鏡は現実を映し、しかしそれは単なる虚像である。 偽りの現実。真実の虚像。 どちらが自分が生きる世界なのか。 自分をつなぎとめるものは、何なのか。 「人間」と「オーヴァード」と「ジャーム」 鏡に映し出された自分は果たして、人間なのか、化け物なのか。 不思議の国を出たアリスは、今。 新たなる世界へと旅立つ。

Double Cross リプレイ Midnight Vampire

 2004年1月2日。  新年早々に集まる馬鹿者若者達。 「さぁて、みなさま明けましておめでとうございます〜。」 「おめでと〜うございま〜す。」 「いやぁ、明けちゃったネェ〜…(笑)」 「んで、早々に集まる私達。」 「さて、それでは皆様お待ちかね。DXキャンペーン第2段を始めるとしましょうかね。」 「いよっしゃあ!! 今度こそ幸せになるぞぉお!!(笑)」 「今度こそ振られないぞ!」 「うーむ。気合が入ってるねぇ(笑)」 「むしろ怯えてるように見えますがね、私には(笑)」 「さぁて、それじゃあ、キャラクターメイキングに入りますか。  それではハンドアウトの確認してくださいねー。」  PC1  その日、君が目撃したものは、君の日常を粉々に砕くに十分事足りるものだった。  鮮血、死体、そして…その中にたたずむ一人の男。  さらに男が言った言葉は君の心に深く突き刺さる。  「なぁに。化け物同士、仲良くやろうじゃないか。」  違う!  俺は人間だ!  俺は人間だっ!  俺は……っ!!  推奨ワークス : 高校生 or 不良学生  シナリオロイス: 高木 祐二(タカギ ユウジ)  推奨感情 ポジティブ:友情       ネガティブ:自由  PC2  静寂に包まれた町。  普段はそれなりの喧騒がある町も、まるでゴーストタウンのように静まり返っている。  少し前から起こっている殺人事件。  何人もの人が犠牲になり、その犠牲者の中には君の友人も含まれている。  許せない。  誰が犯人だか知らないが。許せない。  必ず捕まえてやる。  君はそう思い、夜の町に足を踏み出した。  推奨ワークス : 高校生 or 不良学生  シナリオロイス: スカーレットナイト  推奨感情 ポジティブ:執着       ネガティブ:自由  PC3  時が流れるものは早いもので、君がUGNのエージェントになって4年の時がたった。  君は数々の任務をこなし、既に単独で任務に当たれる利き腕エージェントといえるだろう。  そして、今回。  君が任務に当たる場所は君にとって懐かしい町であった。  現在この町で起きている殺人事件。  これを解決するために君はこの町に帰ってきたのだった。  推奨ワークス : UGNエージェント  シナリオロイス: PC1  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:不信感  PC4  今日も平穏な日々だった。  新しく入った仕事は行方不明になったペットの捜索という微笑ましい仕事だし、残っている仕事も少ない。  こんな日々が続けばいいのに、と、君は思いながら一通りの仕事を終え、事務所を閉めようとした。  しかし、突然の来客によって、平穏は破られる。  「夜分遅くにすいません。吸血鬼を一人。探していただきたい。」  推奨ワークス : 何でも屋  シナリオロイス: スカーレットナイト  推奨感情 ポジティブ:自由       ネガティブ:嫌悪  PC5  やっかいな事件だ。  最初の事件が起こってから既に2週間が経とうとしている。  この2週間の間に既に10人以上の犠牲者が出ている。  そして、その全てに目撃者もなく、だ。  この事件は間違いなくオーヴァード、ないしジャームが関わっているだろう。  ならば、警察の一員として動いているだけではもうだめだ。  そう、君は思い、独自の調査を開始した。  推奨ワークス : 刑事  シナリオロイス: 相田 葛葉(アイダ クズハ)  推奨感情 ポジティブ:純愛       ネガティブ:疎外感 「と言った感じになっております。」 「えーっと。PC1は決定として、何にしようかね。」 「あー、もういいよ、好きにするさ。ラクデイイナ〜(笑)」 「えーっとですね。PC1とPC2は今回は友人関係でお願いします。  ロイスとか疑問点があればどうぞ。」 「…特に今のところないかなぁ…、ないっぽいなぁ…」 「んじゃ、相変わらず僕はPC2をやりますかね。親友役。真とかユキトとかっぽく(笑)」 「得意ジャンルだもんな(笑)」 「よっしゃ、俺様はPC5をいただくぞ! 今度こそ幸せになってやる!!(笑)」 「この相田葛葉さんって?」 「PC5のロイスは恋人です。」 「…死んだな。葛葉。」 「死んだね。葛葉。」 「俺が死なせやしネェ!! 命に代えても守って見せる!!(笑)」 「ガンバレ〜」 「どうしてそこで全員投げやりかなぁあ!!??(爆笑)」 「私。PC3やりますー。なんだかベテランっぽいし。」 「それじゃあ、私はPC4か。」 「ん、じゃあ、全員決まったかな?」 「決まりましたよ、ええ、決まりましたとも(笑)」 「ええっと。PC3を選んだあなた。大吉です。」 「だ、大吉!?(笑)」 「じゃなくて、…(耳打ち中)…という風にキャラメイクしていただきたいのですが。」 「なるほどー。了解です。」 「さて、それじゃあ、一同。また付き合い長いキャラクターになると思うので頑張って作ってくださいねー。」 「よ〜し! 今度こそ美女に大人気な絶世の美男子を…、あ、いや、そうだ、今回は私ハードボイルドに行きましょう。  酒も飲みますよ、煙草も吸いますよ(笑)」 「それだけかよっ!(笑)」  …と、まぁ。いつもの如くワイワイぎゃあぎゃあキャラクターを作る一同。  後ろで出来ていくキャラクターを見ながら先の展開をその場で考えるGM(マテ) 「…さぁて、皆様OKですかな?」 「ああ、OKさ。何もかも…ね…、フゥー…(タバコをふかしたらしい)(笑)」 「それじゃ、自己紹介から始めてもらおうか。まずはPC1からね。」 「相変わらず流されとるなぁ〜(笑)  …ええ、榛名史郎(はるな しろう)、17歳、ワークスは不良学生、カヴァーは高校生、  シンドロームはブラム=ストーカー/キュマイラ。」 「ぶらむすとーか〜?」 「む? しょっぱなの敵を意識したのか?(笑)」 「いや、それだけでなく、前からやって見たかったんですよ。  で、不良学生と言ってもケンカとかしてるわけではなく、たまに授業サボったりしている程度です。  現在プロのボーカリスト目指して奮闘中、地元ではちょっと名の知れたストリートボーカリストです(笑)」 「ストリートで…演歌を歌う。」 「はぁぁぁぁ〜〜あぁあぁ〜〜あああ〜、あ〜そりゃそりゃ。んなわけあるかい(笑)」 「コードネームとロイスをお教え願いたい。」 「え〜、私、コードネームは持っておりません。野良オーバードで、あんまりUGNと関わってないのです。  『俺は人間だっ!』って事らしいんでね(笑)  ロイスは、母と妹をまとめて家族で、あと、バンドメンバーをまとめて親友でとってます。後一つはDロイス『生還者』」 「家族と親友か…適当に名前を考えておいてね。」 「でも、名前が出たら死ぬよね。」 「死ぬネェ。DXだと。」 「まぁ、幸せを演出すると不幸になりますから(笑)」 「そんな事はさせませんよ。ハッピーエンド至上主義者の名にかけて(笑)」 「まぁ、努力してくれ。次の人ー。」 「ういー。えーっとPC2。霧島京汰(きりしま けいた)17歳。ワークス、カヴァーはPC1と同じ。不良学生に高校生です。  で、ですね。関西弁やりますよ。今回。関西弁。」 「関西弁だ!(笑)」 「シンドロームはハヌマーン/ノイマンの格闘系。なのに、肉体は4しかないという(笑)」 「当てになるのか? 肉体4、ハヌマーン(笑)」 「まぁ、水鉄砲撃ってた人よりも、役に立ちますよ。ええ。」 「うるさいやい! 真も相馬もハヌマーンだった事を忘れるな!!(笑)」 「まこぴー役に立ってたじゃないですか(笑)」 「相馬、ハヌマーンは使えるんだぞーってアピールする為に作ったのになぁ。逆効果だったし(苦笑)」 「まこぴーは役に立っていた、それは認めよう。しかしハヌマーンは役に立っていたか? かなり疑問が残る所だぞ?(笑)」 「役に立ってたんだい…。」 「いいから続けようぜ(笑)」 「そうだね。ええと。PC1と友人らしいので。僕もバンドに参加。担当はキーボードでいきますよ〜。  性格は割とアツイタイプで。」 「普段は二人で駅前で歌ってんだ(笑)」 「このながっい〜、ながい、くだり〜ざ〜かを〜、じゃかじゃんじゃんじゃん(笑)」 「どなどなどーなーどーなー……。」 「荷馬車がゆーくーよ〜〜〜ぉ…。」 「だれだぁ!! 駅前でドナドナ歌ってるやつぁああ!!!(笑)」 「んなもん歌わネェよ!(笑)」 「相変わらず、うちの男性陣は女性に弱いのぅ(笑)  さぁーて。次だ次。ある意味本命PC3、お願いしますー。」 「はーい。PC3。ソラリス/エンジェルハイロゥのRC系。16歳の女の子です。」 「キャラの名前は?」 「御子柴空音です。」 「おおおおおおおおおおおおおおお!!??(笑)」 「そそそ、空音ちゃんだぁあ!!(笑)」 「と、言うわけで今回のDXは前回のジャバウォック事件から4年。立派に成長した御子柴空音をPCに入れてお送りします(笑)」 「懐かしい町って…そう言う事か(笑)」 「むう、続編だから前のPCが出てくるだろうとは思っていたが、まさか空音ちゃんがしかもPCとして出てくるとは思わなかった(笑)」 「……茉莉ちゃんの後継者か…(ボソ)」 「危険だ!! 危険過ぎる!!!(爆笑)」 「プレイヤーも茉莉と同じだし(笑)」 「安瀬茉莉と任務を共にこなすようになった私。もちろん。多大なる影響を受けています(爆笑)」 「うおお! ガタガタブルブル(笑)」 「チルドレンだと微妙なのでUGNエージェントとして活動してます。全国津々浦々旅して回ってたのですね。この4年間。  ちなみに、固定化ポイントが20もあります。なのでしょっぱなからUGN戦闘服をゲット(笑)」 「うおおおおっ。最初っからかよ(笑)」 「…なんか、今回皆能力が微妙だなぁ…(笑)」 「絶対二人の高校生は彼女の尻に敷かれると見た(笑)」 「よろしくお願いしますね(にっこり)」 「はっ! よろしくお願い致します!! がたがたぶるぶる(爆笑)」 「ちなみに、ロイスは柳川さんと蛍介。茉莉の3人ですよ(笑)」 「それじゃ、次に行きますか。」 「はい。では、PC4。モルフェウス/エグザイルの変化の達人です。本名は不明。年齢、性別も不明です。」 「お、ついにでた、ロクサブロウ(笑)」 「懐かしいネタを。コードネームは“フェイスレス”常に作戦のたびに顔を変えて誰も私の素顔を知らないという…。」 「ネームレスネタか(笑)」 「百面相だ百面相だ!(笑)」 「ライバルはネームレスです(笑)  えーっと普段は何でも屋として活動しています。仕事上の名前は上城アヤと名乗っていましょう。今回は。」 「今回は(笑)」 「毎回名前変える気か?」 「キャラクター的には毎回違う人と組む事になるのかな(笑)」 「紛らわしいなぁ(笑)」 「誰にも属さず、誰も私を知らず…。そして私も私のことを知らない。ライフパスに“記憶喪失”があるので(笑)」 「なるほど。デ・ポゼスト…持たざるものをやるのですな。」 「自分を取り戻す為に、私はこういう仕事をやってるわけですね。」 「うーん、また一波瀾ありそうだ(笑)」 「前回何もなかったしなぁ(爆笑)」 「いやー。思い出させないで〜〜ぇ〜〜(笑)」 「黒歴史の事は忘れろ(笑)  …さて、それじゃラストですな。」 「うい、俺様ですな。名前は、泗界堂聖(しかいどう ひじり)、刑事だ。34歳のナイスミドルだ。  シンドロームはブラックドック/オルクス。コードネームは魔狼使い(フェンリルナイト)、  常に傍らには相棒のシベリアンハスキーがいる、アニマルテイマーだ。」 「アニマルテイマーか。タイプはRC系か? そのシンドロームだと。」 「ノンノン、射撃系さ。感覚4だがな(笑)  相棒にガンマウントで大型拳銃がしこんである。基本的に相棒が戦うんだ。俺様は動かず相棒の指令を出す。  ちなみに相棒の名前はポチだ(笑)」 「本人は何もしないんだ〜。げどーう〜(笑)」 「何を言う、いざとなったらわが身を呈してポチを守りますよ。  私は天涯孤独。両親はおらず、小さな頃から一緒にいたのがポチだったのだ。ある日ポチが寿命で死にかけていた。  私はポチと離れるのがイヤでしょうがなかった。ポチの生存を願い、それによりオーヴァードとして覚醒したのだ。  やがてUGNと出会った俺様はポチの延命を条件にUGNに協力するようになった。」 「言っとくが、アニマルテイマーで使う動物は普通の動物なんだぞ(笑)」 「まぁまぁ、その辺は応用と言う事でカンベンして下さいよ。  そう言う事でポチはサイボーグ犬になりましたとさ。めでたしめでたし(笑)」 「微妙にめでたくねぇ…(苦笑)」 「さて、それじゃあ、これで全員終わったね。」 「フゥー、今回は俺様がガキのお守りか…(笑)」 「逆に面倒見てもらう事にもなりかねませんがね。」 「果たしてどうなる事やらネェ…(笑)」 「頑張りますよ〜、ナイスミドル、ハードボイルド。」 「さて、それじゃあ、PC間ロイスを結ぶとしますか。例の如く、PC1→PC5→PC4→PC3→PC2→PC1となります。」 「では俺から、え〜、聖にだな…、こいつと知り合いなのカァ…、なんだかなぁ…(笑)」 「史郎、何やってる、学校はどうした?」 「うるせえ、いきなりロールプレイに入るな(笑)  え〜と…、ん〜、好奇心と嫌忌かな。表は嫌忌だ。たまに補導されたりしてるんだよ(笑)」 「世話になってるんだ、いろいろと(笑)」 「はっはっは、お世話しちゃうぞ〜(笑)  さて、俺様はフェイスレスにか…。ん〜、有為と不信感かな。表は有為で。  …情報屋としてはかなりの腕前だ。が…、あいつは何処か、心底信用するには、何かが引っかかる…」 「ふふ。では私ですね。空音ちゃんにですね…。好意と憐憫です。表は好意。  まだ…16歳だと言うのに…。こんな血にまみれた仕事を…。およよ。」 「急にギャグっぽくなりましたな。およよって(笑)」 「この人気になるなぁ、始まったらどんなキャラになるのか非常に気になる(笑)」 「んで、次は御子柴空音。京汰くんにロイスを結ぶのですね。好意と…恥辱。」 「恥辱っ!!? い、一体何したのよ! 京汰!(笑)」 「ええっとですね。小さい頃の幼なじみと言う事で。小さい頃にいろいろ…あったんですよ。ケンカとか。多分。」 「…京汰、短い付き合いだったな。お前の事は忘れないよ…。」 「勝手に殺すな!(笑)  最後に俺だな。京汰から史郎へ。ゆ、友情で。ダイス目の結果そのままだと女性向になってしまう(笑)  ネガティブは…憐憫。…れんびぃん?」 「哀れまれるような事をした覚えはないぞ俺はぁあ!(笑)」 「空音に尻に敷かれる様を見ると…(笑)」 「う、そ、それは始まってからだ!」 「始まったら尻に敷かれる事決定なんだ(笑)」 「というか、なんていうか…また主人公だなぁ…と。」 「それはキャラじゃなくてプレイヤーじゃないかっ!(爆笑)」 「仲いいなおまえら(笑)」 「おろろ〜ん(笑)」 「さぁて、それじゃあ、PC間ロイスも取り終わったし、本編を開始しようか〜。」 「え! あれ、そのまま流しちゃうのッ!?(笑)」 「おお俺憐憫!!??(笑)」 「さ。それでは本編に行きますよー(笑顔)」 「おおおおおおおおおのれぇええええええ!!(笑)」 「今回のいじられ担当はお前だな(笑)」 「おおっと。その前に。」  この物語はフィクションです。  実際の人物、事件、団体とはほんのちょっとしか関係はありません。  また、本作品によって生じた不具合は一切保障しません。  腹痛、笑いすぎに注意した上、腹筋をよく鍛えてからお読みください。  本作品を読む前には前作ALICE IN WONDER NIGHTをお読みくださるとよりいっそう楽しめます。  というか、続編なので、読んでないと厳しいぞ〜な感じです。 「っとね。さぁ、それじゃあ、はじめましょうか。」 「……腹痛?」
Opening Phase
