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猫と和解せよ02
2-1.ミドル1/賑やかな集い
GM : 前回のあらすじ。なんか、その、巻き込まれたお
薙切 : 怖かったぉ
アーサー : 「斉天大聖でも驚いたが、驚きという点ではこちらのほうが上だな」クマを見る(笑)
ランサー : 優しい目だお
セイバー : 「基本、熊は猛獣だゾ。友情なんか成立しないゾ」
「もし成立したとしたらその熊が異常なだけだったのだ」
GM : カラバ「だからこそ、英霊として成立しうるんだろう。奇跡の体現者として、ね」
セイバー : 「うむ」
薙切 : くまさーん
GM : ヴォイテク「まぁまぁ、異端との友情なんてのは、よくある話。遠く極東にもマサカリ担いだ金髪がバイクになってゴールデンなハウリングするという話が……え? ない?」
アーサー : 「狼に育てられた人間の子供の話もある、その逆もまた然りなんだろう」
GM : と、いうところでナキリランサーペアが合流する感じで。
カラバ「おっと、マスターのほうが来たようだな」
薙切 : 私出るの?
GM : うむ
アーサー : 「と……ナキリか、お前もまた災難だなというかなんというか」
GM : リマ「むしろ、厄災の中心にいつもお前はいるな、というか」
ランサー : 『にゅーろ なぜきめた』『にゅーろなぜきめた』『ネットは にゅーろに』
「なぜきめた」
ぞろぞろぞろぞろ……
GM : フレグ「なんか、バグってない? ランサー」
セイバー : 「うわ、キモっ」
薙切 : 私、多分、怪しいマント的なものをサリーみたいにかぶって
怪しい民族仮面(露天で買った)をかぶってますよ?(笑)
GM : まぁ、わかるだろ
セイバー : ナキリの場合
アーサー : わかるでしょ
GM : 魔力のパターンとかもあるし
セイバー : 魔眼が目印だからサリー被ってもバレバレでは?(笑)
薙切 : 仮面でわからないのでは(笑)
まあいいんだけど(笑)
ランサー : 『』
『』
『』
アーサー : 「……サルなのかネコなのか(汗)」
ランサー : 「」
じっ……
セイバーを無言で全員みつめてくるお
ぐるぐるぐるぐる
周囲を四足歩行で回転しているお……
薙切 : 「やっほー」
GM : ともあれ
薙切 : 仮面とかいそいそとしまいつつ。
ランサー抱っこするか、どれか一匹
GM : 猫「さてはて、とりあえず集められる味方を集めきったところで、改めて自己紹介をさせてもらおうかにゃ」
ナキリに抱えられていた猫が喋る
薙切 : 両手に猫!
幸せ
GM : まぁ、ただの猫じゃないのは魔力の目で見れば一目瞭然。魔力のしっぽが1本余計に生えている。
いわゆる猫又に分類される魔猫だね。
猫「僕の名前は……まぁ、クロとでも呼んでくれ。結構あっちこっちでいろいろな名前で呼ばれていてね」黒猫がしっぽフリフリ
薙切 : かわいいかわいいとなでてる。(どこかに座りつつ。両手に猫しながら
アーサー : 「ケット・シー」
GM : 猫「そこまでの偉大な存在じゃないよ。魔術回路みたいなもので、時を重ねた猫は魔力の尾が増えるのさ。なんか、こう、英霊でもそんなのいなかったかい? えーっと、タマモノマエ?」
セイバー : 「ねこまた」
GM : クロ「僕はまだ2本。魔猫としては駆け出しだね」
アーサー : 「それのどちらがひどいかは置いておこう(汗)」
セイバー : 「そしてコレはネコ玉」
薙切 : 「可愛い」
セイバー : 元気玉っぽいなにかだすお
ランサー : 『』けろけろけろ
『』けろけろけろ
毛玉をはいてるお
薙切 : 「あーあー。大丈夫?」さすってる
GM : ケート「なにそれ……」
クロ「ともかく。僕は新米マスターとして、猫理を守るために、にゃーばんとを召喚し、巨悪と戦わざるを得ない状況に陥ったわけだけど……」
クロ「時をさかのぼって、まず、この地で何が起きたかを説明するね」
アーサー : 「頼む、これは色々想定外だ」」
