配度が増すだけだし、次回のお楽しみにしとくか(笑) GM:それじゃ、次のEDに行こうと思います。    ……榛名史郎くんかね。
GM:さぁ、史郎君。 史郎:ういっす。俺はいつだ? 今回の件は結局どうなるんだ? 金剛や比叡は無事なのか? GM:ええとね。UGNの支部で行きましょうか。君たちは車で指令部に直行はせず、UGNに向かったと言う事で。 京汰:……ま、確かに俺らに指令部を見せるのはどうか、やしな。 GM:で、では、君たちはそのまま、医務室に連れていかれる。    途中で顔を会わせる人間は、どれも神妙な表情や、混乱しきった表情を浮かべているね。 史郎:大変なんだろなぁ。 聖 :俺様はすぐに指令部の方に戻った方がいいかな? GM:そうだな。君も彼らについて行こうか迷うんだが、エンチャンターに「指令部に戻ってください。」と言われ戻るのでしょう。 聖 :いや、ここは自分から行こう。    「傷の治療は指令部でする! 今は襲撃に備える事の方が大事だッ!」 GM:お、かっこいい、聖。    少年達と違って、くよくよはしないんだね。 聖 :どっかの斎藤じゃないが、こういう仕事についた以上任務の過程で命を落とすことはありえん話じゃないからな。    仲間の死を嘆くのは仕事を終えた後でいい。それに、俺様は自分の目で確認しないうちは事実と認識しない主義なのでな。 GM:でも、こっそりと、葛葉に電話したりしないの?(笑)    あ、いや、それは次回のOPでか! 聖 :そう! 次回のOPで「葛葉、心配するな、俺様は生きているぞ。」ってラブコールをかけるのさぁあ!    葛葉ぁあ! 愛してるよ〜!!(笑) 史郎:…何かすごく悔しいけど、俺は医務室でアヤさんの事とか金剛達の事とか考えて、ソワソワしたりクヨクヨしたりしてよう。    「…あの時、俺が…、俺が奴を倒していれば…!」 GM:……そんな3人が手当てを受けながら、自分の無力さに打ちひしがれているとだな。    急に周囲が慌しくなる。 史郎:ど、どうしたんだ!? 何があったんです!? GM:そう、史郎が問いかけた時だった。    廊下の向こうから、タンカが運ばれてくる…それに乗せられているのはアヤさんだ。 アヤ:救助されてる!? 史郎:ほう、「アヤさん!?」って、思わず駆け寄っていこう。 GM:では、運んでいる救急隊員が、「どきたまえ! 一刻も争うんだ!」と、押しのけます。 史郎:では押しのけられます。    「ア…アヤさん…」と、心配そうに見送ろう。 GM:んで、その後ろから、…そうだな、何人かのエージェントが現れる。    現れたのは天城蛍介など、旧作キャラクター。いずれも、神妙な顔をしている。 空音:「おにいちゃん!」蛍介に駆け寄ります。 GM:「あ、空音ちゃんか…災難だったね。」…蛍介は一瞬空音に目線を合わせるも、運ばれていくアヤが気になるのか、そちらを見ている。 史郎:あ、なるほど。 聖 :塔矢君はっ!? 塔矢君はっ!?(笑) GM:登場したければどうぞ(笑)    ちなみに、アヤを救出に行ったのは彼らです。久我山が、「……致命傷を何発も食らっている……助かるかは…微妙だな。」と、重い表情で。 史郎:そ、そんな…。 GM:見れば、彼らもそれなりの傷を負っている。激しい戦いが繰り広げられたのは、彼らの格好、表情を見れば一目瞭然だ。 京汰:……アヤさん、どうやって助けられたんでスか。あの状況で。 GM:ん? そりゃあ、天城蛍介君が《スターダストレイン》で止めを刺される直前にジャームたちをなぎ払い、まこぴーが《縮地》で    アヤを抱えて逃げ、水原塔矢が瓦解した学校の一番高い瓦礫の上でカッコよく高らかに笑っていたに決まっているだろう。 聖 :俺何もしてねぇのかよッ!!(笑) GM:カッコ良く笑ってただろう。何もしてないわけでは無い。    派手さを見せつけ、こちらの戦力が高いと言うことをアピールし、威嚇まで行う意味がある。また、味方の士気を鼓舞することも出来るな。    …と言うのは結果論で、ただ塔矢は笑っていただけだが。 聖 :うがぁああああ!! そんな事はねぇと言えねぇ自分が憎いいいいいいいい!!!(爆笑) 史郎:…ま、まぁ、それはともかく。    「大丈夫、明日からの支部襲撃に備えて、ここには優秀な医療スタッフが待機している。