 男は笑う。  緋色の中に佇む男は史郎を見て笑う。  “人間のふりをするなよ。僕たちは化け物なんだ。”  赤く彩られた世界の中。  ゆっくりと物語の幕は、開く。 GM:それでは、OPと行きましょう。    まず最初のシーンは主人公…史郎から始めたいと思います。 史郎:うい〜。まずは何処かなぁ? GM:時間は夜。場所は…駅前にしようか。今日も今日とて君は路上でドナドナ吹き語りを…。 史郎:んなもんは歌わんと言っておろうが!(笑)    まがいなりにもライフパスで『大名誉』を持っているんだぞ、この近辺ではちょっと有名なんぞ私は。 聖 :ドナドナの吹き語り師として(笑) 史郎:だ〜か〜ら〜!(笑) 京汰:ドナドナハードロックアレンジで。    …いやや。俺も。そんなの。 史郎:とにかくドナドナなんて歌わないぞ、歌わないんだからな!(笑)    …そうだな、路上で、んじゃアゲハ蝶でも歌ってるか(笑) 空音:ちょうちょーちょうちょー。菜の葉にとまれー。 一同:違うだろッ!(笑) 史郎:あ〜〜〜〜〜〜〜…(頭を抱えている)(笑) 聖 :頑張れ、いじられキャラ(笑) GM:(話が進まない)……もしもーし。 史郎:おお、ドナドナもちょうちょの歌も歌わないぞ!(笑)    で? 今日も今日とて歌っているぞ? ひらりひら〜りとま〜いあそ〜ぶよう〜に、す〜がた見〜せたア〜ゲハ〜ちょ〜お。 GM:間抜けっぽいんだけど。凄く。    それなりに有名な君の歌を聴きに、今日も夜のF谷駅に集まる男女。…しかし、その数は確実に2週間前よりも少ない。 史郎:…腕が落ちたか、事件のせいか…。    そういえば二週間で10人死んでりゃ、あののんきな警察から外出自粛令が出てるんじゃなかろうか…(笑) GM:というか、通勤時間以外は、もう夜間はほとんど人はいませんね。 史郎:そりゃ人も少ないわなぁ…(笑)    でも俺はそんなの気にしない。俺は歌を歌う。プロになるために。俺の歌を聞けェ〜(笑) GM:今はまだ午後8時程度。通勤客もいるので、まだそれなりには聞いてくれる人もいるね。    あと1、2時間くらいすると人が少なくなってくる。 史郎:むう、だべり目的で来ている友人も徐々に少なくなってくる。    ふう、客のいない路上ライブは寂しいなぁ。 京汰:ちなみに今日の路上コントには俺は参加してへんよー。 GM:路上…コント? 史郎:俺はお笑い芸人を目指す気はネェぞ! 関西人!(笑) 聖 :『榛名、史郎君だね? 霧島京汰君と共に、私の元へ来る気はないかね? 君たちならいい芸人になれる。』(笑) 史郎:うるせえ、黙れ!!(爆笑) 京汰:しろー。おれたちゃ歌も歌えるお笑い芸人やなかったんか?(笑) 史郎:俺は正月に水をかぶる気も    燃え滾る太鼓に突っ込む気もネェ!!!(大爆笑) 京汰:せや! 俺らは歌でビックになるんや! GM:(話が進まないなぁ)…と、時間が経つに連れ、人が少なくなる路上コン…ライブ。 史郎:ちくしょう、どいつもコイツも…(笑)    …え〜、で、うむ、人が少なくなってきた。…そう言えば今何月? GM:今は9月ですな。夏休み明けです。そろそろ涼しくなってきました? な感じ。 史郎:そうか。ん〜、…ひとまず飯にするかなぁ…、荷物をまとめ出そうかな。 GM:と。君がギターをしまった所で…突如。駅前で展開される《ワーディング》!! 史郎:げ、《ワーディング》かよ。    流石に驚く。警戒しつつ周囲を見渡しますぞ。 GM:だが、攻撃の気配はない。…しかし、周囲は殺気が立ちこめている。 史郎:しまったギターを背負って、…なんだ? 周囲になんかおかしな所はないか?    悲鳴が聞こえるとかなんか光ってるとか。 GM:悲鳴は聞こえないが…周囲に血の匂いがし始めたのを君は気付く。 史郎:…警戒しつつそっちに行ってみよう。    やっぱブラム=ストーカーは血には敏感なのかネェ? GM:そうなのでは?(笑)    君が血の匂いのする方に歩いていくと…そこにはいくつもの…元人間だったと思われるパーツが散らばり、辺り一面血の海になっている。    しかし、周りの人間はそれに気付くことなく…歩きつづける。 史郎:モノクロームの空間の中、いるであろう『色のあるモノ』を探して周囲に気を配るぞ。 GM:そんな事をするまでもなく、君は血だまりの中に一人の男を見つける。    その男も君に気付いたらしく…君のほうを見る。 史郎:軽く身構えるぞ。基本的には逃げるつもりだけど(笑) 聖 :なんの為に来たんだよお前(笑) 史郎:何となく引かれてきてしまうのですよ、血の匂いに(笑) GM:「…やぁ。君はこの中で動けるんだね。」細身、長身のその男は笑顔で…君に言う。 史郎:…ち。    あんた、なにやってんだ。なぜ人を殺している。 GM:「…血がね。欲しいんだ。」その瞳は赤く。ただ、怪しく光る。 史郎:…ち、こいつ、お仲間かよ…。    と心の中で思う。心底イヤそうな顔して(笑) GM:「君も…僕の仲間なんだろう? 同じ化け物同士、仲良くやろうよ……。」    電波系なのか、目も虚ろ。どちらかと言うともう、オーヴァードと言うよりもジャームに近い感じですな。 史郎:…勝手に決めつけるな。    心まで侵されたアンタは化け物かもしれないが、俺は化け物なんかじゃない。 GM:男はそこまで言って、さらに次の獲物を探す。    そこらへんを歩いていたOLを捕まえ、攻撃を加えその血を飲み干そうと…。 史郎:うお! ふざけんな! 全力でぶつかって阻止するぞ! GM:「ぐあっ、何をするんだ!?」 史郎:うっせえ! 化け物が生意気に文句言うな!    目の前でそんな事やらせてたまるかっ!  GM:「化け物化け物って酷いなぁ。…君も同じじゃないか…。」    そう言って、彼は君を攻撃します(笑) 史郎:避けますよ。避けながら言いますよ。    「同じにするな! 俺は人の理の中で生きてる人間だ! テメェみたいな無法者じゃねェ!」 GM:その男は徐々に姿を変えながら攻撃を続けます。    演出戦闘なので適当にやってください。 史郎:うむ。私は自分の能力を嫌悪しているのでエフェクトは積極的には使わない。    まぁ、無意識的に出てきてしまうんですがね。    「とりあえず眠ってもらうぜ! 化け物!!」ッつって腹に一発。《獣の力》つきで。 GM:男はその一撃をもろに食らって…破裂します! 史郎:うあお!!(笑)    …ぬ、《騒がしき行列》かな? GM:まぁ、そうなのかもしれません。で、ですね。同時にシーンから男が退場したので《ワーディング》も解除されるわけですね。 京汰:そして、敵の腹を貫いて手を血に染めた史郎が死体のど真ん中で立ち尽くしているわけやね。 アヤ:ここはもう、叫び声が上がりますよね。    「きゃああああああああああああああああっ!!!」「お、おい、コイツが噂の殺人鬼なのかっ!?」「け、警察っ!!」 史郎:うおお! しまったぁ! …なるほど、そう言うシナリオだったか(笑)    「…し、しまった、違う! お、俺は違うんだ!」ととりあえず叫ぼうか(笑)    あ、いや、キャラとしてはとりあえずではないが。 京汰:ここで《ワーディング》を張って逃げるとか思わない? GM:もう、史郎の頭の中にはそんな事考える余裕はないんですよ。 史郎:ないない。なんせ自分が“化け物”と認識されるのを極端に嫌う男だから。    さて、では一通り叫んでから、その場から全力で逃げ出そう。    「ち、ちがう、俺は、違うんだぁあ!!」(笑) GM:逃げたッ!? 余計怪しいって!(笑) アヤ:「おいっ! あっちに逃げたぞ!」「もしもしっ!? 警察ですか? 早く来てくださいっ!」 史郎:うおお!! 余計な事をォおお!!(笑) 聖 :ぬう! ここか!? 通報のあった場所は!? あ! 貴様だな!? 殺人犯!! 待てェ〜〜!!!(笑) 史郎:来るのはええよ警察ゥうう!!(爆笑) GM:聖さん。それは登場ですか? 通りすがりの警察官のロールプレイですか?(笑) 聖 :え? もちろんロールプレイですよ? こんな美味しい場面で助け舟なんて出すはずないじゃないですか(笑) 史郎:うおおお!! どいつもコイツも裏切り者がぁああ!!(笑) GM:どっちにしろ役に立たないって(笑)    まぁ、そう言う事で……いきなり主人公…逮捕。
 「不思議の夜」から目覚め、成長した少女は、懐かしき町に帰ってきた。  そして少女が踏み出すのは新たな世界。  何が真実なのか、何が偽りなのか。  誰が敵で、誰が味方で。  全てを見極めるため、少女は動き出す。  もう私は、眠り姫じゃない。 GM:…あれぇ? 不思議だ。なんで逮捕されてるんだろ。 史郎:されてるんだろう? じゃねぇよ! 目一杯素直な流れじゃネェかよ!(笑)    あああ、どうしよう。俺の夢がぁ…、俺の夢がぁ…。お袋と妹も心配する〜(笑) 聖 :「お、お兄ちゃんが殺人!?」「んまぁ! 史郎! 私はお前をそんな子に育てた覚えはありませんよ!」    「信じてたのに、お兄ちゃん、殺人者だったなんて! お兄ちゃんなんて嫌いだ! もう信じない!!」 史郎:うるせえ黙れ!!(笑) GM:いろいろと手違いがあったようだ。    まぁ、まだ少年法があるから大丈夫ですよ。ええ。顔は出ません。 史郎:うおおお!! いきなり学校にも行けやしネェ!! こいつでの学校生活楽しみにしてたのにィイイ!!(笑) GM:さて、そんな悲痛な叫びは無視して。    次のOPは空音ちゃんと行きましょうか。 空音:はーい。ええっと、久しぶりにF谷市に戻ってきたんですよね。 GM:時間としては史郎が逮捕される日の午前中。少し遡ります。 史郎:うるせえよ(笑) 空音:がたんごとんがたんごとん。ぷしゅー。……久しぶりに…この町に、帰ってきたんだな…。    4年間と言う月日を思い、少し、思い出に浸る。UGNで戦闘訓練を受けていた日々。数々の任務をこなした事。    蛍介おにいちゃんと樹おねえちゃんの結婚式…。 京汰:結婚したのっ!?(笑) アヤ:それは…びっくり。 聖 :意外と蛍介も手が早いじゃないか(笑) 史郎:なにぃ〜(笑) GM:むしろ、4年も経ってて、まだ普通に付き合ってる方がびっくりするわ。俺は(笑) 聖 :4年…。そうか、なるほど、樹ちゃんが18になるまで待ってたんだな?(笑) アヤ:そうかー。あの当時、まだ樹って15歳だったんだもんね。まだ19歳か。若いなぁ(笑) 空音:まぁ、いろいろ、あったのですよ。4年間。うん。 GM:それはいい。君が改札を出ると、懐かしい顔が君を迎えてくれた。噂の天城夫婦です。 空音:「おにいちゃん、おねえちゃんっ!」…と、二人に向かってだーいぶ。 GM:「お帰り。空音ちゃん。」「元気だった?」二人は君を温かく迎えてくれる。 聖 :…蛍介、今何やってんだ? 史郎:………、と、登山家? て、天体写真家?(笑) GM:専業主夫。 アヤ:いつもUGNの仕事で遅くなる樹を暖かい料理を作って迎え入れる蛍介。 京汰:似合いすぎてて否定できネェよ。 史郎:背中に赤ん坊背負いながら、    『あ、お帰り樹、お疲れ様〜。今日は寒かったろう。待っててね〜、もうすぐご飯出来るから〜』トントントン(大爆笑) 空音:赤ちゃんいるんだ(笑) GM:蛍介がエプロン締めて。 一同:………………………(微妙な沈黙) GM:は、話進めよう! 史郎:そうしてくれ。是非ともそうしてくれ(笑) GM:「さて、空音ちゃん。さっそくで悪いんだけど。今回の任務について説明するよ。」適当な喫茶店で話をしますね。 空音:はい。あまりない荷物を持って歩きましょう。そこまで。 GM:蛍介は愚鈍だからもってあげたりはしないんだよね。    えーっと。それでは喫茶店の中で。「とりあえず、現在この町で起きている事を説明しよう。」 空音:お願いします。 GM:事件の始まりは2週間前。一人分の死体が…バラバラになった死体が発見された。    それ以降、この14日間の間で合計13人の死者が出ている。その全てに目撃情報はない。    その全ては異常な力で引き裂かれており、死因は出血多量、ショック死のいずれかだと言う。    被害者に共通した項目はなく、「通り魔」的犯行であるといわざるをえないだろう。    …このくらいかな? 空音:…どうにも、掴み所がないですね。相手のシンドロームを特定するような情報はないのですか? GM:目撃されていないからね。こちらとしても、情報が少な過ぎる。    ただ…奇妙な情報がある。 空音:奇妙な情報? GM:傷…と言っていいかどうかすら微妙だが、被害者から出た血液が異常に少ないそうだ。 空音:出血が少ない、と言っていいのですね? GM:ああ。人1人分としては少ないとの専門家の意見がある。 空音:…分かりました。それで私は何をすればいいのでしょうか。 GM:基本的には犯人を捕獲、ないし殺害が任務となる。 空音:了解。それでは、任務に当たります。 GM:「ああ。よろしく頼むよ。」と蛍介。 史郎:…蛍介、なんか偉そうになったなぁ…(笑) 聖 :樹ちゃん全く喋ってないし(笑)    相変わらず人付き合いは苦手なようですな。 空音:それで…あの。私、今晩泊まる場所ないんですが。 GM:「それじゃ…うちに来る?」と樹ちゃん。「つもる話もあるし。」 空音:あ、いや、その、新婚さんのおうちにお邪魔するほど無粋な事もないので、ええ。はい。遠慮するでゲス。 史郎:ゲスってなんだよ(笑) 空音:考えてみれば、こっちには実家があるはずなので、そこに帰ればいいのですよ。久しぶりにお父さんにもあいたいし。 GM:では、そう言う事で。ここでシーンを切ります。
 時間は有限だ。  そんな貴重な時間をこんなところで浪費していいはずがない。  こうしている間にも凶悪な殺人鬼が町を徘徊しているのだ。  刑事はこういった輩をとっちめるのが仕事のはずだ。  少なくとも俺はそう信じている。  だから。  その。  資料室の整理はもう、うんざりなんですが。 GM:ネクストはデカさんです。 聖 :ふむ、俺様か。    …薄暗い雲が天空を覆う、肌寒い日、『フゥー…』俺はタバコをふかし、一人もくもくと、資料室整理をしていた(爆笑)  普通、禁煙じゃないか? 資料室とかって。 GM:資料室整理かよっ! 聖 :ふぅ、警察と言うのは不便なものだ。ちょっと上司に意見しただけで資料室の整理をやらされる羽目になるとはな。    俺様は事実を述べただけなのに、官僚とは厄介なものだ。全く。…少し太りましたね、それだけだぞそれだけ(笑) GM:事実ってのは述べてはいけないものだってーの。人が口にしていいものは真実だけだ。 聖 :ふう、やれやれ。なにやら幻聴が聞こえるな、俺様ももう終わりだな(笑) GM:……って、資料室になってる!    ええっと…君が資料室で時間を無駄に減らしているとだなぁ。君の上司が入ってくる。「泗界堂君。仕事だ。」 聖 :…フゥ〜、人使いの荒い事だ。俺様はタバコを携帯灰皿へ入れ、上司のほうへ歩んでいく。    名は三沢奈緒(みさわ なお)、信頼にたる、美人で敏腕な女性上司だ。俺様より若い。少々短気なのがたまに傷。    資料室の整理は、7割方終わりましたよ。今度はなんですかな? GM:「F谷市の駅前でまた事件があった。今度は4人だ。これで合計17人だな。全く、頭が痛くなるわ。」 聖 :少しおやつれになったのではないですかな? 頬が削げてますよ?    それで、とりあえず現場検証に行って来いというわけですか? GM:「いや、現場検証よりも、一人の少年の身柄を確保して欲しいの。」 聖 :…は? 少年? 何です? GM:「名は榛名史郎。17歳の少年だ。この件の重要参考人よ。」 史郎:うおおお…(笑) 聖 :…どういうことです? その少年が犯人を見たとでも? GM:「どちらかというと“犯人”の可能性が高いわ。目撃者の情報によるといつの間にか手を血に染めて、死体の側に立っていたんだって。」 史郎:うおお! うおおおお!!(笑) 聖 :…なんだ、あのバカ、ついにやっちまったのか…。 史郎:ついにってなんだよ、ついにってぇええ!?(笑) 聖 :それで、その少年を探し出せ、と。 GM:「だいたいの場所は目撃情報から推測できるんだけど、包囲網からするっと抜け出てしまい、どうも…捕まえられないの。」    警察も、君がオーヴァードだと言う事は知りませんが、非凡な才能があるくらいには思っております。    故に、こう言った珍妙なかたちでの仕事を任される事も少なくありません。 聖 :…ふぅ、分かりました。他ならぬ三沢さんの頼みですからな。引きうけましょう。    できうる限りの情報をいただきたいですな。事件のあった時間、少年の逃走経路、包囲の状況、突破されたときの状況…。 GM:……と、言う会話があったのが1時間ほど前。 聖 :1時間前か、…ふ、もう遠い昔のように思えるな…(笑) GM:今、君の前の前にはその噂の男、榛名史郎君が捕まえられております。 一同:はや!(爆笑) 聖 :…フゥー…、で? 何でまた早まった真似したんだ? 史郎。 史郎:だぁから! 俺はやってネェって言ってるだろうが!! 聖 :しかしな、俺様が聞いた情報の状況から考えれば、まずお前だと思うぞ? 史郎:アレは俺がやったんじゃネェよ! 他にやった奴がいるんだって言ってるだろう!? 聖 :逃走途中でお前が電信柱に突っ込んで損害を出したと、目撃証言だってあるんだ。 史郎:なんの話をしてんだよっ!!??(爆笑) GM:と、微笑ましい話を君たちが繰り広げている所にですね。    聖の同僚…兼現恋人の相田葛葉さんが現れます。 聖 :…む、葛葉…、どうした? 何の用だ? GM:「聖さん。わざわざ捕獲してもらった所申し訳ないのですが。彼は釈放となります。    この件ではともかく、前回の事件の時には彼にはアリバイがあるようで。彼には後程任意と言うかたちでの事情聴取を行うとの事です。」 聖 :ふむ、そうか、…よかったな史郎、そういうことだそうだ。無駄な手間かけさせやがって。 史郎:俺のせいじゃねぇよ。こっちだって被害者なんだよ。 聖 :では史郎の頭にかぶりついて逃げないようにしてくれてたポチを放してやろう。    「ポチ、もういいぞ、おつかれさん。」「あおん」(笑) 史郎:かぶりついてたんかよ!!??(笑) GM:「聖警部、署内に動物を入れないで下さいと何度言ったら…。」と、葛葉さん。 聖 :心配するな。コイツはできた子だ。むやみに吠えたりせんし、ちゃんとトイレも指定の場所で出きる。    他人に迷惑をかける事は、ない。 GM:「もう…私よりも犬のほうが可愛いのね。」 空音:うわっ、犬に嫉妬!(笑) GM:い、いや、オトナの余裕あるジョークですよ? うん。 聖 :ふ、なんだ葛葉、嫉妬してるのか? 心配するな。ポチはポチ、お前はお前だ。どっちが大事というものではない。どっちも大事なのさ。 史郎:そういう奴なら塔矢ももうちょっと幸せになれたろうに…(しみじみ) 聖 :うるせーほっとけー(笑) GM:「榛名君。君もまだ完全に容疑が晴れたわけではないのですよ。仮釈放なので、問題は起こさないように。」 史郎:俺はこれまで警察沙汰になるような問題は起こした事ネェよ、相田さん。 聖 :む、なんだ史郎、葛葉と知り合いなのか? 史郎:たまにあんたと一緒にいるのを見た事があるんだよ、きっと(笑) 聖 :むむ、葛葉を抱いて、…し、史郎、コイツに手、だ、出すんじゃネェぞ…(笑) 史郎:出すかよ!!(笑) GM:「問題を起こす事がなければ、なんで血を浴びてあんな所に立ってたのか、教えてもらいたいわね。」 史郎:…それはそこのおっさんに聞いてくれ。 聖 :ペンキに手突っ込んだときの感触が知りたかったんだそうだ(爆笑) GM:……分かるような分からないような。    まぁ、とりあえず、史郎の容疑を晴らす事には成功したのでこのシーンは終了。    微妙になんのためのシーンだか分からなくなってきました(笑) 史郎:んじゃ晴れて俺は家路につけるのだな。よかったよかった、一時はどうなる事かと(笑) 聖 :コラ待て史郎、殺人の容疑は晴れたが電信柱に損害を出した公共物破損の容疑は晴れてないぞ? 史郎:そりゃ手前のでっち上げだろうが!!(笑) GM:さて、次々ー。