GM : クロ「まず、2週間前、ここで小さな亜種聖杯戦争が起きた。程度としては非常に小さいもので、サーヴァントが4騎しか召喚されない不完全なものだ」
クロ「そこで召喚されたサーヴァントがまずかった」
クロ「キャスター・ウゴリーノ・ディ・コンティ。有名な名前で言えば、グレゴリウス9世」
アーサー : 「異端審問官か」
薙切 : にこやかに微笑みよく分かってないのを誤魔化す人
GM : クロ「ローマ教皇であり、異端審問制度の整備者。このローマの地で絶大な力を保持しうるサーヴァントだった」
薙切 : ほー
セイバー : 「ほう」
GM : クロ「彼は……現代の『キリスト教』に深い嘆きを見せた。彼の生きた時代からみれば、教会の権威は失墜し、人々の心は信仰を失っていた」
クロ「だから『異端』を正そうとしたんだ」
セイバー : 「迷惑なことを」
GM : クロ「まず、彼はその権威をスキルとして、手足となるサーヴァントを召喚した。それが今の僕らの直接的な敵、バーサーカー・コンラート・フォン・マールブルク」
アーサー : 「そもそも魔術師なんて異端な以上、どうやっても敵対せざるをえないな(汗)」
薙切 : 「だぁれそれ」
GM : クロ「グレゴリウスが取り立てた異端審問官の1人だね。彼の右腕といってもいい」
薙切 : 「ほぅほぅ」
GM : クロ「ここらへんは猫の世界じゃ常識なんだ。ジュニアスクールで習うレベルだよ」
ランサー : 『しらん』
『しらんにゃ』
GM : ケート「……あるんだ」
ランサー : 「しらそん……」
くるくるくるくる
周囲を無意味に回るお……
GM : アニメFateZero?を思い出すな>会話中の無駄なぐるぐる
ランサー : やったお……
じゃあ超作画でぐるぐるするお……
絵面見たらホラーだからおやめ(笑)
GM : ヴォイテク「猿や熊は知らない……」
クロ「グレゴリウスとコンラートは猫界の大罪人だからねー」
薙切 : 「ねこかいで?」
GM : クロ「コンラートが異端審問の際に、あるカルト宗教の儀式に遭遇したんだ」
クロ「それは悪魔を祀る儀式でね。黒猫の像に生贄を捧げて、サタンを呼ぶ」
クロ「出てきた悪魔は、人の上半身に、猫の毛が生えていたとかなんとか」
クロ「そんなことを、コンラートはグレゴリウスに報告した」
クロ「グレゴリウスは思った」
クロ「ねこ こわい」
薙切 : 「子供みたいな事を言う……いや、絵面みたら怖いとは思うけれど」
セイバー : 「猫は魔女の使いとかそんなことやったからペストとか黒死病が大流行した」
「そのへん聖杯知識でインストールされてたら反省しない? しない?」
GM : クロ「結果、グレゴリウスは、猫を悪魔の下僕として認定した」
薙切 : 「アホだよね……ペストの大流行の原因作ってるやつ。猫可愛いのに……」
アーサー : 「そりゃ、ネコを狩れば、ネズミが蔓延るな、順序が逆なんだが……まあ、当時の疫学についてものをいてもしょうがないな」
GM : クロ「1233年6月。Vox in ramaと呼ばれる教皇勅令が発令」
クロ「13世紀から17世紀末まで、猫は狩られ続け」
クロ「猫理は一時期崩壊の危機に陥ったのさ」
ランサー : 『大変』
GM : クロ「ね。大罪人でしょ?」
ランサー : 『たいへん』
「にゅーろに かえる?」
薙切 : 「ひどい話だねぇ」
GM : カラバ「更にいうと、セイバー殿が補足してくださったように、猫がいなくなったことによるネズミの大量発生からなる、ペストの大流行」
カラバ「欧州の1/3が死んだと言われる大厄災の引き金を引いた人物でもあるわけだ」
クロ「人理・猫理両方の敵なんだ」
リマ「……俺の宿敵じゃねぇか」
セイバー : 「反省してない様子だよなぁ、この現状を見ると… 頭オーロラかよ」
薙切 : 「迷惑な」
GM : クロ「そんなわけで、話を戻して現在。このローマを中心に『かつての偉大なるキリスト教圏』を取り戻さんとする特異点が発生」
クロ「この中では猫を殺すことが善」