それに彼女とてそうヤワじゃない。    きっとなんとかなる。」とか蛍介が言い聞かせる。無責任ではあるが(笑) 空音:「そ、そうですよね、きっと大丈夫ですよね。」と能天気に根拠レスな事を史郎が言う。 史郎:…悪かったな、でもその通りだろうよきっと(笑) 聖 :我々はお互いがお互い、嫌になるほどキャラを知り尽くしてますなぁ…(笑) 史郎:「彼女もそうだが、君たちも今は休みなさい。オーヴァードといえ、キチンと怪我を治すには休息が必要だ。」    と、蛍介がこっちに向き直っていう。 GM:「じゃないと、これからまた、すぐに戦争が始まる……。今しか休めねぇんだ。大人しくベッドにもどれ、榛名史郎。」    久我山がぶっきらぼうな言い方で史郎に忠告する。 京汰:すると、隣に突っ立っていた女性が「…こんな言い方しますけどね、この人、すっごく心配しているんですよ。」と史郎に耳打ちする(笑) GM:黙ってそいつを殴る久我山(笑) 京汰:ちなみに、俺は全身包帯でうぐるぐる巻きになって、ベッドに固定されている(笑) 史郎:暫くアヤさんが運ばれてった方をじっと見て、    「…わかりました。そうします。」つって、ベットに戻っていこう。 GM:と、いうところでED終了、っと。    それじゃ、セッションを終了させようじゃないですか。 約一名を除く一同:は〜い!! 京汰:……あれ?
京汰:あれ? GM:どうした? 自分でも見失ったか? 京汰:………あれ? 聖 :いや〜、毎度の事ながら疲れましたなぁ。今日はどこに飯食いに行くかねぇ?(笑) 京汰:マスター! 俺のエンディングはどこいったねん!!(爆笑) GM:あ。………………いや、覚えてましたよ。さぁ、みんな、帰りじたくしてないで京汰のEDをやろうじゃないですか。 京汰:思いっきり忘れてるよっ!!(笑) GM:さて、EDだが…君は今、一人UGNのビルの屋上で佇んでいた。 京汰:……傷も治り、俺はビルの屋上で吹きすさぶ風を感じていた……。    己の無力さが歯がゆく、悔しく……その頬を涙が流れる。    何が、ハヌマーンの真価を出しきれてない、だ。…未熟なのは…俺や……。 聖 :既に夜。12月の夜。肌を刺す冷たい風が上空で舞う。涙の流れた後の頬を、その風が冷やす。 GM:と、いうところでED終了。 京汰:あれ? Double Cross Mission03 The Beast fin
GM:はい、みなさま、お疲れ様でした。とくにアヤさん。 アヤ:えへへー。死にました。 聖 :名誉ある戦死ですな。まさに出番と命の天秤(笑) 史郎:………いや、それよりさぁ…(笑) 空音:いやー、アヤさんかっこよかったー。フェイスレスのロイスをタイタスに変えるのはカッコイイね! GM:うむ、見事な演出だったな。 京汰:…………。 史郎:いや、あの、確かにアヤさんかっこよかったですがね、もっとこう、話題にしてあげるべき事といいますか…(あせあせ)(笑) アヤ:そうそう、ジャバウォックとか、バンダースナッチも強かったね。    アレよりも強いのが赤の王でしょ? 次以降…4人で大丈夫かな? 京汰:……………。 聖 :もしなら前のキャラ何人か借りてきますかぁ? せっかく出てきたわけですし〜、塔矢君はバリバリ行けますよ〜?    …あ、でも空音に頼まれてもちょっと行きたく無いなぁ…(笑) 史郎:………(無言で苦笑) 京汰:………(ふっ、と笑う) GM:と、いうわけで、次回もよろしく、京汰!! 期待してるよ!!(爆笑) アヤ:期待してるよ!! 空音:大不幸、EDで期待してるよ!! 聖 :このシリーズの人気の大黒柱だからな!! お前は!! 史郎:…………まぁ、人気あるんだし、いいじゃん(爆笑) GM:アヤさんは、出番と命を天秤にかけ、出番を選んだ。    …君は、人気と幸せを天秤にかけ、どちらを選ぶ…?(笑) 京汰:……………(聞こえないような小さな声で)…にんき。 GM:と、自覚したところで4話、「The Beast」はおしまいです! お疲れ様でした〜!!! 一同:お疲れ様でしたー!!! 京汰:でも、幸せも欲しいねん。 GM:それは無理な相談だナァ……。
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