 その日、教室は重苦しい空気に包まれていた。  その原因は教室の机の上に置かれた花瓶。  先日の事件でついに恐れていたことがおきてしまったのだ。  殺人鬼による犠牲。  本来失われる理由も何もない、単なる不運による喪失。  割り切れない感情が、教室を取り巻く。  誰が、悪いのか。  何が、悪かったのか。  その答えは、どこにもない。 GM:次は京汰くんですよー。時間軸は逮捕された翌日です。 京汰:場所は学校かな? GM:はい。史郎君も登場してて構いませんよ。 史郎:ん〜、なんかいろいろありそうだしなぁ…。出とくか(笑) GM:ういー(笑)    ええとですな。今日の学校は…君たちのクラスは重苦しい雰囲気に包まれている。 史郎:京汰のハンドアウトにあったな、友人が死んだか。クラスメイトか。 GM:重苦しい原因の一つは、クラスメイトが昨日の駅前の件により、一人お亡くなりになられていること。 京汰:…一つは? 空音:もう一つはその犯人がのうのうと学校に来ていると言う事(爆笑) 史郎:俺じゃネェ! 俺じゃネェよぉお!! 皆信じてくれよぉお!!!(爆笑) GM:と、言われましてもネェ。町中を「違う、俺は犯人じゃねェ〜〜!」って逃げながら叫べば、噂にもなるものだ(笑) 史郎:うおお! うおおおおお!!(頭を抱えてノー! ノー!)(笑) 京汰:…となると、ここはあまりギャグに突っ走れない状況ですな。    ええと……その空気の中、俺は史郎を呼び出して…廊下で話をしようとします。「しろー。ちょっとええか?」 史郎:(憔悴した感じで)…あんまりよくない…(笑) 京汰:ハリセンでずばーんっ! と頭を叩いて引きずります。 アヤ:結局ギャグですネェ。 京汰:うるしゃい(笑) 史郎:いて、いてて、ええい京汰! 引っ張るな! 行くって! 行くから!(笑) GM:いろいろ、クラスメイトも興味あるのでこっそり覗き見ようとしますが…。 京汰:それはそれ、《ワーディング》なんて便利な能力があります。展開して2人で話しますよ。 聖 :ふむ、するとたまたま通りかかった先輩が感知してしまうのだな?    「な! こんな所で《ワーディング》だと!?」「お、おい! 何か起こってるのか!?」    「《ワーディング》の起点を探すんだ! 俺達の学校で変な真似はさせやしネェ! 行くぜトウジ! ユウジ!」「ほいきたー!!」(爆笑) 京汰:死んでる! そいつら死んでるよっ!(笑) 聖 :いや! あんな美味しいキャラ殺すには惜しい!(笑) 史郎:生きてたとして何年高校生やってんだよ! 留年し続けたとしてももう在校期限切れだ!(笑)    …ああ、いやいや、まぁ、話を進めよう。    「…京汰、だいたい予想はつくが、何の用だ?」 京汰:「誰や。犯人は。」 アヤ:そこのそいつです。 史郎:だまらっしゃい!!(笑)    「…オーヴァードだよ。どうやら俺と同じ、ブラム=ストーカーシンドロームの奴らしい…」…って、    俺らお互いオーヴァードだって分かっててよかったのかな? 何か素直に進めちゃったけど(笑) 京汰:この状況で知らないっていう面白い状況もええけど、それじゃ話がすすまへんねん。    「……ブラム=ストーカー……か。」詳しい外見とかを史郎から聞きますよ。 史郎:俺も聞きたい、詳しい外見(笑) GM:まぁ、説明したということで。細身で長身。割と…モヤシ? 史郎:年の頃は? 日本人か? GM:年の頃は君たちと同じか少々高いくらい。18〜20ってところかね。ジャパニーズです。 史郎:…と言う事だ。あ、あと確証はないが、もしかしたらエグザイルシンドロームも混じってるかもしれない。 京汰:エグザイルかぁ…。となると、貴志川先生と同じだね。 GM:……あ。 史郎:あ! そうか!(笑) 聖 :貴志川先生かむぶぁ〜っく!!(笑) 京汰:ま、まぁ、それはいいや。    あ。あとそいつについて噂とか調べたいんですが。GM。 GM:ん? <情報:噂話>でロールをして見てください。 京汰:うい。技能もないし、エフェクトもないので、素直に出目ですな。…5です。 GM:……ええとですね。噂の殺人鬼は街では…スカーレットナイトと呼んでいるようです。    これがニュースやらなんやらでの通称ですね。 史郎:またたいそうな通り名がついたもんだな(笑) GM:本人が名乗っていたのかもしれませんし(笑) アヤ:《ワーディング》中でのサブリミナル洗脳。 京汰:いやだぁ〜(苦笑) 聖 :「俺の名はスカーレットナイト、お前の血をいただこう。」「ふう、月曜出勤はこたえるなぁ。」    「俺の名はスカーレットナイト、お前の血をいただこう。」「今晩のお夕食何にしようかしら?」    「俺の名はスカーレットナイト、お前の血をいただこう。」「どうです? これから例の場所で一杯」「いいねぇ。」    「俺の名はスカーレットナイト、…」 京汰:街ではそのうち噂になるのですよ。誰が始めに言い出したかすらも分からない…しかし誰もが知っている殺人鬼…。 GM:…まぁ、そんなかんじで。 京汰:では、そこまで必要な情報を史郎から引き出した所で《ワーディング》を解除して…。    「許さへん…。絶対に捕まえてやる……。」と、密かに学校を抜け出しましょう(笑)    ええと、シナリオロイスを取りますよー。感情は執着と憎悪。表は憎悪で。 GM:うい。それじゃあ、シーンを切りますかねェ。 京汰:…史郎もついてくる?(笑) 史郎:もちろんだ! 俺を陥れやがった野郎、一発入れてやらんと気がすまん! 聖 :お前普通に普通な不良学生してると思うぞ? そんな性格でケンカしてないわけないだろう(笑) 史郎:だかまし(笑) 京汰:ま、ここで置いてかれてしまったら面白過ぎるもんな。    「いくで〜シロ。」 空音:…それじゃあ、犬では。 史郎:「シロで切るなシロで〜!」    …いいコンビだな俺ら(笑) GM:んじゃ、次はフェイスレス、アヤさんに行きますかねー。
 この国も物騒になったものだ。  そんな他人事のような感想を抱きながら、フェイスレス…上城アヤは事務所のテレビを見ていた。  いや、もとより安全な国ではなかったな。  「裏」の世界を知っている彼女としては人々が抱いている「平和」という感想は単なる戯言でしかなかった。  だからこそ、こういう仕事が存在するのだし。  そんなことを考えていると、事務所のドアがノックされる。  …ほら。平和なんてことは全然ない。  この世界はトラブルに満ちている。 GM:はい。次はアヤさんです。 アヤ:今日も今日とて私は事務所でコーヒーを飲んでいる。    隣には私の助手の西園寺が、いつものように書類を整理しているのだった。    「うまい…今日も見事な味だ、西園寺……。」 GM:一体いきなり何を始めるのだ! 西園寺って誰だっ!(笑) アヤ:助手ですよ。助手。ほら、ロイスにもいるじゃないですか。    何でも屋は人手がいるのですよ? ええ。 GM:……(いまいち釈然としない顔で)…「上城さん。おかわりはいかがなさいますか?」 アヤ:貰いましょう。…地獄のように熱く、接吻のように甘く、悪魔のように濃く。 GM:美味いコーヒーの条件だな。 聖 :さらにそこに角砂糖が7つ入る。隠し味でメイプルシロップも少々(笑)    なかなかのグルメですな、フェイスレス。 アヤ:そんな無粋な真似はしませんよっ!(笑)    そういうのは紅茶でやってください(←コーヒー派) 空音:紅茶でもやらないで下さい(←紅茶派) GM:まぁ、それはいいとして。既にCLOSEとなっている事務所の扉を叩く音がする。 アヤ:…今日はもうお終いなのですが。とドア越しに声をかけてあげましょう。可哀相だから。 GM:「緊急の用件なのです。開けてもらえませんか?」とドア越しに。 アヤ:…西園寺。開けて差し上げなさい。 GM:「分かりました。」がちゃ、がちゃがちゃがちゃ。「ダメです。鍵がかかってます。」 アヤ:アホかッ!!(笑) 聖 :要するに入れたくないんじゃねぇの?(笑) 史郎:体よく追っ払おうってわけね(笑) 聖 :なかなかやりますな、フェイスレス。 アヤ:申し訳ありません。鍵が開かないのでまた翌日…。    …と言うわけには行きませんよね? GM:行かないで下さい、頼むから(笑) アヤ:しょうがないですねー。「アバカム!!」…はい、お入り下さい〜。 GM:ねぇ。何処までマジなの…(苦笑) 聖 :大なり小なり何処まででもマジなんじゃない? いいながら鍵開ければそりゃ開いた事になるんだし(笑) 史郎:扱いづらそうな人だなぁ…(笑) GM:「いやぁ。始めまして。」と、軽薄そうな喋りの30代後半辺りとおぼしき中年男性が入ってきます。 アヤ:好みじゃなさそうなので追い返し…ませんよ? ええ。    決してGMが今、一瞬般若のような形相になった事とは関係ありません。ええ。そうですとも。    「如何様ですか? お客様。」って営業スマイル浮かべながら接客しちゃおっかなー。「西園寺、コーヒーをお出しして。」(爆笑) 史郎:…どうしてこう、うちの女性陣は…(笑) 聖 :ふむ、後でこいつの事務所に行って見るか。俺様は好みかどうか(笑) アヤ:ええと、まだお名前をお伺いしていませんでしたね? GM:「ああ。これは失礼。私、UGN北S玉支部の南雲と申します。」 史郎:おおおおおおお!?(笑) アヤ:南雲だっ! 南雲さんだっ!! 京汰:出てきたー。柳川さんより先に出てきたー。 アヤ:と、そうではなくて。    「ご丁寧にどうも。私がこの事務所の責任者の上城アヤです。」    えっと。一般人の西園寺には席を外してもらいましょう。ここからは私達オーヴァードの話になりそうなので。 GM:了解。コーヒーを出して、西園寺さんは別室に移動します。そこで事務職をしてましょう。 アヤ:「…もっとも。あなたが用があるのは上城アヤではなく、フェイスレスのほうでしょうがね。」    西園寺が入れてくれたコーヒーを飲みながら。 GM:「話が早いですな。いやぁ。この事務所を探し出すのは苦労しましたよ。あなたは、そう、神出鬼没ですしね。」 アヤ:……ご用件をお伺いしましょう。と、単刀直入に。 GM:ぐ。「…吸血鬼を一人。探してもらいたい。」 アヤ:…それは今、この町を騒がせている殺人鬼の事ですね。 GM:「ええ。殺害方法、現場の状況から犯人はオーヴァードと我々は断定。また、ブラム=ストーカーシンドロームである可能性も非常に高い。」 アヤ:……続けて。 GM:コードネーム「スカーレットナイト」これを早急に見つけ出して処分していただきたい。    出来ることならば、生かし捕らえる事が理想です。 聖 :そのための犠牲は厭いません。 アヤ:厭わないらしい。 GM:構ってください(笑)    UGNの思想から外れます。 アヤ:ちなみに、Kですか。Nですか。 GM:Nです。 アヤ:了解。真紅の夜、ですね。他に情報はないのでしょうか。この現状では動きようがないのですが。    あんまり乗り気ではない私(笑) GM:ええー。南雲さんは1枚の写真を取り出して…「この少年を我々は今、容疑者の一人として重要視しています。」    渡されたのは一人の少年が写っている写真。17、8歳くらいだろうか。この近くの高校の制服を着ている。 史郎:ぬふぅううううううう!!!(笑) アヤ:こ、この少年は…頭を押さえて…少し考え込みます。    何か…何かを思い出せそうな…。 GM:へ? アヤ:…この少年、私と昔、どこかで会って……?    失われた記憶が少し、甦りそうになります。 GM:……もしもーし。 アヤ:……分かりました。この依頼を受けます。報酬はいりません。    …彼が…私の記憶を取り戻す手がかりとなれば……! GM:………マジですかー。 アヤ:GM…がんばっ!(笑) GM:うおおおおおおおおっ!! マジなのかッ!? アヤ:というところでシーンを切りまーす。    OP、終わり〜。ミドルフェイズ行くよー。 聖 :あいあいさー(笑)
Middle Phase
GM:さーて。どうしようかなーとかいろいろ考えてしまうOPでした。    ミドルの最初は御子柴空音ちゃんでいきますかねー。 空音:はいー。どんなシーンですか? GM:希望はある? 空音:…そうですね。ここはヒロインらしく、主人公と接触したいと思います。    なので、主人公が今何処にいるかどうかが知りたいところですね。 GM:…そうらしい。時間軸は京汰のOPの後と言う事で。どこにいるかね? 君たち。 史郎:…どこにいるかね? と言われてもなぁ、京汰に引っ張られて飛び出して来たはいいものの、    「…、で? 具体的に何か当てはあるのか? 京汰?」 京汰:「せやねー。まずは現場参りと行こか〜。」とか話してました。 空音:では、駅前ですね。駅前の警察のキープアウトの柵の近くにいる榛名史郎を見つけて……監視します。    南雲情報曰く、彼、怪しすぎるぜベイビーだそうで。少し離れた場所から彼を見てましょう。怪しいところがないか。  いや、南雲がそんな情報を提供した覚えはないんだが。  そ、そうだったっけ? 史郎:どう言う情報だよ(笑)    え〜、昨日のイヤな記憶を思い出しながら、野次馬がたかってる現場を遠目で見ています。 聖 :「あ!! おまわりさん!! あの人だよ!! 昨日ここで手を血で染めて立ってた人だよ!! 犯人だよ!!」(爆笑) 史郎:やめれぇ〜!!(笑) 空音:そんな微笑ましい場面も監視してます。    普通の…高校生に見えるけど。同じ学年なんだよね…。とかいろいろ考えてます。 GM:何がしたいんだ、アンタ(笑) 空音:明日からは彼が通う学校に転入しますよ。私。同じクラスで。 GM:なにぃっ!(笑) 空音:そっちの方が監視しやすいじゃないですか。物語的にも楽だし。 GM:…それもそうだ。では、明日から同じ学校と言う事で。 空音:ええと、ここで見ているだけだとアレなので。しかけましょう。 GM:なにをっ!!(笑) 聖 :拳銃つき付けてホールドアップ! プリーズセレクト、キルオアダイ!(笑) GM:同じじゃネェかッ!(爆笑) 聖 :ぬ、え、え〜と、…プリーズセレクト! デッドオアアライブ!(笑) GM:選んでください死か生か。…なんで丁寧語なのよ。 聖 :俺様は清く正しい英国紳士だからな(笑) GM:ええと、どういう風にしかけるのかな? 空音:少し、野次馬の群れから離れて…《ワーディング》を展開しましょう。 史郎:ぬう、んじゃそれに反応…してしまうんだろうなぁ。    「! これは、《ワーディング》!?」そして周囲を見渡す。 京汰:なんやっ!? 俺も振り向いたる。 空音:そこには私が…構えも取らず、立っています。「……榛名…史郎ですね?」 史郎:え〜と、昨日の奴とは違うのを確認してそっと安堵するが…警戒はしつつ、    「…誰だ、アンタ?」 空音:UGNエージェント、御子柴空音。あなたは今、この事件の容疑者として、UGNにマークされています。    そして、その監視が私です。 GM:(そーだったっけ?) 史郎:な、んだと! おい、ふざけるな! 何で俺がUGNにマークされなきゃならねんだよ!!    俺は何もしてネェよ!! 空音:殺人現場に血まみれで立ち尽くしてオーヴァード、さらに容疑者と同じであろう、ブラム=ストーカーシンドローム。    これだけ揃って疑うな、というのが無理ではないのでしょうか。 史郎:だからと言って、俺は今まで何の問題も起こしてないんだぞ! ただ容疑者と同じシンドロームだからって、    監視つけられるなんざ理不尽だろうが! 聖 :理論的にかなってねぇ反論だなぁ。 史郎:うるさい。当の本人も必死で搾り出してるんだ、見逃せ(笑) 空音:今まで人を殺したことがなくても1度殺せば犯罪です。今までなんて何の参考にもなりませんよ。    むしろ、殺人を犯した人の周囲の人間のコメントは「そんな事やるような人じゃなかったんですがネェ。」が9割です。    反論は?(笑) 史郎:ぐ、どだいこの俺がアンタに口で勝負挑む事が無謀を通り越して狂気に近かったんだが…(笑)    「…だ、だが、俺はやっちゃいない…」(笑) 空音:……そうですね。口だけではなんとでも言えますが、目だけは嘘をつけません。    …あなたのその目は…嘘をついていない。そう思えます。 京汰:なんか、急にいい人になったよ。空音ちゃん(笑)    ええと。ここは俺も口を挟みたくて仕方なかったんだが。「それより…アンタ…御子柴…空音って言ったか?」 空音:…はい。あなたは……。 京汰:覚えてないか? 昔近所に住んでた…。 空音:……(考えている)……あ! けーた!? アヤ:ああ。幼なじみでしたね。 京汰:やっぱり空音かっ!! ここで会ったが百年目! 積年の恨み、晴らさずにおくべきかーーーー!! 空音:それはこっちの台詞よっ! 何があったか知らないけど、私、なんかあなたに「恥辱」なんて感情持ってるのよっ!!(爆笑) 京汰:ふぎゃああああああああーーーーー! 空音:ふかあああああああああーーーーー! GM:何、ネコのように威嚇してるんですか(苦笑) 史郎:…こ、このすきに、そろ〜りそろ〜り…(笑) 京汰&空音:どこにいく? 史郎:はお! あ、あの、その、トトト、トイレに…(笑) 京汰:それならそっちじゃなくて、向こうだろうが。 史郎:うおおお! んなこたぁどうでもええのんじゃあ!! 俺様の自由な人生、監視なぞされてたまるかぁあああ!!!(笑) 空音:それがイヤなら。自分の無実を証明する事ね。 史郎:ああわかったよ! 晴らしてやるよ! 何が何でもこの事件俺が真犯人捕まえてやろうじゃネェか!!(笑) 聖 :平和だなぁ、今回(笑)    いいトリオだ(笑) GM:(全然ストーリー的には平和じゃないんだけどなぁ…)と、まぁ、いろいろと和解したようなしてないような状況ですが。    …シーン切っちゃっていい?(笑) 聖 :まぁ、うまい具合に出会ったわけだし、いんでない? GM:んじゃ。次はデカに行くか。
GM:はい。ロボコップさん。出番です。 聖 :フィ〜ン、ガション、フィ〜ン、ガション、フィ〜ン、ガション、ビ〜ビ〜ビ〜、ブシュ〜〜〜…    「あいむ、たいや〜ど」(爆笑) GM:さっきからお前の英語。微妙に変。 聖 :うるせ〜、ほっとけ〜(笑)    で? どう言う場面ですかな? GM:何か、やりたい事はあるかね? 聖 :ん〜、そうだなぁ、では高校生トリオが合流したので、こっちはアダルティズが合流を果たそうかな(笑)    フェイスレスの事務所に行きましょう。 GM:お。フェイスレスの事務所に。 アヤ:また鍵がしまってるのですね?(笑) 聖 :ふむ、いつものことだ。何度かここには訪れた事がある俺様は特に驚きもしない。慌てず騒がずチャイムを鳴らすのだ。    「ここで問題です。フェイスレスの好きな食べ物は何でしょう? ちーかま〜。」ぴんぽ〜ん(大爆笑) アヤ:はーい、どちら様ですかー。ドアをバーンと開けます。何か弾き飛ばしたようですが気にしません。    「あれー? 誰もいませんネェ。」 聖 :はっはっは、相変わらず手厳しいですなぁ。    でも心配ご無用。俺様が挟まれてもポチは無事です(笑) アヤ:あら。ポチですか。美味しいちーかまが手に入ったんですよ。どうですか? GM:ばうっ、とポチはひと吠え。中に入ります。 アヤ:ばたーんとドアを閉めます。 聖 :はっはっは、では俺様はポチが出てくるまでここで待っているとしようか。    シュボ(煙草に火をつけたらしい)「…フゥー……」(笑) アヤ:で、ポチさん。今日のご用件はなんでしょうか? 聖 :…考えてみたら俺様《ハンドリング》持ってないからポチを介してお話できないのだったな(笑)    しかたがない、もう一度やるか。    「ここで問題です、フェイスレスのキライな食べ物は何でしょう? 乳製品全ぱ〜ん。」ぴんぽ〜ん(笑) アヤ:ドアをバーンと開けます。何かを潰したような気がしますが気にしません。 聖 :ふ、同じ手は食わないぜ、チャイムを鳴らした直後、プレスを避けるために全力でドアから離れたのだ。    そこに俺様の姿は影も形もないさ(笑) 史郎:それじゃダメじゃネェか(笑) アヤ:ありゃ? 誰もいませんネェ。 聖 :ぬ、しまった。このままドアを閉められてはまた問題を解かねばならない(笑)    全力でドアまでかけていこう。閉められる前に中に入れるか!?(笑) アヤ:このままでは話が進まないので、入れたと言う事で。ぎりぎりで。 聖 :ふう、相変わらず厳重な警備だな、フェイスレス? アヤ:ハードボイルドも形無しですね。フェンリルナイト。 聖 :フ、この程度で崩れるほど、俺様のハードボイルドスピリッツはヤワじゃネェさ(笑)    そんな事よりフェイスレス。情報屋としてのお前に協力してもらいたい事が出来た。 アヤ:正確には情報屋ではないのですが。 