薙切 : 「ぇー」
GM : クロ「それを行わないものが異端とされ、異端者はすべてコンラートによって火刑に処されている」
クロ「というわけで、究極的な目的は、バーサーカー・コンラートとキャスター・グレゴリウスの撃破。及び特異点の修正となるにゃ」
リマ「グレゴリウス倒したらこの黒死病の呪い終わらねーかな……」
薙切 : 「あ、やっぱりその腕のヤツ嫌だったんだね」
アーサー : 「やって見る価値はあるだろうな」
アーサー : 「どのみち、やることには変わりはないが」
GM : ヴォイテク「ゴールはそれでいいとして。まずはどう動くんだい?」タバコを口に加えて
クロ「手分けして同胞の救出を行いたいと思っています」
セイバー : 「ソレはいいんだが」
「結局なんで我々猫にされてるのか… 別に普通に人間のまま異端なりし反逆者でも良かったんじゃ…」
GM : クロ「それは猫理を守るために召喚されるにゃーばんとですから……」
薙切 : 「大丈夫だよ。セイバー」
「カッコ可愛いから!」いい笑顔
セイバー : 「奇怪な物の怪になったランサーを見ろよぉ!」
『にゅーろ なぜきめた』『にゅーろなぜきめた』『ネットは にゅーろに』
してるランサーを!
薙切 : 「ランサーも可愛いじゃない?」なでてる
割と気にしてない。ランサー猫も可愛いからいいじゃないか
敵意がないのは分かっているのだから、なで放題の猫パラダイスではなかろうか。
GM : クロ「でもまさか、斉天大聖様とヴォイテク様までおいでになるとは! 各界からのご助力をいただけるなんて光栄です!」
ランサー : 「にゅーろ」
もうだめだ……
しているお…… オポッサムが。
GM : クロ「さておいて。(地図を広げる)現在、我々の同胞がローマ各地で防衛拠点を敷いています。それを手分けをして救出に向かいたい」
セイバー : 「流しやがった…」
薙切 : 「なるほどなるほど」
GM : クロ「まぁ、割とギャグっぽく見えますけれど、起こってる事態はガチめでシリアスなので……」
アーサー : 「……いろいろ不可思議だがそれは置いておいて、すぐに敵本拠を襲撃することはできないのか?」
GM : クロ「できないことはない、とは思いますけれど……」
クロ「仲間が全滅してしまうと、特異点は拡張を始めます。というか、今も広がろうとするのを仲間の魔猫たちが食い止めている、という状況ですね」
薙切 : 「それは大変」
セイバー : 「ふむ」
「ならば同胞とやらを救出し、頭ペストの腕をもぐのが肝要というわけか」
GM : クロ「敵の目的はかつての栄華を取り戻すこと。パクス・ロマーナですね、ある意味」
セイバー : 「同胞のプロフィールは明らかにしてもらえるのか?」
GM : クロ「現在残っているポイントとしては5箇所。コロッセオ、サン・ピエトロ大聖堂、スペイン広場、サンタンジェロ城、ファロ・ロマーノの5箇所ですね」
セイバー : 「……アレをローマに数えたくはないが、まぁ、バチカンもまたローマ。罪業も背負ってこそ、か」
GM : クロ「今、手分けしてでも仲間を救いたいという理由の1つとして、それらの拠点はバーサーカー・コンラートに襲われているというのもあります。つまり、各個撃破のチャンスというわけですにゃ」
薙切 : 「拠点の守りは大丈夫なの?」
GM : クロ「大丈夫……ではにゃいですなぁ。ジリ貧どころか赤字を垂れ流しながらなんとか維持している程度です」
ケート「手分けはいいけれど、5箇所に振り分けられるほどの戦力は……ないわよね」
リマ「サーヴァントは5騎だが……」
カラバ「私は戦力には数えられませんので、どなたかについていく、という形になりますね」
セイバー : 「ふむ…」
セイバー : GM、俺の軍略スキルでなんか閃かないか!(無茶振り)
閃かないならいいぞ…
GM : どうとは!(笑)
セイバー : こう、便利に逆転する気さくでも思いつけばなって
アーサー : 《インスピレーション》をきったら、どこにコンラートが向かってるかわからないかな?