聖 :…フ、相変わらずこだわるな(笑)    まぁ、自称何でも屋なのは分かっている。今回は「そのうちの情報屋」としてのお前に協力をあおぎたいのだ。 アヤ:…いいでしょう。なんですか?    …その前に、西園寺。コーヒー(笑) GM:そればっかりなのな(笑) 聖 :ふむ、西園寺君、また腕を上げたようだね。コーヒーのコクが一層引き立っている…(笑) GM:「ありがとうございます。」西園寺さんはうやうやしくお辞儀を…。 アヤ:それで、協力とは? ずずずー。 聖 :今、巷で通り魔事件が騒がれているのは知っているな?    そいつの解決を、どうやらやらされそうなんでな。それに関する情報を集めてもらいたい。 アヤ:…私のところにもUGNから依頼が来ました。…そうですか。警察はこの事件についてどこまで? 聖 :…え〜、GM、<情報:警察>で判定しても構わんですかな? GM:構いませんよ。まぁ、ほとんどの情報は君は担当なので知ってますがね(笑) 聖 :まぁ、いくらか独自のルートで調べてもみたという事で。…え〜、達成値9。 GM:えーっとですね。一見ランダムに見えるのですが、割と被害者や事件現場に最近分布が見えてきたようです。    と、いうより、どんどん対象が絞り込まれているようにも見えます。    被害者は高校生が一番多く、その殺害現場は…ほとんどが史郎、京汰たちが通っている学校の周囲で起きています。    事件の時間帯は20:00〜24:00の間が全体の9割をしめています。 聖 :…と、いう事までは調べ上げた。何となく見えてるものもある気がするが、    これ以上は達成値の関係でわからないらしいのでな(笑) GM:というか、情報の多さではこの一件は警察はほぼ無力といっていい感じですぞ。    これはやはりUGNでなければ…(笑) アヤ:まぁ、そんなものでしょう。警察ならば。 聖 :組織の限界とは思うより低いと言う事だ。増してそれが真実を知らんとなればな。    ということで、これ以上の事をお前に調べてもらいたいのだ。俺様他の情報技能持ってないしな(笑) アヤ:丁度いいから出かけましょう。私がいつも利用している情報屋なのですが。腕は確かですよ? 聖 :噂のネームレスか?(笑) アヤ:この際ですから、あなたもコネを作っておくといいでしょう。葉月ユウ…あなたも4年前の戦いに参加したならばこの名前に    聞き覚えがあるのでは? 聖 :…ああ、そういえばあったなぁ。『も』ってことは、お前も参加してたのか。相変わらず顔が違ったんだろうなぁ(笑)    「葉月ユウ…、ああ、上に行った連中のサポートに回った集団にいた奴だな? だが奴はキュマイラだと聞いたが? 当てになるのか?」 アヤ:情報屋としての能力も一級品ですよ。任務の成功率は100%をきった事がないとかあるとか。 聖 :…ほう、それはすごいな。いいだろう、お前が勧める人物だ。会っておいて損はないだろう。案内してくれ。 アヤ:では、事務所は一時閉めますか。西園寺、あとはよろしく〜。 GM:「はい。承りました。」…と、言う所でシーンを切りましょう。    …すごいな。会話が続いた。 聖 :それでは、ここで一旦シーンを切ることとしよう。俺様はフェイスレスの案内で、その葉月ユウに会いにいった。    …何事もなく終わったなぁ、俺様がシーンプレイヤーなのに(笑) 史郎:ま、茉莉ちゃんいなけりゃこんなもんでしょ?(笑) GM:んじゃ、シーンを切るとしましょうか。
GM:さーて。来週のサザ…げふん。次のシーンは京汰で行きますか。    登場はあのあと一緒に行動してたなら3人一緒で。京汰だけ別行動なら別にいいですが。    時間帯としては夕方になってきます。 史郎:まぁ、バラける理由もないからな。一緒でいいだろう。 空音:監視も任務のうちですし。侵蝕率上昇…ミドルの冒頭にしては上がりまくってますね。特に榛名さん。 史郎:既に65%を超えております。あれ〜?(笑) 京汰:まぁ、どっかの月代君みたいに全然上がらないよりも…微妙ですねぇ。    「さぁて、空音にもシローが犯人ではないとわかってもらうために………路上ライブでもやろか?」 GM:なんでだっ!!(笑) 京汰:音楽をLOVEするやつに悪人はおらへん! GM:それはそうだが!(笑) 史郎:お前、クラスメイト殺されて怒ってるんじゃなかったんか?(笑) 京汰:そ、そうやけど、ねぇ、空回りの怒り振りまくのは疲れるやん?    これはこの重苦しい空気を誤魔化すための京汰君的ペルソナなのよ。うん。 史郎:な、なるほど?(笑)    え〜とだな、「おい、御子柴とか言ったな? UGNの方で何か掴んでないのか? 俺の他にも監視対象がいたりとか。」 空音:とりあえず、この町にいる全ブラム=ストーカーシンドロームのオーヴァードを監視対象としているのが現状ですね。    もちろん、まだUGNが確認していない野良オーヴァードと言う可能性も捨てきれませんし…。  だから、勝手にUGNの動向を決めてもらっても…。  いや、おおむね間違っていないというかむしろ正しいというか。 京汰:それなんやけど。シローが犯人見たゆーたなら、そのリストを見せて、こいつやーとか言えへんの? 史郎:あ、そうか。って、GM、俺は先日の接触で奴の顔は見えたのですか?    何か夜遅かったらしいから暗くて見えなかったって事もありそうだけど。 GM:細かいディティールはともかく、現場は通勤時間帯の駅前ですよ? 暗くて見えないことはまずないでしょう。    目が悪い人ならともかく。 史郎:む、それもそうだな。んじゃ、御子柴、資料を見せなさい(笑) 空音:何を偉そうに(笑)    ちょっとむかっとしながらも、それしかないのでいくらか資料を見せましょう。 史郎:見せてもらった資料の中に、見覚えのある人はいますか? 聖 :学校の英語教師。 史郎:おお、貴志川先生も監視対象か(笑) 空音:ちょっと懐かしい顔をしながらその写真を見ます。 アヤ:今回一番怪しい人だよね(笑) 京汰:そりゃあなぁ。シンドロームが両方ともほぼ一致している上に、元敵だからなぁ。 空音:対象は男性でしたよね? では、こちらを除いて…。この中に見覚えのある人は? 史郎:…見覚えのある人は?(笑) GM:一人います。確信はないですが、よく似た人がいますね。 史郎:…これ、かなぁ…。いまいち確証はないが、このイヤに細い顔には覚えがある(笑) 京汰:どれどれ? 名前は? GM:蝶野悠介くん18歳。君たちと同じ学校で… 京汰:蝶野だっ!!! 空音:蝶っ! 最高〜〜〜〜!!!!(爆笑)  えー。ネタが分からない人は少年ジャンプで好評連載中、武装錬金をお読みください。  蝶・最高ですので。 京汰:び、微妙なネタを…(笑) 史郎:しらねぇ〜〜〜(笑) 聖 :…う〜ん、とするとこいつ自身がブラム=ストーカーなのではなく、使い魔という可能性も…(笑) GM:まぁ、分からない人もいるので、このネタでは進行しませんが(笑)    とりあえず、彼が町中で人を襲った犯人ではないかと思いました、まる。 史郎:実は同じ学校に通ってるじゃないか!    ち、俺達普通科の奴ならどっかで見た覚えもあったろうに、よりによって商業科の奴だったか!(笑) GM:いえ、違います(笑)    病弱で入院しがちだったのです。…と、いう噂話があったなぁ、と君たちは思い出します。 史郎:うおお! 俺そいつについての知識ねぇよぉお!(笑) GM:今から勉強しましょう(笑) 空音:ホムンクルスとして目覚めて…もとい、オーヴァードとして目覚めて活動しているのかもしれませんねぇ。 京汰:…で。どないするん? 史郎:学校の関係者なら住所の割り出しとか簡単だろう? まず家から当たって、徐々に追い詰めて行こうや。 京汰:そやね。…と、チルドレン組はそうそうにラスボスの所在を突き止めたっぽいんですが、アダルト組はどうしてるんでしょ(笑) GM:では、ここらへんでシーンを切りますか。
GM:んで、アダルト組になりますね。前回のシーンプレイヤーがデカさんだったので、今回はアヤで。 アヤ:了解です。侵蝕パワー上昇。57% 聖 :俺様もそのまま登場だな。47%    これからフェイスレスの案内でK谷市の『子猫の住む街』に行く所だったな。 GM:はい。というか、もう到着してて構いませんよ。時間はやはり夕方。…から夜に移行するくらいの時間帯ですかね。    日も沈みかけーみたいな。 アヤ:では、そろそろ店じまいを始めようとする店に二人で入りますか。 GM:ばうっ。と声を上げるポチ。 アヤ:ごめんなさい。2人と1匹です。 聖 :うむ、俺様の相棒を忘れてもらっては困るな。    しかしなんなんだこの店は? もう閉店だというのになぜこんなに客が多いんだ? しかも女性ばかりな気がするが?(笑) アヤ:それは、彼等の影響です。 GM:と、アヤが示した先には美青年が4人。店先で花売りをしている姿だった。 聖 :…なるほど。しかし、この俺様の魅力には敵わんな、フ(笑) アヤ:まぁ、そんなどうでもいい虚勢はともかく。    女性客を押しのけて同じ名前のよしみでアヤ君に声をかけますよ。「アヤ君。アヤさんですよー。」 GM:「店長〜。救急車一台呼んでください。」 アヤ:はうっ! 違う違う。「店長はいらっしゃいますか?」とね。うん。 GM:「少々お待ちを。」と店の奥に入っていくアヤ君。    微妙に場の空気に耐えかねているデカさん。 聖 :フ、何を言うのかね。刑事は例えどのような所でも、自分を殺す術を身につけているものだよ。    と言うわけで俺様は今そこにいてそこにいない、自らとても陰を薄くしている(笑) GM:元々影薄そうだもんね、君。 聖 :フ、気配を悟られない方がよい刑事にとって、好都合な才能さ(笑)    「…しかし、ずいぶん客を待たせる奴だな。信用できるのか?」(笑) アヤ:腕だけならば。 空音:腕だけですか(←葉月ユウのプレイヤーだった) アヤ:腕だけです。 聖 :腕だけか。では腕だけ信用しよう。他は信じん(笑) GM:と、いう所で、奥から店長…葉月ユウが現れる。    「お待たせしました。…どういったご用件で?」 アヤ:あ。そっか。顔変えてるんだ。分からないんだね。    …ええと。「久しぶりね、“マンクス”」 GM:“マンクス”かよっ!(笑)    「…“バーマン”…今度の顔はそんな顔なのね。」 京汰:…というか、これ読んでる人にWeiβ分かる人、どれだけいると思ってるんですか(笑)  ちなみに、バーマンというのは変装の名人なのです。  ペルシャという偉いヒトからの指令を届けるのが、バーマン、マンクスという女性エージェントの仕事なんですね。  「子猫が住む町」という店名もWeiβからきています。あっちは「仔猫が住む町」だけど。  つーか、まんま過ぎてやばい気もしますが(笑) 聖 :…ふむ、そうか、お前には多数のコードネームがあるんだな、バーサン(爆笑) アヤ:その瞬間、体からほとばしる殺意。一瞬だけ展開される《ワーディング》!! 聖 :むう! なんだ、どうした!? 敵か!? 例の通り魔か!!?    なにも知らずその気配に警戒を強める俺様!!(笑) アヤ:…アレはもう、放っておくとして…「“笑顔の悪魔”たるあなたに調べて欲しいことがありまして。ここまで足を運んだわけですが。」 GM:「それは今、街を騒がせている吸血鬼の事ね、フェイスレス。」 アヤ:「そう…。ちなみに後ろでうろちょろしている男は刑事の…泗界堂聖。コードネーム“フェンリルナイト”宜しくしてあげて。」    後ろを振り返り、聖を見ます。 聖 :そこにあったバラを一本口にくわえ立つナイスミドル(笑) アヤ:基本的にアホですが。アホ故に無害です。 GM:「そのようね。」 聖 :ふむ、俺様の魅力に照れているようだな。まぁ、それはいい。とりあえず自己紹介がまだだったな。    俺は泗界堂聖。小粋なナイスミドルだ。今巷をにぎわせている通り魔の調査を依頼したい。    …そちらのお手並み拝見と行こうか。 GM:「通り魔、ね。…気をつけた方がいいわ。そろそろ“ジャーム”になる頃よ。やり方がどんどん人らしさを失っている。」 聖 :…フ、なるほど、既にマークしていると言う事か。いいだろう、その忠告はありがたくいただいておこう。    とりあえず、警察で得ている情報はこれこれこれだけだ。が、俺様はこれ以上の事を知りたい。通り魔は誰なのか、が、だ。    それ意外の事には関心はない。 GM:「その情報については私よりも空音ちゃんに聞いた方がいいかもね。泗界堂さんだッけ? 昨日あなたが逮捕した榛名史郎…。    彼の目撃情報により、彼女はもう真相に近づきつつあるみたい。さすがね。」 聖 :………フ、フフフ、そんな事まで知っているとは。…いいだろう。これからは、ちょくちょく寄らせて頂く事にしよう。 GM:「それなりの情報料はいただきますが。」 聖 :…フゥー…、ふむ、そうだな…。榛名史郎のスリーサイズでどうだね?(爆笑) GM:「その程度はもう、調査済みです。」 聖 :フフ、情報屋に情報で勝ろうとするのは無理な話かな?    では、史郎の初恋相手とその青春忌憚と言うのはどうかね? GM:「それで手をうちましょう。」 アヤ:いいのかなぁ。 史郎:お、お前らなぁ…(笑) 聖 :では、時間のある時にゆっくりと、な。何か分かった時には、連絡してくれ。    一応、これを渡しておこう。と言って名刺を渡す。 GM:受け取りましょう。 聖 :ふむ、では、俺様はこれからお前の言う空音とやらに会いに行くか。    …そうだな、これ以上値上がりしてもらっても困るから、空音については史郎経由で確認するとしよう(笑) 史郎:やめれ〜! これ以上侵蝕率上げさせるなぁ〜!!(笑) アヤ:空音ちゃんならば連絡が取れますよ。一応ロイス持ちですし(笑)    …いいですよね? GM:OKですよ。結局UGN経由で連絡とれますし。 アヤ:では、空音ちゃんにコンタクトを取りましょう。ようやく合流できそうな予感です。 聖 :ははは、俺様のコネは役に立つな。俺様は全く役に立たないが(笑)    では、ここで一度シーンを切ることとしようか。ネクストシーン、イズ、チルドレンズ(笑) GM:はーい。    …って、だから、お前、英語微妙に変。 聖 :ぬ? あ、ああ、そ、そうか、チルドレン『ズ』ってなんだ、俺(笑) GM:勉強しなおしなさい(笑)
GM:そんなこんなでチルドレン。出番です。今回のシーンプレイヤーは史郎です。 史郎:しかし淡々と続いたねぇ(笑)    え〜、で、今はいつかな? もう奴の住所は分かったのか? 空音:UGNをなめるなー。その程度の情報は朝飯前のちょちょいのちょいだー。 GM:そうなのか。 京汰:そうらしい。 GM:ならいいんだ。 史郎:この程度の事にUGNの力使わずとも学校に聞くなりすればいいだろうに。電話帳からとか(笑) 空音:それをUGNのステキパワーを使って調べるのが凄いのです。というか、さっき見せたファイルに書いてあったのです。 GM:書いてあったのか。 京汰:書いてあったらしい。 GM:ならいいんだ。 史郎:ならばさっさと行こう。御子柴、どこだ場所は? 空音:学校の近くね。これなら駅前からなら30分もあれば行けるわ。 GM:そうなのか。 京汰:そうらしい。 GM:ならいいんだ。 空音:というか、さっきからGM、そればっかり。 GM:なんか、やることないんだもん。    ひまー。ひまー。ミドルフェイズ入ってからやる事激減。    というか、空音が勝手に情報捏造していくからGMがやることないー! 史郎:いい事じゃないか。TRPGの理想はミドルフェイズはGMが全く喋らない、だぞ?(笑) GM:そ、そうなの?(笑)    まぁ、PL達が自分達で物語を作ってくれるのはありがたいけどさ。 史郎:もう少ししたら蝶野が出てくるだろうし、もう少しの辛抱だよ。多分(笑)    よし、んじゃ行くぞ。とっととあの野郎、ぶっちめてやる。 京汰:史郎、燃えてるなぁ(笑) GM:京汰、お前ももっと燃えなさい(笑) 空音:ところでGM。PC1…つまり史郎のシナリオロ… GM:わーーーーーわーーーーーーーーわーーーーーーーーーあああああっ!!!    どうしたっ! 急に何も聞こえなくなったぞっ!!(爆笑) 史郎:………あ〜、そういやなんかあったねぇ…、すっかり忘れてたよ、ああ忘れてたさ(笑) GM:なーにーもーきーこーえーなーーーーい。 史郎:GM〜!! 俺、俺侵蝕率やばいって! やばいんだよ!(笑) 聖 :ま、過ぎた事だ、諦めろ。二人とも(笑) GM:…さて。どこで話は止まっていたかな? うん? 聖 :とりあえずこれから蝶野の所に行こうって所だったのでは? 京汰:あ。そやね。そんな話やった。てか、これで蝶野が自宅におらんかったら最悪なんやけど。 史郎:むしろ素直に自宅にいない事の方が可能性が高いだろうな。今初めて思い出したがそろそろいい時間だろうし(笑)    ま、聞き込みしたりなんだりで徐々に網をしぼめて行くしかないだろう。 空音:まぁ、行動範囲を狭めることがまず大事ですから。本当はもう少し人員が欲しい所なんですが。 GM:ま、ちゅうわけで君等は蝶野宅に。結構豪邸です。 史郎:ぬう、生意気な。    ではインターホンを鳴らしてみようか。 聖 :では問題です。蝶野君の思い出の場所はどこでしょう?(笑) 史郎:知るか! んな所!(笑) 聖 :じゃ押しちゃだめ(笑) 史郎:蝶野の好きな場所! 東京ネズミ帝国!! ブッブー!!(爆笑) GM:お前等、もう少し緊張感と言うものを…。    ブザーを鳴らすと、インターホンから…「はい、どちら様ですか?」と。 史郎:突然すみません。悠介君はご在宅でしょうか? GM:「あ。はい。悠介様のご友人ですか?」 史郎:ゆ、悠介『様』!?(笑)    「はい。ちょっと話があって、立ち寄らせていただきました。」 GM:とすると、入り口の扉がゆっくりと開いて…「お入りください。」とね。 史郎:………どうしよう、開いちゃった?(笑) 京汰:金持ちは敵だ。 史郎:いるか聞いて開いたって事はいるって事だよな? それても奴本人がいなくても誰か尋ねてきたら入れとけって事になってるのかな?    どっちにしろ罠っぽいな。 空音:…まぁ、ここまで来て入らないわけにはいきませんよね。 聖 :ふう、あいつらどこにいるんだ? 全く、情報が引き出せねぇじゃねぇか(笑) 史郎:ぬおお(笑)    ま、ここまで来ちまったんだ、いまさら考えてもしょうがねぇ。行くぜ京汰、御子柴。 京汰:おうよー。 空音:というか、電話くらいすればいいのに。アダルト組も(笑) 聖 :む、いや、空音に繋がっているのは俺様ではなくフェイスレスの方だから。俺様はどうにもできん。    フゥー、歯がゆい事だ。自分の手が届かない所と言うのは(笑) アヤ:このままではラスボス戦に登場できないかもしれませんねぇ(笑) 聖 :どうにかしろフェイスレス(笑) 史郎:悪いがそんな事とはつゆ知らぬ我々は待ってはいられん(笑)    蝶野の家に乗りこむ。 アヤ:どっちにしろ、間に合いませんよ。今からじゃ。 京汰:いいから、扉、開きっぱなしだよ。入ろうよ。シロー。 