GM : ふむ。
じゃあ、各地の情報を加味しつつ、地図を見ながらコンラートの動きを知る、みたいな感じにするかい
アーサー : 予想だと、サン・ピエトロだけど(笑)
セイバー : こく
薙切 : ぴえとろ
(よく分かっていないようだ
アーサー : 狂信者だから戦略的な視点より宗教的な場所を先にということ(笑)
GM : まぁ、バチカン宮殿に隣接してますからね……
んじゃ、切っちゃいます?
アーサー : 切ろう
魔力(侵食率)ナキリ=30% アーサー=34% ランサー=37% セイバー=38%
GM : ん、ではアーサーの予想通り。次の襲撃はサン・ピエトロの大聖堂がメインになります。
毎回守りが薄いところを狙ったりしてるんですけれどね
リマ「敵の動きがある程度確定しているなら、あえて2箇所3箇所を放棄して、主力をサン・ピエトロ大聖堂に集めて、バーサーカーを叩く……か?」
薙切 : 「ソッチのほうが、最終的には楽かもしれないね。仲間の猫さんたちも守れるわけだし」
GM : ケート「すべてを守りきらなきゃいけないわけじゃないんでしょ?」
クロ「ええ。最低でも3箇所は守りたいところですが
クロ「……まぁ、多いに越したこともありません。判断は皆様に任せますにゃ」
セイバー : 「できれば圧倒的に勝利したいものだが、戦略上の観点では綺麗に撤退して見せて敵の軍事行動を空振りに終わらせるのも大いに有効だろう」
アーサー : まあ、リマとライダーの機動力で、他を頑張ってもらう、でもいいんだけど(笑)
GM : リマ「割と近い所も多いし、別働隊として俺らは動くか」
リマ「追加でもう1箇所くらい守れたらいいなー、みたいな」
薙切 : 結局どうするん?
GM : PCをサン・ピエトロに集中で
薙切 : うい
セイバー : うん
GM : 残りを……どこか?
アーサー : うん
GM : ヴォイテクとフレグを派遣して、それぞれ1箇所ずつ確保。で3箇所を最低限。
クロとカラバをどうするかだけれど、まぁ、顔つなぎにPCたちに一緒に行くほうがいいか
アーサー : くまさんの戦闘力がわからないからなぁ(笑)
ランサー : しゅうちゅう
GM : くまさんは。つよい。
なぐると、ひとが、しぬ
アーサー : まあねぇ(笑)
薙切 : 当たり前の事をいっておりゃる(笑)
GM : 具体的に言うと、肉体が40あって、白兵技能が20くらいある。
ランサー : つよい
GM : まぁ、敵の殲滅はともかく、拠点を守り切ることに関しては問題ないかと。支援能力高めだし。
あとは場所をどうするか、かな? 判断をする材料は今のところないけれど
薙切 : コロッセオ、サン・ピエトロ大聖堂、スペイン広場、サンタンジェロ城、ファロ・ロマーノの中からよね
GM : うん
薙切 : じゃあ、なんとなくころっせお?
GM : ルキウス的にはファロ・ロマーノかなぁ?(笑)
セイバー : とはいえまぁ
教皇がめっちゃ気に食わないので
そっち優先して今は私情を抑えるかな(笑)
GM : なるほど。
セイバー : 宗教で政治の足をひっぱるるんじゃねぇ! 死ね! って感覚だね、今回は(笑)
薙切 : ひ
ランサー : しゅしゅしゅ
GM : ま、好みがないならナキリがいうコロッセオと
セイバー : 自分が軍人皇帝だからこそ政治家には一定の経緯を払ってたのさ
コロッセオでいいんじゃね
GM : あとは……守りやすそうなサンタンジェロ城かな?
なんてったって要塞だし(笑)
アーサー : コロッセオ、ファロ・ロマーノにいってもらって、サン・ピエトロに俺たちかな
薙切 : 城!