史郎:おう、行くぜ。って事で門通ってドア開けるぞ。 GM:そうすると、メイドさんが迎えてくれる。んで、そのまま応接室みたいな所に。 空音:ご、豪華な家ですねぇ。 史郎:…応接室に通されちゃったよ、どうするよ?(笑)    「あの、悠介君はいらっしゃるのですか?」 GM:「はい。少々お待ち下さいね。そろそろ来ると思いますので。ごゆっくり。」とメイドさんは下がります。 史郎:…とりあえず警戒はしつつ、待っていよう。失礼だとは思うが、椅子に座ったりはしない。 空音:警戒しつつ、壁に背をつけて立っていましょう。 京汰:出された紅茶の毒見をしていよう。 GM:……。 聖 :やがて京汰は悶え出す。    「う! ぐ! う、うう、ううう、うまい!!」(爆笑) 京汰:こ、こっちの茶菓子は! …うまいっ!! 空音:……。 史郎:う、うまいのか? そ、そんなにうまいのか? は、腹が減っては戦はできぬと言うし、ひ、一口くらい…(笑) 京汰:さっすが金持ち! うまいっ! …あ。危険かもしれへんから史郎は止めておいたほうがええかな?(すっげぇ笑顔) 史郎:ぐは! ぬ、ぬぅう!!(手が伸びかけで止まっている)(笑) 京汰:こっちの茶菓子もうまかー! ずずずずずー。もぐもぐもぐ。空音も食べるか? うん? 空音:…うずうず。 史郎:ええい!! まだか!! まだこねぇのか蝶野はぁ!! とっとと来い蝶野!! 俺が誘惑に屈する前にぃ!!(笑) GM:…と、そのとき、ドアが開く音。「お待たせしました。」 聖 :するとそこには菓子の取り合いでもみくちゃになってる三人が(笑) 史郎:なってない! 耐えた! なんとか耐えたよ!(笑)    …で、GM、でてきた蝶野は俺の見覚えのある蝶野か? GM:ほとんど見覚えのある蝶野です。    「あなたは…ええと。榛名さんと、…霧島さんでしたね。私に何か用で?」 史郎:む、向こうも俺には見覚えがあるはずなのだが、…あ、いや、ありはするようだが…(笑)    「…意外だな、俺の事、知ってたのか。俺はあんたの事を知らないんだがな。」 GM:「君は有名人だからね。ここの界隈では。今日は歌いに行かないのかい?」 史郎:あ、そうか(笑)    しまった。どうしよう、一応尻尾を掴もうと思っての発言だったのだが(笑) GM:「それで、今日は私になんの用で?」 史郎:…うーん、どうしようかなぁ。    …、んじゃ、ここで《ワーディング》だ。直球で正体調べてやる。 GM:さすがにそれは身構えますな。「な、なんだっ!?」 史郎:単刀直入に聞くぞ。アンタが今話題の『スカーレットナイト』なのか? GM:ぴくり。反応します。「なるほど。私を疑っているのですね。」 空音:私も後ろですぐ動き出せるように構えています。 京汰:同じく。刀を取り出して構える。 史郎:一昨日の借り、返させてもらいに来たぜ。アンタのおかげで俺は散々な目に合ったんだ(笑) 聖 :警察に捕まるはUGNに監視されるは(笑) 史郎:全て貴様のせいだぁあ!!(笑) GM:「な、なんのことだっ!?」本気でうろたえる蝶野悠介くん。 史郎:しらけてんじゃねぇ!! 俺はこの目でテメェの顔見てんだぞ!! 現場で!!    テメェは自分でやったと得意げに言ってやがった!! GM:と、デスね。ここで御子柴空音の携帯に電話が入るわけですよ。 空音:……はい? こ、こんな状況で? GM:ええ。こんな状況で、です。電話の相手は天城蛍介。UGNからの電話です。 空音:え? え? ええええ?? で、電話にでます。 GM:「大変だっ! スカーレットナイトの被害者がまた新たに出た! 今度は君が通う学校のすぐ近くだ!」 史郎:…………あれ?(笑) 空音:…目の前にいるのは? 京汰:…どした? 史郎:てめぇ!! さりげなく使い魔使ってやがったなぁ!! 自分は動かず使い魔に全てやらせるかぁ!!    なんて姑息で陰険なやろうなんだぁあ!! この外道めェ!!(笑) GM:「…だから、一体何の話をしているんだ?」混乱気味な悠介くん。 空音:あ、もしもし、おにいちゃん。こちら、現在榛名史郎氏の目撃情報より、蝶野悠介という男を犯人と目論み問い詰め中なんですが。 GM:…「犯人は現在逃走中らしいんだが。今、うちのエージェントが追跡中だ。」 空音:…そうらしいだけど。榛名くん。 史郎:………ど、どこら辺を逃走中? 空音:どこら辺を逃走中なのでしょう。オーバー。 GM:「現在目標は駅の方に逃走中。オーバー。」 史郎:ええい! くそ! 俺達もそっちに行く!! 御子柴、そいつをこっちに誘導するよう伝えろ! 絶対に逃がすなと!    蝶野! 俺はまだアンタを信用したわけじゃねぇ! アンタは現在最重要容疑者なんだ! 一緒に来てもらう!(笑) 聖 :むちゃくちゃだなお前(笑) 空音:…というか、無理ですよ。それ。    身元が判明している以上、蝶野氏は放置するのが最善と思えますが。    第1、本当に犯人が彼だとしてら、一緒に連れていくとリスクが増すように思えるんですが。 史郎:少なくともあのとき見たのはこいつで間違いねぇんだ。多分!(笑)    犯人じゃなければよし、犯人なら今追ってる奴と何か関係がある、実際接触させる方が確認はしやすいさ。    襲ってきたら、まとめて潰すだけだ!(笑) 京汰:ダイナミックやなぁ(笑)    あ。ちょうどええわ。ちょっと前から疑問に思ってたんやけど、蝶野のシンドロームって何? GM:それは誰に聞いてるんだ? 京汰:この際だから本人に。 GM:「状況がよく掴めないが…私のシンドロームはブラム=ストーカーとハヌマーンだ。」 史郎:………え?(笑) GM:今、すっげーいい声出したな。「濡れ衣は晴れたか?」 史郎:黙れ黙れ黙れ〜い! シンドロームなぞ知るかぁ!!    とにかくテメェは一緒にくるんだ! 拒否は許さぁああん!!(爆笑) GM:なんと言っても無駄だと悟ったのか、大人しくついてくる事を承諾しますよ。    「正直疑われているのは気分がいいものではないからね。」 京汰:ごめんねぇ? わざわざ(笑) 史郎:よ、よし。そうだよ、最初からそう素直にしていれば面倒はなかったんだよ、はぁ、はぁ、ぜぇ、ぜぇ(爆笑)    よし! おい御子柴! 犯人はちゃんとこっち来てるんだろうなぁ!? 空音:逃げられたようね。 GM:逃げられたのかよっ! …逃げられたらしいです。 史郎:UGNの役立たずあああああ!!!(爆笑) 聖 :どうだ? わかったか? UGNの実力(笑) 史郎:ああ、むなくそ悪くなるくらいよく分かった(笑) GM:いや。普通に追跡してたら、目の前で「ふっ」と消えてしまったようで。    誰がやっても追跡不可能な状況だったんですよ? 京汰:きっと追ってたのはUGNの中でもすばやいハヌマーンシンドロームの人なのですよ。具体的には相馬とか。 アヤ:…逃げられても仕方ないと思うのはなぜでしょう。 聖 :フゥー、当然の、結果と言った所か…(笑) 史郎:ええい! すぐに探し出すんだ! どっちに逃げたんだ!? 追うぞ!(笑) GM:だから、どっちに逃げたんでもなく、「消えた」んだって。消滅。バニッシュ。あーゆーOK?    手がかり痕跡なく煙のようにふっとね。 史郎:…なんて、こった…がくーん(笑) GM:どうすればいいのか分からないのは蝶野くんですよ。 史郎:………いや、まだだ、まだ諦めないぞ、絶対にこの俺の手で真犯人を捕まえてやるんだ…。    とりあえず、今日はここに泊まって次の犯行を待つ!!(爆笑) GM:……。泊まるんだ。 京汰:……シロー。頑張ってね。うん。俺、帰るから。うん。 空音:私も現場検証に行きますので。ええ。頑張って下さいね。榛名さん。 史郎:ああ頑張るさ!! おお頑張るとも!! やってやるさコンチクショー!!(号泣)(笑) GM:何がしたいかさっぱり分からんのだが(笑)    まぁ、見ず知らずの自分を犯人扱いした有名人を泊めるって人も珍しいので、見張りたい場合は外に出て寒くなってきた秋空の元    地道に監視しつづけてくれ。 史郎:ううう、みんな嫌いだぁ、渡る世間は鬼ばっかりだぁ〜(笑)    …とりあえず俺も現場検証に行きます(笑) GM:ってことで、シーンを切りましょうかね。長かったなぁ(笑)
GM:ここらでマスターシーンを入れましょう。    収拾をつける為に(笑) 京汰:収拾をつけるために(笑) GM:ええっと…だな。    本来ないシーンなのでアドリブだが(笑)  3人の突然の訪問者。  蝶野悠介はしぶしぶと屋敷から外に出る史郎を窓辺から見ながら呟く。  「一体、なんだったんだ…?」  それに応える声。  「なに、“蝶野悠介”には関係ない事だよ。あれは“僕”の問題だからね。」  そして、もう一つの声がそれに同意する。  「まぁ、普通ならば考えもしないだろうな。…蝶野よ。」  「しかし、あれが榛名史郎、ですか。」  「なるほど。強い力を持っている。…そして“我々”と同じ匂いを感じる。」  「…彼は、受け入れますかね。」  「仲間に引き入れるのが理想だが…そうでない場合はあの方の計画の最大の妨げとなるだろう。」  「処分するなら、早々に、ですか。」  「ああ。処分は“蝶野”にまかせるさ。」  「了解しました。“僕”に任せておいてください。」  夜の闇が訪れる。  人の時間は終わりを告げる。  夜は…“化け物”の時間なのだ。  窓の外、闇を見ながら“蝶野”は禍禍しい笑みを浮かべる。  それは先ほど史郎たちに見せたものとはまったく異質の笑みだった。
GM:ま、こんな感じで。 空音:…全然収拾つく感じじゃないんですが。 京汰:むしろ、謎が増える感じで。 史郎:まぁ、もういいよ。今更謎が増えたって(笑) 聖 :元々何一つとして解決してないですからな(笑) GM:で、君たちは現場検証へと向かうわけだ。    シーンプレイヤーは空音で。 空音:了解。現場へと向かいます。 史郎:俺もだな。はっはっは、圧倒的な侵蝕パワーだ(笑) 京汰:史郎は伸びがええなぁ。俺は全然や。まだ52%やで。俺。 史郎:私78%ですよ? 流石にそろそろやばいですよ(笑) 聖 :生還者が光るな、史郎(笑) 史郎:所でお前達はいつ来るんだ? 何かずいぶん時間かかってる気がしてるんだが(笑) 聖 :いやだってさ、俺様空音の所在知らないから、フェイスレスが引っ張ってくれないと行けないのよ(笑) アヤ:ここでは、一応登場動機あるのよ? あなた。    適当に話を進めてください。適度に登場します。 空音:了解。で、殺人現場ですが。どうでしょう。 GM:…凄惨な事になってます。今度の被害者は全て高校生でしょうね。史郎、京汰はすっごく見覚えがある制服が無残に大量に散らばってますから。    急いで警察がビニールで隠そうとしてますけど。まだ完了はしていません。 史郎:その光景を見て暫く呆然と立ち尽くしていよう。 GM:「こいつは…酷いな…。」と警察もぼそぼそと呟きながら仕事をしてます。    んで、史郎は…野次馬の中にクラスメイトの…高木祐二が立ち尽くしているのを発見します。 空音:あ。シナリオロイス、出てきた。 史郎:野次馬の中に。そうか、生きてたのかロイス、よかった、いきなりタイタスになってなくて(笑)    「おい、祐二、…あそこのあれ、まさか3組の遠山と沖野じゃ…?」(笑) GM:「……そのまさかだよ。」祐二くんも呆然としている感じですね。    現実を認識できない。そんな感じ。 史郎:それにしても遠山と沖野、一体誰だ…(笑)    「………んのやろう、絶対、ゆるさねぇ…」と、血がにじむくらい拳を握ります。顔も鬼の形相。 GM:「畜生…畜生……あいつ等が…一体何をしたって言うんだ…。」 京汰:俺もそろそろ怒りマックスやで。 GM:ごめん。関西弁で言われても説得力に欠けるんだよ…。 史郎:今までが今までだしなぁ…(笑) 京汰:史郎に言われたないわっ!(笑) 史郎:俺はちゃんと怒って見せてたじゃねぇか!(笑) 京汰:俺も怒っとるわい(笑) 聖 :はいはいそこまでだ。退屈なんでそろそろ出るぞ(笑)    「…よう、ご苦労さん、どうだ状況は?」ッつってそこらの警官に話しかけながら登場。 アヤ:私も登場します。空音…状況は悪いらしいわね。 空音:…どちら様で? アヤ:ああ、毎回顔を変えてるから! …ええっと、久しぶりね、空音。あなたと会ったときは…えっと…新堂令と名乗ってたかしら? 空音:…新堂さん? ええ…? 顔が…。 アヤ:私の特技なのよ。コードネーム、フェイスレス。誰にでも化けられる、私の能力。 聖 :とりあえず、GM、犯行時間と、途中まで追ってたって言う犯人の特徴をお教え願えないかね? GM:犯行時刻は丁度、3人が蝶野宅に行ってた頃ですね。特徴は…長身、痩躯、モヤシ。正確にモンタージュを作るのは少々時間がかかるでしょうね。 空音:やっぱり、蝶野さんと一致するのかな? GM:聞いた感じのイメージとすれば。 聖 :ふむ、ポチ、犯人の匂いを追えるかね? GM:血の匂いが濃くて、追跡は無理でしょう。 聖 :だろうな。犯人の持ち物でもあれば別だったろうが、やはり無理か。    フゥー…、さてどうするかな。…と、ここでフェイスレスの傍らにいる史郎たちに気がつく。    おお、史郎、お前もいたのか? 犯人は犯行後、必ず犯行現場に戻ってくると言うが?(笑) 史郎:まだ疑ってんのかよ!! 俺じゃねぇって言ってんだろうが!!(笑) 聖 :まぁ、その議論は後でゆっくりやるとして、こっちのガキ3人はお前の友人か? 空音:友人というよりも一時的な同盟に近いと言うべきでしょうね。 京汰:お、俺は友人だけどな。…友人だよな? 史郎:友人だよ。相棒だよ。何ビクついてんだよ(笑) 京汰:お、おう。友達だ。友達。友達だとも。なんや? このおっさん。 聖 :フン、礼儀のなってないガキどもだなぁ。ま、お前の友人なら仕方がないか(笑) 史郎:ええい! どう言う意味だそりゃ!(笑) 聖 :ところでフェイスレス、お前は空音とやらに接触しろ。俺は暫くここにいなきゃならん。 アヤ:…この子。空音ちゃん。 空音:どもー。 聖 :…なんだ、ここにいたのか。…フン、名前で人を判断しては行けないな。おしとやかそうな名だったのに(笑) 空音:おしとやかですよ? ねぇ? 京汰:(目をそらす) 空音:おしとやかよね? 京汰:(目をそらしながら)おしとやかやね。 空音:……目を見て言ってみなさい。 京汰:……俺にそんな恐ろしい事は言えへん。 アヤ:まぁ、こんな子だけど、宜しくしてあげて。 聖 :ああ、そうするさ。…よろしく、『不思議の夜のアリス』。 空音:礼儀のなっていない方ですね。まずは名乗るのが礼では?(笑) 聖 :フ、ああ、そうだったな。…俺様は『フェンリルナイト』、今話題の通り魔も似たような名だが、俺が元祖だ(笑)    本名は適当にそっちで調べな、必要だと思ったらな。 空音:…挑発的ですねぇ。私は空音。御子柴空音です。…あなたは…4年前の戦いに? 聖 :UGNと警察の連結でな。実際に戦闘は行っていないが。    『目覚まし』どもに救われた、お姫様の噂は聞いていた。 空音:……悪かったですね。おしとやかなお姫様じゃなくて(笑) 聖 :別に悪くはないさ。俺様の好みじゃないがね。    …さて、ここにいたなら都合がいい。通り魔の正体を教えてもらおうか? 空音:…それが、最有力容疑者はハッキリしているのですが。決め手がないのです。    現状では逃げきられてしまいます。 聖 :ハッキリしていてこのありさまか? 相変わらずだな、UGNは。    そんなだから支部を直接破壊されるなんて失態を演じるんだ。監視くらいはしていたのだろうに。 史郎:そう言えば蝶野の監視はやってたんだよな? 空音:監視はついてるんでしょうね。私は把握してませんが。ただ、私達も現場にいたでしょう。彼がここまでは来れるはずがないですし。 史郎:そうすると蝶野は完全にシロか? もうこっちとしては疑う余地がない(笑) 聖 :問題は『ブラム=ストーカー』だと言う事だ。アレの使い魔はかなり厄介な存在だからなぁ。    やはり犯行現場から犯人を捕らえるしかないか。 アヤ:とりあえず、私が調査しましょう。《ワーディング》を張って死体に近づいて、《サイコメトリー》犯人の顔情報を引き出します。 GM:おおう。そんな能力もあったなぁ。    引き出せたでOKです。かなり鮮明に残っているので。 アヤ:次に、榛名くんから《異能の指先》で記憶を読み取ります。蝶野のデータを引き出して、犯人と比較します。 GM:史郎、抵抗する?(笑) 史郎:微妙にしたい気もするが仕方ない。大人しくしていよう。    …うむ、そうだな。美人のお姉さんの前では固まるのだ、俺は(爆笑) アヤ:ならば、私はついでに彼の記憶を割と読み取らせてもらいます。    自分を取り戻すきっかけになるかもしれませんから。 GM:…覚えていたのか(笑)    ええっとね。すると、アヤは史郎と関係があることで何かをしなくてはならないという観念に囚われました。 アヤ:…使命系?    ま、まぁ、これはおいておいて。とりあえず、犯人の顔は一致しますか? GM:はい。間違いないです。蝶野の顔です。    ただ、先ほど史郎が会った蝶野と犯人の顔は同じつくりではありますが、雰囲気が全然違います。 アヤ:…と言う事を聖に伝えます。 聖 :ふむ、そうか史郎、お前はこう言うのが好みか。コイツの顔は変幻自在なんだぞ? 本物かどうか分からんのだぞ?(笑) 史郎:どこから話してんだよフェイスレス!! そしてどうでもいいだろそんな事おっさん!!(笑) 聖 :ふむ、雰囲気が違う、か。だが、その蝶野と言う奴もお前達がいた事でアリバイが成立している。    お前等が奴とグルで、偽情報を掴ませているのなら話は別だが? 京汰:GM。なんか、いろいろ混乱状態にあるんだが(笑) GM:落ち着いて状況を整理して下さい(笑) 史郎:え〜とだな、どこから始めるか…? 聖 :…フゥー…、まず、史郎が人を殺した。 史郎:俺じゃねぇっつってんだろうが! てかもう引っ張るなよ!!(笑) 京汰:犯人は蝶野。 空音:ストレート過ぎ!(笑) 聖 :ええい、全く整理できないじゃないか。 史郎:お前のせいだぁ!!(笑) 聖 :ふう、では真面目にやるか。    端折るが、お前達が史郎の記憶を元に犯人と思われる蝶野の元に行ったら、その最中にこの事件が起きたんだな? 史郎:そうだよ。 聖 :で、史郎が最初に見た犯人の顔と、お前達が尋ねた蝶野の顔と、今の事件を起こした犯人の顔は一致したと。 京汰:でも、なんか雰囲気違わへん? みたいなー。 聖 :フゥー…、一つ聞いておくが、蝶野には双子や兄弟はいないのか? 史郎:…どうなんだろう?(笑) GM:兄弟はいませんよ。双子も。 聖 :ふむ、可能性その1、顔のよく似た別人。    その2、従者。    その3、エグザイルの、《擬態の仮面》 空音:1と3だった場合、どうしようもありませんよ。それ(笑) 京汰:今までの時間を返せって感じやな。 史郎:一つ一つ潰していくしかないだろう。ひとまず蝶野を監視して、従者かどうかを確認するんだ。    