GM : ふむ
アーサー : その2つなら、近いから互いに連携も取れるだろうし
GM : ではそれでー
ランサー : おしろ
セイバー : よき に
GM : んじゃ、それで一度シーンをカットして、サン・ピエトロで再開しますかね
薙切 : うい
セイバー : はぁい
2-2.ミドル2/やってきた猫嫌い
GM : では、サン・ピエトロ大聖堂。本来なら荘厳な神殿ではあるそこは、現在は……シュールな戦場であった。
魔猫たちが総力を持って、要塞化し、黒きのっぺらぼうの侵食を防いでいるのだが……
猫「《魔獣の咆哮》にゃーん!!」 猫「《破壊の爪》ふしゃー!!」 猫「《ジャミング》(腹を出して転がる)!!」
隊列を組んで、ヘソ天しながら《ジャミング》したり
なーごなーご鳴きながら《サイレンの魔女》したり
そんな感じに必死な状況の割にシュールな絵が繰り広げられている
薙切 : 「え、ヤダ可愛い」
セイバー : 「大丈夫そうか?」
ランサー : 『だめだぁ』
『しんでしまうぅ』
『あかん』
アーサー : 「……結果は悲惨なのに、なんだろうな、この風景は……(汗)」
薙切 : 「可愛い」
GM : クロ「おまたせみんな、助っ人を連れてきたよ!」
猫軍曹「クロか! いいタイミングだ! そろそろ本格的な攻撃が始まりそうだ! (仲間の方を向いて)しっぽが3本以下のやつは下がれ!」
猫軍曹「そちらにおわすのは……まさか斉天大聖様! アニマルサーヴァント界において頂点におわすお方じゃないか! でかしたクロ!」
アーサー : 「あにまるさーヴぁんと界」
GM : クロ「えへん。まぁ、すごいのはそのマスターであって僕じゃないけれどね! こっちはナキリ、向こうがアーサー。アーサーのサーヴァントは……えーっと、なんかローマの、皇帝!」
ランサー : 『にゅーろなぜかえた』
『ねっと もったいない』
「にゅーろにしないの もったいない」
ぞろぞろぞろ。分身が援軍にいくお……
薙切 : 「ランサー頑張れー」
GM : 猫軍曹「すごい、シュールなのに強い……!」
では押し寄せる黒のっぺらぼうの波をランサーの波で押し返していく
と、いうタイミングで、轟音とともに、炎が巻き起こる。
セイバー : 「じゃあ俺も《ジェノサイドモード》するね…」
マスターと戦車相乗りしながら雷纏って轢き殺してるお…
アーサー : 「いや、どうやら本命のようだ」
セイバー : 「おっと」
GM : 猫軍曹「来たか……! サーヴァントじゃないとどうしようもないぞ、下がれ!」
紅蓮の炎を纏いながら、一人の神官服をきた男がつかつかと歩み寄ってくる
手には短剣を持っていて、首から下げている十字架がを握っている。
コンラート「……何者か。猫に加担するものは普く炎による救済を受けなさい」
薙切 : 「いや、動物虐待は見逃せないし」
GM : コンラート「悪魔の手先だぞ?」
薙切 : 「ペストが流行ったのはネズミなので、どっちかってーとネズミが悪魔の手先じゃないかな」
「ネズミはネズミで割と可愛いけれど」
セイバー : 「つまり猫を弾圧した貴様ら宗教マニアこそが悪魔の手先ということか? ククク、皮肉なものだなぁ?」
アーサー : 「独善を持って他者を一方的に弑逆する、貴様のほうがよほど悪魔に見えるな」
GM : コンラート「黒死病は結果であり、罰ではない。因果を間違えるな。浄化により発生した因果は、主より与えられた試練である」
セイバー : 「思い上がるなよ? 宗教に(娯楽や文化としての)価値はあれど、貴様ら宗教活動家に如何程の意味があるものか」
「貴様らが勘違いをするのは勝手だが、当然反発もあることは理解しろ。無論、抵抗するのは自由だがな」
GM : コンラート「……貴様は……ローマ皇帝か。はっ。記録を抹消された不名誉な男が何を言っても戯言だぞ?」
セイバー : 「ハッ! 無能の戯言は耳に心地よいな。貴様の汚名ほどではあるまいよ? ……あぁ、いや」
「『貴様の飼い主』ほどではないかな? 無能の代名詞たる」
「人類を衰退させんとした大悪人、グレゴリウス暦9世ほどではなぁ!」
薙切 : 「セイバー、アレだよ。大見栄切って言い切ったもんだから、真実が認められない可哀想な人なんだよ……」
セイバー : 「まぁ、確かにナキリの言うとおりか」
挑発するお それが ナキリの決まり
事実を言っているだけですヨ?
GM : コンラート「はは。酷いいいようだな。ともにローマを滅ぼした者同士、わかりあえてもいいものだが……」
セイバー : 「互いにどうあっても交わらぬ以上は水掛け論よ。もとより刃を交える結末しかあるまい」
グレゴリウス暦になってしまった
アーサー : 「そういうことだな、狂信者との会話ほど無駄なことはない」
GM : コンラート「ローマがいつ滅びたか。それは諸説ある。西暦395年、ローマが東西に分裂したときか? 1453年オスマン帝国に東ローマが滅ぼされたときか?」
コンラート「戯言の1つとして、未だにアメリカと名前を変えて存続する、というものもいるが……」
薙切 : 「(前回、カエサルがそんな感じのこと言ってたなぁ)」ぽやん
セイバー : 「まぁ、うん」
「そういうのもアリだと思う。ローマだし」
GM : コンラート「ローマのローマたる所以。多様性が滅びたときはな。西暦380年、ローマの国教をキリスト教と定めたときよ!」
コンラート「多様性を排除し、一神教という毒を飲み干し、自ら滅びを選んだ。それが貴様らローマだ!」
コンラート「そしてこの地は今や神のおわす聖なる土地。キリスト教のものとなった!」
コンラート「お前らの、居場所など、もうないのだ!」
コンラート「異端は、この地に必要ない! すべて、全て私が焼き尽くして見せましょう。主よ!」
薙切 : 「(弟が例の宗教を邪教だとか言ってたなぁ……)」
セイバー : 「割りと俺なんかは宴会のディナーを食べ続けるために孔雀の羽でえずいて吐いてた時から『この国アカンかも』って思ってたが」
ランサー : 『にゅーろ もったいない』
薙切 : え、なにやってんの(笑)
セイバー : マジでやってます…
薙切 : もったいねぇな(笑)
セイバー : 理解に苦しんで…
贅沢を体現しているんだろうけど、苦しいと思うですが(笑)
あと衛生面もヤバそう(笑)
セイバー : 「まぁ、なんだな。たかが毒杯よ」
「それすらも飲み干して、滅びすらも超越しよう。そうとも、ローマは滅びるが残り続ける。幾度否定されようとも立ち続ける」
「今、この地においては俺がローマだ!」
ランサー : もったいないので 分身共が怒りのアフガンしたお
どどどどどどどどどど
GM : じゃあ、コンラートが怒りの波に飲まれたお……
コンラート「ぐあー!」
セイバー : 「よし、やれ。ランサー」
薙切 : 「ランサー元気だねぇ」
GM : コンラート「ローマは、もうお前のものではない! 共和制でも帝政でも軍政でもない――神の国なのだぁ!!」
炎が巻き起こり……まぁ、戦闘不可避だな(笑)
薙切 : 「うーん。なんだかなぁ」
FateDX単発リプレイ「猫と和解せよ」
0.プリプレイ・オープニング
1.ミドル1・2
薙切 : 戦闘は、今日やる?
GM : いや、時間かかるし、今日はここで止めておこう。
GM : なんだかんだミドルのジャブ戦闘だから短くは終わるけれどね。
GM : 明日はちょっと雪の影響を考えて早めに出勤したいし、はよ寝よう
セイバー : わかちゃ
セイバー : 東京方面は大変ねぇ
セイバー : お気をつけて
GM : というわけで今日はここまでー。
セイバー : そういえば 黒き炎のキャラ出来上がったので貼っておいたよ
GM : お、ありがとう。
GM : あと、ランサーの成長報告がまだだったけれど、どうしたんだろう
アーサー : 雪で列車が動きません
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