従者は必ず作成者の側にできるはずだから、従者を使って殺人を行っているとしても出発くらいは確認できる。 空音:(ぼそっと)蝶野の記憶を引き出す。 聖 :それだ!!(笑) アヤ:もはや、それくらいしかないですよね。確実に、かつ手っ取り早く片付けられそうです。 聖 :ところで来てないんだろうが、スマイリィデビルからの情報はないのか? GM:エスパーや占い師じゃないんだから(笑)    この状況で新情報ってなんだよ、だいたい。 聖 :ふむ、やはり来てないか。うん、よし、フェイスレス、蝶野の所に行って来い。このガキどものうち好きな奴を付けてやる(笑) 京汰:おっさん行かへんの? 聖 :俺はこれから警察に戻らなくてはならん。ないとは思うが、新情報の選別と、情報の整理をしなくてはいけないからな。 史郎:ポチだけこっち残しとくとかは? 聖 :《ハンドリング》がないんでな(笑) 史郎:あ、そうか(笑) GM:とりあえず、現場検証手伝ってください。聖さんは。    他に誰か残る?(笑) 京汰:てか、このまま行ったらラストバトルになりそうな感じなんですが(笑) 史郎:…とりあえず、今から蝶野の所に行くのは奴の記憶探る為なんだろ? だったら余り大勢で行ってもしょうがないんじゃない? 京汰:んじゃ、俺パス。夜間のパトロールでもしてた方が街の安全を守れそうやし。    なんてーか、高木祐二を微妙にフォローしてやろうかと。なんか、あいつ憐れや(笑) 空音:私は行きましょう。一応、UGNの正式な依頼となるように柳川さんかおにいちゃん…天城さんに連絡を取って、正式なかたちで…。 アヤ:榛名くんはどうする? 私としてはいざという時の戦闘能力が私と空音ちゃんじゃ不安だからついてきて欲しいんだけどね。 聖 :フェイスレス、お前あの関西弁になって行け。変なのが一人増えてるより、「さっきのメンツ」としていく方がいい(笑) アヤ:なるほど。それなら…適当に蝶野宅の前で変身しますか。 史郎:んじゃ、俺も行くのか。まぁ、いいけど。侵蝕率がこわいなぁ(笑) GM:だ、大丈夫だと思うけどね? うん。だといいな(笑)    さ、最悪…経験点0の覚悟を(爆笑) 史郎:うおお! のッけからその覚悟しなきゃダメかぁ! くそぉお!!(笑) 聖 :…まぁ、そこのいろいろ内側に問題抱えてる奴には念仏を捧げるとして(笑)    おい、関西弁の、俺達も、一応蝶野とか言う奴の自宅近くで待機だ。なにか事があったら即座に出る。 京汰:なにかあったことをどうやって知るんだか(笑) 聖 :史郎、お前、手を常にポケットに入れとけ。携帯のメールを送信できる状態にしておいて、なにかあったら送信しろ。 史郎:…むう、それ平気か? 聖 :敵にブラックドックがいなければ通用する手段だと思うぞ? 空音:では、そのように。 GM:ここらでシーンを切っていいかな? 聖 :では、ここの事はまかせる、俺様は聞きこみに行く、とそこらの警官に話していこう。    …ところでこのシーン、プレイヤー誰だっけ?(笑) 空音:私です。    楽なので任せておいてましたが。 京汰:とりあえず、ここは一応まとめて、のシーンだったからねぇ(笑) 史郎:んじゃ、蝶野の所に行こう。とっととクライマックス行かせないと俺が喜びの野に旅立ってしまう(笑) GM:それじゃ、一旦シーンを切りマース。
GM:ええと。マスター的にはここらへんで、デカさんと葛葉ちゃんのラブラブシーンを組み立て損ないたいと思ってるんですが。 京汰:そこなうんか。 史郎:そこなっとけ。 聖 :何てこと言うかな史郎! いくらお前は前回でお腹一杯一杯だとしても、他の人のシーンにブレーキかけるのはいけない事ですよ!? 史郎:そんな必死に反論しなくても(笑) GM:あ。泗界堂聖さん。このシーンであなたの行動次第で葛葉さんの…死亡フラグ立つから。 京汰:うわー。殺す気満々〜(笑) 聖 :フッ、いいだろう、GM、その勝負受けて立とうじゃないか(笑) GM:場面は先に空音、アヤ、史郎が蝶野宅にいこうとしている所だな。    登場はとりあえず、聖のみ。割りこみ自由。 聖 :ふむ、つまり割りこむタイミングを逸すると葛葉が死ぬと言う事ですな? 史郎:しかし京汰だけ登場不可? 京汰:え? なんでや? 聖 :シーンに登場しているのが俺様、という意味だぞ? 他の奴が割りこみ自由と言う事だ。 史郎:お、あ、そ、そうか(笑) 京汰:どこをどう聞き違えたんだか(笑) GM:てきとーにかっこよく演出して下さい。    ええと、君たちがコントをしている間に、葛葉が君に気付いて近づいてきます。    「聖さん。一応、担当なんですからきちんと仕事をして下さいよ。」 聖 :ああ、葛葉。すまんが少し用事ができた。俺様はこの場を離れる、ここは頼む。 史郎:お前、いきなり死亡フラグ全開っぽい事を…(笑) GM:「仕事中よ。ちゃんとした理由がない限りはここから離れるわけにはいかないでしょ。」少し頭を抱えて。 聖 :ふむ、ちゃんとした理由か…。そうだな、では聞きこみと言う事で見逃してはくれないかね?(笑) GM:「…聞きこみ、ね。まぁ、それならいいわ。とりあえず、私達はこれから夜間パトロールに当たる事になったから。あなたも気をつけて。」 聖 :む、葛葉、それはまずい。パトロールはするな(笑) GM:ちゃんとロールプレイしましょうよ(笑)    ひとつも止める正当な理由ないですよ。「なんで? それが私達の仕事でしょ?」 聖 :む、う…え〜と〜…(笑)    「…そう、30分、30分だ。それだけ待て。    俺がこれから聞き込みに行くのは一軒だ。それが終わるまで待て。恐らくかなり有効な証言がえられるはずなんだ。」(笑) 史郎:必死だな(笑) GM:「なんで、私に行って欲しくないの?」(笑) 聖 :お前に、死んで欲しくないんだ葛葉。色んな意味で(爆笑) 空音:「あなたは…いつも、そう。私を足手まといみたいに…。私だって一人前の警官よ! 命をかける覚悟はあるわ!」(笑) GM:乗っ取られた! 聖 :よ! 余計な事を! この精神殺しめ!!(笑)    「足手まといだと思っているわけではない葛葉。分かってくれ。この聞きこみが終わったら俺様暇になっちゃうんだ」(笑) GM:……。 アヤ:……。 京汰:……意味わかんねぇよ。お前。 聖 :ぬ、う…(笑)    「だからお前と一緒にパトロール行きたいんだ。だから待っていてくれ。愛しい葛葉。」(笑) 空音:……「だったら私も一緒に行くわ。」 GM:(楽でいいなぁ。) 聖 :………い、いや、その、あの、た、ただの聞き込みだからそう大人数で行くこともな… 史郎:行くのはこのメンツです(上城アヤと御子柴空音を指差す)(笑) GM:と、登場するんだね? アヤ:ひ、酷い! 私達も登場するじゃないですか! 空音:異議あり!(笑) 史郎:…そういやそうだった(笑)    まぁ、そう言うわけでおっさんと一緒に行くのはこの二人の女性です(笑) 空音:「……そう。可愛い女の子とデートなのね?」ずももももももももももももももももももも。 聖 :ち! ちち違う!! 違う違う!! ほらほら、史郎とこっちの関西弁もついてくるからさ、ホラ、ね? むしろ俺様お守?(笑) 京汰:俺まで登場かよっ! なにやっとんじゃ、このアホデカはっ!(爆笑)…ころころ。侵蝕率56%〜。なんでやっ!! 聖 :お前はむしろもっと積極的に登場して侵蝕率を上げなくては。かく言う俺様もまだ60%なのだが(笑)    「だからな? 葛葉。決してお前を邪魔だと思っているわけではないのだ。お前が大切なんだ。だからここで大人しく待っていてくれ。」 空音:「そんな子供を捜査に巻き込むなら私があなたと一緒に行くわ!」 京汰:修羅の庭ー。 聖 :こ、今回はプレイヤーの台詞作成能力が問われるなぁ〜(笑)    「…よし。分かった葛葉、そこまで言うならお前も来い。」(笑) GM:来るのっ!?(笑) アヤ:てか、デカさん、聞き込みしないし。 聖 :そこまでの覚悟があるなら止めはしない。だがな葛葉、命令権は俺にある。それは理解しておけよ。 空音:「…分かったわ。」彼女は納得していない様子ですが、そう、頷きます。 GM:この手のタイプは置いておくとついてくる機能があるからなぁ。 京汰:機能ってアンタ。 聖 :と言う事でなんか思いっきり破滅への道を突っ走ってる気がしないでもないが、俺の腹は決まった。    さぁ、問題の家へ行こうじゃないか。 GM:いいのかなぁ〜。
GM:なんで、さっきのシーン全員登場してるんだろうとかいろいろ疑問。 史郎:ま、いいじゃないですか。俺1しか上がらなかったから割とご機嫌(笑) 聖 :他は皆低いわけですからな。京汰とか京汰とか真とか(笑) 京汰:みんなきらいだー!(爆笑) GM:と、いうわけで。蝶野宅でーす。シーンプレイヤーは史郎にしておきますか。 史郎:さぁて今度はどうかなぁ? …やった、丁度81%で止まったぞ(笑) GM:ま。全員登場で。蝶野宅前にいます。 空音:「ここが…その聞きこみする家なの? 聖さん。」と葛葉。 聖 :まぁ、そういうことだ。それより葛葉、俺の側から離れるなよ。 空音:それではいきましょう。フェイスレス、榛名さん。 アヤ:ええ。行きましょ。 史郎:んじゃ行ってくるから。せいぜい相田さんの事、大事にするんだな(笑) 聖 :史郎、メール準備忘れるなよ。 空音:「え? なんで? あなたは聞きこみ行かないの?」と葛葉。 聖 :葛葉、大人の世界には、知らなくていい事ってのもたくさんあると思わないか?(笑) GM:大人の世界にあるのは、「子供が知らなくてもいいもの」です。 聖 :むう、では『世界には』に訂正(笑) GM:まぁ、そんないいわけはともかく。    全く持って意味不明だし。いや、言いたい事は分かるけど。 空音:「理由になってないわよ。」と詰め寄る葛葉。「だいたい警察手帳もなく、聞き込みに行かせていいと思ってるの!?」 聖 :葛葉、これ以上俺を困らせるな。これは作戦なんだ。    …恋人って邪魔だなぁ…(爆笑) GM:いっそさくと殺ってしまいますかぁ?(ごっつええ笑顔) 聖 :いや、だめだ。この試練に耐えてこそ薔薇色の未来が待っていると言うものだ。これこそTRPGの醍醐味だ!    …悲しみのロールプレイ面倒だし(笑) アヤ:というか、何で連れ来たのよ(笑) 京汰:じゃまー(笑) 空音:危険だって分かってるのに何で連れてきたんですか(白い目) 聖 :うおお! そんな軽蔑の眼差しで俺を見るなぁ! しょうがないだろう!? ほっとくと殺されそうだったんだからぁ!(笑) 京汰:むしろこっちの方が地雷に思えますがね。 史郎:どっちにしろ、というか…(笑) 聖 :うるせ〜。とりあえず話進めろ〜(笑) GM:お前が進行を邪魔してるんだよ(笑) 空音:とりあえず、範囲を絞った《ワーディング》で葛葉さんを隔離します。    んで、チャイムを押します。ええと…「問題です。葛葉さんはこの後無事に生き延びるでしょうか。」ぶぶー。 聖 :ぐおおおおおおおおおお!!(机に頭を打ち付けている)(爆笑) GM:(流行ってるのか、あのチャイムの押し方)…「はい。どちら様でしょうか。」 アヤ:ああっと。とりあえず、《擬態の仮面》で京汰くんにトランスフォームしておきましょう。 京汰:お、俺はもっとかっこええで!? そないな顔やあらへん!(笑) 史郎:え〜(笑)    「たびたびすみません、さっきお邪魔したものですが。ちょっと伝え忘れた事がありまして、悠介君はご在宅ですか?」 GM:「ええ。いらっしゃいますよ? お入りください〜。」ぎぎぎぎぎー。 史郎:さて、んじゃよろしく頼むぜフェイスレスさんよ。 アヤ:分かっています。…この榛名史郎…私とどんな関係があるのか、それが気になる…。 京汰:…あれ? となると、俺ら、ここでシーン退場か? 聖 :む、そう言えばそうなるのかな? まぁ、これで戦闘になればクライマックスシーンに移行だし、    でなければ三人が帰還するだけだ。どっちにしろこのシーンで出る必要はもう無いだろう。 京汰:いや、そないなことよりも…これ、携帯のメールが入っても俺ら、かけつけられないってことやで?  ダブルクロスには「一度シーンから退場したキャラクターは基本的には再登場できない」と言うルールが存在します。  ここで、京汰たちがシーンから退場した場合、同じシーンでは乱入できないということです。 聖 :あ…(笑)    …ま、まぁ、その場合は俺様たちがかけつけるまでもたせてもらうってことで(笑) 京汰:あーんど、空音がいなくなったから、《ワーディング》、とけてるねんで? 葛葉。 聖 :…ま、まぁ、今ここにいる限り《ワーディング》は必要ないし(笑) 史郎:問題山積みだな(笑) 空音:「あれ? 聖さん? さっきの子達は?」(笑) GM:はいはい。シーン外の事で時間を費やさない事。今は史郎のシーンだから屋敷の中に行きますよ〜。 史郎:おうよ。とりあえずまた応接室にでも通されたかな? GM:はい、前のシチュエーションと変わりませんね。ただ、今回悠介君は既に中にいますが。    「どうも。今度は何の用ですか?」 史郎:おう、さっきはすまなかったな。ついでにまた失礼しに来たぜ(笑) GM:「?」不思議そうな顔をする悠介くん。 史郎:(パチン、と指を鳴らす)フェ…京汰、やっておしまい(笑) アヤ:はいはいー。悠介はん、痛くせぇへんから大人しくしたってやー。にじりにじり(笑) GM:それは流石に引きますよ(笑)    「な、何をするんだい!?」 アヤ:多少の無礼は目を瞑ってもらいます。ばっと近寄って《異能の指先》    もう、手段を選ぶ余裕もないのでね。 GM:では、記憶は読み取れました。……君が読み取った情報で、スカーレットナイトに関する情報は一つもありません。 アヤ:……白と言う事ですか?    ちょっと彼を掴んだまま、呆然としますよ。 史郎:…おいおい、俺の侵蝕パワーはもう限界まで来てるんだぜ? マジかよ(笑) GM:と、アヤが呆然としていると、ですね。    「いつまで掴んでるつもりだい?」と、蝶野が言う。 アヤ:あ、う。すいません。…離れますよ。 空音:…ど、どうしますか。 史郎:…ど、どうしよう(笑)    「…ふう、どうやらアンタは本当に白だったようだなぁ。疑ったりして本当に悪かったよ。」 GM:「白、か。」…ニヤニヤ、と笑いながら、蝶野はそう言う。…この、蝶野の笑みには史郎は見覚えがあります。 史郎:む! 神の救いの手が!!(笑)    「…、御子柴、お前の拳銃で俺の肩撃ちぬけ。」(笑) 空音:そんなものは持っていませんよ(笑) GM:一番近くて、一番油断しているのは白と確かめたアヤだよね〜(笑)    邪悪な笑みを浮かべた蝶野はアヤに向かって攻撃をします。 アヤ:!! 一瞬の隙をつかれ、彼の腕が私を貫きます。 空音:フェイスレス!? 史郎:むお! かっこよく決めようと思ったのに先に動かれちまった!?(笑)    「! ついに尻尾出しやがったな! 蝶野!!」 GM:(何がしたかったんだろ?) アヤ:…そんな…!? 《リザレクト》 空音:光の弓を構えます。 GM:「まさか、こう言う手段で確認に来るとはね。」    ニヤニヤと、君がOPで見た蝶野が手についた血をぺろりと舐めながら笑います。 史郎:携帯のメールを送信しよう(笑)    「いい加減メンドくさくなったんでねぇ。とりあえず可能性を潰したかったのさ。」 聖 :むう、きたきたきた〜!! よし、このままクライマックスへ移行だぁ!!    このキャラの初戦闘と行こうじゃないかぁ!! GM:そうは問屋が火の手で全焼。このシーンはもう、退場したので京汰とデカさんは出れません(笑) 京汰:この期に及んで!(笑) 史郎:…ならばここでシーン終了!! 次は京汰とおっさんがこっちに駆けつけるシーン!!(笑) GM:解決編をさせてください(笑)    まだ、やるべきことをやってませんよ(苦笑) 史郎:む、そ、そうか(笑) GM:「…君たちは、僕に聞きたい事があるんじゃないかな?」と、蝶野。 アヤ:…そんな…さっき記憶を引き出したときには…間違いなく……。 GM:「君が記憶を調べたのは“蝶野悠介”であって“僕”ではないと言う事だよ。」    リプレイを呼んでいる君は“蝶野”の“僕”と“私”に注意して読みなおしてみよう!(笑) アヤ:………戦闘人格(デュアルフェイス)!?  簡単に言うと、二重人格です。  好戦的な副人格を持っているという設定になっています。 GM:「蝶野悠介自身には僕が存在するという事実を知らないからね。もともと、僕は悠介が持っていた無意識が表層に現れた存在なんだ。」 空音:……そういう事なのね。雰囲気の違いって…。 史郎:つまるところ、『今のお前』がスカーレットナイトであって、『俺達が前に会った蝶野』はスカーレットナイトではない、    …と言う事だな? GM:「そうさ、“僕”こそがスカーレットナイト。榛名史郎、お前と会うのは今が2回目という事になるねぇ…。」 史郎:…フン、のこのこ姿見せやがって。覚悟しな、二度と悪さできねぇよう、闇に葬ってやる! GM:「そう、いきり立つなよ、同朋。僕は君に用があったから出てきたんだ。」 史郎:気安く仲間みたく呼ぶなっつってんだろうが! GM:「なに。同じ人にあらざるもの同士。仲良くしようじゃないか。」ここで《ワーディング》を展開する“蝶野”    そして、登場している3人は衝動判定でも行ってみましょうか。 史郎:衝動判定だとおおおおおお!!!(爆笑) 聖 :ええい! うるさい! さわぐな!(笑) 空音:成功。 アヤ:成功。 史郎:ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!(爆笑) GM:ふはははは、見事に史郎は失敗しましたな。それでは衝動が、史郎の中から沸き起こります。    「否定、するのかい? その衝動を。その喉の渇きを。」嬉しそうに、スカーレットナイトは笑います。  衝動判定  各キャラクターには「衝動」という特徴があります。  これはキャラクターの設定というよりもむしろキャラクターがもつレネゲイドウィルスの特徴といって差し支えないでしょう。  PCはGMの指示で判定を行い、失敗した場合、ウィルスが持つ衝動が理性を押しのけて前面に出てきてしまいます。  史郎が持っている衝動は「吸血」。ブラム=ストーカーらしい衝動です。  絶妙な場面で、絶妙な衝動が発生しました(笑) 史郎:たびたび湧きあがるこの衝動、焼きつくように乾く喉を押さえながら、    「だ、だま、れ…っ、俺は…、人間だ…人間だ…っ!」    それでも目の前の蝶野とか、御子柴やフェイスレスさえ『美味そう』に見えてくる。 GM:「違うね。君は人じゃない。僕と同じ化け物さ。」 空音:黙って、光の弓をとりだし、……史郎に向けます。 史郎:え〜、それには気付かず、必死に自分を抑制します。    「か、はぁ…っ!! ち、違う…、俺は人間だ…! 貴様なんかと…、一緒にするな…ッ!!」 GM:「榛名史郎。いい加減に人の皮を捨て、僕達の元に来い。化け物同士、きっとうまくやれるさ。」 アヤ:史郎君! 奴の言葉に耳を傾けてはダメ! …既に《擬態の仮面》はとけています。 史郎:とりあえずどうしようかいい演出が思いつかないからぶん殴りに行っちゃおっかなぁ!!(笑)    「俺を…ッ! 化け物と呼ぶなぁあああああ!!!」 GM:獣化はどうする? しとく?(にやにや) アヤ:ここはしとくところですよ?(笑) 史郎:『俺は人間なのだぁあ!』って叫びながら化け物になるの?(笑)    それはどうかじゃん? 逆に(笑)    と言う事でそのままパーンチ(笑) GM:いやいや、そこまでもう、理性はないのですよ(笑)    まぁ、いいや。とりあえず、スカーレットナイトはその一撃を受けます。前回と同じように体を貫きますよ。 史郎:え〜、貫いて飛び出た血を見て我に戻り、また『やってしまった』事に気付く。    「あ…、うあ…あ…」 GM:「しろぉう…これが、お前の力だよ。化け物の。人ではないものの力。さぁ。血をすすり出して飲めよ。さぁ、さぁ!」    血にまみれながら、狂気の笑顔で彼は言葉の剣を君に投げつける。 史郎:違う。俺は違う。俺は化け物なんかじゃない。化け物なんかじゃない。違う。違う違うちがウちガウチガウチガウ…    と血のべっとりついた腕を見ながら、頭の中真っ白で段々言葉がカタカナになっていく(笑) GM:「…まぁ、一晩、よぉく、僕が言った言葉を考えてみてくれ。僕達は君を快く迎え入れる。」 空音:待ちなさいっ! どこに逃げるつもりですかっ! GM:「明日の晩、学校の屋上で待っているよ。史郎、君はきっとあの方の力になれる。」 アヤ:逃がしませんっ! 《光の弓》! GM:それは食らいます。そして返り血が目の前の史郎にばしゃっと。 史郎:チガウチガウチガウ血ガウ血ガ血ガ血ガ血ガ血血血チチチチ………(爆笑) アヤ:しっかりしなさい! 史郎! GM:「では、ここでお暇するとしようか。食事の時間だしね。」《ワーディング》解除。 空音:させない…っ! GM:えー。で、ここでタイミングよくメイドが現れるわけですね。「悠介様、お客様、お茶のおかわりは…。」 空音:…ぬ。そして、この状況を目撃したメイド。獣化した史郎の手を見て。 GM:「きゃあああああああああっ!! 化け物っ! 誰かっ! 誰かっ!!」 史郎:お前どっちの味方だぁああーー!!!(笑) 空音:面白い方の味方ですっ!(断言) アヤ:…っ! 再び《ワーディング》を展開します! GM:そして、思慮を巡らせる一瞬の隙を突いて、蝶野は窓から血まみれのまま、がしゃーんと逃亡します! アヤ:しまったっ!! 聖 :そしてメールもらって駆けつけようとしていた京汰と衝突。 GM:そう、ここで、場面は外に展開します。 * * * GM:血まみれで外に出た蝶野、入り口の所にいる聖、京汰、葛葉、ポチの微妙なパーティを見つけ、襲いかかってきますよ。    「ふははははっ!! 食事だっ!!」 京汰:…こっちで戦闘かよっ!!? 聖 :え? さっき京汰と衝突したでしょう? そのせいでもう残りHP10切ってますよそいつ(笑) GM:ここでそんな面白くしてどうするっ!(笑) 史郎:俺は屋敷野中で茫然自失となっている(笑) 聖 :なんか後にもありそうだからな、侵蝕率上げたくないか(笑) GM:と、まぁ、追えない状況の史郎はともかく。ここで、侵蝕率が低い組の2人が戦闘に入ります。    頑張って、葛葉を守ってください(笑) 聖 :フゥー、なんか窓から出てきた奴と遭遇したんだな。    つかつかつか(歩いているらしい) ガチン(手錠をはめたらしい) 不法脱出の罪で現行犯逮捕する(笑) GM:だから、無理に面白くするなっ!(笑)    攻撃されてるんだってばっ! 聖 :フゥー、では真面目にやるか。…ん? 演出戦闘? ルール通り戦闘? GM:ルール戦闘で。ぶっちゃけ、君等の侵蝕値を上げる為の遭遇なので(笑) 京汰:ぶっちゃけ過ぎだっ!(笑) 聖 :おおお、俺様戦闘になると途端にグロリアン値が上昇するんだよ! 無駄な戦闘は控えたいんだけど!!(笑) GM:だから変な用語を使うなってーのっ!(笑)    現在の侵蝕値はいくつだっ! 聖 :え〜、ここで登場の侵蝕率上昇やるの? やらないなら61%(笑) GM:低過ぎるんだよっ! ここであげとけっ! 京汰:まぁ、そんなわけで、戦闘なわけやね。順番は…俺、ポチ、蝶野でOK? GM:OKだ。 聖 :OKだ。 アヤ:…ポチ? 京汰:んなわけで、葛葉さんの前に立って、刀を構え……《ワーディング》を展開して…《オウガバトル》《七色の声》《吠え猛る爪》    《ブレインシェイク》《疾風剣》で…コンボ《閃光の太刀》!! GM:回避不能 京汰:達成値は29。ダメージは14。 GM:まだまだ余裕ですな。 聖 :ふむ、では次は俺様だな。    「フゥー…、ポチ、システムチェンジ。コンバットスタート。ターゲットロック…」    《MAXボルテージ》《リニアキャノン》《ガンマウント》《アニマルテイマー》《大地の加護》《バイオウェポン》を組み合わせ…    「射撃開始(ファイア)! 《ハウリングマグナム》!!」 …(大爆笑)…、24(笑) GM:犬の口から放たれる弾丸が確実に蝶野を襲う! …ダメージプリーズ 聖 :ダメージは19。俺様の侵蝕率が15上昇(笑) GM:ぐう、効いたのゥ。かなりHP減ってしまった…。「失った分は補わせてもらう…!」    立っているだけのデカに攻撃を行きましょう。 聖 :フ…、《MAXボルテージ》《見えざる僕》でRCで回避だ! …20。 GM:35ですな。29ダメージです。同時にHPも吸い取ります。    多少は補えたかな。 聖 :死にました。    ええい、《リザレクト》だ。HP9。    「フ…、なかなかやるな。流石は、スカーレットナイト、といったところか。」 GM:「ふはははははははは…はっはっはっは!」蝶野は愉快に笑うと攻撃した勢いのまま、逃走します。 京汰:しまったっ!! あっちは駅の方やっ!! 聖 :く、やつめ! 我々の侵蝕率が適度に上がったのをいい事にシーンチェンジにかかりやがったな!!(笑) GM:と、いうところで、3人も出てきていいですよ。 空音:了解。 京汰:どうする、おっさん!? アイツ、あっちに行かせたらやばいんやないかっ!? 聖 :無論追う。これ以上犠牲を増やして俺様の仕事増やされたはかなわん(笑)    …おいフェイスレス、なにやっている? とっとと奴を追うぞ、出て来い。 アヤ:こちらもこちらで、大変なんですよ。とりあえず、目撃したメイドを拉致して、UGNで記憶の除去をしなくてはいけませんし…。    それに……(史郎の方を見る)…。 史郎:俺は未だに茫然自失としている。なが!(笑) 聖 :今の自分に自身の持てん奴などいらん!! 今はそんなヤツの事よりスカーレットナイトを駆除する事が先決だ!! 史郎:むお! 俺をダシにしてカッコ付けやがったなこいつ!!(笑) 空音:今は被害を押さえる事が先決です。とりあえず、行きましょう! 京汰:……高木祐二…無事だといいが…(笑)  しかし、彼等の必死の捜索も空しく、この晩も被害者が出てしまう。  その中には、(なんの為に出てきたのかいまいちよく分からない)高木祐二も含まれていた。  やりきれない思いを抱えながら、5人は、眠れる夜を過ごす事になった…。
GM:そして、再び、史郎のシーンです。    場所は自宅。先のシーンの翌日の昼間です。 史郎:自宅で後悔のどん底に落ちている俺。ずーん(笑)    …あ!! やべ!! 侵蝕率上げなきゃだ!!(笑) GM:寒いなぁ。心が(笑) 史郎:くそ、上がってしまったからにはこのシーン、多いに楽しまなければ! 元とれ元!!(笑)    と言うわけで自宅の部屋で沈んでる俺。ちなみに俺の家は貧乏だ。今時珍しい木造平屋が俺の家(笑)    「俺が…、俺があのとき、あいつを止めていれば、祐二は、祐二は…ッ!」 京汰:なんか、…死んでたなぁ。祐二。 聖 :まぁ、前のシーンでなんとかクライマックスへ持ち込んでおけば死ななかったのは確かだな(笑) 史郎:くそう…っ!(笑) GM:なので、タイタスにしておいてください。 史郎:あああ!! 0が!! 0が迫ってくる!! ああああああ!!!(笑) GM:えー。しかし、怒りと同時に君の脳裏によぎるのは真紅の血、衝動。そして、スカーレットナイトの言葉。 聖 :二人がいれば全てはハッピー! この世は天国!! ぱ〜らだ〜いすっ!!!(爆笑) 史郎:水原塔矢じゃねぇかよその台詞ぁああ!!!    んなやつぁなんの躊躇もなくぶっ潰したるわぁああ!!!(笑) GM:シリアスシーンを面白くしないでいただきたい。 史郎:…真紅の血、渇きの衝動、…俺は…、化け物…、俺は… 聖 :そして同時にお前の頼もしい親戚の叔父様の声も響いて来る。    「今の自分に自信の持てねぇ奴などいらん!!」(笑) 史郎:親戚だったのかよ!!(笑) 聖 :シリアスシーンを面白くしてはいけないぞ。ツッコミ厳禁だ(笑) 京汰:違うッ! ボケ厳禁なんやっ! 空音:関西弁厳禁。 京汰:そんな、酷いー!(笑) 史郎:俺以外の奴はGM除いて全員喋るなぁあ!!(笑)    …、ま、まぁ、いい。    「…そうだ。叔父さんの言う通りだ。自分を信じろ、それでも、俺は衝動を押さえきったんだ…!」 聖 :認めたのか。俺様が親戚だと(笑) 史郎:まぁ、なんかそれも面白いかなぁとか思っちゃったよ(笑)    「俺は化け物じゃない…。決してアイツのような化け物じゃない…。…俺は…人間だ。」    何か不意に浮かんだらしい叔父の声で復活(笑) GM:むしろ、自分を納得させようとしているだけだと思うぞ。 史郎:まぁ、俺が心の底から自分は人間だと言えるようになるのは最終話と言う事で(笑) GM:そこまで成長しないものダメだと思いますが。また繰り返すつもりですか(笑) 史郎:ではどうしろとぉお!? だぁれも助け舟出してくれないこの状況で一人で立ち直るにはこれくらいしかないじゃないですかぁ!!(笑)    ってーか割と時間も押し迫ってるこの状況でとっととクライマックス行こうという俺の心遣い察してくださいよGM!!(笑) 聖 :侵蝕率の上昇が恐ろしいからとっとと終わらせて安心したいだけだろう?(笑) 京汰:適当に助け舟出そうと思っても、自己完結しようとしてるんだもん。 GM:盛り上がりに欠けるクライマックスはいらないのでじっくりやってください(笑) 史郎:ちくしょう! だったらとことん落ち込んでやろうじゃねぇか! ああ落ち込んでやるよ!!(笑)    「俺は…、俺は…、俺は…化け物なんかじゃない…!」とか言いながら一人部屋で涙する俺!(笑) 京汰:えー。じゃあ、登場します。部屋の片隅に登場。「いいや。俺達はヒトじゃあない。」 史郎:うお! 何かいやがった!!(笑)    「…京汰…」 京汰:「俺達はヒトやない。…人間や。ヒトとヒトの間に生きる…人間や。」    壁に背を預けて。かっこよく台詞を吐く俺。 史郎:…関西人に救いを求めた俺がバカだった…。    俺は人間だぁ〜!(笑) 京汰:だかまし! シリアスに! シリアスに!(笑)    「今までお前は人間として生きてきた。例え、ヒトでないとしても、それは覆せない事実やろ?」 史郎:…京汰、俺は…、人間として、生きて来れたのかな? 京汰:俺はそう、思ってる。お前と一緒にバンドを組んで長くなるが、俺も、金剛と比叡もお前を化け物だと思った事は一度もない。 史郎:…スッと立って窓際へ、外を見ながら、肩を振るわせながら…    「…ありがとう、…京汰、お前の一言だけで十分だ。…それだけで、全てを信じられる気がする…。」 京汰:ヒトとヒトの繋がり…ロイス。それを力として使えるのは人間だけや。…祐二だって、お前の中に力として…残っている。    忘れるな。お前は…一人じゃない。化け物になんて負けるはずがない。 史郎:「…そうだな…。そうだ。俺は人間だ。」    ぐいっと涙を人拭き。そして京汰の方へ向き直る。    「京汰! 明日アイツは学校の屋上に来る!! そこできっちり落とし前つけるぞ!!」 空音:と、ありがちな復活劇を遂げて、史郎は夜の学校へと赴くのだった…。 一同:ありがちって言うなっ! ありがちってっ!(爆笑)
Climax Phase
GM:夜の学校…。それは昼間とのギャップなのだろうか。不気味な感覚を君たちに植え付けるには十分な独特の空気を持っている。 史郎:…………………………………………………はぁ〜…………(笑) 京汰:どうしたんや? 史郎。 史郎:いやさぁ、なんか、今回ギャグとシリアスのけじめがつかないなぁ〜って(笑) 聖 :まぁ、年始だからな。皆新しい年に慣れてないんだ、諦めろ(笑) 史郎:関係ねえじゃん年はッ!!(笑) 空音:今回のリプレイは読者に「シリアスをもっと!」と望まれております。特にギャグ担当の聖さん、京汰さんはよく考えて発言して下さいね。 京汰:……なんか、すっげぇ納得いかんのやけど。 聖 :俺様は納得できんがお前は納得するべきだ、関西弁。 史郎:まぁ、自分でたきつけといてすまんが先行こう。もうマジで外真っ暗なんだから(笑)    …ところで、今は前のシーンここに奴が来いといったから来たと言うシーンなんだよな? GM:そうですね。 史郎:でどうして御子柴とかフェイスレスとか、さらにはおっさんまで来てるんだ? 空音:ここにスカーレットナイトが現れる。これだけで私には十分な理由かと思われますが。 アヤ:乗りかかった船、だしね。…それに…。 聖 :この事件の担当だから奴をしとめなければならんのだ。これ以上仕事ふやされてたまるか。 京汰:…だってよ? 史郎:まぁ、来る分にはいいのだが。    「…あいつとの決着は俺がつける。邪魔すんなよお前ら。」 空音:決着をつける分には邪魔しませんが。私には出来る限り彼を捕獲しなくてはいけません。    この一件はもみ消せるほどの大きさの事件ではありません。明確な「犯人」が必要なのですから。 史郎:…わかったよ。俺だって例えオーヴァードでも人殺しはしたくないからな。    …確約は出来ないけどな。 空音:…ありがとうございます。 京汰:……話は終わったようだな。 アヤ:それじゃ、屋上のドア、開けますよ。 史郎:おう、ドカンと蹴破ってやる。 GM:では、ドアを蹴破る、と。    目の前には一人の男。…そして天空に浮かぶは皮肉にも紅い…月。 空音:紅い月…それはエミュレイターが現れる証…。 GM:違うっ!(笑)    真紅に彩られた学校の屋上は、昼間見なれたものとはまったく別の空気をかもし出している。 聖 :ぬう!! そうか!! 奴はこれによってパワーアップするんだな!!!    だからハイジ見たくせっせこ一人で屋上を紅いペンキまみれに!! 卑怯な!!!(笑) 史郎:頼むからお前黙ってろ!!(笑) GM:これからクライマックス終了まで、聖、シリアス台詞以外禁止(笑)    「…待ちわびたよ。我が同胞。」屋上のフェンスに寄りかかっていた彼はよっ、と体を起こし、君に声をかける。 史郎:…物覚えのわりい奴だな、気安く仲間みたいに呼ぶなっつってるだろうが。 GM:「事実だろ?」ポケットに手を突っ込んだまま、彼は親しげに話す。 史郎:…百歩譲ってお前の同胞だとしても、俺は馴れ合う気なんか毛頭ねぇ。そんな気安く話しかけないでもらおうか。    俺は今、テメェをぶっちめに来たんだからな…。 GM:「…と言う事は、我々の提案は拒否された、と受けとっていいのかな?」 史郎:この期に及んで受け取らなかったらテメェは小学校やり直して来い。 GM:「残念だよ。君の力はいずれ脅威となる…。早いうちに芽はつんでおかねばいけない。それがあの方の考えだ。」    《ワーディング》を展開する、蝶野。そして、彼の影から3体の従者が現れ、蝶野を守るように立つ。    「いい仲間になれると思ったのにね…。」 史郎:…フン、にわか吸血鬼がほざくなよ。ここで俺も獣化しよう。    但し俺は獣化ッつーても獣のようになるのではなく、あくまで人間の姿ベース、角が生えたり爪が伸びたりするだけ。    そう、その姿はまさに悪魔の如し!! 聖 :化けもんじゃん。 史郎:うおお!! うおおおおおお!!!(笑) GM:それとともに、影の中から現れるジャームとおぼしき物体。それは君らを取り囲むように、移動する。    んなわけで、戦闘開始と行きましょうか。 史郎:はっはっは、侵蝕値戦闘前に100%越えちった(笑)    獣化しない方がよかったかなぁ?(笑) 京汰:先行は俺や。セットアップで出来ること、ないしな。 空音:いえ、ここは私が行きましょう。《戦いの予感》で、《ポイズンフォグ》《ショック》…「眠りなさい…。いい子だから…。」 GM:ぐぬぅっ!? しょっぱなからジャームを無効化しやがった!(笑) 聖 :ほう、やるな。なるほど、伊達にソロで任務に当たっている訳ではないと言う事か。 空音:…まぁ、このくらいは。《闇に舞う魔女》とでもコンボ名は名付けましょうか(笑) 史郎:《毒りんご》とか(笑) 京汰:とばされてたー(笑)    まぁ、ジャームがいなくなったのはいい事や。んなら、俺もいくで!    前回のコンボに《獅子奮迅》も混ぜて全体を対象にする。《乱れ剣閃》!! GM:ぐぅ…全員かわせず。ダメージ下さい。 京汰:25です。 GM:…そうなると、ここで、従者が1体倒れます。残るは従者2、本体1ですね。 聖 :次は俺様だな?    「ポチ、システムチェンジ。《ハウリングマグナム》、ファイア!」対象は本体だ。    …達成値26。 GM:かいひーふのーう。 聖 :ダメージは装甲値有効の35。 GM:お、有効なのか。では、従者がそれをカバーリングします。で、ぎりぎりその従者は残ります。    おしかったなぁ。無視できればぎりぎり落ちたのに(笑) 聖 :ち、前作に引き続き俺様は装甲値が無視できないからなぁ(笑)    め一杯攻撃力上げないと(笑) GM:では、次は蝶野くんですねー。ここは、対象はやはり、史郎ですかね。    本体が攻撃を仕掛けます。紅の剣を振るい、真空波を飛ばしますよ。「食らえ! 史郎っ!」 史郎:避けるぞ! 《血族》《瀉血》で回避だ! …31! GM:く、出目が振るわないっ! 25だっ! 史郎:よし! まずはかわしたぞ。    「絶対に! テメェなんかにやられやしねぇ!!」    …っと、そのままカウンターで返していいかな? アヤ:絵的にそっちのほうが美しいので。 史郎:サンクス(笑)    んじゃそのまま俺の攻撃だ!! マイナータイミングで《破壊の爪》をつくって、    《血族》《亡者の爪》《獣の力》を組み合わせ! コンボ名はまだない!!(笑)    「動くなよ…倍返しだぁあああああああ!!!」(笑) GM:クリティカル下がらないので無理ですっ!(笑) 史郎:達成値は30丁度!! ダメージは装甲値有効の42!! GM:ふっ! でも、それは従者が受けとめる! 従者はこれで一つ破壊だっ!    「ふはははははははっ! 楽しませてくれるッ!!」 史郎:ち! やっぱ邪魔だな従者! 聖 :くそお! 何でシロー射撃系じゃないんだぁあ!!(笑) 史郎:はっはっは、ごめんよ〜(笑) GM:というか、聖、なんでお前も射撃系なんだよ。交代しろ、二人とも(笑) 聖 :初代聖は白兵系だったからねぇ(笑) アヤ:最後に私ね。コンボ、《爆裂の刃》!! …74っ!!! GM:なんだってぇぇっ!!?    回避、しないっ! 従者が受けとめますっ! さらば従者っ!! アヤ:ダメージ47です。 GM:どがあああああああああああああんっ!! 屋上に開く大穴(笑)    間一髪で従者に突き飛ばされて、尻餅をつく蝶野。 史郎:…げぇぇえ…、どう言う人だよこの人…(笑) 聖 :フゥー、相変わらず加減を知らない奴だな、フェイスレス?(笑)    お姫様が殺すなと言っていただろう? アヤ:久しぶりの戦闘なモノで。…「今なら降伏も認めますよ?」 GM:こわっ!(笑)    ええいっ! そんな脅しは効かないぞっ!(←十分効いてる)さぁ、次のラウンドだっ!! 京汰:今度こそ、俺からやな? GM:ええ。そのはずです…よね? 史郎:いや、俺に聞かれてもなぁ(笑) 聖 :折角のイニシアティブ上昇系エフェクトが型無しだな(笑) 京汰:ここで、ジェネシフト+《閃光の太刀》だっ!! …43だっ!! GM:ここからは本気で回避しますよ。盾がなくなったし。…56ですよーん。 京汰:ふざけんにゃっ!(笑)    さっきから、フェイスレスといい、ダイス、変だよっ!(爆笑) 聖 :さて、では俺様か。    「ガキはすっこんでろ!! ポチ、《ハウリングマグナム》!!」    …達成値39! があ! 後1てーーん!!!(笑) GM:ちぃっ! 35だッ!!    「流石に…かわせないっ!」 …耐えました。装甲値ビバ。 空音:では、次に私です。《熱狂》を発動させます。対象は史郎。抵抗しないで下さいね? 史郎:うおお! 狂気のポーションがぁあ!! 俺も精神1しかねんだぁあ!!(笑) 空音:肉体に4個ボーナス。精神に6個のペナルティです。 史郎:ぬう! まぁ、テンションが上がってるんてことで。バオウ・ザ○ルガァアアア(笑) GM:ここで、こちらの攻撃だっ!! ひゃ…ひゃくごぉ!?(爆笑) 聖 :ひゃくごぉ!? 第1話でひゃくごだぁあああ!!??(笑) 史郎:ふう、回避しなくていいや(笑)    あ、いや、演出としては見せますが、できないと(笑)    「な!? ぐぅ!! がぁああああああああああああ!!!???」 GM:ダメージは73ですっ!(笑)    第1話のダメージじゃねぇっ! ダイス目よすぎっ!    「ふは、ふははははははははははははっ!! どうだっ!? 榛名史郎っ! これが化け物が持つ力だよっ!」 史郎:腹部を押さえ、膝からガクリと倒れる俺。    「グ…ッ! がフ…ウ…」 聖 :史郎!? 京汰:史郎っ!! GM:「無駄だよ、そいつは今、死んだのだ。奴の体内のレネゲイドウィルスは既に再生可能な領域ではないっ!!」 空音:そ、そんな…! 起きなさいっ! 榛名史郎っ! こんな所で死ぬのですかっ!!? GM:「もはや、そいつは死人だ。なんの力もないっ!」傷つきながらも高らかに蝶野は笑う! 聖 :…ちっ! 貴様、よくも俺様の可愛い甥ッ子を…(笑) アヤ:ここで私の番なので攻撃しますっ! 「よくもっ!!」 GM:23だ。 アヤ:57ですっ!! ダメージは30っ!! GM:ぐほうっ!! 残り2だっ!!    しかし、蝶野はまだ愉快そうに笑う。「死んだッ! 死んでしまったっ!!」 聖 :胸クソ悪くなる! 黙りやがれ!! どぎゅんどぎゅーん!!    「ひゃーっはっは、死んだ! 死んだ! 死んだぁ!!」(笑) GM:勝手に演出するなっ!!(笑) 史郎:え〜…、…クン、トクン、ドクン、ドクン、ドクン! 徐々に俺の鼓動が拭き返してくる。それは以前より強く、禍禍しく。    高木祐二のタイタスを昇華して復活! 俺は立ちあがる!    しかしその瞳に生気はなく、今までの史郎とは雰囲気がまるで違う!(笑) 空音:……史郎さん? 聖 :史郎! 気が付いたか史…、史郎? GM:「…な…んだと?」 史郎:そして俺は顔を上げ、蝶野の姿を確認すると、なんのモーションもなく、無慈悲に攻撃を放った! 刹那の風圧がみんなの頬を叩く!    …え〜、49(笑) GM:起きあがったという驚愕の事実を付きつけられ、さらにそこで回避するという事まで頭が回らなかったようだ。    かろうじて体を動かし、避けようとするが…48…っ!! 紙一重で命中するッ!! 史郎:ダメージも49(笑)    …紙一重でかわした! 誰もがそう思った。しかし! ただかすっただけのその傷口から、勢いよく吹き出す鮮血! GM:「そんな…バカなッ……っ!! ば…ばけも……のっ…め…!」    蝶野はスローモーションで倒れていく…。 史郎:蝶野が倒れ、そしてしばしの静寂…、やがて、俺も再びそこに倒れる。ドサ(笑) 空音:思わず、駆け寄りましょう。 京汰:俺もや。 アヤ:…私は蝶野のところに行きましょう。身柄の確保を。 聖 :そうだな、俺様も史郎の方に行くか。    「…大丈夫だ。脈はある。」 史郎:そして再び目覚める俺。    「…、つ、あれ? おれ、どうしたんだ?」 京汰:安堵の溜息をつく俺。 空音:…大丈夫ですか?    てっきり、…その、死んでしまったかと思いました。 聖 :しかし、それにしてはヤケに意識がしっかりしてるようだな? 史郎:う、ん…? 俺も、死んだかと思ったが…、祐二や、遠山達の仇が討ちたいと、それまでは死ねないと思って、それで…    そうだ!? ちょ、蝶野はどうした!? 空音:あなたが…倒したんですよ? 覚えてないんですか? 史郎:お、俺が倒した? …いや、…そういえば、何かをしていたような気はするが…? 京汰:…覚えてないのか…? 史郎:…覚えて、ない…、覚えてないのか…俺は…。    血にまみれた手を見つめながら、俺は呟く。 GM:何が起こったのかは覚えていない。    ただ、その血にまみれた手と、人の肉を切り裂いたその感触だけが残っていた…。
GM:さ。お待ちかねの侵蝕値減少タイムです。    やばいひとがちらほら。 聖 :俺が向こうへ行ったら、葛葉にはよろしく言ってくれ(笑) 史郎:お前、せっかく葛葉さん生きてたのにお前死んじゃったら悲し過ぎて笑えるぞ?(笑) GM:さて、ぱっといきますか。時間もかなり押してるし。    誰かジャーム化した人いますか〜? 聖 :葛葉〜!!! 今夜もお前の胸の中で眠れるよぉ〜!!!(笑) 京汰:OKみたいやね。 GM:ちっ、無事に全員生還か(笑)    それじゃ、EDと行きますか。
Ending Phase
 一つの終わり。  それはまた、一つの始まりを意味する。  何かが始まろうとしている。  そんな予感が空音によぎる。  これは終わりではない。始まりなのだ。 GM:それじゃあ、最初のEDは空音で行きますか。 空音:はい。 GM:場所はUGN支部。今回の任務についての報告ですな。目の前には柳川。    「…今回はご苦労だったね。」 空音:いえ。協力者のおかげです。早々に犯人に辿りついたのは榛名史郎の目撃情報があったからこそですし。 GM:「ふむ。では君の任務はこれで終了と言うわけだ。」 空音:…一つ。お聞きしてよろしいですか? GM:「なんだね?」 空音:蝶野は。いえ、スカーレットナイトはどうなるのでしょう。 GM:「…君が無事、捕獲してくれたのはいいのだが…“蝶野悠介”に戻ってしまっている…。情報を引き出すのは無理だろうな。」 空音:…そうですか。しかし、だからと言って釈放するわけにもいきませんしね。 GM:「ああ。蝶野悠介には悪いが、とりあえず、しばらくはここで暮らしてもらうほかはないな。」 空音:でしょうね。 GM:「では、君には次の任務に当たってもらう事になる。」 空音:了解しました。次の任地はどこですか? GM:「次の君の任務地はだね…。」そこで柳川はにやりと笑う。そして…。
 理不尽だ。  理不尽すぎる。  労働基準法はいつ、改正されたのだろうか。  不当な労働を強いられつつ、聖はぼやく。  世の中は、不平等だ、と。  だが、思うのだ。  この平穏が守れたならば、そしてこれからも守れるならば。  この労働はコストと割り切ろう。  きっとこれからも、やっていける、と。 GM:さて、次のEDは、と。    デカさん? 聖 :うむ。蝶野がUGNに行ったとなると、通り魔事件の解決の方はどうなるんだ? GM:UGNと警察の上層部での裏取引の結果。エージェントが作り出した「従者」を「犯人」として逮捕するという裏技に走りました。    ありきたりな「むしゃくしゃした」程度の理由で殺人を侵し、ついには逮捕された凶悪犯。裁判等も行われるでしょうが、    まぁ、もともと存在しない人間なので表向きの形だけ、という扱いになるでしょう。    …と、言う事実を君は後ほど空音を通じて教えてもらう事になる。君が知っている事実は「犯人は逮捕された。」だけだ。 聖 :ふむ、では書類整理なども全く進まないわけだな。    あ、いや、まぁでっち上げる事は出来るが、身が入らないわけか。    「フゥー。…まぁ、解決したのはいいことだな? ポチ」「あおん」 GM:いや、まぁ、君は今、割としんどい状況にあるわけですよ。 聖 :ん? 事件解決に貢献した稀代の英雄が、何ゆえ苦境に立たなければならんのですかな? GM:いや、それゆえに、というか。    いいかい? とりあえず、「犯人」は逮捕されたわけだが、その「犯人」は存在しないはずだ。    しかし、表向きに逮捕されたのだから書類などは実際に作成しなきゃいけないわけだよね? 写真とか。 聖 :うむ、そうだな。犯人のプロフィールから始まる報告書の作成も行わなければならない。    全く面倒だ。官僚仕事と言うのはこれだから。 GM:んで。その「偽造」にあたる人間が多い場合、その事実が漏洩する確率が高くなるわけだ。 聖 :……………んじゃ葛葉、お疲れ〜。俺様二度と出頭しねぇから〜(笑) GM:最後まで聞きなさい?(笑顔)…んで。君はオーヴァードであり、UGNと警察と両方に関わる人間だねぇ。 聖 :んん〜、そうだねぇ〜、イヤだが認めざるをえないねぇ〜?(冷や汗) GM:つまり〜。 聖 :んん〜? つまり〜? 汗だく汗だく〜(笑) GM:全ての作業は…君一人で行われる訳だ!!(爆笑) 聖 :うおおお!! 出せぇえ!! 俺をこの暗き牢獄から出してくれェええ!!(爆笑) 京汰:「終電、終わったなぁ…。」と呟くおっさん。これで、何日家に帰ってないだろう…。 聖 :………すまんなぁ、ポチ。終わったらトップブリーダー推奨のドッグフード食わしてやるからなぁ(笑) 空音:ばうっ! ポチも隣でおすわり。ゆっくりと待っています(笑) GM:ええ、っと。そして、君がまたここで書類を作成していると、だね。君の机にコーヒーが置かれる。    「お疲れ様。聖さん。」…葛葉です。 聖 :ああ、葛葉、ありがとう。…ふぅ〜。コーヒーが体に染み渡っていくのが分かる(笑) GM:別に何か話をするわけでもない。葛葉は君の隣に座り、ポチの背中を撫でるだけだ。    だが、君にはその沈黙が…心地よく感じられた。 聖 :ふぅ〜…。さて、一息ついたところで…。サボるか(笑)    葛葉、後よろしく〜、んだば〜(爆笑) GM:「よろしくって、この書類はあなた以外は作成出来ないのよ? 明日も泊まりたくなければ、頑張ったほうがいいんじゃないかな? 聖さん。」    ポチの背中にぎゅーっと抱きついたまま、葛葉はそう、答えます。「私も今日は付き合うからさ?」 聖 :………やれやれ、葛葉にはかなわんなぁ。分かったよ。    しぶしぶと、だがどこか楽しそうに再び席につき、仕事を始める。    ふと、しかしその手を止め、    「…、しかし、イヤな予感がするな…。」ぼそっと呟く。  聖の脳裏によぎるのは不安。  ベテランゆえの感がそう思わせるのか、はたまた史郎が最後に見せた力のせいか。  嫌な予感がする。  なにか、悪いことが起こりそうな。
 皮肉なものだ。他人や、物の記憶を読み取れるのに、自分の記憶がないなんて。  閉ざされた記憶の扉。  その鍵を握るのは一人の少年なのか。  何かを思い出せそうで、思い出せない。  もどかしさがアヤを支配する。  それゆえに、アヤは求める。  自分は一体何者なのか。  その答えを知るのは…榛名史郎、彼なのか。 GM:で、フェイスレス。 アヤ:りょーかいー。    西園寺のコーヒーをまたすすってます。 GM:…事務所ですか。今日も君はいつものようにコーヒーをすする。    寂れた事務所に流れるテレビの音が、いつもの、平和なときを実感させてくれた。 アヤ:犯人は、逮捕、か。    興味なさそうに、今世間を沸かせている猟奇殺人事件のニュースを見る。 GM:事実とは違う真実。テレビに映し出されているニュースは、何か、白々しい。 アヤ:…ちょっと、史郎君のことを考えてます。過去の事も気にかかるけど、彼が最後に見せた力も気になる。 GM:ええっとですね。そうすると、事務所のドアを叩く音が聞こえます。    「どうも〜、南雲です。」 アヤ:西園寺、開けてあげて? 空音:がちゃがちゃ…「ダメです。鍵がかかっています(笑)」 GM:そのネタはええっちゅーねん!(笑) アヤ:まぁ、大人しく開けます。 GM:「ふう。事務所に鍵をかけていたら客が入ってこられないのでは?」 アヤ:ノックしてもらいます。 GM:…「まぁ、いいでしょう。とりあえず、お仕事ご苦労様でした。そして、新しい仕事を持ってきたのですが。」 アヤ:……伺いましょう。 GM:「あなたの報告では、敵は組織を為しているとのことで。乗りかかった船と言う事でこの組織に関して、調査をお願いしたいのです。    また、榛名史郎…彼の監視もお願いしたい。」 アヤ:…監…視? GM:「この一件、彼は単に巻き込まれただけの人間ではありません。何らかの関わりがあるはずなのです。敵組織と。」 アヤ:……なるほど。了解しました。この仕事を受けましょう。 GM:「ありがとうございます。…次回はうちの諜報部のエースもつけましょうか。役に立つはずですよ?」 アヤ:…それはありがたい話です。 GM:…と、まぁ、仕事の話が繰り広げられるわけだな。    EDらしくないかもしれないが、これでアヤのEDは終わりと言う事で。 アヤ:……榛名…史郎…。
 大いに盛り上がる男子生徒。  その様子になんだか不満顔の女子生徒。  頭を抱える霧島京汰。  机に頭を打ち付ける榛名史郎。  そして、にこやかな笑みを浮かべる御子柴空音。  こうして。  全ての役者はそろった。 GM:さて、ラスト京汰あーんど史郎。 史郎:おお? 俺達は二人一緒か? GM:というか、京汰はソロED無理なので(笑)    史郎に付着して。 京汰:付着ってゴミみたいに言うなぁッ!(笑) 聖 :京汰、それっぽいのが皆死んでるからなぁ(笑) GM:場所は学校。クラスメイトが4人くらい減った気がするが、気にしない気にしない。 史郎:気になるっちゅうねん!!(笑)    死んでしまった生徒の机の上には花瓶が備えてあるんだな?(笑) GM:4つ、花瓶が置いてあります。寂しくなったクラス。 京汰:……史郎、俺達は、精一杯やったんよな? 史郎:…ああ、俺達は、俺達にやれる事を、精一杯やったさ… 京汰:…そうだよな。寂しげに。 史郎:俺は席に座りながら、視線をあさっての方向に漂わせる。    友人の死もそうなんだが、戦闘の最後、「記憶にない止め」の事に、俺の頭は支配されていた。 GM:…と、それぞれ、思うところはあるだろうが、そこでチャイムがなる。そろそろ朝のホームルームだ。 京汰:おおっと。席につかなアカンな。…俺の席は廊下側の最前線。授業が終わったらすぐに帰れるように。 GM:なるほど(笑) 史郎:んじゃ俺の席は窓際の最後尾。京汰の席とは対角線との端と端(笑) GM:ずっと外を見てたりするんだな。えー、と。暫くすると、担任が入ってくる。    「おーし。委員長。号令を。」 空音:「きりーつ、れーい。ちゃくりくー。」 アヤ:ぷしゅー。着陸を始める生徒達。 GM:「あー、とだな。今日は転校生を紹介するー。」 京汰:流したよっ! この担任!(笑) 史郎:慣れてるんだよ、きっと(笑)    ひとまず、いつもと変わらない朝の風景にほっと胸をなでおろす俺。 GM:「あー。転校生は女子だー。喜べ男子ー。」 アヤ:なんで、そんなやる気なさげな声なんですか。 GM:いるじゃん? こんな先生。「というわけで入りなさいー。御子柴ー。」 空音:…黙って、おしとやかな感じで教室に入る私。…なるほど。こう言うオチですか(笑) GM:いや、だって、「明日から転入」ってねぇ?(笑) 京汰:なっ!!? 驚愕の表情の俺。 史郎:うげっ!!? あからさまにいやそうな表情の俺(笑) 聖 :「おおやったー!」「結構可愛いじゃん!」「今時珍しんじゃね? おしとやかそうだぜ」「おお、いけてるよ」    生徒の反応は上々(笑) 空音:「御子柴空音です。よろしくお願いしますね。」と清楚な感じで、あくまでおしとやかそうな、お嬢様っぽいような感じで! GM:「よろしくー!」クラスの男子が声をハモらせて答えるのだな? 京汰:……頭を抱える。 史郎:机に突っ伏す。 GM:「んあー。とりあえず、そうだな。御子柴の席は……あそこが空いてるな。榛名の隣、元高木の席。花瓶が置いてあるのは気にするな。」 空音:はい。では、歩いていって、隣の席の見知らぬ榛名史郎君に挨拶しちゃおうかな。    「はじめまして。御子柴です。これからよろしくね(はぁと)」 史郎:気にしろよ!(笑)    「…あ〜、よ、よろしく…。」挨拶は返すが、視線はあさっての方向を漂っている(笑) GM:一つの事件は終わりを迎えた。しかし、それは榛名史郎の苦難の日々の始まりだった…。 Double Cross Mission01 Midnight Vampire fin
GM:と、いうわけで第1話、Midnight Vampire終了でスー。    お疲れでやんしたー! 一同:お疲れ様でした〜(笑) 史郎:みょ〜に時間かかったなぁ〜(笑) 聖 :まぁ、なんか皆新キャラの個性確立に手間取ってたしねぇ(笑) 京汰:第1話にしちゃ上出来じゃあないか? 空音:そうですね。大ボリュームです。 アヤ:…西園寺さんって何者なんでしょう。 GM:それは俺が聞きたい。次までにプロフィールを作ってきてくれ(笑) 聖 :ふう、しかし今回は俺様重荷を背負ってるなぁ。葛葉(笑)    楽しいが大変だ(笑) GM:前回、愛に乏しかったので、サービスです。    それではまた、例の如く飯を食いに行きますかー!(笑) 一同:さんせ〜〜い! 聖 :ところで皆、ハッピーニューイヤー(笑) 京汰:キャンペーン終わる頃には、クラスメイト何人残ってると思う? GM:…やめようよ。恐いネタは…。 素材は http://www.blue-moon.jp/ Studio Blue Moon さまの素材を使用させていただいております
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